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2010.03.04
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カテゴリ: CO2削減
家庭の二酸化炭素排出量をみると、電気、ガス・灯油、ガソリンが、三大排出項目になっています。本日は、ガソリンの使用量についてみたいと思います。

私は車を運転しないで、主に公共交通・自転車・徒歩で移動していますが、妻が子どもの送り迎えなども含め、車に乗らないと生活できません。わが家の車は、ハイブリッドカーのトヨタプリウス(二代目)です。ディーラーさんによると、鹿児島で2番目のプリウス(二代目)購入者のようです。現在、新型プリウスやプリウス・プラグインハイブリッドがリコールでたいへんなことになっていますが、それでも国内販売台数連続1位を続けているようです。受注がリコール問題以来急減しているそうですが。わが家が2代目プリウスを購入した当時、もちろんこれほどまでに売れてはいなかったけれど、評判はたいへんよかったですね。初代プリウスは、とにかくエコカーであるハイブリッドカーを世に出すためということで少々無理をしてつくられ、バッテリーの問題が指摘されていました。2代目プリウスはそれを克服し、燃費だけでなく、乗り心地やデザイン的にもいいということで評価されていました。

で実際のところ、通常は20km/lの燃費でした。夏などエアコンがかかっていると燃費は悪くなりましたが。

2005年7月から、ガソリンスタンドのレシートを集めていたので、2009年12月までの表を掲載します。1月~6月の上半期を 、7月~12月の下半期を と、色を分けてみました。
わが家のプリウス・ガソリン使用量

これを2005年下半期から2009年まで、1年ごとに集計してみました(2005年は下半期だけなので2倍しました)。
わが家のプリウス・ガソリン使用量の推移

以前公表した2007年上半期をもとにした年間の推計よりも、だいぶ多くなっています。確か2007年上半期のどこかの月を抽出して算出したはずなのですが、結果的に大きく数値が異なっており、皆さんに誤解を与えたということで、ここは謝らざるを得ません。

さて、その上でこの推移から読み取れる傾向をみるということで、順位を出してみると

使用量は多い順で、1.2009年、2.2007年、2.2006年、4.2005年、5.2008年、でした。

中間の2005年~2007年の順位が少し合いませんが、ここ5年でガソリン単価が最も安かった2009年が最も使用量が多く、逆にガソリン単価が最も高かった2008年が最も使用量が少なかった、という結果が出ました。これは、ガソリン単価と車の走行距離は反比例する(安いほど長く、高いほど短い)傾向、そして環境税(炭素税)の有効性を実証しているのではないか、と考えました。

実際のところは、2009年にガソリン使用量が多かった原因は、私の実家の静岡への帰省で大阪までフェリー、車で大阪から静岡まで往復したこと、妻の実家の福岡まで、妻の父を乗せて車で何回か往復したことですが、それを後押ししたのはガソリンと高速料金(ETCをつけた場合)が安くなったことです。もし、2008年のようにガソリンが高いままであれば、そうした選択はとりにくかったでしょう。もちろん、2008年のガソリン価格高騰は、ヘッジファンドによる投機などを原因とし、莫大な利益がヘッジファンドなど一部金融機関に流れ込むもので首肯できませんが、環境税(炭素税)によりガソリン消費量を減らすことができるなら、二酸化炭素排出削減ができるということになります。

ということで、より詳細にみるために、今度は半年ごとに集計してみました。
わが家のプリウス・ガソリン使用量の推移(半年ごと)

僅差のところもあるけれど、一応ガソリンの単価と使用量の順位を表にしてみると、
ガソリン単価・使用量の順位
(この記事の公開当初、単価と使用量の順位が逆になっていました。3月5日13時10分ごろ、ほかの誤植などと合わせて、訂正いたしました。)

ということで、だいたいの傾向としては、「ガソリン単価が安いほど使用量は多い。逆に高いほど使用量は少ない。」という傾向が確認できるのではないかと思います。もちろん、他のさまざまな諸条件(2008年に勃発したサブプライムローン破綻を契機とするリーマン・ショック、世界不況など)があるわけですが、車からの二酸化炭素排出量を抑えるためには、やはり環境税導入すべし、という結論が導かれるのではないでしょうか。





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Last updated  2010.03.05 13:18:17
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