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chiko619 @ Re:新参者(09/22) 「新参者」読みました。 東野圭吾さんは、…
kimiki0593 @ 相互リンク 初めまして、人気サイトランキングです。 …
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ はじめまして^^ 先ほどこのロングインタビューを読み終え…
2018.06.30
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​ 数年前、「におい」が原因で、
 同じ部屋で共に活動する者同士が、鋭く対立する事態が生じた。
 それも「臭い」ではなく、「匂い」が原因だった。
 調べてみると、それは柔軟剤の「におい」だと分かった。

 白衣を洗濯する際、柔軟剤を用いたのに深い理由はなかった。
 CMでもお馴染みの柔軟剤で、使った本人は良い「匂い」だと思っていた。
 自分自身の体臭を気にしていたこともあり、周囲を不快にさせないためにと、
 白衣以外にも、色々な形で自分の身の回りに「におい」を散りばめていた。


ある者が、それに耐えきれず、「何とかしろ!」と私のところに怒鳴り込んできた。
双方の意見を聴きながら、周囲の協力も得て、調整を進めていったのだが、
残念ながら、両者が完全に納得し和解するまでには至らなかった。

そして先日、ネット上で本著のタイトルを見つけた。
「これだ!」と思わず反応し、すぐさま購入、読み始めたのだった。
そして、読み終えた後、
「あの時、本著が手元にあれば……」と強く思った。

   ***

CS(化学物質過敏症)について、著者は次のように記している。

  CSは2009年に病名が登録され、病気として公的に認知されました。
  この結果、診断書を学校や職場に示して対策を求めることや、

  でも課題は少なくありません。(p.43)

CSを正しく理解している医師は少なく、
専門的な診察を受けられる医療機関も少ないと著者は言う。
さらに、化学物質がCSだけでなく、
アレルギーや発達障害、不妊の増加に関係しているとも。


次のように記している。

  EDCの存在はシーア・コルボーン博士らの『奪われし未来』(1996年)によって
  世界に広く知られるようになりました。
  日本では邦訳が出版された98年に大問題になり、
  環境省が疑わしい物質67を選び出して調査研究を始めたのですが、
  間もなく化学・農業業界や一部の学者たちが猛烈に反発し、
  「(根拠のない)空騒ぎ」にされてしまいました。
  その後はほとんど話題にもなりません。(p.84)

ところが、世界では研究が進み、
深刻な影響を与えることが明らかになっていると、著者は言う。
国連環境計画(UNEP)と世界保健機関(WHO)が公表した、
『内分泌かく乱物質の科学の現状2012年版』に、それらはまとめられているとも。

その後、著者は問題がありそうな様々な製品について、次々に実名で記していく。
「フレア フレフグランス」(芳香柔軟剤)
「ファブリーズ」(消臭除菌スプレー)
「ウルトラアタックNeo」(合成洗剤)
「薬用せっけんミューズ」(抗菌・除菌製品)
「タンスにゴンゴン」(医療用防虫剤)
「バルサンSP」(家庭用殺虫剤)等々。

   ***

私に「何とかしろ!」と怒鳴り込んできた人物は、
「頭が痛い」「ふらつく」等の症状を訴えていた。
しかし、当時、CSについて正しく理解し、
診断や処置をしてくれる医師がどれほどいただろう。

本著に書かれていることは、
現在、世間で、どれほど正しいこととして認められているのだろうか?
しかし、「におい」に苦しんでいる人たちが、相当数いることは確かだ。
そのことは、「におい」を使う者は心得ておく必要がある。





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Last updated  2018.06.30 12:10:55コメント(0) | コメントを書く


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