森田理論学習のすすめ

森田理論学習のすすめ

2023.02.17
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カテゴリ: 生の欲望の発揮
今や人生90年時代といわれるようになりました。
定年を迎えた人や70歳を超えた人は、これからの人生を有意義に過ごすために、ある程度の指針を持っておいたほうがよいのではないでしょうか。

歳をとってよかったこと、自覚しておいた方がよいこと、やった方がよいこと、やらない方がよいことをまとめてみました。

まず 歳をとってよかったこと はどんなことがあるのか。
仕事から解放された。家でゆっくりできる時間が増えた。
仕事に伴う人間関係の軋轢がなくなった。
健康維持を兼ねて、無理なく短時間の仕事をしている人が多い。
医療費が安くなった。年金がもらえる。教育費がかからなくなる。

好きなものを少量食べても十分満足できるようになった。
ある程度貯えを持っている人が多い。これで万が一の時に備えている。
多少なりとも子どもや孫に援助をするゆとりがある。
毎日自由なことをする時間が格段に増えた。
多彩な趣味、ボランティア、公民館活動、家庭菜園、加工食品作り、旅行、外食、居酒屋、芸術鑑賞、読書、楽器、カラオケ、料理教室、スポーツジム、景色を楽しみながらのハイキング、ペットを飼う、孫とのふれあい、友人たちとの集いなど楽しみがいっぱいあふれるようになりました。

次に 歳をとったとき、自覚した方がよいこと をまとめてみました。
良いにつけ悪いにつけ多くの人脈を持っていること。
友人、師、集談会の仲間、配偶者、子ども、孫を持っていること。
多くの成功経験や失敗体験を持っていること。
仕事や趣味を通じて、それぞれ特殊な能力を身に着けていること。

良いものと悪いものの見分けがつくようになったこと。
本物と偽物の見分けがつくようになっていること。
決断する時、迷いが少なくなっていること。
人生の楽しみ方のコツを会得していること。
神経質性格者としての人生観を確立していること。

歳をとったときになるべくやった方がよいこと

軽い運動を心がける。ウォーキングなど。
興味と関心のあることに、積極的に取り組む。
たとえばスマホの使い方、男の料理教室、カラオケ、声楽、楽器など。
近くの音楽会、コンサート、イベントなどに参加する。
脳の廃用性萎縮を防ぐために日々感動体験をする。
優れたテレビ番組を録画して後で視聴する。
you tubeプレミアムの音楽を楽しむ。
読書をする。日記を書く。自分史を作る。
もしもの時を想定してエンディングノートを作っておく。
墓じまいなども考えておく。実家の整理や処分。
ペットや観葉植物など世話をするものを作る。
自分の経験や知識や特技を公民館活動などで他の人に教える活動に取り組む。
人の役に立つ活動に取り組み生きがい作りを心がける。
不要になったものをバザーなどで人にあげる。
集談会で神経症で苦しんでいる人の話をよく聞いてあげる。
自分の成功体験や失敗体験を伝えていく。
その他ボランティア活動に取り組む。

歳をとったらやらない方がよいこと
危険で過度な運動。
趣味の範囲を越えたギャンブル、パチンコ、競馬など。
過度な飲酒、夜間や雨降りの時の車の運転。
電話は留守番電話にしておいて、見ず知らずの電話はとらないようにする。
パソコンやスマホに届く不審なメールはすぐにゴミ箱に入れる。
不急不要な高額な買い物はよく考えてからにする。
配偶者をこき使わないようにすること。
子どもや孫に過度にかかわらないこと。

これらを参考にして自分なりにさらに考えてみましょう。
また集談会などでテーマとして取り上げて話し合ってみるとよいと思います。





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Last updated  2023.02.17 06:20:07
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森田生涯 @ Re[3]:強情と盲従の弊害について(02/27) ststさんへ 今の生活は日中のほとんどが…
stst@ Re[2]:強情と盲従の弊害について(02/27) 森田生涯様、返信アドバイスをしていただ…
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