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210930:高市早苗『美しく、強く、成長する国へ』読了■昨日は午後1時から5時まで、テレビに釘付けでした。自民党の総裁誕生ドラマを、じっくりと見ました。最悪のシナリオは回避しましたが、高市ではなく岸田新総理となりました。ちょっと残念です。ただし日本は、間違った方向にはいかないと安堵しました。■高市早苗『美しく、強く、成長する国へ。私の日本経済強靱化計画』(WAC新書)読了。すべて討論会で語られていた内容でした。新総裁になれませんでしたが、この輪を広げていってもらいたいと思います。山本藤光
2021年09月30日
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210929:江藤淳『小林秀雄の眼』がいい■自民党総裁が決まる日です。絶対に避けなければならないのは、河野が勝つことです。これでは中国に対抗できない、日本没落の始まりとなります。高市さんに勝ってもらいたいのですが、岸田さんでもまだ良しというのが今の心境です。自民党国会議員の見識を、楽しみにすることにします。■江藤淳には、まだこんな名著があったのかと感動しました。江藤淳については、『成熟と喪失』(講談社文芸文庫)を推薦作として紹介しています。昨日読み終えた『小林秀雄の眼』(中央公論新社)は、既読の『小林秀雄』(講談社文庫)と違い、剛速球の文章というよりは変化球が冴え渡っていました。人を認めるって、とてつもなく高次元の作法になるんだなと痛感しました。江藤淳のさわやかな眼差しにも感銘しました。山本藤光
2021年09月29日
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210928:クノー『地下鉄のザジ』新版文庫に■総裁選挙まであと1日となりました。下馬評では1位河野、2位岸田、3位高市となりそうです。この形なら、決選投票で高市票がスムースに岸田に流れます。どうしても河野だけは阻止したい私にとって、少しだけ安堵しています。■ミヤネ屋を観ていて驚きました。木村太郎は胸を張って、総裁選は高市早苗が勝つといいきりました。選挙予想の神様といわれる人の発言です。本日で本当に、高市に大風が吹くかもしれません。勝負の28日です。■レーモン・クノー『地下鉄のザジ』(中公文庫、生田耕作訳)の新版が出ました。フランスの前衛文学の名作として評価が高く、とにかくハチャメチャです。若いころに読みましたが、これを機会に再読します。山本藤光
2021年09月28日
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210927:佐藤亜紀『ミノタウロス』復刊文庫に■動画「台湾チャンネル」で、高市早苗と蔡英文総統との対談模様が大きく取り上げられていました。対談の様子はすでに動画で視聴できます。台湾人の多くは、二人の対談に感激しています。高市早苗は中国への当てつけで、台湾の国旗まで掲げて対談に臨んでいます。スジの通った立派な政治家だと思います。■佐藤亜紀『ミノタウロス』(講談社文庫)は絶版で、読むことができませんでした。今度、角川文庫として復刊されました。戦争と革命に翻弄される人々を、ウクライナを舞台に描いた力作です。これを機会に、ぜひ読んでいただきたいと思います。山本藤光
2021年09月27日
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210926:ホロヴィッツ『ヨルガオ殺人事件』出た■河野候補は、自民党で政策を議論する部会について「ギャーギャーやっている」と発言し、まっとうな自民党議員から猛反発されています。どうやら謝罪したようですが、これでも自民党員・党友からの支持は減ることはないのでしょうか。私は致命的な発言だと思うのですが。■アンソニー・ホロヴィッツは、『カササギ殺人事件』(上下巻、創元推理文庫)でカツンとやられた作家です。本書は推薦作として紹介しています。今度、『ヨルガオ殺人事件』(上下巻、創元推理文庫)が刊行されました。これは『メインテーマは殺人』『その裁きは死』(いずれも創元推理文庫)に続く4作目となります。新刊を待ち望む外国人の推理小説では、R・D・ウィングフィールド(紹介作『クリスマスのフロスト』創元推理文庫)以来のことです。早く読みたい。山本藤光
2021年09月26日
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210925:朝井まかて『草々不一』文庫に■台湾が環太平洋連携協定(TPP)への、加入申請をしてきました。中国に続くこの申請は、台湾の必死さをうかがわせるものです。TPPからアメリカが離脱し、中国はその間隙をぬってきました。しかしTPPルールから、国営企業の多い中国の参加は絶望的でしょう。議長国の日本は現在、アメリカの復帰を促し、参加希望のイギリスを取り込もうとしています。そこに、やっかいな火種が舞い込んできました。安部前首相はツイッターで、台湾歓迎と発信しています。高市首相になったら、台湾参加が実現するでしょう。■待望の朝井まかての短篇集が文庫化されました。『草々不一』(講談社文庫)がそれです。江戸の人情劇や風習がてんこもりの一冊は、朝井まかての読者なら素通りできません。山本藤光
2021年09月25日
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210924:カミュ『ペスト』新訳出た■米国は東京電力福島第1原発事故後に実施してきた、日本産食品の輸入規制を撤廃しました。これはビッグニュースで、菅政権の大きな成果です。これで台湾や韓国などが続いてくれるか、注視したいと思います。■カミュ『ペスト』は、新潮文庫(宮崎嶺雄訳)でしか読むことができませんでした。それが今度、中条省平訳で光文社古典新訳文庫として発刊されました。中条省平の訳文は大好きで、大いに期待しています、待機本コーナーに収納しました。山本藤光
2021年09月24日
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210923:百田尚樹『アホか。』がいい■自民党員の半数近くは河野支持。最新の調査結果に、愕然としました。本当に河野の政策を、支持しているのかと疑いたくなります。信念を簡単にねじまげ、中国には及び腰。こんな人がトップに立ったら、衆議院選挙は惨敗になります。■百田尚樹『アホか。』(新潮新書)のほとんどは、知っていることばかりあつめられています。しかし、百田の筆にかかると、背筋が寒くなったり笑えたりします。あるいは、こんなとらえ方もできるのか、と感心させられます。世の中には、アホがたくさんいるんですね。山本藤光
2021年09月23日
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210922:高市早苗『美しく、強く、成長する国へ』届く■高市早苗さんと台湾の蔡英文総統は、オンライン会談を行ったことを産経新聞が報じていました。まだ会談の模様はアップされていません。ここからも高市早苗さんの中国に対する毅然とした立ち位置が確認できます。それでも親中派・河野を支持しますか。■注文してあった高市早苗『美しく、強く、成長する国へ。ー私の「日本経済強靱化計画』(WAC 新書)が届きました。初版ではなくすでに2刷でした。Amazonで第1位なのがわかります。拡大鏡を使って本日から熟読します。山本藤光
2021年09月22日
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210921:松田青子『女が死ぬ』がいい■河野太郎の弟の会社が中国で、太陽光パネルの部品を提供していることがネットで話題になっています。小泉進次郎家族が同じく、太陽光パネルの利権と深く結びついていることも、以前報道されていました。何かきな臭い。小石河(こいしかわ)トリオは大丈夫なのでしょうか。■松田青子『女が死ぬ』(中公文庫)は、風変わりな短篇集で味わいがあります。毒があり、キャンディもあります。帯には米シャーリイ・ジャクスン賞短篇部門候補作とあります。どんな賞で、受賞したのか否かはわかりません。本書には53の掌編が所収されています。いつでもどこからでも、短時間で読破できます。山本藤光
2021年09月21日
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210920:江藤淳『石原慎太郎・大江健三郎』がいい■昨日の産経新聞に、注目すべき記事が2つありました。論説委員の阿比留瑠比は、記者クラブ主催の総裁候補者討論会で、意図的に高市早苗の発言を抑止したことに疑問を呈していました。岸田、河野にばかり発言を求めた朝日、毎日の記者に、私も腹を立てました。あまりにも不公平なこのやり方には、今後あちこちから、非難が集中するでしょう。■もうひとつは、桜井よしこ氏らが総裁候補者に、「日本を守る覚悟を示せ」と7つの質問を掲載したことです。各候補はこれにどう答えるのか。桜井さんからのメッセージを、楽しみにしています。■高市早苗のビジョンを知るために、ぜひアクセスしてほしい番組があります。以下は桜井よしこ氏との対談です。――「令和3年9月18日・総裁選CafeSta 高市早苗候補者編」――すばらしい内容です。■江藤淳『石原慎太郎・大江健三郎』(中公文庫)は、盟友でもありライバルでもある2人について書かれた力作です。昨日から2回目の読書を初めています。2回目はポストイットをつけた箇所の深読みになります。これを読み終えたら、石原慎太郎『太陽の季節』の書評を書きたいと思います。新しい気づきがたくさんありました。■個人連絡。西嶋さんご指摘ありがとうございます。メールの送信ができない状態にあります。キンモクセイの間違いでした。山本藤光
2021年09月20日
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210919:中川右介『手塚治虫とトキワ荘』読み始める■中朝からのミサイルに対抗して、敵基地攻撃能力を備えなければなりません。河野太郎はそんな議論は「昭和の時代の概念だ」と一蹴しました。防衛大臣を務めたことのある人が、古い考えだと述べたのです。しかし彼は、新しい防御策には触れていません。こんな人が首相になったら、日本は破滅してしまいます。■中川右介『手塚治虫とトキワ荘』(集英社文庫)を読み始めました。手塚治虫、藤子不二雄、石ノ森章太郎、赤塚不二夫などの若き日がいかなるものだったのか。楽しみながら読み進めることにします。山本藤光
2021年09月19日
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210918:呉勝浩『バッドビート』読むぞ■ネット番組「虎ノ門ニュース」「桜テレビ」「文化人放送」の3つは、総裁選候補として高市早苗の一択でほぼ足並みを揃えています。ヤフーアンケートでも、ほぼ半分の人が高市早苗を支持しています。ところが地上波では、河野太郎がダントツです。これが日本のメディアの色なのです。自分の主義主張を封印してまで選挙人をごまかす河野だけは、当選させたくありません。■呉勝浩(ご・かつひろ)は『道徳の時間』(講談社文庫)に共感しました。もう一冊と思い、『バッドビート』(講談社文庫)をとり出しました。直木賞に最も近い作家として注目しています。山本藤光
2021年09月18日
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210917:青柳碧人『むかしむかしあるところに、死体がありました』文庫に■久しぶりに「笑話(しょうわ)の時代」を書きます。タイトルは「バカ売れしているテレビ」。ある弱小家電メーカーの企画会議。上司「スマホに最初にカメラを搭載した会社がトップに躍り出ている。我が社のテレビに付加価値をつけたら同じような現象は起こる。考えてみてくれ」平社員「つける、という発想ではなく、なくす、というアイデアでもかまいませんか?」上司「かまわん」平社員「NHKのチャンネルをなくしてしまうんです。そうすると毎月の受信料はいらなくなります」■青柳碧人(あおやぎ・あいと)『むかしむかしあるところに、死体がありました』(双葉文庫)が刊行されました。近いうちに紹介文を書きたいと思います。本屋大賞は逃しましたが、それに匹敵する作品だと高評価しています。山本藤光
2021年09月17日
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210916:新井素子『グリーン・レクイエム』新装版で再読■石破は総裁選に出馬せず、河野の支援に回りました。こうなると麻生と安部は、石破憎しから、河野を支援することはありません。決選投票に出たとしても、河野の敗北は決定的です。自滅の道を選んだ河野は、とんだ貧乏くじを引いたようです。■新井素子(あらい・もとこ)『グリーン・レクイエム』(講談社文庫)を新装版で再読しました。味わい深い展開は、細部を忘れていたので刺激的でした。書棚から同書の第2巻を取り出しました。続けて読むつもりです。山本藤光
2021年09月16日
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210915:中山可穂『白い薔薇の淵まで』復刻文庫に■日テレが自民党員・自民党友におこなったアンケート結果です(9月9日~11日)。総裁として誰がふさわしいですか。河野25%、岸田19%、高市16%。河野、岸田は8月調査と大きな違いはありません。ところが高市は4%でしたので、大幅に支持を伸ばしています。風はどんどん強くなっています。■中山可穂(なかやま・かほ)は、『猫背の王子』(集英社文庫)を推薦作として紹介しています。私の一押しは、『白い薔薇の淵まで』(集英社文庫)でしたが、入手困難本でしたので避けていました。しかし、今度河出文庫から復刊されました。最高級品の恋愛小説です。これを機会にぜひ読んでみてください。山本藤光
2021年09月15日
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210914:ギャリコ『ほんものの魔法使』を読んで■外へ出たら沈丁花(ジンチョウゲ)の強い香りがただよっていました。季節は夏から秋へと移ろいはじめているようです。ジンチョウゲの花言葉は、栄光、不滅、勝利などです。由来を調べると「ジンチョウゲが一年を通じて緑の葉をつける常緑植物であること」とありました。■ギャリコ『ほんものの魔法使』は、ちくま文庫から矢川澄子訳で刊行されていました。ところが入手困難になっていました。本年、宝塚雪組の公演と併行して、創元推理文庫(矢川澄子訳)から復刊されています。これを機会にぜひ読んでみてください。おもしろいですよ。山本藤光
2021年09月14日
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瀬尾まいこ『そして、バトンは渡された』(文春文庫)幼い頃に母親を亡くし、父とも海外赴任を機に別れ、継母を選んだ優子。その後も大人の都合に振り回され、高校生の今は二十歳しか離れていない“父”と暮らす。血の繋がらない親の間をリレーされながらも出逢う家族皆に愛情をいっぱい注がれてきた彼女自身が伴侶を持つとき―。大絶賛の本屋大賞受賞作。(「BOOK」データベースより)◎父親辞めたが崩壊のきっかけ瀬尾まいこは、『卵の緒』(新潮文庫)で2001年坊ちゃん文学賞を受賞し、文壇デビューしています。そのころは中学校の国語の講師をしており、教員試験に挑みつづけています。しかし大きな資格や経験がないため、なかなか二次試験に通りませんでした。そんなこともあり、坊ちゃん文学賞は教員への道をぐっとたぐりよせた資格となったようです。そのことをインタビュー記事で知り、著者が愛おしくなった記憶があります。小説家への道が拓けたという感想ではなく、先生の道が拓けたというのですから、なんとも愛らしいかぎりです。その後教師となりますが、身体を壊して退職します。そして結婚。途中育児に追われ、一時は休筆したこともありました。そんな経緯から生まれたのが、『幸福な食卓』(講談社文庫)でした。本書は、2005年吉川英治文学新人賞に輝きました。『幸福な食卓』は、普通の家族をテーマにした物語です。家族団らんの朝食の席で、当然父親が「父親辞めた」と宣言します。それをきっかけに、薄皮で包まれていた家族が崩壊し始めます。『そして、バトンは渡された』は崩壊した家族のなかの優子という子どもの、「その後」を描いた作品です。本書は圧倒的な支持で、2011年本屋大賞を受賞しています。◎ほっこりとした物語主人公・優子の母親は、彼女が3歳のときに事故死しています。物語は優子17歳のときから滑り出します。優子は37歳の森宮という、3人目の父親とくらしています。この間までのことは、回想として紹介されています。最初の優子は水戸という姓でした。その後、姓は田中と変わります。父親の水戸が外国赴任となり。新しい母親・梨花は日本に残ることになります。水戸と梨花は事実上離婚となり、優子は梨花のもとに残ります。この時点で優子の姓は、田中となったわけです。その後、梨花は泉ヶ原と再婚します。当然連れ子の優子の姓も泉ヶ原と変わります。やがて梨花は泉ヶ原と別れ、森宮と結婚することになります。こう紹介すると、梨花のことを尻軽女と錯覚してしまうかもしれません。それは違います。梨花が優子に注ぐ愛情は、とてつもなく深いものです。ここではあえて紹介しません。本文をご堪能ください。優子には3人の父親と2人の母親が存在します。しかし優子は一度たりとも、自分のことを不幸だと思ったことはありません。――困った。全然不幸ではないのだ。少しでも厄介なことや困難を抱えていればいいのだけど、適当なものは見当たらない。いつものことながら、この状況に申し訳なくなってしまう。(第1章冒頭より)本書の登場人物は誰もが善人であり、優子を特上の愛で包み込みます。本屋大賞に推した書店員たちのほとんどは、本書を「ほっこりとさせられた物語だった」とコメントしています。◎はるかに大きな未来『そして、バトンは渡された』の執筆動機となった、教師仲間とのやりとりです。著者のインタビュー記事をご覧ください。――中学校の教師時代、担任した生徒をわが子同様に可愛いと思っていました。でも周囲からは「わが子が生まれるともっと可愛いよ」と言われたんです。そして、わが子が生まれてみると「一緒だな」って。手のかかり方は当然違いますが、血がつながったわが子も、担任していた生徒も、同じくらい愛情を注げる相手だなと。(「私の時間デザイン」第27回)この言葉にあるように、瀬尾まいこはやさしく暖かい筆遣いで、優子とそれを取り巻く人間模様を書きつづってみせました。それは新しい父や母だけではなく、定食屋の主人にまでおよんでいます。新しい父や母は、一様に次のように思っています。次のインタビュー記事と同じ心境が吐露される場面が本文中にでてきます。――子どもが過ごす明日には、大人の自分の明日より、はるかに大きな未来があります。一緒にウキウキ、ワクワクするし、ドキドキできる。自分1人の明日にはそんなに特別なことがないけれど、子どもがいると、2倍、3倍の時間を一緒に過ごせている気がします。(「私の時間デザイン」第27回)ほっこりとした物語は、優子の結婚式で幕を閉じます。最終章は文体が変わり、嫁いだ娘を思う気持ちが噴き出ています。大きな事件がまったくない本書には、ポジティブな心遣いが満ちあふれています。山本藤光2021.09.13
2021年09月13日
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210913:山口謡司『文豪の凄い語彙力』がいい■イグ・ノーベル賞は、笑える研究に与えられるノーベル賞のパロディです。今年も日本人が7部門のなかの1つで、受賞しました。これで15年連続の受賞となります。今年の受賞研究は以下のとおりです。――(以下ネット検索。出所不明)京都工芸繊維大学の村上久助教らの研究グループによる、歩行者がほかの人にぶつからずに歩ける仕組みを調べた研究が「動力学賞」を受賞しました。■興味のある方は、ぜひ「歩きスマホ」で検索してみてください。動画も見ることができます。■山口謡司(やまぐち・ようじ)『文豪の凄い語彙力』(新潮文庫)を文庫で再読しました。斎藤茂吉の「恬然としている」など様々な単語を深掘りしています。若いころに、三島由紀夫の単語帳を作成して勉強したことがありました。本書は一服の清涼剤のようでした。日本語って奥深いなと感銘しました。山本藤光
2021年09月13日
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210912:小野寺史宣『ひと』(祥伝社文庫)読むぞ■河野太郎の総裁選出馬会見を聞いて、あきれかえりました。脱原発と女系天皇容認の2つの信念を、封印してしまったのです。これでは政治家としての中味は、もぬけの殻です。情けない男です。こんな軽い奴に総裁は務まりません。■小野寺史宣(おのでら・ふみのり)は、『みつばの郵便屋さん』(ポプラ文庫)を読んだだけで、なかなかこれはという新作に出逢いませんでした。今度文庫化された『ひと』(祥伝社文庫)は、本屋大賞2位の作品で期待ができそうです。いま待機本コーナーにあります。もうすぐ出番となります。山本藤光
2021年09月12日
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210911:佐藤正午『書くインタビュー』第4巻出た■立民の初閣議で、選挙向け公約がまとめられました。愕然とし、最後は吹き出してしまいました。吹き出したのは次のくだりです。・菅政権で拒否された日本学術会議の会員候補6人の任命・出入国管理施設で収容中に死亡したスリランカ人女性の監視カメラ映像公開・森友・加計の真相究明こんなものを胸を張って出してくるお粗末ぶりは、もはや政党のテイをなしていません。■佐藤正午『書くインタビュー』(小学館文庫)の第4巻が刊行されました。小説家に失礼かもしれませんが、小説よりもおもしろい。これが素直な感想です。山本藤光
2021年09月11日
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210910:津野海太郎『最後の読書』文庫に■韓国経済が大変なことになっています。物価は上がり、国民の借金はすさまじい状態です。日本との通貨スワップで難局をしのぎたいようですが、強烈な反日が裏目になって申し入れできないでしょう。文大統領の政策失敗が、露呈してきました。またもやデフォルトの危機です。■津野海太郎(つの・かいたろう)は、『花森安治伝』(新潮文庫)や『新・本とつきあう法』(中公新書)などで馴染みのある作家です。今度新しい文庫ができました。『最後の読書』(新潮文庫)がそれです。1938年生まれの著者ですから、今度のタイトルは納得です。早く読んであげたいと思います。山本藤光
2021年09月10日
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210909:チャールズ・フォスター『動物になって生きてみた』文庫に■以下ヤフーニュースです。開いた口がふさがりません。意味のないことを繰り返す、政府の及び腰に腹が立ちます。――政府は8日、21都道府県に発令している緊急事態宣言について、12日までの期限の延長を9日に決定する方針を固めた。■チャールズ・フォスター『動物になって生きてみた』(河出文庫)は、以前単行本で読んでいます。本気で動物になろうと、森で暮らす男の話です。今度文庫化されましたので、紹介させていただきます。著者は、イグ・ノーベル賞を受賞しています。これだけで、本書のおかしさを理解していただけると思います。山本藤光
2021年09月09日
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210908:小谷野敦『谷崎潤一郎伝』文庫に■ヤフーが総裁選の候補者のなかから、誰がふさわしいかというアンケートを実施しています。すでに20万人が投票しています。結果は次のとおりです。高市早苗氏 45.7% 94,775票河野太郎氏 28.6% 59,273票岸田文雄氏 12.1% 25,030票どうやら一般国民にも、高市早苗は認知されつつあるようです。■注文してあった小谷野敦『谷崎潤一郎伝』(中公文庫)が届きました。谷崎については、河野多恵子『谷崎文学の肯定の欲望』と同『谷崎文学の愉しみ』(ともに中公文庫)を大切にしています。小谷野敦の谷崎論は、まったく着眼点が違っています。単行本で読んだとき、さまざまなスキャンダルから見事に人間像を浮かび上がらせる筆力に驚愕しました。文庫化された機会に、谷崎文学の原点に触れてみてください。山本藤光
2021年09月08日
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210907:クリスティ『スタイルズ荘の怪事件』新訳文庫に■パラリンピックは、無事に閉幕しました。ハンディキャップを乗り越えた、アスリートたちに感動しました。開催国として、日本は立派にその責務を果たしました。反対を押し切った、菅政権の底力を世界に示してくれました。感謝。■アガサ・クリスティ『スタイルズ荘の怪事件』(クリスティ文庫、矢沢聖子訳)は、ミステリの女王のデビュー作です。創元推理文庫から、新訳(山田蘭)が出ました。再読しようと購入しました。二つの訳を比較しながら、読むのが好きです。楽しみにしています。山本藤光
2021年09月07日
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210906:江藤淳訳・ヘレーン・ハンフ『チャリング・クロス84番地』再読するぞ■菅首相が建前上コロナに専念しなければならないから、総裁選を不出馬するといいました。それなら河野の立候補は何なのか。原発反対、女系天皇容認、パワハラ騒動など、どっちみち日本国を統治できる人ではありません。ワクチン担当相として、任期を全うしてもらいたいものです。■ヘレーン・ハンフ『チャリング・クロス84番地』(中公文庫、江藤淳訳)の増補版が出ました。江藤淳訳とあり、大昔に読んでいます。帯には「本を売る人と買う人の友情物語」とあります。私の記憶では、地域社会の本屋とお客さんというよりも、もっとスケールの大きな物語でした。近いうちに再読します。山本藤光
2021年09月06日
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210905:折原一『ポストカプセル』読み始める■総裁選は河野、石破、岸田の争い。マスゴミが騒々しくなりました。この3人に共通していることは、国家ビジョンを聞いたことがない点です。河野は2000年におよぶ天皇制度を女系でもいいと発言しています。石破は風見鶏で論外。岸田は親中の匂いが濃厚です。マスゴミは安部路線の、高市を忌み嫌っています。唯一、崇高な国家ビジョンを描く高市に総理になってもらいたい。安部前総理が支援にまわってくれたので、期待しています。■折原一の初期作品は、ほとんど読んでいます。いま読み始めたのは、『ポストカプセル』(光文社文庫)です。ひねりにひねる独特のミステリーを、久しぶりに堪能しています。山本藤光
2021年09月05日
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210904:石井桃子『新しいおとな』がいい■菅総理が自民党総裁選に出馬しない意向を表明しました。この速報にふれて、予想どおりの展開になったと思いました。これから雨後の竹の子のように、立候補者が乱立するでしょう。安部路線を引き継げるのは誰か。そんな選択肢で考えると、誰が出てきても高市早苗氏には勝てないでしょう。菅さんは壊れかけた自民党を、正しい路線に戻すために身をなげてくれたのだと思います。■石井桃子(いしい・ももこ)は『ノンちゃん雲に乗る』(角川文庫)を推薦作として紹介しています。最近読んだ石井桃子『新しいおとな』(河出書房新社)がよかったので、ふれておきます。本書は本にまつわるエッセイ集で、著者の作品の原点を垣間見ることができます。お勧めです。山本藤光
2021年09月04日
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210903:窪美澄『トリニティ』文庫に■昨日の虎ノ門ニュースに、高市早苗氏が生出演しました。自らの政策を堂々と、しかも明確に語ってくれました。この人なら日本国を任せてもいい。心底そう思いました。がんばれ。■窪美澄(くぼ・みすみ)は『ふがいない僕は空を見た』(新潮文庫)を推薦作として紹介しています。今度文庫化された『トリニティ』(新潮文庫)は、それよりも評価が高いので読んでみることにしました。山本藤光
2021年09月03日
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210902:村田喜代子『エリザベスの友達』文庫に■このままでは、選挙は勝てない。そんな思いから、悪評高い二階降ろしを決断した菅首相。ところがそれでも勝てるはずがない、というのが大方の見方です。最後の手段は、菅首相自身が総裁選に出ないと宣言することです。そのうえで高市首相が誕生したら、自民に大きな風が吹くでしょう。■村田喜代子(むらた・きよこ)作品が久々に文庫化されました。『エリザベスの友達』(新潮文庫)がそれです。『八つの小鍋・村田喜代子傑作短編集』(文春文庫)で感銘を受けた作者です。楽しみにしています。山本藤光
2021年09月02日
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210901:車谷長吉『漂流物・武蔵丸』復刻文庫に■虎ノ門ニュースで門田隆将氏は、コロナ対策としてこれしかないと語ってくれました。まず分類を2類以上から、インフルエンザなみの5類に下げること。現在は難病指定の、ごく少数の医療施設しか診療できません。これを5類にすると、全医療施設が診療可能になります。なぜ政府はこれをやらないのか。■マスゴミがいう自宅療養は、門田流にいうなら自宅放置となるそうです。投薬も受けていないのですから、そのとおりだと思います。有効薬はたくさんあります。インフルエンザなみの対応で、この難局を乗り越えるしか術はありません。■車谷長吉(くるまや・ちょうきち)は『赤目四十八瀧心中未遂』(文春文庫)を推薦しています。今度『漂流物・武蔵丸』(中公文庫)が刊行されました。いずれの作品も入手困難でした。これを機会に、切れ味の鋭い短篇を手にしてみてください。山本藤光
2021年09月01日
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