森田理論学習のすすめ

森田理論学習のすすめ

2023.05.25
XML
遺伝子学者の村上和雄氏のお話です。

2003年にヒト・ゲノムの暗号解読がすべて終わりました。
遺伝子の本体はDNA(デオキシリボ核酸)と呼ばれる化学物質で、これが親から子へと受け継がれています。
遺伝子はA、T、C、Gという4つの化学の文字で書かれています。
Aはアデニン、Tはチミン、Cはシトシン、Gはグアニンという化学物質の頭文字で、AとT、CとGが絶対のペアを組んでいます。
私たちは父親と母親から32億の遺伝情報をもらいます。

遺伝子にはスイッチがあり、オン・オフの機能がついています。
遺伝子のスイッチの切り替えは、 遺伝子と環境の相互作用によって行われています。

たとえば病気の遺伝子を考えますと、病気になる遺伝子は誰でも持っています。生活環境や食習慣の影響を受けて、遺伝子の働きがオンにならなければ病気にはなりません。


それらの対応次第では、悪影響を及ぼす遺伝子のスイッチがオンになり、様々な病気や精神疾患が発現してくるのです。
(君のやる気スイッチをONにする遺伝子の話 村上和雄 致知出版 参照)

村上先生は、 心の持ち方 が大きく影響していると指摘されています。
その対応方法を誤らないようにしなければなりません。
私はその対応方法を森田理論から学びました。
心がけていることは次のようなことです。

1、規則正しい生活、凡事徹底の実践です。

2、日々目標や課題を持って生活すること。

3、腹が立つこと、不平不満などの感情は自由に泳がしていくこと。

4、感情と行動は切り離すこと。その時、その場で適切な行動を選択すること。

5、気分本位になって、なすべき行動から逃げないようにすること。

6、観念主導で「かくあるべし」を押し付ける態度を改めること。

7、事実を優先する態度を身につけること。

これ等を心がけ、好ましい遺伝子のスイッチをオンにしたいと思っています。
​​





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2023.05.25 06:20:06
コメントを書く
[不安の特徴と役割、欲望と不安の関係] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Favorite Blog

政権交代するか否か… New! 楽天星no1さん

石上神宮 禁足地へ へこきもとさん

うつ症状を伴う激し… メルトスライム25さん

神経症を克服します♪ ROSE33333さん
「私」がいる幸せ えみこた2さん

Profile

森田生涯

森田生涯

Comments

森田生涯 @ Re[3]:強情と盲従の弊害について(02/27) ststさんへ 今の生活は日中のほとんどが…
stst@ Re[2]:強情と盲従の弊害について(02/27) 森田生涯様、返信アドバイスをしていただ…
森田生涯 @ Re[1]:強情と盲従の弊害について(02/27) ststさんへ コメントありがとうございま…
stst@ Re:強情と盲従の弊害について(02/27) 森田生涯様、こんばんは。 過去に何度かコ…
軸受国富論@ Re:森田の正道を歩むとはどういうことか(06/05) かの有名なドクターDXの理論ですね。ほか…

Calendar


© Rakuten Group, Inc.
X

Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: