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●「政府貨幣=ハイパーインフレ」という大いなる誤解、無知、偏見、迷信には困ったものである。この大いなる誤解が解けさえすれば、たちままちばら色の世の中が見えてくるというのに…である●ここでは、この誤解について説明することは差し控えたい…というよりも、「政府貨幣などとんでもないと」考えている人は、先ずは下記の本を読んで頂きたい。恐らく、今までそのように考えていたことが如何に間違っていたかを理解して頂けることであろう。●著者の小野盛司さんは理学博士ということもあって、この『政府貨幣発行で日本経済が蘇る』の論理は明哲で、極めて実証的である。●ところで、この人は非常に興味深い人である。元来が素粒子論の研究者のようだが、この本のように政府通貨による日本経済再生論を展開し、積極的に国内外の政治家や経済学者にも働きかけ・訴えてもいる…かと思えば、『ロボットウィズアス』で未来社会について論じたり、『人間の行動と進化論』で独自の説を唱えたりしている。また東大英数理教室というパソコン教育ソフトの代表取締役を行うなど…極めて多能・異才の持ち主である。政府貨幣発行で日本経済が蘇る~世界を代表する経済学者たちの提言に耳を傾けよ~小野盛司●この本を読み終えた後では、政府が通貨発行大権を行使しないことが、大いなる罪作りであることをご理解頂けるはずである●改めて、政府貨幣による日本経済再生を訴えているサイトを紹介しておきます。■日本経済復活の会 会長:小野盛司■日本経済再生政策提言フォーラム 会長:丹羽春喜●ところで、私は経済成長論者ではなく、また丹羽春喜さんの国家観、小野盛司さんの税金に関する考え方には賛同しかねるところもある。しかし、ベーシック・インカムの財源を政府貨幣によって調達しようと考える立場から、丹羽春喜さんや小野盛司さんの「政府貨幣を発行すべし」という考えに異論はない。●ベーシック・インカム推進論者と政府貨幣推進論者が何れ袂を分けることになろうとも、暫くは呉越同舟してみてはいかがであろうか?●未来社会論や進化論にも関心があるので、遠からず著書の『ロボットウィズアス』や『人間の行動と進化論』を読んでみるつもりでいる。
September 19, 2009
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●以前紹介した『未来の経済システム(PDF)』の説明文章を書き起しましたので、スライド(PDF)と共にご覧下さい。未来の経済システム(PDF)未来の経済システム(説明文)
September 13, 2009
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●減価貨幣は、私の考える未来社会の経済システムの重要な要素になっている。これを知ったのは『エンデの遺言』である。この中で紹介されているシルビオ・ゲゼルの『自然的経済秩序』にふれたのは、シルビオ・ゲゼル研究室に掲載されていた邦訳である。かなりのボリュームであったが、無料公開している訳者の意気を感じて読んだ。●減価貨幣の元祖の思想を知りたいと思ってもこのボリュームを読みこなすには少なからぬ覚悟がいる。●この辺の事情を察して、訳者である廣田裕之さんは一般向けの『シルビオ・ゲゼル入門』という本を今年6月に出版してくれた。シルビオ・ゲゼル入門減価する貨幣とは何か廣田裕之●ゲゼルの自由土地や減価貨幣についての分かりやすい紹介だけでなく、自由土地や自由貨幣(減価貨幣の別名)に関する最近の動き、訳者の考える減価貨幣導入の具体的方策として地方通貨の提案などにも言及されている。200頁・2000円に満たない本なので、一般向けとして手頃かもしれない。●これとは別に、今年の7月に、別の人(相田慎一さん)が『自然的経済秩序』=『自由地と自由貨幣による自然的経済秩序』の完訳本を出版している。こちらは1万円もする本なので出費の方も覚悟がいる。自由地と自由貨幣による自然的経済秩序シルビオ・ゲゼル/訳:相田慎一------------------------------------------------●ところで、訳者はベルナルド・リエター(『マネー崩壊』)と同様に、加えて『日本人が知らない恐るべき真実』の著者である安部芳裕さんも、減価貨幣を補完通貨として用いることを提案している。●私も過渡的なマネーシステムのありかたとしてこの補完通貨の考えに賛成する。というよりも、利子貨幣の世界をいっぺんに減価貨幣の世界に改編することなどできようはずもないからである。●しかし、人間的・自然的な未来社会において減価貨幣の他に利子貨幣も必要であると考える(訳者達がそう言っているわけではないが)のであれば承服しかねる。過渡的な話としてでなく、永遠に貨幣には陰陽二種類が(陰=減価貨幣、陽=利子貨幣)必要であるとする理由がどこにあるのだろうか?●もっと言えば、商業銀行が信用創造によって利子貨幣を生み出すことが諸悪の根源である。商業銀行の利子貨幣はいずれ政府発行の減価貨幣に全面的にとって代わられるべきである…と考えている。●未来社会では、このような減価貨幣だけでなく、全ての人の尊厳を守るためにベーシック・インカムのような制度も不可欠になる。私は、補完通貨の形であれ何であれ、減価貨幣の導入よりもこのベーシック・インカムの方が先行するのではないかと考えている。●これらについては今回の趣旨から外れるので、詳しくは未来の経済システムのPDFなどをご覧頂きたい。
September 2, 2009
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