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きっちりと整備された駐車場には車は4,5台。
天気予報では連休中は良くない空模様・・・それで少ないと知ったのは上へ上がってからの事だったが。
仙流荘の灯が暖かそうな風景の中、車中で翌朝の始発バスを待つことに。
そう、ボクはこの仙流荘の中に泊まれるほどに潤沢な資金は無いのだから‥‥
翌朝、空はドンヨリと曇り、バスに乗る人の数はあまりに少ない・・・僅かに4名のみ。
昨年はもっと多かったがなあ・・・
歌宿のバス停まで30分、そこから歩くこと2時間半(年々遅くなるのだ!!若い人は2時間くらいらしい)
営業している小屋は長衛小屋のみ。
テント場にはテントはどのくらいかと思い見ると、一張り・・・ウウムウ・・少ないぞ。
と、小屋に荷物を置いて、聞いてみれば予約は僕一人・・・貸し切りってことかい!!
取りあえず仙水峠まで歩いてみることにして出掛ける。
アイゼンもピッケルもそこまでだったら要らないだろうから置いて行く。
高山はゴールデンウイークも冬山、登山路には残雪があって当たり前だ。

仙水小屋には新しい建物が建っていた。
小屋の前には単管パイプでデッキが組んであった。
登山道の路肩にある水場にはゴールデンウイークに備えてか、ちゃんと水が流れていた。
けれども、仙水小屋は営業はしないようだった。
森林とゴーロの境には残雪と凍った溶けた雪がツルツルになって待っている。
仙水峠に着いたが、重く垂れこめた雲が待っていた。
風も冷たく、岩陰に隠れて軽い昼食を摂る。
甲斐駒が摩利支天を従えて聳えている。
ボクはもちろんあそこまで行くつもりは無い・・・鈍足なので無理!!
情けないがそれが現実・・・・己を知って遭難回避。

鳳凰三山の地蔵岳のオベリスクが見えていた。
その向こうにも雲海がある。
反対側の仙丈ケ岳は真っ白で、岩肌を見せている駒ケ岳とは対照的だ。
ここで、駒津峰から降りて来た人が居たが、この人、今朝の同じバスで来た4人のうちの一人。
多分、60代かな・・・健脚だ。
でも、その人、下りでウインドブレーカーや手袋を落として行ったようだ。
気付かないのだろうけど、届けることもできない。
日帰りで来ていることは分かっているからだが。追い付けやしない。
小屋に戻ったがテン場はやはり少ない。2,3張りだけで増えていない。
この連休、ずっとこのままなら混雑が全くない分、来た人はラッキーかも知れない。
ボクは一人ゆっくりと小屋の休憩スペースで、小屋に置いてある漫画を読んで南アの初日を味わった。
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