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早池峰山麓・タイマグラ地域、ここはまさに外界から隔絶していた。タイマグラとはアイヌ語で「森の奥へと続く道」の意味だそうだが、電気が通ったのが1988年、日本で最後だった。最後の秘境といってもいい場所だ。峠付近のかなりの部分がすれ違い出来ない国道から、10数キロ山へ向かうのだが、全くの一車線道路で車のすれ違いがギリギリでしか出来ない。さらにある地点から早池峰山の登山口までは一般車が規制される。どうしても一度は行ってみたい場所だったが、ここまで不便だとは思わなかった。次回はバイクで来るしかない。有名な登山スポットだが、周辺道路の整備状況は厳しい。だからこそ自然が残っている。こんばんは、厚蔵です。現在22時。3日間の旅が終わった。東北の首都・仙台市から日本一辺鄙な場所、早池峰山・タイマグラ地域へ。北緯40度の三陸・黒崎断崖もまさに辺境だった。今日は午前中はあいにくの雨、午後も不安定な天気だったが、一度はまず行ってみたいと思っていた場所はかなり回ることが出来た。宮古市の魚菜市場は、ここは活気があった。観光産直というより地元の人も訪れる場所なので、たしかに新鮮で安かった。お土産に生ウニ瓶詰め150グラムが1500円だった。寿司店用のウニなのでこれは家族も喜んでいた。季節限定の海産物なので、これだけはおさえた。しかし、昨日、宮古市内を一方通行を逆走して交通違反2点という事態になった。これは自分のカーナビが8年前のもので、市内の規制がかかったのが5年前だという。しかも7時から20時までの規制だ。ナビを信じていたので規制の標識を見落としていた。ちょうど差し掛かったパトカーに御用となったが、なんちゃって法学部の知識で警官に情状酌量を求めたが、当然無駄だった。恐ろしいことに現在の宮古市内は一方通行の網の目のようになっている。ネット上でも宮古市の一方通行批判の記事が目に付く。バイクで行ったら更に間違えやすいかもしれない。規制から半年ぐらいは猶予期間があるが、それ以外は知らなかったでは済まされない、というのは授業で習った記憶がある。自慢ではないが一度捕まった違反項目では二度と捕まらない自信をもっているが、このナビが間違っていた、というのは全く想定外だった。前回の点数と合わせると4点・・。土俵際になってきたが、これからは捕まらない。今まで20年間、バイク、車でけっこう走り回っている。違反が少ないというか捕まらないようにしているので、前回の免許は5年更新になっていたが、次回はまた3年更新になる。というので大都会、辺境の地、難所悪所、更には捕まったりと、たった3日間でも様々な旅が出来た。同時にある程度、目標を決めて行ったので、それぞれじっくり見ることが出来た。
2009.06.30
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朝6時半に奥州を出て、岩手県・北部沿岸、北緯40度を目指した。今日の走行距離は300キロに達した。仙台までは100キロぐらいだから3倍は走った事になる。天気も梅雨時で不安定なのでインテグラでやってきた。走行距離があるので、目的地は絞った。この普代村、黒崎、北山崎は陸中海岸の中でも特にリアス式海岸の断崖が続く。山が直接海に落ち込んでしまっている。海のアルプスというが、絵葉書のような絶景だ。自分も岩手県人でありながら、今までに3回しか来たことがない。とにかく道が曲がりくねっていて、遠い。 こんばんは、厚蔵です。現在18時半、単独行の旅が続く。明日は盛岡の友人の都合がつくそうなので昼食を一緒にとる予定。今回はただただ走ることに徹した。かつての営業時代は会社経費で月4000キロ近く走っていたが、今は、そんなには走れなくなってしまった。その分、今回は走ることにした。奥州からここまで来ると、風景も人も変化していくのがわかる。昨日の宮城県仙台市から比べると、なにもかもが隔絶している。ここまで来ると、まさに辺境の地、という感じがする。 6月で平日ということもあって、観光地とはいってもほとんど人がいない。しかしたまに見かけたナンバーが山梨県だったりして、本当に好きな人間がこの地を訪れている感じがした。キャンプ場一つとっても、有名な場所だけあってよく整備されている。このキャンプ場を確認できただけでも成果があった。ここを拠点に、周辺を回ることが出来る。
2009.06.29
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本好きアウトドア好きの数少ない友達と仙台であってきた。親戚の用事をすませ、約束の喫茶店へ行った。ひとしきり、前にあげた「天使と悪魔」上中下(ダン・ブラウン著)の話をした後、「週刊・司馬遼太郎」の話になった。先日出たばかりの5巻を見せると、しばらく読んでいた。今回の題材は「最後の将軍」(徳川慶喜伝)、播磨灘物語(黒田官兵衛伝)等で、またまた面白い。あまりにも絶賛するので、結局、またあげる事になった。まだ半分しか読んでいないので、自分の分は買うことにする。 こんばんは、厚蔵です。現在、24時。4連休の初日、東北の首都・仙台へ向かった。親戚関係、友人などもいるので、仕事の出張とも合わせると、月に2回ぐらい来ている。 写真の本好きの女友達は、2001年からのつきあいだが、会っても、話もそこそこにお互い持ち寄った本の読書会になってしまう事がある。しかし同時にアウトドアの趣味も合うので、貴重な存在だ。時々会う、読後の感想をメールでやり取りする。というような関係だが、大事にしている。彼女は司馬作品も数多く読んでいるので、話を聞いていても面白い。なにより、話したければ話す。読みたければお互い読む。という肩がこらない関係がいい。 明日は盛岡の友人に会った後、どこか辺境の地へ向かう予定。
2009.06.29
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写真は奥州市内・北上川某河畔、先日、なかなか休みが無いので、施設早番勤務後、散歩に出た。この時期、いい季節なのだが、とにかく虫が多くなる。川原なんぞに夕方行ったら、蚊に刺されまくってしまう。ということで、いつものワンタッチテントを持参して行った。けっこう蚊が出ているが、テントのメッシュのおかげで虫は防いでいる。しばし横になって野鳥や虫の音を聞いていた。しかし夕暮れ時、こんな所で寝ていると、アフリカ・シエラレオネかなんかでの、ゲリラ戦最中の傭兵のような感覚にもなる。おはようございます。厚蔵です。現在午前10時、今日はやっと施設は休み。テントで横になって考えていたのは、2001年の飲料メーカー営業時代の事だった。全国組織だったが、中堅メーカーなので、とにかく忙しかった。給与は固定給だったが、売上ノルマが高く、これはなんとしてもクリアしなければならなかった。年間1億円は売っていた。写真はその2トントラックの運転席、350日ぐらい乗っていたので、ほとんど家のようになっていた。自分のいた奥州の支店は、気のいい人間が多く、今でも何人かは付き合いがあるが、仕事はきつかった。まさに企業の傭兵だった。ただ、売上さえいけばあまりうるさくない、という面もあって、仕事がてら、トラックで沿岸・釜石市などに行って、ご当地海産物を食べて帰ってきたり、という役得もあった。しかし、実質の休みはほとんど無い状態で、睡眠時間も削って仕事という日も続いていた。しかし、この時の限界生活はいい訓練になった。あの時代よりまし、という判断が出来る。今の給料はその時代の3割減だが、その分、友人との時間、自分の時間を作れるようになった。おかげで施設勤務後、かなり疲れてはいても、あの頃はまだまだ仕事だったなどと思いながら、友人とどこかへ行ったり、自分の勉強をしたりと、仕事が終わってからでも、自分の作業に取り組めるようになった。今日から4日間はなぜか施設は休みになる。これは施設初の試みでリフレッシュ休暇、という制度が始まり、今月は自分の割り当てになった。せっかくなので、これから宮城県・仙台へ行き、その後、北上して岩手山へ向かう予定。数日は旅に出ます。
2009.06.28
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自分などは普通に思っているが、やはり常識で考えると、歴史上、名を残す人間はすごい変わり者、田舎者が多い。学問一つにしても、司馬遼太郎作品「花神」主人公、大村益次郎のその集中力はすさまじい。それ以外は些事だとばかりに、人間関係ですらばっさりと切り捨てる。そのため学問的には大成したが、同時に暗殺もされてしまった。あの座談の名人、勝海舟も、軽妙な性格とは裏腹に、その剣術の腕前もさることながら、青年時代、蘭学で貧窮から脱しようとしていた。蘭学辞書「ズーフハルマ」を2部書写して、一部は売って生活費に当てた、とうのは有名なエピソードだ。辞書といっても大部で、膨大な書写量だ。こんにちは、厚蔵です。現在11時半、なんでこんな事を書いているか、というと、約束していた友人にはふられ、午後は100パーセント雨が降る、というので自宅での作業になってしまった。月末には旅行が控えているので、おとなしくパソコン検定の勉強でもしようかと思っている。やり始めると、エクセルの関数なども面白いには面白いのだが、それでも、歴史上の人物を引き合いにでも出さなければ、なかなか弾みがつかない。勝海舟も、学問は田舎者に限る、都会人にはこんな地味な作業は出来まい、とある師匠に入門を断られたが、最後には粘り勝ちで入門した。地味に勉強などをしていると、いつもこのセリフを思い出す。いかにも、自分は田舎者だが、なおかつ、なかなか根気も無い。しかし、都会人よりは明らかに田舎者で、変わり者だという自負はある、などと、思いながら机に向かっている。そういう意味では、司馬遼太郎に出てくる人物たちは田舎者・変わり者としても突出した存在だ、という事に気づく。自分の書庫には、そういう人物ばかりが並んでいる。写真は、友人の結婚式2次会と奥州、某ロックフィルダム、大勢の友人との付き合いも大事だが、なかなか仲間のいないアウトドアの時間も大事だったりする。このテントは、スクリーンテントで、四方がメッシュに囲まれている。炎天下に張っても涼しく、夕方になっても虫を防ぐ。なによりメッシュな分、広さのわりに重量が驚くほど軽い。
2009.06.22
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種山高原のキャンプ場に来ている。ちょうど奥州と住田町の境、北上山地の峠の頂上にあたる。現在12時半、午前9時に家を出てきた。親戚家族と一緒に来たので、テントは3張、テント村みたいになっている。皆、昼寝中。昨日思い立ってやってきたので、装備は最小限でやってきた。ガスコンロでコーヒーやスープは作れる。周辺は宮沢賢治ゆかりの場所が多く、風の又三郎の碑などがたっている。こんにちは、厚蔵です。時々沿岸に行くときに通る種山高原だが、このキャンプ場まではなかなか来ない。たまにこうして来てみると一望の高原で、平野は炎暑だが、ここは涼しい。昨日は22時まで勤務、あすも朝5時起床で仕事だが、ここで話をしたり本を読んだり昼寝をしたりしてるだけで、また元気が回復してくる。従兄弟と話していても、某電気メーカーで設計をしているが、残業代も無くなり給料が極端な話、半分になったという。などと話をしていても、高原の風に吹かれる中で気が晴れてきたようだ。ただ何をするわけでもなく横になって空を眺めている。
2009.06.12
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盲目のピアニスト、辻井伸行さん20歳が、アメリカ・バン・クライバン国際ピアノコンクールで優勝した。日本人では初の快挙ということで、ニュースではトップ項目で扱っている。新聞で読んでも2歳3ヶ月という幼年期からピアノ中毒だったという。本人の談を聞いていても、まさに天真爛漫な感じだ。自分が20歳の頃、五里霧中の時代とはえらい違いだ。盲目、というハンデが逆に集中を生み、ピアノという天職に早くに巡り合って、18年という練習、訓練、趣味、ピアノが人生そのものという、軌跡の中での優勝なのだと思う。奥州・水沢の偉人、高野長英は、知る人ぞ知る、異能の天才だが、この幕末の蘭学者もまさに努力の達人だった。食べていくため身分上昇のための学問だったが、その学問、その人間関係の中で、貧窮する民衆を救う医者に成っていった。幕府に捕らえられ殺されるその瞬間まで、人を救おうとしていた。その修行時代の勉強のエピソードは数多くあるが、半端なものではない。たまたま知り合った蘭学者に、自分もあなたに学問を教えるからと言いながら、半年以上、ほとんどその学者から拉致同然のつきっきりで学んだという。その後も異常な情熱で学問は続く。こんばんは、厚蔵です。現在23時、朝5時起床で施設勤務の後、友人と話していて、やっと家に帰った。明日も朝から勤務。写真はソニー・HDハンディカム、今年の1月、モデルチェンジ直前に買ったので、けっこう安かった。自分の旅でも施設広報委員会でも使っている。半年間使っているが、カメラ40ミリ相当のレンズだと、室内撮影でも野外で風景を撮るのにも、いまひとつだった。今回アマゾンで買ったワイド・コンバージョンレンズだと、たかが0.7倍だがそれでも28ミリ相当になる。まず十分な広角が得られる。ビデオフラッシュライトも、小さいながらかなり明るく、夜間、室内撮影で役立っている。高野長英は、後にシーボルトにも学び、一番弟子になり栄光を極める。しかし、それが元でシーボルト事件に連座し、幕府に追われる身になる。しかし、死後、明治政府より正4位を贈られ、殿上人になった。自分の知人にも、パソコン関係の質問魔みないた人間がいるが、うるさいなと思いつつもいちいち答えているのは、高野長英よりまし、という意識があるのかもしれない。そういう人間ほど、逆に、自分より熱心で上達する可能性があるのかもしれない。自分自身、人をどうこう言う前に、自分なりに熱心に努力をしようと思う。同時期の偉人で、平賀源内も博識で有名だが、こちらは才能を多分に散らかしてしまった。本人も物にならない発明が多かったと嘆いている。そんなことはない、と後世の人間は思うのだが、ご本人はいたって厳しい評価をしている。なんでこんな事をいつまでも書いているかというと、自分の努力の方向、集中度について、つくづく考えてしまったからだ。それなりにやってはいるが、自分の使命、という事を少し真面目に考えると、ここに集中していこう、という方向、指針が見えてくる。介護士の仕事、法律、アウトドア、歴史物読書、パソコンなどに集約されつつある。
2009.06.10
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現在、一関市東山町林道内17時半、日没は19時過ぎなのでまだまだ明るい。午前中、一仕事を終えて午後から山へ向かった。奥州市からそう遠くない北上山地の山中だが、人工の物音は一切無い。たまに花巻空港からのジェット機の音が高空で聞こえるぐらいだ。圧倒的に野鳥のさえずりのが聞こえている。こんにちは、厚蔵です。アウトドア好きの友人は仕事、またいつものように一人で山に入ってきた。去年と比べると、ここの林道も荒れてきた。草が両脇から生い茂り、路面も雨で削られている。慎重に走る。世の中では秋葉原無差別殺人事件から1年がたっただの、失業率が5パーセントになっただの、中央大学教授逆恨み殺人事件の精神鑑定が始まっただの、物騒なニュースが続く。自分の人間関係でもいつどうなるかわからない。介護士の仕事も相変わらず厳しい。坂本龍馬ではないが、「自分は暗殺されて路傍に倒れることをいつも覚悟している。ただ自分の成すべき使命が有る限りはやすやすと殺されるわけにはいかない。」、という言葉を思い出す。午前中、パソコン資格の勉強などをしていたが、自分も使命があるうちは、そうたやすく死ぬわけにはいかない、などと大上段に考えてしまった。午後、山に入って鳥の声をききながら、風に吹かれる事で、また元気が出てきた。
2009.06.09
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バイクで走っていてどうにも眠くなったり、一休みしたい時に小型テントを張っているが、やはり場所は限られる。キャンプ用のテントで不用意な場所に張ると、「なにっしゃ!」、と地元言葉で警戒感丸出しで注意されたりする。かといってただ芝生の上にごろ寝をすると、陽射しも厳しいが何より虫に襲われる。 20年来のアウトドア生活でいろいろ試してきたが、なかなか思うようなテントはなかった。テントは10以上試してきたが、一長一短ある。今回試したのは、ワンタッチテントだが、このタイプは縦方向に長い、充分に足を伸ばすことが出来る。なにより30秒たらずで設置、撤収が出来るので、ゲリラ的にテントを張ることが出来る。 見た目も夏用の日よけに近いので、見咎められる事も少ない。いい景色の場所でその都度張ることも可能だ。重量も1キロちょっとなのでバイクでもそんなには負担にならない。両サイドと天井がメッシュになっているので風通しもいい。夏のツーリングがまた楽しくなりそうだ。 こんにちは、厚蔵です。現在14時、1週間ぶりに休み、夜は仙台の友人の所へ行く予定。テントを試しに北上川まで来たが、疲れが残っているのでここで少し昼寝をします。
2009.06.04
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