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「行列のできる法律相談所」などのテレビ番組に人気があるようで「訴えてやる~!」という言葉をよく聞きます。旅館をやっていると色々なお客様が来られ、色々な事が起こります。すべての旅館は、来られたお客様に意図的に被害を与えるという事はありません。しかし事故が発生する事はあります。その為に保険をかけています。 色々な価値観の方がおられるので、どこかで線を引かねばならない事が起こります。その基準が裁判官の判定であったり、保険会社の査定です。 『思い出の大切な傘が無くなった!』傘立てに入れておられた傘を別の方が、間違って持って行かれたのだと思いますが、「傘が無くなったのでどうしてくれるのだ!」という事がありました。真っ新で、買ったばかりでレシートもあれば、そっくり同じものを買えばよいのですが、思い出の古い傘だとどうなると思います?紛失や事故を起こした時に、まず保険会社に連絡を入れて相談します。保険会社からは、思い出というのは計算しようがない。単なる中古傘の値打ちしかないという答えでした。つまり10.000円で購入した傘が、2~3年使っていれば半分ほどの価値もないということになります。保険会社にとってはこのような事は毎日の出来事ですから簡単なものです。そしてもし訴訟になっても勝てるラインで話をしています。 しかし私でも釈然としないので、使う手があります。 全国消費生活センターというのが各都道府県にあります。そこへ自分がそのような被害にあったように相談をかけるのです。すると、担当者が「これは、このような考えのもので、こうですよ」と教えてくれます。 そして、お客様にお詫びをして、保険で対応させて頂きますが、こうこうです。私も少しおかしいと思うのですが、もしよければ消費生活センターにお問い合わせされたらいかがでしょうか?・・・・としかしようがないのです。 『あってはならないのですが、車の事故』お預かりした車が盗難にあった。傷をつけられた・・・・色々な事が想定されますが、基本的にはドライバーの責任になります。お預かりしている車を駐車場に入れようとして傷つけてしまった。だれも面白がって故意に当てる事はないのですが、起こりえます。私どものスタッフが運転中に事故を起こせば私どもの責任で、保険で支払われます。しかしお客様が運転し、スタッフが誘導中に事故を起こした。 ・・・残念ながらドライバー(お客様)の責任で、保険からは支払われません。 結局、逆の立場で考えると理解できると思います。「事故を起こしたから新車にかえろ!」といっても、それが当たり前になれば、どうなりますか?保険で支払われるのであれば、保険会社は高額の保険料をもらわねば成り立ちません。それは個人の保険でも同様です。すると保険料が高くて加入できない。もし事故を起こしたら・・・・車を持ちたいのだけど保険料が高くて・・・となります。 私たちは普通の個人の方よりは、このような事態を多く経験しています。このような経験をしないのにこした事はないのですが、経験の無い人は「訴えてやる!」とテレビの影響かすぐにおっしゃいます。故意か過失か悪意があるのかないのか?逆の立場で考えて頂きたいと思います。そして単に個人的見解の相違でなく、色々経験を積まれ社会の常識がわかるようになる事が大事だと思いますが、いかがでしょうか?
2014.09.26
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はじめに、ちょっと神戸ビーフや但馬牛の違いを知って頂きたいと思います。日本では生きている状態でも、肉になった状態でも『牛』と表記されるのでややこしいのですが、牛丼(ぎゅうどん)というように肉になった状態を牛(ぎゅう)と言い、生きている状態を牛(うし)といいます。但馬牛(うし)は、年間約8.000頭生産されています。このうち約半分の4.000頭が神戸ビーフとして認定されます。認定されなかった但馬牛(うし)は但馬牛(ぎゅう)として販売されます。だから漢字で、但馬牛と書かれていても、ビーフか生きている牛かを判断しなければなりません。神戸ビーフの方が高値で取引されるので、神戸ビーフとして生産したいと農家の方は思うと思うのですが、牛(うし)を牛(ぎゅう)の状態にしてみないと結果はわからないのです。生きている時の外観だけでは肉質はわからないという事です。もう一つ、但馬玄(たじまぐろ)という牛(うし)について話をしますと、年間わずか約150頭、但馬牛の約1.8%しか現在生産できない牛(うし)がいます。健康的な餌で育てた特別の牛(うし)です。しかし名前が知られていないので、多くは普通の但馬牛(うし)として通常の販売ルートに乗せて出荷します。結果、神戸ビーフとして販売されたり、但馬牛(ぎゅう)として販売されます。肉にしてしまわないとわからないからです。 しかし多くは神戸ビーフと販売されています。というのは単純に神戸ビーフになる確率は50%ですが、生産者の上田さんの牛は、神戸ビーフとして認定される確率は高いそうです。この但馬玄を生産者から直接買い付けています。1頭丸ごと購入するので1頭買(いっとうかい)とか半分買うのを半頭買と言います。どのような肉が取れるかわからないが、1頭いくらで購入するのです。良い肉であったらラッキーで安く購入したことになりますし、その反対の場合も起こります。しかし確実に但馬玄の肉を手に入れることが出来ます。それだけ但馬玄は素晴らしい肉で、神戸ビーフとは違う次元の牛肉です。
2014.09.14
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