山でお正月を迎えることが楽しみだったけど、山の場合は日帰りか、せいぜい2泊まで、せっかくの長い休みを利用すれば旅行ができるかと4年前から、各駅停車で回ることにしました。時間がかかる分、宿泊数が多くなり、回れる範囲も限られる、そんな面倒なことしてかえって高くつくんじゃない、飽きるでしょう、疲れるでしょう、周りからいろいろ言われていますが、これが結構楽しいんです。
疲れてもいいんです。高くついてもいいんです。面倒だっていいんです。みんなそれぞれに楽しみ方がありますから。
北海道、四国、中国・山陰と回り、今回が4年目、いよいよ九州上陸ですとはいえ、北海道とは行かないまでもやっぱり広い、8日間かかったけど、全部回れませんでした。また別の機会に行きましょう
4日目、
宮崎県は残念ながら肥薩線の真幸駅での20分の観光と延岡での宿泊だけの通過点になってしまいましたが、延岡を出発して、大分県臼杵に途中下車です。本日のメインは由布院です。九州に行こうと決めたとき、「由布岳」に登りたいと思いました。しかし、この時期の宿は、一人客は相手にしてくれませんでした。湯布院は観光目的に切り替えて、日田に泊まることにしましたが、これが困ったことに、大分から由布院への列車は何本かあるのに、由布院から日田への列車が、6時間後にしかないのです。山も登らないで観光だけで6時間つぶせるのか疑問でした。由布院観光を3時間として、逆算しての時間を大分県竹田に行ってみたいと思いました。、しかし、列車本数が少なく、沿線も違うために時間に間に合いそうもありません。延岡についてから時刻表とにらめっこして臼杵(うすき)に決めました。臼杵といえば、磨崖仏の石仏群で有名です
大友宗麟像
キリシタン大名でも知られています
フランキ砲(別名 国崩し 大友氏が命名)
キリシタンだった大友宗麟にポルトガル人より送られた、日本初の大砲で
島津藩と戦った時につかわれたそうです
現存のものは、靖国神社にあるそうです
井楼櫓跡
二の丸御殿の跡に造られた櫓跡
本丸跡からの臼杵市内
護国神社
西南の役で、薩摩軍と戦って戦死した兵士を祀った招魂社と
稲葉藩の藩主を祀る稲葉神社が合祀して今の名前になったそうです
大門櫓
こちらは復元されたものだそうです
畳櫓
現存の櫓
畳櫓
畳櫓の屋根
風雨に絶えてきた重みがあります
時報楼の鐘
江戸時代に鋳造され、別の場所にあったものを、廃藩置県で城が取り壊されたときに
ここへ移築して、昭和になり市内に時報を鳴らすようになったそうです
鎧坂
大手門入口
掘で休む鴨さんたち
辻井戸
臼杵城址を出て歩いていると交差点の真ん中に井戸があります
大友氏の時代に辻井という家臣の屋敷があり、塩分を含まない上質の水が湧きだしていて、
長い間庶民の生活用水や醸造の仕込み水として使われてきたそうで、
街もここを中心に放射状に発達していったそうです
武家屋敷群の二王座へ
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