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舞台はファッション業界。さすがの中川信夫監督、カメラアングルがいいっす。被写体となるセットもロケ地設定も車も役者の趣も。特にクライマックスの俯瞰で撮る廃ビルの逃走劇の立体的描写がめちゃスタイリッシュ。これが似合うのは池部良扮する金田一も警部たちも悪役もみんなトレンチコートでキメてるからで、シルエットはハードボイルド。ちなみに画像は左が等々力警部、真ん中が新聞記者、右が金田一。それぞれ衿の好みが違うのです。で、唯一、金田一が変装するのがねぇ、え、あんたは明智小五郎かとツッコんだけど。煙草の煙も今では懐かしいアクセント。そして俳優陣が何気に豪華です。ぜひぜひ。
2021.11.08
企業モノは頭が拒否して苦手なんすよね。「金環蝕」(1975年)は面白かったけど今となってはなんも覚えてないし。本作はその「金環蝕」よりも小粒っぽかったです。お話は総会屋への銀行の不正融資。時代は大蔵省のノーパンしゃぶしゃぶの頃です。
2021.11.05
めっちゃ面白い。チョーお薦め。クライマックスの基地跡の銃撃シーンでよくもまぁ弾丸が切れないなと思ってたら手持ちの弾を数えるシーン、ぬかりなし。中原ひとみが空に拳銃を撃つラストは70年代ATGみたい。深作監督、キレキレっす。にしても、ハーフの売春婦役の中原ひとみさん、めっちゃ可愛い。
2021.11.03
風景が物語と登場人物に絡まってこんがらがってゾッとする。それは冒頭の緑の中を伸びる一本道の美しい田園風景からゾワゾワ。これぞ瀬々マジック。ぜひ。
2021.10.29
主役の三島由紀夫だけが際立って下手というのが辛い、面白い。で、我慢できずに寝てしまった。起きたら瀕死の三島由紀夫がエスカレーターで手摺りにもたれかかって足を行ったり来たりバタバタの白々しい演技をしてて明らかに最期にしてはまだ変な力が入ってるのに演技上は力尽きてエスカレーターに運ばれて死んじゃった。もち、見直しません。
2021.10.25
三島由紀夫の戯曲を原作とした映画化で豪華スタッフ、京マチ子主演、なのに寝ました。起きたら終わってた。敗因はミュージカルがつまんなかったデス。戯曲じゃなく原作基本で普通に芝居しておくれ。公開当時の評判はどうだったんすかねぇ。
2021.10.23
広瀬姉妹、上手いっす。ここでは広瀬姉ですけど。しかしバトルシーンはさすがに難ゆる。面白かったっすけど、これ、映画館では誰が見に来たのかなぁ?家で暇つぶしはわかるけど、わざわざ出かけて見るってどんな人たち?想像できん。コロナやし。
2021.10.21
流行りましたね、設定は違えどよく似た展開のやつ。これも若手俳優の登竜門なの?しかしこの手の話はイマイチ苦手。なのにいきなりのファイナルだけ見た。案の定乗り切れず。しかし隠れた先にお湯はないのにインスタントは無理では。って、さすがにそんなワケないので、ここからなんかすでに興味が失せて、いい加減に見てて見間違えたような気がしてくるのでした。
2021.10.20
どーもいまいちキレがないけど、当時の大人はけっこう見たのかなぁ。どこで見たのかな?電車賃払って見に行ったのかなぁ?チャリンコで近所の商店街の映画館に?昔はあったんすよね、チャリで行ける、歩いていける町の映画館。僕もよく連れて行ってもらった、この映画の頃じゃないけど。
2021.10.19
30歳を間近に、偶然訪ねた結婚相談所は実は売春斡旋所だった。巧みにコールガールに堕とされたヒロインが流れ着いた先は。よく似たシチュエーションで「祭りの準備」(黒木和雄監督 1975年公開)を思い出した。しかしタイトルと出だしからこんな話に転がるとは微塵も想像してなかったので(なんせ主演が芦川いずみさんなのに)中々のエグい展開に驚き。原作は円地文子氏、面白いっす。ラストの明るい軽さに救われた気分。
2021.10.18
トランクから女の子が見つかってからの展開がな~んか変。え~、そんな転び方する~みたいな無理がある。しかし、その話の転び方が実はキモなんで仕方なし。その違和感で僕の心はすでに映画から離れてる。それから虚しく予定調和の世界。検索したら「リング」が1998年で、そんな空気になってたんすかね。さすがの風吹ジュンさんの演技も転び方にウ〜ン?でした。が、そこを見るのも楽しいという変態的見方も(笑)
2021.10.17
面白かったです。福田作品は当たりハズレがでかいと思いながらすでに10本ほど見てた。でもファンじゃないんです。
2021.10.16
ドラマは途切れて見てたけど、結末は知らんかった。なるほど、そーゆーことか。現実ならもっと悲惨で無惨で心が苛まれることも山ほどかもですが、こっちはとりあえずヒロインが元気になってゆくハッピーエンドバージョン。地獄極楽どっちにも転べる紙一重設定なんで、あんまり好都合過ぎると冷めて辛いのです。
2021.10.15
ツカミは良かったのにどんどん加速度を増してマッハでつまらなくなって始まって30分ほど、片目の運転手シーンで限界がきたけどグッとこらえて見た。若き夏樹陽子さんが美しい。しかし出来は天知茂版明智小五郎ドラマ土曜ワイド劇場「江戸川乱歩の美女シリーズ」の方がめっちゃ面白い。第1作が1977年なんで同時期っすね。
2021.10.13
ちょっと期待したのに、ご近所お悩み相談室だった。こんなん出ましたけど~(懐かし)です。で、主人公が暮らしてる車、マツダキャロル、懐かしすぎる、先生が乗ってたよ。
2021.10.12
広島弁がいいっす。ノーと言える広島県人。大昔にウケたギャグです。広島弁で思い浮かぶのは吉田拓郎さんのフジカラーのCMソング「HAVE A NICE DAY」。源流の「仁義なき戦い」シリーズは見てないっす。「その後の仁義なき戦い」(1979年工藤栄一監督)は見た記憶がうっすらと。
2021.10.09
団地ブームの駅前開発に巻き込まれる人たちの人間模様、人情喜劇。アバウトで雑多で艶っぽくて埃っぽくて大人と子供がちゃんといた時代のお話。この頃は普通に往診とかあったんだよ。いつ頃からなくなったんだか。平成にはすでに無くなってたかも。
2021.10.05
ドラマ「スクールポリス」でも思ったけど、藤原竜也さん、ここでも背筋ピーーーンです。ハン・ヒョジュは「監視者たち」(2014年公開)が見たいんだ。で、南沙良さん、「志乃ちゃんは自分の名前が言えない」(2018年公開)がお薦めです。そして、オムライス、ど真ん中からスプーンを突き刺す子どもって、ま、おるか。スパイ戦なら五條瑛氏の作品が見たい(ドラマ化された作品は残念な仕上がり)。でも今は書いてないのかなぁ。
2021.10.02
最後に見たのは「007慰めの報酬」(ジャック・ホワイトの曲がかっこ良かった)だったか、12年も昔やん。道理で見る根気もなくなってきました。金のかかるマカロニウェスタンとか。なら、フランコ・ネロに座布団一枚!
2021.10.01
なんか小説読んでるような映画。ちょっと不思議。これはなんの効力。演出、脚本、演技、なんだ?普通の映画に見えるけどホントは珍しいのかも。ぜひ。
2021.09.30
戦後17年。司葉子扮する主人公は西銀広告の営業。元はコピー畑から営業に転属になった27歳。煙草をガンガンに吹かし雀荘で男性社員と張り合い職場の女性仲間とともに男性社会を懸命に生きる姿が時代のリアル。そんな彼女に舞い降りる製薬会社のでかいコンペ。このチャンスにライバル大手代理店営業が仕掛けたとんでもない掟やぶりの策略が降りかかる。仕事に恋に男女入り乱れた人間模様がめちゃ面白いのです。ちなみに画像のタバコ片手の司葉子の左の男性は野望に燃えるデザイナー役の山崎努。後に賞をせこく独り占めするのです。彼女も実在するなら令和の今、86歳。お年寄りを見る目が変わります。
2021.09.25
なんじゃコリャ!それしか言えん。
2021.09.23
面白かったぁ。役者が揃うとこんな風になるのね。安定のドキドキ、安心のワクワク。維新の話を見てるような現代話。大泉さんはやっぱ龍馬っすかね。岩崎弥太郎は誰、松岡茉優か。ぜひぜひ!しかし吉田監督の作品を6作も見てた自分に驚いた。「腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」(2007年)もぜひ!と、話はあんまり覚えてないけどお薦めです。
2021.09.18
日本ダービーの現金輸送車強奪。はじめに用意周到な計画の成功図を映像でみせる構成。いしいひさいちコミックなら「バイトくん」の東淀川貧民共闘会議の連中が意気揚々と決行した作戦の初っ端でけつまづくヤツです。本編でも同じく冒頭で思いがけなくしくじるも、お笑いになるわけもなく敵味方入り乱れ裏切りと殺戮と絶望の地獄へひたすら疾走するのでした。しかしこの時代のブラジルって日本人の移民の夢の地だったんすか?
2021.09.13
妖怪大戦争に比べて役者陣がグッと豪華に。しかし、妖怪は最後の最後にちょい出てくるだけの完全時代劇。今の子どもには口ぽっかーんでしょうな。ていうか、昔の子どもたち(僕もですが)がこの内容に満足してたのも不思議。ホンマ、俺、よ〜満足してたな。にしても平泉征さん、若ッ。しかし、やっぱり鬼太郎の出現はでかいデス。墓場からゲゲゲによくぞデス。
2021.09.09
いや~、日本の妖怪がこんなに人が良くて弱かったとは。ろくろ首は後頭部にも奇妙な顔があったとは。そして、もっと大戦争してほしかったなぁ。でもでも、三池監督版「妖怪大戦争」(2005年)がめちゃつまらんかったんで、やっぱ元祖がほのぼのと一番!
2021.09.08
タランティーノ監督が大好きな梶芽衣子さんバージョン(1973年)のじゃなくて、釈由美子さんバージョンです。昔見て記憶が空なので再見。単純な疑問、この人ら、何処で散髪してんねやろ。自分でしてると想像するにはカットがプロなみ。周りの環境がわからんので謎っす。そうなのです、視野が狭すぎて俯瞰からの視点がまったく無い構成の不思議にモヤモヤ〜。
2021.09.07
うーーーーーーーーん、です。ありきたりな雛形に収めて、なんかもったいないような。当時はヒットしたのかな。
2021.09.04
そんなアホなの連続ファンタジーエピソード。嫌いじゃないけど、どーなんだか?ラスト、死体は新たな思い出とともに海の彼方へ去っていく。行き着いた先でまた新たな出会いと思い出を作るのか?育んだ思い出とともに波間でサメに食われるのか。そして、死体に自分の憧れの物語を吹き込んだ遭難者は次の人生でリカバリーできるのか。あの死体はすでにもう一人の彼だとも言えるし。熊野の森みたいに死と結んで蘇生した、みたいな話かな。
2021.08.31
出演者レッドフォードだけ。え、助からない遭難ものってと思いかけた最後の最後、ついに心壊れたかという場面で救われるんですが、見応えあり。余計な音は一切なし。ぜひぜひ。
2021.08.24
数十年ぶりに見たけれど、まだの人はぜひ見てほしい、見て損はない、と思う今日この頃です。
2021.08.23
敗戦の傷を引きずる時代、オープニングのシャウトする主題歌とラストの野っぱらの先に見える国会議事堂。深作欣二監督、攻めてます。黒いサングラスが外せない鶴田浩二のブン屋魂炸裂の、武器密輸に絡む苦いハードボイルド、機会があればぜひ。中原ひとみさん、大空真弓さんが美しい。そしてなによりこのあたりの街並みと車が好物です。
2021.08.20
ベッドシーンでゴキブリがあんなにアップになるなんて、初めて見た。さすが害虫に耐性がある70年代ですなぁ。アンバランスな時代だけど今より全然アバウトでキュークツじゃないとこがノビシロな昭和後期なのでした。
2021.08.19
なにがおもろいんかわかりまへん。ソッコー削除。
2021.08.15
佐久間ひよっこ由衣さんのモードシネマです。ファッションショーです。それで、けっこうな役者揃いで、それがもったいなさげに見えて実は効いてるのかもしれないとか。いや、見終わってしばらく考えるに、そんなこともないかなぁとか。
2021.08.13
昭和33年からの、被爆家族の半世紀に渡る物語。大上段にかまえることなく描かれる日常が、ズンと心にきます。それぞれの時代を生きる登場人物ひとりひとりのずっと心に沈めてた想いを、過ぎる時の中で語るさりげない言葉が重いく切なく愛おしい。僕みたくストレートな作品をなにげに避けてきた人、ぜひぜひ。麻生久美子さんがなにげない会話の中で「ありがとう」ってよく言うんです。それがホントに優しくて心地いいのです。(090812改)
2021.08.12
名人芸、職人芸がどんどん消えていくなぁ。AIは人情を数値化するし。そんな風に思う私もラスト、田舎の一本道の地道を去っていく野川由美子さんの後ろ姿を見送りながら、なんで病院からの帰りがそんな辺鄙な場所とか、昭和40年やしタクシー呼んだらええやんとか思ってしまいました。オススメなんですけど、野川さんも二谷さんもアクションがあんまり得手やないみたいなのでその辺よろしく。
2021.08.11
ナタリーポートマン、上手いなぁ、絶賛です。ウイキによるとイスラエル生まれ。それで思い出した。ユダヤ系アメリカ人(ナタリーポートマン)とイスラエルのタクシードライバー、パレスチナ人の3人の女性のロードムービー「フリー・ゾーン 〜明日が見える場所〜」(2005年アモス・ギタイ監督・脚本、日本未公開)も良かった。機会があればぜひ。
2021.08.07
つかみは面白かった。でもあのチキンレース、マジ速いのは交通整理の2台のバイクなんでは?その後はただただつまらなくいつの間にやらソファで寝てしまって起きたら終わってた。もちろん見直さずそのまま削除しました。しかしカート・ラッセル老いたね。スコット・イーストウッド、親父さんに似てる。
2021.08.06
1988年公開。キョンキョンのファッションショーです。モードシネマ。そんな言葉あんのか?ゲストの役者陣が豪華。イマドキでは真田広之扮する青年キャラにイラッとする演出も多々あれどぜひぜひ。
2021.08.05
2004年公開。原色あふれる映像、衝撃のラスト。ま、合わん人もいるでしょうがボクはけっこうお気に入り。つけっぱ、ながら見でもダイジョーブ。
2021.08.03
1990年公開。牧瀬里穂PVです。主題歌は井上陽水の「帰れない二人」。映画内でいろんな歌手がBGMで歌ってるけどお気に入りはなかったです。「夢の中へ」なら誰が歌ってもそれなりにですが。それにつけても日産「バオ」、懐かしいね。
2021.08.01
1970年公開。5人並んだ背中に踊る一匹の昇り竜。頭の刺青はもちろん組長の梶芽衣子。でもみんな絵柄揃えての喧嘩フォーメーションは無理があるしなんか笑える。クライマックスの決闘シーン。石井監督の世界爆発。因縁の女座頭ホキ徳田の一撃、竜の目に一線の刀傷、涙のごとく流れる血。そしてホキ徳田のウイスパーボイス。うーんマンダムです。
2021.07.30
1997年公開。ジェットコースターの草分け、矢口史靖監督の「裸足のピクニック」 (1993年)と「アドレナリンドライブ」(1999年)の間の作品。一作目ぶっ飛んで、二作目は若干減速して、三度目の正直でまた飛ばしてみたいな感じ?主演の西田尚美さん大活躍。掴みはOKっす。
2021.07.29
2021年公開。どうもこういうの苦手。近付かんとこ。内容は遠浅です、パッチワークです。
2021.07.28
2014年公開。ガーゴイルVS悪魔にフランケンシュタイン参戦。設定は好きですが寝た。話にするとめっちゃワンパターンで平板なのでした。
2021.07.27
2010年公開。前にも見た記憶があるけど最後まで見たかどうかは記憶喪失。というわけで再見。うろ覚えになる気持ちがよくわかった。激烈に記憶に焼き付けるパンチのあるエピソードがないねん。おもろいかどうかもわからん。あの監督ならもっとおもろなったやろなぁ感が後を引くねん。なんか食い足りまへんでしたなぁ。
2021.07.26
1993年公開。京都はあっちとこっちが近くて色々と助かるね。あっちで別れてこっちで強くなる。田畑智子さん扮する小学生のレンが歌う井上陽水の「東へ西へ」がいい。田畑さん、めっちゃ上手い子役だったんだと知りました。後半、実写ジブリかと思った。
2021.07.23
2008年公開。昔に見て面白くて、二度目っす。大まかにぼんやり記憶にあるけど肝心なところを忘れてるんで、ぜんぜん新鮮。しかしややこしい。こっくりともできん。正しく楽しむためには睡眠不足の日は見ないほうがいいっすよ。ちなみにクライマックス、やっぱり肝心なところが全飛びでした(笑)いよいよ同じ映画を何度も毎回新鮮に楽しめる幸せな年齢になってきたか。それにしてもこの映画、キリトリが絶妙で初っ端から曲者すぎるんだよ。面白い。
2021.07.21
2020年公開。自分の好きな道をただひたすら登る小寺さんが我関せずのうちに周りの人間を変えていく地味で真面目でひたむきな青春映画。ぜひ。
2021.07.20
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