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chiko619 @ Re:新参者(09/22) 「新参者」読みました。 東野圭吾さんは、…
kimiki0593 @ 相互リンク 初めまして、人気サイトランキングです。 …
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ はじめまして^^ 先ほどこのロングインタビューを読み終え…
2012.11.04
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カテゴリ: 文芸

 文庫化されたものは、全て読んでいると私は思っていたのに、
 先日 『アリアドネの弾丸』 を読んだ際、本著が未読だったことに気付き、
 早速発注して読んでみた。

 本著は 『ブラックペアン1998』 の続編で、
 世良や若き日の高階たちが活躍するお話し(何と桐生まで登場!)。
 『ブラックペアン』が、 『バチスタ』
 『ブレイズメス』も、田口・白鳥ペアシリーズを凌ぐ程の痛快な作品である。

何と言っても、天城幸彦のキャラ設定が絶妙。
天才外科医とは言いながら、カネに対する考え方はかなり常識を逸脱したものであり、
その姿勢には、高階ですら反感を持つような、一見ヒール・キャラ。
にもかかわらず、読み進むにつれ、次第に引きこまれてしまう彼の魅力は並大抵ではない。

そのとどめは、世良とのやりとりにおける、天城の次の言葉。

  「ジュノ、さくらにも寿命があることを知っているか?」
  「ソメイヨシノの寿命は七十年。樹木だから樹命、だけどな。
   この長さ、何かに似ていると思わないか?」
  「人の一生だ。私も、七十年で生涯を閉じる。
   さくら並木が続くのは、そこに次々とさくらが植え続けられるからだ。

   完成すれば、寿命七十年のさくらたちが集い、
   春になれば毎年、見事な花を咲かせるだろう」
  「ジュノは見たくないか?その見事なさくら並木を」(p.370)

そして、このスリジエ・ハートセンターの顛末は、 『スリジエセンター1991』 へと続いていくが、





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Last updated  2012.11.04 17:45:31 コメントを書く


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