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2010.02.23
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カテゴリ: エコハウス
このブログを熟読してくださった(恐縮です) hiro 0503

Q1: OMソーラーのシステムを稼動するのにどれくらい電気料はかかるのでしょうか?

OMソーラー協会 『OMソーラーを勉強する本。』p.156に、Q&Aで「OMソーラーシステムのランニングコスト」が掲載されています。

それによると、
「OMソーラーの運転自体にかかるランニングコストは、ハンドリングボックスと貯湯槽の電気代です。規格によって異なりますが、仮によく使われる100Wタイプとすれば100W×8時間(1日の稼働時間)×30日で月の消費電力がわかります。」
として、以下の例が出ています。

(例)1日8時間の運転/電気代:25円/kWhの場合
・1日当たりのハンドリングボックス(ファンの稼動)のランニングコストは、20円です。

→したがって、《40円×30日=1200円/1ヶ月》となります。

わが家は、22時~8時を夜間料金割引に設定しており、各月により昼夜間の割合などで微妙に料金が変わってきますが、電気使用料金を使用量で割ってみると、各月とも1kWh約20円で、ほとんど差はありません。したがって、「1日8時間の運転/電気代:20円/kWh」として計算すると、さきほどの25円/kWhの8割ということになるので、月1000円前後ということになるでしょうか。

なお、ネットサーチしてみると、 京都のOMソーラーハウスのメーカーさんのサイト にも、Q&Aのページがあり、次のように書いてありました。

Q11.OMソーラーを動かすのに、電気代はどれくらいかかりますか?
A.100ワットの電球1個分ほどの電気代がかかります。毎日10時間運転するとして、1日25円ぐらい、月の電気代は1000円に満たない程度。システムを太陽電池で動かせる自立運転タイプもあるので、この場合は電気代もかかりません。また自立運転タイプは災害時に電気が止まってもOMを働かせられる利点もあります。

結局、ハンドリングボックスも貯湯槽も1kWh弱の消費量ということになります。宮崎でしたら、鹿児島よりも晴天率が高いですし、外気温が5℃を超えれば室温は20℃近くなるので、着るものでウォームビズに心がけるなどすれば、冬でも暖房のいらない日が多いのではないかと思います。ということは、やはり電気代は相当の節約になると思います。

わが家は、雨水が足りなくなったら自動的に上水道から水を補給する雨水タンクを設置しており、晴天が続いている時には、ときどきポンプが作動してタンクに水を補給してやったりしているので、それも電力を消費していると思います。あと、玄関やトイレにはセンサーがついていて、人が近づくと自動的に点灯するシステムなどで、これも恒常的に電気を少し食っています。あとは電気冷蔵庫などの家電製品の待機電力ということになります。夏休みに家を空けたときには6~7kWh、冬休みでは4~5kWhになっています。暑い時の電気冷蔵庫や晴天が続いた時の雨水タンクが電気消費量に影響していると推測できますが、それ以上はわかりません。

それから、OMソーラーは、冬はいいのですが、夏、昼の暖かい空気をハンドリングボックス内に取り込んでしまう(家の中にまでは入ってきませんが)欠点があります。そこで、OMソーラーのハンドリングボックスを開発した友伸平さんという方が、「 環境創機 」という会社を立ち上げ、その点を改善した新しいソーラーシステム「そよ風」を販売しています。わが家の設計施工をしてくださった シンケンスタイル も最近はこちらを採用しており、女優・ナチュラリストの 高樹沙耶

Q2: 九州電力との、電気代の設定?契約?はどんな感じにしているのですか?
日中の電気料、深夜電力・その間の電気代それぞれに違いますよね。やはり工夫をされているのですか?

まず、太陽光発電と電気使用との関係ですが、これはわが家だけでなく、どこもそうですが、「 系統連系 」というシステムになっています。昼間に太陽光で発電した分のうち、自家消費をした残りの余剰電力を九電に売り、逆に雨の日や夜などに発生するたりない電力を九電から買うという形で電気を融通するシステムです。したがって、正確にいうと消費量-発電量ではなく、太陽光発電してそれを自家消費した分を差し引いた使用量(購入量)-売電量です。ただ、消費からも発電からも同じ量だけ差し引かれて、購入量(電気使用量)と売電量になる、つまり消費量-自家消費量=購入量、発電量-自家消費量=売電量ということになるので、結果としては消費量-発電量=購入量-売電量ということになります。ただ、購入料金と売電料金は異なり、売電料金の方が高い(購入料金約20円/1kWhに対して、2009年11月の固定価格買取制(フィード・イン・タリフ)実施前で29円/1kWh、実施後は48円/kWh)ので、この買取部分が、総発電量なのか、余剰電力分(売電量)でかわってくることになります。ドイツなどでは、総発電量すべて高く買い取る料金システムになっていますが、日本では余剰電力分が売電量として計算されています。それでも、1kWh当たり28円の差がありますので、月々の太陽光発電量が電気使用量(購入量)の半分程度あれば、売電料金の方が高くなることになります。

現在、ガス会社がガスで(その中に含まれる水素を取り出して)発電する家庭用燃料電池で発電した電気も電力会社に売ればさらにお得です、とキャンペーンを繰り広げてますね。



うまくお答えできたかわかりませんが、本日のところはこんな回答ということにしておきます。わからないところ、おかしなところがあれば、また指摘してください。





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Last updated  2010.02.23 20:30:53 コメント(1) | コメントを書く


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