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chiko619 @ Re:新参者(09/22) 「新参者」読みました。 東野圭吾さんは、…
kimiki0593 @ 相互リンク 初めまして、人気サイトランキングです。 …
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ はじめまして^^ 先ほどこのロングインタビューを読み終え…
2008.03.15
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カテゴリ: 教育・子育て

 メディアへの露出も、これまで以上に多くなった藤原和博氏だが、
 そこでの発言内容は、目新しくもあり、結構過激な場合も多い。
 しかし、そこには、現場を実際に体験した者にしか分からないリアルさがある。

 目の前に生きた生徒がおり、その後ろに、常に保護者や地域社会が控えている、
 そんな「本物の現場」を体験してきた者だからこそ、書くことが出来たのが本著。
 もちろん、そこに、藤原氏の卓越したコミュニケーション能力が加わっているので、
 至る所で、体験に基づいた、説得力ある「藤原節」が、炸裂しまくる。

7日間で、校長先生になるためのノウハウを伝授しようというのが本著である。

それを、1日1項目ずつ読んでもらうということにしているのだが、
それぞれの項目を記述するのに要しているページ数には、かなりのバラツキがある。

第1日は28ページ、第2日は30ページ、第3日は150ページ、
第4日は14ページ、第5日は10ページ、第6日は20ページ、
第7日は76ページ、という構成になっており、
第3日や第7日を、1日で読み上げるのは、かなりの重労働である。

しかしながら、本著の目玉商品は、何と言っても、多くのページ数を要している
第3日の「校長先生養成講座-オールアバウト学校経営108項目完全マニュアル」と
第7日の「『よのなか』科ワークシートを使って、校長先生自ら授業をやろう!」の
二つの項目である。

第3日の「学校経営108項目完全マニュアル」については、

このようなものを書ける人は、現在、日本中探しても、
藤原氏意外には、いないのではないかと思う。

また、第7日の「よのなか」科ワークシートは、
現職教員にとっても、資料としての価値が、極めて高い。

さらに、ページ数は多くないものの、

外側からは、なかなか見たり、気づいたり出来ない学校の内側の現実が、
藤原節で、赤裸々に表現されている。

この5年間、藤原氏が、公立中学校の校長という立場で、
言葉悪いかもしれないが、自らの学校を使って、改革を実践しながら、
公教育に対し提言したものの大きさは、計り知れない。
学校現場の「リアルさ」を、世間に発信し続けたことこそ、氏の最も大きな功績である。

2003年4月に就いた杉並区立和田中学校校長の職を退く日を
もう、間近に控えた、藤原氏の集大成とも言えるような一冊。
本著は、発刊されてから、すでに一年の時を経過しているので、
是非とも、校長職最後の一年の思いも加筆増補して、再出版してもらいたい。





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Last updated  2008.03.15 12:36:29 コメントを書く
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