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2016年5月に、ローカル鉄道で巡るイタリア自転車旅をしてきました。1週間の旅の行程は北部のトレンティーノ・アルト・アデジェ州とエミリア・ロマーニャ州を訪ね、自転車選手の友人Daniel Oss が出場している自転車イタリア一周レース・ジロ・デ・イタリアのゴールを見にトリノに行った後、数年前にサイクリングイベントのコグウェイで高知においでた際に知り合ったピエモンテ州に住むFabbrizio とPatriziaご夫妻のお家に招かれる、というものでしたが、様々な形でかの国のスローライフを満喫してきました。イタリアのローカル鉄道には自転車専用車両があり、3.5ユーロを払えば刻印から24時間、自転車をそのまま車両に持ち込んで移動できます。(ママチャリもオッケー!)以前の旅で、ホテルで借りた自転車で列車に乗り、近隣の街への日帰りしたことがあったのですが、今回は高知から現地まで折りたたみ自転車GiantMR4を持参しました。5月25日、イタリア到着初日はミラノから列車でブレシアへ向かい、駅の近くのホテルで自転車を組み立てた後、翌日からローカル線に乗って目的地を目指すことにしました。ちなみに、自転車持ち込み用のチケットは窓口で購入しました。特急やローカル線などの種類ごとに発行される整理券を取って、窓口に行って初めて乗車券が買えることになります。2日目、26日の最初の目的地はトレンティーノのアヴィオという小さな街にあるワイナリー。そこで働く友人Antonioを訪ねたのですが、せっかくなので、乗換駅・ヴェローナの待ち時間に、夏の野外オペラで有名なアレナまで自転車で行ってみました。石畳の世界遺産の街はなかなか風情がありますが、街全体がピンク色に色づいているのは、ヴェローナ近郊で産出する大理石の色によるそうです。ヴェローナからボルツァーノに向かうと、周りの景色が急峻な山へと変化します。バカンスを過ごすために山に向かう家族連れの姿もあり、自転車車両では、このように、自転車をつりさげる設備もありました。 無人駅で降り、1キロ先のワイナリーへ。ちょうどお昼どきだったので、オーナーや作業員、地元の人びとがワインバーに立ち寄り、パニーニを食べたりやコーヒーを飲んで談笑していましたが、ワインバーのデザインをした、という若い女性を紹介していただきました。ワインや食べ物はもちろんですが、若い才能が地域の宝として大事にされているようです。 ワイナリー見学の後は、友人AntonioとMartina夫妻の車で山道をドライブし、ガルダ湖にあるサイクリストの集うBar兼サイクリングショップのMecki’sを訪問した後トレントへ。オーストリアに続く道はバカンス仕様の車で混み合っており、気候がよく料理の美味しいイタリアには、ドイツやオーストリアからたくさんの旅行者が自然を満喫しに訪れるとのことでした。この日のジロ・デ・イタリアではトレンティーノ出身のモレノ・モゼールとマッティオ・トレンティンが終盤に勝負に出たため、地元民は大興奮。移動中の車でもラジオからはジロの放送が流れていました。(モレノ・モゼールの応援をしていた友人は、トレンティンの勝利に。「あいつは悪賢いキツネだ、とぶ然としていましたが・・・ その日の夜は、ペルジネという山の中の小さな街で宿泊しました。そこではOss選手のご両親がピザ屋兼バールをやっていて、地域の人びとの集の場になっています。レース中のOssには直接会えないため、日本のファンからOssへと言付かったお土産をご家族に渡しいったのですが、Ossは出走しているジロ・デ・イタリアで目下「最長距離逃げ賞」と「中間スプリントポイント賞」のトップにつけているので、地元にファンも大盛り上がりでした。 翌27日日は列車に乗って、チェゼーナへ。長友選手がイタリアに渡って初めてプレーしたサッカーチームのある街です。そこに住む友人Lucaとは15年以上家族ぐるみでお付き合いしているのですが、奥様のDanilaが病気療養中なので、お見舞いも兼ねた訪問です。Lucaは8月まで看護休暇を取って、育児や看護に専念しているとのことでした。駅に到着すると、ちょうどバカンスで中のもう一人の友人、Mariangelaが家族とともに迎えに来てくれました。シチリア出身のMariangelaが17歳の時に文通を始めたのですが、学生だった彼女は美しい女性に成長し、結婚して北部のヴぇネト州に移り住み、6カ月の息子さんのお母さんになっていました。実際に会うのは初めてなので二人とも大感激。旦那様や息子さんにも紹介してもらい、なんだか夢のようでした。 28日にはチェゼーナ駅から10キロほど離れた友人Luca宅に自転車で。・・・が、その前にチェゼーナの歴史的中心街を巡っているうちに道に迷ってしまい、やっと駅まで戻ってLucaに自転車で迎えに来てもらうはめになってしまいました。そんなことはあっても、緑の丘や街並みなど、五月のイタリアの美しい風景の中の自転車の旅は最高です。また、Lucaの家でふるまわれた地元の食材を使った肉の詰め物やパスタの料理はまさに地産地消の家庭料理でした。 さて、いよいよトリノです。ボローニャからトリノまで、イタリアの誇る高速鉄道、フレッチャ・ロッサ(「赤い矢」の意味)に乗りこみましたが、ローカル線とは違い、自転車は折りたたんで荷物置き場に置かなくてはなりません。トリノに到着したのは夜遅くなっていましたが、駅近くのホテルに宿泊し、今度は迷わないように、ジロ・デ・イタリアのゴールの場所と、そこまで行く道順を確認しました。 29日、いよいよジロ・デ・イタリアのグランデ・フィナーレ・最終日です。イタリア人、ヴンチェンツォ・ニバリの勝利を伝えるガゼッタ・デロ・スポルト紙を読みながら、カプチーノの朝食。レースは正午にクネオというアルプスを背負う街を出発し、ゴールは夕刻4時ごろ。せっかくなので、待ち時間にトリノの街中を一回りしてみました。当日は雨模様でしたが、トリノはジロ・デ・イタリアのシンボルカラー、ピンクに彩られてお祭り騒ぎ。Ossは無事「最長距離逃げ賞」と「中間スプリントポイント賞」を手中にし、表彰をされていました。(写真9参照) さて、ジロのゴールを見届けた後は、あわただしく荷物をまとめてトリノからローカル線の自転車車両に飛び乗り、ノヴァラ駅に迎えに来てくれている、FabbrizioとPatriziaに合流しました。 招かれたお宅でリゾットの遅い夕食を食べながら、世界をまたにかけて自転車で旅をしている二人にとって、コグウェイで訪れた四国や高知は忘れられない思い出の地となっている、というお話を聞き、当時の写真を見て懐かしんだり、ご夫妻が最近旅をしたアフリカの映像などを見せていただきました。 5月30日は旅の最終日。空港に行く前に時間があったのでご夫妻のサイクリングコースに連れて行ってもらいました。あいにくの雨模様だったので、自転車ではなく、車で、でしたが・・・。 マジョーレ湖やオルタ湖を臨む丘や山の緑豊かなコースを、休日にはお弁当を持ってゆっくりと一日かけて走る、というご夫妻の話を聞いていると、時間に追われ競い続けている自分たちの生き方を見直してみることも必要なのではないかな、と思いました。・・・このイタリアの友人たちとの交流は、私の自分の生活や価値観を振り返るための、貴重な時間となっています。彼らとの付き合いは、これからも、どんどん続き、発展していきそうです。
2016.12.15
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その昔、イタリア語の先生の奥様に教えてもらった簡単ティラミスの作り方。 スーパーで手に入る食材を混ぜて重ねて冷蔵庫で一晩寝かすだけでできてしまいます! クリスマスのサプライズにぜひお試しください 簡単ティラミス(所要時間30分) タッパー15センチ×15センチ分 <材料> ☆マスカルポーネチーズ 100グラム ☆卵 1個 ☆グラニュー糖 30グラム(スティックシュガー5グラム×6本) ☆ホイップグリーム(粉) 30グラム ☆牛乳 40CC ☆ココアパウダー 20グラム ☆バタークッキー 15枚くらい(カステラでもよい) ☆コーヒー コップ1杯分(冷ましておく) 作り方(ボウル3つ(A,B,C)、泡だて器、茶漉し、タッパーを使います) 1.卵は割って卵黄と卵白に分けて、ボウルAとボウルBに入れます) 2.卵黄とマスカルポーネチーズを混ぜて、十分混ざったらグラニュー糖15グラム(スティックシュガー3本)を入れてさらに混ぜます 3.卵白を泡立て、角が立ったらグラニュー糖15グラム(スティックシュガー3本)を入れて混ぜます。 4.ボウルCにホイップクリーム(粉)と牛乳を入れて泡だて器で混ぜホイップクリームを作ります 5.2のボウルに3と4を入れて混ぜあわせ、クリームチーズを作ります 6.タッパーに茶漉しでココアパウダーをふるいます(下にキッチンペーパーなどを敷いておくこと) 7.6の上にクッキー(又はカステラ)を並べ、スプーンでコーヒーをかけていきます 8.7の上に茶漉しでココアパウダーをふるいます 9.5で作ったクリームチーズの半分を8の上に重ねます クッキー版 カステラ版 10.9の上に茶漉しでココアパウダーをふるいます 11.10の上にクッキー(又はカステラ)を並べ、コーヒーをかけ、マスカルポーネチーズについているソースをかけます。その上にココアパウダーをふるいます。 12.11の上にクリームチーズの残りを重ね、最後に茶漉しでココアパウダーをふるいます 13.これを冷蔵庫で一晩冷やしたら翌日食べごろになります。 こぼれ話 Tiramisu‘とはイタリア語で tira(引っ張るの命令形)+mi(私を)+su’(上に) つまり「私を引っ張り上げて」→「私を元気にして」という意味です。 北イタリアが発祥のお菓子だとのこと。これを食べて皆が元気になりたいものですね!
2016.12.06
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TuttoBiciに掲載されたOssのJustRideに関する記事を訳してみました。TextはMarco Pastonesiによりますシリーズ「食事の時間」 JUSTRIDE WITH DANIELダニエル・オスの冒険から生まれたヴィデオ・シリーズhttp://www.tuttobiciweb.it/index.php?page=news&cod=96055&tp=n発案Yamahaに乗ったMotoGPのグランプリシリーズを終え、北の岬に向かったヴァレンティーノ・ロッシがしたように、メルセデスに乗って力を使い果たしたF1のニコ・ロスベルグがアメリカ合衆国を横断したように、ジロデイタリアを完走したダニエル・オスは彼の自転車を降りることはせず、もう一つのジロデイタリアを走ることにした。ただし、着順は無しだ。ヴァレンティーノやニコとは違い、ダニエルはそれをやってのけたのだJustRideは1世紀前の自転車の乗り方だ。自転車に乗ってペダルを踏み、旅をし、発見し、思い出す。自転車に乗って呼吸をし、存在し、生きる。自転車に乗って探求し、見い出す。通過と出発を繰り返すのだ。オスは自分自身を取り戻し、バッテリーを充電し、心からペダルを踏むことへの信頼を取り戻すために自転車に乗ったのだ。6日間、6ステージの800キロメートルの旅だ。トルボレからルッカへ。道中、マッテオ・モンタグーティとダニエレ・ベンナーティに会い、ジノ・バルタリが世に出し、マルコ・パンターニが走り始めたチームで走る若者たちと合流し、ピアディーノを食べ、ワインを飲み、静かな道や歴史的中心街を通過していった。タイムトライアルや、何かを背負って走ることや、監督車の指示から離れたヴァカンスだ。スポーツや競争や課題からの逃走だ。こうして、6つのシリーズとなったヴィデオも生まれた。6つのシリーズとそれに先立つ1つのプロモヴィデオが、YouTubede見ることができる。3分から5分の「路上の」フィルムでは、詩人のヴィニシウス・デ・モラエスが言うところの人生と友人そのものである出会いの芸術と生命力や、フェッラーラからシエナを経てマッサ・マリッティマに至る美しいイタリアの風景や、ダニエルの脳裏や心に常に鳴り響いているTempetからPortrayal、Tame Impala からPilooskiといったロックミュージックを感じることができる。ヘルメットとリュック、ボトルと携帯電話、オペレーターと沢山のモバイル、そして、水平線を抱きしめる素晴らしい笑いを従えた旅のシリーズだ。オスは普通のレーサーでは無い。彼は特別なのだ。真っすぐにものを見、垂直に歩みその目的地のさらに先を求める世代の男なのだ。そして、風はこのようなめったにない平静な日々にも彼の中に吹いているのだ。
2016.12.03
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