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庭にお茶の木があって、例年、新芽が出て来て枝が伸びて来ると切り捨てて樹形を抑えていたのだが少しばかり山っ気が出て来て、お茶が作れないかと思った次第。新芽を摘み取る。これを耐熱容器に入れてレンジでチン!いいのかな・・・?ネットで調べたやり口だが怪しい・・・ウレタンラップをかけて。500Wで三分・・・何だか直ぐにカサカサになってしまった。こりゃヤバい。撫でるように揉むが、粉になって行く・・・ダメだこりゃあ!!これを九回繰り返すというが、2回くらいでもう、粉になってしまった。粉になったら、抹茶に出来ないか?なんてまたしてもおバカな事を連想したりして・・・・お気楽にやってみたが、全然モノにならなかった為体。ボクの生家は畑があってその境界にお茶の木を植えていて、母が言うには、昔は自家用にお茶を作っていたと言っていたのを記憶している。つまり、ボクがこの世に存在した頃には作っていなかったから、当然記憶には無いわけだ。その頃にはそんな余裕は無かったようだ。食うので精一杯だった。味噌や納豆、コンニャクなどを作っていたのはボクもよく覚えているが、お茶は記憶にない。もうちょっと本腰入れて真面目に取り組んでみようかなあ・・・・なんて思った今回の失敗だった。
2026/05/25
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暖かい連休の山だった。5月の連休の頃の3000mの山は未だ冬山なのだとはよく言われることなのだが、それでもこんな暖かい日があったりするから、勘違いしてしまうのだと思う。二日目は仙丈ケ岳の途中まで行ってみようと考えて支度をしたが、途中で引き返すという前提なのか、緊張感がなくて、ゆっくりだったから、いきおい出発は遅くなった。二合目の北沢峠方面から来る登山路との合流点迄雪は殆ど無くて、アイゼンは必要なかった。まあ、この上あたりから雪は出て来るのだろうと覚悟しながら歩いて行く。積雪があると、どうしても歩くのに時間がかかる。中には無雪よりも2倍くらいの歩行時間になるという人もいる。かてて加えて昔の若者の足であるから、尚の事だ。四合目あたりから登山路に雪が出て来る。何処でアイゼンを付けようかときっかけを探しながら歩いている。四合目を過ぎて五合目に着く途中で、アイゼンを付けた。12本爪のアイゼンは嵩張るから、割と嵩張らない8本爪のを持って来ている。体力が落ちているから、もう直ぐアイゼンを使うことも無くなると思うが、そうなるといろいろ使われなくなる道具類が出て来て、勿体ないことだなどと頭の中で考えながら雪面に爪を立てていた。五合目、昨年は新雪が積もっていて此処で引き返したことを思い出す。雪が腐っていて踏み抜くかと思いながら歩いていたが、幸いそういうことは無かったが、踏み抜いた跡が幾つも見ることが出来た。ガスが上がって来て甲斐駒を隠してしまった。ドンヨリとした空模様だが、雨は降らないだろうと天気予報を信じて居た。しかし、雨具はちゃんと用意している。少し移動するとはっきりと姿を見せた甲斐駒を背にして歩く。北岳も見える。6合目くらいだろうか・・・何処で引き返そうか?なんて思いながら歩いているのだ。雲海の中に鳳凰三山が浮かんでいるのが見える。甲斐駒はやはり凛々しい。見上げると、這松の雪を被った向こうに白い稜線が見えている。喘いで登っているのに、もう山頂から降りて来る人が居る。此処までやって来たご褒美なのか、雷鳥の番に巡り合った。急こう配の斜面を直登していくトレースが見えている。夏道だとジグザグに付いているはずだが、積雪期は直登してしまうらしくこれがまた辛い。兎に角コケたら真っ逆さまに落ちていくはずだから、ピッケルを使ってバランスをとる。ピッケルは杖替わりに使うだけの道具、万が一滑落したら、雪上訓練などしないボクはピックを雪面に突き立てて滑落防止!なんてできないだろうなあ・・・・我ながら、マイナス思考ばかり・・・・無雪期の登山路はこの斜面には無いハズ。何処で引き返すかなんて思いながら歩いて来て、小千丈まで来てしまった。ずうっと向こうに山頂が見える。ここから往復で2時間半か3時間かかるだろう。流石に今回はもうここまでとすると決めた。標識の柱にピッケルを添えて撮影。北岳、間ノ岳、農鳥岳の白鳳三山。アサヨ峰と甲斐駒アサヨ峰、鳳凰三山、北岳暖かいハズなのに、冬用のグローブを付けているのに、指先がジンジンしていて、寒さで痛い。それほど風は強くは無いが、それでもピークの上で休憩はとる気に慣れずに少しだけ居て、下山へ向かう。小屋へ戻ると、12時半位、約6時間の山行だった。夕方から雨が降り始めて、濡れずに済んで良かった。たった一人の宿泊となったこの日の小屋。テン場も数張りと寂しい風景だった。翌朝、歌宿10時15分発のバスに合わせて小屋を後にした。帰路、蔦木の道の駅で温泉に入り、ソフトクリームを味わい疲れを癒した道の駅では農産物を販売する別棟を増やしていたのが目に付いた。今回も無事に帰れることを感謝。
2026/05/05
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仙丈ケ岳の登りで草臥れてヨレヨレになったころ、突然目の前に雷鳥が現れた。まだ山頂までは大分距離がある七合目位だったろうか。二羽が並んで歩いていた。つがいの様だ。もう、この時期だから、冬毛と夏毛が混じった衣を纏っている。こっちは雄、眼の上に赤い印が付いている。管理されているようで、足首に赤や黄色のテープが巻かれていた。こっちは雌。お尻をボクへ向けて、モンローウオークしている。テープは雄だけらしい。こちらは下山時に見掛けたもの。山頂直下迄上がって来ていたが、同じ個体だと思う。この日のお天気は曇り、午後から雨になるという予報の空模様。雷鳥はお天気が悪いと出て来る・・・・天敵に発見されにくい空模様に闊歩するらしい。この日も夕がたから雨になったのだった。登りと下りの2回出会うとは、なんとラッキーなことだろう。雪の下になった這松が、雪解けで現れたところを探して餌を啄んでいるのだと思われる。
2026/05/03
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仙流荘の界隈は「戸台パーク」と呼ぶことになったらしい。駐車場を整備して、券売機を内部に設置し、手売りは数年前から止めている。冬場の戸台河原の駐車場整備も7,8年前から止めて、此処から歩くことになって1時間くらい多くのアルバイトを強いられる事になった。余裕のある人は前泊を此処で取るが、ビンボー人のボクは車の中で。歌宿までが開山前のバスのお役目。北沢峠まで約二時間の徒歩が待っている。舗装された南アスーパー林道の歩きは疲れる・・・いや、まあ、この林道の下の河原を延々歩く冬道よりはいいのかなあ・・・鋸山の風穴が見えている。此処からは旧の仙丈ケ岳への登山道が分かれている。こっちからは行ったことは無い・・・もう、一生ないなあ・・・甲斐駒ヶ岳が覗いている。背中の荷物が肩に食い込んでくる・・・痣になったりするが・・双児山かな・・やっと大平小屋までやって来た。連休で車と人を通すために伊那市のショベルカーが入っている。此処からの林間コースのショートカット部分がキツイ最後の昇り。冬場に来ると、何時もここでヘロヘロになっていたのだが、今の時期の林道歩きでもおんなじとは、体力ガタ落ちってことらしい。林間のジグザグを登り切ったところが見えて来て、今回も来れたとホッとする。此処からはほぼフラット。北沢峠の表示までは直ぐになっている。木漏れ日山荘は伊那市の所有で、五月の連休は営業らしい。今や、泊り客の少ない小屋は食事は出さない素泊まりが増えているのだという。東海パルプが経営する南ア南部の深部の小屋がそうなったと聴いた。ヘリの荷揚げが大変だものなあ・・・・地味なコースとそこにある小屋はやがては消えていくのだろうか?ボクはそれを見ずにその前に消えていくのだが、それでも気にはなるが??
2026/05/02
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ボチボチ山を歩かないとそのうちに行けなくなるか、行かなくなるかどちらかになってしまうからと自分に言い聞かせて下道を約200キロ余り、時間にして約6時間、愛車を走らせて長野県の伊那市長谷村仙流荘へ。きっちりと整備された駐車場には車は4,5台。天気予報では連休中は良くない空模様・・・それで少ないと知ったのは上へ上がってからの事だったが。仙流荘の灯が暖かそうな風景の中、車中で翌朝の始発バスを待つことに。そう、ボクはこの仙流荘の中に泊まれるほどに潤沢な資金は無いのだから‥‥翌朝、空はドンヨリと曇り、バスに乗る人の数はあまりに少ない・・・僅かに4名のみ。昨年はもっと多かったがなあ・・・歌宿のバス停まで30分、そこから歩くこと2時間半(年々遅くなるのだ!!若い人は2時間くらいらしい)営業している小屋は長衛小屋のみ。テント場にはテントはどのくらいかと思い見ると、一張り・・・ウウムウ・・少ないぞ。と、小屋に荷物を置いて、聞いてみれば予約は僕一人・・・貸し切りってことかい!!取りあえず仙水峠まで歩いてみることにして出掛ける。アイゼンもピッケルもそこまでだったら要らないだろうから置いて行く。高山はゴールデンウイークも冬山、登山路には残雪があって当たり前だ。仙水小屋には新しい建物が建っていた。小屋の前には単管パイプでデッキが組んであった。登山道の路肩にある水場にはゴールデンウイークに備えてか、ちゃんと水が流れていた。けれども、仙水小屋は営業はしないようだった。森林とゴーロの境には残雪と凍った溶けた雪がツルツルになって待っている。仙水峠に着いたが、重く垂れこめた雲が待っていた。風も冷たく、岩陰に隠れて軽い昼食を摂る。甲斐駒が摩利支天を従えて聳えている。ボクはもちろんあそこまで行くつもりは無い・・・鈍足なので無理!!情けないがそれが現実・・・・己を知って遭難回避。鳳凰三山の地蔵岳のオベリスクが見えていた。その向こうにも雲海がある。反対側の仙丈ケ岳は真っ白で、岩肌を見せている駒ケ岳とは対照的だ。ここで、駒津峰から降りて来た人が居たが、この人、今朝の同じバスで来た4人のうちの一人。多分、60代かな・・・健脚だ。でも、その人、下りでウインドブレーカーや手袋を落として行ったようだ。気付かないのだろうけど、届けることもできない。日帰りで来ていることは分かっているからだが。追い付けやしない。小屋に戻ったがテン場はやはり少ない。2,3張りだけで増えていない。この連休、ずっとこのままなら混雑が全くない分、来た人はラッキーかも知れない。ボクは一人ゆっくりと小屋の休憩スペースで、小屋に置いてある漫画を読んで南アの初日を味わった。
2026/05/02
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