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本屋さんを舞台にした、本にまつわるミステリー。柊も以前書店でアルバイトした経験が有るので、その時の思い出が甦ってきて、すごく楽しく読めました。 配達したばかりの雑誌に挟まれていた盗撮写真…。 駅ビル内の書店・成風堂を舞台に、しっかり者の書店員・杏子と、 勘の良いアルバイト店員・多絵のコンビが、さまざまな謎に取り組む。 元書店員が描く本格書店ミステリ。 (bk1の内容説明より)一番面白かったのは表題作の「配達あかずきん」。本屋さんって配達もしているところがあるんですね。この本で初めて知りました。(柊が以前アルバイトしたところでは配達はしていなかったので☆)そして「パンダは囁く」の謎は柊にも解けました!(←珍しい!)パンダ…の意味するところと、書店員なら誰でもわかるという一言でピン!ときました。ふっふっふ。書店でアルバイトしたときの思い出…それは一風変わったお客さんの思い出、と言い換えることが出来そうです。柊が覚えているのは…栗本薫さんのグイン・サーガシリーズだったかな…。文庫40冊くらいどーんのカウンターに積まれて「全部にカバーかけてください」と頼まれたとき…眩暈を感じました。またあるときは、前日購入した本とレシートを持って返品願いをされたとき。見えるんだか見えないんだかわからないほどの汚れを指差して「汚れてますよね。返品したいんですけど。」と迫られたとき…本当に神経質なお客さんだったのか、それとも中身を読んでから返品しようと企んでいるのか…どっちだろうと思いました。(結果として返品受け付けましたけど…うーん。)京極夏彦さんのノベルスが平台に並び始めたばかりの頃で、あまりの分厚さに丁度良い大きさのカバーがなくてしばし困った思い出もあります。書店でのアルバイト…それは毎日新しく入ってくる本と、店員割引の誘惑に耐える日々でもありました(笑)どれも懐かしい思い出です。この本、シリーズ化するのでしょうか。面白かったのでもっともっと続きが読んでみたいです。京極さんの文庫最新刊と、京極堂シリーズ最新刊買ってしまいました。 シリーズ最新刊、文庫化までとても待てなかったわ書店でアルバイトしていた頃はよもや自分が京極さんに嵌るとは予想もしていませんでした・・・。今となってはこの分厚さが好き…
2006.09.28
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柳楽くん観たさに足を運んでみました。「誰も知らない」から、どんな風に変わったかなあ…と。 *「シュガー&スパイス~風味絶佳」公式HPは→こちら「10代の成長ぶりってすごいな~!」と思いつつ観てしまいました。この年齢ってあっという間に“男の子”から“男の人”になっちゃうんだなあ。頼もしい反面ちょっと寂しい気持ちもします。コミカルな場面も、終盤のどうにもならない、もどかしい気持ちの場面もごくごく自然体に見えるところが柳楽くんの強みだなあ…と思います。そんなところはこの先、どんな役を演じるときも変わらないでいて欲しい…。映画の原作本は実は一度図書館から借りたものの、そのときの気持ちにあわなくて一話目にして挫折しました。映画が面白かったらまた借りてみようかな…なんて。いっとき山田詠美さんの本を読みまくった覚えもあるのですがここ何年か全然読んでいません…☆映画はグランマを演じる夏木さんのインパクトがとにかく強かったです。(「湯婆だー!」と内心何度叫んだことかっ!)でも映画中一番好きな場面は、夏木さん演じるグランマが無言で湖の向こうにある富士山を眺めるところ…。台詞がなくても伝わってくるものがあっていいなあ、と思いました。映画の主な舞台は「何故、こんな人も車通りもなさそうな場所に!?」と思うガソリンスタンド。雑誌「Ku:nel」を眺めていたらこの映画の美術を担当された方のコメントが載っていてこのガソリンスタンドのイメージは映画「バグダット・カフェ」へのオマージュ…とあり妙に納得してしまいました。「バグダット・カフェ」・・・も懐かしい映画ですー。
2006.09.26
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光原さんの新刊と聞いて、てっきりミステリだと思っていた柊。ファンタジー物…というのでびっくりしてしまいました。 ファンタジーやSFは横文字の名前や、独特の固有名詞、世界観にどうしても最初戸惑いを覚えてしまうのですが、読み始めてみると物語は「あ。光原さんらしいな」と思えてすっと入っていけました。祓いの楽人、オシアンたちの物語ですが、祓う…というよりこれは癒やしの物語だなあ、と柊は思いました。どれも恋のお話なので恋愛小説としても読めそうです。第二章の「恋を歌うもの」が柊は一番好きでした。大切な人を亡くした人、この世に未練を残したまま亡くなった人…。誰もがちゃんと心の整理をつけられるわけじゃなく、でも誰もが祓いの楽人に出会えるわけでもなくて。そのあたりはちょっと複雑な気持ちにもなってしまうけど全編どれも読んだあと気持ちが温かくなってくるお話ばかりでした。あとがきを読むともしかしたら続きが読めるかもしれない…!?期待して待ちたいです。
2006.09.24
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それにしても、何て人騒がせな遺言を遺すんでしょうか~。幾つも凄惨な死体が見つかっていく描写にはすごいものがあるけれど、広間に飾られた佐兵衛翁の遺影ほど不気味な存在はないかもしれないな。 映像化されたものを観て、事件の顛末も、犯人も全部知っているにも関わらず小説で読む面白さはまた別格なものがあります。日本刀に琴の糸…と、御馴染みのアイテムにもにんまり。(いや、事件はにんまりしてる場合じゃないんだけどー)『犬神家の一族』、また映画化されるんですね。→こちら行っちゃうかもしれない。行っちゃいそうだ。配役表を眺めてみれば、一番の見所は犬神三姉妹の憎しみあいかな。私も結構、どろどろが好きかも知れない。ううう。過去の映像化作品の配役を眺めてみるのも面白いです。→こちら *但し、開くときには要注意! ネタバレといいますか、誰が被害者になるとか(殺されたときの様子とか)、 佐清さんの顔とかそういうシーンまで丁寧に比較されているので…それにしてもこんなに何度も映像化されてたんですね~。びっくり
2006.09.17
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やっと読むことが出来ました→『金閣寺』「いつかは、いつかは」なんて思ってると、実はなかなか読めないんだなあ… 主人公に感情移入できないのが辛いところです。主人公が、ある学生を「これから放火するに違いない」と後をつける場面がありますがこの小説は丁度その場面で記述されているのと同じような気持ちにさせられます…。自分で行動することは出来ないけど、「それ」が為されるところは見たい…という欲求?どうしてそういう行為に至ったのか…理解できず、同情も出来ずけれど結末は見届けたいというような感じ。私の中にも「負」の感情はあるんだなあ…やっぱり。金閣寺の実物は高校生の頃、修学旅行で一度見たきりです。(放火事件の後、修復されたぴかぴかの金閣寺ですね。)美しいもの…と心に思い描いていたものを実際に目にして感じる幽かな失望、はわかるような気がします。
2006.09.17
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「ONE」のメロディーって何度聴いてもいいなあ…ラストが近づくと聴こえてくるメロディー、そして歌。何だかじーんとしてくる。劇団四季のミュージカル、「コーラスライン」を観てきました。 *劇団四季ミュージカル「コーラスライン」→こちら15年前、映画化された作品に出会って以来、何度も繰り返し観てました。今回舞台版を観る機会に恵まれてすごーく嬉しかったです。映画版に馴染んでしまっているため、それと異なる部分が新鮮!映画化されたときにカットされてしまった台詞やナンバーがあったんだ!?とか舞台版では背景の鏡をこんなふうに演出に使うんだ~!とかじっと見入ってしまいました。でも一番違うのは、何と言っても目の前で役者さんが実際に踊って、歌っていること!踊れるって…羨ましいです。体を隅々まで動かす、表現するなんて使い方を柊はしたことないし、出来ない☆(やってみたいと思ったことはありますが、自分の体の重さを実感して断念…笑)帰ってきたら早速、DVDでもう一度感動を味わいたくなりました 図書館からリクエスト・予約本が届きました。光原百合さんの『銀の犬』です。ミステリーではなく、ファンタジーのよう。びっくり。
2006.09.16
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先日テレビ放映された「X-メン」「X-メン2」を観たら続きが知りたくなりました。 こういう映画は大画面で観るに限りますね。我が家のテレビ画面では全然迫力がなくて。ううう。 *「Xメン-3」公式HPは→こちらテレビ放映されてるのを眺めていた時は、「例えば、石ノ森章太郎さんの『サイボーグ009』を実写版にしたらこんな感じ?」なんて想像しながら観てました。(内容は全然違うけど)異なる能力を持つ者同士が協力し合って…ってところとか。でも今回は、「特殊な能力を治療する薬が出来た…」というお話。(『サイボーグ009』たちはサイボーグから普通の人間に戻ることは不可能…よね?)特殊な能力がもし、自分にあったら…やっぱり使ってみたいし、一度手にしたものは失いたくない…と思うのが人情ではないでしょうか。ただ、アンナ・パキン演じるローグのような能力については「普通の人間に戻りたい」と願うと思う…。もっともっと彼女に焦点を当ててみても良かったんじゃないかなあという気もする。(それにしてもアンナ・パキン、大きくなったなあ…びっくりです。「ピアノ・レッスン」や「ジェイン・エア」以来観るのは久しぶりでした。)それにしても壮絶な超能力戦でありましたぼーぜんとして観てしまった感じです。「すごいなー…」という言葉しか出てこないかも…。何でもありの世界ってこんなふう…?でもって、ラスト、ファイナルと謳っているわりには気になる部分もいろいろと。「あれはあれはどーいう意味なんでしょう~!」と観た方に質問してみたいですね。「どうしてどうして××しちゃったんでしょう~!?」とか。うーんうーんうーん。ちなみにエンドロールに席を立っていってしまった方が結構いたけれど、最近の映画はエンドロール後に「ややや!?」というエピローグがあることが多いので、場内が明るくなる瞬間まで気を抜いてはいけません。あああ、つっこみたーい!!(笑)←注:教えて欲しい、の意味です^^;
2006.09.13
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「未来を知りたくないかい?」 6年生の夏休み前日、作家を夢見る風太は、 未来を100円で売る「未来屋」猫柳さんに呼びとめられた。 二人の自由研究の先に、どんな結果が待ちうけているのか…。 (bk1説明文より)はやみねかおるさんの本を初めて読みました。もともと子供向けのミステリーを多く書かれていた方だけあって…安心して読めました。文句なしに面白かった~!他のミステリーランドシリーズにありがちな「子供に読ませるにはどうかなあ…」って思わせる部分がまったくないのがとにかく良いです。未来屋の猫柳さんと主人公の風太くんのやり取りがすごく楽しい。猫柳さんみたいな人が傍にいたら…まわりの空気が優しくなりそう。(あれ、風太くんにとっては逆!?)NHK教育あたりでドラマ化してくれたら楽しそうだなあ~なんて思います。はやみねかおるさんの他の著作も読んでみたくなりましたミステリーランドをここんとこ続けて読んでますがなぜか夏休み、ひと夏の想い出、という感じで語られるのが多いですね。夏は人間活動的になるし(柊をのぞく)、夏の終わりは独特のさみしさがあるし…というのとあいまって、この季節は物語を生み出しやすいなのかなあ~なんて思います。でもまだまだ日中の残暑(というか蒸し暑さ)はしんどいですね…☆
2006.09.12
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新太が探偵伯爵と出会った夏、親友がトランプの謎と共に次々と行方不明に。 彼等は新太とともに秘密基地を作った仲間だった。 そしてついに新太に忍び寄る犯人の影! (bk1説明文より)森さんは“少年”を描くのが上手いと思います。この小説では探偵伯爵と呼ばれる年配者と“僕”との会話が絶妙で妙に理屈っぽいようで、「でも、そういえば!」なんて思える会話がとても生き生き描かれていました。(いかにも森さんの登場人物ふう、ですね)でもその反面読んだ後味が決して良くないのは…被害者が××だからでしょうか。過去に、現実に起きた事件を思い出させる部分もありますし。死刑制度の是非や精神を病んだ人が犯した罪を問うことが出来るかなど大人でもはっきりと答えを出せない問題を提示しているのは子供向けの小説としてどうかなあ、と迷う部分はあります。うーん、むしろ現代においては子供のうちから考えてみたほうがよい、ということなのかな。殺人事件=人が殺される、ということについてお話の中の出来事とはいえ考えてみて欲しい、という著者の願いが込められているのかもしれない。うーん、でもでも最後の2ページはどう解釈したらいいのかな…と思うと。中学生以上にはいいかもしれないけれど、小学生にはまだ早いかなあというのが柊の印象でした。
2006.09.10
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題材は“殺人事件”だけど、読んでいてすごく楽しい小説でした。推理小説作家希望の小学生秀介くんと、刑事希望の同級生優希さんの明るいやりとりに思わず「ぷっ」と笑ってしまいそうになりました。 12歳の秀介は、同級生の優希と虹果て村にある別荘で 夏休みを過ごすことになった。 虹にまつわる7つの言い伝えがあるのどかな村で密室殺人事件が起こり、 2人は事件解明のため、おとなも驚く知恵をしぼる…。 (bk1説明文より)子供向けを意識して書かれているからだと思うけど、「有栖川さん、こういうコメディ調のやりとりも書かれるんだ~」と妙に新鮮に感じたり。子供向けにも拘らず!?柊には犯人推理できなかったし…虹にまつわるいいつたえとか、UFOとか、高速道路建設をめぐる対立運動とか、興味を惹くようなエピソードが惜しみなく盛り込まれてるのも好印象です。推理小説入門として、小・中学生にも安心してお薦めできる一冊だと思います。さすが有栖川さん
2006.09.07
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後半のどんでん返しは、様々なエピソードが一つに集約されていくそう、まるでミステリのような雰囲気もあって最後まで楽しめました。 まずい時にまずい所にいたために、イェルナッツ家の人々は代々辛酸を舐めてきた。 4世のスタンリーは無実の罪で少年院にぶちこまれ、来る日も来る日も 地面に穴を掘る日々。ある日、彼は一族の約束の地をめざし脱出を図るが…。 ブラックユーモアがあって、子供向けとはいえあなどれない訳。「理不尽だ!」と思っても決してめげることはしないスタンリーのタフさを見習いたい。これは学校の図書室へと、選んだ本の一冊です。ちょっとやそっとのことでキレることなく、どんな厳しい状況下でも、気の合う友人を見つけて自分の行きたい道を選んで欲しいな…と思います。
2006.09.06
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学校という場所はやっぱりどこか変です。特に義務教育の場である小学校や中学校においては…。義務教育、という言葉を聞いて生徒たちは「学校とは嫌でも行かねばならない場所」と思ってる子も多いのでは?ここでいう“義務”は親(大人)たちが子供に教育を受けさせなければならない義務であって、子供たちからすれば教育を受ける“権利”があるという意味の筈なんだけど。学校に来ている中学生たちを見ていると「ここに来てやってるんだ」的オーラをひしひしと感じます。まるで学校・教室=檻のように感じてるのでしょう。(かつては柊自身そう思ってたしな。)全員が全員、そうではないけれど。たくさん、いろんな人が集まれば集まるほど淀みが出てくるのは大人の世界も同じで、まして人間形成の途中にある中学生たちが集まる場所であればそれは避けられないことなのかもしれない。でも…。 日本の平和ボケは、学校の場でも存分に発揮されている。 この温室のどこかに、出口はあるのだろうか-。 (bk1説明文より)読んでいてどんよりしてしまったのは、ここに描かれている中学校の様子が柊が毎日足を運んでいる中学校と似たり寄ったり(というより物語の舞台か!?)と思えたからです。物語の冒頭のように…プリント類が紙飛行機となって飛び交う様も、タバコの吸殻も授業を抜け出して放浪して歩く生徒たちも、素行の良くない生徒たちが保健室を溜まり場にした結果、具合の悪い生徒は職員室で休まなければならないのも、窓ガラスが定期的に割れるのも、上から物が落ちるのも、非常ベルのいたずらも、もう何でもありすぎて柊も感覚的に既に麻痺しはじめているかもしれないです。授業中にも拘らず廊下に響く奇声にも、もはや公然と行われているいじめにも。考えさせられるとか、問題作であるとか、そういうこと以前に「これが今の、あるがままの中学校の現実です。」…そういわれている気がしました。学級崩壊やいじめの問題は取り上げられはじめてもう随分経つのにちっともなくなる様子はありません。学校を責めても、親を責めても、何も解決しない…そんなあきらめに似た雰囲気を感じます。真面目に受け答えすればするほど浮いてしまう、馬鹿をみる、そんな場所ではせめて自分を見失わないように、自分はどうしたいのか問い続けることだけがそこを生き抜く唯一の方法に思えます。そこでは見て見ぬ振りをするのも、正攻法で戦うのも数ある選択肢の一つに過ぎず必ずどれを選ばなくてはならない、どれが正しい、とは言えない気がします。(但し、ナイフを持ち出す、相手に怪我を負わせるなどは問題外です)理屈の上では見ぬ振りするのは悪いことだと言えますが、そういう怖さを本当の意味で克服できる人ってきっと多くない。柊は今日、生徒同士の喧嘩めいた場面に遭遇したんですが、「止めなくちゃ」と思いながらも足が動きませんでした。巻き添えくって怪我したら…という保身を先ず第一に考えてしまいました。情けない話です。教師ではない柊に出来ることといえば、先生に「こういうことがあった」と報告することだけ。暴力沙汰になる前におさまってくれたから良かったですが…(良くはないけど)なので柊にはとてもえらそうなことなどいえません。好きなことを仕事にはしない方がいい、ってよく聞きますが近頃それを実感します。今日もまた図書室にて、本を乱雑に置かれるだけならまだしも(?)棚から落ちた本を蹴ってる姿を目にして、情けなくなりました。柊は本が好きだから、面白い本を探す手伝いとか出来たらいいなと思ってますが本を粗雑に扱っているのを目にすると悲しいというか落ち込んでしまってその日一日気が滅入ります。気持ちを切り替えようと思ってもそうそう割り切れるものでもありません。これが毎日続くとすべてが惰性になってしまうんだな…なんて。この本の主人公と同じように、どこかでこの流れを変えなくちゃと思います。だけど教師でもない自分に、何が出来るだろう…と思うとそこで立ち止まってしまいます。自分にも失望するし、苦しいです。(本の感想というより、柊の日々の感想になってしまいました。)
2006.09.05
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