右肩下がりの人生
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先日、内科の定期健診に行って来ました。今回の血液検査の結果は『血清アミラーゼ 117』(基準値は38~136と検査書に表記されています)『P型アミラーゼ 47』(基準値は50以下と検査書に表記されています)血清アミラーゼ値もP型アミラーゼ値も、ここ数年では最も良い数値でした。気にしていたアミラーゼ値は基準値の範囲内に治まっていましたが、夏バテからか、食欲が無くなり体重が2kgほど減ってきていました。腸の調子も、いつもの下痢気味と腹部膨満感に痛みと酷い鼓腸と不快感が加わりました。夜中にガスや便が出そうで出ない鈍痛に、寝ている間も鳴り止まない鼓腸と緊張した時のような、下腹がキュンと攣るような感覚がありました。自分でガスや便の排出をコントロール出来ず、腸がパニックになっているような感じでした。気分も滅入り、強迫観念が酷く思うように動く事が出来ない日が続いていました。「調子はどうですか?」診察室へ入り、先生のいつもの挨拶に「お腹の調子が悪くて…」「下痢気味になったり、夜中に出そうで出ない痛さになったり…」「気分が悪くて食べれないんです…」「お腹が張ったり下痢するんで、食べる物も限られてきて…」前もって先生に言う症状を、家を出る前から整理していましたが実際に先生の前に座ると、小さな声で断片的に症状を言うだけになってしまいます・・・。「どういう風に気分が悪いんですか?」「吐き気がするんですか?」あまりにも漠然とした私の訴えに、先生の方から聞いてくれました。「は…はい」「気分が悪くて、あまり食べていません…」「最近は、うどん・おにぎり・飲むゼリーぐらいしか食べてません…」聞かれもしていないのに、具体的な食べ物を言ってしまいました。「食べれない?」「もっと他の物、普通の食事をなさったら?」首をかしげながら尋ねられました。「お腹が張って寝れなくなったり、下痢するんで…」肉類や食物繊維の多い物を食べると、腹部膨満感と下痢で苦しくなってしまうのです。「下痢するのか…それじゃあ消化を助ける消化酵素を飲んでみますか?」薬の本を開いて、薬の効果と成分を説明してくれました。「は…はい、お願いします」精神的な問題から、消化器に影響を及ぼしているのではないかと思っていましたが今回も何も言えないまま、内服薬を処方してもらいました。自分でも「医師に気を使い過ぎてどうするんだ…」と思うのですが子供の頃から『良い子』である事を嘱望され育ってきたせいか人の言う事に反論する事が出来ません・・・。医師の前では自分の痛みや苦しさを我慢してでも、優良患者になってしまいます・・・。よく「あそこの医者とは意見が合わなかった」「喧嘩してきた」などと見聞きしますが私には絶対にあり得ない事です。歯医者へ治療に行き「痛かったら手を上げてくださいね」と言われてもどんなに激痛を感じても、今まで一度も痛いと言わずに生きてきました。それどころか治療してくれている歯科医に気を使い見え易いように首の角度や口の開け方を考え、愛想笑いをしているのです・・・。散歩をしていても、レジでの支払いの時も、医院での治療の時も良い子・良いお客さん・良い患者を精一杯演じてしまうのです・・・。いわゆる関西弁で言うところの『ヘタレ』ですね。自分でも、誰にも何も言えないヘタレの自分が嫌になります。結局、内科からは、いつもの薬に『吐き気止め』と『消化酵素』を追加してもらいました。今回も精神的な悩みの事を主治医に言えませんでした・・・。強迫観念や自迫感の事を打ち明けてしまうと今までの診断と治療に納得できず、内科医である主治医を見限るような失礼な行為になってしまうのではないかと、毎回尻込みしてしまうのです・・・。ですが、いつまでもこんな状態を続けていては何の解決にもなりません。これからも先生のプライドを傷つけないように、徐々に打ち明けていこうと思います。
2007/10/20
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