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『高原に山城やむら再現 ・・・旧山陽道番外 中世歴史散歩コース』 旧山陽道を歩き、土地に染み付いた歴史を感じながら備中横断を目指す秋編ですが、今回は少し寄り道して、中世の歴史散歩を楽しんでみたいと思います。 旧山陽道が整備され、一里塚や宿場が設置されたのは江戸時代になってからのこと。それ以前も西国街道として大和朝廷の西国経営の重要な道だったのは確かですが、道普請も、食料の調達もままならず旅は過酷。庶民が国から国へ旅することなど思いもよらぬことでした。 井原市美星町には吉備高原の鎌倉―室町時代の中世のむらを再現した歴史公園「中世夢が原」があります。ふる~い街道の風景を体験してみましょう。 今回は井原駅からバスを利用します。当地ゆかりの那須与一を連想させる弓と矢をかたどった駅舎前で乗車。国道313号を北上し、八日市の峠のガソリンスタンドすぐを右折。背の低い松林と畑の中を進み、星の郷青空市に到着します。ここがスタート地点です。 歩き始める前に青空市の新鮮野菜をゲットしておきましょう。帰る時までに欲しいものが売り切れてしまわないように。いい買い物で気をよくして、さあ出発。美星国保診療所前で左に曲がり、すぐ右折し丘を越え、五差路をまっすぐ進むと正面に中世夢が原が見えてきます。回り込むように広い駐車場に入ります。 吉備高原神楽民俗伝承館わきの山城の鳥居門をくぐり、受付で入園料を納めます。現代から中世への入り口です。ここからは、中世の吉備高原に栄えたむらが、絵巻物や発掘資料をもとに時代考証され再現された世界です。 ここでNHK大河ドラマ「武蔵」や映画「あずみ2」のロケが行われたのも納得です。つくりもののロケセットと違い、一年中、住人(職員)が中世の営みをしているのですからね。 むらの入り口には辻堂が立ち、あたりには五輪塔が点在。農家では草履づくりやわら打ち仕事が行われています。たたらの周りには炭が残り、にぎわう三斎市も。砦の物見櫓からは領内が一望できます。山すそには兵糧を蓄える詰め所や城主の館もあります。 城主の館の奥にある美星天文台では、心の宇宙散策に夢をはせることができます。歴史と宇宙を同時に体感できるウォークはここだけですよ。 また、美星町は「狐狸庵」遠藤周作氏の先祖が戦った地であり、小笹丸城址は小説「反逆」の舞台にもなりました。狐狸庵先生は取材で度々訪れ、中世夢が原の園内には「血の故郷」の石碑が立っています。 青空市に戻って兵糧などを買い足し、バスにて井原駅に帰参致し解散でござる。 11月26日、このコースでJRサンデーウォークのバス&ウォークを行います。バスや弁当付きで、要予約。当日は本格的な備中神楽の上演もあります。見逃すのはもったいないでしょ。 (井原線まちおこしネット代表・岡田正樹) ●歩く距離 約6km ●時間 約5時間 ●消費カロリー 288kcal※これは、「2006年(平成18年)10月15日(日)の中国新聞 井笠おかやま版 ほのぼの岡田さんの 井原線ウォーク 秋編 第3弾」の連載を修正加筆したものです。・・・3年半もの長い連載を許して戴きました 中国新聞社さんに感謝いたします。
2006.11.13
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