アントレプレナー塾長 「大人の探検隊日誌」 夢のソーシャル・アントレプレナー            

アントレプレナー塾長 「大人の探検隊日誌」 夢のソーシャル・アントレプレナー            

PR

Profile

蔵修息遊

蔵修息遊

Archives

2024.12
2024.11
2024.10
2024.09
2024.08

Keyword Search

▼キーワード検索

Favorite Blog

ネックウォーマーを… Mittyoさん

「恋心」「人魚姫」… 47弦の詩人さん

日々のあれこれ ayux007さん
中国ビ… 美沙子社長さん
一日一冊:読書日記… 本のソムリエさん

Comments

ケンちゃんママ@ Re:家庭教師は見た。富裕層の家庭・・・(03/06) 田調の彼はヒデキですよね? 私は彼と高校…
坂東太郎9422 @ ノーベル賞受賞者  「株式会社Caloria代表取締役社長 管理栄…
ありません@ 10万円 ぬいた+.(・∀・).+♂ <small> <a href="…
婆裟羅大将 @ Re:沖縄は奥が深いのだ 沖縄のお墓の話(06/23) 亀甲墓、かみぬくーばかですか、先月 恩納…
太めの『喰う悔』@ 予病の大切さ痛感 予病のお仲間がいたので、うれしく思い投…
2009.04.12
XML
カテゴリ: 隠れ家

隠れ家Barは男の心のオアシスともなりうる。

 麻生首相はホテルのBarで、ゆっくりグラスを傾けるのを無常の喜びと

   されていたようである。私は大賛成。

   料亭よりずっといいと思うのであるが・・・。いろいろお気の毒である。

   現代の大人は一歩外に出れば七人の敵に囲まれている。

   その敵の内容も随分変わり、時間だったり効率だったりストレスだったり

   目標達成だったりする。

   そんな時、自分を無にしてぱっと開放してくれる「心のオアシス」はぜひとも

   必要である。

   ガード下の赤提灯。これもいい。しかし仲間と愚痴っていると気持ちは

   いいが、 どっしり重い膿が溜まることが多い。

   どうです。男の心の「止まり木」として、隠れ家Barを利用してみませんか?

   男のBarも大体三種類ある。

   一つ目は、ホテルのBar

      格式と風格漂うやや薄暗いスコッチスタイルの本格Barである。

   二つ目は、カクテルBar.

   ちょっとお洒落で、ファッショナブルなニューヨークスタイルのBarである。

   三つ目は、隠れ家Bar.

        路地裏やええこんなところに、という非日常の大人のBar である

   だから特に看板をだしていないお店も多い。

   霞町の裏道にポツンとある「甑」もその一つである。

   根津美術館脇の坂をだらだらと下って行く。ここは白塀が続き

   一瞬、江戸時代にタイムスリップしたような場所である。

   周りはなにもない。隠れ家割烹が一軒ぽつんとあるだけである。

   そこにコンクーリと打ちっぱなしの家がある。

   鉄の扉があるだけである。

   何を隠そうこれが秘密のBarへの入り口なのである。

   昔は造り酒屋の目印の杉玉がぶら下っていたのだが、今は何もない。

   この店は、「甑」と書いて、こしきと読む。

   木目調の高級インテリアで統一された、心落ち着くまさに大人の隠れ家

   である。しかも一見さんお断りである。

    二十年前、この手の走りが麻布十番にあった。

    ここは非日常の極地であった。

    外の道から直接通じる一直線の階段。

    二階にそのBarはあった。

名前を「鍵」という。

    扉を開けるとそこはもう別世界。

    なにしろ薄暗い。

    カウンターだけのこじんまりしたBar.

    カウンター正面に大きな水晶球が置いてある。

    しかもその水晶球が怪しげな色の光を発してゆっくり回っている。

    どうみても怪しげな占いの館バーである。

    バーテンは女性。

    もうこれだけでも一見さんは、ビビル雰囲気である。

    ところがである、もっと大きなからくりがあるのである。

    ここまでは一見様でも来れるのであるが、3万円を払って なおかつ

    ここのお客様にふさわしい御仁と認められると別の扉が開く。

   すぐにやめてしまったが、会員と認められると金色の「鍵」を渡される。

   階段の途中右ににもう一つの扉がある。

   この鍵でお店を通らず秘密の扉を直接開けられるのだ。

   ここの会員Barは実に怪しい。

   一見さんBarとは打って変わる。

   すべて個室、しかも大きさとつくりが違う。

   ほとんど真っ暗で、蝋燭の光だけなので、闇の別世界である。

    天井からぶら下る紐を引くとバーテンがうやうやしく飛んでくる。

   もう映画の世界である。非日常の極みである。

   二十年前の話である。今はどうなったのであろうか・・・・ 






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2009.04.12 10:02:38
コメント(4) | コメントを書く


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ
画像認証
上の画像で表示されている数字を入力して下さい。


利用規約 に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、 こちら をご確認ください。


Re:大人の探検隊 隠れ家Barシリーズ(1) 麻布十番(04/12)  
ミスティ K  さん
秘密の隠れ家ですか~
少年の秘密のあなぐら探しに似た雰囲気も(失礼!)
すなわち隠れたいのですね~(笑)スイマセンでした~
(2009.04.12 10:13:05)

うひゃああ  
ぱぱ太 さん
行ってみたい!

barは異次元移動装置ですね!
(2009.04.12 10:30:57)

Re[1]:大人の探検隊 隠れ家Barシリーズ(1) 麻布十番(04/12)  
蔵修息遊  さん
ミスティ Kさん
>秘密の隠れ家ですか~
>少年の秘密のあなぐら探しに似た雰囲気も(失礼!)
>すなわち隠れたいのですね~(笑)スイマセンでした~
-----

そうなんですね。男って単純です。

 子供の心をもった大人なんですねぇ。

 いつもありがとうございます。 (2009.04.12 17:23:29)

Re:うひゃああ(04/12)  
蔵修息遊  さん
ぱぱ太さん
>行ってみたい!

>barは異次元移動装置ですね!
-----

 そうですね。うまい表現ですね。


 隠れ家Barは異次元瞬間移動ができるんです。


(2009.04.12 17:24:45)

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.

Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: