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カテゴリ: 陽明学








□の◯をはなれて高き悟道とするものは、見所〔けんじょ〕のみにして用をなざざることを示す。
□◯は理・気也。理・気はあるときは共にあり、はなるべからず。
はなるる時は、□み実理ならず、◯も真気ならず。
□に見性〔けんしょう〕を書するものは、異端といえども、
寂然不動〔せきぜんふどう〕・無欲・無為の性〔しょう〕を見たる事は一也。
□は無の至極なり。
聖学にはあ、其の無をよく窮〔きわ〕めたる故に、惑〔まど〕いなし。
異学には、無をいえども、無を窮めつくさざる故に、さとりたる所に即ち惑いあり。
造化の神理を見そこないて、天地をも輪廻と見たり。
故に曰く、儒学には天道と云いて大なる事をすれども、天地の道ともに惑いなり。
故に仏氏は太虚を出〔い〕で、陰陽をはなるると云えり。
太虚外なし、こえ出〔い〕づべき所なし。亦〔また〕輪廻なし、はなるべきものなし。
ただ□の寂然不動・無欲・無為にしてあらわれず、あとなきの真を見て、仏性とし、
ここに至って不生不滅なるを、成仏とし、
陰陽生々の気をはなれて二度〔ふたたび〕生れず子孫なきを以て、
出離生死〔しゅつりしょうじ〕とするなるべし。
造化は無尽蔵にして無中より生ず。生ずるものは消えず、行くものはかえらず。
輪廻と云う事なし。無始無終と云うべし、不生不滅と云うべからず。
□の前後あらわれず、形象声臭〔けいしょうせいしゅう〕だになければ、
亦〔また〕滅すると云う事もなきを、不生不滅といえるなるべし。





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Last updated  2019年04月02日 02時02分38秒


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