《櫻井ジャーナル》

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2012.01.14
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カテゴリ: カテゴリ未分類
 モサド(イスラエルの情報機関)にまんまと騙されていたのかもしれない。イラン国内で破壊活動を続けているグループ「ジュンダラー(アラーの兵士)」は CIAの支援 実際はCIAを装ったモサドが操っていたとする話 が出てきたのである。アメリカ支配層の中に、イスラエルの行動がアメリカにとって危険だと考える人が増えているのかもしれない。

 ジョージー・W・ブッシュ政権の終わり頃に作成された米情報機関の覚書が情報の根拠で、複数の元米情報機関員にも確認しているという。CIAを装ったモサドの工作員は多額のドル紙幣とアメリカのパスポートを携帯、ジュンダラーの兵士を集めていたとされている。

 こうした工作について知ったブッシュ大統領は怒り、政権の内部で議論が起こったというが、結局、何もせずに放置したようだ。何しろ、ブッシュ政権では、イスラエルの利益を第一に考えるネオコンが力を持っていた。イランに対する情報活動でアメリカとイスラエルの関係が弱まるのはバラク・オバマ政権になってからだという。2010年11月に米国務省はジュンダラーを「テロ組織リスト」に載せた。

 ジュンダラーのケースとは目的が違うが、1985年にモサドは「偽装テロ」を実行している。ヨルダンの元将校、モハメド・ラディ・アブドゥラを介してアブル・アッバスにアキレ・ラウロ号を襲撃させた。その際、ユダヤ系アメリカ人が殺されている。資金はシチリア島のドンを装ったイスラエルの情報機関員から流れていた。この事件を使い、「パレスチナ人の残虐さ」が宣伝されたことは言うまでもない。

 もっとも、アメリカがイランに対する工作を行っていないわけではない。JSOC(統合特殊作戦コマンド)やCIAがイランに潜入して工作していることは否定されていない。本ブログでは何度も書いているが、 ウェズリー・クラーク元欧州連合軍最高司令官 は2001年に段階でイラク、イラン、シリア、リビア、レバノン、ソマリア、スーダンを攻撃する計画を立てていた。

シリアの反政府派に米国務省が資金援助していた

 リビアのムアンマル・アル・カダフィ体制を倒す際、英仏米軍は アル・カイダ系武装集団のLIFG(リビア・イスラム戦闘団) と手を組み、新体制ではアル・カイダの影響力が大きくなっていると見られている。そうした中、 アル・カイダのメンバーがリビアへ移動し、戦闘員を集めていると伝えられている 。集められた戦闘員はシリアに向かうとも言われている。 リビアの次はシリア 、その先にはイランがある。





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最終更新日  2012.01.14 12:09:49


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