おいしそうないなり寿司でしょう!愛知県 豊川稲荷
の入口近くにある 「門前そば 山彦」
の 稲穂いなり寿司
です。江戸時代末期に書かれた『守貞謾稿』の中に「"いなり寿司""篠田寿司"という油揚げにごはんをつめた寿司が江戸で売られていた。でも、名古屋ではもっと前から売られていた」…とあります。名古屋だけでなく、日本三大稲荷の一つである豊川稲荷の近くの店でも古くから「いなり寿司」が販売されていたそうです。
現在、豊川市では 「いなり寿司図鑑」
を作り、市内のいなり寿司を紹介しています。
ところで豊川稲荷は寺でありながら、神社のような鳥居があります。これは上述の 吒枳尼(ダキニ)
信仰と稲荷信仰が平安時代から結びつき、鎌倉時代以降、 ダキニ神=稲荷伸
のような考えが生まれたため、神社のような扱いになったと言われています。そのため、豊川稲荷は昔から 商売繁盛の神
として親しまれています。
キツネ様にあやかり、おいしいいなり寿司をほおばる、至福のひととき。江戸時代の人も、豊川稲荷を詣でた後、こうやっていなり寿司を食べていたのでしょうか?
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