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金網の柵の向こうにあるグランドが雨が上がって来て、白い水蒸気を上げながら乾いていく様は見事だった。公園の四阿で休んでいて、許されるならこの公園で車中泊をしたいと思わされた。
無論そんなことは不審者として扱われるだろうと思えば無理な話だが。
暫く居て山を下り、市内の日帰り温泉「オスパ」へ。850円は高いなと思いながら。
温泉を出てから、今夜の宿泊を求めて北上する。
狭い道をナビの指示で通り、広い片側3車線に出てまるで高速道路のようなスピードで走る。
80KMくらいだと流れに合わず追い抜かれ続ける。
やがて当別道の駅に着く。ここは札幌の圏域らしく広いが混んでいる。
広い畑の真ん中にある広いパーキングを供えた道の駅だった。
道の駅の建物の後ろには農家のビニールハウスが建っている。
暫く石狩川に沿った道を走っていく。北原研二の石狩エレジーの今や懐メロが頭の中で流れて居る。
月形町の道の駅とキャンプ場などの複合施設のそばを通ったから寄ってみた。
蛇行した石狩川が残した元の流れが沼のようになったほとりにキャンプ場があって、いいロケーションだった。ここへたどり着いたのが夕方だったら躊躇なく泊まっただろうと思うような風景だった。
囚人の監獄として開発された歴史の町、その政府側の元締めの名前からとった町名だとか。
さて、結局ボクは稚内へ向かっているようだった。
昨年通った道は通りたくないと思っているが、いつの間にかその道を辿っているようだった。
北海道にいるうちは車の冷房は切ったまま、窓を全面開放して走っているが、その開放した窓から虫や蛾が飛び込んでくる。
この時は,虻かと思っていたらスズメバチだった。直ぐに出ていくかと思ったら、窓枠にしがみついて出て行かない。仕方なく、片手でハンドルを握ったまま、片手で殺虫剤スプレーを握り吹き付けた。
80KMで走る車だから、視線は前に向けていないと危険極まりない。
ところが、スズメバチはボクの方へ向かって飛んで直ぐ傍に落ちた。
慌てて車を脇道へ入れて止め、ハエ叩きで外へ放り出した。
普通の殺虫剤ではなかなか効かないが、それでも今回は効いたようだった。
これで刺されてたらシャレにならない。
そんなこんなで、昨年雨竜沼へ登った雨竜町へ入り、見たことのある風景だと気づく。
その隣町の北雨竜町(なんで似たような名前つけるんだろう?)、ヒマワリの観光畑告知を見て寄ってみた。
もう、売店は営業をしていなくて、イベントは終わっていたのだろうか。
駐車場もガラ空きだった。
ヒマワリも散り始めていた。
花が太陽の方を向いて咲くから、右へ倣え、みたいな一様性がちょっと気味悪い。
順序が逆転したが、ここへ来る前に、滝川を経由している。
ここは幌加内の道の駅。
何故か、あまり記憶にない。
ここから音威子府へ向かう。
音威子府も昨年通過していた。中頓別から音威子府へ出ていた。
音威子府の道の駅は管理棟が閉鎖されていた。委託管理が打ち切られて新たな管理者が決まるまで閉鎖。
だが、トイレは解放されていて、それも極めて清潔で綺麗だったから、ここで車中泊した。
駐車していたのはボクの一台だけだった。
朱鞠内湖で車を停めて湖を覗く。朱鞠内湖は士別市に属するらしい。
森に囲まれてよく見えない。
この湖のほとりにもキャンプ場があるようだ。
広い畑の大平原も北海道なら、深い森の中の直線道路もまた北海道だ。