セラピストMASAの「心の旅日記」

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2012年06月01日
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カテゴリ: カテゴリ未分類

「祖母の訃報」 の続きのお話しです。


 祖母の葬儀に参列して来た。


 久しぶりに一同にそろう親類縁者達。


 中々見ない顔の方々は、お年を召していたり、あるいは大きくなっていたり、初めて奥様にお会いしたり、始めて会う祖母から見ればひ孫の世代に当たる子供達もいた。


 中々長生きの家系なのか、20年ほど前に参列して以来の親族のお葬式となった。


 90歳を越える戦争を知る世代の祖母の妹達二人も参列。


 時々、赤く目を腫らしたり、涙ぐむ人や場面があっても、全体的に明るく、にぎやかで、健やかな葬儀だったと思う。


 背景にあったのは「大往生だったね、おばあちゃん」という感情だった。





 若い方々は、その純粋な感性を。


 小さな子供達は率直さとかわいらしさを。


 それぞれ持ち寄って、とてもよい感じの葬儀を成していたと思う。


 祖母も主役の参加者だ。


 最後のお棺を閉じる時、最後に祖母の顔を見たがったのは90歳を越える下の妹だった。


 杖をつきながら近寄ってくるその姿を見て察して、お棺のふたを閉じようとする係員を私が「ちょっとだけ待ってください」と言って止めた。


 気丈に振舞っていた私の母は、お棺が閉じられた時に始めて泣いた。


 祖母の長男である叔父は、最後の皆様への挨拶の時に、あふれ出る思いに震えて声を詰まらせた。


 私自身は、火葬場で焼きあがったおばあちゃんのお骨を見た時に、さすがに切なかった。


 でもこの葬儀で私がずっと感じていたのは、生者も死者も無い、この世もあの世も境目の無い、ただそこにあるのは絶え間なく続く生命だけ。


 思いと感情の旅だけ。





 ああ、そう、神が神を旅しているのだ。


 無限の広さを。


 永遠の旅路を。


 「ありがとう」。


 そう・・・最後に残るのは「ありがとう」という言葉だけ。






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Last updated  2012年06月02日 08時23分29秒 コメントを書く


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