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―――― JEITINHO BRASILEIRO ----・ ・・それは、「いかにお金を使わずして、たとえ法に触れても、抜け道を探して、無料で目的を果たすか」 という、ブラジル独特の 普通に行われているやり方・・・・。今日は 食べ物について。なーんか小腹がすいたなあ~~~~っと 感じたとき、当然のごとく、食べ物を持っている人にたかる!!!ここまではまだ普通だが、自分が食べ物を食べていても、ほしがる人間が少なからずいるのだ。私の知り合いの病院づとめのブラジル人のKさんは お昼に毎日お弁当を持参する。ご主人が料理が上手らしく、日本風の味付けや、凝ったおかずなども作ってくれるという。お昼の時間になり、弁当の包みを開けると、ぞろぞろと職場の人たちが寄ってくる。「うわー、美味しいそうなにおいがしてきたよお!何食べてんの?ご主人凄いネエ。そういうおかず見たことない。少し味見してみてもいいかなあ??」と、毎回のごとく聞く。そして、いいよ、と 弁当箱を渡すと、みんなで寄ってたかって、つまみ食いをするというのだ。あるときなんか、ドレッシングに醤油を少し入れたものをサラダにかけていたら、やっぱりねだられて、ドレッシングのかかっている美味しいところだけ食べられて、残ったのはドレッシングのない、味のないところだけだった。そうやってねだる人に限って、さっさと自分のご飯をねだられる前に食べてしまうずるい人なのだ。そして、職場に自分用にマーガリンやら、ミルクやらを持参して、冷蔵庫に保管すると、皆勝手に使ってしまう。名前を書いて、「さわるな」と書いても効き目なし。そこで、彼女は何をしたか?―――――ミルクに下剤を入れた!!!!―――――――そうだ。その日の午後は、ひとつしかないトイレに行列が出来ていて、中に入った人はなかなか出てこなかったとのこと。それから、しばらくは皆彼女のものに手をつけなかったそうだ。それでも、時が経ち、またその傾向が始まったので、彼女はマーガリンにタバスコを練り混ぜて入れたそうだ。その日の午後、マーガリンをあけてみると、やっぱり皆使っていた!!さぞかし、舌がぴりぴりしたことだろう!!そして、こーんなものは さすがにねだらないだろう、と思えるものでさえ、ブラジル人はねだる。10代の女の子の話だが、ぺろぺろキャンデイーをなめていると、男の子がやってきて、「それ、くれよ!」と、ねだられることもしばしば。口に入れて唾液で嘗め回したもの、普通ねだるか??と私は思うのだが・・・。さらに、たった一つの飴玉を 友達に見られたら最後!!「分けてくれ!」と言う。ブラジル人のマナーとして、頼まれたら あげなければならない。そういうとき、ブラジル人だったら、どうするか??・ ・・・・・友達の数だけ、切り分ける・・・・・・・飴を六つに分けたりするのは 普通!なんて、言っていた。ヒエー!!頼むのが男の子の場合、たかられたら、跡形もなくなくなってしまう。そういうとき、どうするか?・ ・・・・・ぺっぺっぺっと、つばをかけて、「ハイ!」と渡す・・・・それでも、頼んだやつは「ウへェ~~!」と言いながらも、つばがついてなさそうな部分を 無理矢理食べるとか。たとえ、地面に落ちても、ズボンでさっとぬぐって、平気で食べてしまうそうだ・・・。・・・・・きみたち、・・・・人間忘れてないか?・・・・・
2004年09月30日
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前にも書いたが、最近ブラジル人の日本語の生徒の割合が増えてきた。日本の景気がほんの少し見通しが楽観的である影響か、「出稼ぎ」が増えたり、現地日本企業が少しずつ事業拡大のための投資をはじめているため、就職に有利になるようにと日本語を学びたいという生徒が多い。また、日本ブームの影響もあると思う。大抵そういう生徒は、「何年でマスターできるか。」などと、聞いてくる。私はいつも「努力次第で、1年で話せるようになる生徒もいる。」と答えているが、最近の生徒の ーーー怠惰ぶりーーー には目を見張るものがある。まず、「宿題が多い」と 愚痴る。仕事もあるし、他の習い事もあるからこんな量は無理だというのだ。それで、1/3の量に減らしてやった・・・。以前のクラスだと、みーんなきちんとやってきてくれて、どんどんクラスを進めることが出来たのだが、人それぞれ事情があるなら仕方がない。次に、「平日に 宿題を出してほしくない」と愚痴る。平日には、ほかの習い事があるから無理だというのだ。それで、週末に 出すことにしてやった。量はやっぱり1/3のままで。その結果・・・、やっぱり週末は羽を伸ばしたいようで、やっぱり宿題をしてこないのだ!!昨日のクラスなんて、日本有名企業で自分のキャリアに日本語を生かしたいという身なりのきちんとした人たちばかりなのだが、見事に全員宿題をやってこなかった。しかも、難しい、難しいと 愚痴る・・・・。・ ・・あのねえ・・・あまり勉強していない朝市の手伝いのおにーちゃんでも 何度も繰り返し教えたら、分かってくれたんだよー。それに、授業中の口答練習や繰り返し言ってもらうとき、「そんなのいちいち繰り返して言わなくても分かってるよ!」みたいな顔をして、繰り返してくれないのだ!!それでなくても、クラスは週2回各1時間。繰り返し言うのも、時間のない彼らのために単語を覚えるキッカケ作りだとか、頭で分かるだけじゃあなくさっと言えるようにといった ちゃんとした目的があるのに。結局、一時間の昨日のクラスはほとんど、宿題をするのにつぶれてしまった。私があまりにもあからさまにあんぐりと口をあけていた(わざと)ので、一人の女生徒がボソッと聞いた。「私たち、遅れてる???」私はいろいろ言いたいのを無理矢理押さえ込んで(あまり言うと自信をなくして辞めてしまう)、変な笑顔を作って答えた。「あのね、貴方たちが今勉強しているところは、貴方たちが費やした時間の1/3で マスターできるとこなのよ。しかも、普通は宿題を今の三倍出して、みんなちゃんと全部やってきてくれるよ!!」ほんっと、やれやれ・・・だ。ところで、テーマの「学ぶ」と「習う」だが、ブラジルには それに当たる言葉として、「APRENDER」がある。――APRENDER――・・・「習う」「学ぶ」「技術・教養を身につける」「子供の頃、水泳を習った。(から、できる。)」「僕は英語を習っていた。(から、英語が出来る。)」上記の「習う」というところに 動詞「APRENDER」を入れて、「技術を身につける」とか「学んだ」という意味で使われていたのが普通だったのが、今や、「学校でこの教科を習ったんだけど。(ただクラスにいただけ)」「昔、こういうことを習った。(今、覚えているかというと、疑問だ)」という風な、「習っただけ」の感覚で使われることが多くなったように思う。ブラジル人は とにかくいろいろ講座や学校へ行くことが自分のキャリアアップ(=給料アップ)につながると考えている。それで、手当たり次第(に私には見える)、いろいろな勉強に手を出す。そして、そんな自分を「向上心があってえらい!」と思っている。でも、実情は、「行っているだけ」「顔を出しているだけ」のことが多い。日中は仕事をして、毎晩いろいろな講座に行って、週末は遊びに出かけて、一体何を学べるというのか???ひとつか二つだけ選んで、もう少し極める方がずっと凄いと思うのだが。なんか間違ってるんじゃあないのかな??ほんとに、それでいいのか?ブラジル人??• 今日から来週初めにかけて、いつも使っているコンピューターの修理に出すことになりました。そこで、今も もう一台の私の日本語の書けるコンピューターで書いて、もう一台のダンナのコンピューターで更新しています。よって、みなさんのページに遊びに行きますが、コメントはローマ字になってしまって、ウザいでしょうから、書き込みはいたしませんので、ご了承の程を。
2004年09月29日
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ーーーー JEITINHO BRASILEIRO -----・・・それは、「 いかに金を使わずして、たとえ法に触れても、せこい抜け道を探して、無料で目的を果たす 」という、ブラジル人独特の フツーに行われているやり方。今回は 乗り物について。バスに乗りたいがお金がないとき; ・・・・・・・ただ乗りする!・・・・・・・ブラジルのバスは前から入り、バスの真ん中の回転柵のところで料金係の人にお金を渡すようになっている。後ろの出口から乗るのだ!運転手は気づいているが何も言わない。ひどいときには バスの外側の後ろやら回りにつかめる場所をつかんで車体に張り付いている「 人間コバンザメ 」がいることもある。満員のときは チャンス!前の入り口から入り、入り口の階段のところに座り、目的地に着くと、そのまま飛び降りる!!バスは真ん中の料金係のところの回転柵で乗客数をカウントしているので、その回転柵を通らなかったら、料金係の人たちにとって、ただ乗りしようが、どうでもいいらしい。私はしたことがないが。 電車などでは、駅の入り口から入らずに線路のほうから、どうにかして進入。そのまま、プラットホームまで歩いていき、ただ乗り。そして、びっくりするのが、低所得層の若者のあいだで 「根性試し」のごとく行われているのが、・・・・電車サーフィン!!!!・・・・・・電車の上に乗り、「サーフィン」するのだ!!危険きまわりない!!これで、命を落とす青年たちが少なからずいるということだ。あほちゃうかーーー! 他にも、大学生ならば、車を駐車場から出している知らない学生に、「おい、XXXまで 乗せてくれよお。」と、頼むらしい。割と高い確率で乗せてくれるとのこと。ブラジルで他人を助けるボランテイア精神のないものは、「スノッブ」と呼ばれ、忌み嫌われるらしい。後日、車にいたずらされたり! 私の日本語の生徒「特撮オタク」は、あるパーテイに行って、帰りの交通費まですっかり使ってしまったらしい。一体、彼はうちに帰るために何をしたか?・・・・・ピアーダ(ジョーク話)大会を開き、寄付金で家路に着いた!!!!・・・・・・こういうことを考えるのも、いかにもブラジル人らしいではないか?????
2004年09月28日
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最近、いい天気が続いている。ここしばらく子供の試験が詰まっていたので、外出もままならなかった。真っ青に澄んだ青空を見るたびに、お出かけしたいなあと今週いっぱい思っていたことだし、昨日は家族で外出することにした。我が家は 映画を観るときや、何処か行くとき、いつもブラジル人のダンナではなく、私が情報収集をして、行き先を決める。どこで遊んで、どこでお昼をしてなどは、私の係!!これは日本にいるときからのお約束!(笑)今回は サンパウロ郊外のCOTIA市に出来たという巨大な佛教のお寺佛光山如來寺へ行くことにした。 車で走ること一時間弱。高速道路RAPOSO TAVARESを28KMのところで出て、まっすぐ道をいくと、わりとすぐのところにあった。立派な門をくぐり、車を止め、中まで歩いていった。とにかく巨大で、新しくて、きれいなので、ケンケンはカンフーのポーズをとって、写真撮影。(笑)階段を上ると、広場があり、その奥の階段をさらに上るとお寺の本道だ。そこでは あきらかに観光客と分かる人たちが 中でお坊さんの話を熱心に聴いていた。寺を知り、佛教を軽く知るための観光案内のようなものみたいだった。私たちは そこには参加せず、寺の中をうろうろと見て回ったのみ。さまざまな仏像を展示している部屋や、お土産を売っている部屋、ベジタリアンの食事を提供するレストラン、カフェコーナー、子供の遊具コーナーまでもあった。ダンナはお土産屋で、お守りとお線香を購入。彼は、何処かに行くと必ずお土産を買いたい人!(笑)外には瞑想用の池まであって、その周りではいろいろな人が地面に座り込んで、目を閉じて瞑想していた。裏にある草山のようなところで、子供たちはタンポポの綿毛吹きに夢中になっていた。(笑)うちに帰ってからこの寺のことを調べると、「政治団体」だの「観光用の寺」だの叩かれていた。それもちと納得!出来るのであった。(笑)一通り、見て廻ったし、お腹もすいてきたので、お昼を食べに行くことに決定!COTIAから5キロほど戻ったところに、GRANJA VIANAという裕福層の住宅地が多くある市がある。そこには、素敵なレストランが多いので、そこの「CELEIRO DA GRANJA」というレストランでお食事することになった。そこはガラス張りの壁の目立つログハウスで、遠くからかなり目立つ。天井が3階建てのビルが建ちそうなほどの高さで、圧倒された。ダンナ、「・・・高そう・・・。LUANA,値段とか確認した??」「・・・ううん・・・してないけど・・・それほど高くないってHPには書いてあったよ・・・。」おそるおそる中に入った。子供たちは大喜びである。「すっごくかっこいいレストランだー!!」入り口にはドリンクバーがあり、奥に進むとレストランのメインになる。そこから、ガラスの扉の外に出ると、バルコニーのテーブルがあり、見晴らしがとてもいい。山の斜面に立っているレストランなので、下は5メートル以上ありそうだ。 このレストランのメインは 天然の石の上で焼いたステーキだが、この日は魚介料理の食べ放題だったので、魚介にした。ブッフェ式で、サラダ各種と豪華な魚介料理がどーんと10種類ほど並んでいた。シーフードのカレーソース、海老のストロガノフ、サーモンのオレンジソースがけ、魚介のモケッカ、魚介のピラオン、塩タラのマッシュポテトグラタン、パエリア、そして、子豚の姿焼きまでもあった!(後は思い出せない・・・)とーっても美味しくて、家族全員大満足でした!なんといっても、素材が良質なものを使っていて、塩タラなんてこんなに白くてやわらかいものは値が張るので使ったことがないし、海老だって巨大で、ぷりぷりしていた!値段もこのクアリテイーにしては お手ごろだった。食事が終わると、子供たちは遊具コーナーへダッシュ!(いつものこと)ビニールの空気を入れて膨らませたお城型のおもちゃに入り、ぴょんぴょん跳ねていた。友達作りの天才ナナは もう一人いた日系人の女の子WENDYと瞬間的に友達になり、「私のお友達―!」とのたまっていた・・・。天気もよかったし、外出日和で、私たちもリフレッシュできたし、楽しい日曜日でした!
2004年09月27日
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「JEITINHO BRASILEIRO」。ブラジル人自身がこう呼ぶ「ブラジル流やり方」とは 「いかに金を使わず、頭を使って目的を果たすか」ということ。ブラジル人の大部分は低所得層である。この人たちは とにかく金がない。家賃払って、遊ぶ金はちゃんと確保しておいて(これポイント)、他はなんとかして切り抜けなければならない。よって、「抜け道探し」が とってもお得意なのだ。例えば、電話。プリペイドの携帯の出現で、ブラジルでは携帯普及率が倍増した。社会的ステータスとなっているのか、ファベラに住む人でさえ持っているほどだ。しかし、やっぱり電話料金は高い!電話料金を払いたくない!!・ ・・というキモチから、どうにか払わなくてもいい方法が普及してしまった。『公衆電話の鍵をどうにかして開ける。それから、扉の部分を開けると、今まで電話を使った人のかけたあて先のナンバーが出ている。その画面に自分のかけたい電話番号を 携帯のデジタル音を受話器に押し付けて鳴らすことで 記憶させる。』すると、無料で電話がかけられるそうだ。もっと簡単な方法もある。電話の線の部分を削り、電話機体を持ち上げ、ある場所を触ると、無料でかけられるとか。そして、コンピューターで携帯の他人の番号を使えるようにする方法が普通の大学生にまで普及しているとか。さらに、使い捨てのテレホンカードの再生方法も普及している。何につけても、せこい抜け道を探す・・・恐るべし!!これが、ブラジル的やりかた!
2004年09月26日
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私はブラジル在住10年なのだが、ブラジル人の日常についてまだまだ知らないことがたくさんあるようだ。ブラジル人は肉が大好きだということは 皆さんご存知だと思う。ブラジル式シュハスコレストランは 肉が食べ放題だし、家庭でも週末にはなにかにつけて焼肉パーテイをする。それは知っていた。知っていたのだが、先週金曜のイバ(日本語の生徒)のクラスで聞いたこと。彼は毎日肉を食べるそうだ。しかも、直径20cm,幅15cm、厚さ約5ミリ大(調理後のサイズ。要するにパン皿に並べたとき肉が皿を全て覆うほどの大きさ)のステーキを二枚も一食で食べるそうだ。LU : 「ええ!!そんなに??」イバ : 「肉がないと生きていけませんね。」しかも、彼は食事をするときに 食事と一緒にバナナをむいて、かじりながら食事するのが好きだそうだ。食事を口に入れてはバナナをかじり、というのを繰り返す!食事の後にデザートとして食べたほうがいいのではないか?それにびっくりし、翌日の15歳の二人組の女の子に感想を求めた。LUANA : 「かくがくしかじか なんだけど、びっくりよねー?」女の子1 : 「なんで?私もそうだよ!お腹がすいているときは 三枚食べるし!!」女の子2 : 「そうそう。そんなの、ふつうよ!」LUANA : (手で大きさを見せながら) 「このデカさだよー!」女の子1&2 :「そうよ。ふつうふつう。」ちなみに、彼女たちも食事と一緒に他のものを食べる習慣だそうだ。女の子2は 食事の洋皿の横に チョコレートやらスナック菓子を置いて、「三角食べ」(分かります?ローテーションしながら食べるということ)しているらしい。念には念をおして、日系クラブの事務員のMさんにも聞いてみた。やっぱり、普通のブラジル人はイバのように肉を大量に食しているらしい。そして食事と一緒にお菓子などを食べるということも普通に行われているらしい。さらに、イバは自分の食事の仕方について教えてくれた。「私はテーブルについて食事するのが好きではありません。大皿にご飯と豆と肉とサラダを5cmの高さに盛って、ソファに持って行き、ゆっくりとテレビを見ながら食べるのが好きです。「そんなに料理をお皿に盛ったら、こぼれてソファが汚れるじゃあないですか。」「いえいえ、汚しませんよ!周りから円を描くようにすくって食べますから。」「・・・・・・・ (≡∇≡)」「じゃあ、どうやって肉を切るんですか?肉を切るときにご飯が落ちちゃうでしょ?」「いえいえ、私はナイフは使いません!フォークでぶすりと突き刺して、直接口にもっていき、犬歯で噛み切るんです!」「・・・・・・・ (≡∇≡)」「私の犬歯は 昔っから強いんです!!」(誇らしげ)・・・毎日が 驚きの連続です!
2004年09月25日
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千と千尋の神隠しを今ケーブルテレビでやっている。ブラジルでは公開が遅れて、一年前 やっと映画館で上映されたのを家族で観に行ったが、吹き替えしかなく、細かいニュアンスまでは感じられず、ちょっと物足りなかった。今月より放送されているケーブルテレビのこの映画は オリジナルでポルトガル語の字幕入り。早速ビデオに録画して、子供クラスで皆で見た。主人公と大体同じ年代の子供たちは、笑ったり、少し泣いたりと この映画の世界の中に入っていったようだ。ブラジルでは、CARTOON系、ルーニ-トゥーン系のアニメばかりで、なにげない暴力や、素直でいることのバカらしさ、物事を斜めに見ることなどばかりが取り扱われ、皮肉っぽい素直じゃあない子供が増えているように思う。特に、危険がはびこっているこの国では 子供はひとりで外出もままならないので、空き時間にはテレビをだらだらと見っぱなし。 そういう環境の中で、たまに宮崎アニメを見せてやると、子供は驚くほど子供本来の素直な表情になるのだ!感動的でさえある。いつもいたずらばかりして手に負えない男の子が ほろりと涙を流して、皆に気づかれない様に涙をぬぐっていたり。いや、こういうタイプの子供に限って、泣いている。もっとこういうタイプの素直な気持ちをはぐくむアニメが出来て欲しいなあと思う。 さて、今回『千と~』を観て、改めて考えさせられたこと。「名前を失う」ということ。ワタシは結婚の際、苗字をだんなの姓に変えた。だんなの姓は沖縄の苗字で、普通の人には読みにくい変わった名前。実のところあまり好きじゃあないのだが、旧姓もなんだかさえない名字だったので、わりと抵抗なくの変更。それからというもの、新しい姓での生活は 新しい人生を歩んでいるかのように感じた。どんな人間になろうかなと、まるで、小説の登場人物の性格を考えるようなそんな気分。そうやって、新しい姓にも馴染み、ブラジルにも来て、実家との関係もほとんどなくなり、旧姓の存在さえも忘れていった・・・。 マンネリ生活が続く中、ちょっとしたきっかけで楽天を始め、他の人の日記をみたりしていくうちに、自分の昔物語をしばしば思い出すようになった。そんな時、昔の名字を考えると、恐ろしいほど昔の記憶がよみがえってくるのである。辛い記憶の方が多いので(きっとそれは私がペシミストなため)、あまり気持ちのよいことではないのだが、とにかく記憶がよみがえる。もし、自分の旧姓を忘れてしまったら、思い出すことも少なくなるのかなあ・・・っとまたつまんないことを考え込んでしまった。 * * * * * * * * * * * * * * * * 昨日の日本語クラスは 来年出稼ぎに行くという人が多くいるクラス。そのクラスで、「昨日何を食べましたか?」の質問をした。すると、パンにバターを塗ったものは日本語でなんと言うのか?と質問してくる。シンプルに『パンを食べました』でいいのよ~、誰もそこまで本気で聞いちゃあいないし、逆にこまかく説明したら変、と答えると、「そんなのおかしい。」とのこと。そう、ブラジル人は 日本人の「言わなくても分かってくれる」ことを期待する文化と違って、「言わなきゃ分かってもらえない」とする文化なのだ。だから、いちいち説明が入る。だから、ブラジルで「パンを食べて、コーヒーを飲んだ。」と答えると、「えー?あの味のないパンに何も塗らずに食べたって訳?コーヒーにはミルクを入れなかったの?」と吃驚される。「机の上に 花があります。」と言えば、花が無造作に机の上に投げてある、と 考える。「花瓶に入っている花の束」と言わなければ、とってもおかしい感じがするそうである。「このふきんを 引き出しの中にしまってください。」とお願いすると、たたまずにぐちゃぐちゃと引き出しに突っ込む人もいて、いちいち、「たたんでから 入れてください」と言わなければならない。単一民族の日本と違って、人種の坩堝のブラジルでは 相手に理解してもらえるようにきちんと主張するのが常識だ!ということを 改めて考えさせられた生徒の一言だった・・・!* 昨日はイバマール(苦手な生徒)からの授業時間確認コールがなかった。お、少しは常識できてきたかとほっとしたのもつかの間、たった今(朝9:40)TELが鳴った・・・。イバマールだった・・・。「あー、せんせーLUANA?私のクラスは今日6時半からですねー?はい、分かりました。さよーなら。」・・・・いい加減、辞めてほしい・・・。毎週毎週、同じ時間のクラスの時間を聞くためにTELしてこないでほしい・・・。電話受け係がいるならともかく、生徒が皆、同じように電話をしてきたら、電話を受けるだけで一日が終わってしまうわい!!でも、「確認の電話すな!」とも言えないし、こういうとき、なんと言ったらいいのだろうか。
2004年09月24日
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「シャポリン」をご存知だろうか。メキシコの子供向けコメデイー番組で、ブラジルでは20年前からテレビ放映されている。日本語の生徒、「特撮オタク」は このいでたちでクラスに現れた・・・・。・・・・・なぜ???そして、労働者系の生徒は二人いるが、その中の一人Cさんは相変わらずチープな格好。脱色したブロンドヘアを後ろで束ね、厚底サンダルをはき、ぴたぴたの変にブリーチアウトされたジーンズ、赤い下着風のムネが上半分見えるキャミソール、赤くてでっかいお花がぶら下がっているイヤリング。手にはプラスチックの中に小さな造花が埋め込まれているでっかい指輪に、蛍光ピンクに塗られた爪・・・。チープなものでごちゃごちゃと着飾っているのが、彼女のいつものファッション。「シャポリン」と「チープ&ド派手&露出」のいる異様なメンバーでクラスを行った。労働者系のもうひとりの男の生徒は なかなか日本の言葉が覚えられず四苦八苦している。それを見て、俄然やる気になったらしく、Cさんは毎回ばっちり予習復習をしているようだ。前回のおさらいの時には オタクといっしょに声を張り上げて(!)自信満々で答えるCさん。ワタシ: 「これはなんですか?」 (ひらがなカードを見せている)オタク&Cさん:「は」ワタシ :「じゃあこれは?」 (っと、ひらがなの『ひ』を見せる)オタク :「・・・・ええ・・と、忘れちゃった・・・」Cさん :(ためらいがちに) 「・・ひぃ~~~!」 ワタシ :「そうです。大変よく出来ましたねえ!」自分がオタクを出し抜いて言えた事がとっても誇らしかったらしく、Cさんは 腕を空に振り上げて、ガッツポーズをとった。「ィィィィィイイエーイィィ!!」感激のあまり気が抜けたらしく、次の文字からはオタクが次々と答えていた・・・・。意味ないじゃん!Cさんは 典型的なブラジル人女性でぺちゃくちゃとよく話す人で、皆と仲良しになっていた。なんと、オタクとも大の仲良しなのだ。授業が終わって、クラスを出るときも、一緒に出ているし、ぺちゃくちゃと仲良く話しながら歩いていった。 * * * * * * * * * * *クラス終了後、前日ツイ子供の前で口走ってしまった「マクドナルドで食事」を 実行した。実は二人とも晩御飯を食べていたのだが、私の仕事が終わった21時にはまたお腹がすいたらしく、4人で歩いてマックへ。いつものように、ケンケンはBICMACで、ナナは子供セット、私は食べたことのないチキンフライのハンバーガーを食べた。ダンナはクリスピー・チキンセット。・・・まずかった・・・。なんで、こんなにまずいのだろういか?パンはぱさぱさ、肉はぼそぼそ、ポテトは干からびて(揚げすぎ)こんなに高い金払ってこれかい!!ってつっこんでやりたい。ダンナも「まずいー。」と言っていたし。子供たちはというと やっぱり喜んで、一気に平らげ、遊具へダッシュ!!でした。昨日の子供セットのおまけは SEGAのゲーム。今回のおまけが割といいのは SEGAが市場拡大のために、おまけを提供したからだろう。もしこういうスポンサーからの提供がなかったら、悲惨なものとなる。いつ時かのおまけは マックのキャラクターの絵が入ったプラスチックの筒型コップ・・・。ブラジルのマックは まずいです。日本のモスバーガーが懐かしいなあ・・・。
2004年09月23日
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昨日の日記でのコメントで、女の集団に意外に苦労している人が多くて、吃驚した。やっぱり、皆が皆心地よいと感じるものではないのだなあ。それでも、きっと必要な場面ではうまくやっていっているのだろう。私は・・・・だめだなあ。一年の一度のパーテイぐらいなら、楽しめるけど、いつもいつも集まりだしたら苦痛になってくる・・・。やっぱり「義務」みたいになったら辛い。きっと 自分勝手なんだと思う。 昨日は一日中体調が悪く、だるかった。体温も上がっていたし、排卵日だったのだろう。むくんで、眠くて、頭が痛くて、仕事はキャンセルしたいような気分だった。それでも、つまっている予定・・・。予定のクラスを次々とこなしていった・・・。昼のクラスと夜のクラスのあいだに 2時間ほどの休憩がある。わたしはそういう時間に 子供のおやつをこしらえたり、クラス準備をしたりする。それを終え、30分ほど時間があまり、ちょっとソファに横になった・・・。どうしようもなくだるくて、まぶたが上がらなかったから・・・。・・・・・・ふと、目が覚めた。そして、何気に時計を見ると・・・・・クラス開始時間を20分過ぎていた!!ががーん!!寝ぼけ眼で飛び起きて、かけってクラスへ向かった!!おもむろにドアを開けると、生徒が皆静かに待っていた・・・・。「ごめんなさい!!!」何度も謝った。生徒は 笑って許してくれた。「そろそろ帰ろうかと思っていたのよ。」こういうとき、ブラジル人の生徒の大らかさがありがたい。いやーん!顔から火が出るほど恥ずかしかったです!!実は生徒に本当の理由は言っていない・・・。でも、きっと分かっているだろうな・・・、いや、ハズカシ!! * * * * * * * * *そーんなかんじで、クラスを3つこなし、うちに帰ると子供たちがそれぞれテレビを見たり、宿題をしたりしていた。晩御飯を用意していなかったので、コーンフレークやら果物を食べていたようだ。「あー、もうお腹すいてないよね。じゃあ、マクドナルドで晩御飯食べようかなって思ってたんだけど、食べらんないねー。」今晩は ダンナが友達と飲みに行っている。だから、晩御飯を作らなくてもいいし、子供の好きなマックでも連れて行ってやろうと思っていた。でも、それを一言言ってしまったことが間違いだったようだ。「いやん!行くうううーーー。」ナナが 叫んだ。私は ナナのいるテーブルにいき、卓上を見た。そこには やりかけの宿題がのっていた。まだ、全部終えてないようだ。「宿題してないんなら行かないよ。何か作るね。」と、ホットプレートでリンゴや玉ねぎなどをすりおろしたものを入れた韓国風焼肉を作ってやった。ケンケンはちゃんとした食事が好きなので、喜んでむさぶり食っていたが、ナナは絶叫しだした。「マックでだべだいよおおお!!」涙&鼻水じゅるじゅるである。そこまでマックにこだわるナナであった。 私が日本で長男のケンケンを妊娠中、近所のショッピングセンターにロッテリア(合ってる?)が入っていた。そこは 若者がほとんどだったが、なかに母親と二人の子供がテーブルを囲んで、楽しそうにハンバーガーをほおばっていた。それを見て 自分もいつかあの親子のように 仲良くファーストフード店でハンバーガー頬張りたいなあ・・・と 密かに憧れていた。そう、子供の好きなファーストフードショップというのがミソだった。 時は経ち、子供が少し大きくなり、ブラジルのマクドナルドに連れていってやった。日本のファーストフードショップより気分は少し劣るが(笑)、とにかく憧れの親子水入らずのハンバーガー・・・・・・しかーし、親の期待に反して、意外に子供はハンバーガーを食べないのだ!! 一般的に子供は皆、マックのハンバーガーが好きだと思っている節があるが、実は幼児はハンバーガーのパンと肉のぱさぱさした感じがお好きではないよう。ポテトは好きだが、半分食べて後は残し、ハンバーガーなど二口ぐらいだけ食べて、遊具コーナーへダッシュ!!よっぽど楽しいらしく、待てど呼べど出てこない!!仕方なく、子供の食べ残しを食べていたものだった・・・。ところが、7歳ぐらいから事態は変わる。学校に通い初め、友達のお誕生会にしばしば呼ばれる。ほとんどがマックでのお誕生会だ。費用がかからない上に、拘束時間が短く、子供の世話は皆店員がやってくれる。しかも子供たちはマックが大好き!親にとって、ありがたい場所なのである。そうやって、子供たちはだんだんとマックの味に慣れ始め、マックのハンバーガーが好きになる。うちの子も今やマックの大ファン。それでも、私は映画「スーパーサイズミー」を見た手前、親としてはあまりマックのハンバーガーに慣れさせたくない。ほとんど連れて行かないのだが、完全に絶って、コンプレックスにはしたくないので、ほーんとたまにだけ連れて行っている。小柄なナナは やっぱり「MAC LANCHE FELIZ」(子供用おまけつきセット)で、けんけんは 「BIGMAC」が定番。私は・・・というと、食べないんです!!ネがケチなせいか、ウチで作ったら安くすむものをわざわざファーストフードショップで食べたくない!というのが本音。そして、やっぱり映画「スーパーサイズミー」の影響大!!いやあ、ファーストフードは恐ろしいよー。癖にならないように気をつけてくださいまし!!でも、日本に帰ったら、ぜひとも子供と憧れの情景を実現するぞ!!(笑)
2004年09月22日
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私はもともと大人しくて素直な性格。そして、自分の興味のあることにはのめりこむが、ないものは絶対にやりたくないという、A型特有の頑固さがある。特に昔からぺちゃくちゃとたわいのない話をしている活発でにぎやかな女の子の群れは苦手だった。いつも一緒に行動して、自分のしたくないことでも皆に合わせて自分のしたいことをその間我慢する・・・・こんな苦痛なことはなかった。それで、一緒に行動していたのは 割とおとなし目の女の子か、男の子だった。 小学低学年に仲良くしていた男の子がいた。大人しくて優しい男の子で、私と同じく自然が好きで、絵を描くのが好きだった。いつもお互いの家を行き来しては、絵を描いたり、一緒に土手へ「つくし」を採りに行ったりしていた。(当時は家の周りに自然があった) しかし、その男の子は美少年で、クラスの中の活発な女の子たちがその男の子の事が気になっていたため、私の存在がウザかったようだ。早速、私に嫌がらせをし始めた。物を隠したり、イジワルな言葉を投げかけたり。私は どうして女の子たちが意地悪をするのかさっぱり理解できなかった。が、ある日、そのグループと行動を共にしているとき(そこが子供の不思議なところ。意地悪をしていても一緒に遊んだりするんですよね)、ふと、一人が私に聞いた。「OO君のお誕生会に呼ばれたんでしょう?」 その顔つきと声にははっきりと嫉妬の色が見えた。瞬時にピンときた。それと同時に恐ろしさを感じた。テレビのアニメ「キャンディ・キャンディ」でも見られる、嫉妬や優越感から意地悪をする女の子の存在。そのグループの中でもリーダー格がいて、自分の格を自ら下げてそれにへつらう女の子たち。 未だに、女性のなんとなく群れているのには 警戒してしまう。クループの色に染まることを強要されたり、自分とは違う意見に同意しなければいけなかったり、リーダーにへこへこと仕えたり、そういう世界はとても苦手だ。そんな中に入っていることが理想だとすれば、私は一人のほうがいい。気の合う友達や 仲間がいれば、それでいい。無理してまでも人と付き合わなくてもいい。なんて諦めモードで考えている私は、ひねくれているのかな。 そう言う事もあって 先日のように 私が「群れていない」ということで「群れさせよう」とする人に 異常に反応してしまう。ここを「わあ、嬉しい!ぜひともお願いします!」なんて素直に言える女の子が 本当に羨ましい。* 某雑誌の「カリスマタレント主婦」をたたえて、皆で宗教の教祖のごとくひれふくしちゃってるのには、マジでぞっとする。 * * * * * * * * * * 「椿三十郎」を見た。もうー、最高。日本人であることを誇りに思える一作。文句なしの面白さ。椿三十郎の突拍子のなさ、だらしなさ。しかし、実は強い!これぞ日本の美意識を感じますねー。心地よい。能力のあるものはそれを見せず。突出して能力のあるものは大勢に融合できず、苦労する・・・才能があってもなくても皆同じように悩みがあるんですねー。「力もあってみんなとうまくやってわーいわい」いう風に不平等に考えるのが嫌いな日本人。外国人にはなかなか理解できないだろうなあ・・・。そして随所随所に見せる笑わせるシーン。私は助け出したおかみさんとお嬢さんが合図として椿を流そうというアイデアに盛り上がっているのにいらいらしてふすまの字をなぞっている三十郎がもうおかしくておかしくて!!(笑)いろいろなタイプの人間が出てくる。おーっとりとしているがなかなかやりての奥方、生真面目で一生懸命の若者たち、見るからに性悪な家臣、欲張りだが心配性な家臣、三十郎と同じく一匹狼だが、心がない侍。そのもう一人の一匹狼が三十郎を自分と同じだと簡単に心を開いて裏切られる。「こいつこそは」と心を開いた相手にこう簡単に裏切られたらやりきれないだろう。それがラストのシーンとつながっていくのだが。また、シーンごとの構図もすばらしい。たとえ大勢いようと、構図がバランス取れていて、「全て計算されているんだなあ。」と感心。一人一人の侍も性格と顔と動作がぴったりマッチしていて、それだけでどんな人間かよーく分かる。三船敏郎の殺戮シーンもお見事!!KILL BILLを見た後だったので違いレキゼン!!粗野でべらぼうに強い侍に、ひきつけられた。
2004年09月21日
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先日、日系クラブの顔馴染みさんに 話があるといわれた。聞くと、とある30,40代グループがあって、それに参加しないかということ。そのグループでは時々集まりがあり、皆で助け合ったり気軽におしゃべりしたり、旅行に行ったり、パーティに呼ばれたりするとのこと。私は趣旨が飲み込めず、「え?そのグループで何か活動するんですか?」「・・その、LUANAさんは友達がいなくてさみしいかなって・・・?」(いきなりかけられたこの言葉の趣旨が分からず)「どうして・・・ですか?」「いつも、日系クラブにいて、どこにも出かけたりしないでしょ??」「・・・・・・・。(≡∇≡)」実際のところ、一人で何かに没頭したり、考え事をしたりと、私は一人でいることが結構好きだ。それでも、私が出かけないのは、朝、昼、晩とクラスがあるから、出かけたくても「出かけられない」のであり、友達がいないせいではない!!ものすごい勘違いも甚だしいが、このことでいきなり子供のころを思い出してしまった。こういう言葉は過去にも何度かかけられたことがある。まずは私のおばちゃん。田舎に住む叔母ちゃんのうちへ遊びに行くたびに、有り余るほどの自然が楽しくて、小川にダムを作ったり、山に入ってワラビを取ったり、野花を摘んだり、牛の乳を採っている牛小屋があってそこで牛を眺めたりと一人で満喫していた。それを見た叔母ちゃん。私が近所の子供と遊ばず、一人で勝手に遊んでいるのを見て心配して、「LUANAちゃん、近所に同じくらいの歳の子がいるのよ。紹介してあげよっか?」と、無理矢理叔母ちゃんちの近所のコの前に突きつけられたこともあった。少し一緒に遊んでいたが、やっぱり自然の魅力には勝てず、すぐにその子達とは別れて一人遊びを始め、叔母ちゃんはため息をついていたものだ。 それから、小学校低学年の担任の先生。私が女の子達の群れに入らず、一人で行動しているのを見て、「LUANAは 他の子達となじんだ方がいいな。」と、無理矢理活発な女の子たちのグループに押し付けられた。自分の世界にこもりがちな私と、いつも群れてぺちゃくちゃとにぎやかな女の子たちとは合う筈もなく、またまた 一人で行動することとなった。とっても小さな出来事のようだが、大人に自分の心地よい状態を否定(というほど大げさでもないが)されて、自分とは反対の状態を押し付けられた、幼い頃のこの二つの事柄(!)は意外にも自分の中でトラウマとなっている。(明日に続く) * * * * * * * * * * * * * * *土曜日に 「KILL BILL」を鑑賞。結婚式の当日、元恋人ビルが率いる殺し屋集団の襲撃を受け、参列者を皆殺しにされ、自らも昏睡状態に陥ったヒロイン。昏睡から目覚めた彼女は、殺し屋一味への復讐を誓って、病院を抜け出す…。クエンティン・タランティーノのこの久々の新作(といっても日本ではとっくにNO.2まで公開済みだがブラジルではなぜか公開が遅れ、DVD発売されたばかり)、うわさに聞いていたオタク振り大発揮!もう、くっだらなーい。嫌だー、なんだよー、こんなグロい殺靭ってありかよ~って異議申し立てたいほどの悪趣味さなのだが、なかなかどうして楽しく観させてくれる。俳優たちの真面目さと演出の突拍子なさのミックスが笑いを誘う・・・。でも、かなりグロいです。意外に女親分振りが似合っているルーシー・リウ、大真面目な戦いが印象的なユマ・サーマン、美少女のゴーゴー夕張の上目づかいの怖いもの知らずのぞっとさせる眼差し、と 配役がぴったり効果的で、舞台もやけにゴージャス!そのゴージャスな舞台に、黒アイマスク姿のベタな悪役がうようよ、ゴレンジャー(古い?これしか知らないもので)の敵かい、おまいら?千葉真一のやけにベタなしゃべり。最後の決闘のオチ。笑わせてもらいました!でも、もう観たくない・・・キモチ悪いから。タランティーノって、やっぱり凄い監督なんだろうな。力量も、スケールも、発想も。これほど有名で、B級映画を胸はって作っている人も珍しいのではないのかな。こういうB級映画をお金をたっぷり使って作れる監督なんてそういないから、貴重な監督なのに違いない。
2004年09月20日
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金曜のイバマール(先日書いたイタい生徒)のクラスのこと。クラス開始時間になり、教室へ急いだ。ドアを開けると、イバマールは既にクラスに入っていて、イスについていた。「こんにちは・・・・」というと同時に、机の上にある「モノ」に 気がついた。そ、それは、・ ・・・・・・ ハーモニカ (汗)・・・・・・・・な、なんで、この人そんなに突拍子もないんだ・・・・と 唖然としながらも、聞いてみた。「・・・は、ハーモニカ??ど、どうしたの???」「ああ、それ?たまに 吹きたくなるんですよ。」それで、日本語クラスに持ってくるか、ふつう?(そのくせ筆記用具とか忘れていた)それに吹きたいってあんた、まさかバス停やらバスの中で吹いてないでしょうねえ?(気を取り直して)LU: 「なにか 吹いてみてよ。」イバ: 「じゃあ、KILL BILLのテーマ、吹きます。」(イバ、吹きだす)♪~ @#$%^♪&*%$♪%&*# ~♪LU: 「・・・え?よく分からなかった・・・ ∠(∂∇∂)」イバ: 「あ、じゃあ、ビートルズのラブ・ミー・ドゥー行きます!」(再び吹きだす)♪~ @#$%^♪&*%$♪%&*# ~♪(なんとコメントしたらいいか分からず)LU: 「・・・あ、その曲知らない。」イバ: 「じゃあじゃあ、『白い翼』を 吹きます!」(またまた吹きだす)♪~ @#$%^♪&*%$♪%&*# ~♪(そもそも『白い翼』なんて曲知らないのだが、それよりも、曲に聞こえない演奏を聴いて反応できず。)LU: 「・・・・・・。」イバ: 「あれれ?しばらく吹いてないから、吹けなくなっちゃったよ。」LU: 「・・・・・・・(≡∇≡)」イ、イバ・・・ハモニカわざわざ家から持ってきたのに、吹けないとは・・・何のために持ってきたんだ???ホンマ、よく分からん・・・。 * * * * * * * * * 土曜日は13時までクラス。午後からは生徒の日本語能力試験の申し込みに行って、ついでにサンパウロ一流行っているカフェでお茶して、映画「THE STATION AGENT」でも観て帰ろうかということになった。「SANTO GRAO」というカフェで、サンパウロでも高級住宅街のひとつ、JARDIM地区のメイン通りの「OSCAR FREIRE」に位置する。夜行っても昼行っても常に行列が出来ているほどの人気で、過去にも訪れたが、あまりの人の多さに断念したこと数回。 今日は中途半端な3時という時間で、全席満席だったにもかかわらず、数分待っただけで入ることが出来た。中には「ご近所さん」といったいでたちの人多し。「アルマーニ」なんて書いてあるTシャツ、半ズボン&ビーチサンダルといった男の人や、きれいにトリミングされた愛犬を座らせてテラスに腰掛けてサンドイッチを食べている人などなど ハイソな感じの客が多かった。中は薄暗く、しかし窓は腿の高さから吹き抜けの天井までと大きく、自然の光でくつろげるようになっている。ブラジルといえば「コーヒー」のイメージが強いが、実はここ数年まで、スタンド式のエスプレッソをサービスするコーヒーショップが主流で、コーヒーとなにか軽食をつまんでゆっくりおしゃべりできる喫茶店はチェーン店のFRANS CAFEぐらいしかなかった。こういうお店が出来はじめたのは去年ぐらいのことで、ハイソな地区にポツリポツリとお洒落な店内と美味しいコーヒーを飲ませてくれる店が急増中!嬉しいことだ!でも、値段は普通のスタンド式のコーヒーショップの10倍近くする。普及にはまだまだ時間がかかりそうだ。ダンナはアイスコーヒー、私はそこのカフェのオリジナルブランドのコーヒーをエスプレッソで淹れてもらった。そしてチョコレートプデイングにアイスがかかったものを注文。美味しかったので、帰りにコーヒー豆を購入。店に入る前からかなり蒸し暑く曇っていたので、「これは降るな」と感じたものの、出たときにちょうど降り始め、ダンナが一人で車を取りに行き、私は店先で立って待っていた。雨はだんだんと強くなり、ついにバケツをひっくり返したような南米特有の大雨になった。私の立っていた場所は屋根があり雨にはぬれないものの、地面にたたきつけられた雨がミュールやズボンのすそに飛び散り、だんなが着くまでの15分間にびしょぬれになってしまった。映画を観る予定は変更。うちに帰って、DVDでも観ようかということになった。「KILL BILL」鑑賞。感想は明日書きます!
2004年09月19日
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例のオタククラスがあった昨日の晩のこと。昨日は新しい課に入り、モノの名前や「こそあど」、所有の「の」についての説明&導入。「わたし、あなた、せんせい、田中さんなどの人を表す言葉に (の)をつけたら 所有の意味になりますよ。」と説明し、口頭練習。さらに生徒のモノを奪って(!) 「これはだれのですか。」の質問に答えてもらった。ワタシ: 「これはだれのですか。」特撮: 「それは僕のかばんです。」労働者系: 「・・・・・・。」ワタシ: 「これはだれのですか。」特撮: 「それはCさんのです。」労働者系: 「・・・・・・。」ワタシ: 「これはだれのですか。」特撮: 「それは先生のボールペンです。」労働者系: 「・・・・・・。」―――― 特撮オタクのみしか答えてない!! ―――――そこで、労働者系生徒に聞いてみた。ワタシ: 「分からないの?」労働者系: 「・・・う・・・ん。説明はわかるんだけど のみ込むのに時間がかかるのよ、自分。」ワタシ: 「じゃあ 最初は 『OOのです』 から 練習してみようね。―わたし―のです、―Cさんの―です・・・・、じゃあ これはだれのですか。」労働者系 : 「・・Cさん・・・」(そこに間髪いれずに、)特撮 : 「それはCさんのかばんです!!!」ワタシ : 「Cさんのです。・・・じゃあ これはだれのですか。」労働者系 : 「せ・・・」(前回にもましてさらに間髪いれずに、)特撮 : 「それはせんせいのボールペンです!!!」労働者系 : 「・・・ァゥァゥ・・・」ワタシ : 「せんせいのです!・・・あのネ、特撮君、まずは シンプルな OOのです から練習しようよ。」特撮 : 「でも 完全な文を話さないと勉強にならないし・・・。」ワタシ : 「でも他の人たちは 理解できてないのよ!!」労働者系たちは青ざめ、自分たちが理解できていないことにあせり、指でつつくと崩れてしまいそうなぐらい絶望的な顔をしている。たかが「これはペンです」ぐらいのことでここまで怯えることもなかろうとは思うのだが、特撮も一目で彼らが不安の表情をしている事はわかりそうなものを 自分のペースで周りに合わせず進めようとしている・・・。 ・ ・・んもう、まったく自分がよけりゃあいいのかい!なんて協調性ないんじゃ!!マイペースのできる生徒と理解力が物凄く低い生徒が同居しているクラス・・・これぞ、史上最悪のクラス!!これがここの実状です。生徒数が少ないからクラス分けもできないんだよね。
2004年09月18日
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皆さんの周りには 悪い人じゃあないのに、自分に害をあたえたことがないのに、 本人も悪気がないのに、なぜかめちゃくちゃイライラ・メラメラとムカつく人っていませんか?今日は金曜日。先週の夜のクラスはぎっりし詰まっていたはずなのだが、最初のクラスはキャンセルされ、つぎのクラスのI君も 遅れそうだからと キャンセルしてきた・・・。I君・・・・・たらら~ん!(皆さんの耳には聞こえないが)彼のことは以前日記に書いたことがある・・・ええい、こいつはムカつくから本名だしたれ! 「イバマール」という名じゃ!!日本語が好きで、かれこれ5年ぐらい習っていて、いつも金欠気味で、月謝の支払いはいつも遅れている。前々から 「日系人の彼女が欲しい!!」などとしつこくほざき、日系人を見るやすかさずちょっかいを出し、こっぴどく無残に振られ続けてきた重く暗い過去を持つが、数ヶ月前に念願の日系の彼女シモーネができた。それまで 「僕はもう28なのに、ずっと彼女がいない。」「とても寂しい。」「日系の彼女が欲しい。」「ブラジル人の女はもう嫌だ。駆け引きが好きで、いろんな男にちょっかい出すし、裏切るし、純真な日系人がいいんだ!」だの、「この間デートした女に無視された。」「彼女が待ち合わせ場所に来なかった。」「悪口を他人に言われた。」「彼女が電話に出てこない。」「もう電話をかけるなといわれた。」 だの 悲惨な救いようのない泣き言やねちっこい愚痴を延々聞かされて 彼のクラスは考えただけで重いため息が出てしまうほど物凄く億劫だったので、彼女が出来たと聞いたときには 本当に心底喜んであげた。「念願の日系人の彼女じゃん。よかったねー。これで幸せだねー。」(やたー。これで 彼の励ましようのない泣き言から解放される!)と思ったのもつかの間、今や毎回のろけ話・・・。ここ三週間は「シモーネさんとデートがあるから・・・」とキャンセル続きである。・・・キャンセルするのはいいけど 振り替えクラスをするのは私なんだよ!!どーすんだよ、3回も!!とっても気の重いLUANAなのでした・・・。あと もひとつ 言わせて!!イバマールのクラスは 金曜の6時半ってずーーっと前からちゃんと決まっているのに、毎週毎週平日に確認の電話をかけてくる。「あー、せんせーLUANA?私のクラスは金曜の6時半からですよね?あ、はい、分かりました。では さようなら。」・・・もうやめて欲しい・・・。しかもちゃんと毎回「金曜の6時半」だって確認してるのに、毎週かけてくる・・・。うざい!!!!そのうえ、何度も「せんせーLUANA」ぢゃなくて 「LUANA先生」だって教えてんのに、直んないんだよ・・・。たいていその電話は木曜の午後にかかってくるので、「奴か?」と怪しい時間帯のときは 無視していたのだが(それでもしつこく何度も鳴らしやがる!!留守電、残せい!!)、ここ三週間キャンセル続きだったので、うっかりと忘れてしまっていて、不覚にも電話受けちゃったよ・・・。ああ、どうにかしてほしい・・・イバマール・・・。
2004年09月17日
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サンパウロには日本の学習塾に当たるものは存在しない。大学受験に備えるための CURSINHO(予備校)はあり、大いに流行っているが、学校の勉強と平行して通う塾はない。だからと言って 放課後は遊びまくっていると思ったら大間違い。日本の子供に負けず劣らず多忙な日々を送っているのだ。ブラジルの学校は「朝の部」、と「昼の部」と 1日に2回転している。子供の数に対して学校数が少ないためにやむを得ず、のようだ。 よって 朝の部は7時に始業、12時に終業。うちへ帰ってからお昼を食べる。休憩時間もごく少なく 学校とは子供たちにとって 「勉強」だけの楽しくない場所だ。そして 大抵のお金に余裕のある子供は 水泳とか 英語を習う。さらに熱心な親だと それプラス バレエだとか 柔道、音楽、デザイン、スペイン語、サッカーなどの習い事もさせている。うちの日本語教室の子供の生徒たちも 結構多忙で、昔は毎日来ていたのだが 今は一週間に一度ほど。 その中でも 突出して習い事に追われているHちゃんの毎日を紹介しよう。Hちゃんは子供の頃からうちの日系クラブで日本語を勉強している14歳の女の子。子供の頃は折り紙や日本の歌が大好きで、日本語クラスに来ることが大好きだった。負けず嫌いで テストでひとつ答えを間違えただけでも涙を流してだんまりを決め込むような子で、漢字もよく覚えていた。それが10代に入ってからというもの様子が変わってきた。勉強をせず 他の生徒と遊んだり、嫌がるようになってきた。漢字も難しくなっていくと共に 勉強したがらなくなり、文を作る作業も拒否する。今日も私が指示することみな嫌がるので、「漢字を勉強しなかったら、次のステップに進めないよ。ほら見てごらん。次のレベルにはもう振り仮名が振ってないんだよ。それに作文を書くのは 少しずつ文を書く練習をしておけば この先役に立つし、日本研修の選考があったって 大丈夫でしょ?」「別に次のステップに進みたくない。別に能力試験の2級は受けるつもりない。それに日本研修だって行きたくない。」いつにもなく反抗的だ。そこで 私は聞いてみた。「じゃあ どうして 日本語勉強しているの?」「おばあちゃんやお母さんが勉強しなくてはいけないといったから。勉強しなかったら大好きなバレエをやめさせられるから。」「漢字や文がいやだったら何がしたいの?漫画を一緒に読む?それとも音楽を聴く?」「それも嫌。何もしたくない。」彼女の親の教育は どこかおかしいと前々から思っている。子供の頃からハードスケジュール。朝7時から12時まで学校。2時から4時まで毎日日本語、そのあとすぐ水泳か 英語。帰宅時間が7時ごろである。いっときは 日本語、英語、スペイン語、テニス、水泳、エレクトーン、絵画を一度に習わされていたこともあった。2時から日本語、4時から英語、6時からスペイン語といった具合だ。今は日本語・スペイン語・英語・テニス・タップダンス・体操・バレエだ。まあ、ダンス、体操のほうは彼女が好きでやっているのだが そのほかは強制的にやらされている。見ている限り 親が絶対的な強さを持っているようで、全然文句が言えないようだ。そして親も 子供の頃はいろいろと習わされていたようで それがあとあと役に立ったと言っている。それでもこの子達のようにたくさん習わされなかったはずだ。能力試験でも 準備が出来ていない時期にでも親は強引に「やらせる」と言う。コレは本当に困る。子供はつかれきっていて、日本語を勉強する気力も実はなくて かわいそうでのんびりとやらせてあげたいのだが、実力も伴っていないのに 能力試験・・・。もし落ちたらその翌年も再試験・・・・。私が言っても聞いてくれない。この間の日本児童研修の選考に申し込んだときも 「日にちが自分たちが都合が悪いから変えてくれ。」、と 選考会員に直接TELしたりと 常識もない。 「Hちゃん、どうして嫌だったら お母さんにはっきりと言わないの?」こう 私が聞くと 彼女の目には見る見る涙が溜まり 顔を赤くして 黙りこんでしまった。悪いことをしてしまった。彼女には彼女の事情があって、母親に文句も言えないような何かがあるのかもしれない。まだまだ私は人の気持ちを理解する力量が不足しているようだ。
2004年09月16日
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楽天の方から「ユアンファンなら この映画がお勧め」と教えられ、さっそく「トレインスポッティング」のDVD借りてみました! 97年の作品なんですね。全然知らなかった・・・。こちらでは全然話題になってません!やっぱりこういうことがスコットランド以上にはびこっているブラジルのこと、もっと酷いし見たくない現実なのかもしれない。主人公は麻薬中毒の青年とその仲間たち。アパートで麻薬付けの自堕落な生活を送っている。出だしで 「普通の生活なんて魅力なし。ドラッグさえあれば何もいらない。」なんて言ってのけるところからしてぶっ飛んでいる。ドラッグを注入し、快楽からまどろんでいる様子は その場の異常な楽しさが永遠に続くはずがないことを見るものに想像させる。そんな中でもこういう状態をいつまでも続けているわけにはならないと主人公のレントンは麻薬を絶とうと決心する。その発作的な決心はすぐ崩れ、またもや元の木阿弥状態。そんなぬるま湯生活も変化を見せ始める。アパートで同居している女性の赤ちゃんが死亡してしまう。自分たちがヤク付けになっている間に死んでしまったのだ。ドラッグをやらない仲間のひとりは彼女に振られた腹いせに ヘロインをやる。見る間に中毒、そしてHIV感染。レントンはヤクを買うための資金調達に泥棒を働いたことからつかまってしまい親に連れ帰されるが、その帰りのパブで両親と友達に囲まれての談笑がいこごち悪く、そっと抜け出す。そのとき打ったヤクで病院へ担ぎ込まれ 完全に両親に監禁され、そこで麻薬断ちされる。その苦しみは相当なものだったが、幸いにしてHIVにも感染していず、その生活から抜け出そうと離れた地で職を見つけ働き出す。・ ・・が、すぐに仲間に居所を見つけ出され、住み着かれる。この映画の面白さは 麻薬中毒者が主人公のために第三者的じゃない観方が出来るとこ。そして人物描写が巧みで、言葉にしなくても 主人公の怖さ、苦しみ、落胆、決心が 自分のことのように感じられること。あの世代独特の楽な方に流れやすい性質、正しく生きなければというほんの少しの向上心、その場限りの計画性のない行動・思惑が 共感できることだろうか。久々にイギリス臭ぷんぷんの若者映画を観られて 満足!レントンの最後の仲間の金を盗むシーンは圧巻だった。夜中にそっと起き出し、水を飲み、そっと部屋を出て行く・・・仲間の一人は目を覚ます。はっとするレントン。だが仲間は何も言わない。はじめに「普通の生活なんて要らない」と豪語していた彼が 普通の生活を始めようとしている終わり方が青年っぽくていいなと思った。あの歳だからこそ反発してみたり簡単に素直になったりなれるんだものね。これが50歳の男性だったら 「おめえ、遅いよ・・・。」なんて けっ! だからね。 * * * * * * * * * *ブラジルではご存知の通り麻薬は大きな社会問題だ。「シティー・オブ・ゴッド」というブラジル映画をご覧になったことがあるだろうか(超お勧め)。その映画にはブラジルの麻薬の魅力に取り付かれた人々(主に流通)が描かれている。よく麻薬事情が描かれた映画だと思う。 大きな町には ファベイラという貧民の集落がある。家を作ってはいけないとされている空き地に勝手に家を建て 住居と化した集落をそう呼ぶ。普通そういう貧乏人の集落にトラフィカンテという麻薬流通を担う人が隠れている。トラフィカンテはマフィアのごとく自分の側近や兵隊を作り、自分の地域を支配している。ファベイラの中にはそれぞれのトラフィカンテのシマがあって そのシマの境界線には「兵隊」と呼ばれる武装した子どもたちが見張っている。ファベイラの住民もその境界線をまたぐのは危険である。またトラフィカンチはマフィアのドンのごとく 自分のシマの住人の世話をする。病気になるものがいれば高価な薬を購入してやり、シマの中のいざこざも世話をする。自分のシマの住人が裏切らないよう、自分の味方になるようにそういった配慮もするのだ。麻薬の流通にかかわればたやすく金が入る。その誘惑は貧乏人にとって脅威である。麻薬がそれほどはびこっているので 子どもたちも簡単に興味本位で麻薬に手を出す。習慣化すれば麻薬調達のために 悪事や窃盗も行うようになる。今や 裕福層の子供も麻薬に手を出している者が少なからずいるとの話だ。だが 麻薬にかかわるものはいざこざから早死にするものが多い。トラフィカンテも映画の中のように敵に殺されたりして 次のトラフィカンテへと交代する。こういう話を教えてくれたのは 昔私が日本語を教えていた麻薬流通の取締りの警官の生徒だった。治安の悪化と共に 彼の仕事も増えていき、日本語をやめてしまった。彼はまだ元気でやっているだろうか・・・。
2004年09月15日
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曜のLINKIN PARKの前に映画「ターミナル」を観た。スピルバーグ監督、トム・ハンクス主演のこの映画、「キャッチ ミー イフ ユー キャン」のりの 軽いタッチのコメディーで スピルバーグ路線から外れたもの。大作続きで 息抜きにこういう佳作も作ってみたいと思ったのだろうか?私は好きだけどね。 クーデターによって事実上祖国が消滅。パスポートが無効になってしまった東ヨーロッパのクラコウジア人、ビクター・ナボルスキーは、空港でアメリカへの門戸を閉ざされてしまう。やがて彼は、いつまで続くか分からない“滞在期間”中、どこの国にも属さない人間として、空港ターミナル内だけでの生活を始める。アメリカなのにアメリカではなく、しかし最もアメリカ的な場所で、食事をして、仕事をして、友人を作り、恋の花まで咲かせ、ビクターは“何か”を待ち続けているのだった…。 まさかスピルバーグがこんなほのぼのと派手な展開のない映画を作るとは夢にも思わなかったから、いつどんでん返しが起きるのか 待っていた節もあった。いつものスピルバーグ節が好きな人には 不満の映画かもしれない。 トム・ハンクス、このところ同じような役柄が多くて、実はうんざりしていた。かつてコメディー映画ばかりに出演していた頃のトムハンクスは結構好きだったのだが、大俳優になってからの「いい人」を演じる彼にはどうもなじめないものがあった・・・っていうより アメリカ的な「いい人」が私はあまり好きになれなかったせいもあるかもしれない。それが 今回は彼の演技が光っていた。ちょっととぼけた主人公の悲しい運命に翻弄されながらも しょげることなく 彼なりに 前向きに自分のペースでまっすぐに生きている姿は 周りの人を魅了してしまう。こういう役柄はトムにぴったりとなじんでいた。特にアメリカ人の彼がロシア人の設定でロシア語ナマリの英語を使うところなんて 爆笑モノ。それにしても 彼・・・でぶったなあ。役柄のため・・・?じゃあないだろうな。ゼッタ・ジョーンズは相変わらずスクリーンにオーラを放つほどの美しさ。迷える中年に差し掛かるスチュワーデスを好演している。映画の舞台となったエアターミナルは 人生の搭乗待ち、搭乗、欠航、欠航待ちなどを象徴しているようだ。人生、そして人それぞれ悩みもあるし、それが解決する時期をじっと待っているときだってある。そんな中にもいろんな出来事がある。そういうことをコメデイータッチで見せてくれる映画だった。 ** ** ** ** ** **さて 昨日のクラスで いろいろな生徒がLINKIN PARKのライブに行っていたことが判明!ボーカルのマイク・シノダに瓜二つのユーリ君(ハーフだからかな?)はPISTAだったため 午後13時から会場の16時まで立ちっぱなしで並び、ライブが始まると背が高い人が多くてステージがあまり見えなかったし 押し合いで気持ちが悪くなり、「次回はイスの席にする!」なんてお疲れモード。逆に おなじPISTAだったにもかかわらず、日記で以前書いたカンニング魔のF君は要領がよくて、17時に会場に着き、長蛇の行列のあった入り口とは別の入り口がちょうど彼の目の前で開き、そこから入ったそうな。割と前の方で見られたうえに 押し合いもなく、「楽勝」なんて 言っていた。 他にも女性とのエリカさんは 会場までの車での行き方がよく分からなかったらしく、うちからタクシーで行ったそうだ。なんと150レアイス(13000円ぐらいの感覚か)もかかったらしい。今日のクラスでは 他にもライブに行った人を発見できそうだ。それにしてもこういうタイプの音楽が国民的バンドになるなんて日本では考えられないような気がする。
2004年09月14日
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(昨日の続き)17時ごろ会場に着いた私たちは 長蛇の列に割り込み(曲がりくねった所ですかさず!)、席を確保!私たちの席の後ろには 10代の女の日系人のグループがずらっと10人ぐらい陣取っている。ウチの生徒たちと話し始め意気投合したようだった。そのときは 後ほど起きることは予想だにしていなかった・・・。20時に前座のブラジル人バンド、チャーリーブラウンJR(CHARLIE BROWN JR)登場。彼らはハードコアにラップのテイストを加えた独特のリズムでブラジルではトップレベルのバンド。彼らの音楽を聴いていて面白いなあとつくづく感じたのが、ハードコアというジャンルでも 国が変わると趣向も変わる、ということ。天気の悪い鬱気味なドイツへ行けば暗く重い音楽になり、ブラジルのように絵の具の「アオ」をこぼした様な真っ青な青空が続くトロピカルな国では 陽気になる。ブラジルのビーチには チャーリーブラウンJRの音楽がよく似合う、という訳だ。ブラジル人は低音がすきだ。ドラムの音はとっても重要で重く激しく速い。そしてベースはバババババリバリと激しくうなっている。それに反してボーカルの声は 弾性のあるよく響く声で陽気に跳んでいる。ただひとつ、・・・・PALABRAO(卑猥な言葉)・・・・多すぎ・・・。太っちょで キャップ&でかTシャツ&スケート用半パンのボーカルは 調子にのってコレを連発しているし、観客にも言わせるし、観客も言ってるし・・・低俗だな~という感はぬぐえなかった。前座のSHOWも終わり、一時間後に待望の「LINKIN PARK」の登場。会場の電気が消えると同時に 観客の興奮は絶頂に達した!!「ぐおああああああああ!!」「ぎおうええええええ!!」「がああああああおお!!」凄い奇声が後ろの方から聞こえてくる・・・・・ ・・・そう、例の日系の女の子たちだった・・・・・おまえら ゴジラか???とマジで突っ込みいれたくなるような 人の声とは思えぬ奇声。始めは あまり気にならなかったのだが、曲の間奏の間や終わったとき、曲の演奏中に 突発的に発する動物的な奇声・・・。ダンナと二人して顔を見合わせて「成功した人気者も こういうファンがいちゃあ辛いねえ。」などと笑っていた。その他にも 「なりきりチェスター君」(ボーカルね)やら「なりきりマイク・シノダ君」がたくさんいて、イスに上がり、前のイスの背もたれに片足をかけて、片腕を上下に振りながら陶酔しきって歌っている男の子も多数いた。 演奏曲は 「LIVE IN TEXAS」のDVDに入っているものとほとんど同じ曲で、なかには 他のアーテイストのカバーなどもあった。実際発表していた曲数よりも 一曲少なかったそうだ。SHOWは音がものすごく悪い・・・・野外のスタジアムのせいだろうか・・・いや、音調のせいだろう。その上ファンがノリノリで 皆 全曲歌っちゃってるので ボーカルの声が聞こえないよお・・・。耳の後ろに手のひらをあてがって 後ろのゴジラたちの奇声をさえぎるようにして 聞いていたが それでも音がぼけちゃってて 残念だった。SHOW中に霧雨が降り始め、PISTAの人や観客席の3階の人は屋根がないため 濡れてしまって大変だったようだ。結果としては 久々のコンサートの熱気に触れられて懐かしく思えたし、大好きなバンドのSHOWに行けた事はよかったのだが、音が悪かったから中途半端な気持ちでスタジアムを後にした。それでも他のファンにとっては 聞くことより、生演奏を聞きながら飛び跳ねたり、押し合ったり、歌ったり、雄たけびを上げたりすることができて 大満足のようだった。 ・・でもね、やっぱり 体力要りますわ・・・・コンサート終わったの0時でっせ。終わってから何か食べようとか思ってたんだけど無理無理。もう頭が寝ちゃってるから。家について床についたのは2時のことでした。<<演奏曲>>何か抜けてるのあるかも・・・ Lying From You Papercuts Numb Somewhere I Belong Faint Crawling Breaking The Habit Wish ( Nine Inch Nailsのカヴァー) One Step Closer
2004年09月13日
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今日はいよいよ待望の 「LINKIN PARK」のSHOW!未成年の生徒を数人引き連れての 「課外授業」である。なんだか 映画「スクール・オブ・ロック」みたいだな・・・。私がLINKIN PARKを好きになったのは キッカケはこの生徒たちだった。10代のころは ハードロック&メタルなんてよく聴いていて、コンサートへも新幹線や夜間バスを使って「遠征」していたものだった。が、 結婚し子どもが生まれてからと言うもの、子どもがアグレッシブに育ったら嫌だし、自分自身もなんだかそういう気分じゃあなくなって クラシックなぞ聴いてきた。 それが 10代前半の生徒たちがやたら「LINKIN PARK」を口にする。「LINKIN PARKが好きで 毎日CDを聴いている。」「友達が壁の落書きに LINKIN PARKと書いた。」「親に内緒でDVDつきのCDを買った。」などなど これほど聞かされたら ちょいと聞いてみたくなるというもの。「ねえねえ、そんなにいいの?」その私の一言で CDを押し付けられ聞いてみるように勧められた。 私はかつてハードロックを聴いていたが、「SKID ROW」「BON JOVI」「MOTLEY CLUE」などのLAバンドが流行っていた時代で ハードで低音の音がいいなと聴いていたが、SEX&ドラッグ・・・汚らしい長髪、ぴちぴちパンツ、上半身をやたら見せたがり、オンナ、オンナとビッチなねえちゃんをたたえるような彼らの路線は どうもしっくり来ないものがあった。だが このLINKIN PARKは 皆小ぎれいで ストリート系ファッションがお洒落、ギラギラしていず音楽に夢中な真面目な青年たちである。音楽も「SEX」とか卑猥な言葉もそれほどない。私の好きな低音のベースががんがん効いていて、なんだか物悲しげで前向きなメロデイー、ボーカルの無垢な青年のような声とシャウトするときの激しさとのギャップが魅力的で あっという間に 彼らの音楽のファンとなってしまった。そんな私をとりこにするバンドを紹介してくれた子どもたちは コンサートがあることを知っても 行くことが出来なかった。ブラジルでは14歳までは成人同伴でなければならないため、親たちは自分たちの高いチケットを購入してまで、子どもたちの贔屓のバンドのコンサートを見たくなかったのだ。そういう訳で引き受けたのだが、生徒たちは大喜びで 皆いい子にしていてくれた。さてさて コンサートは18時開始・・・と購入したチケットに書いてある。でもサイトで調べたら 20時開始・・・。開場もチケットには15時、新聞には16時・・・。これがブラジル!!パニクってはいけない。だいたいの検討をつけて少し遅めの時間に行けばいいのだ。それでも 会場のモルンビ・サッカースタジアムの周辺は車を監視する人にお金をたくさん請求されるから、早めに行って 車を置ける場所を確保しなくてはならない。私の日本語クラスの終わる12時に出発。1時半には会場近くのショッピングセンター「JARDIM SUL」に着き、車を止める。そこで 昼ご飯を食べ、時間が余っているので 映画を観た。スピルバーグの「TERMINAL」。このショッピングセンターは 超高級住宅地にあるので 地区のショッピングにもかかわらず、有名ブランドやいい店がたくさん並んでいて、結構穴場。人もそれほど多くないし。・・・でも、映画代、他のところの約二倍!!びっくり!!さすが ゆったりと広くてきれいだったが。映画が17時に終わり、タクシーを拾って会場へ急ぐ。着くと そこには入るための長蛇の列!!ひえー!!入り口はいくつもあるのだが なにせ7万人が来たというのだから 仕方がないか。Tシャツを売っているものや、飲み物や食べ物を売っている屋台が並んでいた。自分たちの席の入り口の列に並び、かばんチェックを受ける。「雑誌はだめ。ここで捨てなさい。」燃えると危ないから 燃えるものは持ち込んではいけないと言うのだ。でもそのとき持っていた雑誌は図書館で借りたものだったので泣きついて許してもらう・・・。融通効くのもブラジル。席にはPISTA(サッカーをするところ)とCADEIRA(1階と2階のイスつきの観客席)と 三階のARQUIBANCADAの三種類があり私たちは一階のイスつきの席。イスがあったため快適で 始まるまで持ち込んだ雑誌を読んでいた!PISTA(中央)の人はイスなしで、しかもいい場所を確保するためには早い時間に列に入り、場所をとられないようにずっと動かず立ち続けなければならない。しかもコンサートが始まると 押し合いが始まり、耐え切れず気絶する人まで出たようだ。そんなこんなで17時入場し、前座が始まったのは20時のことだった。(明日に続く)
2004年09月12日
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うちの日系クラブの事務員のブラジル人のMさんは 低所得層だがとっても働き者。手先が器用で 編み物でも裁縫でも料理でもなんでもこなし、私にとって「女の鑑」のような人だ。彼女には一人娘がいる。・ ・・・・・ジュリアナ・・・・・・。170cmぐらいの長身の太目の女の子。歳は20歳ぐらいで、背中までのウエーブがかかった金髪(ニセモノ)をいつもおろしていて いつも笑顔を絶やさない。私を見るといつも「Oi!先生!」なんて 優しく挨拶してくれる・・・そう、その彼女こそが 問題児なのだ。こんなに優しいのは他人の前だけ。家では物凄いらしい。親に向かって、「稼ぎが少ないんだよ!ダメ親父!」「頭悪いんだよー。」「バカ野郎!」なんて 言っているそうだ。母親は周りの若い女の子が変な男に引っかかり 若い歳で妊娠し、一人で育てているのを嫌と言うほど見てきた。彼女にとっての「最悪の娘の成り果て」が 「悪い男に引っかかる」ことだったらしく 娘に自由を与えず、いつも言い聞かせ、それはそれは大切に育ててきた。その成果あって、娘は成人し、今まで誰とも付き合わずに来た・・・が、男嫌いにもなってしまったらしく 恋愛には興味がないらしい。それどころか 勉強にも仕事にも関心をもたず、勉強を始めれば すぐ挫折し何ヶ月も持たない。仕事も「朝から晩まで働いてこれっぽっち!」とこれまた数ヶ月持たないそうだ。毎日ごろごろと昼ごろまで起きてこず、家事を適当に済ました後、テレビを見るか友達に電話。夜には同じようなぐうたら友達がうようよっと 彼女のうちに集まり始め、そのまま雑魚寝で泊まっていくらしい。事務員のMさんは、「もう 友達を連れてくるな!っていっても 聞かないのよ。毎晩 私が みんなの晩御飯を作って、後片付けして・・・。もう、家の中は ぐっちゃぐちゃなのよ~!」なんて悲鳴を上げていた。が、そんな非常識な人たちなんだったら、ご飯作ってあげたりするところからして おかしいんじゃあないかと 私は思うのだが。そんなにもてなしてやったら もちろん味をしめて 入り浸るのは当然だと思うが。お買い物に行ったときのこと。寝具コーナーで ジュリアナが、「うわー。このベッドカバーかわいい!ママ、買ってよ。」なんてねだったものだから、Mは「あなた ベットカバー、ちゃんとあるじゃない。それに今 うちはお金が苦しいのよ。」と 言ったのだが、「ママー、買ってよ。私の部屋にぴったりよ!支払いが苦しいんなら 分割払いすれば 楽になるし・・・」などと延々いわれ、結局 買ってしまったそう。家に着いて、包みを開け ベットにかけてみたところ ジュリアナはこう言ったそうな。「・・・ママ。やっぱり買うべきじゃあなかったね。今もっているので間に合うし、お金は他のものに使った方がいいし・・・。これ、返品しておいてくれる?」あんなこんなで 返品しに行って来たところなのよー、まったくうちの娘はこまったわ、もう・・・みたいなことをMは言っていた・・・。娘・・・・・・・・返品、自分でしろよ・・・・・・・・・。母親・・・・・・・・のこのこ言いなりになるなよ・・・・・・・・・。娘も娘だが 親も親・・・・・・・・・・・・。 * * * * * * * * * *今日は例の「筋金入りオタク」のいるクラスの日。本日は オタク、・・・・オタク友達・・・・・を 連れてきた!!「先生、友達にクラス見学させてやっていい??」・・・私の人生なんて なんて平凡!なんて思っていたが、結構ネタに困らないほど いろいろが起きてるんだなあ・・・・などと思いながら 私は OKを出した。「ネタ、ネタ、」と心の中でつぶやきながら 私は彼に問いかける。「あなたも 漫画とか 特撮モノがすきなの?」「お、おれは 漫画のコレクションしてるんだ。」聞くと スパイダーマンが好きらしく、60年代からの作品をずっとコレクションしているらしい。私は知らなかったのだが、アメリカの漫画は 話を考える人と漫画を書く人が違う人らしい。そして最近映画化されている 「HELLBOY」だの 「DEMOLIDOR」だの 「HULK」だのは 話の構想は 皆同じ人だそうだ。ビックリ!!・・・なんてことはどーでもいいのだがね。一応、今日の収穫!!
2004年09月11日
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昨日の続きです。子供が自立させるためのキッカケが与えにくい環境のサンパウロでは 過保護が加速されやすい。親と子供のつながりが強いことは大いに結構だが、過保護が過ぎると 子供が自立しなくなってしまう。今ではサンパウロの社会現象にもなっている・・・・・ ・・・働かない若者・・・・・学校で落ちこぼれている10代の子が 大学進学を諦め、家でごろごろとしているのだ!昼近くに のんびりと起き、昼食を食べ、母親の手伝いをする訳でもなく ごろごろとテレビを見ている・・・。こんなぐうたらが 結構いるのだ。ぐうたらはぐうたら仲間とつるみ、お互い安心しきって 親がいくらはっぱをかけても 働こうとしない。親もさすがに心配して、子どもに何かをさせようと 子どもの興味の持ちそうなこと(習い事など)をさせようとするが 根性がないため何事も続かない。就職までも 親のほうが一生懸命で、面接会場に 親と一緒に行くものまでいる。こういう場合は 本人は大して働きたくないのだが、親のほうが必死という場合が多い。こういう親も大抵問題があって 子どもが何か欲しがると 反対してみるものの、子どもがしつこく欲求すると最後には折れてしまって 結局買い与えたりしている。まさに親あっての子、という訳だ。 * * * * * * * *昨日の夜の個人レッスンには 仲良しの高校生、タリタとブルーノがやって来た。毎回 二人とものりのりの テンションの高い子たちで、笑い声のたえない楽しいクラスになるのだが、今回は どうやら様子がおかしい・・・。二人とも静かなのだ。・ ・・ははーん。さては二人、喧嘩したな・・・あまりにもあからさまなので 笑い出しそうになった。面白いのは 女の子のほうは むすーっと始終むっつりしてるのに対し、男の子は思いっきり動揺しているのにもかかわらず、無理矢理笑みを作ろうと努力していること。このことからも女は感情的で、男の子のほうが理性的なのだな・・・と感じた。男の子はその場の雰囲気がしらけるのが極力苦手のようだ。 * * * * * * * *いよいよ明日はお楽しみのLINKIN PARKのコンサート!!とっても楽しみ!大型サッカー場でやるので 自動車止める場所確保のために12時頃家を出る予定!それから近くのショッピンでお昼して、映画なんかトム・ハンクスの「ターミナル」なんか見ちゃって、徒歩で会場に向かう・・・。コンサート開始20:00のために 一日がかりなのです・・・。
2004年09月10日
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私の家族は 喧嘩はしないが 各自が好き勝手やっている ばらばら家族だった。悩み事があれば 友達に相談するか、自分で考えて決めていて、親に相談したことなどなかった。反対されて説教されるのは目に見えていたからだ。そして褒められたこともなく、容姿に関しても 「色白だからいい」ぐらいだし、成績に関しても 「この教科とこの教科が悪いね。」など悪い点ばかりを指摘されてきて、いつのまにか褒め言葉より 欠点を指摘される言葉のほうを異常に気にする人間になってしまった。 ブラジル人と結婚を決めたときも、「あ、結婚することにしたから。」とだけ一方的に 言い渡し、ブラジル行きも勝手に決めた。「お母さんが恋しいでしょ?」と よくブラジル人に聞かれる。冷たいようだが それが全然!なのだ。母親も今になって「勝手に結婚を決めて、親を放って 遠いところまで行っておまえは不孝者だ。」なんてメールをよこしてくる。勝手かもしれないが、今まで 親の愛を感じたことがなかった。 言わなくても分かっているだろうと親は思っていたのかもしれないが やっぱり言葉に出したり態度で示してくれないと 伝わらないと思う。少なくとも私には伝わっていない。だから 母の言葉は 私にとって ものすごい重荷だ!私は 親を泣かせる 悪い娘だ。でも 親を安心させるための電話や 手紙が書けない。こごとを言われるのが 重いのか、それともそれに対して黙って耐えられる自信がないからか・・・?どっちにしろ 自分勝手な人間だと思う。随分 横道にそれてしまったが、ブラジル人の親子関係を考えるとき 私のそれとは えらい対照的だ。 ブラジルに来たばかりのころ、親が子供の通学に 車で送迎しているのを見て、驚いた。「自分で歩いていかないなんて・・・過保護にも程がある!!」後ほど ブラジルにはいたるところに泥棒がいて、モノを盗んだり、子供をさらっていったりという危険が あるためだということが わかったが。そういう理由からも ブラジルの子供たちは 通学にも、習い事にも、友達のうちに遊びに行くにも、ショッピングセンターへ友達と映画を見に行くにも 「親つき」だ。「危険だから一緒にいなくてはいけない」という常識をいいことに 親も子供に異常に干渉する。子供の喧嘩に親が顔を平気で突っ込む。(うちの子が他の子にイジワルをされて泣いているとき、むこうの親がなだめていて、私がそばに行くと「もう大丈夫。たいしたことは何も起こらなかったから。もう解決済みなのよ、ネ?ナナ。」なんて自分の子をかばったこともあった。)恋人が出来れば 二人で出歩かせずうちに呼んで、部屋のドアを閉めないようにし、時々様子を見にうかがう。日曜日は必ず家族団らんで昼食を食べるし、友達等はなるべくうちに呼ぶようにしている。それはある程度仕方がない。ここには間違った道を歩んでしまう危険や誘惑がたくさんあるから。麻薬も手軽に手に入るようだし、子供用ディスコまであるし、若い子はどうしてもいけないとされていることに興味を持ち、手を出し、取り返しのつかないことになってしまうというのがよくあるし。そこのとこを 親がきちんと見てやらなければ 後戻りできなくなってしまう恐れだってある。そうやって密に築いた親子関係は 子供の自信をはぐくむのには大いにプラスになるが、やり方を間違えると 自立できない大人になる。それはよく日本でも言われているがここでは現れ方がとても顕著だ。(つづきは明日書きます!) * * * * * * * * *今、朝の個人レッスンをしてきました。7歳の子供と母親が日本語を習いたいというので、30分ずつ別々に教えているのだが、子供の勉強中に 例の「飴、いかがですか?」をやって、私が断ると 勉強中の娘にやろうとするのだ!!さすがに 私は 「勉強中だから 終わってから・・・。」と 遠慮してもらった。そして 彼女はもう一人の幼子を連れてくるのだが、その幼子がゴムボールを教室内で投げるのを 阻止せずに 黙ってみている・・・。私と勉強している子供の頭上を ゴムボールが交差していた・・・。私よりも年上の母親に 何度もいちいち注意するのも 嫌味だし、第一疲れるしで ちょっとのことは放っているが、それにしても何とかならんのか!!
2004年09月09日
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ブラジル人に「マナー」と言う言葉は無縁のようだが、実はあったりする。人前で食べる際には周りの人に一応勧めるというもの。カトリックの教えの影響だろうか??バスの中でもスナック菓子の袋を開けると 周りの人に「いかがですか。」と勧める。事務所でケーキなどを食べていると、訪れる人皆に「ケーキ食べない?」と勧める。ダンナもよくスーパーへ行くと チョコがたくさん入った箱を購入する。それは会社で周りの人に勧めるためだ。でも、事務員の人がホットドッグをひとつ、昼食用に買ってきて食べているときに 部屋に入ってしまうと、「いかがですか。」なんて勧められることがある。彼女の少ない しかも食べかけのホットドッグを欲しいと思うはずもなく いつも断っているが、そんなとき 彼女も分け与えたいと本気で思っているわけではないだろう。しかも 私の感覚からすると 逆に失礼じゃあないか?食べかけのホットドッグなんていらねーよ!!なんて思ってしまうのだが、これはいい習慣が裏目に出てしまった一例だろう。 それから 日本語の教室に来た生徒が、「先生、いかがですか。」と 食べ物を差し出す。それを断ると おもむろに授業中食べ始める・・・。・・・おいおい、授業中にモノ食うかよ??・・・なんて思うが、親切に勧められた以上 とても注意しにくい。それに 遅い時間に仕事帰りに来る生徒だと やっぱりかわいそうかな、と思ってしまうので 今のところ放っている。 さらに小児科の待合室のこと。必ずと言っていいほど 母親はスナック菓子持参で来て、待っている間に 子供に食べさせるのだ!!!それも一応勧められるのだが、断ると うちの子たちは物欲しげな目で 菓子を見つめている・・・。診察前に口の中を汚してしまうと、医者が診察しにくいし、万一病気を見逃してしまう恐れだってあるから 食べさせないように・・・というのが 日本の常識のはずだが ここでは違うのだ・・・。親切心で菓子を周りに勧める母親は 知らず知らずのうちに他人のためにならないことをしている・・・・という一例。 また 子供の場合、このマナーを都合よく悪用していることがしばしば。誰かが菓子を持っていると たかる、たかる!!そして 少ししか分け与えないと、「おまえはケチだ。」とか、「普通食べ物を持っている人は人に与えると言うのが常識よ。この常識知らずのフトドキ者!!」などと 非難されてしまう。うちの子が会員制スポーツセンターへ行く際に おやつを買うお金を持たせると ほとんど友達に食われてしまって 空腹が満たせないということが よくある。・・・ブラジルの人情から生まれたこのマナーは 今では義理化・形式化してしまっているようだ。ダンナ曰く、「義理で 勧めて、義理で 断る」と言うのが現実のようだ。こういう話、どこかの国で聞いたことがありますねえ・・・。 * * * * * * * * * さて、工学部で能力試験を受けようとしているC君のその後・・・。今日、来ました!でも15分遅刻。それでも以前は30分遅刻だったから まだまし。その間、ずっと質問攻め。その質問ってのが・・・。 彼は今薙刀(なぎなた)を習っていて、その薙刀教室の張り紙広告の作成を 自ら申し出たそうだ。その中にところどころ日本語を入れたいということでの専門用語での質問だったので辞書を見ながら答えたのだが、それであっという間に時間はなくなり、せめて宿題の答え合わせをしようとすると 3問しかしていず、しかも間違っていた!!「漢字を読みます」->「漢字を読むことが出来ます」とするところを 「漢字を見ることが出来ます。」(動詞がかわっている)「日本語で手紙を書くことが出来ます。」を「日本語で手紙をかくることが出来ます。」になっていた・・・。薙刀が好きなのは分かるけど、熱を入れるところが違うんじゃあないのかなと何度も首を傾げるLUANAであった。 * * * * * * * * そして 例の本をねだり、無料でクラスを受けさせて欲しいような態度に出た掃除婦さん。今や 「こいつ 使えぬ!」と 察したのか、態度が急に冷たくなった・・・。「おはよう」は言うが、あと出会っても 知らん振り。前は自ら、「窓でも拭きましょうか。」と 申し出てくれていたのだが、この変わり様。なんとなく分かってはいたけど、あからさまさに閉口! * * * * * * それから オタククラス。奇跡的に 労働者系の生徒はまだ辞めていない。うちに帰ってから ちゃんと復習したようで、つぎのクラスのときにはきちんと理解していた。エライ!!そして さらに オタク達について知ろうと思い(もちろんここでネタにするためにね)、「この間の ”アニメコン”(アニメイベント)、行った?」などと聞くと、「当然!僕はそこでカメラマンとして働いていたんだ!」と言う返事。・・・さすが・・・。しかも、「今年末にある”爆発”というイベントでは スタッフとして働くつもり。」とのこと。やっぱりただのオタクではなかった・・・。そいつは白人で デブではないのだが スポーツはしてないタイプのようで ぷにょっと している。くりくりの天然ウエーブがかった肩までのこげ茶髪で、茶色の毛糸の帽子をかぶっている。背は高めで、やけに自信満々で 目が据わっていて口をきっと一の字に結び、表情が変わらない。表情を変えず、こちらの目を見つめて 割とよく話す。無表情の積極派・・・。
2004年09月08日
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~ う ~ み ~ は ひろい~な~ おおき~い~な~久々の海!!サントスへ 行って参りました!先日、サントス在住のGABBYNAさんとサンパウロで知り合うことが出来、そういえば 長いこと 海にも行っていないし、今日はブラジル独立記念日で せっかくの祝日だということで 家族でサントスへ行ってきた。サントスまで車で45分、と 予想以上の近さにびっくり!前の日にインターネットで下調べしておいた 「MUSEU DO MAR」目指して、うろうろ。その日は独立記念パレードがあったため、交通規制があったのだ。「MUSEU DO MAR(海の博物館)」。住宅街にポコっと存在していて、外観も普通の家と変わらない。入場料の 6 REAIS(600ぐらいの感覚かなあ)を払い、中へ入ると狭い部屋の中に 剥製やら、海の生物の骨などがぎっしり。色とりどりの貝や珊瑚、昔海に潜るときに使った道具などが展示してあった。博物館としては小さいし、種類も中途半端だけど、子連れの私たちには 子供が飽きない程度で よかったかな?その次は 「MUSEU DE PESCA(釣りの博物館)」へ・・・と思いきや、ビーチの前に戦車やら戦闘用トラックなどの展示があり、けんけん目が釘付け!!日ごろから戦闘用の車のミニカーなどをコレクションしていたし、戦争映画は叔父さんといつも一緒に観ているので、大喜び!戦車の中に入れてもらったり、鉄砲を触らせてもらったりとご満悦。その間ダンナがカメラを取りに自動車に戻っていて、ナナがビーチに遊びに行ったり、けんけんも続いて遊びに行ったりで、もたもたしているうちに GABBYちゃんからTELが入る。もう待ち合わせの場所に着いたとのこと!キャー!!急いで子供の足を洗い、靴を履かせて 待ち合わせ場所へ急ぐ。GABBYちゃんに再会し、お昼は魚介料理専門レストランへ。BADEJOという魚に海老のトマトソースがけと 海老フライピラフ添えを頼んで 皆で食べた。ものすごい量で 5人とも満腹!!先日「スーパーサイズミー」で、アメリカ人は食べすぎ、腹八分目という言葉をしらない!などと 叫んでいたが、やっぱり外食を注文して どどーんとたくさん出てきたら 嬉しいんだよね!(笑)ま、毎日のことじゃあないし、いいよね!?(・・・)ああ、美味しかったなあ。それから GABBYちゃんのパン屋さんまで徒歩で。そのパン屋さんの前には緑の多い広場まであって、とても気持ちいいところだ。海に近く、アパートの多い、環境のいいところだった。GABBYちゃんは馴染みのお客さんを優しく迎えてあげていて、お客さんの方も嬉しそうだった。彼女の人柄が垣間見えたような気がした。コーヒーと子供たちのアイスをご馳走になり、しばし話をしてわかれた。その後、朝行きそびれた「MUSEU DE PESCA(釣りの博物館)」へ。もう、博物館はいいよ、今度にしようよ、それより海でも少し眺めようよという 私の意見は却下され、博物館へ。そこには目玉の巨大な鯨の骨が飾ってあることは違ったが、先ほどの博物館と内容がダブっていることもあるし、ヒールのあるサンダルを履いていたのではっきり言って足も疲れていて 途中で切り上げ、ナナと博物館の前のピアーで釣りをする人たちを見ていた。・・・ケンケンたち遅いなあ。・・・・そう思いながら ポケーっと待っていると むこうでダンナが手を振って呼んでいる。ナナを連れて彼のところへ行くと ものすごく怒っている。「どこにいたんだ??」「どこって 博物館の前にいるって言ったじゃない?」「ナナがビーチに行きたいって言ってたからてっきりビーチに行ったかと思って、ずっと向こうで待っていたんだよ!!!」「でも後15分で出かけるって言ってたから、ビーチへはいけないでしょ?それに博物館の前で待つって言っておいたよ。」「それでも ナナが ビーチへ行きたいって言っていたじゃないか!!」ものすごい剣幕である。私は 「はあ・・・」とため息をついた・・・。いつもこうなのだ。どうしてなのか分からないが、彼と待ち合わせをすると必ずはぐれてしまう。はぐれたときの対処方法が彼と私とでは全然違うのだ。私は人とはぐれた場合、はぐれた場所か、先に話していた場所でじっと待っている。彼の場合、パニクって探して探して探し回るのだ!!そして 先に話していた場所のことなどてっきり忘れているかのように 満遍なくまわって 探す。そして あちこちをまわっている割には探し方が甘くて、チラッとしか見ていないから 見つけることができない。そして ついに 私を見つけ、イライラと怒る。私は毎回あきれてしまう・・・。先週の土曜だって家族でスーパーへ行ったときもそうだった。彼がコンピュータのコーナーにいるから 私は、「そこの特売品コーナーにいるね。」と 言って 特売品コーナーで品物を選んだ後、コンピューター売り場へ行くと 彼の姿はもうない。そのため 私が行くと話しておいた特売品コーナーに戻り、じっと待っていても 一向に戻ってこない。15分が経ち、彼が私を見つけ出し ものすごい勢いで怒っている。「私ここにいるって言っていたよね?」「そんなの知らないよ!!僕は特売品を買いに来たんじゃあないんだ!!探すために売り場中走って探し回ったよ!!」「・・・・。」彼に出会ってから12年経とうとするが、待ち合わせだけは未だにこれだ。いい加減どうしたらいいのか、分からない・・・。みなさんは どのようにしているのだろうか。秘訣を知りたい・・・。
2004年09月07日
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日曜日 私にとって二日目の日本語教師会の集まりがあった。この日本語教師会、前の日記にも書いたが 地区の日本語の活性化を図り、「お話会」「絵画・書道コンクール」「日本語実力テスト」などのいろいろな行事を主催する画期的な集まり・・・なのだが、前回は ベテラン教師のあまりの毒舌ぶりに かなり引き、閉口したものだ。今回は お昼の食事一品持参、この地区での実力テストのテスト試案、校正の作業のため、朝から夕方までと言うハードな集まり。午前中は 和気藹々とスムーズに作業が進み、試案を皆で校正・チェックしていった。お昼の時間になると 各自が持ち寄った一品を卓上に広げ、各自問題生徒との面白エピソードや 各日本人会とのいざこざ話をして、普段聞けない話を聞くことが出来た。 昼食の後片付けも終わり 昼の作業に入ったとき、一人の中年教師が現れた・・・。T教師・・・。おかっぱの白髪頭に 骨格の大きくたくましい印象。身長は160CMぐらいだが なぜかとても大きく見える。目はまん丸にキッと大きく見開かれ、口はへの字型に固く結ばれている。そしていつもなぜかお腹を締め付けるコルセットを服の上に巻いている。彼女の登場で 作業がぐんと変わる。「ちょおっとおお、これ、おかしーーわよお!!!」「こーんなのふつう、言わないよおっ!!」声量の大きい声で 独特の大きな身振りを交えて ダメだしする。でも このダメだし、ユーモアが入っていて 面白いのだ。試案担当教師:「これらの 問いかけに どういう答え方をするか考えて書き込んでもらう問題です。」 ”としおくん 最近サッカーのしあいにきてないね。きみ、なにかいってあげてよ。”T教師:「としお君なんか しらないよ。」って答えたら どーすんだよ!! * * * * * * * *”ぼくたち、えいがかんへ いくんだけど、きみはどうするの?”T教師:「ぼくもさそってくれるの?じゃあ お弁当持って行くよ。」他の教師:「普通、映画館に弁当持ってかねえよ!!」 (一同爆笑) * * * * * * *担当教師:”もう 試験は終わったのに、田中さんは まだ教室から出てこない。” ”みんなバスに乗り込んだのに、バスはまだ出ない。” 「あれ?”出ない”って言う動詞が重なっちゃったね。」T教師:「なんだよ。出ない、出ないって おまえら便秘かよ!!」 * * * * * * * * * * *始終、こんな感じなのである。6時近くになり、作業も一通り終わり、お開きとなった。「お昼の残り物、持って帰りな。」「じゃあ、T先生の持ってこられたみかんを 折角だから いただいて帰りますねー。」「あー、それな。2ダースで49センターボス(50円ぐらいの感覚)だったから 持って来てやったんだよ!!」減らず口が愛嬌となる 面白いキャラクターのT教師なのであった。 * * * * * * * * * *今日の有名人紹介は、恋多き女優、 <<DEBORA SECCO>>私が彼女をテレビで見たのはNHK的な国立局の放送。思春期の青少年向けのドラマに脇役として出演していた。青少年の性とか恋とかを取り扱った画期的なドラマで この脚本も書いていた主役の女の子に話題が集まっていた。私はそのときから「この子可愛いなあ。」って言っていたのだが、ダンナは「全然可愛くないよ。男の子みたい。」なんていったものだ。それが時は経ち、ブラジル最強テレビ局「グローボ」のドラマのちょい役としてデボラが出てき始め、「ああ、あの女の子が出てる!」なんて思ったものだ。その後、彼女はイメチェンを果たした。胸にシリコンをいれ、筋トレをはじめ、食事内容も変えたようだ。痩せ型の少女っぽい風貌が可愛いと思っていたのもつかの間、あっという間にグラマー&セクシー路線に路線変更。そしてプレイボーイ誌に登場。話題となる。ちょい役時代に15歳ほど年上の監督と結婚していたのだが、数年後に離婚、それからは 数々の有名人と浮名を流すようになり、今やゴシップ雑誌に最も多く載るお騒がせ女優となってしまった。髪を脱色、濃いメイク・・・ケバクなってしまって男受けはよくなったのかもしれないが、昔の可愛らしいデボラが懐かしいなあと思う今日この頃である。http://www.pretinhobasico.com.br/celebridades_SPW/debora_secco.gif
2004年09月06日
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話題作「スーパーサイズミー」を観に行った。日本では話題のこの作品も ブラジルではあまり知られていないのか、上映館は少ない。内容は マクドナルドで一日三食一ヶ月間 食事を続けたらどうなるかを 監督自ら実験台になって 撮り続けていくというもの。それと同時にアメリカの食生活の変化と異常ぶりを暴露しているドキュメンタリー。アメリカでは 私が「世界で一番有名」だと思っていた「OOO・OOOO(ネタバレになりますので、あしからず)」なんかよりもダントツ知名度が上のマクドナルドのピエロのキャラクター。子供たちにも「おちゃめで子供好きな愉快なピエロ」と好意的なイメージである。マクドナルドは自分たちの商品を「健康的な食事」だと広告の中で言っている。しかし、実際は・・・?この実験を続けた監督は 身をもってどれほど脂と糖分に偏った食事が危険かを持って証明した。その不健康極まりない食事を提供しているマクド、ビッグサイズのさらに上いくスーパーサイズを勧める。値段の差が少ないためスーパーサイズを選ぶ消費者たちはだんだんとファーストフードに依存していく・・・。そして社会も かつては女性と言うものは台所に立って 手作りの料理で家族の健康を維持していたものだったが、今や女性の自立が叫ばれるようになり、仕事する女性が増え 外食の比率もぐんと増えた。その結果 手軽で低価格なファーストフードを取る機会が多くなった。今や「お手軽」が一番重要なポイントである。学校の食堂でも売っているものはヘルシーとは程遠いものばかり。効率を優先して 一番重要な子供の健康などは後回しになってしまった。恐るべし、この大国はどこへ行くのか?この必要悪、ファーストフードの元祖、マクドナルドの社会的責任・・・を考えさせられる映画だった。 * * * * * * * * *さて ここブラジルでの 食生活・・・。アメリカまでとはいかないものの、やっぱりデブが多い!「日本人は どうして やせているの?」と よく聞かれるが、ブラジル人が太る理由はいろいろあると思う。1. ブラジルはもてなしの文化!日曜にはたんまり食事を作って、家族全員で もう入らないほどにまで食するのがここの文化である。「腹八分目」などという言葉は 理解されない。人をもてなすときは お客さんがはちきれるまで腹いっぱいにするのが良しとされるため、ちょっと訪問すると「食べろ食べろ。」の嵐。「もう結構です」と断っても押し付けられる。2. そして今の母親は食事を作らない!手抜き料理ばかりだ。子供に毎日のようにスナック菓子を買い与え、清涼飲料水を買い与える。そしてやっぱり「マクドナルド」は大人気で、大人でもスナック菓子やハンバーガーなどの軽食が大好き。ここでも マクドナルドの影響は大きい。たまに 「ダイエットしている」と言う人が 食事を取らず、菓子やスナック類だけ食べている。ボリュームが少なくてお腹がいっぱいにならないから やせるとでも思っているのだろうか?3. そして 甘いものへの依存度がすごい。「CHOCOATRA」と言って 「チョコレート依存」と言う言葉まであるほど ブラジルにはチョコレート依存症の人が多い。大抵のレストランの会計にはばら売りのチョコレートが売ってあって 食事を終えたかなりの人が購入していく。4. 美人の基準が「官能的」であることやせっぽちは 決して「スタイルがいい」ではない。胸やオシリ、腿等に どーんとお肉がついていることが大切。確かにでぶって体のラインが崩れたり セルライトが出てこない範囲にとどめて なおかつ運動もしてスタイルを保つのは とっても難しいと思うので、「特極の美」かもしれない。だから 少しぐらい太っても「官能的になった。」などとおだてられるので 女性の方も少し油断をするのだろう・・・。5. 周りにデブが多い。自分がデブっても 周りにも太っている人が多いから 安心する。ブラジルでは ビーチに行くと デブの三段腹、セルライトぶよぶよおばさんのビキニ姿に出くわす。私は 初めて見たときは、「げげー!!なんじゃあ あれ!!??」と かなりびびったものだ。こちらでは普通。理由はまだまだ考えられると思うが、いろいろな要因が重なり合って デブ増加中である。やはりブラジルでも 子供の肥満が問題になっていて、醜く脂や糖分でぶよぶよ太りした子供をよく見かける。
2004年09月05日
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この話題についてはずーっと書きたかったんだけど、GABBYNAさんの日記に書かれていたので、これを機会にトラックバックして書かせてもらうことにした。ブラジルの選挙運動は もうおっかしいのである!!国が変わればこうも違うか!というほど。1.まず 名前がオカシーの!!無数にいる候補者の中で目立つために、多くの候補者が 自ら「あだ名」を名乗っているのだ。芸能人じゃああるまいし、ふざけ過ぎ。現大統領だって 「ルーラ(いか)」なのだ。もちろん本名ではない。労働者組合幹部時代につけられたあだ名らしいのだが、「芸名大統領」なのである。2.街頭演説 ならぬ 街頭サンバ!!わが某市の中心商店街には無数の候補者のスタンドが立っている。ここでは街頭演説なんてしない!そんなの胡散臭がられるだけである。で、なにをするか?人気のサンバ曲(アシェとかパゴジというジャンル)を 替え歌風に候補者番号を入れてアレンジしたものを流す。それに合わせて 選挙運動のために雇われたおにーちゃん、おねーちゃんが 楽しげに踊るのだ!もしかして つられて踊っている能天気なブラジル人はいるか?とチェックしてみたが さすがにそんなアフォはいなかった・・・残念。3. そして 名前より、番号! ブラジルで選挙は義務である。行かない人は罰金を払わなければならない。金額も5000円ぐらいの感覚なので かなりイタイ。だから政治に無関心の人も文盲の人も皆選挙に行く。字が書けない人もいまだ多くいるので、番号で投票するようになっている。よって、選挙運動は番号ばかり聞こえるような気がする。朝や晩などにラジオやテレビで候補者が自分の宣伝が出来る時間があって、その時間にテレビやラジオをつけているとやたら番号ばかり強調している。4. ポスターにでかでかと写っている候補者・・・野暮すぎ 「おいおい、こんなイモにーちゃんが政治?ほんまに大丈夫かい?」と突っ込みを入れたくなるような モサい立候補者多すぎ!! 日本で言えば「カールおじさん」がそのままにっこりと笑って選挙用ポスターに載っている雰囲気。きっと「真面目、頭が切れる」は「嫌味だ」と敬遠されるのだろう。「優しそう」とか「僕ら労働者の仲間!」と親しみのわくような田舎臭い立候補者のほうが好かれるのかもしれない。とあるださださ立候補者の例http://www.ideiaonline.com.br/palanque_wcartz.gif5.現役市長・・・税金を臆面もなく自分の選挙運動に堂々と使う!!!さすがにサンパウロではこれはないが、周りの町でいろいろ見かけた。街のメイン通りの高い電灯の柱部分に 市のお知らせ用ポスターを貼れる板が よく見えるところにいくつも掲げてあるのだが、そこに 市長の宣伝ポスターが ばっちり 掲げられている!!!あきらかに公金流用している!!パワーを私益のために悪用している!!・・・・・・それでも多くの人が現役市長に投票すると言っていた・・・。6.街の景観を損なうキタねえポスター。もう、容赦なくキタねえのだ。柱という柱、壁という壁、陸橋という陸橋に数打ちゃ当たる戦法で無数に取り付ける!!それが風が吹いたり雨が降ったりしようものなら あまくくくり付けたポスター類は 紐が片方だけぶらさがってもう片方ははずれ ぴーらんぴらん、ぶうらぶらと 空を泳いでいるものが景観のキタなさに拍車をかける。http://www1.folha.uol.com.br/folha/brasil/images/06lixo.jpgこんなひどい選挙なら 政治不信になるのも 当たり前? * * * * * * * * 今日のブラジル有名人紹介はテーマにちなんで、サンパウロ1有名&人気の州議員のこの人!! <<ENEAS(エネアス)>>初めて彼を見たのは 10年前にさかのぼる。例の選挙用放送時間にぼけーっとテレビを見ていたら、ベートーベンの「運命」、ジャジャジャジャアアアーンの出だしがなるや否や まっつるっぱげに 黒々としたボリューム感たっぷりの縮れた髭といった強烈なルックスの彼が 額に青筋立てて 大声でいがりながら けたたましく怒鳴りたてていた。 ダンナに「あ、あれ・・・?」と聞くと 笑いながら、「あー、あれはエメアス。昔からいて みんなの笑いの種さ。ああでもしなくては注目をひけないからね。」なんて言っていた。・・・が時は経ち、政治不信が絶頂に達したのか、前回の州議員選で なんと!ダントツの最高票で 州議員に当選してしまったのだった。きっと皆、面白半分で投票してしまったのだろう。実際、テレビのバラエティ番組も彼に目をつけ、当選当時はいろいろな番組に引っ張りだこであった。政見放送のあの険しい顔つきと激しい口調とは打って変わって 優しい笑顔さえ見せていてびっくりしたものだ。さすが有名人。加工画像まで豊富です。http://images.google.com.br/images?q=eneas&btnG=Pesquisar&hl=pt-BR&lr=&ie=UTF-8
2004年09月04日
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サンパウロでは今かつてないほどの日本ブームだ。自分の名前をカタカナでタトゥーを入れたり、ステッカー、シャツ、ノート、ベッドカバーなど何かと漢字入りグッズが巷にあふれている。ここ三年前ほどから ブラジルでも日本の漫画をポルトガル語訳したものがあちこちで 売られるようになった。私がブラジルに来た約10年前、日本の番組はあまり浸透していなくて、名を知られているものは「ジャスピオン」ぐらいだった。それが8年ぐらい前の「聖闘士聖矢」、「セーラームーン」が大ヒットし、その後の「ポケモン」で ブラジルのアニメ熱に火がついた。その後はケーブルテレビの普及により 日本アニメを流す割合がどんどん増え始め、いまでは アメリカのアニメより圧倒的に日本のもののほうが人気がある。子供はもちろん、10代の思春期の子たちもよく見ていて、それに伴い主題歌などをコンピューター検索などをしているうちに J-POPなどにもはまり、コスプレの存在を知り、どんどんオタク度がアップしていく・・・という方程式が一般的である。そしてオタクは周りの人たちをも伝染していく。オタクというのはマメだから アニメ・漫画イベントの「アニメコン」「アニメフレンズ」をも開催してしまい、今や大行列を作る人気イベントとなった。そのイベントではアニメのキャラクターの格好をする「コスプレ」のコンテストや、日本の声優、漫画家などをもゲストで呼んだりするほどだと言う。http://www.neofighters.com.br/modules/myalbum/photo.php?lid=221&cid=14 最近このオタク系の日本語の生徒が目立つ。今週始まった初級向けの新クラスには4人のオタク系のブラジル人と二人の出稼ぎ系のブラジル人という顔ぶれ。見事全員ブラジル人で、日系人が一人もいないと言うのは少し寂しい気もする。 出稼ぎ系の人は 日系人と結婚して、じき日本へ行く予定なので そのためにやむを得ずというタイプ。ブラジルの中でも労働階級っぽいので、学校の勉強でさえ満足にしていないような人たちで、なんだかおどおどしている。逆にオタッキーたちは とても日本に興味があるので自らインターネットで日本語や歌の歌詞を調べたり、ちょっと勉強していたりで積極派。 まずは「ひらがな」のお勉強。絵入りの字カードで 「あ・い・う・え・お」の5文字を覚えてもらう。オタクたちは 2回カードをめくっただけで覚えてしまった。が、出稼ぎ系は 5回めくっても 無理なよう。オタクたちは根気よく出稼ぎ系たちが覚えるのを待っている。 つぎに ひらがなの書きとり。「あ」の字を ボードに書き、同じように書いてもらう。出稼ぎ系は 「あ」のふくらみがどうしても書けない。何度書いてもミミズが張ったようになってしまう。(どうもニブいタイプのよう)オタクたちは その間5文字をノートに書き取り、何度も繰り返し練習して待っていた。それから 自己紹介。「わたしは LUANAです。」出稼ぎ系は これがどうしても理解できない。~どうして 動詞が最後に来るのか?~ルーツが違う言語なのだから ポルトガル語訳のようにはいかないのよ、と説明しても ふに落ちないよう。それでも 納得したようで、自分の名前を入れ替えて発表した。 こんどは 「わたし」を「あなた」に入れ替えた 「あなたは OOOさんです。」「えー???ぜんぜんわからない~!」はっきりいって こういう生徒は8年間教えてきた中で 見たことがない。5歳の子供でさえ 分かってくれていたのだが・・・。・・・・ここで オタク、イラつき始める・・・・持っていたボールペンを ダンッッ!と 机の上に軽くたたきつけた!ひえー。出稼ぎ系は ますます怯えた表情になり、オタクはどんどんわたしに自分の知識を披露しはじめた。「質問するときは ”か”を最後につけるんだよね?」「日本語には普通体と丁寧体があるんだよね。」「カタカナの ”V"の書き方がまだ分からないんだ。」「漢字は2000近く覚えれば 新聞が読めるようになるんだよね。」・・・・出稼ぎ系はすっかりびびっている。どうやらビビらせて出稼ぎ系を追い出す作戦に出たようだ!確かにこの出稼ぎ系のように のみこみが悪い生徒は長続きしない。近いうちに諦めて辞めていくだろう。でもその後に 4人のオタククラスになるのもちょっと末恐ろしいなあ・・・と少し怯えるLUANAであった。ちなみに このオタクたちが凝っているのは 「特撮」だそうだ。「特撮」ってなんだか分かる?(わたしはこの呼び名を知らなかった)「仮面ライダー」とか「ゴレンジャー」の類だそうだ・・・。そういうDVDだとか、模型などをインターネットで取り寄せて、部屋の一角にそれを飾るコーナーまでもがあるそうだ・・・。 * * * * * * * * *今日のブラジル有名人紹介は、 <<FERNANDA TORRES>>彼女は大俳優の両親を持ち、(母親はかつてアカデミ-賞最優秀女優賞にノミネートされた「セントラルステーション」のFERNANDA MONTENEGRO) 自身は演劇の方で活躍していたが、最大手テレビ局グローボのシリーズ・コメデイーもののドラマ「OS NORMAIS」(普通の人々)が 大ヒットし、さらに有名に!映画化までされた。ブラジル・アート系のとんでる変わった女優である。ダンナが昔見に行った劇ではカーテンコールに なぜか「全裸」で現れたそう!!!その人気ドラマでも 毎回下着姿で登場!体は痩せ型で全然エッチじゃあないため 全然いやらしくなく 笑えた!http://www2.uol.com.br/fernandatorres/
2004年09月03日
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昨日の晩、とあるクラスで 漢字テストをした。 勉強嫌いなF君、今まで宿題を一度たりともしてきたことがない!それでも週二回1年半 ほぼ休まず授業に出ている。そのF君、ものすごいカンニング魔なのだ!! 今まで数回の文法テストと ひらがな・カタカナ・漢字テストがあったのだが、すべてカンニングをしている。クラス中、異常に動くのだ。頭をかいてみたり、ジャケットのえりを直したり、袖をまくってみたり、足の位置を変えたり、かばんを開けたり閉めたり、カンニングしているのが一目瞭然!! はじめはびっくりしたが、うちの日系クラブの試験の合格証なんて何の効力も持たないので、ま、いいかと見逃している。見てて面白いし。が、それにしてもカンニングの準備を周到に行うよりも、勉強した方が早いのではないかと毎回不思議に思うのだ。昨日の漢字テストだって 36の漢字だけで、出る熟語も全部教えて一ヶ月もトレーニングしたというのに、よほどのカンニング好きらしい。結局、他の生徒は20分で全てを終えて、彼一人、一時間も奮闘していた。さすがに次のクラスをする時間になり、「時間切れです。」と 諦めてもらったが。漢字の読みテストはぎりぎり及第点だったが、書き取りはあまり出来ておらず、再テストだな。 さて、ブラジルでは カンニングは「文化」である。カンニングにかかわった人はいない!と断言できるほどだ。 ここでは 小学一年生からもう中間テスト、期末テストなるものがあって、落第点を取ってしまえば 留年にこそ最近はならないが、休み中補習授業に出なければならない。それは生徒にとって休みが天国になるか地獄となるかの瀬戸際である。よって どうにかしていい点をとろうとカンニングをしてしまうのだが、自分が用意してきた盗み見用グッズの他に 試験中、成績の良い生徒に 答えをせがむという高度かつ危険な方法に挑む。成績のいい生徒は 自分が他の生徒に答えを見せているのがばれると、カンニングをしている生徒と同じように罰せられるという危険が伴うのだが、協力を拒めば 「自分だけいい点を取ればいいという協調性のない奴」(勝手だなー)と疎外されるため やむを得ず、のようだ。 さすがに大学の入試では カンニングがばれると無効になってしまうため あまり行われてないようだが、大学入学後は壮絶なカンニング合戦が繰り広げられる。「どうしてそんな危険なことするの?ちゃんと勉強すればいいじゃない?」と 聞いてみると、どうやら 試験を作る先生も面倒なようで、問題数がとても少ないのだ。数学の試験に6つの設問とかそういった感じで、三つ間違えれば間違いなく補修行き!なので 生徒たちは絶望的になってしまうと言うのも分かるような気がする。 先生の方も カンニングできないように、三通りほどの内容の違うテストを ばらばらに配って、攻防戦に出ている人もいるそうだ。 私の生徒の中では8歳にしてもうカンニングをしていると言う行く末恐ろしい子供もいたりする・・・。ブラジルのカンニング文化は根深いのだ! * * * * * * * * *今日のブラジル有名人紹介!私の好きな女優さん。 <<CLAUDIA ABREU>>地味なせいか あまりセレブとしては 騒がれていないけど、映画やドラマにと大活躍です。<出演ドラマ>Celebridade - LauraO quinto dos infernos - Dona AméliaBrava gente - "O diabo ir por último" - Mulher do ZéForça de um desejo - OlíviaLabirinto - LilianePátria minha - AliceAnos rebeldes - HeloísaBarriga de aluguel - Clara RibeiroQue rei sou eu? - Princesa JulietteFera radical - Ana Paula FloresO outro - ZezinhaHipertensão - Luzia<出演映画>O Caminho das Nuvens (2003) - O Homem do Ano (2002) - O Xangô de Baker Street (2001) - Guerra de Canudos (1997) - O que é isso Companheiro? (1996) - Ed Mort (1996) - Tieta do Agreste (1996)http://img.terra.com.br/i/2003/12/25/96232_ga.jpg
2004年09月02日
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日本語を教え始めて8年経つ。 教え始めた頃は ほとんどが日系人の生徒で、なかにちらほらとハーフも混じっていた、という程度だった。その頃は関西大震災後といったときで 日本の景気が急激に悪くなり始めていた頃だったから、出稼ぎに行きたいという人はいなかったように思う。それより 日系人なのだから自分のルーツの言葉ぐらいは身につけたいという人ばかりだった。が、ここ2年ぐらいは日系人の生徒よりもブラジル人の生徒が日本語を習いたいという例が目立つ。半分以上が 日系人と結婚し、日本へ出稼ぎに行きたいと思っている労働者階級の人たち。四分の一が日本ブームで 日本語に興味を持った人たち。残りが知識として日本語を勉強したいという人たちである。昔と動機の順位が見事逆転してしまった。それによってずいぶん 授業も 変わった!日系人は割と勤勉な人が多く、「このページからこのページまでが 宿題ね。」と言えば、皆ちゃんとやってきていて 次々と先に勧めたものだが、今は、「宿題多すぎ。」だの、「平日に宿題をやれだなんて無理。」だの 文句が多い。そして宿題の量を以前の三分の一に減らしたところで やってくる人は半分以下。たまに全然宿題をやってきたことのない人さえいる。 その結果、前回教えたところを これっぽちも覚えていなくて 質問しても「???」状態なのだ。なんどもなんども 導入しなければならず、先に進まず、きちんと勉強して来た人が馬鹿を見ると言う悪循環になってしまう。イライラ・・・。日本へ行こうと思っての短期間の勉強なのに しょっちゅう休む奴もいて、皆が当然分かりきっている問題などでやたらつまづいて、時間を食うのだ。イライラ・・・。 漢字だってぜんぜん家で勉強しようとせず、先に進まないので、合格証つきテストを行うと なんと カンニングしやがるやつもいる!!分かっていれば ほんの5分で終わるテストを 1時間かけてカンニングしやがる!!ここは私立の日系クラブで、合格証だって何の効力もないのだから黙って見逃しているが、こうやって 奴はひらがなもカタカナも漢字テストもパスしてきたため、まともに文が読めない!!!漢字は振り仮名がついているから何とかなるものの、カタカナなんて全滅。それでも 週に二回、二年間も休まず通ってきているのだからとっても不思議だ。 そして個人レッスンの大学生、C君も理解に苦しむブラジル人大学生だ。一時間の授業なのに 指定時間を毎回30分も遅刻してくる。そして本を持ってこない!!!宿題してこない!!自分の興味のある「武士道」やその漢字ばかりについて質問する!!そんな感じで 復習復習、脱線話で先に進まぬクラスを3年(!)続けてきた。が、最近「日本語能力試験」のポスターを目にした彼。「試験受けたい。」と 言い放った。はっきり言って無理。「これは初級を半分済ませた人でなければ無理よ。」と言っても聞かず、「まだ半年あるから必死で勉強する。」と言って聞かないので、別に私の止める理由も権利もないし、結局申し込みをしてしまった。 昨日の授業時間に奇跡的にちゃんと現れたC君。ちゃんとうちで勉強した!というので、宿題の「ない形」の活用プリントをあわせて、一度読んでもらってから 目の前で活用を言ってもらった。私 :「かきます」C君:「かきない」私 :「かかない」でしょ?~Aない~でしょ?」C君:「あー、はいはいはい。」私 :「じゃあ、はたらきます」C君:「はたらきない」私 :「はたらかない。~Aない~でしょ?」C君:「あー、はいはいはい。」私 :「のみます」C君:「のみない」私 :「・・・あのね・・・」こういうのが延々と続いたのだった。ほんまに大丈夫なんか?C君。ちなみに彼はサンパウロの一番難関な大学の工学部の生徒なのである・・・ * * * * * * * 今日のブラジル有名人紹介は、テレビ業界のカリスマのこの人。 <<SILVIO SANTOS>>彼はギリシア移民で、道端での物売りで声と機転のよさで評判となり、ラジオのパーソナリテイとして活躍。その後テレビ界に進出し、大成功を収め、ついにはSBT局の社長となった。今は33の企業を持つ。貧困層に人気な局で、えげつない番組が売り。彼の司会をする 「SHOW DE MILHAO」では 札束をばら撒きながら 颯爽と登場する。観客は雄たけびをあげながら ひらひらと舞い落ちるお札拾いに必死・・・というかなりえげつないオープニングが 目を引く。SHOW DO MILHAOのサイト http://www.sbt.com.br/showdomilhao/
2004年09月01日
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