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子どもに健全な金銭感覚を養うこと。それはとても大事なことだと思う。まずお小遣いをあげるようになったら、そのお金がどういうお金かを子どもに分かるように伝える方が良いと思う。 息子が小学校2年生の時、近くのスーパーに買い物に行ったら、たまたま息子と同じクラスのG君が来ていた。G君と息子はしばらくスーパーの中で話したり遊んだりしていたが、その内息子が走って私の所に戻ってきた。「お母さん!G君にこれもらった」見ると手には500円玉。「どうして?なんでG君がこれをあなたにくれるの?」と聞くと「お前は友達だからやる、だって」そんなのおかしい。こんなお金をもらう理由はない。「これはG君のお家の人が一所懸命お仕事してもらってきたお金だからもらえない、って言って返して来なさい」と言って返させた。その時思った。G君の家では一体いくらお小遣いをあげているんだろう?そのお金がどういうお金かちゃんと教えていないんだろうか?当時小学校1年と2年だったうちの子どもたちにはまだお小遣いをあげていなかったから、お小遣いをあげるようになったらちゃんと、そのお金がどういうお金かを話そうと思った。G君についてはその後色々な問題が起きた。お小遣いをふんだんにもらっていたせいか、友達を惹きつけるのにお金やおもちゃを使う。みんな物目当てでG君と遊ぶようになった。そこまではまだ良かった。中学生になるとその金遣いの荒さが悪い上級生の目にとまり、カツアゲのターゲットにされてしまった。学校で何度か問題になった。カツアゲなんかする上級生が悪いに決まっている。でも何かというとお金をほいほい出すG君の金遣いの荒さが、悪い上級生を引き寄せたのも確かだ。お金は人を幸せにもするし、不幸せにもする。お金との賢い付き合い方を学ばせたい。
2010.11.27
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中学生の頃、よく父に庭の草抜きをさせられた。当時住んでいた社宅には広い庭があって、夏は抜いても、抜いても、雑草が生えて来る。 父は私と弟を従えて草抜きをする。私はそれが嫌でたまらなかった。軍手をしていても爪に土が入り洗ってもなかなかとれないし、手には嫌なにおいが残る。いつもぶつぶつ文句を言いながら草抜きをしていた。でも私たちが文句を言った所で父はやり方を変える人ではない。だからあきらめて父に従っていた。ある時、自分が草抜きをした一画がきれいになっているのを見てとても清々しい気持ちになった。それからは「嫌だ」と思わなくなり、無心で草抜きをするようになった。そうなると不思議なものだ。時間がすごく早く過ぎる。今度はここをきれいにしよう、その次はこっち・・・と。信じられないことに草抜きがとても楽しくなった。そして「草抜きが楽しい」という自分の心の変化に自分自身が驚いた。そんな私に父が笑って言った。「嫌だ」と思ってするのも「よーし、やるぞ」と思ってするのもお前の自由。でも「嫌だ」と思ってしているとどんどん辛くなるものだ。どうせするなら覚悟を決めて一所懸命する方がずっといいぞ。そうすればどんなことでも楽しくなってくるぞ。父の言葉に納得した。なにしろ草抜きですら楽しいと感じるようになったのだから。無心になって草抜きをする楽しさ、自分がきれいにした庭を眺める清々しさ、母が喜ぶのを見る喜び。私に労働の喜びを教えてくれたのはこの「草抜き」だったんだなあと今思う。
2010.11.20
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アイルランド西岸の観光スポット「モハーの断崖」を見に行った。天気が良ければこんな景色が見えたはず。でも実際はこちら。残念なことにその日は台風並みの大荒れの天気。強風のせいで折り畳み傘が10秒で壊れてしまった!!この時期アイルランドの天候が良くないことを知っていて行ったのだから仕方がない・・・それでもモハーの断崖の近くのレストランで食べた、ギネスビールで煮込んだビーフシチューがとてもおいしかった。食事をしていると、カウンター席に座っていた親子連れが私たちの隣の席に移動してきた。アイルランド人と思われる旦那さんとアジア人の奥さん、1歳位の赤ちゃんだ。私たち家族の会話を聞いていた旦那さんが「こんにちは」と声をかけたので「日本語分かるんですか?」と尋ねると奥さんが「私○○県出身なんです」と答えた。聞くと彼女がアイルランドを一人旅している時に、現地に住む彼と出会い、その後結婚したと言う。お子さんは14カ月。今年旦那様も初めて日本を訪れたそうだ。しばらく今年の日本の夏がとても暑かったことや奥さんの出身地の食べ物の話などをした。バスツアーの仲間たちがバスに戻り始めたので、私たちも席を立った。奥さんが「良い旅を」と言ってくれて、私も「海外での子育ては大変でしょう?頑張ってね」と声をかけた。なぜだか彼女をこの遠く離れた異国の小さな町に残していくことを切なく感じた。彼女と別れてから思った。日本から飛行機で14時間、そこから電車で3時間半、さらに車で1時間もかかるこの小さな町に、娘を嫁がせた親御さんは寂しいだろうなあ、心配だろうなあと。私にも年頃の娘がいる。もし娘が遠い異国の人と結婚したいと言ったらどうするだろう。できることなら近くにいてほしいなあ・・・でも親が口を出し過ぎるのは良くない。私にはAさんという同級生がいる。きれいな女性で結婚話は降るほどあったがそのたびに「遠すぎる」「背が低い」「長男はだめ」「同居はだめ」と、親がことごとく難癖をつけ、本人が結婚したがっていた相手との間も引き裂いてしまった。優しくて親に逆らうことのできない女性だ。ご両親が亡くなって一人で暮らすAさんを、同級生の一人は「娘が親のエゴの犠牲になった」と気の毒がる。もちろん結婚したからといって幸せになれたとは限らないし、反対に不幸な結果が待っていたのかもしれないけれど・・・。でもAさんの親の出した数々の結婚の条件は、一体誰の為のものだったのだろう?気をつけないと大人しい子、優しい子ほど、親のエゴの犠牲になる。「そばにいてほしい」という自分の思いを断ち切って、大切なお嬢さんを海外に送りだした親御さんの気持ちを想った。
2010.11.16
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毎年1~2回TOEICテストを受けている。受験者のほとんどは大学生か大学院生。時々同じ年代の人を見つけて勝手に親しみを感じている(笑)。でも比較的順調に伸びていた点数がこの4年間全く伸びない。勉強の仕方を変えたり色々な工夫をしてみるのだがほぼ同じ点数を行ったり来たりしている。このままでは今海外にいる息子にあっという間に追い越されてしまう。それで昔父に言われた話を思い出して自分に言い聞かせる。それは「竹の節」の話だ。竹という木はとても成長の早い木だけれど、節の部分だけは成長に時間がかかるそうだ。でもその節の部分があることで上へ上へと伸びていける。節の存在が竹に強度を与え高く伸びる成長を支えているのだそうだ。そして成長に時間のかかる節の部分を抜けるとその後またすっと伸びるのだと・・・確かに停滞期の後に大きな飛躍を経験したことがある。今までと同じことを同じようにやっていたのに、驚くほど点数が上がったり、できなかったことができるようになったりしたことがある。何かをマスターしようとする時、成果が表に表れない時期と表れる時期があるのはよく感じる。成果が表れないからといって力がついていないわけではなく、次の飛躍に備えてじっと力を蓄えている時期なのだと思う。竹の節のように。でもその期間はとても不安だ。あと少しで節の部分を抜けられるのか、それともまだまだ続くのか、次の飛躍は本当にやってくるのか、そもそも年齢のせいで記憶力が落ちてもう無理なのではないか・・・と。竹の節の部分で努力を続けられるか続けられないかが分かれ道なのかもしれない。だからやっぱり頑張るしかないかなと自分自身に言い聞かせる。同じ状況で苦しんでおられる皆さん、一緒にもうひと頑張りしましょう。
2010.11.11
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息子がインターンシッププログラムで滞在しているアイルランドに行ってきました。今の時期のアイルランドは仙台よりも寒く、観光で行くなら夏の方が良かったのですが、私や家族の仕事の都合、息子の都合を考えるとこのタイミングしかなく、寒いのを覚悟で行ってきました。 7か月ぶりに会う息子は、見た目は全く変わらずのんびりした感じでしたが、話を聞くとそれなりに困った事態に遭遇したこともあったようです。その都度周りの人に助けてもらったそうです。私も滞在中何度か道に迷い現地の人に道を尋ねましたが、どの人もとても親切に教えてくれました。海外を旅するととても心細いものです。ツアーに入らず自分たちだけでまわるとなおさらです。そんな時出合う優しさが本当に嬉しい旅でした。日本の良さもしみじみ感じます。なによりも日本の食事は最高です(笑)。世界中の数ある国の中でアイルランドという国に"ご縁"ができたこと。世界中これだけたくさんの人たちがいる中で、ひと時言葉を交わし、笑顔を交わした人とはきっとなにか"ご縁"があるのだなあと感じながら、アイルランドの空に「あと半年息子をどうかよろしくお願いします」と祈ってきました。そして外国から日本に来ている方が困っていたら、できるだけ力になってあげたいなあと思いながら帰ってきました。
2010.11.07
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