森田理論学習のすすめ

森田理論学習のすすめ

2013.12.08
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カテゴリ: 神経症の成り立ち
森田理論を学習して分かったことは、これは自分の感情、気持ちを大切にせずに、相手の思惑ばかり考えてきた結果であると思います。他者中心の生き方ですね。

感情面では、ミスをすれば叱られて、不快な気持ちを味わうのは当たり前のことである。
私の間違いは、その恐ろしい感情に全く向き合おうとしていなかった。
その感情を認めて、向きあい受け入れようとしなかった。

その感情を拒否し、無視し、抑え込み、否定してきたのではないのか。
不快な感情は自然現象で起こるべくして発生している。

湧き起ってきた感情はすべて正しい。
間違った感情が発生することはない。

プロ野球のピッチャが投げるストレートは150キロ以上にもなる。

恐ろしくてイヤだといって逃げれば、命にかかわるけがをする。

自分に湧きあがった感情は迎賓館で外国の要人を接待するように、最高のおもてなしを心がけるべきであったのだ。

その際大切なことがある。
不快な感情は小さいうちに処理してしまうことだ。
小さい不満を我慢していると、数たまると大きな不満になる。

小さい時に受け入れられると、あとあとまでしこりを残すことはない。
その時に湧き起った小さな不安、恐怖、不快な感情は、我慢したり、耐えたりしてはいけない。

日記などに書いたり、自分に湧き起こった感情を私メッセージで人に伝えたりすることだ。
きちんと受け止めて、向きあうという実践を日々、その時、その場で実行することだ。

火事でも小さいうちは自分で消すことはできるが、大きな火事になるとすでに時遅し。
自分ではどうにもできない。


湧き起った感情は排斥しないこと。つらい感情はつらいつらいと日記に書いてみる。
ミスをしてこんな不快な気持ちになっていると話してみる。
認める、受け入れる、向きあうことに徹してそれ以上のことには手を出さない。
この実践が必要であったのだと今になって思う。
自分の感情に敬意を表し大切に扱うこと、これが重要だったのだ。





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Last updated  2013.12.08 09:03:17
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森田生涯 @ Re[3]:強情と盲従の弊害について(02/27) ststさんへ 今の生活は日中のほとんどが…
stst@ Re[2]:強情と盲従の弊害について(02/27) 森田生涯様、返信アドバイスをしていただ…
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軸受国富論@ Re:森田の正道を歩むとはどういうことか(06/05) かの有名なドクターDXの理論ですね。ほか…

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