全30件 (30件中 1-30件目)
1
午後2時過ぎ、スタジオに到着した頃からあやしい雲行き。スタジオからの帰り道降り出した。レッスン中既に、帰宅困難者が出るんじゃないかという話がちらほら。クラス終了後早々に退散。スタジオのキジトラはやはり外猫。鍵のかかった事務所の外にいた。何処で雨宿りするのか。スーパーの入り口広場に繋がれていたミニチュアダックダックス、降り始めてすぐに飼い主がやってきて軒下へ連れて行った。他人が他犬の心配なんて大きなお世話。コンビニで炭酸が売り切れグレープフルーツジュースと冷凍ブルーベリー、ラズベリーでスムージーを作ってホワイトラムを加えてカクテルもどきを飲んだ。雨の降る日はやはりミステリー。「ミステリ・オペラ」 山田正紀 は読了。現在と過去、一人称と三人称、本篇と作中作がパラレルワールドとして進行する構成。探偵小説とは何であるかを探偵小説の手法によって語ろうとするメタ・ミステリ。オペラ「魔笛」、南京大虐殺、ヒューエバレットの並行世界、クイーン、ヴァンダイン、カーら先達の作品への言及といったライトモチーフで盛りだくさんな大作。プロットの面白さとストーリーテリングの巧みさのおかげで600頁を読むことに苦痛はなかった。しかし大作必ずしも傑作名作ならずということもあるわけで。高度なテーマを掲げている割にはトリックは稚拙。質問を質問で返して回答をはぐらかす如き印象を受けたプロローグ。昨日から「収穫祭」西澤保彦 に取りかかっている。今のところ面白い。どうか最後まで期待を裏切らないでo((=゚ェ^=))o''ワクワク♪雨の様子を見るため寝室の窓を開けたら風に煽られでもしたように蜻蛉が飛び込んできて追い出すのに一苦労。翅も胴部も黒かったが、イトトンボとかムカシトンボとか種類は分らない。昆虫図鑑は小学生の時に買ったきり。暴風警報。区内で怪我人。神田川はどれだけ増水したか。風の音で眠りにつけないまま、気象ニュースと本を交互にながめる。現実の世界の事件ならぬ事故。
2012.09.30
コメント(0)
思いがけずルンバが午前中に戻る。掃除機掛けから解放ルン♪低気圧のせいか低血圧がひどくなったらしく昨日はずっと頭痛。E=RT なんて数式をやったから頭が痛くなったわけでもあるまい。買い回りのせいか先ほどブラウザが挙動不審。またしても御向いさんの宗教法人のダイレクトメール。近未来予告映画「神秘の法」とやら勘弁してほしい。遠からずまたそちらが深夜に騒音たてるのは私にも予測できるんですが。******marginem******黒い週末から暗い日曜日へのいやな予感。沖縄、鹿児島の台風による負傷者。姫路の工場爆発による死者。水の天災と火の人災。京都の大学職員による同僚の殺害。
2012.09.29
コメント(0)
天津乙女 鎌倉 化粧坂 白萩 芳純 葡萄紅 赤胆紅心 マダム・ヴィオレ メルヘン・ケンギン呪文ではなくて、駒場薔薇の小径 に咲いていた薔薇の名前。原始星 恒星 晩期星 星間雲 暗黒星 散光星雲暗号のように天文学の専門用語って理解不能。解き方の解る人だけに秘密を見せてくれる星の言葉。宇宙間物質観測の講座を聴いていて散光じゃなくて燦光と言いたいなどと戯言を思いつくようでは、脳内はお花畑あるいはお星様で一杯だわ。いや、花と星両方かも。
2012.09.28
コメント(0)
楽天ブログのメール配信停止後も数日メールが送信されるシステムとやら、辟易して楽天様にもの申す気力も萎えた。だって何を言っても蛙の面になんとか、馬の耳にかんたら、改善更生の見込みなしなんだもん。断舎離の伏兵がこんなところにいたとはね。不要な本の処分。みすず書房の本四冊、例によってもらい物。他にダイエット本一冊。ルンバが昨日からいないのでモップがけ。最悪、自分で掃除機をかけなければ。ヒッグス粒子の入門書というか簡易な説明書めいたものを借りた。今週中に読んでおくこと。脳内まではどの程度お片づけできて知識を入れる空き容量があるのかは不明だが。乙女座M87星雲は遠すぎることだけは確か。Balsamine・ツリフネソウ・釣舟草(Impatiens textori)知らなかった植物。 絶滅危惧種かどうか微妙?野草だけど普通に売られてるし。やはり白の花色に魅かれる。
2012.09.27
コメント(0)
★ Les Deux Pigeons .........................オデット、オディール、フロリナ 鳥のメタファーの踊りは何故か苦手。白鳥伝説や鳥獣神話は好きなのに。自己の深層心理意識下の詳細は不明。積極的に「白鳥の湖」の全幕を観る意欲はなく、コールドの振りを覚えるためキーロフのDVDを見ても最後まで見通す根気もなかった。僅かにyou tubeで見られるラカッラのオデットが個人的には好ましく、コジョカルのオディールの技術に感心した程度。それから志賀三佐枝の正確で清潔、無駄のない踊りのフロリナかな。30半ば前に引退してしまった志賀さん、その踊りに似つかわしい潔い選択だったのか。彼女もある意味、彼方の舞姫となってしまったというわけ。「二羽の鳩」は好きなテーマ、好きな音、好きな振り付けだけど、それもこの映像のようにシンプルな構成かつ、踊ることに真摯なダンサーで見るに限る。フェリのは演技過剰。ソロの部分ならマリー・クロード・ピエトラガラの踊りもすっきりして好感がもてる。ギエムのはDVDで一部見られるだけの幻の名舞台で残念。 ........................ 白鳥でも黒鳥でもなくまして幸福の青い鳥も此処にはいない。 飛び立つ比翼 けれど火の瞳を浴びて翼は砕ける。
2012.09.26
コメント(0)
★われの危機、日本の危機とくひちがへども甘し内耳のごとき貝肉 塚本邦雄★ どうしようっての中国。どうすればいいの日本。★マッチ擦るつかのま海に霧ふかし身捨つるほどの祖国はありや 寺山修司★ 我が身は捨てられなくても物くらい捨てられなくてどうする、というわけで先日不用品買い取りたい旨の営業TELがあったリサイクルショップに来てもらった。お○館エ○ハウスとやら、ネットで調べたら査定人が感じわる~だの、買いたたかれただの評判はビミョーだったがダメもとでお願いした次第。う~ん、フツ―というかちょいイケメンのヘンなところは皆無のお兄さんが来ただけですがね。3、4年前に買って1年に1度も履かないブーツ3足、使わないバッグ2個お引き取りで500円。そんなもんですが、何か? 物の値段ならぬ欲の値段┐( ̄へ ̄)┌******marginem******昨日より涼しくてレッスンもしやすかった。喉が乾いて、スーパーで安くなっていた西瓜をつい買ってしまう。葡萄はそっちのけ。とうに暦は秋のはずなのに。さらば西瓜糖の日々。晩御飯だか夜食だかはせめて海老と茸のグラタンにすれば季節にふさわしいかしらん。
2012.09.25
コメント(0)
著者死後の全集がハードカバーでなく文庫本で刊行されたのは意外だった。凝った装丁のハードカバーの「中井英夫作品集」は、図書館に全巻揃っていたのを通読したが未読のものが収録されているこちらを手元に置いて、時間をかけて読み解いていきたい気がする。不要な本をかなり処分したおかげで、書架にはお迎えするスペースも確保できたし。限定豪華本なんかでなく購入し易く文庫本にしたのは、なべての読者に薔薇の夢(あるいは悪夢?)を、という殊勝な趣旨かしら東京創元社様。
2012.09.24
コメント(0)
気になったミステリー (?_?)2010年★★★さよならドビュッシー 中山七里ピアニストを目指す15歳の香月遥と従姉妹の片桐ルシア。しかし香月家の火災で彼女達の運命は暗転する第八回このミステリーがすごい!大賞受賞作。前身火傷を負ったヒロインがピアニストの道を目指すが彼女の周囲には不穏な出来事が続発。結末で衝撃的な仕掛けが炸裂する本格ミステリ色の濃い秀作。屍の命題 門前典之拷問具コレクターの教授が長野の焔水湖畔で失踪。その道具の展示場として夫人が記念館兼別荘を同地に建て、落成記念に六人の男女が招かれた。しかし招待主は姿を現さず、凄惨な殺戮劇がおこり後に残ったのは六人の死体と手記のみ。鮎川哲也賞最終候補作、メフィスト賞でも落選物好きなファンから幻の傑作といわれた作品が、改稿改題を経て刊行された。書くのは不可能と思われる発想を無理を承知で強引に成立させている点が評価される。by本格ミステリ・ディケイド★★★取りあえず駆け足で2010年まできた。このうち何冊読めるやら。リスト外で非常に気になるというか、気に入ったテーマの「折れた竜骨」は予約したけど絶賛貸し出し中 (´-`).o0○ まずは「ミステリ・オペラ」を今週中に終わらせてから、これもリスト外の「収穫祭」に入る予定。秋の夜長、お楽しみはこれからだ♪::::::marginem::::::秋雨で読書日和のはずが、スタジオに行った。振りを忘れること音が取れなくなることへの強迫観念。雨にぬれても良い恰好で出かける。この際年齢制限なしでレギンスにショーパン、レインブーツ。楽天で買ったホワイトデニムのボーイフレンドGジャンは白衣じみているけど、時節柄使えるアイテム。スタジオのキジトラは事務所の非常階段の下で雨宿り。建物の中に入れない外猫なのかしらん。ルンバは結局本体ごとメンテナンスに出すことになった。健康診断のため一週間のドック入りだって。TVで「ほこ×たて」やっていたのでつい見てしまう。日本の誇り工の業が想像したのは、健気な破壊王。鉄球もガジラも可愛く思えてくるのが不思議。TVのあとまたぞろ読まない本の選別に手を出してしまい、何程も本読みは進まなかった。
2012.09.23
コメント(0)
何かの合図のように涼しい秋の気配。 マスカットを買った。ついでに栗も。渋皮煮を作ろうか。糖質制限掟もなんのその。地上のイブの、素晴らしき果実だもん。「磨かれた時間」を読み始めたら止められなくて、昨日一日で読み終える。摩耗するだけのこちら側の時間の中で、言葉の美酒の一気飲みなんて贅沢な。::::::marginem::::::季節の変わり目のせいか偏頭痛でバリエーションの練習はふらふら。ペザントが葡萄祭りの踊りでも酔ったような足取りはないでしょ。知人からの電話。話し込んでいるあいだに降り始めた雨に気付かなかった。話してくれ雨のようにって。テネシー誰と話したかったの。秋の雨は無口なはず。★Il pleure dans mon coeur 巷に雨の降るごとく
2012.09.22
コメント(0)
★星の言葉------ミル ..........LA BATTEE 砂金を洗う木の皿はいまも遠く空に浮かび残された空しい掌にかすかにきらめく砂子ことごとく星の言葉 .......... ★ 香 水 詩 集 中 井 英 夫 パルファムはおろかオードパルファンもトワレも楽天内では売り切れ。「私たちが手も触れ得ず、その姿を見ることも叶わぬものに、差し当たって"香り"と "時間"とがある <磨かれた時間>」 (中井英夫)手にすること眺めることの叶わぬ幻の香りとなるかと思いきや、外部サイトで巡り合うことができた。奇貨置くべし。******marginem********楽天ブログ、テンプレのアンケートに答えた途端また変更。偏向といったほうがいいわ。より悪く、使いにくい方向へ。断舎離する本を選んだ。みすず書房3冊、マニュアル本あれこれ4冊、白水社1冊。
2012.09.21
コメント(0)
気になったミステリー (?_?)2009年★★★「玻璃の家」 松本寛大ボストンから少し離れた田舎町に起きる事件。1937年に起きた列車事故と殺人事件のあと没落したリリブリッジ家の巨大なアトリウムを持つ邸は廃墟と化する。玻璃の家とは実はガラスのない家のこと、ガラスが撤去された理由は巻末で判明し、読者は犯人の謀みに納得する。1968年に無人の邸でヒッピー二人が中毒死、2007年に死体を焼く人物を目撃した少年は人の顔を認識できない「相貌失認」だった。アイデンティティーの問題を掘り下げた本作は「第一回ばらのまち福山ミステリー文学新人賞」を受賞。「三崎黒鳥館白鳥館連続密室殺人事件」 倉坂鬼一郎復讐のために作られた館。冷徹な殺意が潜む密室。招待された客は次々と屠られていく。それはまさに読者に対して仕掛けられた謎であった。「花窗玻璃」 深水黎一郎歴代フランス国王の戴冠式が行われたランス大聖堂を舞台に、芸術における伝統と革新の融合、あるいは衝突がテーマになっている。大聖堂から墜落死した男。転落の直後、上空を飛ぶ羽根の生えた天使が飛んでいたという、奇妙な目撃証言をするものが現れ......いっさいカタカナを使わない作中作は、読者を被害者にする実験的な狙いを含むものであり、犯人の大胆なトリックが印象に残る。by本格ミステリ・ディケイド★★★*********marginem**********本日 La Fête de l'Opinion (意見の日)らしいけど民主党には絶句。中国政府に至っては話の通じる相手じゃないし。ミルの香水キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!枯葉色の地にゴールドのロゴタイプの外箱 シリアルナンバー MADE IN FRANCE琥珀色 刻印 本家本元ほんまもん♪ ルンルン気分でばかりもいられなくて、今夜スタジオに行かないとまたローテーションが狂うので気のすすまない講師のレッスンを受けた。2時間たらたら。間違っていない理屈が必ずしも適切な指摘とは限らないいい見本。それでもってレッスン後の体脂肪率は8.6%てありえんでしょう、タニタは信用ならん。ホワイトラムのハイボールを飲みながらつらつら。
2012.09.20
コメント(0)
フランス革命歴 (Calendrier révolutionnaire français)労働者の日 (La Fête du Travail)でも、働き者のルンバは夏休み中。かわりに自分でモップ掛け。アメリカにも レイバーデー 労働者の日(Labor Day)が9月の第一月曜日にあるから人類はなべてホモ・ファーベル。連休中もスタジオが営業していたので通った。お互いに商売熱心というか勤勉というか。おかげでレッスンのローテーションが狂って筋肉痛から超回復する暇がないじゃん。機械ならぬ我が身も自主休暇にしようか。(筋肉痛はあっても脂肪痛はありえん) ******* ミルのパルファムを手に入れた ☆オードトワレしか最近は見かけなくなっていたのに.:*:・。送られてくるのを待つ:*:香りを待つ時間。☆。.:*:・'
2012.09.19
コメント(0)
「日々の泡」より「金と泥の日々」のほうがリアリティのある表題じゃない?泥に塗れていく時間の中で掬い上げる僅かな砂金。昨日のこと。9月17日 だからたぶん La Fete de la Vertu なのに(美徳の日 )どころか散財の日だった。日曜日、EGOIST glamour シルバーのネックレスを買ったのに続いてゴールドも買っちゃった。EGOIST のロゴが好きなだけでなく、エゴイストというネーミングが気に入っているんだわ、きっと。シャネルの香水も好きかな。 買うとしたらプラチナムとどっちがいい? そして帰り道、いつものペットショップをを覗いてみたら、お店の御主人の膝の上で茶トラの子猫が耳掃除をされていた。まったく嫌がる気配もみせず、催眠術にでもかかったようにじっと目をとじたままおとなしくされるがまま。御主人のたぶんこの道何十年の職人芸というか名人芸。森雅裕の「推理小説常習犯」一気読み。ノウハウものでない小説作法本、出版業界裏事情本としては面白く興味深い。同姓の森で、やはり推理作家の書いた《小説家になるためにはどうすればいいか ついでに出版社、編集者批判 もの》より余程作者の言い分にリアリティがあり参考になる。ただし第2部の<ミステリー作家風俗事典>は蛇足と思いますが。******今日はこれから病院、皮膚科へ。紫外線のせいで調子が悪い?朝早く目が覚めてしまった。乾燥性の皮膚炎といことで皮膚科で処方された薬。ヒルドイドとリンデロンを混ぜた軟膏。ヒルドイド、保湿効果期待できないんですが~
2012.09.18
コメント(0)
気になったミステリー (?_?)2008年★★★堕天使拷問刑 飛鳥部勝則大門家当主は密室で前身の骨を粉砕され、王渕家の女性三人は斬首されて怪死。大門家に引き取られた中学生如月タクマは連続殺人事件に巻き込まれる。濃厚な怪奇趣味と極めて高い謎解き度、著者の集大成といえる作品。作中二種類のアリバイトリックは、斬新で悪魔的なまでに大胆不敵な着想。飛鳥部本格の真骨頂ここにあり。官能的四つの狂気 鳥飼否宇第二回世界バカミス☆アワード受賞作。ヘンタイ(?)大学助教授が他殺死体を発見し...能書きはさておき、まず読んでみたい。三幕の殺意 中町信尾瀬沼畔の朝日小屋離れで起きた殺人事件。宿泊客、従業員ともアリバイがある。宿泊客である刑事津村武彦が雪に閉ざされたクローズドサークルで鉄壁のアリバイ崩しに挑む。シンプルでありながら相当マニアックな犯人当て作品。第三幕とエピローグの間には読者への挑戦状が挿入される本書は、著者の遺作。遠海事件 詠坂雄二86件もの殺人を自供した殺人鬼佐藤誠。ただしそのうち起訴されたのは13件、有罪となったのは9件。彼はなぜ遠海市の犯行で、二つの死体の首を切断して現場に残し、自ら発見者を装って警察に通報したのか。ノンフィクションの体裁を取りながら、事件のホワイダニットは伏せられて描かれる。そして迎える驚愕のラスト。十三回忌 小島正樹静岡県北部の豪族の当主の妻が死に、警察は自殺と断定。その後妻の命日毎に当主の妾の子である三姉妹が順繰りに殺害されていく。あらゆる本格のコードを用いた力作。連続殺人のすべてが不可能犯罪で、死体のそばの薔薇、夏に積もる雪、死者の声が聞こえる現象と怪奇幻想的な雰囲気が醸し出されている。エピローグ直前の一ページまで真犯人の名は明かされない臨場感も秀逸。最初に探偵が死んだ 蒼井上鷹アガサ・クリスティーのクローズドサークルものを意識したユーモア・ミステリ。遺言状公表に際して招かれた探偵が到着早々何者かに殺害されたのを皮切りに、地震の影響でクローズドサークルとなった別荘で連続殺人が起きる。殺された探偵は幽霊となって事件を推理していくという突飛な設定。 by本格ミステリ・ディケイド★★★*******marginem*********3連休最後の日。出たり入ったりになりそうな予感。図書館で予約本を受け取ってからレッスン。その後の鍼治療も予約。それからたぶんLUMINEにいくだろうな。不安定な天気が不安、雨が降り出した。台風どうなっちゃうの。不穏な動きでは済まされない、暴動暴挙以上の異常な中国の情勢。尖鋭化する尖閣諸島問題。どうなってるの政府。
2012.09.17
コメント(0)
捨てられないという妄執が棄てられない。捨てなければという妄念を棄てる。昨日使わないアクセサリーを処分した。装飾品をすてて虚飾をすてたようなひと時の錯覚。物欲だけが秋へ先走る。EGOIST glamour のネックレスを買うためLUMINEへ出かけようか。奇妙な空模様だから早めに家を出て。それから。買い物の後はスタジオへがお決まり。ここのところスタジオでの45分は振付の練習ならぬ、指の痛みに耐える訓練。ひび割れる爪、剥がされる表皮、我ながらアホというか愚かというか。<否定ばかりしている精神は愚かである> と言ったのは何処かの国の偉い人。愚行も極めれば求道ならぬ愚道なんて。レッスンが終わって、猫たちとは一週間ぶりに顔合わせ。スタジオ事務所の裏に置いてある塵取りでいつもお昼寝のキジトラ。今日は非常階段の下にうずくまってご機嫌斜め。西口のペットショップにはマンチカンと、スコティッシュホールドとマンチカンのミックスアメリカンショートヘアが各2匹ずつ、もうお馴染みの6匹。ミックスのブルーの毛色の子が私好みだなあ。ただし眺めてるだけで飼えないので買えないギャラリーの一人。
2012.09.16
コメント(0)
気になったミステリー (?_?)2007年★★★天帝のはしたなき果実 古野まほろ小説は天帝に捧げる果物、という中井英夫の言葉をもじった表題。学園の殺人事件から世界を巻き込む大陰謀へと展開する異形の巨編ながら他の新本格作品にありがちな謎解きを核として、哲学、文学、神秘思想などが同心円状に取り巻き共鳴しあうといった仕組みはない。殺人事件を通じて世界を構造化しようという観念的飢餓感も乏しい。案外健康的で逞しい作者。ウルチモ・トロッコ 深水黎一郎 本格ミステリ中毒者の琴線に触れる「読者が犯人」パターンのとしては「誰も気づかなかった方法。このジャンルの、文句なくナンバーワン(島田荘司)」物書きである 「私」 のもとに舞い込んだ手紙には、小説の読者全員に「私が犯人だ」と言わせることができるアイディアを一億円で売りたい旨、記されていた。しかし手紙の書き手は殺人事件の容疑者として警察に追われる身...。小説の外にいる読者を作品内の事件に巻き込み、犯人に仕立て上げるアクロバティックな試み。首無の如き祟るもの 三津田信三媛神村の秘守一族に伝わる崇りの伝承。当主の息子長寿郎の双子の妹の死体が井戸の底で発見され、その十年後の花嫁選びの席でも惨劇が...刀城言耶シリーズ3弾だが彼は直接事件に絡まないメタ的趣向の作品。首のない化け物の跳梁、首無死体。首づくしのテーマ。そして驚くべき動機。密室キングダム 柄刀一天才マジシャン吝一郎が復帰公演で棺の中からの脱出マジックの最中何者かに殺害される。閉じられた棺、鍵のかかった部屋、報道陣の環視の中という三重の密室での殺人。緻密な計画性と過剰な装飾をもって作り上げられた密室。本書は「そもそも密室とは何なのか」を問いかける稀有な作品である。新本格もどき 霧舎巧そのものずばりのタイトル。「新本格作家」をもどきまくる短編集。綾辻行人、法月綸太郎、我孫子武丸、歌野晶午らのパロディと聞けば読みたくなるでしょ。女王国の城 有栖川有栖奇妙なイマジネーションが奔流のごとく溢れる、第八回ミステリ大賞(小説部門)受賞作。英都大学推理研究会の部長、江上が姿を消す。行先はUFOに乗った救世主が訪れると信じる団体人類協会の総本山らしい。推理研メンバーがかの地に乗り込むと、殺人事件が発生する。けれど警察は呼ばれず、科学捜査が行われぬため確たる証拠は得られぬまま、手がかりのない状況でいかにして推理を構築するのか。作者は読者への挑戦で、本格ミステリとは<最善を尽くした探偵>の記録だと述べる。 by本格ミステリ・ディケイド★★★
2012.09.15
コメント(0)
「蘆屋家の崩壊」読了。7作品中5つが、食ネタがメインテーマの連作? 主人公猿渡氏の風変わりな食物誌?と言いたいけど、色気より食い気、面白かったので良しとしよう。とはいえ豆腐、蒟蒻とかあまり好きでない食材についての蘊蓄を披歴されても感興をそそられないばかりか、食虫ネタまで登場したのには参った。食い気より眠気が実は肝心な気がするこのごろ。満腹感より、眠りに落ちる瞬間のほうが心地良い恍惚感があるんじゃない。連続3日、深夜から明け方までエアコンなしで眠れた。それでも、節電状況ははかばかしくない。ルンバの充電アダプターが故障。断線しかけてる部分をガムテープで補修して使用している危うさ。昨日ヨドバシカメラで交換品を注文したが入荷は1週間後になるそう。ルンバは、ほぼ365日よく働いてくれるけど、我が家にはルンバの天敵!?ネコがいないので案外そうじは楽かも。you tube で「ルンバ 猫」を検索すれば笑える映像がいっぱい。 ∧ ∧ (^~^ )
2012.09.14
コメント(0)
大学付属病院の現役医師がトリガーポイントブロック療法を一般向けに解説したものとしては、おそらくこれが最新の書。amazonカスタマーレビューに著者本人による目次の詳細な紹介あり。日本の医療機関、医療関係者では筋筋膜性疼痛(MSP)への認知度が低く各種疼痛は神経根障害として処置されてしまうことが多い。かくいう私も 「○○医が見つかる○○所」の名医(?)で治療してはみたものの神経経根ブロック(レントゲン透視下ブロック)と高周波凝固 はすれど トリガーポイントブロックは行われず (; ̄ - ̄)ウーム生傷が古傷になった程度の症状の変化しかなかった我が身の今後の治療の指針のために購入したほうがいいかも。
2012.09.13
コメント(0)
気になったミステリー (?_?)2006年★★★厭魅の如き憑くもの 三津田信三古い因習と伝承に彩られた山村に起こる連続殺人。膨大な蘊蓄を盛り込み、リアルで特異な民俗社会を構築し、本格ミステリとホラーを融合した記念碑的傑作。仮面幻想曲 大山誠一郎琵琶湖畔の占部製糸社長は、整形手術で顔を変えた弟に殺害されたのか?精緻なパズルのような仕上がりのミステリ。著者の騙し絵のごとき策謀に驚嘆。数々の大胆なトリックを読者が見抜くことはかなり困難。東京ダモイ 鏑木蓮乱歩賞受賞作。ロシア人老夫婦の水死体が発見されシベリア抑留経験者、高津がが失踪する。高津に自出版を依頼されていた編集者槙野は、彼の行方を追ううちにシベリア収容所で起きた不可能犯罪を突き止める。自費出版の裏側を暴くと見せ掛けて、その中に大仕掛けを隠した緻密な計算に注目。ヴェサリウスの柩 麻見和史鮎川哲也賞受賞。大学の解剖学教室を舞台とした医学ミステリ。解剖実習中に献体の腹腔から、指導教授への復讐を示唆するメッセージが発見され殺人事件が発生する。最先端の死体保存技術をモチーフとして、深讐綿々たるプロットが展開する。ウロボスの純正音律 竹本健治メタミステリ、ウロボス連作完結編。洋館玲瓏館でおきた「モルグ街の殺人」の見たてを思わせる殺人事件。館に招かれた人々は実在の漫画家、作家、評論家。河内実加、綾辻行人、千街晶之、etc...。面々が推理合戦に興じるうちに事件は連続殺人の様相を呈し登場人物たちはトンデモ系な真相へと到達する。by本格ミステリ・ディケイド★★★
2012.09.12
コメント(0)
衰えぬ夏。熾る熱。干乾びる中空と罅割れる地表。渇水だから節水。Fructidor(果実月)はずなのに腐る前に萎びてゆく地上の果物が店先に並ぶ。**********気だるい目覚め。昨日は通院のはしご。午前クリニック、午後、鍼治療。そのせい?療養費申請書の提出。図書館で「蘆屋家の崩壊」借りること。**********熱帯夜 のLesson 湿球黒球温度( Wet Bulb Globe Temperature )のstudio水を求むれど 潤されることのない Boule de suif 水の針が百万遍身体を刺しても脳髄の黒い池沼が満ちるはずもないままひたすらシャワーを浴びる。
2012.09.11
コメント(0)
気になったミステリー (?_?)2005年★★★審 判 深谷忠記 少女の誘拐殺人事件から18年後。事件関係者のひとりが 殺害される。 冤罪を主張する元被告が探偵役。凝った仕掛けと意外性。 事件を誰がどう裁くべきかを訴える問題作。 神様ゲーム 麻耶雄嵩 小学生探偵団による猫殺しの犯人探しが、 人間の死体発見という事件に繋がる。 児童向けだが、子供向けとしてはどうなのかという問題作。女王様と私 歌野晶午 オタク狩りをきっかけに≪女王様≫を知り ≪奴隷≫として尽くすことになる主人公が 女児連続殺害事件と関わりを持つことになる。 「読者の思い込み」を利用したトリック。ギリギリの極限を志向した作品。 デカルトの密室 瀬名秀明 人工知能国際コンテストで、ロボットが科学者を射殺。 脳、意識、身体をめぐる哲学的思索を含んだSFミステリ。 かつてない形で後期クイーン問題に迫る。ネクロポリス 恩田陸 死人が蘇る設定の異世界ミステリ。 「帰還した死者は嘘をつかない」「精霊は人間の嘘を見破る」とする 論理的条件をどうやって犯人はかいくぐっているのかという謎。 本格ものとしては著者の最高傑作。 叔父殺人事件 折原一 叔父の集団自殺の謎を、ノンフィクション作家が語る形式で 事件は進む。 叙述トリックを使っているとわかっているからこそ 騙されてしまうマジックに感嘆。by本格ミステリ・ディケイド★★★
2012.09.10
コメント(0)
津原泰水 の作風が中井英夫の直系といえるかどうか私にはわからないが、佳品揃いの一冊。特に表題作は、見事に咲いた変種の薔薇といった趣きの一篇。金子國義の装丁・挿画が秀逸。個人的には幻想小説は、これくらいの短編掌編が丁度良い酔い心地。悪い夢であれ甘い夢であれ、長く見過ぎると食傷する。 「蘆屋家の崩壊」も必読。*********marginem********本日の体重40.5kg 体脂肪率 14.5%ぎりぎりセーフってか、昨日の食べ過ぎた2000kcalだか3000kcalはどこにいったのか ゥ─σ(・´ω・`)─ン
2012.09.09
コメント(0)
朝、雨の音で目が覚める。その後、嘘のように晴れた空。幸先が良い?13時 La Rocelle 山王で会食予定。↑で、ほぼフルコース完食。食べ過ぎ。夜のレッスンには出席したけど、帳消しにできない糖質制限掟破り。(>_
2012.09.08
コメント(0)
★ ★ ★****** 「小説は天帝に捧げる果物、一行でも腐っていてはならない」 中井 英夫 ****** ★ ★ ★さようでございますか。それじゃ、まぁ小説ならぬ腐った散文、駄文のうpなりと前口上して...糖質制限の我が身、お菓子はどうにか我慢できても果物は食べずにいられない、こまったちゃんです(´・ω・`)送料無料で冷凍ベリー(天帝ならぬ、人間のための腐らない果実w)が手に入るので、いつも 丸源 さんにお世話になっていたけど今回は送料はかかっても1袋の分量が一律500gと多めでポイント10倍になっていた ロイヤルシェフ さんにしてみました。商品の値段もリーズナブル。冷凍オレンジの取り扱いがないのが残念。スムージーをつくって、ワインかホワイトラムを少しかけて食べるのが好き。炭酸を混ぜて、アルコールの分量を多くすると、カクテルもどきになるし。*********marginem************1行どころか、全文腐った果物を天帝に捧げてしまってやしないか(|||__ __)/オエーーー今の出版業界
2012.09.07
コメント(0)
買い回りのせいか、昨日もブログが重い、遅い、おかしかった(`ε´)プンプンとか文句つけながらも自分でも買っているw 今回はフットケアグッズをあれこれ。 振付でポアントに立ちっぱなしだったためか左親指の爪がヤバイ... 他店で安くなっていた、トウチップの最後の一個をゲット。 定番で愛用の中敷きも、へたってきたので買い替え。これは最安値でみーつけた。 この手のサポーター、医療用はかなり高額。足型にあわないと使い物にならない リスクもあるので、この値段ならものは試しに、買ってもいいかと。 ものは試しついでに、ガラス製の爪やすりも。 巻き爪用に医師もすすめるくらいだから、肥厚爪予防にも使えるであろうと。 チェコ製硝子というキーワードに嗜好性を刺激されるが まずは質実剛健に、安価で実用的なもので我慢、我慢。 (^.^)/~~~なお先日に購入して、使用中の 美求足 サポーター が中々良い調子♪ レッスン時、バレーシューズの中にもトウシューズ中にも着用OK。 スタジオの知人も気に入ったようなので、商品紹介のメールを送った。
2012.09.06
コメント(0)
気になったミステリー (?_?)2004年★★★アベラシオン 篠田真由美 ヴェネツィアのパーテイで毒殺事件に遭遇する主人公。 著者による西洋史、美術史、建築史の蘊蓄盛りだくさん 構想十年のミステリ。暗黒館の殺人 綾辻行人 建築家中村青司が手掛けた館は死を招き寄せる。 構想八年にして完成した館シリーズ七作目水の迷宮 石持浅海 究極のクロ-ズドサークルもの。 著者は「きちんと作りこまれた舞台の上で登場人物たちが 自在に動いている」ミステリが好きと述べている。 そういった石持ミステリの理想形。鬼に捧げる夜想曲 神津慶次郎 鮎川哲也賞最年少受賞作。小島通称「鬼角島」の惨劇。 横溝正史へのオマージュに溢れた作品。 残酷味と詩美性に満ちた二重殺人トリックのインパクト。ポワロック氏の事件簿 大岩正幸 謎の探偵ポワロック・モーロウ氏。 ワトスン役はホテル受付嬢の猫のマリリン。 ねずみのチャーチ君も大活躍?! 児童書だけど、これだけ聞けば読みたくなる!(^^)! by本格ミステリ・ディケイド★★★
2012.09.05
コメント(0)
昨今の犯罪に特徴的なのは加害者と被害者が面識がない見ず知らずの者により殺傷されるといった事件の増加ではないでしょうか。何時、何処で、犯罪の被害者になるかわからないという現実。誰でもいいから殺したかった。人を殺す経験をしたかった。死刑になりたいから殺人を犯した。このような殺す側の論理ともいえないような屁理屈をつけられて犯罪被害にあった側の立場はどうなるのか。去年、東大作氏(東京大学総合文化研究科大学院准教授)の講演を聴いたのがきっかけで考えるようになりました。 本日もこれからセミナー出席の予定。
2012.09.04
コメント(0)
週が変わってしまい今さらだけれど、土曜のから日曜にかけての深夜の時間帯のこと。例によって、マンションの前のビルに入っている某宗教法人が何のためだか、どういうつもりか複数の人が建物にあつまって音楽を流していた。これじゃ、ホリゾンいくら飲んでも目が覚めてしまうわ。どーゆー宗旨かしらねども、な~んか不気味で、苦情申告する勇気もイマイチ。どなたか、他に迷惑、困惑している方抗議してくんないかなーなどと、おそらく皆が思うばかりで、誰もネコの首に鈴を付けないのだろうな。軽犯罪法第1条14号静穏妨害罪とやら実際の効力がどんだけある規定なんだか。
2012.09.03
コメント(0)
FESTUM ★ 雨に洗われる太陽 万象を煌かす架空の鏡 真夏の予感に震える指が 弦月をかき鳴らし 永遠の音階をのぼりつめる 百億の昼を過ぎ 千億の夜を超え 今日こそ美しい少年の生まれる日 天界を翔けるために死に 心海に還るために蘇る貴方 黄泉を渡る白鳥の翼が 傷つきながら運んだ祝祭の薔薇 ★ 歓びは神の見る夢よりも短く 闇に熾る虹に砕け散る
2012.09.02
コメント(0)
「Raymonda 」一幕のバリエーションも見せられるようにというか、魅せられるように踊るのは超弩級に難しい。ああでもない、こうでもない、と映像を探しても帯に短し襷に長し、これぞという踊りに巡り合えないと思いきや発見。東洋の美姫が二人。いずれ菖蒲か杜若。Sang-Eun Lee も Yuhui Choe 生で全幕物の舞台が観たいけどおそらく日本国内では叶わぬ望み。同じアジア人でありながら、舞姫は遥か彼方の存在。*******marginem**************現在、本日3回目の雨が降っている。
2012.09.01
コメント(0)
全30件 (30件中 1-30件目)
1