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どんな上司とめぐり合うかで、新入社員の一生が決まる?そんなデータがあるようです。長年名古屋大学教授をされた故若林満先生が「仕事と上司の関係」を長年研究されていました。それによると、最初の上司との関係が良好だと仕事も順調になり、それ以後10年、20年に及び仕事と社員の間に善循環が生まれるそうです。それだけ「上司」という存在は重要なんですね。私が出会った管理職女性達も口をそろえて言うのが、「上司に恵まれた」「よい上司に出会った」「上司のおかげ」とすばらしい上司との出会いが自分を今の地位に導いてくれたといいます。もちろん、本人の努力や前向きな姿勢などいろんな要素はあるでしょうが、よきメンターはキャリアを積む上で不可欠ですね。それに反して、がっかりさせるような悲しい言動をする上司がいることも確か。最近聞いた情けない上司の一言。熱中病で倒れた派遣社員に・・「体調管理が悪いからだ」(本人が一番そう思っているのに追い討ちをかけるような一言はないでしょ)ミスをしたリーダーに・・「なんでお前のせいで俺が責任とらないといけないんだ」(責任とるのが管理職の仕事でしょ)仕事上必要なセミナーに一緒に参加して欲しいというと・・「かんべんしてくれよ。君一人行けば十分だろ」・・(気持ちはわかるが言い方ってもんがあるでしょ)二人目を妊娠したことを上司に言うと・・「お前のキャリアは終わりだな」(あきらかセクハラです。それをいっちゃあおしまいよ)こんな上司にめぐり合ったらどうしましょ。あきらめるか、開き直るか。ふてくされるか。どれも得策ではありません。人生にはいろんなことがあります。こういう上司にどう対応するか、腕試しと思って付き合いましょう。そのためには、上司の感情に巻き込まれないよううまく距離をとりつつ、上司がどういうときに喜ぶか、何を大事にしているかを観察してみましょう。人間誰しも欠点があれば長所もある。上司のよいところが少しでも見えてくれば、きっと関係性を変えることもできるはず。上司は自分では選べないけれど、一生同じ上司の下ということは少ないはず。その付き合い方がわかればきっと次にいかせるでしょう。もし、ずっと同じ上司だったら・・自分が上になるか・転職するか・・それはあなた次第。
September 24, 2007
このブログでもたびたび触れているNPO法人ファザーリングジャパンが、いよいよ「子育てパパ力検定」の受付を開始しました。大阪・東京の大学を借りて全国規模で展開するという本格的なもの。料金も3900円とリーズナブル。ぜひこの機会に夫婦で受けてはどうでしょう。会社の次世代行動計画のひとつにいれてもらえるとなお良いかな??父親であることを楽しむ生き方がかっこいい、今こそ父親も子育てを楽しもう。代表の安藤さんのメッセージは単純明快。仕事一筋がかっこよく見えた時代もあるけれど、不況・リストラ・成果主義の中で、会社に全人生をささげてぼろぼろになってしまったお父さんも少なくありません。仕事を楽しむ生き方は、家庭や生活を楽しむ姿があってこそ充実したものになるんじゃないでしょうかね。先日安藤さんに32歳の知人の男性を紹介しました。独身の彼は仕事が楽しくてしょうがない様子。「父親になること」に全然ピンときていないようでした。でも楽しそうに子供のことを語る安藤さんをみて、ふと「父親になるのもいいかも?」と思ったそうです。かっこいいお父さんが増えたら、社会ももっと良くなるんじゃないかな・働くお父さんが、ワーク・ライフ・バランスを大事に家庭も仕事も生活も楽しく生きられる社会こそが本当に豊かな社会だと思いますよ。男性会社員の子育て参加を阻む一番のネックは中高年の管理職?かな。なんせプロジェクトXで生きてきた方たち。長く働く、会社に身をささげることが美徳と思い込んでいる人はまだまだ多い・・彼らの意識を変える方法はあるのでしょうか?以前「男性の料理教室」を流行らせる方法を聞いたのですが、それがヒントになりそうです。危機感 定年後奥さんが倒れたらどうするの?ご飯の一つも炊けないと大変よ、と危機感をあおる。快感 しぶしぶ・おそるおそる作った料理を最大限にほめる。ちょっと渋めのシェフエプロンなんかをプレゼントして「かっこいい!」とひたすら賞賛。快感をくすぐる。価値観 妻や娘のみならず隣の奥さんや知人からも素敵ですね、とか奥さん幸せですね。といわれてまんざらでもない気持ちになる。「料理ができる俺ってもしかしてけっこういけてる?」ってな具合に価値観が変わったらしめたもの。男性の料理を抵抗なく受け入れるようになります。父親の子育て姿が当たり前になるのもそう遠くはないでしょう。ちなみにパパ力検定の攻略本もでるそうな。こちらは10月発売予定。今から勉強する?
September 22, 2007
大阪府のアジア女性電子会議室第二弾が17日から始まっています。今回のテーマは「ワーク・ライフ・バランス」。9名の参加者は中国人1名、日本人8名。全員がワーキングマザーです。16日のオフ会には、お子さん連れの参加も多くにぎやかな会合となりました。今、まさに子育て真っ最中の人ばかり。悩み迷いつつ仕事に育児に生活にとがんばっています。会議室では自己紹介もそこそこに、早速「時間管理」のスレッドが立ち上がりました。ワーキングマザーにとって、限られた時間をどう使うかはとっても重要。生産性をあげつつ子育ても手を抜きたくないとがんばりすぎて体を壊してしまった人もいるようです。上手に手を抜き、家事も仕事も効率よくこなす。そのためのヒントが電子会議室で見つかるとよいですね。今後は、男性の働き方や組織の中の評価、仕事の成果などいろんな話題が出てくるはず。ぜひチェックしてみてください。
September 18, 2007
世界女性フォーラムのファウンダー(創設者)の一人、ムハマド・ユヌス氏は私にとって忘れられない人です。貧者の銀行として有名なグラミン銀行を創設し、バングラディシュの貧しい女性達の経済的自立を援助し、その仕組みは世界60か国以上の国で採用され、多くの女性達に力を与えてきました。昨年、ノーベル平和賞も受賞されました。最近では、グラミン銀行だけではなく、グラミンフォンという携帯電話事業や住宅融資なども手がけ、社会起業家としてますます活躍されています。数年前、所属していたNPOが「女性と金融」をテーマにシンポジウムを開催した際に、ユヌス氏を呼びたいということになりました。お金もコネもない小さなNPOがそんなことができるだろうかと誰もが思うでしょうが、やってみなければわかりません。ダメモトでチャレンジする・それが私の信念です。そして、発信した1つのメールがユヌス氏へとつながったのです。私の必死の説明ににこやかに「OK」といってくれた彼の笑顔を忘れることが出来ません。シンポジウムはもちろん大成功。参加者もユヌス氏の理念に深く共感していました。拍手の嵐に彼の想い、私達の想いが確実に参加者に届いたことを確信した出来事でした。そして、今回の再会。数年前、一瞬だけつながった糸がまたつながる機会を得ることが出来ました。基調講演終了後、駆け寄った私が「覚えていらっしゃいますか」と声をかけると「もちろんです」とあの時と同じ笑顔で答えてくれました。前回はできなかったツーショットの写真もばっちりとれました。彼のすばらしいところは、人を信じ、未来を信じること。そして明るく粘り強く実現していくことでしょう。彼の生き方は私の羅針盤でもあります。私も未来を信じて、変革を起こす小さな一滴となります。ユヌスさんとの再会は、今回のフォーラムでの一番の収穫でした。最近出版されたグラミンフォンという奇跡(英治出版)もぜひ読んでみてください。グラミンフォン事業は、特別な低価格料金プランを適用し、村に住む女性に携帯電話を販売しています。携帯電話を手に入れた女性は「フォーン・レディース」という名前で、1通話当たり数タカ[バングラデシュの通貨単位:1タカ=約2円]の料金を徴収して村中の共同利用に提供することができる。グラミンフォン事業は女性を貧困から助け出すだけでなく地域や社会をも変える力を持っているのです。
September 17, 2007
9月12日~14日まで、韓国ソウルで開かれた世界女性フォーラムから昨日戻ってきました。このフォーラムは、韓国メディアのMBC主催で政府機関である男女平等&家族省が後援するものです。日本で2004年から開催されている日中韓女性経済会議も協賛しています。この会議に対する韓国の力の入れようは相当なもので、総予算は4億とも5億とも言われており、メディア主催のイベントだけにその運営は本当にスムーズで洗練されていました。日本でこれだけの規模の国際会議が可能かしらと思うと、韓国パワーを実感せずにはおれません。漢江河畔の高台に立つ
September 16, 2007
先日の台風では見事に巻き込まれ。東京から名古屋行きの新幹線に乗ったのですが、新横浜で約6時間缶詰状態に。おかげで原稿の校正がはかどりましたが、さすがに夜中の12時すぎにホテルに到着したときはへとへとでした。でも、どうしてもメールチェックしておかなければならない悲しい性、結局ベッドにはいたのは2時過ぎでした。疲れた。さて、今日の話題は、先日読んだハーバードビジネスレビューから。翻訳本を読む機会も多いのですが、ちょっと気になるのが、この表現。組織の構成員をあらわすとき必ず、彼ら/彼女らという表現になっているのです。例えば、-われわれは、彼ら彼女らの最高レベルの創造性を必要とし、期待もしている。彼ら彼女らがつくる製品、サービス、企業が未来を支えるのである。 「いかにプロジェクトを成功させるか」ダイヤモンド社p149よりこの表現。新鮮ですよね。日本でも最近ちらほらとビジネスマンとかサラリーマンではなく会社員とかビジネスパーソンという中立的な言葉を使う書籍も出てきています。あるいは注釈をつけたりとかね。呼称というのはとるに足りない、小さなことかもしれません。こんなことを書くとすぐにそんなことにこだわってと眉をしかめる人もいるでしょう。でも、このような小さな不平等(マイクロインイクイティといいます)の積み重ねが、大きな差別や不当な取り扱いにつながることはよく知られていることです。その表現への配慮が、そこに実際にいるであろう女性管理職、女性社員たちの意欲や向上心と密接に関わっているのだと思います。さらに突っ込むと「彼女ら彼ら」という表現もありですが、まあ、そこは譲りましょう。彼ら彼女らの活躍が、今日の企業の成長を支えているということを、どうぞ経営者の方は忘れないで欲しいものです。
September 8, 2007
8月8日より続いていた大阪府主催の「アジア女性電子会議室 夢編」が無事終了しました。夏休み中にも関わらず、沢山の書き込みで私も大いに刺激をうけました。第一回目のテーマは「夢」そこではいろんな意見が出されました。「夢の実現に必要なこと」という問いかけに、みんな相当悩んだようです。「夢」の実現には、まず「考える」「意識化」することが不可欠であり、参加者は改めてその重要性に気づいたといえます。自分なりに考えて書き込んでくれた「答え」は次のようなものです。・夢の実現に必要なものは、「熱い気持ち」「強く思う」「情報を集める」「人とのつながり」「行動に移す」・焦らずに、目の前のことを一生懸命取り組みながら、興味のもったことはどんどんチャレンジしていく・夢のビジュアル化や5W2H、Do Have Beのバランスなどについて考え、いろんな想いを書き出していく・人との出会いを大切にし、出会った人、すでに関わりのある人に出来る限り真心をこめて接するまた、女性が「夢」を語る時にどうしても切り離せないのが、「仕事と家庭」これについてもいろいろ意見が飛び交いました。そして、「今」何を大事にするかということに焦点をあてることによって、乗り切ろうとしている参加者の姿が見えてきます。 「完璧でなくても良い。」「宇宙単位で考えると何が大事かがわかる」というコメントからは、自分なりのバランスをとる知恵が読みとれます。結論がでる会議ではありませんが、それぞれにいろんなヒントを得、パワーアップしたことは間違いないようです。次回は、9月17日から 「ワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)」をテーマにスタートします。ぜひ、一度のぞいてみてください。
September 4, 2007
DIAMONDハーバードビジネスレビューのシリーズは結構面白いテーマが多い。今読んでいるのが「いかにプロジェクトを成功させるか」というもの。その中にチームEQの強化法というのがある。EQとは「心の知能指数」ともいい、一時大流行した考え方。本章は、個人のコンピタンス(能力)と理解されていたEQが、実はチームにも存在しておりそれを高めることで、チームをより効果的に機能させることが可能になるという。人と組織のイキイキを研究しているときに良く出てくるのが、組織のイキイキとは漠然としすぎてつかみ所がないというもの。それに比べてチームはまだわかりやすい。行動の結果がすぐ反映されるしそこにいる人の顔が見えるからかもしれない。個人のイキイキ・チームのイキイキならまだ研究の余地はあるというのが、私達の今のところの結論。チームEQとは、まさにチームのイキイキをどうつくるかということに関わってくるテーマだ。チーム能力を高める要件としては、次の3つがある・メンバー間に信頼関係が築かれていること・メンバー一人ひとりがチームへの帰属意識をもっていること・各メンバーがチームの強みを認識していることチームの力を最大限に引き出すには、行動や態度に関する規範を設定し、この3つの条件を満たす環境を用意しなければならない。このような規範に基づいた態度や行動はやがて習慣化していく。 EQ-心の知能指数の著者、ダニエル・ゴールマンはEQが高い人間について次のように述べているEQの高い人間は、自らの感情の変化を意識し、これを制御できる。そして、このような意識と制御は、自己の内面にも、他者にも向けられる。「個人のコンピタンス」は自己の感情や情動を自覚・制御することから生まれ、「社会的なコンピタンス」は他者との感情や情報を意識・制御することである。これがチームとなると、1メンバー 2チーム 3外部の個人やチームの3つの感情や情動、そして雰囲気を意識し、制御しなければならない。 以上P65~の抜粋チームの感情と情動をコントロールする。それがイキイキした(成果のでる)チームをつくる基本のようだ。
September 4, 2007
今日の朝日新聞の「Be」フロントランナーに東京証券取引所グループの斉藤惇社長のインタビューがのっていました。目を引いたのが「転機」に関する部分「勉強時間ない職場に怒りをぶつけた。」とあります。仕事が忙しく、勉強や読書の時間がほとんどとれない職場環境に怒りを覚え、本社からやってきた人事部幹部にその怒りをぶつけた。それがニューヨーク赴任の契機となり、そこから人生が開けたというもの。勉強とは、社会に出てからのほうがより重要であり、今のような変化の激しい時代においては、社員の学ぶ姿勢、智慧こそが会社を成長させる要因ともいえます。けれど、社員の「学ぶ意欲」を引き出さない、いえむしろそれを潰す企業のなんと多いことでしょう。会社の利益や業務に直接関係ない資格や知識は役にたたないと思い込んでいる上司は少なくありません。「仕事だけしていればよい」という時代は終わったのではないでしょうか。仕事の幅を広げるためにも、感性を磨き創造力を養うためにも、「学び」はとても重要です。斉藤社長は中学生のときに古典文学を読みふけり、文学を通じて多様な価値観を知ったといいます。さらに米国での経験も重なり、異なる文化、能力、価値観を持つ人たちが交流し、「まぜまぜ」になることが新しい価値をうむことを知ったといいます。(beより引用)多様性を意識し尊重するトップ。企業の変革を成功させる最も重要な要素ですね。
September 1, 2007
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