森田理論学習のすすめ

森田理論学習のすすめ

2022.04.24
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カテゴリ: 最新の脳科学
東北大学の川島隆太教授のよい習慣が作る脳の活性化についてご紹介します。
参考図書は「読書がたくましい脳をつくる」(くもん出版)です。

仙台の小中学校で詳細な調査を行われている。
それによると、読書する習慣を持つ子供は平均点以上の成績をとっている。
自宅で1時間以上勉強し、6時間以上睡眠をとっていることが条件です。
読書をする習慣のない子供は、自宅で2時間以上勉強して、6時間以上睡眠をとることで平均点以上になっているといわれる。

睡眠は疲れをとるだけでなく、レム睡眠(夢を見るような浅い睡眠)のときに、前日の学習や経験の内容を復習して記憶として収納している。
レム睡眠は、睡眠時に4回から5回程度現れます。

睡眠不足になるとエネルギーを作り出す回路がうまく作動しない。

その回路が停滞すると言われている。

読書する習慣をすると脳のどの部分が活性化するか。
各回・・・書かれた文字を理解する。
側頭極(前頭前野にある)・・・覚えたものを思い出す時に働いている。
ブローカ野(前頭前野にある)・・・言葉を作り出している。
ウェルニッケ野(側頭葉にある)・・・誰かがしゃべっている言葉の意味を理解する。

これらの部分が神経線維でつながっているのですが、その線維の軸索が太くなる。
これは脳のミエリン化と言います。
これにより国道が高速道路に格上げされた状態になる。
高速で情報伝達するようになるので、優れた機能を発揮するようになる。

パソコンやスマホに頼りすぎると、脳が廃用性萎縮現象を起こすようになる。

パソコンやスマホには学習機能があります。
たとえば、「あ」と打つと「ありがとうございました」などと言う言葉が候補として出てくる。分からない漢字を調べたり、文章を作ったり、まとめたりする仕事を肩代わりしています。
便利さと引き換えに脳の機能がだんだんと衰えてくるということです。

私は本を読む時は、付箋をつけて読んでいます。
あとでその部分を書き出すようにしています。

読みっぱなしというのはほとんど何も残りません。
書き出して自分の考えをまとめ上げるという作業はとても大切になると思います。この作業を毎日繰り返していると認知症とは無縁ではないかと考えています。
なお本は図書館を利用しています。市立と町営図書館です。
それぞれ10冊まで借りることが出来ます。
この中から2~5冊を精読しています。





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Last updated  2022.04.24 06:54:10
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森田生涯 @ Re[3]:強情と盲従の弊害について(02/27) ststさんへ 今の生活は日中のほとんどが…
stst@ Re[2]:強情と盲従の弊害について(02/27) 森田生涯様、返信アドバイスをしていただ…
森田生涯 @ Re[1]:強情と盲従の弊害について(02/27) ststさんへ コメントありがとうございま…
stst@ Re:強情と盲従の弊害について(02/27) 森田生涯様、こんばんは。 過去に何度かコ…
軸受国富論@ Re:森田の正道を歩むとはどういうことか(06/05) かの有名なドクターDXの理論ですね。ほか…

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