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二宮くん&本郷くんファンの娘に懇願され、一緒に観てきました。(…嘘です。自分が一番観たくて観に行っちゃったと思います。ごめんなさい。)とはいえ…娘は観終えた後、大興奮状態に。一人妄想状態に突入してました。猟奇的な場面でははっしと手を握られ、本郷君登場の場面では必至で声を上げまいとじたばたしている娘の様子を、隣で間近に観ている方が面白かった…と言えなくもない☆ *映画の公式HPは→こちら「なんでこんな世界が?」とか「なんのために?」なんて謎かけされると弱いんです。なんで?どうして?⇒答えが知りたくて堪らなくなる、そういう性なのです。きっと。「いかにも少年漫画的な描写だなあ」とか、これって親子で観て居づらくないかなとか思う場面もありましたが、でも面白い。面白かった。でもでも、本編終了後に後編の予告があるのですが、そっちが更に更に面白そうで期待させられてしまいました。娘は「4月までなんて待てない~~!」と帰りの車の中で絶叫してました。柊も同感です。
2011.01.30
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フェイスブックがどういうものなのか、仕組みがよくわからないし興味もないし…という状態で観に行きました。のっけから、創始者の一人マーク・ザッカーバーグは「嫌な人物」って印象だしその後も誰ひとり共感できる人は出てきてくれず、だったんだけど不思議なほどスリリングな映画だったなあ…。冒頭から台詞の回転が速くて、字幕を追いきれなかったんだけどインターネットの普及、情報伝達速度ってもっともっと早いんだろうって思わせられたし。巨額の富を得たのと引き換えに友人関係を失って…なんて単純な話でもなかったし。柊自身こんなふうにブログに本や映画の感想書いてみたり、Twitterで呟いてみたりしてるのであんまりこういうことを思ってはいけないのかもしれないけど、自分の周囲の人間関係に満足できていたらインターネットを開く時間などいらないんじゃないか…なんて思ってしまいました。ネットの世界に居場所を求めるって、こういうことを伝えたい、聞いて欲しいけど身近にはそんな人がいない…ってことに思えてきて…(あくまで柊の場合)冒頭、マークが失恋し、相手に対する不満をブログに書き散らす場面があるのだけど信頼出来る友達がいたらブログに書く前に、その友達に愚痴をこぼしてるんじゃないかと思ったし、友達の側にしても、失恋を本人の口からじゃなく、ブログを通して知るなんてことなかったんじゃないかと思ったんだよね…。お金が絡んできたから関係がおかしくなったというより、元々の関係が希薄だったんじゃないかという印象をそこで持ちました。執着するものや、やりがいを感じることって一人ひとり違うし時間が経過していくごとに変化もしていくことだから一概には言えないけど…。アイデアがあって、それを形にして、周知してもらうまで…を一人の人間だけで完結出来ていたらこんなややこしいことにはならないんだろうなーなんて思いました。まあ、一つのことに長けていても他のことはからきし、というのが常だしだからこそ補いあったり、他者とのかかわりが生まれてくるものなのですが。どうして他者に自分の存在を知ってもらいたいんだろう。認めて欲しいって思っちゃうんだろう。そんなの寂しいし、おまけに面倒くさいなんて柊は思ってしまうのですが。自分の周りに信頼できる人間関係を築くのは大変難しい…と日々実感している身にとってこの映画はなかなか考えさせられる部分が多かった…と思います。 *映画の公式HPは→こちら今年に入ってようやく映画館で一本目を鑑賞することが出来ました。お仕事やら家族の都合やらでなかなか時間がとれません…フラストレーション溜まりそう。観たい映画が色々あっても、厳選していくしかないかなあ…しょぼん。
2011.01.24
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見知った名前の登場人物が、似ているようで似ていない、まったく別の物語の上を生きているのが不思議な感覚でした。文章が桜庭さん、なので(当り前だけど)桜庭さんらしい八犬伝に仕上がってました。わくわくとした躍動感や、狩る側と狩られる側の刹那的な関係。うーん、これでもうちょっとダークでねとっとした湿度を感じさせてくれたなら…。闇色濃く描かれていたなら…。もっと深く記憶に刻み込まれる物語になっていたかも。読後「あー、面白かった~!」って充分満足させられたけど、それで終ってしまう感じが惜しい。「滝沢馬琴版の真作が読みたーい!」って気になるのは、オリジナルの強烈な印象が思い出されるせいもあるけど、やっぱり作品がそこから脱しきれてないからだよね…。狩られる側の、伏姫と八房の子孫たちの獣性=残酷な行為に到ってしまう心理をもう少し掘り下げて欲しかった気がします。そのせいか、狩る側の正義感が空回りしているような気もするし。面白かったけど…惜しい…。 柊の読書メーターは→こちら 柊のつぶやき(Twitter)……
2011.01.23
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【内容情報】(「BOOK」データベースより)三世代、百年にわたる「風変わりな家族」の秘密とは─。東京・神谷町にある、大正期に建築された洋館に暮らす柳島家。ロシア人である祖母の存在、子供を学校にやらない教育方針、叔父や叔母まで同居する環境、さらには四人の子供たちのうち二人が父か母の違う子供という事情が、彼らを周囲から浮いた存在にしていた。江國さんの、初期の頃の作品が好きでした。文章がすごく好きで、文章と文章の間の行間に漂う空気が好きで、でも、恋愛物は苦手で…ここのところ随分と距離を置き、離れてしまっていました。久々に読んだ江國さんの長編小説、『抱擁、あるいはライスには塩を』。圧巻、でした。行間から滲み出す、時間の流れ、その存在感に最後は呑み込まれるようでした。裕福で、ちょっと複雑な事情も絡んでいて、なのに表面はとても穏やかに見える家族の歴史を描いた物語。時系列はばらばらだけど、混乱することはなく、むしろずんずん内面へ内面へ掘り下げられていくようでした。こういう家族の在り方に、(羨ましさ半分、やっかみをこめて)反発を覚える人もいるかもしれません。でも、登場人物一人一人が空気のようにまとっている愛情と、静けさとに柊は惹かれずにはいられませんでした。時間を、その時々の感情を、視点を変えて描き切るというのはいったいどういう才能なんでしょう…。江國さんが“家族”を描いた小説というと、『流しのしたの骨』を思い出すのですがそちらを懐かしく読み返したい思いにかられました。『抱擁、あるいはライスには塩を』、江國さんの小説の中でも大好きな小説になりました。またいつか、再読したいです。 柊の読書メーターは→こちら 柊のつぶやき(Twitter)……
2011.01.14
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角田光代さん、森絵都さんのお話が特に好きです。角田さんの『神さまの庭』角田さんの文章はときに胸をえぐられるような共感、痛みを伴うので敬遠しがちなんですがこうして短編とはいえ久々に読むと物語の運び方、会話が予定調和のごとく自然で、ぴたりと心に嵌ってきて、最後にはじんときてしまいます。ラストも万々歳のハッピーエンドではないのだけど、記憶にとどまる感じがします。家族への反発、遠回りして、やっと辿りついた場所。ここに辿りつけて良かったね、自分というものをしっかり掴むことが出来て良かったねって思えます。森絵都さんの『ブレノワール』テーマ的には角田さんと似ていて、両親や親族への反発が出発点となってますがラストに到るまで、主人公(語り手)の口調にユーモアがあるところが違いますね。ラストシーンがどうなるか、途中で予想させる描写があるのですが…予感していてもなお、最後の一文には心揺さぶられてしまいます。黒麦がどんな植物なのか教えられた時、その畑の情景が一気に脳裏に広がって自分も見たことのある、その素朴な光景が登場人物像に重なってきて…。うまいなあ…って思います。江國香織さんの『アレンテージョ』久々に江國さんの文章を読みました。江國さんならではの、アンニュイな空気感が懐かしく。でも、物語的には前者二人には及ばなかったかな…。井上荒野さんの『理由』なんというか、これはもう相性の、好みの問題だと思います。上手く流れを掴めない柊の側の問題…かも。性的な描写が好きくない、その必要性がよくわからなかったのがその理由です。どの作品も、同じものを一緒に食べる人が傍にいるということや、その時間の積み重ねがとても大切なんだということを感じさせてくれました。楽しむための食事、たまには我が家にもあっていいよなあ…!なんていうふうにも思いました☆ 柊の読書メーターは→こちら 柊のつぶやき(Twitter)……
2011.01.06
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痛々しい生き方しか出来ない人っているよなあ…って思いました。寂しくても、たとえ他人から軽蔑の眼を向けられたとしても、自分で自分を救ってあげられない不器用なひとが…。地平線の彼方までまっすぐ続く道。その道の途中で、いつも途方に暮れて立ちすくんでいる様が象徴的でした。 こういうテーマの映画を観るのは、ちょっとつらいです。登場人物たちに感情移入して観るわりに、ここまで堕ちることは出来ないと心のどっかで冷静に見ている自分が嫌になるから。つらいことから目を背けて、何処かへ行ってしまいたい。ただただ、ごく普通の生活、深刻な悩みなど持たない生活を送りたいだけなのに。そう思うと、何だか観ているうちに息苦しくなってしまうのです。それでもこの映画を観てしまったのはリバー・フェニックス&キアヌ・リーブスの共演作だったから。リバー・フェニックス…今も生きていたら、どんな役を演じる俳優さんになっていたのでしょう。
2011.01.04
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すべての謎が解けた後もほろ苦い気持ちが残るのは、本当に解決されるべきことが現実として、継続して残されたままあるからなんでしょうね。子供への虐待がどうして起きてしまうのか、それにどう対処していけばいいのか、個人に何が出来るのか、法律にはどう定められているのか。結局のところ、自分は親に恵まれ育てられたんだな…と。心や体に傷を負わされ、保護される子供達がいなくなることを祈ることくらいしか出来ないんだなあと思い知らされるばかりです。七海学園に語り継がれる七不思議。「滅びの指輪」「血文字の短冊」の解決編には特に驚かされ、印象に残りました。そして最終章の「七つの海を照らす星」にはホントに目が点になっちゃいました。最終章を読んでから全編を読み返すと「あ…!」と感慨深い思いが湧いてきます。ほろ苦さと、あたたかさとがじんわり後から効いてくるミステリでした。続編も是非、読んでみたいです。 柊の読書メーターは→こちら
2011.01.02
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