全197件 (197件中 151-197件目)
AK(T360/500)オーナーさんで欠品部品に、お嘆きの方はいない。もともとパーツは数十年前に欠品になっている、部品はデットストックを見つけ出すか、新たに造るしかない。現在修理中のAKオーナーさんから、新たにピストンを製造するためのテストピース写真を送っていただいた。部品がないのでは、廃車か、新たに造るかの選択になる。費用を聞くと心臓に悪い様な・・・・常識的に安い金額では無さそうだ。たった4ケのピストンを造るのにテスト用としてこれほど手間ひまかかるのかと、感心する。T360レストアで部品の心配は一切要らない、どの道、プロに単品製作してもらうかしかない。エンジンでもフレームでも、タイヤやガラスも作ってくれる、つまり、新車をもう1台造れることになる。フロントガラスでも1枚から造ってくれる、お値段は1枚100万円以上になるので後は本人の情熱と財布。私のT360は、ひたすら壊れない事を祈って運転している。このテストピース中からテストし製造するそうだ。
2005年06月04日
コメント(0)
T360キャビン(運転席)はスポット溶接で出来ている。スポット溶接の仕上げは適当で間隔も並びも不揃い、いかにも手作りの感じがする。雨どいの部分は水漏防止にパテが塗ってあるが、さすがに劣化が激しい。絶えずタッチアップ・ペイントで補修している。写真では綺麗に見えても、実物はタッチアップペイントの刷毛跡だらけ。タッチアップペイントは自作し乗るたびに使っている、それ位頻繁にどこか剥がれる、一番大きい刷毛補修は5cm×4cmぐらいある。全部綺麗に剥がれてくれれば、元の水色(ポリバケツ色)になるのだが。スプレーガンと違い刷毛塗りは簡単、後始末がいらないので楽だ。刷毛塗りしてコンパウンドで磨けば結構綺麗になる。鉄板の溶接部分から腐食が始まる、まめに補修している。
2005年05月07日
コメント(0)
当時の360cc軽四輪のタイヤは乗用車は10インチ、商業車12インチが普通のサイズとなる。現在でも、8、10、12インチのタイヤは生産されているので入手できる。ホンダT360のタイヤは12インチの4.50、前輪4PR後輪6PR。このタイヤも現在も産業用として生産されている。4本交換しても1万円?とべらぼうに安い。当時、ホワイトリボンタイヤが流行っていた、T360での設定は無い。乗用車では高級そうに見えるので使用した、ホンダのL700はライトバンなのにホワイトリボンタイヤだった。コニーライトバンもホワイトリボン、トラックには設定がなかった。国内にホワイトリボンタイヤ製造の機械は、すでに無いらしい、輸入品では13インチまでしかない?10インチのホワイトリボンタイヤは一度再生生産されたので、かなり残されているらしい。当地に2台走っているスバル360は新品のホワイトリボンタイヤ、探せば有るらしい。12インチは無いのでは?有っても中古や劣化したタイヤはいらないし、状態の良いデッドストック新品タイヤは難しい。これから軽四輪商業車が流行りそうなので??12インチ・ホワイトリボンの需要が少しは有るかもしれない。東南アジアでは生産されてるはずなので、何方か輸入してください。 ブラックタイヤはこんなに精悍に見える。昨日の写真はホワイトリボンタイヤ、軟弱に見える。
2005年05月05日
コメント(0)
クラッチについては今まで書いてなかった。ごく普通のダイヤフラム型だが、マニュアルにはT360の高速回転に合わせて、ダイヤフラムスプリングにしたと書いてある。バランスも5gr/cmと書いて有るが、なんの単位かは不明。当時の軽四輪では、どんなクラッチを使っていたのか知らない、ダイヤフラムを強調しているのは当時としては高性能なのかも?ダイヤフラムの特徴としては、スプリングに比べクラッチの重量分布が均等している。トルクの減少が少ない。ダイヤフラムは踏力が一定しているなど。操作は油圧で行われる、距離も短いしワイヤーで充分のようだがこれも本田宗一郎のこだわりかも。マニュアル全般に言えることは、高速回転の為の対策を強調している。たかが軽トラには大袈裟なようだ。
2005年04月26日
コメント(0)
T360の変速機は軽四なので30cmぐらいと小さい。なんと、こんな小さな変速機に高性能オイル専用ポンプとストレーナーが付いている。軽四輪では考えられないし、当時の車ではポルシェぐらい?もっとも、Sオーナーさんは同じエンジンなので、当たり前と思っても、こっちは、たかが軽トラだから驚く。 ただし、当時の車の変速機までは良く知らないので、他の車でも付いているのか不明。エンジンオイルは2.3L、ミッションオイルは不明、たぶん500ccぐらい。トロコイド式ポンプは毎分3Lの吐出量にオイルチェックボルトも付いている。手抜きなし、どころかオーバークオリティー、ホンダはバイクしか造ったことがない、バイクエンジンはミッションも同じ部屋に入っているのに、4輪では別の部屋になり心配になってポンプを付けたのかも? T360・ASエンジンは時計のように精巧なエンジンと呼ばれている、トランスミッションも凄いんです。
2005年04月18日
コメント(0)
T360前期ではホイルディスクはアルミ製、中期以降より鉄製になる。ASは全てアルミ製になっている。私のT360は中期なので鉄製、アルミ製もパーツとして持っている、互換性はあるみたいだ。ベテランさんに言わせると、アルミ製ディスクは材質が硬く磨けないそうだ。確かにバフがけすればピカピカになるのにと思っているが、光ってない。まさか、ジュラルミン製ではないと思うのでブレーキの熱でアルミが硬質変化したのかも?ホンダSはスポーツカーだから外から見えなくてもアルミ製がよい。軽トラでアルミは贅沢みたいだが、この当時の軽四輪はアルミが多い、コストより加工が簡単だからかも知れない。実際アルミ製は放熱も考え凝ったデザインになっている。T360はシンプル、鉄でも良かったのでは。 下に置いてあるのが鉄製ホイルディスク。ダイハツ・ソレックスで通勤中にデコンプワイヤーが切れた。40年、雨ざらしで酷使していれば切れます。捨ててある自転車のブレーキワイヤーを切ってきて、取替え予定。30分もあれば出来る簡単な修理。
2005年04月14日
コメント(0)
T360(AK)のガソリン・オイルは同じキャップを使用し右か左の違いだけなので、間違えて入れる事象が多々あった、らしい。たぶん、入れ間違いはかなり多く有ったと思う。オトキチさんHPにガソリンタンクの蓋(キャップ)の写真が出ている。前期ではプレスでイラストとGASとOilと書いてある。中期から後期ではガソリン、オイルとアルミにエッチングプレートではっきり書いてあるので間違えは少なかったと思う、後期型では側面にコーションプレートも貼り付け、間違えを防いでいる。オイル補充キャップはガソリンキャップと同じ、スタンドでは間違いやすい。最初期型のオイルバス式エアークリーナー大掛かりな空気清浄装置、なんとなんとS500もオイルバス方式なんです。T500はキャップがメッキされている、T360にメッキは無いので豪華版。オイルバス式はホンダコレクションホールに1台、T500で1台、オトキチさんのT360が確認されているだけ、貴重な1台。当時の道路事情では埃が多く、オイルバス→紙フイルターと2段に防止している、さすがに、やり過ぎと思ったのかオイルバスは初期型で終わった。その代わり、オイルバスの代わりに空気取り入れ口を屋根近くにしている、したがって、オイルバス式にはキャビンに空気取り入れ口のルーバーが無いので判別出来るど~でも良い様なこと、こんな所見る方はオーナーさんしかいません。
2005年03月31日
コメント(0)
先ほどまでT500オーナーのKさんが来られていた。北陸まで出張に来て、ついでに寄られガレージでAK談議。クローラーの取り付け方法など説明し、写真を撮った。4月に予備エンジンも分解するかもしれないらし、大変だ。オトキチさんのT360レストアシリーズは第7回まで行き、今回はメーターパネル編。現在の車メーターを外すのは大変な作業になる、爪で止まってる部分が多く、慣れてないと傷をつけたり爪を折ってしまう。T360のメーターは呆れるほど簡単に分解できる、プラスドライバー1本でOK。豆球は今でも入手できる。一番重要な豆球はオトキチさんHPに写真にある水温計と燃料計の間にある、発電表示ランプ。このランプは発電していると点灯している、玉切れをおこすと発電しなくなるので予備の電球は最低2個ダッシュボードに入れとく必要が有る。1個では、たんなる玉切れなら問題ないが、発電機(AC・ジェネレター)に異常があると1発で切れてしまう。100円もしない豆球1ヶで路上立ち往生は避けたい。 T360運転席、タコメーターと電流計は後付。T360初期型のサービスマニュアルにはアンメーター(電流計)が載っている?付いてる車はないはずだが、配線図は役に立った。
2005年03月30日
コメント(2)
楽天無料日記さんも年度末なのか設定変更があり、なんか・・ずい分HPも変わってしまった。楽天球団専用のデザインプレートもできた。ホンダスポーツの専用書にはT360はD7E、S6~8はD8E、S500はD9Eとなっているが、実際はD7Eを使用しているそうです。プラグはエンジン個体差に応じて適切な番手を使用する、T360もD7Eより、D8Eが焼けないそうだ。AK/ASプラグのオーバーヒートプラグが焼けすぎになり灰色になる、それ以上熱くなると灰色がくすんで色が濃くなり「カブリ状態」と間違うことがあり、これが一番危険な状態らしい。TもSも外気温、走行状態で臨機応変にプラグを替えていかなければならない・・・そうだ。これの半分ぐらいのプラグボックスは必要かも、軽トラだからこそ、このての小道具は面白い。D8Eは新品で4本買ったけど、今だ使用せず。 鈴鹿AHSMのピットでASがプラグ交換しているのは見ていてかっこいい、T360は・・・・・です。ロータスの車体にASエンジンのフォミュラーカー、排気管の関係でエンジンが立っている。プラグ交換は簡単。趣味としては最高になるが・・・公道は走れません、残念。
2005年03月22日
コメント(0)
昨日、ウオーターポンプ(冷却水循環水車)を書いたらベテランさんからメールを頂いた。T360のウイークポイントはウオポンであることは間違い無いらしい。ライフまではウオポンには悩まされたらしい、エンジンが温まらないうちに高速で回したり、長い間運転しない場合に故障が有ったそうだ。現在、TやSにおいてウオポン故障が話題にならないのは、それよりもっと深刻な故障が頻発するので、分かりきっているウイークポイントのウオポンごときの故障では酒宴の話題にもならない?それとセラミックなどの代替品は性能が良いので故障が発生しない。純正部品は20年前ごろにはホンダから出たそうだ、30年前に発売(昭和53年)されたホンダスポーツ(ネコ刊)には、絶滅寸前のT360について「こんな軽トラがあったことを忘れないで欲しい・・・」と書いてある。それを思うと20年前にでもウオーターポンプが入手できたとは、たいしたものだ。まだ創業者は生きていたので可能だったのかも。定期的に動かしていれば安定した良いエンジンだ。(複数台所有者には一番難しい)5年以上エンジンが停止していればウオ-ターポンプは100%逝っている、まず、水に浸かっている、アルミエンジンでこの部分は鉄が多いので電位差で腐食が激しい、私の場合にはポンプのアルミハウジングも融けていた。水車(インペラ)はボロボロ、開けた時、冗談かと思ったぐらい酷かった。ただし水ではなくオイルに浸かっている部分はまったく異常なかった。
2005年03月18日
コメント(0)
写真枚数が大幅に増えたので、ネタの無い時はパーツの写真をUPしていく。本などでT360最大のウイークポイントは冷却水ポンプと書いて有ったので、唯一の弱点かと思っていたら、意外や皆さんポンプは丈夫みたいだ、ウオーターポンプは故障の話題になった事がない。レストアする時は100%逝かれている、新品に交換しなければならないが代用品が入手できる。代用品のシールはセラミック、純正はカーボンなので、たぶんカーボンを使っているのは消耗が早いのかも。現在のTやSはセラミックかプラスチックなので一度交換してしまえば故障しない?(願望)T360のウオーターポンプ交換で四苦八苦してた時、水没S8オーナーさんにS8用予備のウオポンを見せてもらった、驚く事に・・・ボルトオンで取り付け可能。360と800では倍以上違うのに、水車の厚みが違うだけ・驚いた。S800にT360用は無理だが、T360にS800用ならよく冷えるはずだ? 白いリングがセラミックシールド、モリブデングリスが置いてあるが使用しない。油は厳禁だそうだ、下の純正ポンプには黒いカーボンが使われている、カーボンは指紋が付いてもダメだそうだ。細針金はストッパーピン、これを入れ忘れてシャフトが飛び出したことがある。四角い箱は水車(インペラー)中心の穴が円形と小判形があるので要加工。
2005年03月17日
コメント(0)
タイヤは2セット持っていて、1セットは機械絞りの縦溶接ホイール、もう一方は3ピース溶接合わせホイールと思っていた。ベテランさんから「T360のホイールに合わせホイールは無い」とメールを頂いた。したがって、合わせホイールは間違いと思う。以前分解した時には溶接合わせホイールと思っていたが自信が無い。今日、分解しようと頑張ったがビートが落ちません、近々タイヤ屋さんで新品タイヤと交換しようと思っているので、その時には写真に撮ります。オトキチさんのHPにホイールの写真が出ている、極普通の鉄ホイールだ。T360のホイールはT360専用で裏表に付けたりは出来ない。刻印はリムの内側に書いてあるみたいなので、とにかくタイヤを外さなければ見れない。合わせホイールと勘違いしていたホイールには外側に刻印がある、D67FD67TD69MD?2L4本ともバラバラだった。Dは形式、数字は製造年(1967)最後のアルファベットは製造月と思われる。?はサンドペーパーで削り、光を当てて見ると6に見える、1962年とは考えられないし、72には絶対見れない。不明。タイヤが2セット有るのは、すでに寄せ集めのタイヤだったはず。ホイールぐらい何でも一緒と考へ写真撮影しなかったのが失敗だった、次回タイヤ交換では写真撮影します。
2005年03月12日
コメント(0)
昨日の日記ににT360のホイールは12インチの合わせホイールと書いたら、T360は合わせホイールではない、とメールを頂いた。それで、合わせホイールの定義?について専門家さんに聞いてきた。私はスバル360や昔のバイクなどのように2枚の鉄板をプレスしてボルトで止めるものを、合わせホイールと思っていた。溶接は合わせになるのか?専門家さんも困っていた、張り合わせのホイールが、すなわち合わせホイールとの事。戦前タイプだと大きく別けて2種類に分類できるらしい、まず2枚の鉄板を合わせたタイプ、これは2ピースと3ピースに別けられる、T360は3ピース合わせホイールになる。(分解した時、2枚の鉄板だったので合わせと思っていたが、自信がなくなってきたので、分解して確認します)次に、V字型の鉄板をソロバン玉みたいなので押さえつけ、耳の部分のリングを作る、円くなったら溶接するので縦に線が出る。タイヤは2セットもっている、もう一方が縦に溶接してあるタイプなので、戦前型2種類持っていることになる。T360の合わせホイール型にはD67Fの刻印がある、もう一方の縦溶接2ピースホイールには刻印が無い。本には、ホンダで合わせホイール12インチはS360とT360だけだ、と書いてあったのでT360は合わせホイールと信じていた。もう一方が合わせでないとは驚いた、少なくともT360には2種類のホイールが存在している。専門家さんは「こんな質問してくるのはT360オーナーさんだろう」 その通りです。長くなるので明日も。合わせホイールの定義は「わからん」そうです、詳しい方教えて下さい。
2005年03月08日
コメント(0)
昨日、匿名の方から送られたディラー用カタログUPした。T500の三方開き荷台はFタイプになっていた?T360用のFはバイク販売店用の本当のフラットデッキ、横の側板がない。T500の三方開きは新たにFとしたのかも?現存するT500は三方開きがほとんど、一方開きは効率が悪いので、新車でも極少数しか売れなかったと思う。本田宗一郎はどちらかと言うとアメ車好き、T360もフォードのピックアップトラックを参考に造ったと思う。宗一郎としては美しくない軽トラは興味がなかった。しかし、3メートル未満の軽トラで積載効率を考えたら三方開き高床式荷台しか考えられない。T360の基本形を一方開きとし、顧客の要望で仕方なしに三方開きを作ったと思う。T360で一方開きしか残って無いのは、三方開きは酷使され現存率が極めて低い、趣味として乗るには一方開きが人気がある? 下の写真の真ん中の一番上が引き違い窓、通称2分割窓。販売期間は短かったと思う。
2005年03月03日
コメント(1)
昨晩 T360商業車オプショナルパーツリストとAK特装車(F、H、V車体)のカタログをFAXをいただいた。当方のFAX専用番号は仕事先とT360オーナーさんしか知らないはずなので、誰だろう?どちらにしても、ありがとうございます。商業車オプショナルパーツリストは初めて見た、カタログ、パーツリストには一部出ているが、これはおそらくディラー用と思われる。A4サイズでバインダー用の穴が開いている。大きく別けて9種類のオプションパーツが出ている、この中で始めて知ったのは「引き違い式バックウインドウ1700円」これの存在は知っていたがオプションパーツとは思わなかった。2分割のガラス窓とはこれの事である。商業車オプショナルパーツ1)ラジエターシャッター 2200円2)安全ベルト 1700円3)引き違い式ウインドウ 1700円4)バックランプ 950円5)カーラジオ、アンテナ 15000円、1400円6)荷台幌 5900円、6900円、T500用7300円7)点検灯(コンセント共) 750円8)ウインドウオッシャー 2500円9)印鑑入れ 500円 このカタログは一般的なもの、ディラー用ではない。引き違い式窓は中期の一時期だけの販売かも?他のカタログには出ていない。
2005年03月02日
コメント(0)
AKとASの決定的な違いは外観は当然としても、ギヤレシオが違う。T360 1速 6.84 2速 3.96 3速 2.59 4速 1.7 S500 4.7 2.29 1.49 1.14S800 3.20 1.98 1.29 0.91クルマの性能はギヤ比の設定で大きく違う、T360は重労働用商業車なのでギヤ比は軽トラに相応しい比率になっている。空荷で高速走行した状況は想定していない。3速を見るとT360はSの1速並み、4速と3速の比率は65%なので開きが大きい。この開きは平地ではまったく問題ないが、登り坂になると辛いものがある。鈴鹿サーキットでは3速が使えない、シフトダウンするとイキナリ回転が上がり生きた心地がしない。(T360は日常的にヒール&トウを使用しないとギヤは入らない)軽トラのサーキット走行は想定外なので仕方がないと思う。T360の積載は350kg、実際はその数倍積んだらしいし。中村良夫は軽トラの勝負はその積載量だと言ってる、ギヤレシオはこんな物かも。サーキット走行以外はギヤレシオに、特に不具合を感じない。こんなもんだ。
2005年02月27日
コメント(0)
AK・ASのメインオイルフィルターについては2月8日の日記に書いた。T500エンジン分解整備編は写真中心なので別の場所からリンク出来る様に工事中。写真を整理していたら、外す前のオイルフィルターがあったので、分解したオイルフィルターと2枚UPした。自分でここまで分解するSオーナーさんは上級者、さらに、この下のクランクまで分解すると名人と呼ばれる?ただし、分解は初級者でも出来る。完全に組み立て調整が出来て、始めて上級者、名人になる。 歯車の付いている黒い円盤状の物がメインフィルター、メインフィルター点検にはヘッドを外さないと出来ないのは・・なんで? 名人から送っていただいた分解したメインフイルターの写真、緑の液体はクーラント、ねずみ色はオイルとクーラントで乳化している。
2005年02月25日
コメント(0)
T360新車購入時に付いてくるのは取扱説明書と工具セット、愛車セットもディラーサービスで付いてきたと思う?取説はワンオーナーさんは持っているし、オークションにも偶に出ている。工具セットは一度クルマから下ろしてしまうと、どのクルマ用なのかは分からなくなる。ホンダの車載工具は安っぽいので大事にする方はいない、しかし、旧車となると、純正工具セットが付いてるとポイントが高い。 初めて見たT500用工具セット、内容は+-ドライバー、プライヤー、スパナー2本、ホイールレンチとプラグレンチ、必要最低限の品揃え、当時のバイクと同じ程度。後期のパーツリストを見ても他社に有るようなプラグクリーナーやゲージみたいな物はない。この工具セットで一番貴重なのはHmマーク付き写真の袋。
2005年02月24日
コメント(2)
T360レストア中のオトキチさんのホームページはボディ編6まで行った、まもなく完成となる。オトキチサンのHPにある燃料キャップ(フューエルフィラーキャップ)は初期型なのでガソリン、オイルとプレスしてある、私のは中期型なので汎用キャップにガソリン、オイルのエッチングしたコーションプレートが貼ってある。進行方向に向かって左がガソリン、右がオイル、両キャップは同じサイズである、昔は、同じキャップを使っているので悲惨な事象があった、ガソリンタンクにオイルを、オイルタンクにガソリンを入れ間違える、結構多かったらしい。どちらの場合もドレンを抜き、入れなおさないといけない。気付かず走っていると、さらに悲惨な事態になる。後期型のパーツリストを見ると、各給油口に、さらに注意を促すコーションプレートを貼るようになっている。当時、オイル交換などほとんどしない、継ぎ足しだけ。高回転エンジンの軽トラ、満足な管理はしてくれないと思い、オイルも入れやすいように配慮されている、結果として間違えやすかった。ホンダSはボンネットを開けないとオイルは入れられない。当時も今も、車でオイル給油口がガソリンと同じサイズはないのでは?実に間違えやすいが、本田宗一郎の「思いやり」のような気がする。手間ひまコストもかかる、純粋な設計屋ならこんな設計しないだろう。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーこれから組合の寄り合いで芦原温泉まで、お天気がよいので「えちぜん鉄道」の電車でのんびりと行きます。
2005年02月14日
コメント(0)
高回転高馬力のTおよびSのオイルフイルターは2重になっている。一般的な濾紙(マニュアルでは さんずいに戸)とエンジン内部に遠心力で不純物を分離する回転筒が付いている。高速回転するのがメイン・オイルフイルター、したがって一般的なフイルターはサブになる。回転方式は、バイクのCB72などで使用されていた。メイン・オイルフイルターはヘッドを外さないと絶対見れない、Sオーナーさんで自分で点検する方は少ないと思う?私も一度見てみたいと思っていた、何よりも、内部はどれ位汚れているのか興味があった。河原田さんのT500分解時の写真を送ってもらった・・・なるほど・・外周に堆積しているが、これがどの程度のものなのか見当つかない。 T500のメインオイルフイルター。
2005年02月08日
コメント(0)
T360のホイールは12インチ合わせホイール、ホンダではTとS360だけに?使用された珍しいホイール。S5~8は13インチ、N360は10インチになる。合わせホイールは高速走行に関係ない、早い話、古いか安いバイクや車のホイールになる。バイクはボルト留めが多いがT360は溶接になる、タイヤ屋さんでタイヤ交換するのは嫌がられる。レストア素材としてホイールが1個でも足りないT360を入手すると部品調達は苦労する。webを見ていると、チンケな合わせホイールが嫌で苦労してアルミホイールを付けた方もいる、かなり高度な技術がいるみたいだ。私のT360の前輪タイヤをデッドストック・ホワイトリボンタイヤに交換しようとして、必死のおもいで外すことは出来たが、装着は専門店に任せた。(12インチホワイトリボンタイヤは入手不可能らしい)数日して取りにいったら鉛のバランスが付いていなかった、どうして付いていないのか聞いたら「バランス取りの必要なし」と、いわれた。40年前の360ccの軽トラにバランス取りは、確かに必要無いと思う、このタイヤで鈴鹿サーキットを走ると言っても、パレードランとしか思われないので、言わなかった。
2005年02月04日
コメント(0)
T360もギアを交換できると聞いた、もちろん一品製作になる、実際にT360で必要と思うのはサーキット走行だけだし、何よりもギアを替えてもタイヤは40年前のデッドストック・ホワイトリボンタイヤ、タイヤがついていかない。帰路、山田さんの話では、ギアとはドリブンギアではないのか?ドリブンギアは最終の減速ギア、取り外しは割合簡単なのでSは交換しているものが多いそうだ、山田さんも交換している。専ドリブンギアにはスピードメーター用ウオームギアも彫ってあるので多少高いと思う.T360の最終ギア比は1,7なのでもう少し低くしたいとは思う、素人考えで、スピードメーターは電子式(自転車のスピードメーターと同じ、タイヤの回転を数える)にして歯車だけ探してみるのも?実物は見たことないので、一度、山田さんに見せてもらいます。
2005年01月29日
コメント(2)
SAZ・46さんからT360サスペンションはセールスマニュアルの11に書いてある通りWウイッシュボーンに間違いないそうだ。マクファーソンと書いてある本はT360の次の車種TN360と間違えている。T360の本はない、Sの次いでにチョット書いてあるだけなので開発とエンジンの説明だけ、S専門書にはSのエンジンとサスペンションについては一段と詳しく書いて有るが、T360ではページ数が足りないのでサスペンションについては書いてない、書いてある雑誌などは間違っている。たぶん、取材した時にはT360の現物がないのでTNを見て書いたものと思う。それと、エンジンはSと同じ物だとしても、スポーツカーとトラックは両極端な車、おそらく、取材時に大きく違うはず、Wウイッシュボーンを軽トラに使うはずがないとの先入観があったと思う。(Wウイッシュボーンはコニー軽トラですでに使用されている)何回も書いているが、S360は諸元表でも実際の性能もT360と同等か落ちると思う。市販用S360はT360より80~100kg重くなるのでT360に勝つことは出来ない、スポーツカーが軽トラに負けるのでは販売できないので500ccとして販売した。S600の販売もT500の販売があり100ccアップして販売した?何しろT500は640kg、S5~S600は720kgもある。空気抵抗やギヤ比が違うのでSには当然負るとしても、諸元表の重量/馬力を見るとスポーツカーがトラックに負けている矛盾があった。
2005年01月18日
コメント(2)
T360のフロント・サスペンションはマクファーソン・ストラットと本には書いて有るが、どう見てもダブル・ウイッシュボーンだと思う。両者とも良く似ているので正式にはどっちか不明、素人が見る限りではダブル・ウイッシュボーン。ウイッシュボーンとは英語の鶏の骨の名前から来ている。形はAアームとか呼ばれU字型、複雑なので当時の高級車、スポーツカーにしか使用されなかったと思っていたのに、昨年参加した「昭和村なつかしの車展」に来ていたコニーライトバンはT360と同じサスペンションだった。コニーはT360より4年前に発売されている、コニーの先進性には驚いた。コニートラックは運転席下に空冷4サイクル2気筒を積んでいる、この場所に水冷4気筒を積めばT360となる。T360ウイッシュボーンは初期から中期まで組み立て式となっており微調整可能なレーシングタイプだった。これは当時ウイッシュボーン製作の工作機械が無かったので組み立て式になったと書いてあった。作って走らせてから最適状態に調整した。私のT360は組み立て式では無いので、何とかなるかも?もし組み立て式ならプロ、しかもレーシング専門のプロにしか調整できないと思う。たかが軽トラ、全てにおいて厄介に出来ている。本田宗一郎の発想と行動力には敬服するが販売店は苦労の連続だったようだ。当時の軽四輪はスバル360などのようにコストと生産性を考え可能な限り簡素に作ったのに、ホンダは全く逆、可能な限り複雑にコストは全く無視して作っていた。
2005年01月17日
コメント(2)
ツインカムクラブのホームページを見ていたら また我がT360が出ていた、これを見て、思い出したことがあるので、朝書いた日記は消してAHSMでの話を。T360の荷台は一方開きと三方開きがある、写真やミニカーになるのは一方開きである。本田宗一郎のイメージでは一方開きだと思う、三方開きは顧客要望によって後から作られた。我がT360の荷台にあるプレスラインを見て欲しい・・・ドアのプレスラインより2センチほど低い、つまり、ずれている。このプレスラインのずれは鈴鹿AHSMでも話題になった、「いい加減な仕事してるな~」・・・皆さんの意見だった。推測するに、三方開き荷台は後からの追加仕事、簡単な設計なので新入社員にでもやらせたのでラインのずれが出たのかも?プレス型が出来てから気が付いたが、変更するにはお金がかかるので、このまま出した?宗一郎が気が付けば、スパナーが飛んできてやり直しさせられたと思うが、たぶん、気付かなかったのでは。ボディ横のプレスラインはデザイン上重要、過去、何百何千種の車が出ているが、プレスラインがずれている車はT360だけと思う。ヘッドランプからテールランプに流れるラインは各社のセンスが試されるのにT360はずれている。素晴らしいクルマです。
2005年01月09日
コメント(0)
T360の変速機は1速だけノンシンクロなので停止時以外入らない、2速は通常ダブルクラッチを使っている。この変速機、何が驚くと言ってものオイルポンプだ。見ると、たった360ccの変速機にオイルポンプとストレーナーが付いている。あんな小さい変速機に高性能トロコイドポンプを入れるのだから驚く、オイルバスで充分なのだが本田宗一郎のこだわりと思う。当時、他社の変速機は知らないが、おそらく付いているのはレーシングエンジンしかないのでは?高回転高馬力エンジンなのでオイルポンプを付けた、コストは全く無視してる。2~4速がシンクロメッシュだが後期からフルシンクロとなり、さすがにオイルポンプは省略される。S800(リジット)も省略される。S800で時速160Kmのスピードを誇ったのにポンプは廃止している、S800の最終変速比は0.9、T360は1.7と倍近くあるのでオイルポンプが必要だったのか?私には「第1号車として度肝を抜く」この1点で、軽トラであっても一切妥協しなかった本田宗一郎の姿が見える。
2004年12月12日
コメント(1)
ウォーターチョークプレートは要らないのではないか?この話はホントだと思う。T360の一番最初のマニュアルにはチョークプレートの役割が丁寧に書いてある、必要な部品と思うが、ベテランさんが要らないと言うなら、経験から来てる言葉だと思う。私も、高回転(サーキットなど)を続けるのならプレートがないほうが冷却水の通りが良い、ラジエターコア増しなどしたら早く水を回したほうが良い様な?TとSのエンジンは全て計算式で成り立っている、以前日記で書いた排気慣性の計算でタコ足が出来た。こんな物まで計算出来るなら水の循環と熱交換は計算出来ると思う。チョークプレートも計算で出来た部品、ですが、40数年前の計算尺の計算は40年もSに乗っているオーナーさんの経験には劣るはず。なくても問題無い様な・・・一度外して確かめて見ます。この話、各オーナーさんはアルバムを持ってきたので見せてもらった、アルバムの中に、輸出仕様アンダーカバーにはヒーター取り付けの為の場所があった、ヒーターの大きさはプラグぐらいの大きさ、寒さの厳しいヨーロッパやアメリカ北部用と思う。このヒーターの話から出てきたような?私も鈴鹿AHSMにはダイソー100円バインダーに各種写真資料を収めて持参した。これ1冊で話が弾みます。実は・・・当地は原子力発電が非常に多く日本一、事故も多発してます。ほとんどの事故は配管の冷却水やナトリュム液、事故が起きるたびに計算外の事故だったと新聞に書いてある。現在でもコンピューターでの想定外、計算外の水漏れがおこっている、40年前のホンダの計算はソロバンと計算尺?そんなカッコ良く算数だけで設計できないと思う。40年経過しても、まだエンジンの構造について議論してます、ホンダスポーツとは物凄い車だ。
2004年12月04日
コメント(1)
今年の鈴鹿AHSMではいろんな話を聞けた。話のなかで、本来ウォーターチョークプレートは必要のない部品だ、との話が出て??ウォーターチョークプレートの説明:エンジンヘッドの下にヘッドアンダーカバーが付いている、ヘッドにアンダーも不思議だがエンジンはほぼ水平に寝ているので、こう呼ばれる。Sの場合はアンダーカバーになっている。この蓋(下記の写真)を外すと冷却水路があり、ヘッドに40%、シリンダーに60%冷却水を分配し、4本のシリンダーに冷却水を効率的に循環させる為に2枚の鉄板が付いている(小さい物です)以前の日記にも書いたが、最初は錆と腐食が凄かったので、このプレートが有るのも知らなかった。S800山田さんからメールを頂き、パーツリストとサービスマニアルで確認して、ステンレスで製作取り付けた。輸出用Sにはアンダーカバーにヒーターが付くので必要なだけで、国内仕様には要らないらしい。したがってウォーチョークプレートは別段必要なしとなる。この話、首をひねる方も居られ結論は出ていない。 アンダーヘッドカバーを取り外した写真、清掃途中。最初はここ全部が錆で詰まっていた、水路の端にプレート取り付けのネジ痕が見える。アルミエンジンに錆とは?ウォーターポンプの水車(インペラー)だけは鉄製(鋳物)、これが錆で溶け、流れ込んでいる。水車は原型を留めていなかった。長くなるので続きは明日に。
2004年12月03日
コメント(2)
T360には積雪地帯用としスノーラがオプションであった。キャタピラを後輪に装着すると無敵の軽トラになる、装着は慣れれば片方15分で出来る、僅か30分で雪上車になるわけだ。クローラの詳しい説明は左の「クローラの説明」に有ります。楽天さんの無料日記は写真が100枚しかUPできない、始めたころは大きさも枚数も無制限だった。写真だけでもリンクできないか探している、なかなか無い。デジカメのファインピックス日記にUPしてみたものの、写真は小さく保存期間は1年(日記じゃないじゃないか)どこか良いとこありませんか?何箇所か試した、楽天さんが一番良い。他所は字が小さすぎて読めない。クローラを書いたのは昔の無制限時代の写真があったので下記に、馬鹿デカイので注意。このころの私は小さくする技術が無かったから。こんな写真を何枚もUPされたら・・・楽天さんも困るでしょ~正式名称はスノーラ、後ろが動輪、6インチなので半分の速度しか出ない、スピードメーター表示の半分のスピードしか出ない。前の車輪は誘導輪、ここでテンションの調整をする。補助輪は合計12個、ダブルボギーの板バネ、アメリカ軍のシャーマン戦車と同じ構造になっている。写真ではアルミに見えるが鉄製、強度がいるのとアルミでは高価すぎる。最高速は50km(メーターでは100km)出したことはありません、実速60kmにチャレンジ予定。
2004年11月30日
コメント(0)
昨日日記コメント欄のSAZ・46さん書き込みでは、T360の見た目、貧相なタイミングチェーンは切れないのがわかった。オイル交換は半年に1度、走行距離を考えると、もったいない気もするが、私の使っているオイルは4L・980円の安オイル、清浄効果のみ期待している。980円のオイルでも40年前の高級オイルより高性能と思う?(Sオーナーさんは5-50のべらぼうに高いオイルを使ってる方が多い)チェーン切れは、製造時、組み立て時の微細な傷から発生すると思う、つまり、車の運しだい。10万台生産され現在走り回っているT360はせいぜい20台、強運の車、絶対に切れないと信じている。チェーンで有名なのはホンダSの後輪、チェーン駆動になっている。チェーン駆動は本田宗一郎の強い意志、社員は全員反対した。今となってはこれが一番の目玉になっている。チェーン切れは巻き込みが一番恐い、結局この事故は発生しなかた。大阪で最初にSのチェーンが切れが発生した。運んで調べたら、道路の縁せきにトレーディングアームごとぶつけて切れた、この事故では仕方が無いので安心した、と中村良夫は書いている。
2004年11月16日
コメント(2)
T360のツインカムエンジンには五つ伝説的な技がある?ベアリング、アルミ、クランク、マフラーそしてチェーン、ホンダのカムチェーンはバイクで培った技術があるので絶対の自信があったと思う。実物を見たとき、自転車のチェーンみたいに頼りなく「こんなんで大丈夫かな~」と思った。本当に、この1本のチェーンに命がかかっている。1本がけのチェーンはエンドレス(バイクのように継ぎ目なし)20万キロまでは切れないそうだ、信じるようにしている、信じたい。信頼性の高いチェーンでも切れることがある、一番多かった事例は不凍液を入れ忘れ凍結しチェーンが切れる、昔は多かったみたいだ。凍結と言えば、日本で最初にホンダがタイミングベルトをライフに導入した、チェーンと違い静かなベルトだが最初は凍結で切れたらしい。テストではどんな気温にも耐えたのに市販車では切れた。お客は研究室では考えられないような乗り方をするから。T360のチェーン切れも、研究室に報告されると「不凍液を入れないとは考えられない」と中村良夫も書いている。考えられない事するのが一般ユーザーです。
2004年11月15日
コメント(1)
ツインリンク茂木で「エンジョイHonda」が開催され、見学されたT360オーナーさんから、展示T360の詳細な写真を送っていただいた。オトキチさんも見学に行き、HPに写真をUPしている。特に興味深いのはエアーフイルターから来るエアーチャンバーがプラスチック製な点。始めて見たタイプでプラスチック製があったとは驚いた、量産では鉄板より安く出来るのと、キャブの軽量化でインテークマニホールドの亀裂(非常に多い故障だった)を防ぐ為と思う。これを付けているのは、この1台だけと思う。T360のエアークリナーは徹底している。当時、未舗装道路の方が多かったので、軍用トラックと見間違えるような凝りようだ。初期型ではオイルバス方式、当時ワーゲンなどもオイルバスだったが、もっと簡単に作ってある。湿式(オイルバス)はメンテナンスの点では便利である、灯油で洗えるので何度も使え、汚れが自分で確認できるのが好きだ。問題は面倒なこと。乾式になると地上130cmから空気を取り入れ、導入管、フイルター、チャンバーと通ってエンジンに行く。最初見たとき「ここまでするか!」と思った。4年前に出たコニートラックのエンジンでさえ簡単に出来ている。後期型からはホンダSと同じになり簡単になった。生産性経済性では説明つかないので、本田宗一郎の「エンジンには綺麗な空気が必要」との強い思い入れが見れる。ここまで凝るのは軍用だけでは? 乾式空気取り入れ口のとり回し、エアーチャンバーは珍しい樹脂製湿式はさらに複雑になっている、本田宗一郎の命令以外考えられない仕事。 茂木のホンダ・コレクションホール展示のT360エンジンルームT360だけ鏡が敷いてある、タコ足排気管が良く見える。一方式荷台は見づらい、三方式は鏡が無くても排気管は良く見える。
2004年11月11日
コメント(7)
AHSMにて純正ジャッキが付いてないT360(AK)が多い事を始めて知った。オトキチさんのHPにジャッキの写真と解説が出ています。オトキチさんは4台のT360から1台を作り上げようとしている、写真のジャッキは2台だから、半分の車には付いてなかったことになる。私のT360ボディーは後期型なので押しボタンではなくプルスイッチ。鈴鹿AHSMの帰り道、暗くなったのでライト点灯、ライトをUPにするにはウインカーレバーを引くとディマースイッチになる。これを見た同乗水没Sオーナー山田さんが驚いていた。T360後期型は今風なんです。この時代、ディマースイッチは足踏み式が多かった?Sは排気量をUPするごとに細かい変更が有った、T360は軽四輪の縛りがあるので排気量UPは出来ない、細かい変更は目に付き難い。最初期型T360はS360、前期型はS500、中期型はS600そして後期型がS800と思うと良いのでは。S360市販されてたら凶器(殺人)フェンダーミラーが付いてたと思う。 後期型(中期)キャビン、スイッチ違う、グローブボックスに蓋がない、ホーンリングなどが前期型との違い。タコメーター、電流計は当然後付。運転席は広くて疲れません、ハンドリングはSと同じラック&ピ二オン、正確で運転しやすい。
2004年10月15日
コメント(0)
T360のミラーとかジャッキを書いたのは、エンジン、キャブでは現存しているTで同じもは無く、書きようが無い。せめて、どうでも良い様なミラーとか積載ジャッキぐらい同じかと思ったら、見事に全部バラバラだった。確認されている積載ジャッキに同じ物は無かった、止具がホイールレンチになっているものもある。後期型(s/n5053881)からジャッキの底板は四角くなり、止具はクランプで固定するようになって現在の車の様式になった。後期型の変更は少ないと思う、ここまでが試行錯誤だったのか?鈴鹿で最初期型のT360を見た時には、古臭い形と思った、スイッチ類も古いアメ車の形、パーキングブレーキは戦前タイプ?したがって、T360は前期型に人気があるはずだ。選べるほど台数は有りませんが。 昨日、最初期型ミラーの写真をUPしたのでパソコンの中から二代目のミラーを探したら出てきた。初代「凶器ミラー」と呼ばれていた形はスグこの二代目ミラーに変更された。この車体は昨の年鈴鹿AHSMに参加したT360、S/NーAK250-1023146号なので凶器ミラーは非常に少ないとと思う。 この凶器ミラーが付いた最初期型T360は関西と関東に一台づつ確認されている。これ以上は無いと思う?
2004年10月13日
コメント(2)
T360のフェンダーミラーには大きく別けて5種類ある、これは私が見た種類のみ、刻印等の違いをみたら、さらに多種多様なミラーが有ると思う・・・なんせ・ホンダ車ですから。2003年11月26日の日記で最初期型の角(つの)ありミラーは見たこと無いと書いたら、最初期型オーナーさんから写真を頂いた。下記は以前の日記コピー「2番目の写真4台のTの内、T500のフェンダーミラーは3代目のミラー、2代目は左端のT360で調整用のネジが見える。初代は角が出ているタイプでこの中にはない、現存はしてるらしい。フェンダーミラー1つでも4台とも違う」最初期型のミラーは写真のように角が出ている、当時は「凶器ミラー」と呼ばれていたそうだ、始めて聞いた。二代目は角が無くなり角の部分をネジ留めした形。三代目は現在の形と同じだが、ステーが長い。私のはステーが短く刻印も無い、案外、他車の流用品かもしれない?最後期型になると全てプラスチックになり、見た感じ安っぽかった。 最初期型角有りミラー、映画ベンハーに出てきた戦車に似てるかも、車幅より飛び出すので引っ掛けて倒す・・・凶器ミラーですな~スバル360のドアハンドルも最初は前開きハンドル、これも凶器ハンドルと呼ばれたのかも、確かに凶器です。当時「安全はお金にならない」これは日本の常識だった、歩行者との衝突での歩行者の安全も考えるのは70年代から?アメリカでラルフネーダーが出てから強者(企業)と弱者の立場が逆転した。一番の被害者はホンダだった。
2004年10月12日
コメント(0)
鈴鹿に到着しAKオーナさんとASオーナーさんとで雑談していた。AK組まとめ役でイベントのスタッフさんでもあるTさんがT360のボンネットを開けながら「純正ジャッキがどうしても手に入らない」と言っていた。他のAKオーナさんも「ないな~」と言っているのでビックリ、「私のは付いてますと」と答えて、ボンネットを開けたら、皆さん意外な表情していた。こっちが驚いた、純正ジャッキがないとは・・・・T360はホンダ最初の四輪車、全ての部品は一から設計している、付属の工具ぐらいはバイクからの転用も可能だが、ジャッキを含めて全て最初から設計された、流用は出来ない。ジャッキは私も最初見たときには驚いた、ボンネット内のスペアータイヤを固定する金具も兼用しているので、ジャッキの下が円盤になっている、しかも凝った造り「本田宗一郎はここまで徹底するのか」と感心した。(実際は凝り過ぎ、もっと簡単に軽くできるはずなのに、と思った)円盤状の底板は農道などの未舗装地でのジャッキUPには便利だ、現在のジャッキと違い、この安定性は魅力的なので他の仕事などに使われ、替わりに適当なジャッキを積んでいたと思う。廃車などでSFに持ち込まれたT360はまずジャッキを採られたのでは?実際、便利なんです。
2004年10月06日
コメント(2)
T360の発売は昭和38年(1963)8月。本などによると38年生産車は非常に少ない。自動車工場はまだ出来ていなかったので、バイク工場の片隅で生産していた、38年の軽トラ販売ランキングにもT360は入っていない、その他の中にある。昔、AK整備経験があり、ASで参加していたベテランさんたちは、昭和39年末までのT360が一番故障が多く、かつ厄介だといっている。この間が一番頻繁に設計変更(設変)があった、T360のエンジンブロックは9回、カムは6回の変更が有ったが、おそらく初期に集中していたのでは?この時期S500も生産されていた、S6,8に比べるとS5のエンジン特製は低回転高トルク型、T360と良く似ている。S600からはがらっと変わり高回転エンジンになる。S500は販売台数が少なすぎるので、T360の色々な不都合を経験にS600からエンジン特製を変えたと思う?昭和39年までに生産されたT360はブリーザーパイプが部品になっていてネジ3本で止める形、(私のはアルミにパイプが打ち込んであるだけ)このタイプはまだ見たこと無い、たぶん現存しないのでは?とにかく、このタイプのエンジンだったら厄介だそうです、厄介なT360の中でも厄介なので、大変なエンジンになる。 T360エンジンとC100エンジン、360ccDOHCと50ccOHVエンジン、C100はリッター150Km走った。
2004年09月26日
コメント(0)
当時のパーツリスト、カタログには荷台のことをセットバックと書いてある、今でも言うのだろうか?第25回AHSM懇親会後、部屋で河原田さん所有のT500(AK280)の一方開きの写真を見せてもらった。以前、日記でT500一方開き荷台について書き、掲示板にも書き込みを頂き、河原田さんも見ていたらしい。当時を知っている方でも「カタログには有るが販売されたかは不明」と書き込みがあり、これほど珍しい車体は、まず現存していないと思った、何よりもT500自体が数台有るか無いか。「一方開き・も・持ってるよ」河原田さんからメールが来た。あるとこにはあるもんだ!写真で見ると、後輪の泥よけが無い。T360一方開きは後輪泥よけが凝った作りになっている、三方開きは泥よけは別に付けるので、中間みたいな作り、見た感じアッサリ作ってある。オイル、ガソリン入れが一方開きのままなので中間といっても一方開き、そのままんま。一方開きと三方はガソリンタンクをはじめ共通部品が無いので、あまり売れそうも無いT500に何故2種類も荷台が有ったのか不思議だ。S360は試作車なので金型は出来ていなかった、S500では普通車なので横幅も全長(30cm長い)も大きく出来た。T500はT360の荷台を20cm延ばして普通車として販売した。(40cm長いロングもある)S500より小さい普通トラックが、果たして売れたのか???長くなるので明日も。 ピンぼけですが 貴重なT500一方開き荷台、後輪泥よけに注目。 若い時の河原田さん、何回目のAHSMかは不明。 河原田さんのスケッチ・・・絵心が・・・
2004年09月24日
コメント(0)
T360ボディ溶接はスポット溶接、当時としては新技術?なのだが技術的に未完成なのか凸凹が多い。60年代前期の軽四輪は安かろう悪かろう、溶接は特にお粗末。この凸凹、今となっては新鮮で、パテ埋めするのはもったいないような?旧車で溶接不十分な箇所をいかに残してあるかをオーナーさんに聞いていたので、T360の凸凹もこのままにして置こうと思った。下記写真の荷台サイドゲート下の凸凹は錆や腐食ではなくスポット溶接のチジミによるもの、運転席にもスポット溶接の点々が有る、初めて見た方は、あまりの無骨さに吹き出してしまう。もっと考えて溶接しないのかと思うが、当時としては最新技術。今なら、溶接は隠すので溶接箇所丸見えはない。全塗装して完璧にしても、溶接痕を隠すか、点々を残すがで好みが分かれる。T360は運転席も荷台も全身エクボだらけ、新車の時はそれほど目立たなかった溶接痕も、40年も経過すると何箇所溶接したか数えられる、暇な時数えて見ます。明日はホンダスポーツS5~800の新刊本について。
2004年06月24日
コメント(0)
掲示板にASZ46さんから、マスターシリンダーオイルタンクはブレーキとクラッチ共有になっているので、万が一、オイル漏れが発生するとクラッチが最初にダメになる、この時点で異常を感知してブレーキをかければ止まれる仕組みがあるらしい。実は知りませんでした。マニュアルを読むと、一言も書いて有りません。確かにクラッチのパイプが1センチほど高く、万が一の場合クラッチが先にイカレル。安全隠し技があったとは・・・・T360奥が深い!自転車でさえ、前輪と後輪のブレーキは分離し、故障しても前か後ろのどちらかのブレーキは生きている。つまり2系統。T360は1系統なので、どこかで液漏れ発生すると全部がお釈迦になる。自分でブレーキは全部やり直したが、このブレーキシステムはロシアン・ルーレットと思った。(実際の発生率は非常に低い)もっとも、2系統を採用するのはもっと後になる、昔の軽四では普通のブレーキシステム。それで、この件は現在のT360オーナーさんには常識なんだろうかと?この件は一言もマニュアル等に書いてないので、安全運転の為に始業点検を勧めたのでは? 万が一の場合1回だけチャンスがあると書くとドライバーは安心するから?かえってマズイ。
2004年04月14日
コメント(0)
書くことが無いので「ホンダ・スポーツ」二玄社刊のなかに新村公男が蛸足排気管は高回転エンジンでは排気慣性がいるので必然的にあのような形になったと書いてある。私はてっきりカッコが良いから蛸足(タコ)にしたのかと?2輪レーサーでは最高回転数と排気管の長さ、曲げる角度が計算で決まってくるらしい。当時の日産、トヨタの排気管は簡単な筒、ホンダがあのような複雑な形状にしたのは、後発企業だから見てくれ優先かと思っていた。ホンダは計算に基づき採算度外視して蛸足排気管として出してきた、日産などはT360の排気管をみて焦ったのでは・・・たかが軽トラごときに、ここまでするか・・ホンダ恐るべし・2ストエンジンのチャンバーの原理は分かる、排気慣性?サッパリ分かりません。
2004年04月03日
コメント(2)
T360の販売期間4年、総販売台数10万台でボディーカラーがメイブルーの1色のみとは考えられない。おそらく10種類以上有ったはず。意外や、本田宗一郎が一番こだわったスカーレット(赤色)も有ったのでは?当時のカタログにはメイブルー1色だけしか書いてない、色を選択できないのなら書かなくても良いのだが、メイブルーと書いたのは他の色と間違わない為と思う、実際に白や緑は有った。その後出た雑誌や書籍に載せるT360の写真を選ぶ際に、編集者がカタログにメイブルーしか無いのでメイブルーしか載せなかった。T360を良く知っている人は滅多にいない、私も雑誌の写真などでT360=メイブルーと刷り込まれていた。最初に、このT360を見たときメイブルーでないのでガッカリした覚えが。前オーナーさんに「何で・ブリティッシュ・グーリーンなんですか?」と聞いたら「これはゼロ戦色です」・・・・?現存しているT360はメイブルー(水色)だけなのは、オーナーさんもT360はメイブルーでないとダメだと思い、他の色の調子が良いのが有っても、それを共食い用の部品取り車にした。したがって、淘汰されていき、現在はメイブルーだけが生き残ったのでは。T360の色について聞かれたら「T360の色はメイブルー1色だけ。他にも若干有ったみたいだ」としか答えられない。
2004年04月02日
コメント(0)
T360はメイブルーの1色のみが定説だった。証言からさらに2色あり、合計3色となったが、T360の車体色はこんなもんじゃ無いと思う。例えばS500はカタログとホンダ公式発表では2色となっているが、その他にスモークブラックと私の好きなエレファントグレーの4色となっている。これは現在確認されてるだけで、さらに増えるかもしれない。現存しているS500は20数台なのに4色もある。S600はなんと11色確認されている。当時の塗装は熟練工が勘を頼りに調合していたので記録がない。現在も限定色とか地域限定色を出しているので、当時も販売店の要望で塗ったと思う。T360のメイブルーも同時期ハーバーブルーを出していたのでT360にも塗ったと思う、どちらも良く似た色だ。昨日の日記のカタログは白色と思っていたが、写真の劣化を考えてもゴールデンイエローかアンデスイエローにしか見えない。少なくともイエローはあったことになる。ただし売れたかどうかは分からない。この説明は『ホンダスポーツ』二玄社刊、54ページにガレージ・スズキの社長が車体色見本をつけて説明している。この記事は勉強になる。ちなみに、この本は平成5年鈴鹿コレクションホール(茂木じゃないよ)完成を記念して、『スーパーCG19号』のホンダスポーツ特集に書ききれなかった点を別冊としてまとめたも。SファンにはSCG19号と別冊ホンダスポーツは必備となる、現在でも書店に注文すれば入手できる。長くなるので明日に・・・不思議なのは現存しているT360は水色しか確認されてない??
2004年04月01日
コメント(1)
T360は水色(メイブルー)のイメージが強烈(マニアにだけ)だがモスグリーンとアイボリーホワイトの設定は有ったと思う。4年間、10万台の生産が全て水色1色だけとは考えられない。前期で1色、後期で追加2色と考えられる。最初に白色の事を聞いたのは、レストア中に旧ホンダSF社員で現在もホンダに勤務している方から「T360は白色が多かった」と聞いたのでビックリ、「白色も有ったのですか?」水色は当地では少なかったらしい。当時も今も軽トラを車体色で選ぶ方はあまりいない、現在ならほとんどスーパーホワイト、それ以外見たこと無い。T360も実際の販売はほとんど水色だったと思う、軽トラは商用車なので当時はほとんど屋号を書いたxx電気店、00石油店などを黒のラッカで書いた。この文字が一番映えるのが水色だったのでは。農家でも自家用と両面に大きく書いてあった、これがボディーカラーで水色は下地にすぎない。鈴鹿ツインカムミーティング(左のページ参照)にも「00瓦店」の屋号の入ったT360が参加し、一番カッコ良かったので、真剣に私も何か書き込もうかと考えている。この場合カッティングシートではおかしい、看板屋さんに筆で書いてもらうのが一番。T360の色は3色以上有ったと思うので、明日に。後期型カタログにある白色(アイボリーホワイト)と思われる。
2004年03月31日
コメント(1)
T360はメイブルー(水色)モスグリーン(薄緑)とアイボリーホワイト(白)の3色ある。現存しているT360はメイブルーがほとんど、このHPのT360はゼロ戦色(日記に詳しく)だが、変色車はこれだけかも?アイボリーホワイトは昔良く出た色らしいが、現存車はなし、他のHPに白いT360が出ていた、オリジナル色ではないと思う。左のカタログにあるようにアイボリーホワイトはかなり黄色がかっている、カタログが変色しているせいでもあるが、それにしても濃い色である。モスグリーンは鈴鹿でオリジナルを見た、中間色の、いわいるアースカラーなのでアイボリーホワイトもこんな感じかも?3色ともセンスの良い色だ。ホンダ旧車の色見本はノンキーさんのHPにコーナーがある。下記URLにノンキーさんのホンダ旧車色見本オリジナルの色は灰皿の裏を見ると日光が当たらないので、比較的良く分かる。T360はメイブルーが一番良い。あの時代、商業車、特にトラックは水色が多かった、メイブルーはブルーとしては一番薄く、汚れも目立ち難い。海外でも当時はメイブルーが多かったみたいだ、ピアジオ社のアペはT360と全く同じ色なので驚いた。メイブルーは日本では、どのメーカーが最初に使用したかは分からないが、日本人の発想する色ではないので、本田宗一郎がヨーロッパに始めて行った時に現地の軽トラ?などを見て、気に入ったのかも。
2004年03月30日
コメント(1)
T360&500の荷台(セットバック)には大きく分けて、一方開きと高床式三方開き(H)がある。オプションとしてフラットデッキ(F)と幌付き、さらにパネルバン(V)として鋼板製のバンがあるが、この設定はT360のみ、値段も5万円UPとオプションでは最も高い。パネルバンは鉄板製なので絶対現存していないと思ったが、意外や東京にバンだけ物置として使ってるのがあるらしい、バンは是非とも欲し一品、何かと便利。ダイハツ・ミゼットや当時の軽三輪、軽トラには必ずオプションとしてバンがあった、鉄板も薄く一番錆に弱く、現存数は極少数で貴重価値が高い(マニアにだけの話です)T500の荷台はT360より通常20cm長いが40cm長い(L)もある。ここまではT360の説明にも書いた、写真を見たら、荷台に補助椅子をつけて4名定員になるようにしたのもあった、後ろのアオリにスッテップも付き便利そうだ、カタログには載ってないのでディーラーオプションかも?車検証には4名定員と書いてあるのか、補助席があれば乗っても問題(警察に)ないのかは不明。
2004年03月18日
コメント(0)
ホンダSの素はT360なので実に多くのパーツが同じだ。以前の書き込みで、当地のS800Cオーナーさんにウオーターポンプを見せてもらった、外してあるT360のポンプと合わせてみたら全く同じ、ボルトオンで付く。水車はS800の方が大きいがT360にS8を付けても問題ないと思う。発電機もT360~S8まで同じ、スターターはT360が少し馬力が少ないがS8に付けても問題ないと思う。補助部品はT360~S800までほとんど変化がない、ピストンやクランク、キャブは当然違う。この書き込みを見てT360はSの部品が共有できるので部品供給は簡単と思うと厄介な事になる、私の事例は偶々かも。それに、共有出来る所は元々壊れない所、壊れないからT360~S800まで使えたと考えるのが良いのでは・・・
2004年03月05日
コメント(0)
全197件 (197件中 151-197件目)