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モンゴル日記モンゴル・ウランバートルで起きた暴動。久々に見るウランバートルの町並みがこんなニュースだなんて、ちょっと悲しいあたしが借りたアパートもまさにウランバートルの町のど真ん中だったのであのあたりはどうなってるのかなってちょっと心配。 あんなに車通りの多かった道路がこんなに閑散としてるなんて・・・早く落ち着くといいんだけどな。それでは久々なのでまたしても簡単におさらいをEurekaママの友達のモンゴル人・チニーさんが夏の間、ウランバートルに帰省するというので8日間ほど遊びにいくことに。ただチニーさんには小さい赤ちゃんがいて具合が悪くなってしまったっていうこともあり現地ではチニーさんのダンナさんのバトゥさんの弟がお世話してくれることに。本名の発音が難しいっていうことで、急遽バッタァと名付けられてしまった弟さん。(おっかぁと同じイントネーションで、バッタァって呼んでください)チニーさんが持ってるウランバートルの街のど真ん中にあるワンルームアパートがあたしとママのお宿。英語が話せないバッタァとモンゴル語が話せないあたしたちもちろん日本語なんて×一体どんな旅になるのやら?前回のお話はコチラでは続きをどうぞモンゴル人と旅したモンゴルその4日目のお話。vol.38バッタァが連れてきてくれたのはこちらのお店お店の中はなかなか可愛らしいインテリアだったんだけど写真に撮ってなかったみたいで・・・こんなのしかなかった窓際や席の仕切りに赤やピンクが使われていてほんと可愛かったんだよ。ここはロシアといってもロシアのいろんな地方の料理が食べられるとのこと。なので、ウクライナ風と名前がついた料理をいくつか注文してみたんだ。 もう、さすがにお料理の名前は覚えてません・・・・(だって2年前のことなんだもん)でもどれも美味しかったことは覚えてる特に真ん中の2品。中国の水餃子にも似たお料理とフィッシュボールの入ったお魚のスープ。これはかなりの高ポイントクリーミーなソースがかかってるので水餃子っていうとまた違うかな。フィッシュボール入りスープは香港で食べたそれともまた違うんだけどコクがあって、ぐびぐび飲み干しちゃったロシア料理といってもやはり大陸繋がり。どこか中国とも似てるんだよね。もちろん、モンゴルのお料理にも。ロシアと中国に挟まれたモンゴルだけに両国の影響を受けたのかなぁ?サラダなんかは逆にヨーロッパ風。付け合わせの黒パンなんかもそんな感じ?ウクライナには行ったことがないので本場風なのかどうかもわからないけど美味しかったのは確か。基本的のとっても素朴な感じだよね~洗練されたお料理とはとてもいえないけど家庭の味って感じが良かったですバッタァはこの店のお料理が大好きなんだって!やっぱりモンゴル料理に似た感じがするからなのかな?Eurekaトラベルです。次回は『トルコ料理店で食い逃げ!?』お楽しみに
July 3, 2008
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去年の12月以来のモンゴル日記いったいいつやねん!最近、遊びに来ていただいている方はこんな日記が存在していたこともご存知ないのでは?昔からのお友達からみたら「いったいいつ終わるの!?」どうか気長におつき合いくださいませ!もうだいぶ、記憶とんでいるとこもあるけどぼちぼち書き綴っていく予定なりそれでは簡単におさらいをEurekaママの友達のモンゴル人・チニーさんが夏の間、ウランバートルに帰省するというので8日間ほど遊びにいくことに。ただチニーさんには小さい赤ちゃんがいて具合が悪くなってしまったっていうこともあり現地ではチニーさんのダンナさんのバトゥさんの弟がお世話してくれることに。本名の発音が難しいっていうことで、急遽バッタァと名付けられてしまった弟さん。(おっかぁと同じイントネーションで、バッタァって呼んでください)チニーさんが持ってるウランバートルの街のど真ん中にあるワンルームアパートがあたしとママのお宿。英語が話せないバッタァとモンゴル語が話せないあたしたちもちろん日本語なんて×一体どんな旅になるのやら?ということでモンゴルの大平原でチンギスハーンの時代を再現したモンゴル騎馬部隊による大スペクタルショーを観劇しモンゴルで馬にのって、草原を駆け抜けツーリストキャンプでゲル体験をしたところまできました。みなさんがイメージするモンゴルとはちょっと違って割と都会派な旅になっているのであしからず。良かったらカテゴリー「MONGOLIA」をご覧くださいませよろしくお願いしますでははじめますモンゴル人と旅したモンゴルその4日目のお話。vol.37そろそろランチにしようということでテレルジを離れることにした3人ところが、バッタァが運転する車からなにやらおかしな音が・・・・うーん、車もお腹空いてる?っていうより、体調不良のような・・・大丈夫?でも、実は大丈夫じゃなかったんだよね~mどこでランチにするかはバッタァにお任せということで彼がつれてきたのがココHOTEL MONGOLIAここは朝青龍が結婚式をあげた場所あと「蒼き狼」だっけ?反町隆史主演の映画これを撮影していたときもこちらのホテルが宿泊先に使われていたって話だよちょうどあたしたちがモンゴルに来る直前に来蒙していた小泉元首相もこちらに泊まってたらしい。もしかしたら「モンゴル」を撮影したときは浅野忠信もここに泊まったりしてたのかな~?国を代表するホテルだけあってウランバートルの街からは離れているものの見かけはかなり立派こんなところでお食事だなんて嬉しいな~さてと中に入りますか!と思ったら、バッタァがなにやら入り口でホテルのスタッフと話している悪い予感が・・・「ごめんなさい、今日、ここのレストラン、使えないそうです」がーーーーーーん!でもこの程度ではさすがにめげない。せめて、中の様子ぐらいはみせて・・・・ぶ、ぶーーーーーーー!!!ここ、ホテルのくせに入場料がいるんだって!入るだけでお金がいるってどういうことちょっと納得いかなかったのでじゃあ、トイレだけでも貸してもらえませんかとしつこくねばるあたし。だって、みてみたいんだも~んスタッフもトイレだけならと渋々承諾。トイレは入ったらすぐ右手だというので肝心のレストランの様子もホテルの様子もわからなかったんだけどでも、かなりの敷地がありそう入り口はいってすぐのところがホールっていうより博物館の展示室みたい!ハーンやその家臣たちの立派な置物が並べられてその前にはモンゴルの宮殿のジオラマ?奥に庭と建物が見えるんだけどこれがまたかなり広く見えるんだよね・・・正面に見える建物がレストランなんだって。あのドアの向こうには立ち入ることができなかったのでこんなものみつけてきた敷地内の様子なんていえばいいのかわからないけどとりあえずでかい!たぶんこれちょっと古い写真じゃないのかなぁ?最近このホテルに泊まった人のブログなんかをみるともっときれいに整備されているようだしあたしの印象もこれはよりはきれいだった気が・・・でもこの広さっていうかレイアウトホテルっていうより要塞?外観と違って、中はかなりキレイだし設備も整っているみたいだよということで、ここでのランチはOUTってことになったのでさっさと退散!今度はバッタァが好きなロシア料理の店へ!昼ご飯食べられるかな・・・?Eurekaトラベルです。次回は『ウクライナ・ランチ』お楽しみに
March 14, 2008
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モンゴル人と旅したモンゴル。その4日目のお話。vol.36テレルジの森でたっぷり森林浴をした後ウランバートルに向かって帰ることにしたEureka一行。でもやっぱり寄り道したくなるのが世の常、人の常。ということで、今度はモンゴルの河原で水遊びすることに。バッタァにどっかに川?って聞いたらいきなり道路を外れて、草原を爆走!やっぱりこういう時、バッタァの車って頼りになるのよね~そしたら、ほら、モンゴルの川です!モンゴルには海がないんだけど水に困るってことはないんだそう。というのも山に降った豊富な雪があるから。雪や氷が溶けだして、大きな川となりその川が緑の大草原を作り出していくんだと。バッタァが言うのには、モンゴルに流れ込んでくる川はないけど全ての川はモンゴルから他国に流れていくんだって。モンゴルから流れる水がなくなったら近隣の国は困るだろうな~水際ならではの心地よい風が吹き鳥のさえずりが聞こえる中でバッタァと河原で水遊びいやでも、夏でもっぱり結構詰めたい~!!河原の石を拾い上げて、水切りをして遊ぶバッタァ。これって日本でも同じように遊ぶよね。うちのダーさまも得意で、かーなり遠くまで飛ばせるよバッタァも上手、上手3人で水切りしながら遊んでいると突然のお客様お~~~~い手を振ったら、振り返してくれたよ~ヨーロッパの方に見えたけど、こうしてカヌーで旅してるの!?ほんと外国人って旅の仕方に余裕があるっていうか様になっているっていうか・・・羨ましいな~ゆったりと流れていく川の様子を見ていたら日本のあの歌を思い出しちゃった。そう、昭和の歌姫「ひばりお嬢」あ~あ~、川の流れのよ~に~おばあちゃんが好きな歌なんだよねしかしほんと静かな処。こんなところでキャンプしたいな~さ、お昼すぎには町に戻りたいし、そろそろ出発!ところが、ちょっと走ったところでまたもや車を停めさせてしまったあたし。だって、窓の外みていたら、こんなのが見えたんだもん!え?なんだかよく見えない??じゃ、これならどうだ!羊と山羊の群、発見!これかなり望遠で撮影したもの。大きな丘の頂から麓までながーーーーーーーーい列が出来てたの。車を降りて、彼らのもとに駆け寄ろうとしたんだけど見た目よりずっと遠く、高いところにいる彼ら。丘を駆け上がっているうちに、どんどん移動しちゃうんだ。あんなにすばしっこいっけ???もっと近くで見たいよ~!!バッタァはなんでこんな「小さな羊の群」にあたしが喜んでいるのか解せないらしい。この時はわからなかったけど、ほんと、こんなのは全然ちっちゃい、ちっちゃい(笑)「いっぱいいる~!」って思ったけど最後にはこんな風景には慣れっこになってしまったのださていっぱい遊んだからお腹も空いてきたぞ~Eurekaトラベルです。次回は『HOTEL MONGOLIA-朝青龍ゆかりの場所-』お楽しみに ※お知らせ※カウンターみていたらそろそろ「123456」っていう番号が並びそう。もし常連さんがこの番号をGETしたらお知らせ下さいね木曜夜のアクセスはいつも以上に楽天さん以外が多いんだよね。かなり厳しい??
December 6, 2007
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モンゴル人と一緒に旅したモンゴル。その4日目のお話。vol.35モンゴル・テレルジで発見した恐竜たち彼らとはここで出会ったの走っている時に見つけた看板「モンゴル恐竜研究所」って嘘ですこれ、実はツーリストキャンプの看板。看板の中に恐竜たちが描かれているの見える?その名も「ディノザウル・ツーリストキャンプ」彼らはツーリストキャンプの敷地内に生息してたんだよねあたしたちに何か怒っていたおじさんはこのキャンプの見張り番だったのだツーリストキャンプに泊まり客でもない人間が潜り込んできたんだもん怒られるのは当たり前バッタァがうまくおじさんを懐柔してくれて写真に写っていたゲルには近づかずに恐竜の写真だけ撮らせてもらったって訳。メタボおじさんは単なる従業員さんでした恐竜の親子写真小さくしてますが、これもデカイ!でもpizza★さんやとみちゃんも言ってたけど、このモンゴルの大自然の中だとこういう置物(?)があっても、全然違和感ないんだよねしかもあれだけの大きさ!こーいうものがしっくりくるっていうところがモンゴル所以ってとこなんだな~さて、Eurekaママが探してる森だけど別に名前がついている訳でもないのでそれらしいところがあれば車を停めてみようか、程度のいい加減さ。そしたら、ありました名も無き森Eurekaママは「趣味は歩くこと」っていうぐらいハイキング好きちっちゃい身体のくせにワンダーフォーゲル部所属という輝かしい(?)経歴の持ち主なのであたしより、脚力あるかも・・・ただブラブラと森の中を歩くだけで楽しくなっちゃうというお手軽な性格なのだ。足取り軽く歩いていく二人バッタァも実は森好き?この森の中にはこんなものも・・何キノコ?バッタァに「これ食べられる?」って聞いたら、よくわからないからやめとけって。その代わり、これならいいよって勧められたのが何の実?こっちの赤い実。なんだかよくわからないけど、食べちゃったさらに探してみるとワイルドベリーも発見!これもそのまんまお口にポイ!甘酸っぱい~!!このあたりではたくさん野いちごがとれるので住民たちはジャムにして、名産品として売るんだって帰り道、車のそばにわらわらと子供や女性が寄ってきたと思ったら彼女たちが差し出したのはまさにさっき食べた野いちごのお手製瓶詰めジャム。さすがに買わなかったけど・・・森の中に入った途端、イキイキしているEurekaママとバッタァ。実は二人が満面の笑みでキノコ探ししている画像もあるんだけど、それはちょっと公開不能~そんなオコチャマな二人から離れてあたしは一人、森林浴へ森の近くにはこんな小川も流れてたよそれにしてもほんと何もないところだな~でもいつもいろんなものに囲まれている生活だからたまにはこういうところで過ごすのもいいよね。Eurekaトラベルです。次回は『バッタァと河原遊び』お楽しみに最後まで読んでくれてありがとうモンゴル日記、完結のためにも応援の「ポチ」、どうぞよろしくお願いします↓
November 28, 2007
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モンゴル人と旅したモンゴル。その4日目のお話。vol.34昨夜の悪夢のような雨漏り事件。ゲルで雨漏りは珍しいなんて言われちゃうとますます自分の不運度に自信がでてきちゃうじゃん翌朝はまだ薄黒い雲が残っていたけど青空が広がって、今日も楽しい旅ができそう!今日の予定は・・・って毎度のことながら特に無しとそこへ、Eurekaママからこの近くに森があるみたいだからそこに行ってみたい!っていうリクエスト。モンゴルで森ま、いいや森というか林程度だろうとは思いつつ時間はたっぷりあるので、とりあえず向かって見ることに。昨日とは反対方向に車を走らせてると気になる看板を見つけたのでちょっと寄り道~!!道を外れて、ちょっとは走ったところで車を降りて人目につかないように、こっそり潜り込んだ場所で見つけたのものは・・・どっひゃーーーん!恐竜発見!いま、まさにゲルを踏みつぶそうとしています!!この大きさ、わかる?後ろに映っているのは本当に普通のゲルなんだよミニチュアなんかじゃありません!突然現れた恐竜たちうぉぉ!!!どこのおじさん、早く逃げないと!!ちょっとメタボってるからって、そーいう人ほど脂がのって美味しいんだから。巨大なしっぽではたかれたら一発でやられちゃうってばぁ!といいつつ恐竜バックに記念写真と、いきなりジュラシックパークに迷い込んでしまったEurekaちゃんそっか、こんなモンゴルの奥地で密かに恐竜復活プロジェクトが進んでいたとは・・・実はこの後、見張りのおじさんがやってきてあたしたちに向かって何か言ってきたの。どうも何か怒っている風。それをうまくバッタァがなだめてくれたのだ。そのおかげで、こんな写真が撮れたって訳。いやいや、すごいもの見つけちゃったよ・・・モンゴルって実は恐竜の卵や骨がたくさん見つかってる処。南にあるゴビ砂漠には博物館もあるぐらい。見つかった骨や卵かららDNAを採取して、21世紀に恐竜を復活させるプロジェクトが進行中・・・うひゃひゃひゃ~やっぱモンゴルって面白い!追記恐竜復活プロジェクト云々は妄想ですこの恐竜の秘密はvol.35にて公開中Eurekaトラベルです。次回は『森でお散歩』お楽しみに
November 25, 2007
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モンゴル人と一緒に旅したモンゴル。その3日目のお話。vol.33 以前ベッドの話をしたのを覚えてる?このゲルにはベッドが3つあって本来、その場所には意味があるって話。一番エライお父さんはゲルの一番奥のベッドなんだけどなんとなく、その場の流れであたしがそのベッドに寝ることに。ストーブにたっぷり薪をくべてゲルの中の灯りも消してさあ、寝ましょうとベッドに潜りこんだんだダー曰く「おやすみ3秒」(おやすみって言ったら3秒後には寝ている)って言われているあたしはすぐにウトウトし始めたんだけどなんだか外の様子が気になる風が強まってきたし、どうやら雨も降り出したみたいでゲルの天井の一部にはめ込まれたガラスを叩く雨音がしはじめたのそう思ったら、あっという間にその音が強くなってきて外はかなりの大雨に!半分開けてあった天井から雨がどんどん入り込んできた~!昼間の天井の様子(半開き状態)こりゃどうしたものかと起きあがったらさすがバッタァ、動きが早い!ぱーっと外に飛び出したと思ったらゲルの裏手に回って、半開きにするためにゲルの側面にひもでくくりつけていた天井を覆う布を外してささっと天井を覆ってくれたのふぅ、これで一安心!他のゲルではゲルの天井を覆うやり方がわからないのかいろんな人が大騒ぎしている様子うーん、やっぱりバッタァは頼りになるな~あたしとEurekaママだけだったら間違いなく、オロオロして何もできなかったもんさあ、これで一安心星は見られないけど、まあ今夜はゆっくり寝よっともう一度おやすみなさいをしてベッドに潜り込みました数時間後・・・・ぽつ・・・ぽつ・・・ぴちゃ!んぴちゃぴちゃぽと!んなんかおでこにあたってる・・・なんか冷たいものがあたってる違和感を感じて目を覚ましたあたし。半分ねぼけてるんだけどやっぱり顔が濡れているえ?なに?ぽと、ぽとぽと・・・げ!天井から水が落ちてきてるよぉ!!!なんで?天井はちゃんと閉めたはずじゃん!起きあがって二人の様子を見回していると二人とも寝息をたててよく寝てるどうもこの雨漏りはあたしの顔の上でのみ起こってるらしく・・・なんでぇぇぇあたしが分をわきまえずに一番エライ場所を取っちゃったから?なんで、あたしだけが・・・・せっかくよく寝ている二人を起こすのは悪いし起こしたところで雨漏りを防ぐこともできないだろうと仕方なく、一人、もんもんと起きていたんだけど・・。でもずっとこのまま起きているのも辛いので、毛布に潜り込んで、ベッドの下の方に身体をずらして身を縮めて寝ることにとりあえず雨が顔にあたることはなくなったけど毛布に潜ったままだと寝苦しいよ・・・寒いと思ってストーブたいてもらったのに結構これが暑いんだ。ゲルって気密性高いのかなぁ?でも毛布はいで寝るほどではないし気持ちよく寝ている二人の寝息を聞きながらなんであたし一人、こんな惨めな格好で寝ないといけないの・・・と哀しくなってしまったけどそこは「おやすみ3秒」。そんな変な格好でも寝ちゃうんだな、これが。ところが、数時間後、またしても異変が!「&%#$()*+~&%$#”!!!!!」ん?なんだ今の。明らかに誰かの声。「#$%&’()!!!」声のする方向を確かめてみると・・・・・・・・・・バッタァ、おまえかぁ!!そう、それはバッタァの寝言。しかも声、でかっ!せっかく寝付けたと思ったのにぃぃ!でもあたしは自分の寝付きの良さをこれほど感謝したことはないだって、この後また眠りに落ちちゃったんだもんというわけで一人何度も夜中に起きてしまったせいで翌朝はもちろん一番の寝坊すけちゃんバッタァはちゃんと起きていて明け方には燃え尽きてしまったストーブに薪をくべて部屋を暖めてくれてました明るくなったゲルの中で自分のベッドの上をみてみるとありました、ありました、天井を覆う布がぐっしょり濡れてる・・・でもあたしの頭上意外は全く問題なし。なんで?Eurekaママに夜中に起こったことを話すとそれは災難だったと同情してくれたけど、目が笑ってたバッタァの寝言はEurekaママも聞いたらしく「なんか獣がいるかと一瞬思ったよ~!でも寝たけど。」とこれまたあたしのママらしい、お答え。たばこを吸いに外にでていたバッタァが戻ってきて「よく眠れたか?」って聞くから答えに困ってしまったよとまあ、今回の旅で唯一のゲルでのお泊まりはこんな感じにあいなりました。あ~あ、それにしてもなんであたしだけがこんな目に遭うのかなぁ?1/3の確率といえ、ひきが良すぎない?トラブルトラベラーの運命なのかな・・・ま、でもこれもまたイイ想い出!? Eurekaトラベルです。次回は『ダイナソーinモンゴル!?』お楽しみに
November 9, 2007
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モンゴル人と一緒に旅したモンゴル。その3日目のお話。vol.32前回、ホルホグと一緒にテーブルに置かれた石後方に見える黒い石この石の使い方なんだけど痛いところや調子の悪いところにこの石を当てると治るんだって。温熱療法の一種なのかもしれないけどちゃんとした医学的根拠があってのことかどうかは知りません一種のおまじないみたいなものかもしれないけどモンゴルではそう思われているみたい。前にやっていたテレビ番組でも車酔いにはお腹にテーピングすると良いっていうモンゴル式の酔い止め方法が紹介されてたけどこーいう民間療法っていうのがいろいろあるみたいだね。バッタァが石を握っていろいろと身振りで教えてくれるのであたしたちもマネして石を掴んでみたんだけどたしかに暖かいんだけど、お肉の油でベタベタしてるんだよぉ~そりゃそうだよね、お肉と野菜を蒸し焼きにするのに使った石なんだから近くに病院もなにもない、大草原の中での生活ならこういう石一つでも、有効な使い道を考えるんだな~と思いつつ、ホッカイロをプレゼントしたら喜ばれるかなぁ?なんてこと考えちゃったよ夕食を終え、韓国人団体旅行さんが引き連れてきたギターのおじさんの演奏が終わり、あたりに静けさが戻ってきたところであたしたちはシャワーを浴びにいくことに。もちろんバストイレ付きのゲルではないのでこれらの施設がある別棟に移動ゲルの中はストーブのおかげで暖かかったけど外に出ると結構寒いこれはさっさとシャワー浴びて戻ってこないと風邪引くぞ!で、シャワー室と洗面所はこんな感じ洗面所シャワー室想像以上に小綺麗でびっくり!ウランバートルのアパートの数倍もキレイ!そーいえば、ここってオーナーが代わったっていってたもんね。観光客向けに、この辺の設備にも力いれたのかな?貴重品入れのロッカーまで完備。ちゃんとお湯も出るし、これは快適、快適!って思ってたら、あれれ・・・だんだんぬるくなってきましたけど・・これはやばい!と大急ぎで頭と身体洗ったところでセーフ!やっぱりお湯の量っていうのが決まってるのかな?のーんびりしていたら、あやうく水で身体洗うハメになってたよバッタァのように早い時間にシャワー浴びた方が正解かもね部屋に、じゃなかったゲルに戻ったら宴会のはじまり、はじまり~( ^_^)/☆\(^_^ )カンパ~イ宴会といっても、ビールとオツマミだけのささやかな飲み会それにあたしお酒ダメだし。ちょっとのアルコールでも十分酔って楽しめるので全然問題はないのだけどねバッタァなんてめちゃめちゃお酒強いだろうからこんな量じゃ全然変わらないんだろうな~って思ったらこれが意外や、意外!お酒入ったら、すっごいしゃべるしゃべるなんかめちゃめちゃ楽しそうなんですけど遊牧民にとって家畜は大事な財産。なので極力、食料として家畜をさばくことがないよう夏の間はお肉を食べずに馬乳酒を飲むんだって。もう朝から晩までそればっかりだそう。酒っていうから当然アルコール分は含まれてるけどそれ以上にいろいろな栄養も含まれているのでこの酒を食事代わりにするんだと。でもほんとその飲む量がハンパじゃないらしいバッタァが友達の家(ゲル)に遊びに行くともう飲んで飲んで飲みまくるらしくその様子をゼスチャーで伝えようとするのね。ほら、あたしたちの共通語は片言の英語と身振り手振りだけだからそんなに飲んで大丈夫なの?って聞いたらお酒がはいって陽気になってるバッタァは今度は酒を飲むマネだけじゃなく飲んだ酒が下半身から排出される様子まで身振りで示すの!ナニィ?両手を●間にもっていって、さらにそれを前後に動かし「しゃーーーー!!、しゃーーーーーー!!」って擬音入りヤメチクレ~!なんかもうあまりに楽しそうにしゃーしゃーやってくれるので、もうこっちも大爆笑冬場はすっごく寒いからこれまた酒がないとっていう話しからお母さんがとっても料理上手でバッタァ自身も料理をするっていう話しやそしてバッタァの好みの女の子の話しまでもう忘れちゃったことも多々あるけどやったら盛り上がっちゃったこれまでのバッタァの印象は見た目はおっかないけどおとなしいシャイな感じだったのにこの時から、ぜーんぜん印象変わっちゃった!バッタァは5人兄姉の末っ子でしょ?やっぱり話をしていると、そーいう末っ子らしい子供っぽさっていうのがすっごくわかるの!うーん、かわいい奴め!一緒にお泊まりして良かった~なんかこれで一気に距離が縮まった気がするよこのままきこうしておしゃべりしながら起きていて、満天の星空を眺めたかったけど歯を磨きに外にでたらあいにくの曇り空。これはちょっと無理だろうな~さすがに昼間の疲れもでてきたので今夜はこのへんで消灯ってことに。夜から朝方にかけてはかなり冷え込むらしいのであたしたちはだいぶ着込んで寝たのにバッタァは半袖。信じられなーーーーーーーい!っていうか、バッタァってなんにもお泊まりする用意してなかった風なんですけど!?替えのパンツ持ってきた???夜中、寒くて目が覚めないようストーブ係りのバッタァにたっぷりと薪をくべてもらいました。それでは、おやすみなさ~いEurekaトラベルです。次回は『真夜中の悲劇』お楽しみに
November 5, 2007
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モンゴル人と旅したモンゴルその3日目のお話。vol.31お外でいっぱい遊んだ3人。ゲルに戻ってきたけど、ご飯が運ばれる様子はない。ホルホグはまだ~!!ハラヘッタ!ホルホグって何っていう貴方のために簡単に説明すると豪快な羊・山羊肉の丸蒸し焼き。金属タンクなどの容器に熱く焼けた石とともに解体した肉を入れ、たき火で炊きあげる。煮汁も美味。(地球の●●方より抜粋)どうです?心ひかれた?羊・山羊っていうところで、うーんってなってしまったかなぁ?あたしはもちろん、美味しそう!って思ったわけでいつこの料理に巡り会えるか、ワクワクしてたの。この料理は都会の暮らしというよりは遊牧生活の中、草原で食べるものであとは客人をもてなすためのお料理なんだって。遊牧民の血を思い起こすモンゴルの伝統料理。最近は牛肉をいれるのも流行っているとか。実はチェックインの手続きをしたあと、ちょこっと、キッチンの様子を見せてもらっていたんだ。ィエイ!ありました、ありました、金属タンク!残念ながら画像はないんだけどたしかに昔テレビでみた牛乳の輸送缶のような器の中にお肉と野菜がたんまり詰まってる!味付けは塩だけだそうであとは野菜と肉の旨味のみ。ほんとシンプル!出来上がるのを待つ間もう一つ話し忘れていたことを・・・前々回、ゲルの中を紹介したけどストーブのすぐ奥にあるのがこちらのテーブルと椅子 テーブルの奥に見えるのがお父さんベッド、つまりあたしの寝床。で、手前に2本の細い柱があるのわかる?これがゲルを支える大事な支柱。実はこの支柱と支柱の間を横切ったり手を出したりしてはいけないの。ここは神様のための神聖な場所。面倒でも奥のテーブルへはグルっと廻ってやってきてね。でもこのテーブルと椅子もかわいい~なんかこのゲル、すっかり気に入っちゃったゲルに戻ってEurekaママとおしゃべりしてるとバッタァはシャワー浴びてくる!とタオル片手にお外へあたしたちも・・・って思ったけどゲルを空けるのも心配だしそれにもうすぐご飯なのはわかってたから後にすることにしたんだ。さすが男子、バッタァはすぐにもどってきてそしたらちょうどディナー・タイムスタッフの女の子が料理を運んできてくれましたじゃーーーーん!これがホルホグだ!豪快だぁぁぁぁぁー!デカイって!玉葱もニンジンもジャガイモもそのまんま!それにこの羊肉のかたまり・・・!これぞ、まさにノマドフード!食べる前にバッタァからあることについてお話がありそれにまずびっくり!(このことは最後に触れるね)そしていよいよ・・・いっただっきまーす!と思ったけど、食べられない!肉がでっかすぎてどこにどう手をつけたらいいのか・・・ナイフで切り取ろうとするんだけどうまくできなくって・・・そしたらバッタァが実に器用に肉を取り分けてくれました遊牧民は3つの品を必ず持ち歩いているんだけど何かわかる?それは杯とキセルとナイフ。杯はもちろんお酒を酌み交わすため。キセルも社交には欠かせないアイテムの一つ。そしてナイフはもちろん身を守るためっていう意味もあるんだろうけどこうして他のおうちを訪ねたときに振る舞われた料理をそのナイフを使って骨から身を切り離して食べるんだって。あたしなんて、もうかぶりついて食べてたけどバッタァは上手にナイフ使って、切り取ってはそのまま口に運び見ていてめちゃめちゃ格好良かったぁ!都会暮らししていても、やっぱりモンゴル人なんだよね~塩味だけなんだけどこういうところで食べるからかなうまい!って思えちゃう蒸し焼きなので野菜のうまみがでてお肉も意外なほどやわらかい!ただニンジンは堅かった!ジャガイモはホクホクで美味しかったよ~お肉の脂身の多さはちょっと日本人には不向きに思えるんだけど全体としてはこのお料理、モンゴルの日本人旅行者には好評らしいねやっぱ、らしい から?さっきの写真で2人前他におかずはないからこれだけじゃ足りないかなーって思ったらなぜか食べているうちに満腹に。あーん、お代わりしたかったよ~!!非常に質素ではあったけど遊牧民らしい夕食に満足、満足とそこに、外からなにやら音楽が・・・え?馬頭琴?って思ったらそれがなんと・・・古い洋楽POP!ギターをかき鳴らして歌うおっちゃんの姿が!このおっちゃん、プロのギタリスト兼歌手でこの日泊まっていた韓国人の団体さんが連れてきたらしい・・・彼らは1つだけある大型ゲル(っていうか外見はゲルの形はしてるけど普通の宿泊所)の前に椅子をだして集まっていてそこで食後のショー・タイムを楽しんでいたんだ。モンゴルの大草原に不似合いな曲を大音量で演奏されて、なんか興ざめ・・・もちろん韓国人たちは楽しそうだったけどね。音楽とともにこのまま大騒ぎになるのかとおもいきや十曲ぐらい演奏していたのかなぁ?それが終わると、そそくさと去っていきました。良かった・・・・ホっこのままモンゴル気分に浸れないまま夜を過ごすことになるのかと思ったよ・・・空はあいにく厚い雲がはりだしてきていて星空観察は無理そう・・・とりあえず、あたしたちもシャワー浴びてこよっと。 さてここで問題です。もう一度ホルホグの写真をみてみて。写真の奥、左側に黒い石があるのがわかるかな?これはホルホグを作るときに一緒に鍋にいれてあった石。いくらモンゴル人でもまさか石まで食べるまい!と思ったもののじゃあ、なんでわざわざ石を一緒に持ってくるの!?はい、それではここでミステリーハンターEurekaからQuestionです!(「世界不思議発見!」風に読んでね)きゃ~!憧れのミステリハンターだよ~!みなさん、覚えてます?この元ネタ知りたいかたはこちらをクリック!↓「憧れの職業」さあ、一体この石はなんのためにあるのでしょうか?Eurekaトラベルです。次回は『シャワーを浴びたら、宴会だ!』お楽しみに
October 17, 2007
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モンゴル人と旅したモンゴルその3日目のお話。vol.30前回の日記さて、無事チェックインを済ませたところで夕食の時間まで、ゲルの後ろにそびえ立つ岩山に遊びに行こう岩山目指して、テクテク岩と草、そして青い空しかありませんでも、こんなところにいると心が自然と子供に帰るっていうか・・・空き地に基地作ったりひたすら駆け回っていたり・・・そんな無邪気な頃の自分に還れちゃうえ?みなさんはもっと女の子らしかったって?あたしは男の子と遊ぶことが多くて時には男の子を泣かすぐらいのおてんばさんでしたぃえーい!あたしの蹴りに泣いた子も・・・(苦笑)もう時効だよね!?腰に手をあてポーズを決めるバッタァエッヘンあたしたちだけじゃない、バッタァもなんだか顔つきが子供っぽくなってきてずんずんと岩山を登って行っちゃったオーイこの草は手でモミモミしてそのにおいをかぐとすーっと爽快気分胃腸の働きをよくするんだってこの草だったと思うんだけど牛や羊たちもこういう草を食べて消化をよくするんだと。動物も人間も同じだね緑の草一面に見えるけどこうしたワイルドフラワーがいっぱいカワイイ南国のような華やかな色合いとは違って土色に溶け込むような優しい色合いの花達岩に腰掛けて、深呼吸して広大なモンゴルの空や大地を見渡していると頭の中がこうすーーーーーっとなる感じ心も自然と穏やかになっちゃうんだよねと、くつろいでいたらバッタァが子供の頃によく遊んでいた遊びを教えてくれたの。ヤッター!ある草なんだけど、その先をひっぱるとすーっとぬけて、先がとんがったような松葉のようになるんだ。で、それを相手に向けて投げつけると服に突き刺さるのでこの草の矢を使って相手を攻撃(?)するエィ!服に刺さった状態の拡大図クルクルってなってるけど、先っちょはとんがってますとんがっているといっても、凶器じゃないからねただ、思った以上にチクってくるの。イテテあと投げ方が下手だと刺さりません。チッこれ以上はないっていうぐらいのシンプルな遊びだけどバッタァが次々と投げてくるのでこっちも応戦!オリャー結構コツが掴むのが難しくてバッタァにやられっぱなしクヤシィー!3人がそれぞれに「えい!」って投げつけ合って笑い合ってほんと子供のようにキャーキャーとはしゃいでましたウキャっ!うちのママもまだまだ若いね山歩きが趣味だというだけあって体力あるし、こういう風にはしゃげるしこの時に撮った、この草の矢を片手にニコって笑っているEurekaママの写真あたしのお気に入りなんだほんと子供みたいな笑顔なんだもんふと下界を見下ろすとゲルの煙突から煙が!これはよそのゲルの様子だけどそろそろご飯の時間ってことかな?いっぱい駆け回ったしそろそろおうち(ゲル)に帰ろーっとたぶんモンゴルの子供達も「ご飯だよーーー!」ってお母さんに呼ばれて、慌てて家に帰るんじゃないかなぁ最近は日本ではそういう風景が失われてしまってる気がするねホルホグってどんな料理なのかなぁ?そして今夜は3人で何して過ごそう!?Eurekaトラベルです。次回は『ああ、憧れのホルホグ』お楽しみに 前回の日記で書いた24日に旅日記を始めたかった理由。それはその日がEurekaママの誕生日だから。ま、別に日記とは関係ないんだけどEurekaママがいたからこそこのモンゴルにやってくることができた訳だしこれからも元気いっぱいなママでいてね 先日のお祝いのコメントありがとうございました
October 6, 2007
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お待たせしました!モンゴル旅日記これより第2部開始です!(勝手に第2部ってことにしちゃった・・ははは)振り返ってみたら、な、なんと最後に書いたのが今年の2月。もう半年以上も書いてなかったとは・・・しかも旅を終えてからは1年以上これはもう、かなり記憶も怪しくなってること間違いなし!なるべく適当なことは書かないように気をつけますがおかしいところがあったら、教えて下さいね。随時、訂正していきますので。ということで、とにかく完結することを目標に頑張っていきますのでまたおつき合いのほど、よろしくお願いします。第1部のラストはテレルジのツーリストキャンプに到着したところまで。もう、そんなの覚えてないよ~って方。をクリック!~ママとあたしと、ときどきバッタァ~ La Memoria Mongol vol.28それでは、Eureka&Eurekaママの初ツーリストキャンプステイやいかにモンゴル人と旅したモンゴルその3日目のお話。vol.29 地球の迷い方、もとい、地球の歩き方を見て、ここがいいかなーって思ったのが「バルギーン・ウブルジュー・ツーリストキャンプ」だけどバッタァ曰く、経営者が変わったので名前も変わったとのこと。やっぱり地球の迷い方。これじゃ、いくら探したって、見つからないっての最新版では改訂されてるのかな~で、いまはこれすいません、読み方忘れちゃいました~「BATKHAAN TOURIST CAMP」英語は少々可と書いてあったけど、値段の確認とかツーリストキャンプの仕組みとかやっぱりバッタァがいなかったら、全くわからなかったよメイン棟には食堂もあるんだけど、今夜は韓国人の団体さんが泊まっているので食堂はその人達が使うんだって。なので、あたしたちの夕食はゲルに運んでくれるとのこと。どんなご飯がでてくるのかな~??と思って聞いたみたらモンゴルの伝統料理ホルホグ+サラダとキムチとご飯と飲み物(紅茶など)え~キムチ~!キムチはいらん!食べられないもん。どうもキムチはここのご飯作るおばさんの得意料理らしくお代わりしてもいいよーっていってたけど・・・ごめんなさい。その代わりバッタァもEurekaママも好きなので2人で3人分食べてくれると思うよそれより、やったぁ、ホルホグだ!地球の歩き方みて、食べたかったんだよね~ちなみに肉食系の方向けのお料理。(だと思う) とまあ、ご飯についての説明はこのぐらいにしてゲルの様子をご覧くださいませ外観はこんな感じ。1棟1棟はほどよく間隔あいていて、お隣さんの様子はきにならないしそもそもこちらのツーリストキャンプはゲルは10棟もなかったんじゃないかなこれから新しく作る予定はあるみたいだったけどかなりこじんまりした感じだったよ。この左側に映っているゲル1棟に、3人で仲良く、お泊まりしま~すえ?お年頃の男性と一緒にお泊まりなんて、ダーが怒らないかって?いやいや、バッタァがいてくれた方がボディーガードになるから安心でしょゲルの真ん中にはストーブ。冬は極寒、夏でも夜は冷え込むモンゴルではこのストーブこそ命今夜はこの子に活躍してもらわないとね。そしてベッドが3台。 このベッド、オレンジ色と装飾柄がカワイイでしょ?ちゃんと引き出しもついていて、小物をしまえるようになってるの。取っ手、わかるかな?しかもスタッフの可愛い女の子がベッドメイキングまでしてくれるし。入り口からみて左右に1台、奥に1台。大きさは全部一緒。ちっちゃく見えるけど背の高いバッタァも十分寝られる大きさなんだよ。一番奥は一番エライ人が寝るんだって。家族でいえば、お父さん。ストーブのそばにはお母さん。食事の支度をする関係だからかな。子供は反対側のベッド。となると、あたしたちの場合は誰がどのベッドなんてことは全く考えず、なんとなく荷物を置いた関係で左がバッタァ、ストーブのそばがEurekaママ、そして一番エライ人が寝る、一番奥のベッドがあたし、という割り当てに。やっぱり姫だ!ってつっこみが聞こえそう・・・でもね、自然の成り行きでこうなったっていうのにこれがこの後の悲劇に繋がるとは・・・ ストーブの横には同じくオレンジ色で同じ柄が描かれたテーブルとちっちゃな椅子が4つあって、ちゃんと食事ができるようになってるの。そして見上げると、天井が・・・開いてる!青い空がのぞけるよ~!へ~!!ゲルってこんな造りになってるんだね。ちゃんと構造を考えて組まれた梁と格子。天井の部分もちゃんと装飾柄があってなかなかオシャレ初めてのゲルでのお泊まり思いっきり観光客向けなのはわかってるけど、それでもなんだかワクワクしちゃうよ~Eurekaトラベルです。次回は『テレルジで童心に還る』お楽しみに ふう、やっと書けたよ~どうしても24日に書きたかったんだ。理由はまた次回に。
September 23, 2007
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モンゴル旅日記を書こうと思った矢先にこんな記事を見つけたの。http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070912-00000011-rcdc-cn2007年9月8日、新疆ウイグル自治区アルタイ地区の国道216号線で、1頭のモンゴルノウマが交通事故で死亡しているのが発見された。今年8月15日以来、わずか20日あまりの間に4頭ものモンゴルノウマが事故で死亡した。目撃者の報告により、事故はウルムチナンバーの大型トラックによるものだと判明した。翌9日早朝、警察は吉木薩児県で運転手を逮捕、取り調べを進めている。モンゴルの馬じゃなくって、モンゴルノウマという品種。紛らわしいけど、お間違いなく現地ではタヒとも呼ばれている幻の馬。なぜ幻かっていうと中央アジアに生息する唯一の野生馬でこの記事にもあるけど世界で1300頭しかいないといわれ馬の歴史を知るにも非常に貴重な存在なんだ。実はモンゴルを旅したときにこのタヒにも会ってきたの。いろいろとこの馬に関わるお話も聞いてきました。また旅日記の中で紹介すると思います。こういう貴重な命が厳しい自然界の中でならまだしもトラックによる交通事故で失われるってほんと哀しいな・・・これは保護団体から画像あたしが撮ったのはまた別の機会に最後まで読んでくれてありがとう!応援のポチよろしくお願いします♪↓
September 13, 2007
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朝青龍の療養問題で、この夏から何かと話題になってるモンゴル。たまーに、ワイドショーなんかをみてるとゴチャゴチャしてるウランバートルの様子も広大なモンゴル草原の様子もなにもかもが懐かしくなっちゃう去年の夏にモンゴルを旅してからもう1年が過ぎてしまいました。なんかあっという間ってきがする~生来の飽きっぽさのせいで途中になってしまっているモンゴル旅日記。 そろそろ続きを書いていこうかと。だいぶ記憶があやふやになってきちゃったとこもあるけどそのへんはどうかご容赦願いまする。ということで、本格的に開始するのはもうちょっと準備が整ってからになりそうだけど・・・
September 11, 2007
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モンゴル日記の番外編その2今週は白鵬の優勝と結婚報告が話題になったよね。実は白鵬とバッタァにはちょっとした繋がりがあるのだ。ちょうどウランバートルからテレルジに向かう車中でバッタァが大切そうに1枚の写真を撮りだしたの。「THIS IS はくほう」彼が指さしたその先にはなんと白鵬が!白鵬のお父さんはモンゴル相撲の元横綱(5年連続6度の優勝)でメキシコ五輪のレスリング重量級銀メダリスト(モンゴル初の五輪メダルリスト)。モンゴルの国民的英雄と言われてるスゴイ人。で、このお父さんとバッタァのお父さんが同じ村出身なんだって。それでお父さん同士が交流があったそうでバッタァのお父さんと、白鵬のお父さん、そして白鵬で記念写真を撮ったんだと。国民的英雄の息子であり、日本で大活躍している白鵬はもちろんモンゴルでも大人気。銀行のポスターにもなっていて、ビルの側面全面にわたる巨大ポスターがスフバートル広場近くの銀行本店ビルに飾られていたもん。そんな英雄だけに、結婚相手のお義父さんのことはちょっとショックだろうな~あたしも最初にお相手の名前を見たとき、「え???ま、まさか、あの人の・・・」って思ったもん。知り合った時は、お義父さんの素性知らなかったのかなぁ?大事な大事な後援会会長だけに、裏の部分には目をつぶっていたんだろうか?ま、お義父さんがそういう人だからといって、娘には罪はないわけでそういう意味でも、白鵬はほんとに相手のことが好きだったんだろうな。モンゴルにはこの結婚のことはどんな風に伝わっているんだろ?結構保守的な感じがするから清廉潔白なおうちから、お嫁さんを貰いたかったっていうのがあるような・・・けど、このお義父さんの後押しにはたくさんのモンゴル人力士がお世話になったのかもしれないし・・・めでたい話なのに、ちとピンク色に灰色がかったりして。ちなみに白鵬はモンゴル相撲自体の経験はあまりないんだって。日本に来てから強くなったらしい。やっぱり血は争えないってことか。相撲が好きな人、モンゴルに興味ある人ポチっとよろしく!↓
March 30, 2007
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このところ、モンゴル日記、更新できなくてすみません。ぼちぼち書いていくつもりはあるので、忘れないでね。で、こないだの日曜日、 「世界うるるん滞在紀」みた人いますか?今回はジャニーズの風間くんが、極寒のモンゴルへ。今回彼がお世話になったのは肝っ玉かあちゃんを中心にまとまった遊牧民一家。ここで彼は1週間のあいだ、いろいろとお手伝いをするわけなんだけどこれがまた、絵に描いたようなひ弱なイマドキな男の子。凍った川に行って、生活水を確保するために、鉄の棒を使って氷を切り出すんだけど力の入れ方、棒の使い方が悪いのか、ちっとも氷が割れない。割れても、固まりでなく、細かく砕けてしまうので、持ち帰れない。山へ、枯れた木をとりにいったときにも、40度もの急斜面をみな起用に細くて長い木をバランスよく抱えておりてくるのに彼は足下をすくわれて、転んでばかり。まともに持って下りられない。ついには、この一家に居候しているという、10歳の男の子・ジャガくんに「お兄ちゃんは頑張ってたよ・・・」って慰められる始末。モンゴル相撲をとっては負け、日本式の相撲をやっても負け。彼のために歌を歌ってくれたおじいさんから「おまえも歌ってくれ」と請われて歌った歌はかなり下手っぴ・・・・ま、これは歌う前に彼も自分で「歌は苦手」っていってたけどね。で、先ほどでてきたジャガくんは、お父さんが他の女性と逃げてしまってお母さんと二人暮らし。けど、今は競馬のために母親の元を離れてここに住んでいるの。まだ、たった10歳なんだよー馬が大好きで、将来は調教師になるのが夢だとか。車は悪い空気を出すので興味ない。馬はおいしい草さえ食べさせてあげればどこへでも走っていってくれる。ジャガの言葉ってとても10歳の子供が言っているとは思えないくらい胸に響いてくるんだよね・・・見かけはほんと子供らしい笑顔で、あどけないのに・・・彼は天才騎手と言われていて、このところ競馬レースで連戦連勝。モンゴルの競馬は体の軽い子供が乗ることが多いんだって。明日は大きなレースが行われるっていう前の晩、ジャガは風間くんに「一緒に寝よう!!」って甘えてくるの。ジャガは風間くんのことを、本当のお兄ちゃんのように慕ってるんだよね。ほんとうに幼い、子供らしい子供なのに、競馬のレースとなると別人。10キロ、20キロという長距離レースなだけに、ペース配分は重要。こういう時は勝負師になる。負け知らずで望んだ参加人数の多い大レースでは、コースを間違えてしまってタイムロスが生じて、結果は第6位。不満そうなこの顔いいところが全くなかった風間くんだけど最後はなんとかうまく氷の切り出し、出来ました。あっという間の1週間。けど、肝っ玉母さんは涙を流して、風間くんのこと見送ってた。これって、ある種お約束なんだけどけど、たった1週間でもこういう気持ちになっちゃうことってあるんだと思うんだ。モンゴルミルクティー(風間くんもスープみたいだって、あたしと同じ感想言ってた)やモンゴル風うどんなど、懐かしい食べ物がでてきて、見ていて楽しかったな。こんな生まれたての羊なんかも紹介。それから、びっくりしたのがこれ。建国800周年を記念して、大草原の中に作られたチンギス・ハーンの巨大像。なんと高さは38メートル。台座の部分は博物館になるそうです。今年の夏までには完成する予定だとか。これからの観光の目玉になるらしいよ。いやー、すごいもの作ったなぁぁぁ!!!そーいえば、反町隆史の映画も公開中だね。戦闘シーンなど地元エキストラを使った迫力あるシーンは映画館で見てみたいけどキャスティング的には全く魅力ないからな・・・・・見に行くかどうかは未定。もし、見た人いたら、また感想教えてください。
March 8, 2007
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うー、今日は寒かったぁぁー。けど、モンゴルの寒さはこんなもんじゃないよね。久々にモンゴル旅日記、いってみよ~!☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆ 8月16日~23日の日程でモンゴル人と一緒に旅したモンゴル。その3日目(18日)のお話。☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆ 本物の亀石を発見したので、とりあえず観光。観光といっても、石の周りを散策するだけなんだけどね。裏側からみた亀石はぜんぜん、亀のカの字もない。積み重なった石と土を登れば、なんとか上の方にもあがれそうだったけど途中までいって、帰って来ちゃった。それにしても、近くでみると一段と迫力ある亀石。この亀石の裏側、登山口(?)のところにはなぜかたくさん馬がつながれていたの。で、日焼けして真っ黒なおっちゃんたちがたくさんウロウロしてるのだ。横目で見ながら、バッタァの車まで戻ってくるとバッタァがはなしかけてきた。「Eurekaさん、馬に乗りたいって言ってたよね。ここで乗りませんか。」ほえ???何をいきなり言い出すんですか、バッタァさん。どうもあたし達が探していたツーリスト・キャンプはいまは経営者が代わって地球の迷い方に書いてある名前とは違ってるんだと。場所は変わってないので、たしかにさっき通ってきた道にあったらしいんだ。どーりで、見つからないわけだ。さすが地球の迷い方。でね、ツーリスト・キャンプといってもいろいろあるらしくキャンプによっては、そこで乗馬の手配をしてくれるところもあるみたいだけどどうもあたしが泊まるところは、特にそういうことをやってないみたいなの。バッタァもよくそのあたりのことはわかってないみたいなんだけどとにかく、「馬に乗りたい」っていう、あたしの希望を叶えようと思ってたらちょうど、ここで馬に乗せてくれることがわかって、さっきの「今から乗らないか」っていう話になったっていう訳。そんな話をバッタァとしていたら、さっきのおっちゃんたちが馬を引き連れてこっちに向かってやってくるではないの。それが1人とか2人じゃないんだよ、十人(+10頭)ぐらいはいたはず。バッタァは、ここから泊まろうと思ったツーリスト・キャンプは数キロだからそこまで馬に乗っていけばいいっていうの。え?じゃあ、バッタァは??って聞いたらバッタァは車に乗って併走してあげるだって。あたしとEurekaママと二人は馬に乗って移動すればいいっていうんだけど急に言われても、どうしたらいいか決められないよぉぉぉしかもこの怖そうなおっちゃん達の馬に乗れっていうの??バッタァもいないのに???だいたい言葉も通じないのに、連れていってもらって大丈夫なのかな・・・もしおっちゃんが悪い人で、馬に乗ったあたしをそのままどこかに連れ去ってしまったらバッタァは車で追いかけてこられるの????それに突然馬が走り出したら、おっちゃんたちはちゃんとフォローしてくれる?モンゴルツアーでみる乗馬っていうのは、確かに遊牧民のような人たちがガイドをしてくれて、観光客たちの世話をやいてくれるみたいなんだけどそういう人たちって、毎回やってるから、そういう観光客の扱いも慣れていると思うわけ。当然、遊牧民たちをまとめる役の人とか、現地コーディネータがいてうまくコミュニケーションを図ってくれるんだと思うんだ。けど、あたしの場合は肝心のバッタァが車に乗っていてあたし一人、おっちゃん一人の状態で乗るんでしょ?こんな形で乗馬をするなんて考えてなかったし・・・どうしたらいい??そんなことを考えて、返事を渋っていたらおっちゃん達が、乗れ乗れとあたしの周りを取り囲んであたしの服をひっぱったり、腕をつかんだりしてきたんだよぉぉぉ!!向こうは悪気はないんだろうけど、大勢の見知らぬ男性達にこづかれているような感じで、このままどうなっちゃうの??ちょっと怖くなってきちゃって・・・何言ってるか、全然わからない言葉でいっせいに話しかけられてくるし、がさつな扱いに心臓バクバク!あーん、怖いよぉぉぉぉぉバッタァが慌てて、みんなを制してくれたけどこんな人と一緒に乗れないよう・・って断ろうと思ったのになぜか乗ることになってしまいました!明日乗ろうと思っても乗れないかもしれないし、とにかくチャンスがあれば、それにかけるっきゃないっしょ。なにせ、明日の予定もわからない旅なんだから。バッタァが、この人たちの中から選んであげてっていうので見た目が一番若くて、一番熱心に口説いてくれた彼に決定。が、その彼はあくまで勧誘係のようで、実際は別のおっちゃんがガイドすることに。とにかく、バッタァには何かあったら絶対にきてよ!って念を押して馬の背にまたがって、いざ出発!Eurekaママは元々運動神経がないところに加えて乗馬の経験ゼロだからこんなアバウトな状態で馬に乗るのを怖がってしまい、バッタァと一緒に来るまで移動。けど、車で併走といっても、馬が好んで走る草原地帯とはどんどん離れていくの。一応、車の様子は見えるし、場所によっては窓から手を振るEurekaママの様子も見える。最初は不安だったけど、慣れてくるとやっぱり草原を走るのって気持ちいい!!おじさんもあたしの様子を見ながら、最初のうちはゆっくり並足でいたんだけどあたしが気分良く、ニコニコしているのをみて、だんだんスピードだし始めたんだ。とにかくよく躾られたお馬さんなので、途中で草を食べようとしたりよそ見することなく、しっかり前を走るおっちゃんの馬の後を走ってくれるの。たずなの加減も、ほとんど適当。とにかく馬が気持ちよく走れるぐらいに緩めてあとは振り落とされないよう、しっかり太股の内側しめるぐらいかな。昔習った乗り方がウエスタンスタイルだったので腰を落とした乗り方はこういう草原やでこぼこな土地を走るには向いているみたい♪安心してまたがっていられました。これはあたしが途中で休憩したときにとった、唯一の写真。おじさんも時々振り返ってはあたしの様子をみて確認してくれるし何かわからないけど、歌まで歌い出して、楽しそう!時々、馬に向かってなにか叫んでいるけど、叱ってるってわけじゃなくて、何かのかけ声?下が草だから、砂埃がまうこともなく、サングラス無しで走れる、走れる。うーーーーーーーーーーーーーーーん、気持ちいーーーーーーーーーーーーーい!ツーリスト・キャンプまではあっという間。バッタァたちはすでに駐車場に車を停めてた。っていうか、途中からバッタァたちのことすっかり忘れていたよ。いつの間にか、先に行っちゃってたんだね。こんな感じであたしのモンゴル乗馬体験は終了。乗馬を習っている人が、モンゴルで乗馬やりたくなるのわかるなー乗馬経験がない人でも、ゆっくり移動していくツアーもたくさんあるみたいだし。日本からのツアーの内容のほとんどが乗馬目的になってるしね。けど、かなり長い距離を移動するツアーなんかでは慣れるまでは体もきついみたいだけどね。また今度、もっと長い距離を移動するモンゴル乗馬をしてみたいな。ちなみにバッタァも馬に乗るのが好きだそうです。バッタァの乗馬姿、見たかったよぉぉ!☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆ Eurekaトラベルです。次回は「ツーリスト・キャンプの夜」をよろしくおねがししゃす☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆
February 17, 2007
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8月16日~23日の日程でモンゴル人と一緒に旅したモンゴル。その3日目(18日)のお話。☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆ さて、まずは前回のクイズの答えから。「X」の文字が隠れているけど、MAXとはこれ、つまりお肉のこと。もちろん英語ではないので、マックスと読むのではないんだけどなんて発音するのか・・・・わかりませんこれは前回のコンビニ風ミニスーパーのMAX売場。ここは注文があってから、奥からMAXを持ってくる仕組みなのかな?ショーケースの中にはあんまりMAXが置かれてなかったよ。それと、別のMAX売場に行ったときに気づいたんだけど羊肉、牛肉は豊富なんだけど、豚肉や鶏肉はほとんどみかけないの。日本のお肉売場とは全然ちがう商品構成。鶏って寒さに弱いから、モンゴルでは養鶏って、はやらないのかな?養豚にしてもそうだけど、一カ所で動物を育てて出荷するっていう仕組みにまだなっていないのかもね。それよりなにより、豚や鶏肉を食べる習慣がないから、困らないのかなんて話をしたところで、ようやくテレルジに到着。到着といっても、なーーーーーーーーーーーんにもない、広大な草原。ツーリスト・キャンプって一体どこにあるんですか?見えないんですけど・・・とりあえず、まだ日も高いし、まずはこのテレルジのメイン・観光ポイントである『亀石』を探そうと、車を走らせた。とにかく岩肌の丘(こういうのってなんていうの?山?)と草原ばかりでそれらしきものが見あたらない。けど、その広さが気持ちよくて・・・・・って爽快な気分に浸ろうと、窓を全開にするとものすごい風と土埃!ここでもサングラスが必須なのだ!そしてしばらくするとこんなものが見えてきた。あれ・・・・これがもしかして亀石???よくわかんないけど、車を止めて、この巨石のそばに近づいてみた。あれ?なんかいる!近くにラクダもいて、おじさんもいて、どうも観光客向けに写真撮影サービスをしているみたい。ということは、やっぱりこれが『亀石』なのかなぁ?さらに近寄ってみると、岩の中腹に大きな裂け目があるのを発見!すると、Eurekaママが、いきなりそこに向かって登りだしたの!バッタァがEurekaも登る?って聞いてきたけどママのことが心配で、とりあえずあたしは下にいるから、ママが登るのをサポートしてと頼んだんだ。上の岩全体の写真をみてほしいんだけど、真ん中あたりに白い線のようなものが見えるの、わかる?あれが人。けして登れない場所じゃないけど、別に登れるように整備してるわけでもないんだよ。足腰にかけては自信たっぷりのEurekaママだけどなんせ運動神経の鈍さは、本人も太鼓判押すほどのシロモノ。こんなところでケガしたら、シャレになんないよ!!!! 無事登頂成功!この裂け目の部分、さらに岩の内部まで潜り込めるようになっているの。後からあたしもカメラ抱えて登ったんだけど、内部はものすごく冷え切ってた。いい年した大人3人が、割れ目の中に潜り込んで、体を縮めながら歩いてる。そんなことしてたら、子供の頃、こうした遊びが大好きで男の子達と一緒に、秘密の場所なんていいながら、探検ごっこを楽しんでいたな~モンゴルにいると、童心に返るのかな・・・・どうもガイドブックに載っている『亀石』とはあまりに形が違うのでもうちょっと先まで車を走らせることに。そうすると、道にツーリスト・キャンプの立て札がでてきて数棟ぐらいずつだけど、ゲルがたってるのが見えてきたんだ。ガイドブックでチェックしておいたツーリスト・キャンプもこのあたりのように書いてあるんだけど、ちっともそれらしい名前の看板が見えてこない。『地球の迷い方』だから仕方ないか・・・ま、無くなっていたら無くなっていたで、また別の処をあたるしかないよな。そう考えながら、外の風景を眺めていたら道路の左側の道から車が何台もの観光バスが走り出てきた。で、その先を見ると・・・・あった!あった!これがホンモノの『亀石』さっきのと、全然違うじゃん☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆Eurekaトラベルです。 次回は「Eurekaピンチ!遊牧民達に取り込まれる!」を、おおくりしゃす。
January 31, 2007
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モンゴル人と旅したモンゴルその2日目のお話。vol.26お昼ご飯を終えて、ようやくウランバートル市内を離れてテレルジへ。街の中心部から離れたところにザハ(市場)があるんだけどちょうどそこを通り過ぎたあたりで、見えてきたのがこの景色。去年(げ、もう去年って書かないといけないんだ・・・)、いろんなテレビ番組でモンゴルをとりあげていたけど、その中でもこの風景は何度となくとりあげられていたんだ。覚えている人いるかな?描かれているのは言わずもがなの「チンギス・ハーン」さま。白い石灰石で書かれたお顔だそうだけど、実はこの絵には面白いゴシップネタが・・おっと、その話はまたいつか。(このフレーズも多用しすぎ?)実はこの写真は車から降りて撮影したの。でも写真を撮るために車を停めたんじゃなくって、車走らせていたら、たまたま隣を走っていたのがバッタァの女友達でどうも久々の再会らしく、ちょっと停めていいかっていうから、あたしたちも写真撮りたかったので、停めることにしたっていう訳。で、再出発したかと思ったら、今度はこの近くに住む友達の家にちょっと寄りたいって言い出すんだもん・・・まあ、急ぐ旅じゃないからいいけどさぁ~残念ながら(ラッキーなことに?)友達は留守のようで、いくらクラクションならしても誰も出てこなかったの。窓も開いてるし、ドアも開いてたのにね・・・変なの!今度こそ出発だ!って思ったら「テレルジにお泊まりすることになったときに必要なもの」=「食料」を調達することに・・・ツーリストキャンプは食事を用意してくれるところと、自炊するタイプのところとあるようなの。夕食ぐらいは作ってもらえるところを探すとして、朝食は自分たちで用意しようと。よーするに朝食代を浮かせようと思ったのさ♪朝食といっても、パンと飲み物があれば充分なのでちょうど見た目としては、日本のコンビニ規模のお店に立ち寄ったの。写真取り忘れちゃったんだけど、このお店はウランバートル市内でも郊外でもでっかい広告看板をだしていて、実際お店もあちこちにあったんだ。スターなんとかって書いてあったような・・・う~ん、思い出せない!!で、お店の中はというと・・・・入り口入ってまず目に付いたのがコレ。これぜーーーーーーーーんぶ、モンゴルのチーズ。チーズといっても、あたしたちが普段食べるチーズを想像しちゃだめだよ。バトゥさんも言ってたけど、このモンゴルのチーズを説明するのがほんと難しいんだ。牛のミルクを攪拌して発酵させて、その脱脂乳を火にかけて、水分を絞ってさらに乾燥させたものが「アーロール」と呼ばれるモンゴルチーズ。西洋のそれとは全く異なるけど、これって英語でなんて表現すればいいのってバトゥさんはアーロールについて聞かれる度に説明に困るんだと。チーズって言われたら、どうしてもヨーロッパのチーズを思い浮かべちゃうよね。らくがんのような感じで、チーズというよりはお菓子に近いかな。砂糖を加えた甘い「アーロール」もあるので、それなんかはまさにお菓子。奥に見える茶色い固まりもチーズだよ。一見、パルミジャーノ・レッジャーノみたいな感じのチーズかと思ったけどこれまた全然違う。外側だけじゃなくって、しっかりガチガチに堅いチーズなのだ。で、これをモンゴル人はガシガシかじるんだけど、まさしく「歯が立たない」代物。モンゴル人力士がなぜ強いのか。あたしはこのチーズをかじってみて、よーくわかった。よくスポーツマンは歯が強くないと、力が出せないっていうじゃん。だから、逆にスポーツマンの奥歯はボロボロだともいうし・・・モンゴル人は子供の頃からこういう堅いものを食べて育っているんだもん歯が強くないとだめだし、自然に歯が鍛えられてるんじゃない?顎の筋肉も鍛えられるだろうし、こりゃ日本の飽食・美食・ジャンクフードで育った力士が敵わない訳だ。ということで、おやつ用に購入しました。その隣にはこんなものも。こっちはヨーグルトとクリームチーズ。この手前にみえるクリームチーズ、甘みがあって、クッキーにつけて食べると美味しいの!こちらは一応冷蔵して保存するタイプなので、ここでは買わなかったけどこの後、チニーさんのおばあさんのおうちでご馳走になって、モンゴルの乳製品の奥深さに驚いたんだこれらチーズはすべて量り売り。モンゴルの人はどれだけ買って帰るんだろうね?見かけはあんまり大きく見えなかったけど、中に入ると結構広い!品揃えも生鮮食品から日用品とミニスーパー並。飲み物やお菓子、パン、果物、それにビールとおつまみを買って買いだし無事終了!あくまでも、今夜テレルジに泊まれたらっていう前提での買い物だけどまあ、腐るものは買ってないし、いいよね。荷物を車に積み込むと、バッタァがもう一度お店に戻ってたの。何か買い忘れたのかな?って思ったら、なんとコーラを買ってきてた。そうなの、バッタァはけっこうコーラ好き。そして、後部座席に座るあたしたちに何かを差し出してきて・・・おお!アイスクリームじゃーんモンゴルのアイス(ソフト?)クリームはこんな形。上が真っ平らなの。これが、結構さっぱりしたミルク味で美味しいんだ。さあ、今度こそ、再々々出発!Eurekaトラベルです。次回は『テレルジに到着!』お楽しみに あ、そうだ!紹介し忘れた話が・・・じゃ、ここでクイズです。ウランバートル市内でやたら「MAX」って書かれたポスターを見かけたの。何かの広告だとは思うんだけど、「MAX」ってなーんだ?「エイベックス所属の4人組」っていう答えは無し♪
January 25, 2007
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モンゴル人と旅したモンゴルその3日目のお話。vol.25 結局アパートを出たのが11時頃だったかな。相変わらず、アパートの鍵の開き締めに苦労しているEureka。内側からドアを開けるのにはだいぶ慣れてきたけど、まだまだ玄関まで迎えてに来てくれるバッタァを待たせてしまう・・・ごめんね。銀行寄った後に、ちょっと早めの昼食をとって、それからテレルジに向かうことにしたんだ。バッタァが連れていってくれたレストランは官庁関連の建物が並ぶ、町の中心からはちょこっと離れたところ。入り口は暗い感じがして、レストランというより事務所ビルかなって思ったんだけど中に入るとなかなかどうして、結構、高級感のあるお店。周りにある官庁系にお勤めの方たちが来ているのか、お客さんもスーツを着たビジネスマン風。といっても、お客さんの数はまばら。あたしたちが通された席も周りは誰もいない。高級店らしく、ちゃんと英語メニューもあったよ。いろいろ考えたけど、結局モンゴル料理定番メニューを注文。・ホーショール・ゴリルタイ・シュル(肉うどん)・ツォイワン(焼きうどん)。ゴリルタイ・シュルとツォイワンは初めて食べるお料理。飲み物は?と聞かれたので、これまた初めてモンゴル風ミルクティーを注文。待っている間、バッタァとお話していたんだけど今日は3日目とあって、だいぶお互いのことがわかってきたのか簡単な英単語を使った会話も、ずいぶん通じるようになったしバッタァも、当初の緊張が解けてきたのか、だいぶ話をしてくれるようになったんだ。ふと、お店の壁を見ると、そこにはいろいろな道具が飾られていたの。これは馬頭琴。これはキセルかな。これらはお酒(アイラグ)を飲むための杯と、刀。他にもいろいろモンゴル人が持ち歩いていた道具のアンティークが飾ってあったんだ。町中にはこういうアンティークを扱うお店があって別の日にバトゥさんに連れていってもらったんだけど、ものすごい数だった!キセル、杯、刀、そしてお箸。これらは遊牧民にとっては必須アイテムだったらしい。そんな話をしてたら、お料理が運ばれてきたどれもめちゃくちゃ美味しい美味しすぎて、写真取るのを忘れちゃったっていっても言い訳にしか聞こえないよね・・・特に美味しかったのが、ホーショール最初に食べたお店のホーショールと違って、ここのはものすごくデカい!!具の包み方は似てるんだけど、何しろ男の人の手ぐらいあるんだ。で、中のお肉がすっごくジューシーで、高級店ならではの味がするのといっても、まだこのホーショールは2つ目だから、他がどうかは知らないんだけどね。バッタァもね、ここのホーショールが一番好きなんだって!他のお店は小さいから、何個も食べないとおなかいっぱいにならないけどこのお店のはボリュームもあるし、なにせ味がいいとベタ誉め。バッタァが主に食べていたツォイワンも美味しかったけどあたしはスープのあるゴリルタイ・シュルの方が気に入ったな。塩味のシンプルなスープだけど、結構イケるEurekaママは反対にツォイワンの方が好きだって。で、絶品ホーショールなんだけど、とにかくでっかいから肉うどんを食べたら、1つ食べるのでも精一杯。結局どーしてもホーショールが1つ分食べきれなかったので、お持ち帰りしちゃった。そうだ、モンゴル風ミルクティーのことも書かなくっちゃ。ミルクティーといっても、甘くないの。砂糖のかわりにお塩をいれてるから。紅茶に塩??って思うだろうけど、いわゆるミルクティーとは全然違うんだ。色を見て貰えばわかるけど、ほとんど牛乳だから、ちょうどミルクスープみたいな感じ。これまたシンプルなお味なんだけど、意外に飲める。しかし、唯一の画像がミルクティーとは・・・ほんと情けない!とにかく、もしまたウランバートルに行くことがあったら、絶対行きたいこのお店。でね、このお店の名前なんだけど・・・・わっかりませーーーーーーーーーーん!ガイドブックにも載っていないので、全くわかりません・・・・唯一の手がかりはこれ。お店の入った建物の外に掲げられていた看板らしきもの。これだけを手がかりにお店探しするの無理だろうな・・・いつかチニーさんに聞いてみようかな。ということで、腹ごしらえ完了。Eurekaトラベルです。次回は『モンゴルのコンビニ!?』お楽しみに いつのまにやら3万ヒット達成してました。遊びに来てくれたみなさん、感謝です。おまけ欄でお礼を述べるなんて失礼なんだけど、ご勘弁くださいませ。ほんといつのまにーって感じで誰がキリ番ふんでくれたのかもわかりません・・・楽天さん曰く、次は77777ヒットを祝う(?)らしいけどその頃までに、どれくらい旅できるのかなぁ?まさか、モンゴル日記書いていたりして!?
January 16, 2007
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長らくお待たせいたしました!モンゴル旅日記復活です!って、もうモンゴルのこと、すっかり忘れ去られているんじゃないかと、ちと心配。というより、「Eurekaちゃん、もう書く気無くしてんじゃないの?」って思われていたんだろうな・・最後に旅日記書いたのいつだろうって見てみたら、な、なんと去年の12月7日!げ・・・1ヶ月以上も書いてないんじゃん・・・ただでさえ記憶力の衰えにおびえる日々。脳トレもせずに放置しておいてよいものかと思いつつ、ちっとも鍛えてないんだから・・・てなわけで、脳味噌フル回転でお贈りする、旅日記復活編。前回、ようやく2日目が終わって、3日目は何しようかっていうところで終わったんだけど、覚えてる?一応、ゲル生活を体験してみたいから、ツーリスト・キャンプに行く計画はたてたものの・・ってな感じ。全く思い出せない方、実は今回初めて読みに来たのさ、って方はココをどぞ。おさらいはできたかな?それではいつものように始めまする・・・・モンゴル人と旅したモンゴル。その3日目のお話。vol.243日目の朝。今日の予定がどうなるか、つまりお泊まりになるか、ならないかで、準備も違ってくるのになぁが、チニーさんからはなかなか電話が掛かってこない・・・やっぱり予約もなしに、いきなり泊まるっていうのは無理なんだろうなーって考えてるところへ、チニーさんから電話。で、結果。ツーリスト・キャンプ行くことに決定!ただし、予約はしてないので、行ってから空いているところを探して泊まるようにとのこと。なんじゃそりゃ今日行こうとしているテレルジはウランバートルから車で1時間半ぐらいのところにある、国内でも有数の保養地。赤い矢印のところだよ。わかる?そのため、ツーリスト・キャンプもたくさんあるし日本からのツアーでもよく利用されているエリアなんだ。なので、チニーさん曰く、予約をとらなくてもどこか空いていると。どーも、そーゆーことらしい。確かにガイドブックを見ても、何カ所もキャンプ地はあるように書いてあるけど結構料金はマチマチで、設備の状態もいろいろ。ゲルになっているところもあれば、キャビン形式のところも。床に直接マットひいて寝るっていうのもあれば、ベッドがあるタイプも。ご飯もついているところもあれば、宿泊費しか書いてないところもあるし。それとあたしの希望である乗馬は、どのツーリスト・キャンプに泊まれば可能なのかその辺もよくわかんないんだ。なにせ、あの「地球の迷い方」が唯一のバイブルだからね・・・とにかく悩んでいても仕方がないので、とりあえずテレルジに向かって出発車で1時間半の距離なんだもん、最悪、泊まるところがなければ、帰ってくればいいんだし。あ、そうだ、もう一つ問題。仮に泊まるところが見つかったとして、一体どうやって泊まるの?日本からの団体ツアーさんの場合、この手のツーリスト・キャンプに泊まる際は、男女別に分かれて3~4人ぐらいずつで泊まるらしいんだよね。あと、追加料金が必要なケースもあるみたいだけど、一家で一つのゲルに泊まるらしい。じゃあ、あたしたちの場合はチニーさんはバッタァも一緒にテレルジに泊まるっていってたけどそーなると、あたしとママで1棟、バッタァひとりで1棟借りることになるわけそれに2棟に分かれたら、何かあったときにすぐバッタァに連絡とれるのかなぁ?2棟も借りることできるのかな?なんかコスト的にも高く付きそう・・・ってかそもそもツーリスト・キャンプの仕組みがわからんけど、ここでガイドブックとにらめっこしていても仕方ないもんね。あーあ、チニーさんが一緒って思ってたもんな・・・全然下調べしてこなかったこと、禿しく後悔。乗馬できなかったら、いやぁぁぁ!ということで、結局何一つわからないまま、バッタァの車に乗り込んでテレルジに向かったのでした。Eurekaトラベルです。次回は『ビッグサイズの絶品ホーショール♪』お楽しみに 久々に書いたので、なんだかいまいち調子がでない・・・続けてすぐ書いていかないと。次はまともな画像つけまーす!
January 15, 2007
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モンゴル人と旅したモンゴルその2日目のお話。vol.23次に連れて行ってくれたのは、ザイサン・トルゴイ(ザイサンの丘)ウランバートルの外れにあるこの丘も、有名な観光地の1つ。でも、実はこの時、一体どこに連れて行かれるのかわからなかったの。道路は大渋滞で(この原因についてはまた後で書くね)、もう大変。ウランバートルの人口はたった90万人程度なのに、帰省ラッシュ並にひどい渋滞なんだから・・・まずはその丘の横に建てられた大きな大きな仏像の見学から。今日、昼間見た(日記でいったらだいぶ前のことだけど・・・)ガンダン寺の仏像と同じものがここにも建てられているの。大きさはこっちの方が大きいけどね。去年建てられたばかりの新しい仏像なんだけど、すでにモンゴルの人たちにとっては欠かせない場所になってるんだ。何に欠かせないかってえっと、実はここはこの数日後の昼間にまたまたやって来ることになるのでその時に説明するね。で、駐車場に車をとめて、仏像に向かって歩いていると、先に歩いていたバトゥさんが立ち止まって誰か知り合いと話してるの。その人はなんと・・・バトゥさんのお兄さんとその奥さん。つまりバトゥ兄弟の長兄、北斗の拳でいったら、ラオウ!?お兄さんはラオウの名にふさわしく(相応しいってラオウって名前じゃないってば!)顔も厳ついし、体も一番でっかい。となると学者肌のバトゥさん がトキで末弟のバッタァがケンシロウってことになるんだけど・・・「我が生涯に一片の悔いなし!!!」と話がそれてしまったけど、ラオウ・・・じゃなくって、バトゥさんのお兄さんにも紹介してもらったんだ。お兄さん夫婦もウランバートルに住んでいるんだって。一緒に観光するのかな?って思ったけど、お兄さんたちはもう引き上げるとのこと。ありゃりゃ、残念。仏像は暗闇の中、煌々とライトアップされているの。他に灯りらしい灯りのない寂しい場所だから、仏像だけが金色に光り輝いて、暗闇の中に浮かんで居るんだ。昼間の暑さが嘘のように冷え込んできたけど、観光ツアーだと昼間に訪れることの多いこの場所に、こうして夜に連れてきてもらって、ほんと良かった。次はウランバートルの夜景を見ようと、ザイサン・トルゴイにあがることに。ここも入口にゲートがあって、しっかり入場(入山!?)料をとられるんだよ。丘の中腹にある駐車場から、初めて眺めるウランバートルの夜景。残念ながら、あたしのカメラではきれいに映すことができなかったけど空気が澄んでいるので、光りがきれいにみえたなー。けど、大都市とはいってもやはり小さな小さな都市なので、灯りの数はそう多くはない。香港が100万ドルなら、その十分の1ぐらいかな・・っていったらモンゴルの人が怒る?駐車場から急で長い階段を上がったところが頂上なんだけど、ここまでくると相当寒くなってきてるので、さすがにそこまでの元気はなく、そのまま下山。体が冷えたので、どこかでお茶をしようってことになったんだけどもう10時を廻っていたので、なかなかお店がやってないんだよね。お酒飲むようなところはやってるらしいんだけど、喫茶店みたいなのがないの。もちろん、スタバなんてないし。まあ、それでもなんとか高級レストランみたいなところでお茶することができたのでそこで、明日以降の予定の打ち合わせ。実は夕方のチニーさんとの電話で明日はツーリスト・キャンプに行かないかっていう話がでてたのこれも一応あたしたちからのリクエストである「ゲルに泊まってみたい」っていう話からなんだけど最初はゲル生活しているチニーさんのおばあさん家に泊まるってことだったんだ。それが計画が変わって、ツーリスト・キャンプにいくってことになったの。で、その手配をチニーさんがしてくれるっていうことだったんだけど特に予約してないんだってバトゥさんは、あまり日程のことはチニーさんから聞いてないみたい。とりあえずこれから家に戻った後にチニーと相談して、明日の朝、連絡するとのこと。予約が事前に必要かどうか、明日泊まることが出来るかどうかも含めてだって。うーん、ほんとにアバウト・・・。明日にならないと、どこに行くか、何をするか、泊まるのか泊まらないかもわからないなんて・・・心配性の人にとっては、どうにもツライ?旅かもね。あたしたちは多少不安だけど、まーなんとかなるだろうって思えたけど・・いやー、想像以上に行き当たりばったりの旅になりそうだよんというわけで、2日目も無事終了。しっかし、なんか、むちゃむちゃ長かったぞ、この1日・・・ふぅ。でも、楽しかった!さて明日はどうなるんだろ????Eurekaトラベルです。次回は『ツーリスト・キャンプに泊まれるのか?』お楽しみに
December 7, 2006
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8月16日~23日の日程でモンゴル人と一緒に旅したモンゴル。その2日目(17日)のお話。☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆ 今回の旅行のメインイベントの1つである騎馬隊ショーが終わってウランバートルに戻ったEurekaご一行様。ノミンデパートに寄ってもらって、ミネラルウォーターなどを買って一旦家へ。「どこか夕食たべにいく?」ってバッタァに聞かれたけどとりあえず一刻も早くシャワーを浴びたかったので、夕食は家で軽くすますことに。昼ご飯もたいしたものを食べなかったんだけど(ああ、思い出すのもツライ、○○○牧場)レストランにいって食事する気分じゃなかったんだよな。で、帰り道にチニーさんに連絡をとったら、良かったら夜の9時頃迎えに行くので軽く市内観光しない?と提案が。疲れはそんなにないし、シャワー浴びた後ならいいやってこと行くことにしたの。そしてちょうど夜9時にドアをノックする音がして、のぞき穴から外をみてみると、バッタァじゃない知らない男の人が・・・Eurekaママに、のぞいてもらったら、その男性がチニーさんの旦那様のバトゥさんあたしは初めてお会いするので、顔を知らなかったの。ちょっとドキドキしちゃったよ。バッタァは車で待っていて、バトゥさんがお部屋まできてくれたのだ。バトゥさんは日本の大学に留学しているんだけど、日本語はまだあんまりでもたぶんあたしたちが言ってることは少しわかるんじゃないかな。そのかわり英語は大丈夫。だから、今夜のウランバートル市内観光はバトゥさんのガイド付きなので、結構いろいろな話が聞けたよ。まずはアパートのすぐ近くで、一番有名な観光スポット、スフバートル広場。革命家・スフバートルの名前を冠した広場で、市民の憩いの場にもなっているとこ。まだまだ明るいといっても、さすがに夜の9時。だいぶ暗くなってきてる。スフバートル広場の中央にあるスフバートルの銅像。その台座にはモンゴルの古い文字で「我が人民が一致団結するならば、得ることができないものなぞ何もない。 できないことなど1つもない」って書かれてるんだって。文字、見えるかな?そう、今、モンゴルで使われている文字はロシア文字とほぼ同じなんだけど昔は違ったんだよね。バトゥさんは学校で古い文字の読み方を習ったっていってたけど若い人たちはもしかしたら、知らない人もいるのかも。モンゴルはソ連が侵攻してきたときに、モンゴル風の建物とか寺院の多くが破壊されてしまったので、いま、モンゴル風の建物作りに励んでいるんだって。この広場に面してたっている政府宮殿の屋根もモンゴル風に改築しているし、正面には古代のモンゴルの兵士の像(たぶん、チンギス・ハーンに関連した人だと思うけど。違ったらすみません)が建てられているの。そうやって、モンゴル人としての誇り(?)っていうのかな、モンゴルらしさを取り戻そうとしている一方で、天然資源が豊富なモンゴルは、これから伸びる国として諸外国にとっては魅力的な国であり、外国からの資本流入が盛んなんだよね。モンゴルという国を盛り上げていくためには、そうした援助も必要なのは、もちろんモンゴルの人もわかっているだろうけど、やはりやり方によっては気に入らないと思う場合もあるらしい。特に中国に対してはいい感情を持ってないようで、こんな話を聞かされた。スフバートル広場に面して大きな公園があったんだけど、そこが余所の国の企業に買われて公園が潰されてしまったの。ちょうどあたし達が行ったときも、覆いがされていて、何か大きな建物が造られるようだった。この企業というのが、シャングリ・ラホテル。世界的な有名高級ホテルチェーン。モンゴルにはまだ世界的レベルのホテルチェーンが進出していないから、シャングリラホテルが出来れば、たぶん一番立派なホテルになるんじゃないかな。しかも、スフバートル広場に面した一等地。けど、この話をするバトゥさんは本当に嫌そうだったし、大切な公園を奪われたって、このことに怒っている人も多いようだったよ。ちなみにこのホテルは2007年度末にオープン予定(シャングリ・ラは内モンゴルにもホテル作っているらしい。東京もだし、建設ラッシュ?)広場からは大きな白鳳のポスターも見えた。(もちろん大銀杏を結った、袴姿)朝青龍じゃなくって、白鳳だよ、間違えないでね。☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆Eurekaトラベルです。次回は「ウランバートル、夜のお散歩 その2」を、よろしくお願いしゃす
December 3, 2006
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8月16日~23日の日程でモンゴル人と一緒に旅したモンゴル。その2日目(17日)のお話。☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆ さて、騎馬隊ショーは終わったものの、会場内ではまだまだ催し物は続くみたい。けど、もう見るものはみたので、ウランバートルに引き上げることに。オーチくんにバイバイして、会場を後にする。お約束だがやはり最後はスタッフが「ありがとうございました」と日本語でご挨拶。しっかり教育いきとどいているねーほんと何にもないところにいきなり作っちゃった会場なんだなー、と改めて実感。時間は夕方の5時半ぐらいだったのかなぁ?でも空はまだまだ明るい。帰りはのんびりいこうってことで、途中でサルラックの群を発見したので車を停めてもらうことに。発見したといっても、道のすぐ脇ってことじゃないんだよ。道路以外の所はすぐに未舗装のぼこぼこな土地。草原との間にはひどい荒れ地になってるの。けど、バッタァの車はそんなのへっちゃら!大きな石がゴロゴロころがっている、荒れ地をなんなく走っちゃう。で、サルラックの群がゆったりと草を食べている草原へ到着。サルラックっていうのは、よくヤクって呼ばれている牛。見たことある人いるかな?バッタァによると、このサルラックのお乳は美味しいんだけど、スーパーとかでは売ってなくってザハっていう市場じゃないと、手に入りにくいらしい。飲んでみたかったけど、機会がなかったんだよなー。ザハには行ったんだよ。でも目的が別にあったから、サルラック牛乳のことはすっかり忘れてしまってたんだ。残念。ここにはいま、サルラック以外はあたしたち3人だけ。遠くに見える道をたまに車が走るのは見えるけど、あとはただただ草原&山々。さっきのショーで埃まみれになっちゃったけど、草原の心地よい風に吹かれていると、すっごく気持ちいいの!そろそろ帰ろうかなって思ってたときに、バッタァが「ホースミルク?」って聞いてきたのね。ジェスチャーで飲むマネをしたので、「ホースミルクを飲みたいか?」ってことみたい。「イエース!」即答はしたけど、いったいどこで飲むのと思ったら、バッタァは車に乗れといって、そこからちょっと走らせたところに立っているゲルへ向かったの。こんなところにバッタァの知り合いがいるのいぶかしく思いながらもバッタァの後をついていくとバッタァはそのゲルにすいすいと入っていって、なにやらそこのおばさんと話している。で、あたしたちにもゲルに入ってくるように手招きするの。「ええ??いきなり訪ねていって、こんな簡単に知らない人のゲルに入っても良いのぉ?」って思いながらも、馬鹿の1つ覚えみたいにサェンバェノーって挨拶して中に入る。ゲルの中にはおばさんが1人。と、バッタァが入口からみて左側の椅子に座っており、そのとなりの椅子を示してここに座るようにっていうので、ちょこんと腰掛けた。すると、おばさんが大きなお茶碗になみなみと白い液体を入れてくれてそれをまずバッタァに渡す。バッタァが飲み干した後、またおばさんは白い液体を注いでくれて次はEurekaママに。ママが半分ぐらい飲んでだところで、ごちそうさまっていうとおばさんはそれに継ぎ足して、器いっぱいにしてあたしに回してくれた。これがホースミルク(=馬のお乳)・・・最近のモンゴル番組をみたことある人だったら、ちょっとは聞いたことあるかも知れないけど馬乳酒のもとになる馬のミルク。もちろん、初体験。おそるおそる口を付けると・・・・ ちょっと酸味があるけど、飲めなくはない。けどやっぱり初めての味なのでさすがにゴクゴクとは飲み干せない・・・おいしいかって聞かれるとうーーーーーーん、モンゴルの大地踏んで2日目のあたしには難しいなぁとても飲みきれないので、バッタァにごちそうさまするねってアイコンタクトするとバッタァが器を受け取ってくれて、最後まで飲み干してくれた。 あ、間接キス?(爆) こうしてあたしのホースミルク初体験は無事?終了。おばさんにお礼をいって帰ろうとすると、おばさんがバッタァに何か言ってる。そして今度はバッタァがあたしに「そのビデオのテープ、余分のテープ持ってるか?」って聞くの。どうもそのおばさん、ビデオカメラ用のテープが欲しいみたい。あいにく持ち合わせはなかったので、持ってないってバッタァにいうとバッタァがおばさんに伝えていた。なんでおばさんがビデオカメラのテープを欲しがるのかよくわかんないんだよな・・・あたしが撮影したのをダビングして欲しかったとかそれともおばさんが使うのビデオカメラを持ってるようには見えなかったんだけどな・・・バッタァの英語力もいまひとつ信用できないので結局おばさんがなんでテープを欲しがったのかはいまだに謎。ホースミルクのお礼になにかお菓子でもあげれば良かったんだけどなにせ急に遊牧民さんの家を訪ねることになったので、なんにも持ってなかったんだ。悪いことしたな・・・ けど、こんなに簡単に遊牧民さんのおうちにおじゃますることになって、びっくり!よくツアーで「午前:遊牧民の家を訪ねる」っなんて風に予定表に書いてあるじゃない?てっきり、旅行会社が提携している遊牧民さんたちっていうのがいて観光客の受け入れに協力して、見返りに旅行会社から報酬得ているもんだと思ってたからこんな風に突然見も知らぬ人のゲルを訪ねることが出来るなんて思ってもみなかったよ。バッタァが一緒じゃなかったら、無理だったのかもしれないけどね。とにかくあのおばさんとバッタァは全くの赤の他人です。モンゴルってやっぱり面白いねこんな風に他人と付き合えてしまうんだから。これから、少しずつ遊牧民の人の生活についても書いていく予定。ただし何度もいうけど、バッタァから聞いた話があたしの情報源だからね。そのへんのことは、ご配慮願いまする。ところでバッタァの写真あるけどアップしていいかなぁ?本人には掲載の許可もらってないんだけど・・・☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆Eurekaトラベルです。次回は「ウランバートル、夜のお散歩」を、よろしくお願いしゃすバッタァの写真どうしよう・・
November 30, 2006
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さて、前回まで書きつづった壮大なスケールのモンゴルちっくなイベント。このイベントについて、ちょっと裏話というか、まあそんなものについて思ったことを書くね。まずは、以下オーチ君と話していたときに聞いた情報。この騎馬隊ショーは一応建国800周年ってことでやっているイベントだけどイベントのおおもとは日本の企業、HISと電通と伊藤忠商事が中心にやっているんだと。でね、今年の様子をみて、来年以降も同様のイベントを続けようかっていう話になってるんだって。モンゴル観光の目玉にしたいっていう考えがあるらしい。確かにウランバートルから1時間以内で来られる場所で、騎馬ショーが見られるとなれば観光スポットとしてはなかなかグッドではないかい?それにね、エー○-ロー○といった旅行雑誌でモンゴル特集が組まれたのも騎馬ショーをとりあげた「世界○○○発見!」やその他の日本のテレビ番組、これら全てに先ほどあげた企業が関わっているとなると、説明がつかない?ショーの入場券と共にもらったパンフレットにも、しっかり海部俊樹元首相、HIS社長の挨拶が載ってるし。記念祭実行委員特別顧問には元経済企画庁長官・堺屋太一氏の名前が。ちなみにこれはオール日本語で書かれたパンフレット。当日、騎馬隊ショーであたしが聞くことができなかった音声ガイドもモンゴル語と日本語での案内だったらしい。英語無しだなんて、ちょっとびっくり!「最近、やたらとモンゴルの番組が目に付く。Eurekaさんのせいかな?」ってコメントくれた人たちもいるけど間違いなく今年は官民共同でのモンゴルバックアップ年だと思うよ。で、次にこのHPを見て欲しいんだけど、なんかおかしいって思わない?http://www.800mongol.com/英語と日本語とあるけど、書かれている情報内容が全然違うだよねー日本語の方にはチケット料金のことなんて、ひとっことも触れてないんだから。当日のイベントスケジュールことにしたって、超アバウトにしか書いてない。なんでか?よーするに、日本人は団体ツアーでしかやってこないと思ってるか、日本の旅行会社の団体ツアーで来いよってことじゃない?チケットの申込先だって、旅行社向けのものしかないんだから。日本人が個別にお金出してこのイベントを見に来るなんてことは想定外。あたし達みたいな全くの個人旅行者のことなんか、これっぽっちも考えていないってことだね。この夏、小泉元首相がモンゴルを訪問して、今後の支援等々、両国の関係をより一層強めかつ友好にすることを約束してきたしモンゴルにとって、観光は重要な資金源の1つであり、最もお金を落としてくれるだろうと思われているのが、あたし達日本人観光客なんだろうな。日本の旅行業界としても、モンゴルは料金的にも比較的安価で、移動時間も短くてお手軽な海外旅行先としての条件は十分に備わっているから魅力的だし。ただ、モンゴルにいって何をするのかっていったときに、目玉となる観光スポットが欲しいとこ。乗馬や遊牧民生活だけじゃなくって、ウランバートルに滞在するだけでも楽しめるものが。そしてこの夏から秋にかけてのモンゴル関連番組ラッシュ。放送のタイミングをみると、番組を見て、行きたいなって思ったとしても間に合わないぐらいの時期の放送だったでしょ?(イベントは8月末までだったから)ということは、やっぱり来年の観光客アップを目指しての放送だったと思うわけ。あと来春にはモンゴル全面協力で作られた反町隆史主演の映画の公開も控えてるし。下手したら、そのころにまた第二次モンゴル番組ラッシュがあるかなぁ?今回の放送での番組視聴率&反響にもかかってるんだろうけどね。こう考えると、騎馬隊ショーの今年の収支がどうだったのかはわからないけど来年もまたこのショーが行われる確率は高いんじゃないかなぁ?お金の話だけど、モンゴル現役軍人約500人を1年間訓練する費用も日本の資本で設立したモンゴルの通信会社であるモビコム(Mobicom)と大和証券がほとんど支払ったという話もあるし、資金援助もハンパじゃない。モンゴルならではのスケールの大きい、迫力あるショーではあるけど、内容としては日本人による日本人のためのショーという、極めて日本的なものであったっということ。おかげさま(?)でしっかりショーは楽しむことができたけど先に書いた料金システムとか、商売上手な日本的なやり方かなー、なんて思ったりして。どーでもいいけど、あたしの地元のHIS、自分のとこの社長が率先してモンゴル、モンゴルって言っておきながら、この春に「モンゴルのパンフレットとかあります?」って聞きに行ったとき「うちでは扱ってないんです」って平気で答えるんだよ、まったくどうなってるんだか。自分の会社がやってること知らないの??
November 26, 2006
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モンゴル人と旅したモンゴル。その2日目のお話。vol.19第二部は趣向を変えて、ゲーム様式。あたしたちが座る物見櫓にはそれぞれ違う色の旗がたってるの。赤、青、緑、白だったかな。で、それらと同じ色の戦闘服(?)を身につけた4人の兵士達があたしたちのチームの代表として戦うってわけ。といっても、最初に何か説明してくれていたけど、まったく聞き取れないしほんと最初は何始めるのか、全然わからなかったよ・・・・この辺が停電のせいで困った部分だね。まあでも、ゲームが始まるとだんだんわかってくるから不思議。まず最初は羊取りゲーム。 (あたしが勝手に名付けた)遠くから4頭の馬にのった兵士が走ってくるんだけど、1人の兵士が羊(ぬいぐるみ)を抱えていて、皆がそれを追っかけて取り合うの。ゴール地点で羊を持っていた人が勝ち。片手で羊を抱えて、片手で手綱を操りながら、他の兵士が追いすがってくるのを振り払う兵士。他の兵士達は、羊を奪おうと片手を手綱から離して、羊を抱える兵士の懐に飛び込む。途中何度か、羊が地面に落ちちゃったけど、すぐに拾い上げて走る、走る、走る取ったり取られたり、スピード感溢れる攻撃が面白い!たぶん、800年前は本当に生きた羊を使って、こういうゲームが行われていたんだろうな。それだと、ちょっと羊は可哀想かも。さんざん地面にたたきつけられていたもんね。次のゲームは棒拾いゲーム。 (これも勝手に命名)家畜を捕らえるときにつかう先に網のついた長~い棒があるんだけどそれを地面に横たえておいて、くから走ってきて、それを拾い上げるゲーム。この棒、長さ2メートル以上ありそう(あたしこの辺の感覚が鈍いからもっとあるかも)なんだけど、結構細い。だから拾い上げるにしても、つかむ場所を選ばないと失敗しちゃう。失敗する兵士、上手にきれいに拾い上げた兵士、なんとか持ち上げる兵士といろいろ。けど、体を完全に下方に倒しちゃうなんて、すごい!3つ目のゲームは射的。弓道なんてめじゃないぐらい遠くに置かれた的をめがけて矢を射るんだけどこれはさすがに現役陸軍兵士も訓練していないのか、誰も命中せず。けど、モンゴル人ってほんと視力がいいよね・・・・とりあえずちゃんと的に近いところに矢を飛ばして居るんだもん。最後のゲームは競馬。一旦遠くまで走り去った後に、一斉にこちらに向かって走ってくる!土埃をあげて、馬にムチいれて、ものすごい勢いで走ってくるの!第一部で見ていたときとは比べものにならないぐらい。競馬だもん、当たり前か。各チームから声援が送られ、あたしたちも「緑、緑、緑!」と一緒になって応援!後ろに座っていた韓国からの団体さんが、ものすごく熱くなっていたなぁ!応援の甲斐あって、競馬は我が緑チームの勝利総合でも緑チームが優勝だったよ(これって、あたしたち緑チームの席が一番高いからかな?なんて裏読みしちゃった。どうなんだろ?)で、1位から4位まで、賞品が授与されるんだけど・・・・1位は馬。2位はらくだ。3位がヤギ。4位はヒツジ。これって、モンゴル人にとって、大切な(価値のある)家畜の順番!?我が緑チームの兵士さん。1等賞だよんヤギかわいい!ユキちゃんだぁこれで第二部が終了。 第三部はまたしても大軍団がやってきて、今度は他軍との交戦の様子が繰り広げられたの。これはね、ほんとまさしく映画の戦闘シーンだよ。1人のリーダー的兵士に的を絞って追いつめる兵士もいれば、多人数が入り乱れて戦っているところもあるし。細かいなって思うのは、死んだと思われる兵士が、手綱を手放して、がっくりと馬の背にぶらさがりながら走ってるの。(あたしが言いたい様子わかるかな?)見事、モンゴル軍が勝利し、チンギス・ハーンに扮したおじさん(元モンゴル陸軍の将軍シャガダルさん)が登場して、大団円。1時間半にわたる騎馬軍団ショーはこれにて終了。馬鹿デカイ会場だから、もちろん端っこの席でも十分見られたと思うけど真ん中のいい席で、ガイドブックもらって、モンゴル軍のお勉強もできたしまあ、高いといえば高かったけど、騎馬軍団ショーそのものは本当に大満足。音楽やナレーションが無かったおかげで余計な盛り上がりとかそういうのがなくて、逆にリアルさを楽しめたもの。あ、ちなみにこの会場の広さ、山手線の内側とほぼ同面積なんだって!(世界ふしぎ発見でこのイベントが紹介されたとき、そう言ってた)っていうことはなにか?あたしたちは新宿駅のアルタ前に座って、品川駅や東京駅、上野駅からやってくる騎馬軍団を見ていたってこと?モンゴルのスケールって大きすぎて計り知れない!ショーの途中で登場した男の子。カワイイ♪Eurekaトラベルです。次回は「大モンゴル建国800周年記念祭 その7」お楽しみに
November 12, 2006
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モンゴル人と旅したモンゴル。その2日目のお話。vol.18ユーラシア大陸に広大な帝国を築き上げたモンゴル軍。今回はまずモンゴル軍について簡単にお勉強しましょうモンゴル軍の強さの秘密は、弓、槍、剣そして投石機。プレミアシートにしたおかげ(?)でついてきた、ガイドブックを参照にモンゴル軍の強さの秘密について説明するね。弓矢軽い弓と思い弓を使い分け、兵士は最低でも60本の弓を携行。モンゴルの鞍は「立ち鞍」といって直立姿勢で馬にまたがるので、両足で馬の胴体をはさみこめば両手が使える。そのため、走りながらでも弓を構えることが可能。槍モンゴルの槍には鉤(かぎ)がついていて、馬上の的を鉤で引っ掛けて鞍から落とす。当時ヨーロッパ岸の装備は50キロ近くあったため、落馬してしまうと1人で再び馬に乗ることができなかった。剣切っ先が尖った片刃の剣。長い剣を鞘から抜くのは馬上では難しいため、反りをつけることで抜きやすくしてある。他国では剣は横にふるったり、突き刺したりするような使い方が多かったが、モンゴル軍は上から下に切り下ろすようにして使われた。投石機当時の文明先進国だったホラズム王国や中国が開発した兵器もいち早く導入したモンゴル軍。カタパルトと呼ばれた投石機もその1つ。城壁やモンを壊したり、燃えたタールを城内に投げ込んだりしたという。数十キロの石を遠くに飛ばせるほど高性能だった。また、モンゴルの馬は西洋の馬に比べると小柄で、一見不利のようにみえるけどだからこそモンゴル兵は自由自在に馬を操ることが出来るし、また1人で何頭もの替え馬を用意しているから、馬が疲れてもすぐに乗り換えることができるんだよね。そして移動式ゲルと家族と共に移動し、膨大な山羊や羊の群れ(食糧になる)を引き連れての進軍は圧倒的な力を感じさせるものだったろうな・・・それでは騎馬ショーに戻りましょうモンゴル軍の大部隊は一旦後方に下がり、今度は、剣、槍、弓、それぞれの部隊が武器を携えて、順番に登場。とにかくすごい迫力で、草原の彼方から走りこんできて、あっという間にこちら側にやってきて目の前を走り抜けていく、兵士達。あたし達に向かって凱旋歌を歌い終えると、また仲間が控える草原の向こうへと帰って行く。彼らが走り去った後は、ものすごい土埃の嵐けどその嵐にかき消されるように草原に消えていく様がすっごくかっこいいの!ただ、とてもじゃないけどサングラス無しでこのショーを見ることはできないよ。土埃でカメラのレンズが壊れちゃうんじゃないかって心配だったもん。最後に投石機をひいたラクダがやってきた。おお、ほんとに石を投げてるぞ!このショーは結構いろいろ趣向を凝らしていて、ここでとりあえず第一部が終了。数人の兵士を残して、あとの部隊は一旦会場から引き上げていった。Eurekaトラベルです。次回は「大モンゴル建国800周年記念祭 その7」お楽しみに 今日、また映画のエキストラ出演のお誘いがあったんだけどまだ病み上がりだし、喉の調子も悪いのでやめちゃった
November 8, 2006
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先日書いた、モンゴルのウランバートルで起きた日本人男性殺害事件。犯人は民族主義団体の幹部のモンゴル人男性だと・・・あたしもこの殺された男性と同じく、ウランバートルにアパート借りていたから他人事とは思えなくって・・・テレビのニュースみて驚いたのは今年、建国800周年記念ということで、恩赦でなんと1800人もの人が釈放されたとか。今回捕まった犯人も、恩赦で放免されたうちの1人。恩赦が行われていたことなんて、全然知らなかったよ・・・釈放された犯罪者全てが重犯罪者ってわけでもないだろうしウランバートルにいたってわけでもないだろうけどやっぱり自分がそういう環境にいたのかって知らされるとちょっと怖くなった・・・特に、ツアーだったらほとんどが田舎で過ごすだろうしウランバートル市内でも団体行動なんだろうし、ホテルに泊まるからまだ安全だろうけどあたしなんて、ほんと普通のアパートに滞在していたんだからこの被害者と同じ目に遭ってもおかしくなかったんだろうな・・・テレビでニュースを見た人だったらわかるだろうけどまだだったら、動画ニュース見てほしいんだけどhttp://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann/20061104/20061104-00000023-ann-int.htmlhttp://nsearch.yahoo.co.jp/bin/search?st=v&p=%A5%E2%A5%F3%A5%B4%A5%EB&b=7あたしがいたアパート、ほとんどこの被害者の人と同じような佇まいなんだよ・・映像見て、ますます怖くなりました。ほんと、無事帰ってこれて良かった。まあ、あたしたちの場合は一応警備員さんが建物の外にいたしバッタァがアパートまでは送ってくれてたし、もしアパートのドアの前で待ち伏せされていたらキケンだったけど終わりよければ全てよしってことで、何も無かったんだから良かったってことで・・・でもね、こういう事件があったとしても、ウランバートルは面白いところだったよ。どこだってキケンはつきものだし。まあ、とにかく、こうして旅日記を書けてるんだもん、良かったいくらトラブルトラベラーの異名をもつといってもこんな事件には巻き込まれたくないもの・・・物騒な話はここまでにして、もう一つの『子猫と薔薇』、読んでくださいね♪
November 4, 2006
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モンゴル人と旅したモンゴル。その2日目のお話。vol.17騎馬隊のショーの入口近くまでやってくると、なにやら白い張り紙がしてある。近づいてみてみるとそこには・・・・・さすがEureka!トラブルトラベラーの名に恥じないでしょしかしまーなんでこうなるのかねぇぇ・・・音楽&ナレーションなしなので、何が行われているかさっぱりわからなくなるってこと?そうだ、いにしえのモンゴル帝国にタイムスリップしたと思って楽しめばいいんだ!訳もわからず、タイムスリップした先で戸惑う日本人親子ってことで・・・んなアホな・・・仕方がないよね、これがあたしの運命。バッタァがもしかしたら、ちょっとは解説してくれるかもしれないし・・・(望み薄)騎馬ショーの会場はもうただただ広くて、一体どこまでが会場なのか全然わかんない。一体どんなショーがここで展開されるのか・・・。会場には4つの物見櫓がたっていて、あたしたちのプレミアムシートは緑色の旗がたっている真ん中の物見櫓。日本人と韓国人の観光客が多かったかな。それでもシートはガラガラでゆっくりとみることができたよ。あれ?なんかどこかの国の撮影隊もきてるみたい。金髪の外国人たちなので、日本のテレビではないのかな?そして太鼓の音とラッパの音が鳴り響き、ショーが始まった・・・あたしたちが座る物見櫓のすぐ横のゲートから馬に乗った兵士がなだれ込んできて、遙か遠くの草原の彼方へと疾走する。その数は決して多くなかったので、あれ?って思ったが、実は兵士達の多くは彼らが走っていく先の丘の向こうに隠れていたの。次に姿を現した時は「これがモンゴル軍か・・」と驚くほどの大軍となっていて遠くから列をなしてこっちに向かって走ってくる。列が次々に隊ごとに分裂し、モンゴル帝国の軍であることを表す青い旗をたずさえた兵士を先頭に広い大地を埋め尽くすように広がっていく旗にはそれぞれ違ったマークが描かれており、そのマークがその隊の役割を示しているらしい。旗を持った兵士達がまず中央に集まり、士気を高める。そしてそれぞれの隊に戻ると、まずは巧みな乗馬技術を披露。馬の流れを滞らせることなく、大きな円を描いて走ったり馬同士がぶつかることなく、十字に交差して走ったり古代の衣装に身を包んだ500騎ものモンゴル陸軍兵士たち。その姿は圧巻そして更に士気を高めるかのように大きな声で、モンゴル軍の歌(?)を歌う。まだまだ続くよEurekaトラベルです。次回は「大モンゴル建国800周年記念祭 その6」お楽しみに
November 3, 2006
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さっきこんな記事みつけちゃった!独立行政法人国際協力機構(JICA)からシニア海外ボランティアとしてモンゴルに派遣されている東京都の放送作家、川崎眞(しん)さん(69)が1日朝、ウランバートル市内の自宅アパートの浴室で死亡しているのが発見された。室内は荒らされた形跡があり、現地警察は何らかの事件に巻き込まれた可能性があると見て調べている。 JICAによると、現地事務所に1日朝、川崎さんと一緒に市内の国立テレビ局で働いているモンゴル人の同僚から「10月31日夜に川崎さんと会う約束をしていたが、姿を現さなかった」と連絡があった。ボランティア調整員が自宅アパートを訪ねたところ、玄関そばにある浴室の水を張った浴槽内で、服を着たまま倒れている川崎さんを発見、警察に通報した。 川崎さんは1人住まいで、玄関ドアは施錠されていた。現地事務所は、川崎さんにトラブルがなかったかなどは把握していないという。http://news.www.infoseek.co.jp/topics/world/jica/story/01mainichiF1102m080/同じくウランバートルのアパートで生活していたものとしては愕きのニュース。あの開けにくい、閉めにくいドアも、こういう事件があると思うとある意味、守ってもらっていたのかな、なんて思えてくる。実はちょっと怖い(?)思いもしたんだよね・・・・
November 1, 2006
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モンゴル人と旅したモンゴル。その2日目のお話。vol.16食事をしている間にだんだんと観光客の姿も増えてきたんだけど、それにしても少ない。オーチ君に聞くと、今日は確かに少ない方だと言う。こないだは700人ぐらいきてたよーって行ってたから、やはりもう既にモンゴルの観光シーズンはピークを過ぎてきているのかもね。(やっぱりモンゴルで最大のお祭り『ナーダム』が行われる7月が一番賑やかなのかな?)食事が終わると、ちょうど店の前に設けられているステージで歌や踊りのショーが始まったの。Eurekaママとバッタァはそのまま席に座って眺めていたけど、あたしはビデオを撮るためにステージ近くにまでいったんだ。するとオーチくんがステージ近くで見ている客に注文とるふりしてそのままあたしの横にやってきたの。で、いろいろ彼とお話したんだ。しかもさっきまで、Eurekaママと一緒の時は丁寧語使っていたのに二人で話すときは、完全タメ口。一体あたしのこと何歳だと思ってたんだろうか日本の小学校にいるときの思い出とか、お兄さんとお姉さんがいて、彼らの方がもっと日本語が上手いんだとか日本の家庭料理はいろいろな種類があって、おいしいとかモンゴルのお料理は基本がボーズとホーショールだからバリエーションが少ないだとかオススメ観光スポットとかとにかく、話題はいろいろ。仕事しなくていいのかな?って思ったけどどうせあの店で食事するお客もいないだろうし、ステージ見ている客も注文したそうなそぶりも全くないので、おさぼりモードでおしゃべり全開初めて聞くモンゴル音楽やダンスは面白かったけどこのへんについては、また旅の後半でじっくり見る機会があったのでまたその時に。とりあえず画像だけアップしておくね。軟体技もここで見れたよ。「お父さんみたいに学校の先生にならないの?」って聞いたら「信じられないくらい給料安いから、お父さんみたいにはなりたくない」って言ってた。「国の機関で働くっていうのはどう?」ってきいたら「政府機関で働くのも悪くないけど、自分としては何かビジネスを起こしたい」だって。そのためにも日本の大学に行って勉強したいんだけど、なかなかチャンスがないんだってさ。実はいま、若い世代の人間がモンゴルから日本にやってくるのはなかなか難しいんだと。この旅の最後の方で、バトゥさんと話したときに、そういう事実を知ってびっくりしたもの。ほんとビザをとるのがとっても大変らしい。今年(2006年)いっぱいは日本からモンゴルへ行くには特別措置でビザ不要になっているけど、もともとは必要な間柄だもんね。そのうち舞台ではファッションショーが始まったの。昔のお姫様が着ていた衣装を再現してるっていってたけど、モデルは現役大学生なんだって。で、彼女たちの顔みながら、あれは典型的モンゴル顔だとか、あの子の方がかわいいだとか、もう言いたい放題一応あたしの方見て、日本の女の子もかわいいよねーって、リップサービスも忘れないし(爆)。モンゴルの若者の恋愛事情もリサーチしたかったけど、そこまで突っ込めなかった~残念・・・「本当のモデルさんが一人だけいるんだけど、その人はほんとに美人」ってオーチくんがいうので、出番を待っていたら、なるほどほんとに美人。舞台のそでに引っ込んだところで、オーチくんが声をかけてくれたので、美人モデルさんと一緒に記念写真とっちゃった。そうこうしている間にショーが終わり、いよいよメインイベントの騎馬ショーが開催オーチ君はお店に戻り、あたし達は会場へ。オーチ君がいうには、あたし達は一番高いチケットなので、ショーが正面からみれるんだって。会場の入口近くまでやってくると、なにやら白い張り紙がしてある。近づいてみてみるとそこには・・・・・Eurekaトラベルです。次回は「大モンゴル建国800周年記念祭 その5」お楽しみに 中途ハンパでごめん!実は先週からおかしいなーって思っていたんだけどやっぱり風邪を引いていたようで、病院いく羽目に・・・美声が売り物のあたしなのに、喉がすっかり枯れてしまうは熱でるは・・まあ、でも声の枯れ以外は回復してますのでご心配なく。11月中にはモンゴル旅日記終わるかなぁ?
November 1, 2006
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モンゴル人と旅したモンゴルその2日目のお話。vol.15停電はまだ全面回復しなかったんだけど、オーチ君の店も調理ができるようになったというので、彼のお店で食事をとることにしたんだで、メニューを見せて貰ったら、なんとこれが日本のジンギスカンえ???あたしたちも相当ぼーーーーーーってしてたんだけどオーチ君のこの店、千葉県にある、あの有名な「○○ー牧場」の経営だったのだからメニューは日本のあの「ジンギスカン料理」あとはカレーやられた・・・・・・しかも値段みてさらにびっくり例の似非通貨がイラストで表示されているのよ数字で書くとリアルで、馬鹿高いのが丸わかりなんだけど、イラストだと上手くごまかせちゃうんだよな、これが『ジンギスカン 1人前 金貨1枚銀貨4枚』14000Tgだぁ????昨日の1人分の夕食(飲み物代込)の3倍以上の値段が、1人前だとぉぉぉぉぉぉとんでもない金額なので、もう食欲なんかすっかり失せたけど、バッタァが可哀想なのでジンギスカン1人前とカレーを注文。バッタァにも何か欲しいものある?って聞いてみたけど、金額見て驚いたのか、遠慮して頼もうとしないし・・・オーチ君が3人なのに1人前でいいの?って聞くんだけど「いいの、1人前で」ときっぱりオーチ君が悪い訳じゃないが、この値段は一体なんなんだでてきたジンギスカン料理も全然美味しくないし・・・オーチ君曰く、「このタレは日本から持ってきた」らしいが、別にモンゴルで日本のジンギスカン料理を食べようなんて思ってなかったし・・カレーに至っては久々にたべた不味いレトルトカレー3人とも会話する気も失せて、黙々と食べてた・・・・だって口開いたら、文句だらけになるのわかってるもん最悪、最悪、最悪、最悪・・・・・食事の画像は勿論ありません・・・オーチ君と知り合ってなかったら、速攻出て行ったよ、値段を見た時点で。なんかさー、もうただただオーチ君に悪いなっていう気持ちだけで、お料理平らげました。ジンギスカン1人前とカレー1人前、追加のご飯と飲み物で計20000Tg。『これは料理に払うお金じゃない、オーチ君との交流に払うお金なんだ』ってあたしは自らの心に言い聞かせ・・・はぁ・・・ ただ、Eurekaママは相当お腹立ちのようで、最後までココでの出来事はぶつぶつ言ってました。だって、この後いろんなお店でご飯食べたけど、1品14000Tgもするものって見かけなかったよ。そりゃー、ホテルや高級レストランなんかではそれぐらいしたのかもしれないけどさ・・・ ということで、最初に適当にこのレストランを選んでしまったことここで食事をしてしまったことが、この旅の中では最も大きな失敗だったのでした。ウランバートルでご飯食べてからくれば良かったよ・・・でもイベント内の食事がここまで高いとは思わなかったし時間も含めて、分からないことが多かったから、早めに来るしかなかったし・・・諦めないとしょーがないよねちなみに「○ザー牧場」は数年前からモンゴルとの交流をしているらしく大モンゴル展といった催しもやっていたことがあるらしい。日本だと3~4人前で4980円で提供しているジンギスカン料理がなぜモンゴルで1人前約1400円なのかっていうのはモンゴルの物価を鑑みると甚だ疑問・・・。タレを日本から空輸したからジンギスカン用の器具を日本から持ってきたからお客さん、全然入ってなかったけど(他の店も似たり寄ったりだったけど)、儲かってるのかな?それにしても一体誰があの値段で食べるんだろ?モンゴルの人は絶対食べないだろうし、日本人だってちょっと引くとおもうよ・・それとも団体客はあそこでご飯食べることになってるんだろうか そうそう、昨日と今日と「○○ー牧場」では↓のようなイベントをしてるんだって。もうちょっと早くに紹介したら良かったかな。http://www.motherfarm.co.jp/event/index.php?no=84&resource=68d30a9594728bc39aa24be94b319d21Eurekaトラベルです。次回は『大モンゴル建国800周年記念祭 その4』お楽しみに そろそろ騎馬ショーやらないと怒られそう・・・オーチくんとの二人っきりでのデート(?)の模様は割愛しよっかなぁ・・デートといっても色っぽい話はないよ二人でイベントみながら色々お話してたのさ♪千葉関係者のみなさん、○○ー牧場のことこんな風に書いて、怒らないでね。
October 29, 2006
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日本のテレビ界におけるモンゴルブームはとどまることを知らず!?今夜もまたNTV系夜7時『ぐるナイ』でモンゴルだと。35歳の誕生日を迎えたヤベっちがモンゴルにいき現地で『軟体技』を身につけるという企画らしい。ということで、放送1時間前だけど恐らく放送されるであろう、軟体技を一足早く公開。現地でみてきた、軟体技、ご覧あれ!この子達はまさに矢部っちと一緒に練習している子たちだよ。矢部っちはこの場所で練習していました。現在連載中のモンゴル日記でもまだ未公開の画像です。ちゃんと次は、モンゴル800周年記念祭での恐ろしい罠(?)について書くのでもうちょいお待ちを。モンゴル800周年記念祭その2は昨夜アップ済みだよ。初めていらした方、モンゴルにちょっとでも興味があればまた来て下さいね~♪
October 27, 2006
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モンゴル人と旅したモンゴルその2日目のお話。vol.14まず会場の中なんだけど、ゲート近くにはお土産やさん。フェルト商品が可愛いんだなーけど、こういうのってあたし普段使わないし、ってことで見てるだけ。あ、でもこれは欲しいかもゲルのミニチュア、可愛いけど、ここで買ったらきっと高いんだろうなーまだモンゴルのお土産品相場もわからないし、とりあえず見てるだけ。お店の人から日本語で数はどう数えるの?って聞かれたので教えてあげる。やはり入口でのスタッフの日本語での挨拶からしてこのイベントの主力観光客は明らかに日本人。日本人スタッフの姿もちらほらと見かけるもん。お店のお姉さんたちが日本語で数を数える練習を手伝った代わりにモンゴル語の数字と山羊、羊、ラクダの呼び方を習う。数はぜんぜん覚えられなかったけど、山羊=ヤマー、ラクダ=テメー、羊=ホニ、馬=アドー 牛=マルは覚えちゃった日本語っぽくて覚えやすくない?今度はアートショップエリアへ、と思ったんだけど、そこエリアの手前にラクダが。さっき見たときは↓なだったのに、いつの間にか鞍もつけてるし・・・・あれ?違うラクダ?Eurekaママと「乗せて貰えるのかな?乗せて貰いたいなー」なんて話しながら眺めていたら、近くに日本人スタッフが来たので聞いてみたの。そしたら、そーいうサービス用にいるわけじゃないけど(どうも他のことに使うらしい)、今ならいいですよって言うので、乗せて貰っちゃった。いきなりEurekaママの夢実現ラクダってラクダが座っているところに、まずまたがるでしょ。そこからラクダが立ち上がるから、最初ものすご~い前傾姿勢になって、すぐ今度は後傾姿勢になるから、後ろにひっくり返りそうになるんだよね。降りるときはその逆。これって馬に乗るときよりもある意味怖いかも?イベント広場を一周しただけだから、ほんのちょっぴりだったけどまあでもいい体験できました。ラクダをひいてくれたおじさんも民族衣装を身につけていていい感じ。あたしも勿論乗ったよコブの上って座りにくいかと思ったけど、意外に乗り心地は良かったただ、このラクダはモンゴルの人たちが普段使っているラクダとは違うはず。このあと、またずっと後にラクダの話がでてくるときまでこのラクダのこと、覚えておいてね。会場周辺で写真撮ったりして時間潰してたんだけど、さっきのパンだけじゃ、やっぱり足りないから、オーチ君の店でお昼と食べることに。オーチ君にも「後できてね」って言われてたし・・・車に戻っていたバッタァも呼んできて、再度お店に入ったんだ。ところで、このイベント会場の中ではドルやTgの代わりにオリジナル通貨を使う仕組みなの。金貨が1万Tg、銀貨が5000Tg、銅貨が1000Tg相当。会場内の両替所で交換することになっているんだ。この通貨は昔のモンゴル帝国で使われていたものだとかなんとか書いてるけど・・要するにイベント気分を盛り上げる趣向なのよ。もうこの辺のやり口がなんだかなーって感じなのよねぇ・・・なんでわざわざこんなしちめんどくせー(こちとら江戸っ子)やり方をとるのか。もう、明らかに観光客しか相手にしてない証拠。かつぼったくり根性ミエミエ。観光用イベント会場なんだもん、これくらいのことは仕方ないよなーって思ったんだけどまさかこの後とんでもない相手にやられるとは・・・・ひっぱってごめんね。ちょっと体調不良なので、今夜はこの辺で。Eurekaトラベルです。次回は『大モンゴル建国800周年記念祭 その3』お楽しみに
October 26, 2006
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モンゴル人と旅したモンゴルその2日目のお話。vol.13ガンダン寺観光が終わったのがちょうど12時半過ぎぐらいだったかな。昼ご飯どうしようってことになったんだけど、どうせイベント会場でも何か食べれられるだろうということでそのまま会場へ。街の中心部を抜けると、車の混雑はすぐに解消されて、あとはひたすら広い広い大地を走り抜ける。対向車も含めて、走ってる車がほとんどいない。車はがんがんスピードをあげるので、外の景色なんか全然撮れなかった。。。ああ、新しいカメラも欲しいよぉぉぉ馬や羊、山羊の群れなどモンゴルらしい風景が広がっていて、うわーって思ったんだけど、実はこんなのはまだまだ”モンゴルらしい風景”なんてものじゃなかったの。で、1時間も走らないうちに会場に到着。後から調べてわかったアクセスマップ。やっぱりウランバートルからそう離れていない。周りにはなーーーーーーーんにもないところに、ぽつんとこの会場だけがある。ゲートのところ(内側から撮った)バッタァが入り口にある、チケットブースにチケットを買いにいってくれたんだけど、バッタァは会場には入らないっていうの。お金かかるし、バッタァが見てもたいして面白くないからかもね。だいたいこのイベント、どう考えても外国人しか相手にしてないような、信じられない価格設定。プレミアムシート 65ドルウィングシート 30ドルスタンダードシート 10ドルこれだけ値段が違ったら、それなりに差があると思うじゃない。だから、まあ、せっかくだしーって思ってプレミアムにしちゃったの。安いチケット買って、イベントが楽しめなかったら損だなーって。実際この価格差がどれだけのものかは、またこのイベント観戦記が終わってからね。で、チケットを買って戻ってきたバッタァが一緒に入るって言い出したの。いつのまにか胸に番号が書かれたネームプレートつけてるし。なんじゃ、それまあ、でもバッタァが一緒なのは心強い(たとえ言葉が通じなくても)もんね。ということで、3人でイベント会場へ。ゲートをくぐると、入り口に並ぶスタッフ達が口々にいった言葉がこれ。「こんにちはー。いらっしゃいませー」 (日本語)そうか、そうかやはりそういうことか。なんかこのイベントの裏が見えてきたぞ~中に入ったものの、人の姿がほとんどない。聞けば騎馬ショーが始まるのは16時。その前に音楽の演奏などモンゴルチックな催しがあるらしいけど今はまだ早いらしく、観光バスも来てないし、お客さんよりも寧ろスタッフの方が多いぐらい。お腹も空いてきたことだし、レストランらしきものが数軒あったので、適当に入っちゃったでもね、これが大きな間違いと気付くのはもっと後のこと・・・Eurekaママ曰く、「この旅の最大の汚点」テーブルに座るとお店の人がやって来たんだけど、あたし達が日本人だとわかると別の男の子を呼んできたの。その子はなんと日本語がペラペラ。で、彼が言うには今、停電中で調理器具が使えなくなっているのであと1時間もすれば直るので、その頃にまた来て欲しいとのこと。えー、でもお腹空いたしなーって思ったので、男の子にちゃんと許可貰った上で持参したパン(前の日にノミンデパートで買ったやつ)を取り出して、そこでモグモグと食べてしまったのだこの男の子もお客さん来ないし、ヒマなのかあたしたちのテーブルにいついちゃった。彼の名前はオーチ君。子供の頃、お父さんの仕事(モンゴル語の先生)の関係で巣鴨(東京)に住んでいたことがあるんだって。日本の小学校に通っていたんだと。今はモンゴル大学で経済を学んでいて、休みの間ココでバイトしてるんだってさー。なんでモンゴルに来たの?っていう質問から始まってあたし達とバッタァの関係を説明したら、「面白いねー」って笑ってた。そりゃそうだろうな。個人で来ているっていうだけでも珍しいのに見も知らぬ人と旅してるだからそれからいろんな話をしたんだけど、これがまた可笑しかったあたし達とオーチ君が日本語で話した内容を、オーチ君がバッタァにモンゴル語で通訳したり、あたし達がバッタァに聞きたいことをオーチ君が通訳したり、逆にバッタァが話したいことやバッタァとオーチ君の会話をオーチ君が日本語に訳してくれたり・・・オーチがいてくれたおかげで、4者間会話が成り立って、良かった良かった↑この会場の地図。Eurekaトラベルです。次回は『大モンゴル建国800周年記念祭 その2』お楽しみに 先日の誕生日の夜にまたしてもモンゴル番組(馬乳酒)の話をやっていてモンゴルとの縁をふかーーーーーーーく、感じてしまったよ。関係ないけど、カトゥーンの赤西君の留学先が取りざたされてるけど密かにモンゴルだったら面白いのにって思ってたりして・・・だって、ドラマ『anego』で、彼の赴任先がウランバートル支社。赤西くん、ちゃんとモンゴル語話していたもん♪
October 25, 2006
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モンゴル人と旅したモンゴルその2日目のお話。vol.12ではガンダン寺観光の続き。ガンダン寺の敷地内には小さなお坊さん見習いのような学校がある。学校といっても大きなゲルの中でこんな風に勉強してるのだ。ガンダン寺は、モンゴル仏教の中心なのでお年寄りから若者まで数多くの僧侶をみかけたよ。次はガンダン寺から出て、左手に別の寺院へと、その手前に一本の柱というか1本の木が建っていて、その木に触れながら、人々がゆっくりと木の廻りを歩いて回ってるんだ。時折、そっと額を柱に押しつけるようにして、じっとたたずみ、またゆっくり歩き出す。これ、願い事が叶う木なんだって。この木に触れながら、木の節穴に向かって、願い事を囁くと、いつか願いが叶うんだと。早速あたしもやってみることに。長い年月の間、たくさんの人たちがこの幹に触れているせいだろう木の表面はつるつるで光りを放っている。節穴はいくつかあるのだが、バッタァがココ、ココと指さすので、一番大きな節穴に向かって願い事を囁いた。願い事は叶ったって?もちろん、叶ったよ♪旅の無事と楽しいことたくさんありますようにってお願いしたんだもんさっき見えた左側の寺院の中に入り奥にすすむとこんなものが。これはお祈りのために使う台。最も丁重な礼拝の仕方は、五体投地体といって、頭と両手、両膝を大地に付けてるんだって。敬虔なモンゴル仏教徒の人がきっと使うんだろうな。この寺院の一番奥にあるのがこの建物。人の出入りが激しくて、出てくる人はみな、手に何かを持ってるの。中に入ってみるとお坊さんが、小さなビニールの袋にスプーンですくった黄色のお水をいれて渡しているの。聖水?みんなありがたそうに貰っていくので、あたしも欲しかったんだけど、信者でもないし、あのお水をどう使うのかもわからないので、様子を眺めるだけにしておいた。バッタァにも一応聞いたんだけど、説明できないようだったので、ギブアップ・・・うーん、ほんとのところなんだったんだろこの建物の前にはダライ・ラマが子供の頃に住んでいたというおうちがあって、中に入ろうと思ったんだけど、勉強会をやっていたので入れませんでした。今度はこの寺院の正面、つまりガンダン寺を背にして右手にある小学校に潜入。ところが学校の先生(尼さんのような格好だったよ)が言うには今日はお休みで誰もいないとのこと。がっかりーっていうか、そもそも普通に授業やってたら、こんな見も知らぬ外国人が入れるわけないか。一応記念にっていうことで、中庭でバッタァとまたしても2ショット。小学校の隣にはまたしてもゲルが。ここには小学校ぐらいの男の子が20人くらいいて、何かのお勉強中。すぐに休憩になったのか、先生のお話が終わり、子供達もわいわいとおしゃべりしだしたので、ゲルの中にお邪魔しちゃいました。お勉強といっても、ここは小さなゲルなので、机も先生の分ぐらいしかなく子供達は適当に詰め合って、床に座り込んでいるだけ。先生と話していたバッタァの説明によれば、彼らは優秀な子供達ばかりで特別に授業を受けているんだと。彼らは英語も話せるし、将来は海外に留学して、この国をひっぱっていく子供達なんだって。ほぉぉ~、モンゴルのエリートくんたちなのか?それにしてはみんな極々普通の子供達にしか見えないけど・・・でもみんな楽しそう♪あたし達のことが珍しいのかジロジロみながらなんかコソコソ話している。「英語話せるの?」って聞いたら1人が「ちょっとだけ」ってはにかみながら答えてくれた。簡単な会話をちょっとしただけだったけど、やっぱり子供って世界どこでもみんな可愛いねすぐにまた授業が再開されて、先生が言ったことを子供達が大きな声で復唱みんな、元気いいぞ~モンゴルは全人口の70%が30歳以下という、若さあふれる国。4人に1人が65歳以上っていうどこかの国と違って、国全体に若いエネルギーが充ち満ちている。日本人の観光客の中には、けしてきれいとかおしゃれとかは言い難い服装をしている子供達のことを「可哀想な恵まれない子供達だ」「日本はなんて恵まれているんだ」と評する人もいるが、モンゴルの子供達は間違いなく、この国の発展に欠かせない重要な役割を担っている。どこかの国の若者のように、年寄り達の年金生活を支える重要な担い手として存在するわけではない。恐らく彼ら自身もそういうことを感じていて、自分たちの未来に対してのビジョンを持っているように思う。確かに今のモンゴルには、優秀な人々を受け入れるだけの土壌がなく、若者の中には海外志向が高いともきく。けれど、やはりこれから上昇曲線を描こうとしている国のパワーって、きっと彼らを呼び戻すチカラにもなるんじゃないかな。なんてことを考えながら、ガンダン寺観光はこれにて終了。Eurekaトラベルです。次回は『大モンゴル建国800周年記念祭 その1』お楽しみに Xデーまであと1日
October 21, 2006
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モンゴル人と旅したモンゴルその2日目のお話。vol.11『ガンダン寺』正式名称ガンダン・テグチンレン寺院。1838年に建立されたチベット仏教寺院。そう、モンゴルはチベット仏教の国。このお寺はモンゴルの中でもチベット仏教の中心的存在でまたモンゴル文化財の保護・修復という点でも重要なお寺なんだ。場所はココ。左の方にある★マンションから車で10分ぐらいだったかな?相変わらずの渋滞だけど・・・・寺院の前にはハトがたっくさん集まってるの。日本の神社の境内と一緒?バッタァがいつのまにか餌を手にしていて、あたしたちに分けてくれたんだ。しばし、ジャックと豆の木。じゃなくって、バッタァと豆まき。で、入り口に向かう前にこんなものが。おお、デール(モンゴルの民族衣装)を着たおじさんがいるぞ!↑見えにくいと思うけどおじさんの手の先に鐘があるの見える? あれがぐるーっと廻りにぶら下がっているの。見よう見まねで、おじさんを真似て、鐘をシャランシャランとなでて3周まわる。入り口で拝観料(1000Tg /人)を払って中にはいると、そこには大きな仏像が。高さはなんと25m。この仏像、実は2代目。初代は盲目となった第8代活仏(在位1911~1924)が、その治癒を祈願して建立した『開眼観音』ところが1938年にスターリンによって破壊され、ソ連に持ち去られたんだと。その後、モンゴル人によるチベット仏教の復活のシンボルとして、1990年に建設が始まり、1996年に2代目が完成。(地球の迷い方より)バトゥ(バッタァじゃないよ、チニーさんの旦那さん)によると、初代の仏像は武器の材料として持ち去られてしまったんだって。どっかで聞いたような話だなぁ・・・この仏像の廻りを一周するようにマニ車が並んでいるの。マニ車とは、その1つ1つに教典が納められていて、それを1回まわせば、教典を読んだことになるという、お手軽&優れものアイテムありがたいお経を読んだことになるんだから、徳も高まるってことで、みんな回す回す。あたしたちも勿論、端から順に回していったよ。けど、くるくる回るからって、おもちゃではないし、神聖なものだから、面白がって回したりはしゃいだり、ふざけたりするのは厳禁。節度ある回し方を心がけましょう。また三方の壁一面にも仏像が納められていて、圧倒される・・・で、一周したところで、ヨーロッパ系外国人がビデオ撮影しているのを発見「一応、お寺だし、撮影禁止なんだろうなー」って思っていたけど、「なんだ、いいのか」あたしもビデオを回しはじめると入り口にいたおっちゃんがスタスタとこっちにやってくるではないか。バッタァが通訳してくれるには、撮影にはお金がいるとのこと(5000Tg)。どうしよう・・・ってちょっと悩んだけど、せっかくだし、払っちゃいました。1グループ5000Tgなのかな?あたしもママもカメラでバシバシ撮ったけど、追加料金はなかったよ。後でガイドブックみたら(ガイドブックぐらい読んどけ)、撮影料は5ドルって書いてあった。ということで、拝観料の5倍のお金をはらって撮影したのがこれ。2代目マニ車ダライ・ラマの若き日の写真(らしい・・・ほんとか?)ガンダン寺の紹介まだまだ続きくよ~Eurekaトラベルです。次回は『モンゴルの明日を担う子供達』お楽しみに
October 17, 2006
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モンゴル人と旅したモンゴルその2日目のお話。vol.10バッタァと明日のお迎えの時間を確認してマンションの敷地の入り口まで送ってもらったんだけどさすがにもう外はまっくら。部屋までおくっていこうか?って身振りと簡単な英語で話しかけてくれたから、最初だからちょっと心配で、面倒かけて悪いなっておもったけど、一緒に来て貰ったの。そう、モンゴルでの必須アイテムその1は懐中電灯こんな街のど真ん中でも、団地の中に街灯は数本あるだけ。そんな状況で、あのガタガタで未舗装の道を歩くには、目の悪い(コンタクトはいれてるけど)あたし達には厳しすぎるのだ。持ってきていた懐中電灯で足元を照らしながらおそるおそる歩いて建物へ。ところが、入り口付近には明かりはついているんだけど、階段の明かりは無し。これ、ちょっと二人だけで帰るのは怖くない!?変な人でてきたらどうしよう!?あたしたちが灯りを頼りにゆっくり階段登るのを横目にバッタァはスタスタと登っていく。げ、階段見えるの?3階の部屋の前まできて、さあ鍵を開けようと、チニーさんから預かった鍵を取り出して鍵穴に差し込んだけど・・・開かないマンションを出るときに、バッタァさんが「こうやるんだよ」ってお手本を見せてくれてその通りにやっているつもりなのに、うんともすんとも言わないの・・見かねたバッタァさんが代わりに鍵を差し込むと・・・あれ、簡単に開いたなんで実はこの日だけでなく、このあともこの鍵の開け閉めには相当苦労したのだ・・・・何度この扉の前で立ち往生したことか・・・クスン回し方のコツがあるんだけど、それがどーもわからない。最初は内側から鍵を外すやり方もわからなくて、オロオロしたの部屋の中に入ったら、あとは扉を思いっきりひっぱればそのまま鍵がかかるのね。(オートロックみたいなもん。外開きだけど)でも誰かが訪ねて来たときは、内側から鍵を外さないと開かないわけだけどこれがまた回し方にコツがあって。回しながら押すって感じかな。最初の頃は何回かやってみて、やっと開くような手際の悪さ。それでも外から鍵を開ける方がよっぽど難しかったぁ!ただ2回、回すだけでなくって、最後にグッと鍵ごと上に持ち上げるような感じに回すと開くこれをマスターするまでに何日もかかっちゃった・・・とほほ。それまでの間はバッタァさんにお世話になりっぱなし。鍵の開け閉めも満足にできない不器用な奴だなーって思われてたんだろうな~さて2日目の朝は前の日に買っておいたパンと牛乳と日本から持ってきたコーヒーで簡単な朝食を済ませて、バッタァのお迎えを待つことに。バッタァは約束の時間ぴったりにやって来た。前の日にバッタァとドアのノックの仕方について合図を決めていたの。やっぱりちゃんと相手を確かめてから、ドアを開けるようにってことみたい。一応覗き窓(日本の玄関と同じ)はあるんだけど、暗くて見えにくい時ようかな?打ち合わせ通りの合図をしてくれて、ちゃんと窓からバッタァの顔も確認したけどさっきも書いたように、鍵をあけるのに手間取っちゃって・・・はああ。今日はモンゴル建国800周年の記念イベントを見に行く予定。でもその前に、昨日は町の両替所で換金したけど少額しかかえてないので、今朝はまず銀行に行くことに。商業開発銀行本店外貨の両替は2階。バッタァがついてきてくれたから、すぐわかったけど受付の前をぬけて、裏の細い階段あがったところが2階なの。きれいはきれいなんだけど、なんでこんな場所なんだろ?変なの。銀行はマンションからすぐ近くて、この後も何度もここで両替しました。両替に必要なパスポートを持ち歩くのはキケンだから一旦マンションに戻ってパスポートを置いてきたので、観光の体勢が整ったのは11時近くだったかな。で、そのイベントに行く前にチケットを買わないといけないって話だったけど、どこで買えばいいのか何にも言ってくれないし、そもそもそのイベントがどこでやるとかあたし達は全然知らされてなかったの。そのことをバッタァに確認したいんだけど、どうやって彼にそれを聞けばいいかわからなくって・・とりあえずEurekaママが英語で聞いてみたけど、チニーからは何も聞いていないみたいことを言うもんだから、こっちも焦ってきて・・・うーん、どうしよう・・・あたし達の困った様子をみたバッタァは、携帯電話を取り出してチニーさんに連絡してくれたの。結局バッタァの携帯使って、チニーとEurekaママが話した結果が以下の通り。・チケットはイベント会場に行って、そこで購入することになる。・イベントは午後2時くらいからで、場所はバッタァがわかる。・まだ時間の余裕があるから、イベントに行く前にガンダン寺を案内する・イベントが終わった後にまた連絡する(夜の予定を決めるため)ふぅ・・・ようやく今日の予定がなんとなくわかったよ。それにしても、この先、この旅はどうなるんだろ・・・予定が全く決まってないっていうのはまだ良しとして予定を打ち合わせるのに、こうやって毎回携帯電話でやりとりしていくことになるのかな・・・?それにイベントのチケットのことだって、最初は買っておくみたいなこと言ってなかったっけ?会場に行って、券は売り切れました、なんてことにはならないのかな・・・?行ったけど、見れませんでした、なんて・・・つか、結局会場がどこらへんかとか、全然わかんないし・・・。街からそんなには遠くないのかな・・?もうこうなったら、全部お任せするって覚悟決めなきゃ!煮るなり焼くなり、好きにしてくれ!ささ、どこにでも連れて行っておくれ!えーっと、ガンダン寺だっけ?Eurekaトラベルです。次回は「ガンダン寺の神様は見るは安し、されど撮るは高し!」お楽しみに
October 14, 2006
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モンゴル人と旅したモンゴルその1日目のお話。vol.9買い物が済んだので次は夕ご飯。あたし達をレストランまで送ったら、チニーさんとバッタァは一旦家に帰るんだって。あれ?一緒に食べるんじゃないんだーって思ったけど、ザイアンも待ってるだろうし食事に無理矢理誘うわけにもいかないしね。食事が終わる頃に、バッタァが迎えに来るって。何時頃に迎えに来て欲しい?っていうから、1時間半後に待ち合わせることに。連れて行ってくれたレストランは『モダンノマドズ』二人だけで入って大丈夫かなー?って不安になって聞いてみたらここは英語のメニューもあるし、大丈夫、心配ないって。チニーさん、結構スパルタ!?というより、いたれりつくせりな世話はしないっていうのが彼女流のやり方なのかも。どうも日本が外国人をもてなす時って、あれやこれやって気を回してセッティングするっていうイメージがあるけど、外国の人たちは違うのかな?もちろん、国民性だけでなくって、人それぞれで違うんだろうけど。で、とりあえず二人と別れて、恐る恐る店内へ。店の中はヨーロッパからの旅行者グループのような団体と、地元っぽい人たちなどおおかた席は埋まっている様子。なかなか人気店なのかな席に案内されて、メニューをみると、ほんとだ、ちゃんと英語でも書いてある。良かったぁ~それに写真付きのメニューなので、わかりやすいし。初めてのモンゴル料理は何にしようって迷ったけどまずはガイドブックに載っている一番定番料理のホーショールとボーズを注文。ちょうど二人で分けるにいい感じの盛り合わせがあったんだ。それと馬肉としょうがと青菜のスープ。一体どんなお料理なんだろ~ワクワク注文を終えてほっとして、明日の予定のことなんかを話していたらいきなり、ドカっとお皿がおかれたの。揚げたクレープが数枚とパテこんなの注文してないし・・・ウェイターに聞いてみたけど、彼は英語が出来なくて、別のスタッフに「説明してやってくれ」みたいなことを言ってる。で、代わったスタッフは一言。「サービス、サービス」なーんだココでは注文すると必ずこれがでてくるらしい。なら、遠慮無くいただきまーすあの・・・・なんかめちゃめちゃ美味しいんですけど・・・ほんのり甘みのある揚げ(?)クレープと塩味の効いたお肉のパテ。(だと思う、自信ない)この組み合わせがとっても合う合うでも美味しいからってこればっかり食べていたらお腹いっぱいになりそうそこへ注文した料理が登場。左上がホーショールで、右下がボーズ。ここで簡単にモンゴル料理について説明。(モンゴル観光協会より)●ホーショール(khuushuur)揚げ餃子のようなもの。羊の肉を細かくしたものを小麦粉で作った皮で平たく包み、揚げたもの。●ボーズ(buuz)小さな肉まん(点心)のようなもの。羊の肉を細かくしたものを小麦粉で作った皮で巾着状に包み、蒸したもの。揚げるか蒸すかの違いかな。ガイドブックはホーショールって書いてるけどあたしの耳には最後のルの音はちっちゃく軽く発音する感じに聞こえたよ。旅行中はずーっと耳から聞いた音を真似て、ホーショー、ホーショーって言ってた。このお店のホーショールもボーズも中身は2種類。お肉バーションは牛肉やマトンの挽肉とタマネギのみじん切り。お野菜バージョンはキャベツやニンジン、タマネギが入ってた。ホーショールは家で作る揚げ餃子よりもずっしりしてるけど、皮は結構サクサクしていて、餡となるお肉がジューシー。ボーズはショウロンポウに比べると皮が厚くてもったりした感じで中にスープは入ってないけど肉汁はたっぷりでジューシー。でこっちがスープ。馬肉のスープはショウガが効いていて、さっぱりして、でも体の芯から温まるような優しい味。馬肉はちょっと堅めだけど、かみ切れないっていう類の固さじゃなくって、歯ごたえがあるって感じかな。どちらも大満足。時計をみると、そろそろバッタァのお迎えの時間。そしたら、ほんと、いいタイミングで窓の外にバッタァの姿が。お、手を振ってる会計をすませたところ、飲み物頼んで合計8000Tgぐらいだったかな。モンゴル料理、これはかなりイケそうな予感食事については幸先の良いスタートきれて良かったEurekaトラベルです。次回は「モンゴルの扉の鍵穴は謎だらけ、といっても過言ではないのだ!」お楽しみに この予告編、とある番組パクってますが、通報しないでね、時効管理課に。
October 8, 2006
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モンゴル人と一緒に旅したモンゴル。その1日目のお話。vol.8バッタァさんには『これからどうぞよろしくね』っていう気持ちを込めて日本から持ってきた風鈴をあげたの。箱から取り出して、こうやったら鳴るんだよーって見せてあげたら、笑ってくれたけどでもまだまだぎこちないあたし達の関係。って逢ってからまだ2時間もたってないんだもんね、当たり前か。とりあえず夕食と簡単な買い出し、あと両替にも行かないと。ということで、みんなでお出かけ。もう夜の8時近いというのに、外はまだ夕方ぐらいの明るさ。銀行はもう閉まっていたけど、夜もやってるいる両替所があるので、そこで換金。日本ではモンゴルのお金、トゥグリクは手に入れることはできないので米ドルのT/CとCUSHで持ってきたの。日本円でも換えられるけど、レートは米ドルの方が良かった気がする。手数料とかいろいろ考えたら、どっちが得か、よくわからないなぁ。昔は両替所の方がレートがいいって話だったそうだけど今は銀行でもこうした両替所でもレートはかわんないんだって。レートは・・・うーん、確かおおよそ1円=0.1トゥグリク(Tg)市内のレストランやデパートではドルで支払えるってことだったけど一応現地のお金も持っていないと不安だったからね。無事に両替を済ませて、今度は明日の朝に食べるもの等を買いにデパートへ。これが「ノミンデパート」ガイドブックによると大手電気店のノミンが昔の国営デパートを買収して、エレベーターなどの設備を整えたモンゴル最大のデパートだとか。1階の入り口を入るとまずは化粧品とアクセサリー売り場この辺の配置は日本のデパートに似てない?でもなぜかフロアの中央には子供が遊べるようなスペースがあったりして。売り場はあるものの、ディスプレイに工夫を凝らすようなことはしてないし品数も多くないので、なんだか全体的に寂しい感じ。人も少ないし。照明も蛍光灯でなんか事務所っぽい感じがしない?よく見なかったけど、ランコムとかエスティ・ローダーとか外国の化粧品店ばかりだからウランバートルの人たちにとっては高い買いものなのかな?売り場を通り抜けると奥に漢方売り場あって、その更に奥が食品売り場ここはさっきと違って、人も多いし、活気がある。一応入り口にゲートが設けられていて、なんとなくヨーロッパのスーパーに似てるかな。ヨーグルトや牛乳などの乳製品とドリンクのコーナー種類は色々あるけど、なんか雑然としてるよね~モンゴルの牛乳ってどんな感じかな?とりあえず買うべし。これらはサラミやソーセージドイツとは違っていて、太さや大きさが違うだけでどれも似たかんじ。けど、別の冷蔵庫にもいろいろなサラミがたくさんは売っていて、やはり人々の生活でよく使われる食材なの?って思ったけどその割には買ってかえる人はあんまり見かけないんだな~サラミ大好きなあたしは、『絶対食べたい!』って思ったけど、初日はちょっとパス。なぜか日本茶も充実。そんなに在モンゴルの日本人が多いとも思えないんだけどなぁ?あたし達も別に日本茶好きってわけでもないので買いませんでした。ここがパンコーナーとりあえずパンを買おっと。パンの種類も意外にたくさんあって迷う~クッキーのようなお菓子もあるし。マフィンがおいしそうだぁ~まずはマフィンとミルクパン(フワフワしていておいしそうに見えた)とチニーさんオススメのモンゴル菓子を購入。日本の食パンのようなものは見あたらなかったな。お総菜パンなんて勿論なし。チーズ入りはなかったけど、レーズンロールのようなパンはあったよ。水道のお水は飲めないので、ミネラルウォーターを購入。お出かけのときの水分補給も欠かせないって言ってたから、大きなボトルで買って日本から持ってきたペットボトルに入れ替えて、持っていこっと。レジはこんな感じ。これもヨーロッパ風かな。買った物を全部まずカゴから出してベルトコンベアー(?)にのせて、店員さんがバーコードを通したら、自分でそれらの品物を渡されたビニールの買い物袋につめていくの。レジのお姉さんは当然のごとく「いらっしゃいませ」とか「ありがとうございました」のようなお愛想はなし。かといって不機嫌そうとか、そういうのもなく、実に事務的。けどテキパキしていたし、別に可もなく、不可もなくって感じかな。ということで買い物完了。もう夜の9時を廻ったというのに、まだまだ明るいモンゴルの1日は長いなぁ~Eurekaトラベルです。次回は「モンゴルでの初ご飯は果たしてお口にあうのか?」お楽しみに 昨日の日記でモンゴル人の名前は呼びにくいのかっていう質問があったのでちょっと調べてみたんだ。朝青龍 Dolgorsüren Dagvadorzh;ドルゴルスレン・ダグワドルジ白鵬 Mönkhbatyn Davaajargal;ムンフバト・ダヴァジャルガル発音できない訳じゃないけど、すごく呼びにくくない?なので、バッタァさんってことにしてしまったあたし達を許してください!
October 6, 2006
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モンゴル人と旅したモンゴルその1日目のお話。vol.7さて、荷物を運び入れたところでほっと一息。チニーさんと弟さんも一緒にお部屋で一休み。で、チニーさんとEurekaママがこれからの予定について話し合ってたんだけどまず明日は建国800周年記念のイベントを見に行こうってことに。ただし、チニーさんは一緒に行けないので、弟さんが車で連れて行ってくれるんだって。実は日本を出る前に、Eurekaママから、「チニーさんとの話し合いで、当初から移動手段は全て車になる、その車の運転はチニーさんの義弟がするから、彼にドライバーとしてのチップをあらかじめ払った上で、あちこち出かけようってことになっている」っていうことは聞いていたの。だけど、チニーさんも同行するって話だったんだよね・・・でもチニーさんにはまだ2歳になったばかりの小さい娘さん、ザイアンちゃんがいて、彼女の調子がいまひとつみたいなの。ザイアンちゃんはモンゴル生まれだけど、生まれてすぐに日本にやってきたので、食事とかも日本風が好み。チニーさんに頼まれて運んできたお味噌とお醤油は主にザイアンのためなんだよね。モンゴルに戻ったけど、彼女にとってはこっちが異国の地で、体が慣れないのかも。ちなみにあたしの姪っこの初めての友達(?)はザイアンなんだよ生後8ヶ月の時に半年お姉さんのザイアンと出逢って、初めて同年代の子供と遊んだの。お互い言葉はまだ話せないから、言葉の壁なんてものはないしね(笑)というわけで、どうもこの旅ではチニーさんと一緒に出かけることは難しそう・・チニーさんも基本的には彼が世話することになるっていうし。うーん、これは困ったぞ・・・予定とは全然違う旅になっちゃうんじゃないのかな・・・弟さんは最初の挨拶だけで、全然話さないからシャイなのかなーって思ってたら彼、英語はほんのちょっとだけしか話せないんだって。うわ~!!!そんな彼とどうやってコミュニケーション取ったらいいんだぁぁぁ!!モンゴル語なんて全く勉強してこなかったし、もちろん彼も日本語なんて話せないだろうし・・・・・・・・いきなり先行き不安な展開。チニーさんが彼の名前を教えてくれたんだけど「彼の名前は #$%&‘()~=*+ よ」へ「#$%&‘()~=*+、よ」へ・・・#$~)(’&%%%、さんチニーさん、ものすごく発音しにくいっす・・・・チニーさんも困った様子で、どうしようっかーって悩んだ末彼の名前の最後の方を使って「バッタァさんではどう?」って聞いてきたの。食べるバターとはちょっと発音が違って、タアを強く発音。うん、これなら大丈夫。という訳で急遽、弟さんは「バッタァさん」となってしまいました。チニーさんがモンゴル語で事情を説明してたけど、見知らぬ日本人のせいで自分の名前を適当に変えられてしまって、彼もびっくりだったんじゃないかなぁ?バッタァさんは、あたしたちのことちゃんと名前で呼んでくれたのに・・ごめんね結局最初のあたし達の不安は的中して、チニーさんが来てくれることはほとんどなかったのEurekaママとあたしとバッタァさん。今回のモンゴルでは、あたしたち3人で旅することになったんだ。この時はよそよそしく、バッタアさん、なんて呼んだけど図々しくもあたしたちはすぐに彼のことをバッタア、バッタアと呼んじゃったのだそう、だからタイトルの○○○○の部分は『バッタァ』でした言葉の通じない3人の珍道中、これにて始まり始まり~Eurekaトラベルです。次回は『ノミンデパートでお買い物』お楽しみに
October 5, 2006
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モンゴル人と旅したモンゴルその1日目のお話。vol.6チニーさんが案内してくれたアパートはウランバートルの中心も中心、どまんなかにあるアパート。ウランバートルの簡単な地図赤い★マークがあるところがアパートの場所ちっちゃくてみにくいじゃあ、これならどうだあとでわかったんだけど、ここはチニーさんが日本にやってくる前に使っていた1ルームのアパートで、その後はお父さんが使っていたとこなんだって。けどお父さんは市内の外れにある療養施設に長期入院しているので(そんなに深刻な病気とかではないらしい)、そこをあたし達のために用意してくれたらしい。ここは建物のすぐ外に警備員が24時間常駐しているし、簡単ではあるけど、一応この区画一帯を取り囲む柵のようなものがあって出入り口が限られていて(簡単に入れるけどね)いるの。周りもオフィスとかが多いので環境としてはいいところだとのことここに寝泊まりするのはあたし達だけなので、ちょっと心配だったけどとりあえず警備員さんが近くにいるなら安心かな。ちょうど団地のような感じでこんな遊具も置かれているの。地面はボコボコで鋪装されていないし、ところどころに大きな穴があいているから、足元には要注意。スーツケースなんて引きずって歩けないから、どうしよう・・って思ったけど弟さんがさっと持ち上げて部屋まで運んでくれました。とんでもない重さなのに、階段もすいすいあがっちゃったよさすがアパートはとても古かったけど、それでも周りを見たらどこも似たような感じ。エレベーターなんてものはついてないので、上層階まで全て階段最上階だったら最悪ぅって思ったけど3階でした。(ほっ)アパートのドアは2重ドアになっていて、かなり頑丈な作り。部屋の中は小さいキッチンとバス・トイレがついたワンルーム。壁はところどころ剥がれているけど、タダで貸して貰うんだもん、仕方ないよね。1人掛けのソファ2つと、3人掛けのソファが1台だけで、ベッドはなし。1人分の布団セットは用意してくれてたんだけど、あとの1人はソファを使ってとのこと。もし必要だったらまた明日にでも用意するからって言ってくれたんだけど、結局最後までもう1組の布団は用意されることなく(あたしたともつい面倒で言わなかったんだ)、快適ホテルライフとは真逆の生活となりました。確かに寝心地悪かったけど、二人ともサバイバルタイプだからどこでも寝れちゃうんの。ソファと布団とかわりばんこに使って寝ることにしたんだ。↓こんな感じバスルームはシャワーのみで、なぜか一段、床よりもかなり高くなっていて、シャワーカーテンは無し。ちょうど洗濯機を置く台の部分を想像してもらえるとわかるかな。あれが床より30cmぐらいたかくなっていてもう少し広くしたモノがシャワースペースなの。これは気をつけてシャワー浴びないと、廻り水浸しになっちゃうぞ・・・キッチンには冷蔵庫とちっちゃいテーブルと椅子。電気コンロが2つにおやかんやお鍋、包丁や食器などなど一応一通りある感じだけどご飯を作るっていうにはちょっと難しそう・・まぁでも朝ご飯ぐらいならなんとかなるかな?部屋からの眺めはこんな感じ。というわけで、ここが今回の旅の拠点。ウランバートルのマイホームだれかのおうちにお世話になるのも、交流があって楽しいけど、ここなら二人っきりで自由に使えるのでそれはそれで気兼ねなく過ごせたので良かったんじゃないかな。けど、こんな風な形態でお泊まりしたのは初めてだよ~Eurekaトラベルです。次回は『今明かされる!○○○○の秘密』お楽しみに
October 4, 2006
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モンゴル人と旅したモンゴルその1日目のお話。vol.5モンゴルに行くって周りの人に告げたときに、何人かの人にこう言われた。「モンゴルにはホームレスの子供達がたくさんいるんでしょ?」あたしもかなり昔のテレビのニュースかなにかで、そういう子供達のことを見たことがあったんだ。だから、空港の建物をでると、すぐに子供達が数人駆け寄ってきて、なにかをねだる仕草みせた時、「ああ、これがモンゴルで問題になっているストリート・チルドレンなのかな」ーって早速目にすることになった現実にちょっと悲しい気持ちになったの。チニーさんが一言何かを言うと、すぐに立ち去ったけど、駐車場に止めている車に行くまでにも次々と子供達がやってきて、そのたびに追い払うように手を振るチニーさん。1人を相手にすると全員を相手にしなくてはならなくなるからって言ってた。どんな国にも表の面と裏の面があり、いきなり裏の面をみせつけられたわけだけど実はあたし達がこのような子供達を直接目にしたのは、この時だけ。正直、いきなりこうだったから、街中でも同じような子供達が溢れているんじゃないかって思ったんだけど、偶然なのかあたしたちが出逢うことはなかったんだ。「地球の迷い方」(=あたしは某有名ガイドブックをこう呼んでるのだ)でも『マンホールの上を歩くのはキケン。そこを出入り口にしているマンホール・チルドレン達がいるから』みたいな記事が掲載されていたからね。こういう子供達がいたるところにいると思ったの。レストランで食事をしていると子供がモノを売りに来ることはあったんだけどあの子供達がそうだったのかな・・・ただ、あたしが想像していたようなモノをねだる子供達に出逢うことはなかったんだ。あたし達が常にモンゴル人と一緒に行動していたから?外国人旅行者っていうのがありありとわかったら違ったのかな?今考えると、いやらしい考えだと反省してるんだけど、例えばストリート・チルドレンの写真をとって、このブログでそれを公開して「モンゴルの子供達はこんなに可哀想なんですよ」みたいに書こうかと構想してた部分があったんだ。でもね、それってなんかすごく偽善的っていうか、傲慢な感じのする行為だなって。ほんと、深く反省・・・確かに貧富の差が広がっていることは否めない。この辺のことはまたこれからの旅日記でも触れる予定。仕事がなくって、ブラブラしている大人たちも多いって言ってた。だけど、日中街を歩いていて「怖いな」って思うことは、そう無かったんだよね。バトゥさんとチニーさんにもこのストリート・チルドレンのことを聞いてみたんだけど「確かに数年前まではそういう子供達も多かったけど、親戚とか誰かが子供達の面倒を見るようになって、子供達もそういう大人達のもとに帰るようになったから、今はもう少ないよ」とのこと。真実はわからない。ただあたしが目にした子供達の様子は想像していたのとは違ったな。瞳キラキラの子供達に出逢った(遊牧民の子供達じゃなくってね)ので、また後日紹介するね。Eurekaトラベルです。次回は『ウランバートルのマイ・ホーム!?』お楽しみに
September 30, 2006
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モンゴル人と旅したモンゴルその1日目のお話。vol.4チニーさんを探してみたけど、空港のどこにもいない・・・なんて展開を期待していたみなさん、残念!すぐにチニーさんに会えたよ♪あたしはお正月以来の再会。チニーさんは、相変わらず明るくて元気いっぱい空港の外はだたっぴろい駐車場。他に建物もなくて国際空港にしては簡素だった。これこれといって、一台の車を指さすと、その車から男性が降りてくる。その男性はチニーさんの夫のバトゥさんの弟。(チニーさんの義理の弟)英語で挨拶したんだけど、シャイなのか名前を言ってくれなかったのでこの時点では名前が不明。彼の車はちょっと昔のタイプのレンジローバー。やっぱり四駆なんだなー荷物を車に載せると、一応空港の写真をパチリここはチンギス・ハーン空港というんだけど、ちょっと前までは違う名前だったみたい。ガイドブックにはボヤント・オハー空港って書いてあるんだもん。さしずめ高知の坂本龍馬空港みたいなもんかな?たぶんどこかに名前の理由が書いてあるはずだから、調べてみよっと。空港をあとにしてウランバートル市内へ向かう。モンゴルは日本と反対で右側走行。空港から市内へ向かう道は、一応ちゃんとした道路ではあるけど、とても鋪装しているとは言い難い。でもこの道路は幹線だからちゃんとしている方よ、とチニーさん。古いタイプといっても大型のレンジローバーは意外に乗り心地は悪くないかな。たぶんこの車であちこち連れて行って貰うことになるんだろうけど、この車なら大丈夫そうウランバートルってどんなとこなんだろう?なんて考えながら窓の外を眺めていると突然反対車線を走る車の後ろから、別の車が追い越しをかけてきて、あたしたちの車線の前方に飛び込んできたのこっちに向かってものすぎスピードで走って、「ぶつかる」と思ったら追い抜きするとすぐに自分の車線に戻っていった。こんな追い越しの仕方ってありと驚いていたら、今度はあたしたちの後ろの車が同じようにして、反対車線に飛び出してきてあたしたちの車を追い抜いていったの。いっとくけど別にそんなに遅いスピードで走ってるわけでもないし、それぞれの車線に適度な量のの車だって走ってる。日本だったらとても追い越しなんてかけないような状況だよこれまでパリやローマなんかもひどいなーって思ったけどこれほどじゃなかったしスペインだって、こんな怖い思いはしなかった。香港やマカオだってやセブだって。うっそ・・・って驚いていたら、チニーさんも弟さんも平然としてる。その後も追い越しは何度も行われて、目の前に車が飛び込んでくるたびにドキドキついには弟さんも同じように車を抜いていった。チニーさんに、「運転、危なくない?」って聞いたら「これが普通よ。大丈夫、すぐに慣れるから。彼の運転を信用してあげてね」だって。「あたし達の命は彼に預けるわ」と冗談で返したものの、内心はまだドキドキ。でもすぐに彼の運転が上手なのがわかったの。周りの車もそうなんだろうけど、抜く方も抜かれる方もちゃんとタイミングをはかってる。自分の車線だけでなく、相手の車線にも気を配ってるから彼はちゃんとうまくスピードを調整して、急ブレーキを踏むこともないし体がガクガクと前後にゆれることもないんだ(道が悪いことは別にして)。車の流れとしては、スムーズで、目の前に飛び込んでくる車にもすぐに慣れちゃった郊外には工場があったり、スラムといったら失礼だけどちょっと汚い家が建ち並ぶエリアがあったり、けして美しいとはいえない風景。市内の中心部に近づくとますます車の量が増えてきて、土埃と排気ガスで外の空気はだいぶ汚れているような気がした。中心部へ向かう道は中央分離帯はあるんだけど、車線ラインのようなものはないのでなんとなく2列で走ってはいるんだけど、ちょっとしたスペースがあるとガンガン割り込まれてるし、割り込むし。信号もないから道路の右から左から合流する車も、隙間を見つけて頭いれてくるって感じ。割り込む方も割り込まれる方も、お互い様だから、『いちいち怒って、クラクションならしまくり』、みたいなことはなくってごくごく普通に、あうんの呼吸みたいな感じで車が流れていく。歩行者はどうしてるんだろ?ってみてみると、道路の両側には歩行者のスペースは確保されているみたい。横断歩道のようなものはあるにはあるんだけど、みな適当に渡れそうなところで渡ってる。渋滞している車の間を縫うようにして、器用に渡っていくんだな、これが。マニラと昔々の上海にいったことにあるEurekaママに言わせると「マニラの方がもっとひどいよー。車も壊れそうな車だし、もっとぐちゃぐちゃ。 上海にいったときは、1人で道路渡れなかったし・・。まだましじゃない?」一体マニラってどんなとこだよ・・・周りに立ち並ぶ建物はどれも古くて、雑然とした感じ。さらに中心に近づくとバスやトローリーバスも走っていて、ますます混雑はひどい状態に。青々とした草原のイメージのあるモンゴルだけど、いきなりこんな風景に出逢ってびっくり。こんなに車、車、車だらけとは思ってもみなかった。走っている車を見ると、アメリカ、日本、韓国の車、ベンツなんかも走って多種多様。それに土埃で汚れてはいるけど、意外にイイ車に乗ってるんだよね。特に四駆なんかは、新しそうな車が多かったな。7.8人乗りのワゴン車やセダンタイプなんかも走ってるけど、いわゆるコンパクトカー系は少なかったかも。そうこうしているうちに、空港から40分ぐらいだったかな、まずはあたしたちの旅の拠点となるアパートに到着Eurekaトラベルです。次回は『ウランバートルのストリート・チルドレン』お楽しみに 実は今日はEurekaママの誕生日先週、出張のついでに実家に立ち寄って、一緒に一足早いお祝いをしてきたので今夜は電話でもしようかな。人生の良き先輩として、相談相手として、ケンカ相手として、旅友としてこれからもずっとずっと元気でいてほしい。だって来年も一緒に旅、したいんだもん。というわけで、ハッピーバースデー、ママ
September 24, 2006
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ちょっと寄り道しちゃったけど、モンゴルの旅に戻りマース今週はどこまで進めるかな?お!そろそろ15000HIT?モンゴル人と旅したモンゴルその1日目のお話。vol.3ゲートからみた飛行機はほんとちっちゃい!でもトンガやgo!航空に比べたらデカイ、デカイ。(Airbus A310 214人乗り)なんとなく日本の国内線みたいだなーって思いながら席にたどり着き、座ってみると、「うわ!小さいだけじゃなくって、ふるぅぅ~」うーん、機体に期待はしてなかったけど、どこの国からの払い下げなのかな?とか一体何年この機体使ってるかな?なんて考えるとちと不安になったりしてそんな思いをよそに期待は、いや機体はスムーズに空へ席の周りをチェックしてみると、パーソナルテレビなんてものは当然ないんだけどこのオーディオチャンネルがまたレトロでしょ~一応機内誌はあったのでササっと目を通してみたらこちらは結構内容は充実。これからモンゴルに行く人にとっては、モンゴルの今昔とかナーダム(夏に行われる最大のお祭り)についてとか、なかなか興味深いぞい前半部分が英語と日本語、または英語とモンゴル語。そして面白いのが英語と韓国語と日本語で書かれた記事。韓国語オンリーもあるんだよ。後半はほとんどがモンゴル語。読めないっつーの!エンターテイメントメニューはどんなのかなー?ってみてみたらうう・・・・またしても「アメリカ版南極物語」だと7月からMIATのHPをチェックしてたんだけど、その時も「南極物語」だったじゃん。8月6日に最新のものに更新しますと書いてあったのに、HP上は一向に更新されないからおかしいなーって思ってたんだけど、なんてことはない、今月も引き続き「南極物語」だったって訳ね。ハワイのときも同じ映画でさ、その時は別の映画をみたんだけど・・・仕方ない、今回は見てみるか。しかし機内映画はずしまくりだなぁ・・ショボボーンどうせならこっちの方が見たかったな~週3便成田から飛んでいるから、別の便ではこっちを流しているのかも。機体も映画も外しまくっているので、残すとこ、機内食にはがぜん期待度が増しちゃうEureka。が、前回相性の悪いJALに対してまたしても惨敗しているので初対戦となるMIATに対して、明らかに情報不足のため不安も大。っていうか、なんで戦闘モードなんだ??前の座席のポケットをよく見てなかったんだけど、どうもメニューらしきものはなかったと思うんだ。見落とした?最初に飲み物とナッツ類が配られるのは他と一緒。飲み物の種類はやや少ないように見えたけど、別にそれは気にならない。で、お食事の番になって、フライトアテンダントさんが「フィッシュorビーフ?」って聞いてきたので当然Eurekaママと別々の物を注文。すいません・・・すでにどういうメニューだったかはっきり覚えてません。ただね、どっちも美味しかったのぉぉ!あのJALの恐ろしく甘い肉じゃがを思い出して、恐る恐るビーフに箸をもといフォークをつけたんだけど、ウマい!機内食にしては合格点だよ!お魚はたしか鮭だったと思うけど、ちょっとピリっとした辛さが効いたソースが美味しくてこちらも合格!(あたしの貧しい舌と記憶、ここ何年かはヨーロッパ便を利用してないので、それを差し引いて考えて欲しいんだけど)このMIATの機内食で特筆すべきは「白飯」いままで食べたただの白飯の中では一番美味しかった気がするの左端に映ってるカッパ巻き。これは別よ。美味しくなかった。けどごま塩がかかった白飯はほんとイケる!「もんごるー」みたいな料理がでるのかなって思ってたけど、意外に普通で思った以上に美味といっても毎度のことながら完食はできなかったけど・・・。映画はどうしようもなく眠たくなる展開。犬たちが置き去りにされた後もたいした感動もなく、いつのまにやら飼い主だった隊員たちが救出に戻ってきていて・・・ちゃんちゃん。主役のお兄さんは高倉健さんより若くてハンサムには違いないけど、悲壮感も必死感もまるでなくって・・・都会の水たまりにはった氷よりも薄い映画ですた。あ、一応英語と日本語の2カ国語放送だったよ。で次は音楽でもって思ったんだけど、これが8チャンネルあるはずなのに半分ぐらいしか聞こえない。しかも時々別のチャンネルと混線しちゃって、音楽が混じるのうむむむーって感じだったけど、窓の外を見ると広大な大地が見えてきたほんとモンゴルって広いとこなんだな・・・そうこうしてるうちに成田を出発したこのご老機体はモンゴルに着陸入国審査も特になにか質問されることもないし、あっさり通過。ところが機内に預けた荷物がなかなか出てこない。待っている人に比べて、流れている荷物も少ないよなーって思っていたら、なぜか、奥にある別のベルトコンベアーからも荷物が流れているじゃない!自分の荷物がどっちから流れてくるのか全く見当もつかないので、とりあえず二手に分かれることに。ふう、面倒だのぉ。でもまあ、ロストバゲージになることなく、無事チンギス・ハーン空港に到着できましたさてと、チニーさんはどこかな?(((‥ )( ‥)))Eurekaトラベルです。次回は『ウランバートル交通事情』お楽しみに
September 20, 2006
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最近やたらと目に付くモンゴルの情報番組。気のせいかなーって思ったけど、巷でも話題になってる。先週、英会話の先生がこんなことを言ってくれた「少し前にTIME誌かなにか忘れたけど、アジアの国々について紹介する記事があったんだ。モンゴルについても書いてあったけど、正直『フーン』って感じだった。でもEurekaがこうして映像や写真や現地の話をきかせてくれたから、昨日もう一度その記事を読んでみたんだよ。そしたらすごく面白くて・・Eurekaのおかげだね。ありがとう。今度、その記事持ってくるね」こういう感想を言ってくれるから、この先生のとこやめられないんだよな~自分が体験したことが相手の心を動かす。こういうのって嬉しいモンゴル人と旅したモンゴルその1日目のお話。vol.2今回利用した航空会社はMIATモンゴル航空チケット探しするまで、こんな航空会社があることすら知らなかったよモンゴルの国営航空会社で成田から週3便、直行便がでてるの関空からも週1便でてるんだよ。意外に本数多くない他に大韓航空なんかでソウル経由で行く方法もあるみたいだけどあたしたちは勿論直行便。で、今回初めて新生・成田第1ターミナルに行きました。前回のハワイはJALだから2ビルだった。ウランバートル行きに並んでいる人の顔ぶれを見ると、一見日本人ばかり。ところが、実際に並んでみると前に居る人も後ろに居る人も、実は日本人じゃなかった!しゃべってる言葉を聞くまでは気が付かなかったよ!そのくせ(?)、ちょっと後ろの方に並んでいた海外旅行というよりも、このまま富士山ハイクですか?みたいな格好のリュック&ウェストポートの一団はオール日本人。ほんとモンゴル人と日本人は似てるねぇ~チェックインするときに、小さい方のスーツケースは機内持ち込みできるかなーって思ったんだけど、ウランバートル行きの飛行機は小さいから無理だって言われたの。本当はロストバゲージの事を考えて、機内持ち込み用に荷物詰めていたんだけど無理なら仕方ない。まあ、いいやってことでそのまま預けちゃった。そう、ウランバートルへは成田から4.5時間で着くんだよ。一応時差は1時間みたいだけど、サマータイム制をとっているので夏場は時差無し時差がないっていうのは体にとっては楽だよね。それに今回利用したフライトも13:30発で18時着。深夜とか早朝発に比べるとこれまた体に優しいタイムスケジュールだったりして。チェックインも無事済ませて、次は出国審査なんだけど、その前にやっておくことが。実はチニーさんは8月に入ってすぐにウランバートルに帰ってしまったんだけど、それ以来全く音信不通状態だったのだ。メールは送ったものの、全然返信がないんだって。国際電話をかければいいんだろうけど、Eurekaママもそーいうところがアバウトというか、のんびりしているというか・・・。持っていく物についてもチニーさんが帰る前に、お話はしたものののお国柄なのか、適当な話で終わっちゃってたみたいさすがに空港に迎えに来ることを忘れはしないだろうけど、やっぱ確認しとかないと不安で・・・今回は海外で使えるよう携帯電話を持って行くことにしたので、とりあえずチニーさんの自宅に電話してみることに。ところがチニーさんではなくお父さんらしき男性がでて、英語で質問してみたもものよくわからないけど、チニーはいないみたいなことを言われて、突然ブチって切られてしまった・・・今度は携帯電話にかけてみたら、今度は妹さんらしき人がでてきた。その女性が別の携帯番号を教えてくれたんだけど、ほんとにチニーさんと連絡とれるのかますます不安に・・・。おそるおそる電話してみたら、大丈夫、チニーさんの旦那さんが出ました。なんかよくわからないけど、これが今使っている携帯の電話番号らしい。「今成田にいるよー、お迎えよろしくね」ってことで確認作業終了。しかし、なんとも心許ない感じだよね・・・この先大丈夫だろうか恒例のJCBカードコーナーに寄っていこうとするとアメックスのお姉さんがボールペンをくれたの。このお姉さんの母上がこないだモンゴルに行ってきたそうなんだが、「モンゴルの岩塩がそのうち簡単には持って帰れなくなるって話だから、ぜひ今回は持って帰ってきた方がいいですよ」ってオススメされた。こりゃ是非とも買って帰らねば。当たり前だけど、JCBコーナーにモンゴルマップや割引チケットなんてものはなく、ウェットティッシュだけもらって退散。出国審査へGOイギリスのテロ騒ぎもあったから、空港混んでるかなって思ったけど、全くそんな気配無し。そうそう、モンゴルへは本来はビザが必要なんだ。ところが2006年4月1日~12月31日までの渡航に限ってはビザ不要なの。詳しくは↓(外務省HPより)http://www.mofa.go.jp/mofaj/kaidan/yojin/arc_06/mongolia_gh.html#topモンゴル建国800周年記念ってことをやたら旅行会社は謳ってるけどまあ政治的な配慮が大きく働いたってこと。あたしがモンゴル行く直前にも小泉さんが露払いにモンゴルに行っていたし。政治的な後押しがあるから、旅行業界もこれに乗っかる形で「モンゴル、モンゴル」と騒いでいるみたなかんじ。たしかab-roadの6月号(ということは企画はもっと前でしょ?)あたりもモンゴル特集組んでいたんじゃなかったっけ?そんなわけでビザ取得代4000円が不要っていうのは旅行者にとっては有り難い話。出国審査を無事(?)終えて、その後に行こうと思っていたのが今回利用した第1ターミナルの目玉である「NARITA・NAKAMISE」ハワイの時は利用できなかったから、今回は見れるなって思ってたけど、ちょうど出国審査のとこからだと、あたしたちが利用する出発ゲートとは反対方向だったので、寄らないで行っちゃった。というより、すっかりそのこと忘れていたんだよね~今回は買い物に関しては全く予定に入ってなかったので、頭の中から抜け落ちていたみたい。待合室についたぐらいに思い出して、見てこようかなとちらって思ったけど戻るとなると結構時間かかるし、面倒になってやめちゃったでもちょっとは見てくれば良かったかな?次はいつ来れるかわからないのにねhttp://www.narita-airport.jp/jp/guide/dutyfree/index_nakamise.htmlウランバートル行きは機体準備が遅れて、30分ぐらい遅れて出発。MIATってどんな航空会社なんだろうなーっとワクワクしながらゲートを通過したのでした、ちゃんちゃん。Eurekaトラベルです。次回は『MIAT航空 vs Eureka 初対戦!?』 お楽しみに
September 12, 2006
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モンゴル人と旅したモンゴルその1日目のお話。vol.1モンゴルに強い旅行会社の説明会に参加したEurekaママは、現地でどんなモノが必要かということをいろいろ聞いてきたおかげ(せい?)で、やたら荷物が多くなってしまった今回の旅行。懐中電灯でしょ、トイレットペーパーでしょ、バスタオルでしょ、これらはゲル生活する時に必要になるからって言われたんだって。あたしたちの場合は本当にゲル生活するかどうか、未定だったんだけどとりあえず持って行っておこうということに。あと普段なら絶対持って行かないインスタント食品。よく海外旅行の時に、おみそ汁とかを持って行くっていうけど、食に関しては適応能力の高さを誇るあたしには不要。(あ、でもハワイのときは全然ダメダメだったよね。ハワイの食生活が一番厳しかったかも。)けどモンンゴル料理って全然想像つかないんだもん。どんな味付けなのか、見当つかない。自炊するとなっても、スーパーでどんな食材が手にはいるかわからないしゲルに泊まるとなると、そこでどんな料理がでてくるのかわからないから、非常時用ということでカップラーメンを4個ほど入れてみました。それからブルックスコーヒーも何個かいれてみた。紅茶バージョンも一緒に。コーヒーも飲めるかどうかわからないからね。それにチニーさんから頼まれたお味噌とお醤油でしょ。(これ1キロ&1.8リットル。重い!)後からわかったんだけど、別にモンゴル料理にお味噌を使うわけではなくチニーさんの子供が日本食が好きなので(ほとんど日本で育ったようなものだから)あと妊娠中の妹さんとかにも日本のお料理を作ってあげたかったそうだ。それからチニーさん一家へのお土産。何持って行ったらわからないから、地元の手漉き和紙とか扇子とかうちわ、ショールとか軽いモノを中心に用意してみたの。なぜかあたしは風鈴(安物。もし壊れてもいいやって思えるぐらいのモノ)を選んでみました。あとは母の方がいろいろと用意していたみたい。それと忘れてはならないのがお菓子。モンゴルの人は甘いモノ(キャンディーとか)が大好きなんだって。それでいろんなお菓子を適当に買ってきて(銘菓なんかもいれてみた)詰めてみたの。極力荷物を減らしたいあたしとしては、これらのものを入れていくと洋服のスペースがまるでない。母と二人で大小のスーツケース1つづつだからね。こりゃ無理か?それに現地の気温をチェックしてみたら、最高気温27度、最低気温2度!いったいどんな服を持って行ったらいいものか、全然わからないよぉ・・・暑さ調節できるようにと、半袖、長袖、パーカー、などなど品数は絞って詰めれるだけ詰めてみたって感じ。これでいいんだろうか?ってよくわからないまま、成田に向けて出発!Eurekaトラベルです。次回は『MIATモンゴル国営航空と成田空港』お楽しみに タイトルについては、ツッコミどころ満載だろうけど、許してね♪パクリというより、あくまで「狙った」タイトルなので厳しいツッコミはご勘弁を
September 10, 2006
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出発するねーっと書いておきながらいざ書くとなると色々と考えてしまって・・・前回の日記に全然調べていないとは書いたけど、それでも一応は自分たちのやりたいことを見つけるために、ちょっとはガイドブックやモンゴル専門の旅行社のHPなんかを見てはいたの。で、当初は南ゴビ砂漠とかフブスグル湖とかにも行こうかと考えていたんだ。モンゴル観光協会↓http://www.mongoliatourism.net/main/points/鳥取砂丘にすら行ったことのないあたしとしては「砂漠」に憧れがあるんだよね。Eurekaママは「ラクダに乗る」っていうのに憧れがあるらしい。「月の~砂漠を~、はぁ~るばると~」て歌がなかったっけ?昔、千葉県の御宿で見たことがあったような気がするのは気のせい?って思って調べてみたら、ありました♪↓http://www.onjuku-kankou.com/kankou.html「砂漠」じゃなくて「沙漠」なのね。でもって、さっきの歌の歌詞はこれ↓http://www.town.onjuku.chiba.jp/shisetsu/kinenkan/sakuhin.htmlあたし、出だししか歌えないかも・・・歌える人いる?Eurekaママは映画「アラビアのロレンス」も大好きなのでそーとー「砂漠」「ラクダ」のキーワードに弱いらしい。でもあれは中東だぞ。モンゴルじゃないぞ。そしてフブスグル湖はモンゴルでも有数のリゾート地。この湖は本当にキレイで、周辺には森もあり、モンゴル人も大好きな場所。ちょうどモンゴルに行く前ぐらいに「旅サラダ」っていう番組で片山右京も旅していたとか。あたしは見てないんだけどね。チニーさんからもオススメされて、Eurekaママも行きたがってたんだけどここもやはり行くなら最低でも3泊4日ぐらいは要るみたい行き帰りにそれぞれ1日は使うから、現地でのんびり時間を過ごすにはそれくらいになるだろうな。となると、今回の旅が7泊8日と、ゆったりした旅ではあるものの最初と最後は移動日。正味6日間でしょ。そこへゴビ砂漠やフブスグル湖をいれるとなると、ちょっとせわしくなるんだよね~古い遺跡の残るカラコルムなんかも有名な観光地らしいけどチニーさんがいうには「時間かけてわざわざ行くほどのことはない」って。もちろん弾丸ツアーがお得意のあたしとしては、日程に組み込もうと思えば出来たけどハワイ旅行の前はモンゴル旅行の日程についてあれこれ考える時間もなかったし、帰ってきてからも、モンゴルについて全然勉強してなかったからこれから現地の代理店と交渉したり、手配したりするには、ちょっと気力不足。予算的にも成田-ウランバートルのエアチケットが思ったよりも高くって、貧乏親子な二人としては、ちょーっと予算カツカツ状態になっちゃうのだよ。モンゴルの旅行シーズンは7月&8月がピーク。それ以外の季節はやはり寒さも厳しくなるから、この2か月がベストシーズンなんだって。今回は旅行者にとって年末年始とともにもっとも辛い価格帯となるお盆時期の出発。でもその割にはウランバートル行きのチケットの価格はお盆期間に高騰しているわけではなく、安定して「高い」。むしろ逆にこれらのところに行くのであれば、団体ツアーで参加した方が楽だし安い。けど、今回の旅は個人で行くっていうのが前提だもんね。今更変える気はなかったし。それにもし現地ツアーに参加するとしても、飛行機での移動になるわけ。チニーさん曰く「モンゴルの国内線は当てにならないから乗らない方が良い」って言われてさ・・。けど、車で移動するには日程が短すぎるし(Eurekaママはほんとはもっと長く行きたかったみたい。あたしが一緒のせいで短くなっちゃったんだよね。ごめん。)どーするぅ?って悩んだ末、今回はどちらにも行かないことにしたんだ。その代わり、ウランバートルを中心にのんびり過ごそうってことに。・遊牧民生活を見てみたい。・馬に乗りたい。・ゲルに泊まりたい。・ホーミー(モンゴル独特の歌)を聞きたい。・デール(モンゴルの民族衣装)を作りたい。結局、この程度の簡単な要望を伝えて、あとはお任せすることになったんだ。日本からのツアーの場合はやはり乗馬をやりたいっていう人が多いんだろうね。何日も馬に乗って移動しながら、遊牧民体験しましょうっていうのや観光がメインの場合はゴビ砂漠やカラコルムなんかを取り入れてる。あとはフブスグル湖をメインに据えたツアーも時々あるかな。↑に書いたようなことをコンパクトにまとめたツアーなんかも出てる。ちょっとガッカリかもしれませんが、今回の我がEurekaトラベルの旅は観光内容としての目新しさには欠けてるかもしれないね。それに当たり前だけど日本語ガイドもいないし、専門のガイドさんも一切登場しません。あたしがモンゴルで仕入れた情報はすべてチニーさんと旦那様のバトゥさん、そしてその家族からのお話なので、それは嘘だ!とか、ガイドブックに書いてあるのと違う!っていうこともあるかもしれないけど、まあそのへんはご理解の程よろしくね。そして一番重要なことを書かないといけないんだけど、それはあたし達がウランバートルに着いたからわかったことだから、今は書けないの。ごめんなさい。なんかオシム監督の愚痴やら言い訳やらみたいな内容になっちゃったけどこのへんのところを頭に入れて読んでいただけると助かりまする。次は必ず成田から出発の模様をお伝えしまーす!
September 6, 2006
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すでに帰国から1週間以上たってるのに、まったくモンゴルの旅のことが書けないよ~前回はEurekaママの紹介で終わってしまったけど、今回はその続き。 実はすでに60代に突入しているEurekaママ。(年齢バラしたら怒られる!?)前よりも活動量は激減したものの、今でも突然外国人の友達を作ってきちゃうんのよん今年のお正月あけに実家に帰省した時、「近くの台湾料理屋でモンゴル人の女性と友達になったの。その人が明日子供連れて遊びにくることになってるからよろしく」と言われたんだけど、「はー、またですか。へいへい。」ってな感じ。実家の近くには大学のキャンパスがあるんだ。ご主人がそこの留学生で、彼女は彼の奥さんなんだって。ちょうどあたしの弟も実家に遊びに来ていたので、Eureka一家でお出迎えオーストラリアの旅行代理店で働いていた経験があるという彼女(チニーさん)は日本語は全くダメだけど、英語が上手でとっても明るくて感じの良い人。その後も母との付き合いは深まっていったらしく、今年の夏、ご主人が通う大学が休みになるのもあって長期で帰省することになったんだって。で、その時に遊びに来ないって話になったらしい。5月頃にママから「モンゴルに行こうと思うんだけど、一緒に行く?」って連絡があったときのあたしのモンゴル知識は朝青龍とチンギス・ハーン(↓の二人)ぐらい?? だけど「知らない国に、友達だけを頼って行く旅」っていうのに魅力を感じて、ダーに相談する前に「行く!」って言っちゃったんだダーも即OKしてくれたし♪ありがとダーリン♪あ、そうそうママからの誘いだから、親にお金をだしてもらえるんだろうなーって思ってる人がいたら大間違い。我が家ではそんな甘い話は一切ありません。全て自分のことは自分持ち。余所の家ではよく親が一緒の旅行や食事は親が出してくれるなんて話を聞くんだけど、ほんとうちはそーゆー話とは無縁。クールな親子関係であります・・・。が、ご存じのように(ご存じでない方はハワイ旅行記読んでね)あたしにはハワイ旅行が控えていたので、とりあえずエアチケットだけ押さえねばと急いでチケット探し開始!この時すでに夏のウランバートル行きの早割格安チケットの残席が少なくなってたの。適当に値段だけ比較して、あとはEurekaママに手配は一任。Eurekaママは某モンゴル系に強い旅行会社の説明会に顔を出し、モンゴル旅行の情報を仕入れて、ちゃくちゃくとやってくれました。娘であるあたしが本来ならいろいろやるべきなんだけど、姉妹みたいな感覚だから「あたし忙しいから、やっておいて!」って感じで押しつけてしまって・・・悪かったかなと今、とっても反省してます。今だから書けるけど、ハワイに行く直前、Eurekaパパが体調を崩し入院してたのね。心配ないからっていうのでハワイ旅行に行ったけど、そんなこともあって、航空券を取ってからは出発まであたしもEurekaママもお互いにほとんどモンゴルについてたいして調べずに、とりあえず「これをしてみたい」っていう希望リストだけモンゴル人の友人に伝えて、後のアレンジは彼女に任せることにしたんだ。(パパはもうすっかり元気ですのでご安心を)ハワイ旅行記を読んでくれていた方は、あたしのことを「旅行前にいろいろ調べるタイプの人」と思ってると思う。(実際そうだしね)だから今回みたいに事前準備をなーんにもしないってことは、ある意味あたしにとってはとっても新鮮なの!ホテルの手配もしないし、交通手段のことも考えない。どこでご飯を食べるかっていうのも考えないし、現地ツアーのことも考えない。まあ、これまでの旅にしても調べていったところで、旅先はでたとこ勝負な面は多々ある。けど、今回は最初っから全てが行き当たりばったり!スケジュール表のない旅なんて、一体どんな旅になるのか・・・いつもとは全く違う気分でワクワクのドキドキ!まさに「航空券だけを握りしめて」の旅。ではそろそろ出発しますか。*************************************今回の旅日記、前回のハワイ旅行のように日を追って書くのが難しいなって思ってるので、普通に日を追った日記と、テーマ別日記の変則混合パターンになるかも。途中で方針変更するかもしれないし、タイトルどおりの「かぷりちょそ」な日記になりそうです。読み逃しのないよう、またどうか最後までお付き合いくださいませ。それと「コメントだけが力の源」は今回も同じです。皆様、どうか、ひらにひらによろしくお願いします
September 4, 2006
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モンゴル旅日記を始める前に、この旅がなぜ決まったのかってことを書こうかと。そもそもなんでモンゴルなのか?って思ってる方も多いのでは。そのためにはまず、Eurekaの母とはどんな人物なのか、Eurekaがどんな育ち方をしたのか、ってとこから話させていただきまする。たぶんその辺を話した方が、あたしや母の「旅の楽しみ方」を理解してもらえると思うんだよね。あたしの母(=これからEurekaママって書くのでよろしく)は子供の頃から、お嬢な性格と男勝りな性格が混合していて、「体育の時間が嫌い(運動神経がほぼゼロだから)」という理由で、中学校からキリスト教系の私立の学校に進んだの。そのくせ、そこの制服が気に入らないと言いだし、当時流行っていた「それいゆ」(知ってる?)っていう雑誌を母親(Eurekaおばあちゃま)に見せて、「こーゆー袖でこーゆー丈のスカートで、制服に似せて作って」とせがみ、制服を思いっきり改造して、着ていってたという変わりもんなのだ。そのくせEurekaママは一応学級委員なんかもやっていて、外見以外は「優等生」だったらしい。とにかく「ゴーイングマイウェイ」な人なので、穏やかで優しいっていう性格とは違ったみたいね。これって思ったら、主張は曲げない!って感じの悪い意味では頑固だし、自己主張がはっきりした、当時としてはかなり非日本人的。英語が好きで、あたしが生まれる前も、生まれてからも自宅で英語を教えていたんだ。あたしと弟が幼稚園に通ってたころ、ちょうど弟のクラスにドイツから赴任してきたドイツ人の子供が居て、その一家と仲良くなったの。日本語が話せない彼らとしては、Eurekaママが英語で話せることで安心できたらしい。毎年一緒に夏休みをこの一家が持つ別荘で過ごしてたりしてた。これがあたしが記憶する初めての国際交流。靴を履いたままの生活や、黒パンやチーズ、ザワークラウトといったドイツ料理も彼らから教わったのだ。あたしが中学生の頃ぐらいだったかな、Eurekaママはボランティアで留学生の面倒を見始めて、今度は家にいろんな国の人が出入りするようになっていったんだ。今思い出しても面白いなって思うんだけど、あんな狭い社宅にみんな集まってたのか不思議。英会話教師仲間のアメリカ人やカナダ人やイギリス人もいたけど、留学生はほとんどがアジア諸国の人たち。裁縫が大嫌いだったあたしは、日本の洋裁学校に通っていた台湾人の女性に家庭科の課題だったスカートを代わりに作ってもらって提出したことも。(もちろん、先生はあたしがこんなキレイに縫えるわけがないことを知ってるから、後でものすごい怒られたけどね・・・)当時まだ馴染みのなかった各国のお料理を持ち寄ってくれたりしたので、うちの食事は和食よりも外国食(アジアやヨーロッパ)の方の比重がかなり高かったんだ。なんかこう書くと子供の頃から海外に行っていたのでは?って思われたかもしれないけど海外旅行は大学生になるまでどっこも行ったことなかったよ。海外赴任とかで世界を回った帰国子女っていうんだったらカッコイイって感じになるんだろうけど、あたしんちの場合はほんと『草の根国際交流』。まあ外国人に対する抵抗感みたいなのは、少なかったんじゃないかな。けど、逆に国際的な仕事をしたい!っていう風にも思わなかったんだよね~。学校の英語の授業も大嫌いだったし、英語に関する仕事に全然興味なかったのだ。もったいなかったよねーって思うこともあるけど、そういう道を選ばなかったっていうのがあたしの人生。ケ・セラ・セラ。あ、モンゴルの話までたどり着けなかった!続きはまたね。
August 26, 2006
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とりあえず帰国報告です。モンゴルの旅は今までの旅とはぜんぜん違う旅でした。ツアー旅行とももちろん違うし、これまでの個人旅行ともまた違う感じ。(トップページにもかいたけど)どういう風に旅行記をまとめたらいいのか、すごく悩んでます。日本に知られていない、ふつうのモンゴルの話を紹介していけたらなって思ってます。8日間、疲れ知らずでほんと楽しかった♪♪♪ではまたね(^.^)/~~~
August 24, 2006
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