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マイコーの映画を観て来た。予想に反して、ドラマティックな演出はほとんどなく、地味なドキュメンタリー映画みたいな仕上がり。映画のDVD特典に出てくるような「メイキング・オブ・○○」を観ているような感じ。でも、このメイキング・オブには、肝心の本番の映像がない。私は、今回のThis Is Itのツアーにはかなり懐疑的だった。見るのも哀れな、年老いて歌も踊りも衰えを隠せないマイケルを観ることになるのではないかと思っていたからだ。しかし、この映画でその予想は完全に裏切られた。そこには、昔どおりのマイケルの歌声と踊りがあった。そして、リハーサルという不完全な状況ゆえに愛らしいマイケルの姿がそこにあった。安心した。マイケルは、誰にも真似の出来ないスーパースターで居続けていたのだと。と同時に、これだけリハーサルでの完成度が高かったのなら、本番はどんなにかすごかっただろうと残念でならなかった。本番を迎えて観客を失望させるよりは、こういう結末になってしまった方がかえって良かったのではないかとこれまで思っていたのに。でも、少なくとも、醜聞にまみれていた彼の人生の後半を、再び彼の栄光で塗り替えるには十分な「演出」だったと思う。演出家であり、彼の良き理解者でもあったケニー・オルテガの功績は、ツアーのセットの豪華さや緻密に計算された構成ではなく、アーティストとしてのマイケルに再び輝きをもたらしたことだろう。生きる勇気を与えてくれるような楽しい歌、パフォーマンス、そして、それを学生時代にダンスの仲間達と夢中になって観たことなどが次々に頭をよぎり、映画館を後にしてもしばらく言葉が浮かんで来なかった。マイケルのファンなら、必見。彼が輝きを取り戻した最後の日々を見届けるために。
2009.10.31
何とも無念。(追記)昨日はあまりの実感のなさとショックで何も書けなくて、今日は今日で彼がもうこの世にいないことがじわじわと自分の中で現実となって来て無念さと悲しさが広がりつつあり混乱気味。まだインターネットもなく、日本では海外のアーティストの映像といえば深夜のMTVぐらいしかないような時代に、世界的にあれだけの影響を与えたマイケル。特に、多感な青春時代をマイケルの音楽と共に過ごした私の世代の多くは彼のあまりに突然の死に多大なショックを受けているに違いない。彼の全盛期であった私の学生時代には、次々と発表されるCDを買い、ダンスサークルの仲間がどこかで仕入れてきた彼のミュージックビデオを仲間の下宿先に集まってわいわいがやがや茶々を入れつつ観て、必死に振りを覚えてダンスの舞台で一部をちゃっかりと拝借したことなどが鮮明に蘇ってきた。アメリカのマスコミは今日も一日中、彼に関するニュースを流し続けている。ムーンウォークや、あまりに有名な「スリラー」のプロモーションビデオは当然のことながら、私の目を捉えたのは、ナオミ・キャンベルと共演した"In the Closet"という歌のPV。彼は中性的なところが魅力なのだけれど、何たる色気だろう。他に記憶に残っているのは、"Remember the Time".エジプトを舞台にした映画仕立てで、エディー・マーフィー、イマーン、マジック・ジョンソンらと共演したこのビデオでは、マイケルはとても楽しんでパフォーマンスにしているように見えた。途中のエジプトの象形文字風の群舞が圧巻。いずれもYouTubeで観られる。そう。今はこうやって、手軽に瞬時に映像を観られる時代なのだ。近年は奇行やトラブルのニュースばかりが目立ち、ようやく復活ツアーが決定して世界中のファンの期待を最大限に膨らませていた矢先の突然の死。しかし、一方では今回のツアーに向けては無理をしていたのではないかとの報道もあるし、もしかしたら、ツアーもキャンセルが相次ぎ、パフォーマンスもファンの期待に応えられなかったかもしれない。そんな失望をさせるぐらいなら、こうして未完の状態で幕を引いてしまった方が、数々のマイケル伝説の有終の美を飾るのにふさわしかったのかもしれない。でも、最後の最後まで、まるで映画の筋書きのようだった彼の人生が、あまりに切なく哀しい。
2009.06.26
Ellen DeGeneresが最近Twitterを始め、それがきっかけで同じくTwitterをやっているMCハマーと仲良く?なったらしく、昨日、Ellenのトークショーのゲストとしてハマーが出てきた。ハマーは私の世代にとってはHip-Hopの代名詞のような存在。いまやHip-Hopアーティストなんて星の数ほどいるけれど、彼は先駆的な存在でもあり、その人気たるやすごかった。そして、一躍スターダムにのし上がった後の転落ぶりもすごかった。日本で言うと、千昌夫あたり。あるいは、記憶に新しいところでは小室かな。でも、ハマーは犯罪には手を染めなかったようで、今は正直何をしているのか分からないけれど、そこそこの芸能人並みの生活はしているもよう。番組の最後にエレンにダンスを教えるってことでちょっとステップを披露してくれたけど・・・しびれた・・・。あの頃のキレの良さ健在。というわけで、ハマーに大いに触発されて(笑)実に3年ぶりにダンスのレッスンに行った。ルナにヒップホップを教えてくださっている日本人の先生がダウンタウンのスタジオで大人向けのクラスも持っていらっしゃるので、参加させてもらった。私の苦手なヒップホップ系のダンスだったけど、すごく楽しかったし、あんなに汗をかいたのは久しぶり。私はスポーツジムでひたすらランニングとか筋トレというストイックな方法はてんでダメで、やっぱりダンスが一番。オバサン、他の若い衆に置いてけぼりにされないように頑張らなきゃ。
2009.03.25
親が日本から送ってくれた去年の紅白の録画ビデオをちびちび観ている。何せ5時間の長丁場なので、まとめて観ることが出来ない。SPEEDが出てるよとダンナに言ったら、観たい観たいと言うので、早送りして観る。"White Love"。なつかしか~。カラオケ時代を思い出し、夫婦で(注:夫はアメリカ人)SPEEDと共に熱唱。そんな両親の様子をルナが「なんじゃ?」と不思議そうな面持ちで見ていた。・・・ふふん、オマエの知らない世界だろ。ついでにジェロも見せた。ダンナは「すげー。歌うめえー!」と感動(笑)。昭和を彷彿とさせるお涙頂戴の秘話:数年前に亡くなったばーちゃんに届け、ジェロの歌声。かーちゃん客席で号泣・・・をダンナに説明していたら、それを横で聞いていたルナが、「おばあちゃんは死んじゃったの。どうして死んじゃったの。人は年を取ると皆死ぬの」と、もうその部分だけすごい衝撃だったらしい・・・あーもうめんどくさいなあ(育児放棄)。平井堅も出てました。私がルナに「ママはね、堅さんに結婚してって言われたらパパにバイバイして結婚するからね」と説明したら、ルナにこっぴどく叱られた。私は個人的にはテルマちゃんとPerfumeが気に入りました。オオトリのズンドコきよし君も良かったし。紅白というのは一人で観てもつまらない。大勢であーでもないこーでもないと突っ込みながら観るのが正しい。というわけで、観たい方、我が家へどうぞ。
2009.03.06
先週のSNLでビヨンセが音楽ゲストとして出ていて、彼女のプロモビデオをパロったスキットにも出ていたのだが、そこにバックダンサーとして何とジャスティン・ティンバーレイクが特別出演!!!youtubeで"justin and beyonce snl"で検索するといろいろ出て来ますよ。早く観ないと削除されちゃうと思うのでお急ぎを!!!(笑)。ジャスティン、踊りのキレはさすが。ビヨンセとタメ張ってます。そして・・・脚きれい・・・。しかしいつも思うけど、ジャスティン面白すぎる・・・。それでもイメージダウンせず(ホントか?)かっこよく決める時は決め、若くて金持ち・・・。私が20歳若ければ・・・。
2008.11.18
紀香と陣内の結婚披露宴・・・観たかった・・・。そして今日あたりはどっかのワイドショーで、招待客のファッションチェックとかやってたに違いない。それも観たかった・・・。
2007.05.31
今朝、久しぶりに"TODAY"というモーニングショーを観ていたら、偶然にもジャネット・ジャクソンが出演するってことで慌ててビデオをセット。この火曜日に"20 Y.O."というデビュー20周年記念アルバムを出したってことで、パフォーマンス付き。NY在住だったら現場に駆けつけられたんだけど、ちょっとボストンからじゃあねえ・・・。残念。まあ、その時点で駆けつけても人だかりで何も見えなかったか。20年前のヒット曲"Nasty"をまず披露。20年経ってもちっとも古く感じない。これはすごい。そして、20年経っても現役。これはもっとすごい。さらに、私は20年前からのジャネットのファン。すごすぎ(笑)。ジャネットは今年で40歳。かっこいい。20年前より洗練されてキレイになったと思う。顔がアップになった時には、さすがに目尻のシワが見えたけど、何だかそれもチャーミングで。さっそくアマゾンでCDを注文。なぜか割引になってて10ドル以下で購入できた。インタビューの中で、"I love doing this. Maybe that's why I've been doing this so long."というようなことを言っていた。好きなことだからこそ長く続けられる。うん。いい言葉だ。
2006.09.29
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060820-00000016-dal-ent小田和正の素直じゃない態度のデカさは嫌いだが、声と歌は好きだ。この二人のハーモニー、聴いてみたかったなあ。
2006.08.20
ここまでくると何でそこまでと思うぐらい世界中が注目していたブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーの赤ちゃんがついに誕生。そのニュースを聞いたのは旅行先で、名前がほにゃららほにゃららで全く聞き取れなかったので、どうせアンジェリーナ・ジョリーのことだから、やたら珍しい名前をつけたに違いないと思っていたら、案の定、Shiloh Nouvel Jolie-Pitt(シャイロ・ヌーベル・ジョリー・ピット)だとさ。ヌーベルってフランス語で新しいという意味だけれど女の子だからNouvelleの方が良かったんじゃないか。よけいなお世話だけど。
2006.05.30
親に日本から紅白歌合戦のビデオを送ってもらった。感想。トップバッターの細川たかしと川中美幸はどっちも良かった。母が、細川たかしとカラオケやったら楽しそうと言っていたが、本当だ。鈴木亜美。相変わらず歌えん。北山たけし。紅白に出て感極まって泣く人を久しぶりに観た。w-indsがいつの間にかエラく成長していた。仮面ライダーがエラく進化していた。アマゾン止まり(って分かる?)の私にはビックリ。モー娘。現在のメンバー、誰が誰だかさっぱり見分けがつかん。旧メンバーの方が個性あったな。しかし、モー娘。を卒業するとさっぱり売れなくなるのはどうしてだろう。長山洋子最近激やせ。何があったのか。森山親子は癒されるなあ。美川憲一。お見事。鳥羽一郎と山川豊はきょうだいだったのか!!!CHEMISTRY歌がうまくなった。これなら物マネの狩人にも負けないだろう。倖田來未は騒がれてるほどではないような気がするけど。ゴリエ足きれい。WaTマイクが倒れたとはこれだったか。この二人、初々しくて可愛い(オバサン的コメント)。渡辺美里がすっかり顔が変わってしまって最初誰か分からんかったが、歌はよかったなあ。紅白の舞台裏っていう番組も観たけど・・・この段取りの細かさ、絶対アメリカ人には真似できないだろう(笑)。何だかんだいって、紅白は今後も続けて欲しいですわ。スキウタ導入は良かったんじゃなかろうか。森進一が毎年「おふくろさん」を歌ってもいいから、やっぱり国民に馴染みのある歌をたくさん歌って欲しいなあ・・・。
2006.02.12
この前の土曜日のSNL(お笑い番組)のゲストはスカーレット・ヨハンセンだった。「ロスト・イン・トランスレーション」で一躍脚光を浴びた子役出身の女優。1930年代を思わせる、古風なタイプの美人で、横顔がとてもきれい。でも、土曜日のSNLでのはじけぶりは、結構おもしろかった。しかも、かなり歌が上手いことが判明。SNLは全編がお笑いだから、ゲストが面白くなければ、その面白さも激減してしまう。メジャーな映画では、2枚目の役が多くてそのイメージが強いのに、良い意味で裏切られると、その役者やアーティストとしての懐の大きさが見えて、それがSNLの面白さでもある。これまでで印象に残っているのは、マシュー・マコノヒー、ジャスティン・ティンバーレイク、ベン・アフレックそして何と言っても圧巻だったのはイアン・マッケレン(ロード・オブ・ザ・リングの仙人みたいなおじいさん、あるいはX-Menの悪いボス)。イアン・マッケレンは、舞台出身の人なんだろうか。もう、老若男女、すべて演じちゃいます、の変幻自在ぶりで、他の出演者がすべて色あせて見えるほどの独壇場だった。マシュー・マコノヒーは、正義感が強い正統派の役が多いが、SNLのコントでは、日焼けした長髪のブロンドの、ちょっとナルちゃん気味のキャラクターに扮していて、ほう、この人はこういうこともできるのか、と感心した覚えがある。ベン・アフレックは、『アルマゲドン』のイメージが強くて、すごいハンサムでかっこいい、と思い込んでいた(ファンの方、ごめんなさい)のだが、しゃべると、気さくでどこにでもいそうな典型的なアメリカン・ナイスガイのタイプであり、ポロシャツ着て、バミューダパンツを履いて、サンダル履いて、郊外のアウトレットモールあたりを歩いていたら、恐らく誰も気がつかないんじゃないだろうか。まあ、その辺の気さくさと普通っぽさが、常に世間の注目を浴びていたいジェニファー・ロペスとはウマが合わなかったんだろう。SNLでは、ジェニファー・ロペスとの破局や出身地のボストン訛りとレッド・ソックス(地元野球チーム)ファンネタで頑張ってくれた。ジャスティン・ティンバーレイクは、全米で最も成功したと言われているアイドルグループからソロデビューして、音楽もキャラも一皮向けたのか、SNLでは、鶏の着ぐるみ姿や、ビー・ジーズの困ったちゃん眉毛のメンバー役で大奮闘。話が脱線してしまったが、スカーレット・ヨハンセンの話に戻ると、彼女の魅力は何と言っても『口元』であると思う。ちょっと、ふくれっ面で口をとんがらしてダダをこねているようで、これがとても可愛らしい。決して正統派の美人、というわけでなくても、見つめられずにはいられないほどの魅力的な顔を持つ人というのはいて、その中でも、その最も大きなチャームポイントは『口元』であったりする。この、『口がエッチ系』の女優の代表格は、文句なしに、時の人、アンジェリーナ・ジョリーであろう。この人、美人だ美人だと言われているが、決して正統派の美人ではないと思う。あと、ちょっとでも配分が間違っていたら、はっきり言って魔女系の怖い顔である。でも、きっと、近くにいて見つめられたら、絶対に誰も目を逸らすことはできない魅力を持っている。もちろん、顔の造作だけでなく、この人の持っている内面の魅力のせいでもあるのだろうけれど。子役から順調に成功した俳優・女優はなかなかいないものだが、スカーレット・ヨハンセンに関しては心配はなさそうだ。メジャーなハリウッド映画ではなく、ちょっと地味で個性的な映画への出演を重ねて実力をつけつつ、あまりに小さいうちに下手に大きな脚光を浴びなかったのが良かったのかもしれない。まだ21歳。これからの成長が楽しみな女優である。・・・こういう話、面白いですかね。
2006.01.16
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