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29日は21時半から夜勤だった。申し送りによるとバイタル的に危険な状態にある利用者は1人、Sさん、65人の入所者中、自分の夜間担当は20人。巡回は30分の間隔で行った。Sさんの体温、血圧、脈拍もまず問題なく、不整脈は若干あった。21時半に申し送り、24時、午前4時にバイタルチェック、問題なし。その後も30分間隔で体交、吸引、IVH滴下、容体確認を続ける。朝5時20分巡回時、利用者Sさんの呼吸、脈拍無し、瞳孔も開いている。隣ユニットの夜勤職員とバイタルの確認をした後、緊急時の連絡をした。看護職、医師、利用者家族、主任、係長、事務次長、施設長、と連絡をしていく。すぐに全員がそろった。午前5時40分死亡確認。6時半からは看護職と早番の介護職でSさんの装束を整える。7時には葬祭店の係員が来荘し亡くなった利用者を連れていった。自分も9時まで仕事を続けた。こんばんは、厚蔵です。現在23時、夜勤明けで朝7時までの勤務だったが午前9時までかかった。すべての引継を終え、11時から15時まで休んだ。その後、一関の友人宅へ向かい、しばらく話をしていた。先日、地上波で「おくりびと」をやっていた。親父が見ていたが、自分は用事があって、少ししか見られなかった。が、今回の夜勤では自分が「おくりびと」になってしまった。4月に部署の移動があって、亡くなった利用者は寝たきり状態で意志疎通はあまり出来なかったが、静かな安らかな死だった。5年、現在の施設にいるが、こうして死の現場に担当として直面したのは初めてだった。急変時は病院へ搬送するからだ。今度はDVDを借りて、「おくりびと」をしっかり見ようと思っている。司馬遼太郎、他、歴史作家は仏法についてもけっこう詳しく書いている。仏法では「死」とは「生」の生命状態から、「死」の生命状態へ移行するだけだと説く。永遠に「生」と「死」の生命状態を繰り返していく。死相は来世への門であり、どういう相をしているかで、来世が決まっていく。今世の生命を生き抜いた人間が来世へと確実につながっていく、と説く。物質には質量不変の法則があり、エネルギーも不変だとする。水は氷という固体から、液体、気体に変化しても、質量は変わらない。エネルギーレベルでも1グラムの物質が核爆発してもエネルギー総体としては、その形を変えるだけで永遠に不変だと説く。仏法では、同じように生命も、過去から未来へと、形を変えながらも決して消滅することなく、永遠に不変だとする。ただ善行、悪業は積み重なり、その結果によって来世が決まっていく。司馬遼太郎「国盗り物語」主人公、斉藤道三は日蓮宗の僧侶だった事もあり、法華経への造詣が深かった。「俺のような大悪人こそが大善人になれるのだ」と言いはなったセリフは有名だ。その通りに、近世を開き、その思想、行動は織田信長へ引き継がれていく。仏法は単純ではない。宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」もある意味、死後の世界を描いたものだが仏法、法華経の考え方が底流に流れ、そこには暗さがない。今回、人間の死の現場に立ち会って、また一つ何かがわかったような気がした。写真は1枚目が自分の所属する施設内、2、3枚目は、今日17時半、すっかり暗くなっている。奥州に隣接する一関市・東山町、猊鼻渓近くの景勝地、往復100キロぐらい走った。飲料メーカー営業時代は、時々、この界隈にも営業にはいった。近くの鍾乳洞の売店のおばちゃんから、久しぶりだったね、などと声をかけられた。
2009.09.30
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『 司馬さんの小説を初めて読んだのは大学2年。授業にもほとんど出ず、麻雀に明け暮れていて、頭の中が真っ白だった時期です。早大に「歴史文学ロマンの会」というポスターが張ってあって、女性の名前が並んでいた。釣られるようにサークルに行くと、最初の読書会で読まされたのが司馬さんの「燃えよ剣」。サークルの女性が司馬ファンだったのです。私は歴史小説なんか読んだことがなかった。坂口安吾といった無頼派の純文学とかミステリーに浸かっていたので、新鮮で面白かった。大人が楽しめる小説だと思った。 歴史小説は、一生書いていける世界だと自分勝手に思い込みました。でも、方法論がわからないので司馬作品をはじめ完成された歴史小説を読み漁りました。日本の歴史を平安から幕末まで勉強して、当初は源平時代が好きだったんです。戦国時代は何人もの作家が書きつくしたような気がして・・。』 週刊司馬遼太郎3、火坂雅志の章より 作家・火坂雅志はご存知、大河ドラマ「天地人」の原作者だ。この章では赤裸々に自分の作家への歩みがつづられている。年齢は53歳だからまだまだこれからの作家だ。写真で見ても若い感じがする。「天地人」が48回目の大河ドラマに選ばれ、取材や講演が殺到し急に急がしくなったそうだ。どういう人なのか知りたいと思っていたので、この章は特に面白かった。普通の若者だった人間が、あるきっかけを通して作家に変貌していく。その小さなきっかけから、勉強へとすすみ、資料を集め分析し物語を作る作家に変貌していく。 こんにちは、厚蔵です。現在15時、今日ばかりは休み、夜には約束がある。自分もだんだんといい歳になってきて、仕事でも現在の介護福祉士から介護支援専門員試験への兆戦など、物事に集中しなければ乗り越えられない段階へ入ってきている。 写真は1枚目は時々行く喫茶店、28日14時、値段は少し高めだが落ち着いている。たまに本を読みに来たりしている。2枚目は利用者の一時故郷帰宅の場面、一年に一回の楽しみの機会だ。なかなか山に行けないので写真もこんな写真になってしまう。3枚は奥州市内北上川某支流、ちょっとの時間を使ってやってきた。先日の洪水でこの先の橋は流されていた。
2009.09.28
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『 歴史小説は仮説を作る作業だと思います。史実を歪めてはならないが、不明な点は資料や情報から推理して埋めていく。理論物理学者のような作業です。司馬さんの小説は歴史的にはほぼ正しい。むしろ歴史学者の方が、細部にこだわりすぎて、全体を見失っていることが多いですね。 私にとって司馬さんは、作家というより、文化人というか 文明を語る人でした。文壇特有の作家臭さがまったくなかった。』 週間司馬遼太郎3、堺屋太一の章より 堺屋太一は有名な作家で、かつて大臣、経済企画庁長官を務めた。作家としての評価は高いが、大臣としての仕事はあまり評価されていない。それでも自分としては気になる作家の一人だ。 その堺屋太一が語る司馬遼太郎、歴史全体を俯瞰し、細部にこだわりすぎずに書く。しかし同時に膨大な資料を読みこなした。文明を語り、文壇からは一定の距離を置き、大阪に住み続けた。その一つ一つは自分も感じていたことであり、それだからこそ、読む人に生きる勇気を与える力がある。 こんばんは、厚蔵です。現在18時、またまたしばらく施設勤務、仕事が続き、今日は朝5時起床で17時まで仕事だった。疲れもあって、なかなかブログなども更新が出来ない。介護福祉士の仕事はもとより、敬老会、防災訓練、それに伴う広報委員の取材活動、すべてがやっと一段落した。法人ホームページも、更新を終えた。仕事もそうだが、職場の人間関係を少しでも志気があがるように、それなりに努力した。 明日は休みだが午後から雨だという。 司馬遼太郎の膨大な作品群も読み続けているが、週間司馬遼太郎のような分析本も面白い。作家や文化人といわれる人々が、司馬遼太郎を冷静に分析しつつも、それでもつい熱く語っているのがわかる。 自公連立政権から民主連立政権へ移行し、一ヶ月が経とうとしている。ニュースは毎日、自宅での仕事をしながら、報道ステーションを始め、幾つかのニュースを見比べているが、民主党の試行錯誤を伝えている。自民党総裁選は記事的にスミで扱われている。10月から介護職員の給与を改定する法案も実施されるはずだが、ネットで調べれば、そうそう単純な話ではないようだ。 介護現場でも、志気が下がっているのはわかる。が、はい、そうですか、と下がりっぱなしでいいわけがない。自分の所属する部署、ユニット、広報委員会など、少なくとも自分のかかわる部署で、いい仕事をやっていくために、話し合ったりしている。気迫のある職員も多い。そういう心づもりで仕事をしていくと、つい落ち込んでしまう自分をまた奮い立たせることができる。 写真は1枚目は施設敬老会、2枚目は夜勤明け、北上川中州秘密の場所、3枚目は奥州衣川国見平からの眺め、忙しいながらもテントを持ち出したりしている。
2009.09.27
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長らく続いた連続勤務がやっと終わった。かれこれ2週間近く連続で働いた。主任が出張で東京へ行く関係で、勤務変更が月をまたがった。そのため先月中旬に、無意味に休みが4日ほど固まってあったが、その後の2週間がきつかった。介護士だとわかると思うのだが、夜勤その後遅番、早番などと延々と勤務が続くと、体内時計も狂ってくる。 こんにちは、厚蔵です。現在8日18時。休日の感覚がわからなくなるぐらいになって、今日は朝5時起床で勤務、明日9日はやっと休み、今ファミレスで一息ついている。写真は現在8日18時半、ファミレス、ブログ中。2枚目は、仕事の後、夜、バイクで走りに行ったり、3枚目は、8日16時半、施設を出るときの秋空だったりする。見事な秋雲、鱗雲(うろこぐも)だった。 日曜日の大河ドラマ「天地人」、直江兼続の言葉ではないが、季節の移ろいを感じる間もなく、もうこんな季節になってしまった。夏らしい夏もなく、ただ忙しい日々が続いて、すっかり季節は変わってしまった。 注目していた参議院選挙もとうの昔、8月30日に終わってしまった。自分の応援していた候補も負けた。マスコミの予想通り、民主圧勝308議席、与党自民党は119議席、公明は21議席だ。小選挙区比例代表並立制は2大政党を作り、政権交代を可能にする。という教科書通りにシナリオが進んだ。議席予想がマスコミ予想にかなり近似したのにも驚いた。 これからは社民、共産、公明などの小政党は小選挙区では勝てなくなるだろう。自分などは宗教、組織に対しては、アンチ○○的なところがあるが、友人、個人レベルではいい人間がいて、付き合いも長かったりする。 そんなこんなで忙しい毎日を送っているうちに、来年10月には法人命令で介護支援専門員試験を受けなければならない。これでもある程度、時間に余裕がある期間は、確実に目減りしていく。友人との付き合い、バイクツーリング、司馬遼太郎読書など、取捨選択を、気負わず、自然体で決断していく。 (*´ο`*)=3
2009.09.08
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