クーデター後、CIAはサブマシンガンとコミュニストの疑いがある人物の名簿をクーデター政権へ渡し、殺戮が始まる。この名簿を作成したのはタイム誌のベイルート支局にいたというウィリアム・マクホールなる人物(James S. Henry, “The Blood Bankers”, Four Walls Eight Windows, 2003)で、犠牲者の数は4000名から1万名に達するという。(Nicolas J.S. Davies, “Blood On Our Hands”, Nimble Books, 2010)