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スケキヨ氏の Tactical Life より引用

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2016年09月03日

今週もダグラムとテモシャーンは休みます。 ~ 感想・映画『紙の月』

テーマ：最近見た映画(54)

カテゴリ： Hiekka aikaa

今週もダグラムとテモシャーンは休みます。~ 感想・映画『紙の月』

台風の通過によって涼しくなってきた昨今、
“時間的に一生作れそうにない”模型類のどれを売って、どれを残すべきかを決めね兼ねている。

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コードネーム“猫〜”さんから教えてもらった日本映画 『紙の月』をDVDにて観た。
TVドラマも放映されたそうだから、すでに内容を知っている人も多いだろう。
真面目なレビューは他の方に任せるとして、自分は
「この物語の主人公は、上海土産のカルティエの腕時計をはじめ、
　高級ホテル連泊、BMWの新車、その他もろもろの物品を
　まったく欲しくなかったのではなかろうか」
という印象を強く受けた。
他の方のレビューの中には、
新車のBMWに乗っている主役の爽やかな表情…という意味の文面があったが、
フランスの田舎道を自転車で疾走するMr.ビーンも同じ表情をするのである
（ 『Mr.ビーンカンヌで大迷惑?! / 原題 “Mr. Bean's Holiday”』）。

主人公が望んでいたのは窓ガラスを叩き割って 『幻の湖』のようにひた走る、
「君は走るか、俺たちゃ走る！」 、これに尽きるように思われる。

ニセモノの 『紙の月』を見上げているのは同作品の主人公だけではあるまい。

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