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寝苦しい夜だった。夜9時くらいに目が覚めて、耳栓を外してみたがバンガローの歌は止んでいたが隣のテントの懐かしの80年代ヒット歌謡メドレーは続いていた。再び耳栓をして眠ったが、その後も何度も目が覚めた。身体は疲れているはずなのに、血管の中をアドレナリンが走り回っている感じで落ち着いて眠れないのだった。何度も寝たり起きたりを繰り返して午前三時になった。眠るのは諦めて、日課の気功をやるためにテントの外に出る。天気予報では今日は一日曇りだったはずだが、空には星が見えている。「天気予報は外れたな、ラッキー♪」と喜んだのもつかの間気功の途中から雲がやって来て一つも星が見えなくなってしまった。風が強くて、こんなときは蚊がやってこないし、テントも乾いてとても有り難かったがこの強い風が雲を運んできてあっという間に曇り空にしたのだな。まだ真っ暗なのに、漁船のエンジンの音が聞こえてくる。気功の後は小一時間ほど眠った。次に目が覚めたのは午前5時くらいだった。外に出て水場で顔を洗ってテントに戻ると、私の物音で目が覚めたのか隣のテントから懐かしの80年代ヒット歌謡メドレーが聞こえてきたじゃないか!オイオイ、朝からそれかよ・・・(´Д`;;)そいつは三度屁をコイて7時前にはテントを撤収して去って行った"┐( -""-)┌ ヤレヤレ"ラジオで天気予報とニュースを聞いて、カロリーメイトと水だけの朝食を摂った。昨日の考えでは、晩飯を買ったセイコマまで走って朝食を仕入れる予定だったが面倒になったのだ。朝食後は寝不足なので少しでも眠ろうとしたがダメだった。9時には撤収を開始した。曇りのはずが、テントの撤収の一時だけ晴れ間が出てテントを干すことが出来たのはラッキーだった。10時頃にはキャンプ場を後にした。厚岸大橋に近づいたとき、同じ進行方向へ走っていく自転車が見えた。厚岸大橋は山型の橋で真ん中が一番高くてその前後は坂になっているのだが、その自転車はノロノロと私の前の坂の歩道を走っている。私が橋の中央近くで追いついたら、最初はマウンテンバイクと思っていたその自転車はいかにも金のかかっていそうなクロスバイクだったのだ。それに乗っているのはオッサンで、レーシングウエアーにレーシングパンツにヘルメットの完全武装状態の本格派。そのオッサンは後ろに追いついている私に気づくと、何度かチラチラと後ろを振り返った後おもむろにペダルの上に立ち上がりサドルから尻を浮かせると改めてサドルに座り直して気合いを入れて後半の下りに入っていった。「ついてこられるならついてきてみな!」って感じだ。「やってやるぜ!オッサンとの年齢差のハンデはマシンの能力差と背中の荷物でチャラだ」狭い厚岸大橋の歩道を猛スピードで疾走する二台の自転車 ←二人のバカwギャラリーは橋に留まっていた二羽のカモメと道路工事のおじさんたち。真っ直ぐな橋の歩道は見通しが効くから飛ばしたが、橋が終わって道路に出たら危険なので私は減速してオッサンとの車間を取った。橋が終わると急にオッサンは自転車を停めた。私はそのまま厚岸駅へ向かった。私は厚岸駅の近くにあるセイコマに入って野菜ジュースを買った。レジで精算して店を出ようとすると、あのクロスバイクのオッサンが入れ替わりで入ってきた。店の前に停めてある私の自転車の隣にオッサンのクロスバイクが停めてあった。その自転車をよく見ると、キャンプ場のあのバンガローの近くに停めてあった自転車じゃないか!!つまりは、あのオッサンが昨夜「キミのーゆくー道は~」と歌っていた人物だったのだ!!当初、私は買った野菜ジュースを店の前で立って飲むつもりだったがそんなことをしていたら、あのオッサンがやって来るじゃないかあの様なナルちゃん野郎に捕まったら最後、あんたが大将状態の自慢話のエンドレスになるであろうことはこれまでの私の人生経験から推測される事態である。その様な事態を避けるため、私はあえて店と隣の建物の間の奥へ隠れるように入って行ってそこでコソコソと野菜ジュースを飲んだのだった。野菜ジュースを飲み終えて店の前に戻るとオッサンのクロスバイクは消えていた。ホッと胸を撫で下ろして自転車に乗って駅へ向かって右折するとあのオッサンが地べたに座ってなにかを飲み食いしていたのだ!私はその横を目を合わせないようにして通り過ぎた。そして無事に厚岸駅に到着したのだった。これから初めての輪行である。自転車を折りたたんで輪行袋に入れた。輪行袋に入った自転車を担いで駅に入った。ザック背負って自転車を担いだとき、腰がビキビキいったのはここだけの秘密。12:24発釧路行き快速はなさきに乗るまでまだ一時間以上ある。ボサーッとベンチに座って人間観察して過ごす。昼間っから缶ビールを飲んでいる男性が多いのには驚いた。でも十数年前に初めてこの駅に来たときに私は梅酒を飲んでいたんだったな、ここで。列車の乗客は適度だった。後ろのドアから入ってすぐに自転車の置き場所を確保できた。あれだけ苦労して走った釧路厚岸間も列車だとすぐだった。途中、何度かトンネルを通過したが、あの深山の山岳地帯なんだな。午後1時5分、釧路に着いてから駅の前に出て端のポストの隣で自転車を組み立てた。これで輪行初体験は無事完了したワケだ。駅のキヨスクでyへのおみやげ共栄パンのピーナッツパンを買って和商市場の邦紀へ行って塩ラーメンを食べた。初めて食べたときと比べるとちょっとだけしょっぱかったけどここのしょっぱさには嫌みが無くて完食できる。和商を出るとポツリポツリと雨が落ちてきた。今朝の天気予報では雨は夜遅くからと言ってたのにほんと、最近の天気予報は当たらないなと思いつつyの部屋へ向けてスピードを上げるのだった。 お終い
2009.08.27
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お盆や夏休みが終わった世間が静かになったので日陰者の活動再開。朝6時35分出発。天気はわりと晴れている方か、空気がひんやりして夏の終わりを感じさせた。今回は国道44号線を走って厚岸まで行くのだが、早朝にも関わらず予想外に国道44号線の交通量は多かった。別保を過ぎると今日最大の難所にアタック。十数年以上前、キャンプ装備を背負ってMTBで走って吐きそうになった坂道だ。斜度がキツくて長い。今回の自転車はMTBじゃなくて20インチの折りたたみ自転車だ前回のキャンプ(来止臥)以来、大がかりな改造をやって内装式三段変速にしたのだが、それでもやっぱりキビシイ!車が多くて、ただでさえ身体が酸素を求めて必死に呼吸しているのにそこに車の排気ガスを吸わされるのだから、気持ち悪くなって吐きそうになった(__ __|||)。一速にシフトダウンして時速11キロのペースでかろうじて上るこれでも降りて自転車押して歩くよりは三倍は早いぞと自分に言い聞かせながら。改造前の固定ギアなら途中でギブアップして押して歩いたことだろう。深山の山岳地帯?を越えてからは路面状態の悪さに閉口。車が走る路面はいいのだが、自転車が走る路肩が酷すぎ。ひび割れでこぼこはまだ我慢するけど、路肩の白線辺りまで雑草で自転車が走れる部分が無い!ほとんど白線の上を綱渡り状態で走る車が多いので冷や冷やモノだ。そんな綱渡り状態のときに向かいの車線から来る大型トラックをその後ろから大型トラックが追い越しをかけてきて私の右肩をかすめてすれ違ったときにはオレを殺す気かゴ━━━━(# ゚Д゚)━━━━ルァ!!だったなんであのタイミングで追い越しをかける?狙っていたのか?あの狭い道路で私と追い越されるトラックと追い越すトラックが横一線にならんだんだぞ!マジで殺されるかと思ったよ。そんなこんなでどうやら厚岸の領域に入ったらしい。尾幌の辺りで自販機があったので休憩がてらボトルに水を補給した。もうすぐ9時になるところ。尾幌から先は路肩も広くなって走りやすくなった。セブンイレブンがあったけどブラインドが降りていて閉店なのか開店前なのかが判らなかった。9時になった厚岸望洋台まで来た。ここまで来る頃にはけっこう脚がキていて、ちょっとした上り坂でもとてもキビシク感じた。この十字架が見えてくると厚岸に来たんだなぁ~と実感する。懐かしいなほんと、十年ぶりか・・・・9時半前には厚岸入りしたがさて、このまま筑紫恋キャンプ場まで行くかそれとも厚岸駅へ行って『かきめし弁当』を食べるべきか?とりあえず駅へ行ってそこからyに電話した。そして『かきめし弁当』を食べてからキャンプ場へ行く事にした。厚岸限定『かきめし弁当』980円十数年ぶりで食べたけど、変わらない味だった。濃いめの味付けが疲れた身体には( ゚Д゚)ウマー。しかし画像で見るとグロテスク感を感じるのは私だけか?『かきめし弁当』が売っているキヨスクと私のザック。一泊二日のキャンプでもDANA DESIGN Terraplane(笑)これぞ大は小を兼ねる!装備品の少ない一泊二日の夏キャンプなら50リットルくらいのザックを使えば1.5キロは装備も軽くなるんだけどなぁ・・・。11時ちょいには筑紫恋キャンプ場に到着した。厚岸といえば海のイメージだけど、このキャンプ場は山に囲まれた感じで里山のキャンプ場みたいだ、海は全く見えない。私の他には車で来て今は霧多布までサイクリングに出かけている客が一人だけらしい。どこがテントサイトか判らなかったので適当に奥の芝生の上にテントを張った。何故かウンチがそこかしこに落ちている^^;大改造後の愛車をデジカメでいろいろと撮ってから、買ったばかりのアークテリクスCierzo18にパンク修理道具とレインウエアーと長袖シャツとトイレットペーパーを入れて自転車に乗って今回の旅行のミッションの遂行に出かける。田舎のメイン通りを行くのはなんか楽しい。都会?じゃ大型店に個人商店が駆逐されて消えていったけど田舎には今でも個人商店が存在していてそれがとても懐かしい感じ。街ではウルサイ選挙カーもここは関係ないみたいだ。一瞬、人が倒れていると思ってビックリした (;゙゚'ω゚')小さな靴屋さんの前にあったのだ。やっぱり漁村、漁師さんが使うんだね、コレ。厚岸大橋は工事中だった。昔来たときも工事中だったような気が・・・。10年前はサティだった店舗がポスフールに変わっていた。懐かしい懐かしい教会を見に行ったり道の駅、コンキリエへ行ったりコンキリエの入り口の近くに白い椅子とテーブルが。私の脳内ではその光景が地中海のリゾート地ということになっていた(向こうに見えるはエーゲ海)そして今回のミッションである厚岸名産『かきカレー』をゲットした。10年前に買ったことのある品物だが今でも売っているのか半信半疑だったが。コンキリエ後は福住(そば屋)へ。ここに来たのは10年ぶりでかき蕎麦を食べるため。店の中は10年前と全く変わりがなかった店のおばさんが老けた以外は。かき蕎麦だしがとても効いているのは良いけどちょっとしょっぱかった。麺はあまり蕎麦っぽくなくてうどんと蕎麦の中間みたいな感じ。1200円だったけど、次に来ることはないんじゃないかな。キャンプ場に戻ってみると、エゾシカの群れが。あのウンチの正体はおまいらだったのか。かなり接近しても逃げなくて、かえって好奇心満々でこっちを見る。まだ夕方の4時だけど、途中のセイコマで買った納豆巻とビールで晩飯。久しぶりで( ゚Д゚)ウマーなビールを飲んだ五臓六腑に染み渡るって感じ。山越えでしこたま汗かいて脱水したからか。日が暮れて暗くなるとやること無いんで早々と眠りたかったのだが車で来て昼間霧多布までサイクリングに行っていたキャンパーが戻ってきていてそいつが泊まっているバンガローのドアを開け放って「キミのーゆくー道は~、はてしーなくー遠い~なのにーなぁーぜー、歯をくーいしーばぁーりーキミはぁーゆくーのかー、果てしーない道を-ーー!!」と大声で歌い始めたのだ!「キミが」のキミって自分のことか?今日、霧多布まで走った自分のことか?自己陶酔のナルちゃんかぁ?しかも時を同じくして一人のキャンパーが私のテントの近くにテントを張ったのだ。ただそれだけなら問題は無いのだが、今度はそいつがラジカセで音楽を鳴らし始めたのだ。その音楽とは、懐かしの80年代ヒット歌謡メドレー!チェッカーズその他、あの頃の若者が聴いていた歌ばっかりそいつを永延と止まることなく流し続けている。バンガローの歌と隣のテントの懐かしの80年代ヒット歌謡メドレー私を入れてもたった三人しかキャンパーのいないキャンプ場なのに全くもってうるさい!!"┐( -""-)┌ ヤレヤレ"こんなときの為に用意してあった耳栓を使う事にした。耳栓による不自然な静寂の最中、できれば眠りたいと願いつつ筑紫恋キャンプ場の夜は更けてゆくのだった・・・・。 つづく
2009.08.26
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