全2件 (2件中 1-2件目)
1

《 吟遊映人 ア・ラ・カルト 2025 》まぁ今年も上半期から途切れることなくいろいろとありました。それはきっと私だけではなく、似たような慌ただしい状況だった方々は他にも五万とおられることでしょう。それら全てのことが良いことばかりなら問題ないのですが、まず8〜9割は心身のすり減るようなことばかりなのでどうしようもありません。そのおかげで(?)1〜2割しかない奇跡のような小さな小さな幸せがよけいに有難く感じられ、年の瀬となった今の心境は、ただただ感謝の気持ちなのです。まずは今年も無事に一年間を過ごせたこと、神仏に合掌。さて、私こと吟遊映人の今年一年を振り返りますと、何しろこれまでの私と言えば、庭は草ぼうぼうでもへっちゃらだし、植木鉢一つない殺風景な玄関周りが通常運転でした。ところが春先にもらった朝顔と風船かずらの種を蒔いたことがきっかけで、庭の手入れを始めたのです。残念ながら朝顔(ヘブンリーブルー)については、葉っぱばかりが旺盛に繁り、一つも蕾を付けずに終わってしまいましたが。その代わりと言ってはなんですが、クレマチスの紀三井寺という品種が大輪の花を咲かせてくれました!その気品あふれる花を見たときは、不覚にも泣きそうになってしまいました。さらに初夏になると、ホームセンターでヤマアジサイ(藍姫)を購入し、庭の片隅に植えました。これがまた清楚な美しさで、我が家の痩せた庭にもちゃんと根を張ってくれたのがとても嬉しかったです。味をしめた私は、玄関周りにも花を添えてみようと、耐暑性のある鑑賞用のトウガラシ(パープルフラッシュ)を鉢植えしたのです。紫というシックな色味なので、真夏の暑さでも周囲を涼しげに感じさせる魅力があり、日本の夏にオススメしたい強健種なのです。園芸は一人で楽しめるので、私にはピッタリの趣味。今後もムリのない範囲で庭の手入れをしつつ、種を蒔いたり花苗を植えたりして楽しんでやってみようと思います。他方、当サイトの筆頭管理人にも一年を振り返ってもらいましょう。何か収穫となるものはあったでしょうか?あるいは筆頭管理人にとって、ささやかな幸せを感じた瞬間とは何でしょうか?筆頭管理人記すおかげさまで、前期高齢者デビューを果たしたのを機会に、誰はばかることなく好きなことをして過ごしております(*^_^*)好きなこととは、すなわち歩くこと。若いころから山頭火に私淑し、山頭火の後をたどってきました。年のはじめに『一週間で100キロ、月に400キロの踏破を!』そう目標に掲げましたが、達成は叶いませんでした、残念(^^;)でも、山頭火に想いを馳せ五里を夢中に歩けた時は、ささやかな幸せを感じたものです。毎日歩くと、山頭火の言葉がストンと腑に落ちました(*^_^*)残念ながら詩心がなく、句作は真似できませんが、歩くことは真似ができます(^_-)なお、山頭火の言葉のみならず、歩いていると賢者の言葉にも合点がいったものでした。余談まで。ものぐさの吟遊さんは、『歩くことなどまっぴらごめん』と取り付く島もありません(>_<)見識ある皆さん!お歩きになってみませんか♪ときに五里は「夢中」でしたが四里だと「滅裂」でして、何か物足りない気分になりました。ところで前期高齢者になって、こちらもささやかな幸せを感じました。各種予防接種が格安で提供されるのです。私はさっそく『肺炎球菌』と『帯状疱疹』の両ワクチン接種を受け、師走前にはいままでの半額で『インフルエンザ』の接種を受けました\(^o^)/ささやかな幸せを感じ、そして日本の社会制度に感謝の念を禁じ得ませんでした。最後に!こうして吟遊さんのお手伝いが出来たことも、私のささやかな幸せです。なんてね♪お後がよろしいようで。筆頭管理人今年はある意味、これまでの習慣や傾向を裏切った年廻りでもありました。本一冊処分するにしても、これまでの私ならブックオフへと持ち込んで、たとえ¥50でも得してやろうと思っていました。ところが今年は読まなくなった書籍を、母校の図書館へ寄贈する手段を考え、ある程度整理し、目処がついたら年明けにでも送ろうと考えています。他にも、『古着deワクチン』という活動を知り、家庭から出た不要の衣類や靴、バッグに至るまでを送り、その収入益がラオス共和国の子供たちへのポリオワクチンになるという事業に協力させてもらうことにしたのです。私が『古着deワクチン』に賛同した理由は、決してこの事業が単なるボランティア活動の一環ではないからです。なので、家庭の古着を無料で(寄付として)送りつけて終わるわけではなく、有料で引き取ってもらうサービス内容となっています。全国から集荷される衣類の選別作業が、国内外の障害のある方のお仕事につながったり、現地での販売作業に若者たちの雇用が創出されることが、私なりにできる小さな社会貢献なのではと思ったのです。(協力だなんておこがましく、本当に微力ながらの参加ではありますが)客観的に見れば、あんなこともこんなことも自己満足に終始しています。でも、それでいいじゃないかと自分に言い聞かせているのです(笑)今年は日本初の女性総理大臣が誕生した年でもあります。これまでずっと日本は「Noと言えない」国家だと世界から軽んじられて来ました。これは島国日本の「和を重んじる文化」として、良くも悪くも日本らしい「空気を読む」という性質を反映しています。しかし、今後は正しい歴史認識と、毅然とした外交、さらには徹底した防衛政策を打ち出してくれるのではと、期待値も高まります。私は大人になってからもますます『ムーミン』が好きです。もっと言ってしまえば、『ムーミン』に登場する様々なキャラクターが個性豊かで大好きなのです。特にリトルミィ。彼女の言葉をここに引用させてください。本年も当ブログをご覧いただきまして、誠にありがとうございました。来年も皆さまにとって、幸多き一年となりますよう心よりお祈り申し上げます。
2025.12.31

1年ぶりに高校からの長い付き合いであるMさんと会った。お互い、伊豆生まれの伊豆育ちで、都会の水を飲む機会もなく今に至る。Mさんは伊豆市(伊豆修善寺)に嫁いで、現在は専業主婦としてご主人を支え、障害のある息子さんを立派に育てている。私が伊豆から県西部へ引っ越して来てからも、定期的に付き合いがあるのは、もうMさんぐらいだ。今回は、11月も下旬に突入してだいぶ紅葉も進み、散策を楽しむにはいい頃合いだと思って会うことにした。当初計画していたのは、浜松市浜名区の北から西にかけて広がる県立森林公園を、はんなりと歩くことだった。Mさんは今日のために、ご主人から借りたと言うリュックを背負い、それにスマホや財布を入れたサコッシュを肩から提げ、駅の売店で買ったと言う白湯の入ったペットボトルを片手に、意気揚々と浜松駅に現れた。私たちはまず、遠州鉄道に乗り、新浜松駅から岩水寺駅まで電車に揺られた。岩水寺駅は無人駅で閑散としていて、私たち2人以外に降りる客はなく、周囲は住宅地で長閑にもスズメがチュンチュンと鳴いていた。「ここから歩いて森林公園に行こうという人はいないみたいだね?」「まぁ、車社会だからねぇ」「とりあえず岩水寺を目指すよ。朱印帳は持って来た?」「うん、もちろん」私はMさんと共通の趣味でもある神社・仏閣巡りも計画に入れていたので、まずは龍宮山岩水寺を目指すことにした。ふだんろくに歩くことのない私たちは、最初こそムダに張り切って笑い声をあげながら会話に興じていた。だが、そのうち口数は少なくなり、「なかなか看板が見えてこないよね?」などとGoogleマップの位置情報を何度も確認したりして立ち止まった。ようやく看板が見えて来たときはお互い本来の目的地が森林公園であることなどすっかり忘れていた(汗)スマホで時間を確認すると、岩水寺駅より歩いて40〜50分程経っていた。境内に入ると、まず鐘楼堂がある。「鐘、ついてみようよ」「うん、いいね」私は財布から100円を取り出して、さて鐘をつこうとしたところで注意事項が書いてあることに気がついた。〈(鐘をつくのを)ご希望の方は寺務所に声をかけてください〉「ちょい待って! これは勝手にやったらまずいパターンだよ!」今まさに100円を賽銭箱に入れようとしているMさんの伸ばした手を止め、注意書きの方を指差した。私たちはお互い顔を見合わせ、「ま、いっか」と言ってすごすごと鐘楼堂を後にした。それから道なりに歩いて行くと仁王門があるのだが、工事中のため、別の出入口から中へ入る。それから手水舎で手を洗うと本堂へ。ここは国指定重要文化財である厄除子安地蔵尊がお祀りされている。季節柄、七五三の可愛らしい着物姿の女児が、両親に連れられ、本堂の前で記念撮影をしていた。(その様子を微笑ましく眺めていたら、本堂の外観の写真を撮るのをうっかり忘れてしまった)受付で私たちは念願のご朱印をいただくと、岩水寺のパンフレットを見ながら境内をぐるりと一周してみることにした。参道の脇に並ぶ樹木は、ところどころ紅葉していて、あと1〜2週間もすればピークだろう。お腹も空いて紅葉を愛でる気持ちも半減していたのだが、赤池地蔵尊のところで漲るエネルギーをいただき、再び気合いを入れた。また、十一面観音立像を拝むと、ありがたい気持ちで満たされた。それから薬師根本堂まで歩を進めた。何と言ってもこちらのお寺の総本尊は薬師如来なので、それがお祀りされている根本堂にはどうしても行かねばと思い、頑張って歩いた。その時、すでに足はフラフラだったが、せっかくここまで来たのだからと、Mさんと励まし合い、奥之院本殿にある六角堂や五角堂まで足を伸ばした。だがもう私たちの足は限界だった。最終目的地は森林公園なのだから、もうひと踏ん張りせねばと、もはや会話らしい会話もなく、ただただ淡々と目的地までGoogleマップを頼りに歩き続けたのである。だから森林公園の看板を見つけ、さらにはレストランまつぼっくりを発見したときは、2人で狂喜乱舞という状態だった。どうにかランチのオーダーストップ目前にして入店することができた。お腹ペコペコで食べた天ぷら御膳は、本当に美味しかった!衣はサクサクだし、ご飯はアツアツ。大満足のランチだった。この後、私たちはもはや森林公園を楽しく散策する余力もなく、時間的余裕もなかったため、早々に帰路に着いた。帰りはやっぱりGoogleマップを頼りにサクサクと駅までを急いだつもりだったのに、天竜浜名湖鉄道の岩水寺駅に行ってしまうと言うアクシデントに見舞われた。(私たちが目指したのは遠州鉄道の岩水寺駅)ようやく電車に乗ることができた私たちは、とりとめのない話で盛り上がり、思わず高校時代にタイムスリップしたような感覚になった。「友だちっていいなぁ」と、しみじみ実感した瞬間だった。次に会えるのは、おそらくまた1年後ぐらいになりそうだが、こうして交友を続けて、お互い白髪のおばあちゃんになるまで仲良くできたらいいなぁと思う。非日常が暮れてゆく時間帯は、物悲しさ、孤独感で気持ちが塞ぎやすい。でも、楽しかった日中のあれやこれやを思い出しつつ、今後の日々の生活の糧にできればと思い直す。Mさんを駅の改札口まで見送った後は、急に一人ぼっちになってしまってような寂寥感でいたたまれないが、それも含めて非日常なのだ。この豊かな感情が私を作っているのだと、自分に言い聞かす。「さて、次はどこへ行こうかなぁ?」こうして、もう次のことを考えながら、家路に着く私だった。追記: Mさんと星乃珈琲でティータイム。栗のスフレパンケーキ(シングル)をいただきました。※筆頭管理人から日ごろの運動不足がたたってか、吟遊さんは激しい筋肉痛に悩まされたそうです。でも「次の次の日」に出てくるというのが笑える、プププ※追記(令和八年一月十八日)投稿したときは、岩水寺の仁王門は工事中でしたが、すでに完了しておりました。ご参考まで画像を添付致します(^^)v
2025.12.06
全2件 (2件中 1-2件目)
1