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chiko619 @ Re:新参者(09/22) 「新参者」読みました。 東野圭吾さんは、…
kimiki0593 @ 相互リンク 初めまして、人気サイトランキングです。 …
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ はじめまして^^ 先ほどこのロングインタビューを読み終え…
2008.02.11
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カテゴリ: 文芸

 原作となるマンガの中の“L”が好きな人もいれば、
 松山君演じる映画の中の“L”が好きな人もいるだろうし、
 アニメの“L”が好きだっていう人だっている。

 “L”が好きな人っていうのは、
 多分、それぞれに、“L”という存在そのものに、相当な拘りがあって、
 かなり、確固たるイメージがあるんじゃないかと思うので、
 本作を読んで、そんな人たちが、どう思うのかは、予想がつきにくい。

それでも、カラフルな表紙を飾る“L”の姿や、

思わず「欲しい!」と、この本を手に取ったはず。
本当に、眺めているだけでも満足感が得られる一冊。

   ***

お話としては、映画「デスノートthe Last name」の続きというか、
“L”が、息を引き取るまでのシーンに挿入される部分。
実際に読み始めると、その作品の魅力に
どんどん引き込まれてしまう。

デスノートを焼却する場面で、死神リュークと対話したり、
専用の隠し倉庫に、弥海砂のグッズコレクションが並んでいたり、
一人で、相手から取った駒を使うという特別ルールでチェスをしてみたり、
ポテチの袋の中にデスノートを入れて、真希に渡してみたり、

 「私はたった一人の友人に言われました。
  部屋にこもりきりの私は、世の中のリアルを知らないと……。」と語ったりと、
映画を見た人は、思わず“にんまり”してしまうような行動を
次から次へと“L”が繰り出してくれる。

さらには、

  前回与えたマドリード連続殺人事件の謎解きは、
  簡単すぎてつまらなかったと不平を言っていましたよ」
と語る“L”のセリフや、
  ロサンゼルスBB殺人事件で、
  Lと共に働いて事件を解決した南空ナオミの前にすら、
  Lとしては姿を現したことはなかったのだ。
という一文は、マンガを読んだ人や
小説版デスノート『ロサンゼルスBB連続殺人事件』を読んだ人を強く意識したもの。

そして、火を噴きながら向かってくるトレーラーを避け、
消火栓にぶち当てながら、舗道沿いのブティックのショーウインドウに突っ込んだり、
一方通行の狭い道路を逆走して、追っ手を振り切ったりするカー・アクションや、
飛行場での、手に汗握るクライマックスシーンの盛り上がりようといったら、
もう、たまらない。
私が愛読している、『千里眼』シリーズを彷彿とさせる展開。
そもそも、「ウイルス兵器」という発想までも、相通じるものがある。

そんな、ハラハラドキドキの後に迎える“L”の最後。
 「L、チェックメイト、です」の言葉に、
目頭を熱くしたファンは、きっと多いはず。
本当に、これで“L”は、死んでしまったんだな……。

   ***

サービス精神旺盛に、様々なエピソードを絡め合わせ、
また、スピード感溢れるストーリー展開で、読む者を圧倒し、
心の底から、“L”の世界を楽しませてくれた作者に感謝。
“謎の人気作家M”って、もちろん「ミハエル・ケール」じゃないのは当前だけど、
ひょっとして……なの?





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Last updated  2008.02.11 21:33:50 コメントを書く


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