《櫻井ジャーナル》

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2012.01.14
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カテゴリ: カテゴリ未分類
 中東/北アフリカの混乱が続いている。イギリス、アメリカ、フランス、イスラエル、そして湾岸の独裁産油国が力尽くで支配構造を自分たちに都合良く作り替えようとしていることが大きな要因だ。湾岸の独裁産油国の中ではカタールの言動が目立つ。1月15日に放送されるCBSのインタビューの中で、カタールのハマド・ビン・ハリーファ・アル・サーニー首長は、シリア市民を護るためという名目で アラブ諸国は軍隊を派遣するべきだと発言

 シリアの内乱ではトルコを後ろ盾にしてアメリカ軍やNATO軍の訓練を受けているシリア自由軍(SFA)がシリア政府軍と戦っているほか、リビアの体制転覆で英仏米軍と手を組んでいたアル・カイダ系のリビア・イスラム戦闘団(LIFG)の一部がシリアに入って戦闘に参加しているとも伝えられている。そうした中には「トリポリ旅団」の司令官だったマフディ・アル・ハラティも含まれているという。

 リビアにおける戦闘では、ムアンマル・アル・カダフィ体制を倒すためにカタールは傭兵を雇っていたが、それだけでなく、反カダフィ軍を支援するために 数百人規模の部隊を送り込み 武器も提供していたようだ 。こうした支援を正当化するため、カタールは「市民を守る」ためだと宣伝していた。 また、今年1月には、カタールに事務所を設置することが内定したとタリバンは発表 している。アメリカとタリバンの仲介役になっているようだ。

 一連の体制転覆工作では、アル・ジャジーラが重要な役割を果たしている。今回はプロパガンダに徹しているということだが、このテレビ局とカタール首長一族との関係を考えれば当然のことである。

 つまり、この放送局の会長は一族のハマド・ビン・サーメル・アル・サーニーであり、首長のハマド・ビン・ハリーファ・アル・サーニーの意向には逆らえないだろう。カタールが深く関与している「アラブの春」では、アル・ジャジーラを信用してはいけないということである。





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最終更新日  2012.01.15 01:27:24


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