2014年12月の記事
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やはり香港市場はしばらく穴場だろう。
12月を締めたが、なんと5％も下げていた。これで今年の＋20％は消え、年初の緩やかな追い風の通りで、今年のパーフォーマンスのほとんどは為替だ。まあ、そんな事は気持ちの問題だが。原油下落の影響も有るには有るのだろうが、12月単独で考えるなら主にストックコネクトの影響だろう。持ち株のモーメンタムも崩れているからその影響は小さくない。先日も言ったように香港→上海に資金が流れているのだろう。上海の信用規制で暴騰を封じ込めようとしているという記事が有ったが、時間差が有るからやはり最低でも春までは続くのだろう。まあ、私はA株の事はもう忘れてしまった。やはり目先のバーゲンだ。何だかんだでもう買わないつもりだったのだが、結局今月5銘柄買った。とにかく、低PERを探せばごろごろしている。ストックコネクトの影響でトリプルサインカーブも歪んでいるから、地べたを這っている優良銘柄のいくつかは数年後大化けする確率が高い。虎叩きも頂点に達したから話題性は落ちて行くだろう。とはいえ、香港は来年も同じような低迷としている。2016年から動意付き始めて2017年に鎌首というのがシナリオだ。低迷が長引く方がバーゲンハンターには好ましい。相場が鎌首を持ち上げてしまったら少なくともバーゲンは終る。私は人生の投資双六のふりだしより前に居るのだから、進んでいる人とは精神状態は異なるが。我々は、バブル崩壊の最悪の世代だ、いずれ年金生活に入った後皆地獄に落ちる。日本の1000兆円の債務を相似形で家計1億円の債務に例える人が居るが、日本の税収は500万円だ。これはサブプライムの家計だ。私が1億円の借金を返せたのは給料と家賃の手取りの合計で1500万円位有ったからだ。何せローンの支払いが元利で800万円も有った。まあ全て終った昔話だが。とにかく、相場は割安で買わないとなかなか儲からない、モーメンタムの幻影に踊らされない事だ。ゲイエティが暴落していたが、私は小さいから買っていないが、こういうボロ株でもないのに遊ばれる。株価はイリュージョン、これを確りした大地だと思うと精神をやられる。
Dec 25, 2014
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下剋上を機会と捉える。
バブルが崩壊した時、大木が倒れ地面に日が射した今こそ若木が育つチャンスだと言った。そして、日本にはその第2弾が来ようとしている。あの時35歳の若木の自分は57歳の老木になってしまったが。私の色々買った物の例で言えばバブルの最中に1680万円で買った博多のワンルームは1/15でほとんどただになったし、競売で買ったワンルームは投資を回収して倍になった。リーマンショックの後で買った香港株には5倍クラスはごろごろしているし、最近では協同通信・確利達とか金宝宝なんかが大化けしている。私自身はこういう経験が血肉になっているから、高値は追わないで割安を拾うとか色々な妖怪の癖を知って期待収益の向上をはかっている。だから、そういう事を色々書いて来た。何度も言って来たように、何を持つかで10年後の自分の資産額の順位は大きく異なる。日本には俗に億万長者が100万人と言われて来たがこれをミリオネアとドルで換算すればその人数は大きく減っただろう。基準が7500万円から12000万円になったのだから。もちろん私は8割を外貨建てで持っているから円建てで減りはしない。資産形成は仕組みでするものだと不動産投資の時から言って来たが、株式投資を科学でやるように言っているのも同じような原理だ。もちろんデイトレでESPを駆使できる人間も居るだろう、そういう人間はこんなものは読みはしない。私には、自分のやり方しか他人には説明できない、要するに同類にしか役に立たないとも言える。円安の説明など耳にタコだろうが2011年に75円で買えた物に既に120円支払わないといけない。QQEなんて有ると思わないからローンの返済に充ててしまったが外貨にしておけば1000万位儲かっていたなんてもしの話はできる。なぜこういう事を言うかと言えば、物事そう何もかも上手くは行きはしないという例だ。獲物なんてどんどん逃がす、それだけならまだ良い、焦ると逆にババを掴まされる。私は日本のシステムの遷移は始まっているような気がする。凪は嵐と非連続だからその兆候をほとんど示さないし、居る事が証明できない事は居ない事が証明されたと誤認するブラックスワンの法則は生きている。とにかく、お馬鹿な連中とはシーソーの反対側に乗る事だ。これが下剋上を上に向かう秘訣だ。
Dec 21, 2014
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下剋上を機会と捉える。
バブルが崩壊した時、大木が倒れ地面に日が射した今こそ若木が育つチャンスだと言った。そして、日本にはその第2弾が来ようとしている。あの時35歳の若木の自分は57歳の老木になってしまったが。私の色々買った物の例で言えばバブルの最中に1680万円で買った博多のワンルームは1/15でほとんどただになったし、競売で買ったワンルームは投資を回収して倍になった。リーマンショックの後で買った香港株には5倍クラスはごろごろしているし、最近では協同通信・確利達とか金宝宝なんかが大化けしている。私自身はこういう経験が血肉になっているから、高値は追わないで割安を拾うとか色々な妖怪の癖を知って期待収益の向上をはかっている。だから、そういう事を色々書いて来た。何度も言って来たように、何を持つかで10年後の自分の資産額の順位は大きく異なる。日本には俗に億万長者が100万人と言われて来たがこれをミリオネアとドルで換算すればその人数は大きく減っただろう。基準が7500万円から12000万円になったのだから。もちろん私は8割を外貨建てで持っているから円建てで減りはしない。資産形成は仕組みでするものだと不動産投資の時から言って来たが、株式投資を科学でやるように言っているのも同じような原理だ。もちろんデイトレでESPを駆使できる人間も居るだろう、そういう人間はこんなものは読みはしない。私には、自分のやり方しか他人には説明できない、要するに同類にしか役に立たないとも言える。円安の説明など耳にタコだろうが2011年に75円で買えた物に既に120円支払わないといけない。QQEなんて有ると思わないからローンの返済に充ててしまったが外貨にしておけば1000万位儲かっていたなんてもしの話はできる。なぜこういう事を言うかと言えば、物事そう何もかも上手くは行きはしないという例だ。獲物なんてどんどん逃がす、それだけならまだ良い、焦ると逆にババを掴まされる。私は日本のシステムの遷移は始まっているような気がする。凪は嵐と非連続だからその兆候をほとんど示さないし、居る事が証明できない事は居ない事が証明されたと誤認するブラックスワンの法則は生きている。とにかく、お馬鹿な連中とはシーソーの反対側に乗る事だ。これが下剋上を上に向かう秘訣だ。
Dec 21, 2014
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見えている未来に沿ってポジションを置くだけ。
我々のように、必然として未来が見える人間が居る。私は未来の見方を説明しているのではない、未来の見えている人間に利益を生むポジションを置いて行けと言っているだけだ。せっかく見えている未来に何もしなければ、見えていない人間と同じ結果をむかえてしまう。これでは天賦の才が生かせていない。天賦の才は自然の選択圧を避ける為に使うべきだ、生物はそうやって皆生き延びて来た。人間は100人100色の才能を持っている。銀の匙をくわえて生まれて来たと言うが、実は皆ソードを背負って生まれている。だから自分が持って生まれたソードを研ぐ事が競争優位への近道だ。私は、真に知的な優秀な人間が羊達にうとまれるのはよく知っている。そういう人間も昔は組織で何とかやらないと食って行けなかったが、現在は私のようにそうでもない。春頃釣りをしていた爺さんが集まって政治批判の話をしていたが、全く愚かな事だ。政治家や評論家の愚かさがわかる真の能力があれば結果から利益が出るポジションを置けば良い。このDecadeも残す所5年になった。おそらくなんらかの金融危機は起こるだろうし、その結果日本経済は大きく痛むだろう。偶然辛抱の羊年だそうだが、辛抱は織り込んでいる。まあ、基本は辛抱3年だが、いずれ報われる。
Dec 20, 2014
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BYDが投げられた。
まだ理由は出て来ていないが、私はIPOした北京汽車に乗り換えた人間が居るのではないかなんて考えている。ここは現代・ベンツと合弁を持っているのでわかり易い。燃料電池が出て電気自動車はかなり部が悪いし。まあ技術的には月とすっぽん位差が有る。何度も言ったが、私は完成車メーカーは好まない。安く買っても数倍の所に天井が有るのがわかっているので買う気にならない。株のだいご味は5倍10倍だ。ラウンチなんてちょっと化けているが、アフターの方が好きだと地べたを這っている時にヒントを言ったが買った人が居るだろうか？要するにそういう事だ。30日下落を見ればわかるが30番目が30％を超えている。正直こんな事は金融危機の時以外あまり無い事だ。何度か言ったように香港はモーメンタム銘柄ががらがらと崩れている。まあ理由はいろいろ有るだろうが、このようなIPO銘柄への移動というのも少なくないはずだ。理由はともかく投資妙味が出て来ているのは事実だ。そう言えばPERの横綱だった慧総網なんて1/5以下になっていたのではなかったか？いやはや、本当に株というジェットコースターは怖い。だから、私は絶対に高い所で乗らないのだ。株価というのは面白くて25が5になると1/5だが、これが4になるとなんと5で買っても2割の損になる。私が落ちているナイフを掴むと2割位の損はすると言うのはこういう事だ。3になれば4割の損だ。要するにここでの損は覚悟で参入しなければ始まらない。しかしまあ、20付近で買った人間から見たらゴミみたいな話だろう。久しぶりにA株が下げたが、クリスマス休暇で西側からの流入が細ったのではないかと思っている。来週はそうなるだろうと思っていたのだがちょっと早かった。限度以上の資金がETFに流入したらしいからA株のモーメンタムは2月位までは続くと想定しているが、こういう需給相場はいずれ崩れる。まあこれは期待だが。
Dec 18, 2014
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全ては実力に回帰する。
BRICｓ・新興国・資源ブームという2000年代の上昇が消えて行く、想像を絶するミーンリバージョンだ。正直、選別・脱落は予想していたが、ここまでになるとは思っていなかった。まあ私は全ての選定において能力無き上昇には乗らないから、逆に能力有るものが連れ安になるのは好機だと捉えているが、ベネズエラがデフォルトしてしまったりするとそこそこの危機になるかもしれない。いつも言っているように、国も企業も個人も同じだ、最終的に能力に応じた結果に収斂して行く。だから、良い結果になろうと思えば競争優位な能力を身に付けるしかない。一方でこんな崩落が起こっているのにA株のブームは続いている、人間というものは同じ失敗を何度も何度も繰り返す。A株のデューデリはだいたい終ったが、短期的な上昇、中期的なミーンリバージョンが予想されるので買うのは止めた。まあ、長期で見れば日本と違って中国が買いであるのは正しいだろうが、2月に58歳になる私にはそんな残り時間はない。現状を90年代後半に例える人も居るが、あの時よりは絶対水準が高い。もちろん、やられる所はやられるだろうが。とにかく、負債は危ない。だから私自身は負債は0にしたのだが、日本人はQQEのせいで国際感覚からかなりずれている。私はフィールドディスト―ションを見抜くのがビジネスモデルだから色々関係無い事も見えるのだが、ミーンリバージョンは味方にしないとやられる。もうほとんどクリスマス休暇の薄商いで株価指数と為替は値が飛ぶ事も有るから注意が必要だが、こういう節目の時株は資金繰りの投げが出る事が有るのでたまに良い買い物ができる。A株のおかげで香港に妙味が出ている。ブームは最後の馬鹿が買ったり投げたりするまで続く、それを忘れないで、自分がその馬鹿にならない事だ。私でさえあまりに下げると投げて処分したくなるが、投げるのは収益モデルの劣化が確認された時だけだ。大学の同級生には半分位浪人生が居たが、彼らは来年定年だ。1000万円を超える年収も霧散だ、人生とはなんとはかない事か。私には定年は無く、危機が起こらない限りこの数倍の含み益は増え続ける。1990年、N社の破綻を確信してから投資に打ち込んだ結果だ。まあ、未来は現在作られる、どぶ川企業で上手く泳いでもしかたがない。ノーマルには未来が見えないからどうしようもないのだが。
Dec 17, 2014
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両雄並び立たず、香港市場は負けたようだ。
ハンセン指数はそこそこに見えるが、多くのモーメンタムが失速している。結局A株指数の方が、歴然と好パーフォーマンスに見えるからレーンチェンジが進んでいるようだ。A株のデューデリをやっている自分には酷い皮肉だ、また迷う事が増えてしまった。個別のチャートを見ると、それぞれの物語が見える。去年の6月頃B株の下げに気付いて何銘柄か買い増したのだが、あの時A株も買い場の銘柄が有ったようだ。まあ、ABだから当然なのだが、要するに今はリバウンド後だ。冷静に考えるならストックコネクト以前のお話で買い時では無い。まだ110銘柄全部見ていないが。とにかく、来年はFRBの利上げも有るし、ちょっとした嵐は予想される。日経平均は、パーフェクト バブルだし、しばらく動かざる事山の如しこそ賢明なのかもしれない。正直、嫌な感じだ。
Dec 8, 2014
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100社位高収益の銘柄が有る。
やはり、タイやインドネシアのようには行かなかった。高収益の企業が100社位有るし、香港とはセクター毎の銘柄割合が全く異なる。特に不動産やアパレルが少ない。負債を見ていないし、これから詳細を見るのだが、やはりPERは馬鹿高い。思うにメインランドの投機家はPERなんて見ていない。正直、PERを見たら私には1つも買えない。PERが低ければ、キャッシュポジションをすぐに取り崩してでも買い始めるのだが、少し頭を冷やさないと駄目だ。脳が消化不良を起こしてしまっている、いくら私でも数日で568銘柄のインプットはきつい。ただ香港に無い興味深い業種の銘柄は有る、これは中国の成長を取り込む為には外せないだろう。限界効用が低減している香港の高PER銘柄への関心は急速に失せた。まあ、最終的に今年77銘柄買ったから、来年大枠で片付けるのだろう。ポートフォリオというのは遺伝子プールと同じと言って来たが、要するにいかに競争力の有る強い遺伝子を呑み込んで行くかに成長はかかっている。持続的な繁栄は、強い遺伝子のバリエーションによってもたらされる。これが投資の生物学的な科学だ。やせ地にアパートを植えてもいずれ枯れる、アパートを植えるなら肥沃な土壌が必要だ。日本は人口動態上どうしようもないやせ地だ。もちろん、局所的なオアシスは永遠に存在するだろう。無事に生き残るのは、このオアシスに依存している人間と海外の成長を取り込んだ人間だけだろう。
Dec 7, 2014
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A株を誤認してしまったようだ。
神は細部に宿ると言うように、細部を見ないでアバウトな事を言うと誤る。これは香港のRRで買って行くようなものでは無かった。内藤証券でリストは見れたのに見ていなかった。デューデリを始めて、香港やB株とダブりが少ないのに驚いた。それはそうだ、日本を抜いた400兆円市場なのだ、適当に見繕ってなんて無理だ。しかし、これでは全く土地勘が無い所に行ったようなもので右も左もよくわからない。まずは、見た事の無い企業のデューデリだけはやってしまわないと何とも言えない。それでも数百銘柄は有るから土地勘が出るには数カ月位かかるかもしれない。正直な所、今年はおしまい気分は吹き飛んでしまった。それどころか、まとまった資金も捻出しなければいけない。ただ、ちょっと見た所噂通りPERが高いようだ。これも香港とは基準を変えないといけないような感じがする。7％で成長する世界第2位の経済大国、10年以内に世界1位だ。NYより少なくて良いのか？なんて考えだすと不安になる。今週は昨日までの3日持ち株が上昇トップだった。こんな事はまず無いから誰かが私と同じような基準で割安を拾ったのは間違いない。香港に割安が有るのは確かだが、まだあまり知られていないのだろう。リンチさんが魚釣りのとびむしを石をめくって探すようにと言われていたが、まあ労を惜しんでいては駄目だ。しかしまあ、知らぬが仏と言うが、先が見えるばかりに前もってどんどん手を打って行かなければいけない。先憂後楽とはいえ、566銘柄のリストを見てうんざりしている。まあ、香港の1500銘柄よりは多少ましか。
Dec 5, 2014
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今年の損出しが終わった。
今朝買い戻して損出しが終わった、エイト証券のソフトが変わって1日でやると購入価格がおかしくなるので翌日の買い戻しだ。これはR証券と同じだ。まあ、円安のせいで損と言ってももう総額の数％もないが、何度も言ったように買ったら最初は下げるのでそれを持ち換えて損出しだ。香港はストックコネクトの失望売りか何かわからないが新たな循環が始まっているようだ。先月ほとんど利食って難平用の資金が無いかと思ったら、新たにRRできる銘柄ができていた。まあ、年末だから銘柄入れ換えを行う人間もいるのだろう。直近で最も化けたのは新伝媒だが、私は持っていないが、なぜこれを話題にするかと言えばM&Aによるボロから金というパターンだからだ。もちろん全てがボロという訳ではなくてパターンとしての認識だ。実は、近年このパターンに増加の兆しがみられる。要するに自動車がまだ80社有ると言われるように中国もそういう時期に入ったという事だ。シーゲルさんが言われていたように思うが、こういうのは実は結果として驚異的なパーフォーマンスを生む。しかしまあ、これはまぐれ以外の何物でもない。私は、これで実質的に今年は終った、ガスが下がり始めて来たので買うかもしれないが。サーチナの1年騰落が機能していないので今年の花形銘柄を掴めていないのは残念だが、連絡したら修正すると言っていたのだが、修正されなかった。おそらく担当者が辞めたのだろう。先日も言ったようにもう重要度は低いのだが、収益改善組は見つけ難い。MSが、A株は上げ続けると言っていたので押し目を待つ事にした、私は昔からモルガンスタンレー、シティは嫌いだ。私が信頼するのは、GS,JPM,ウエルズファーゴ位だろうか。そういえばGSが、来年はアジアの年だと言っていたが、GSの予想は早過ぎる事が多い。来年は日本で火遊びの方が注目なのではないだろうか。だいたい、安全率も期待収益も下がった相場の方が最後の輝きは大きい、これが現実だ。靴磨きの小僧が、株の話をしたら売れというやつだ。コントラリアンの私の方針は、人の行く裏に道有り花の山だ。服のバーゲンでも処分品のハンガーの列に掘り出し物が埋まっている。先月は長男の好きなねこぶちさんの長そでTシャツを500円で5枚位買ったが、そんな感じだ。
Dec 4, 2014
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バーゲンの終わり的な印象を受ける。
ブラックロックは、世界のファンドのポートフォリオが原油安に付いて行けていないなんて言っているが、月曜日のおそらくCTAの原油損切りに伴う利益出しの投げだと思うのだが、銀なんて56円台まで下げたと思ったらあっという間に60円まで戻してしまった。一般に大きな投げの後は、センチメントが悪いとだらだらぬかるんでこういう反発の仕方はしない。だから、世界景気の回復に対する期待が、高まって来ているような印象を受ける訳だ。私はビヨンドビヨンドの人だから、景気回復期待銘柄は仕込んで有るが、ちょっと時期が早いようだ。それにA株指数だ、利食い売りをこなしている。私はこなせないと思っていたのだが、外した。このまま行くとメインランドで資産効果が出始めてしまう。中国経済にはもう1年低迷してもらわないと困る。香港の循環が終わり底上げが始まってしまうとリスト銘柄が買えなくなってしまう。まあ、ポートフォリオマップの88％は押さえたのだが。こんな事を書いているという事は、まだA株のデューデリができていないという事だ、口座開設資料がまだ来ていない。原油安で景気回復期待が盛り上がっているが、景気が本当に良くなるとコモディティサイクルがまた始まる。これはいたちごっこというやつだ。先日も子供服の秋物をバーゲンで2万円位買いこんだが、9カ月後は旬だ。いつも言っているが、経済も四季も循環は同じ事だ。しかし、子供が急に大きくなって、先月大量にバザーに出すはめになったが、まあこういう間違いも有る。しかし、なぜ弟というのは兄より早く成長するのだろうか？月曜日に日経平均が悪いニュースに反応しないからバブルだと言っていた人が居たが、同感だ。まあ最後の馬鹿が買うまで続くからいつの事かはわからないが、いずれカモにされる。ただこれはA株もその恐れが有る。来年はFRBの利上げというイベントが有るのはわかっているのだが、きっかけに利用されるかもしれない。まあ、君子危うきに近寄らずだ。危ない橋を渡るのは、実際には危なくないのだが、リーマンショックのような時だ。
Dec 3, 2014
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道天地将法を思い起こさせる。
原油の先物が65ドルまで下げたそうだ、個人的にはオニールさんの5年限80ドルを基準としていたのでかなり意外なのだが、まあこれが相場だ。しかし、なぜこんな事を思い起こされるのかと言えば、日銀は完全に天の利を失ったと思えるからだ。原油がここまで崩れると来年は円安と相殺されてしまう。そして、CPIの公約を果たす為に次の緩和が必要になり、皮肉にもその後で原油価格が戻して来る。最終的にスタグフレーションが強化される。道天地将法というのは、戦いの基本の基本だが、要するに天の利地の利は将軍の能力より上という事だ。だから、こういうポジションは絶対に持ってはいけない。日本人にはホームバイアスがかかっているし、既にGDPの7割は個人消費だから、円安メリット組というのは我々の様なわずかで、何度も言って来たようにじわじわ経済は劣化を辿る。道教の上善は水の如しで、賢明な人間はさらさらとお馬鹿の反対側に流れて行く。120円は来年末と諦めていたのにもう119円まで行った。すごろくの早送りは、シナリオが検証できるのでうきうきする。そうそうアベノミクスが振り出しというお馬鹿が居る、振り出しではない螺旋階段の一周下だ。こうやって25年間だらだらとデススパイラルを降りて来て債務が蓄積された。ついでに戦について言っておくなら、攻撃と守りは非対称だ。攻撃側は止める事ができるが守り側は自分から止める事はできない。守りを放棄する時は、逃げる時だ、だから絶対に袋小路に入ってはいけない。レバレッジを掛け過ぎて損切りのタイミングを逸し、スクエアにできないような状況だ。袋小路に追い込まれたら必ず死ぬ、だからポジションを持つ時出口を決めておかなければいけない。日銀は、戦略的に既に負けている、事実は後からついて来る。しかしまあ、こんな話はどうでも良い、能力を証明するのはポジションだけだ。追い風の下では能力差は出ない、向かい風こそが能力差を顕在化させる。そうそう、理財商品のデフォルトさえ守って来たのに来年から預金保険を導入して銀行の破たんを容認するそうだ。日本の金融ビッグバンでは、長銀・日債銀・拓殖銀行等バタバタ行ったが、まさかそこまではないだろうが、不良債権処理で荒れるかもしれない。まあ、今日も雑談だ。
Dec 1, 2014
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