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中国の国内線で青島に到着。麒麟皇冠大酒店というホテル。昼食後活動開始。少女時代(10歳から18歳)青島に住んでいた同行の母のゆかりの地を訪問する。まず、青島中学校(旧制)は、母の父、つまり私にとってはお爺さんにあたる大野清吉が校長をしていた学校を訪ねる。今は、中国海洋大学となっている。この中学校で講義中に59歳で脳卒中で倒れた講堂を見せてもらうことができた。この旧・講堂の表には「日軍第一次侵占青島封建的日本中学校舎」と書いてあった。旧市街にあった母一家の住んでいた住宅を見つける。4階建ての2階の部屋を思い切ってブザーを押すと88歳と75歳の老夫婦が出てきた。元海軍軍人の二人は親切に中に招き入れてくれた。母にとっては懐かしい自宅で短い時間を過ごすことができて感激である。青島の新市街の発展ぶりに驚く。青島は、素晴らしい都市である。
2005/03/31
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9時 森林公園の観光16時半 久恒啓一・蔡英俊奨学金授与式 東北アジア研究院修士課程・博士課程計7名、 孤児1名、計8名に奨学金を授与17時半 交流party 研究院の教職員と奨学生の交歓会21時 市内で二次会
2005/03/30
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9時から講義(合意学)50人の院生が聴講14時 偽満皇宮博物院を訪問18時 国際センター長主催の酒宴 北朝鮮公営レストランにて。
2005/03/29
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午後に、長春に飛ぶ。長春は満州国の首都だった新京である。昨年度から吉林大学の客員教授を拝命している。今回は、東北アジア研究院での講義。昨年夏以来二度目だから気が楽だ。旅行中もこのブログに書き込みたいが、どうなるやら。17時吉林大学東北アジア研究院主催歓迎の宴朱に副院長、劉共産党書記ら7人で会食。
2005/03/28
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明日からの中国出張の前に片づけるべき原稿執筆に取り組んでいました。・知的生産の技術研究会で行った「合意学入門」の講演テープ起こしの原稿の修正・埼玉県大宮市教員研修会での「生徒・教師・学校を元気にする図解コミュニケーション」の講演テープ起こしの原稿の修正・三笠書房のホームページで連載中の「人物記念館の旅」の次回テーマ「新渡戸稲造」の原稿執筆・次の本の原稿執筆(最後の山場)そして、明日からの中国出張の準備も。
2005/03/27
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委員長をしている「地域ブランド研究会」(財団法人東北開発研究センター)の1年間の報告書が完成した。この委員会は、東北電力の広報・地域交流部からの委託調査。先日芸術選奨文部科学大臣賞を受賞した民俗研究家の結城登美雄さん、論客の古川市農業課長の柏倉寛さんが委員で、現地調査もあり楽しい研究会だった。この研究会のおかげで、「地域ブランド」というキーワードが私の中に確立した。下記は、巻末に載せた読者へのメッセージ。---------------------------------------久恒啓一委員長今、激動の時代の最中にあって、地域や個人の「生き方」の本質が見失われ、あらゆるところでこれまでの価値観が揺らぎ始めている。この報告書では、地域ブランド形成の方向として、新しい地域の時代の基盤となる考え方や指針を提示している。司馬遼太郎は、かつてジャーナリストについて「本質をティピカル(典型的)に表現できて、なおかつ適切な時期に発表できる」ことと定義した。今回の地域ブランド調査についても、従来とは違う考え方、方向性を、事例を通じてティピカルに表現できたと考える。また、合併問題で地域の本質が問われている時期に、この報告書を発表できる意味は大きい。明治以降近代化が行なわれてきた過程では、東京が先頭に立ち、東北をはじめとした地方を先導してきた。これからはその位置づけが反転して、遅れていると思われた東北が先頭を走っていく可能性が出てきた。東北に追い風の時代がきたと確信している。この地域ブランド形成の理念を据えながら、それぞれの地域で具体的な事例を積み重ねてもらいたいと願っている。
2005/03/26
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本日、図解Webが50万ヒットを達成した。1999年2月にオープンだから、丸6年。ヒット数の歴史を振り返ってみると下記のようになる。2001年4月 10万ヒット2003年1月 20万ヒット2003年9月 30万ヒット2004年6月 40万ヒット2005年3月 50万ヒット100万ヒットはいつになるだろう?http://www.hisatune.net/html/etc/ayumi.htmメルマガ「ビジネスマン教授日記」に配信も9000近くになっている。ホームページやメルマガは、今では私の仕事や生活を支えるインフラとしてなくてはならないものになっている。「継続は力なり」という言葉の意味を改めてかみ締めている。
2005/03/25
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2年間の任期だった大学院研究科長の任期が終了し、後任も決まった。大学院の責任者だから、日常の講義以外にも学内調整の仕事や重要な会議への出席など時間的、精神的な制約も多かった。一年目は、混乱のあった大学院の正常化に向けて慎重な運営に徹して、大学院を完成させることが主なテーマだった。二年目は、定員の倍増など大学院の大幅改組のための準備が最大のテーマであり、制度設計を行いながら、県庁、学内の合意を取り付けていくという仕事となった。この4月から大学院は、新しい組織となるが、私自身は自由の身になるので、少しほっとしている。行動の自由が少拡大するだろう。
2005/03/24
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今日は、会議の連続の日である。午前中は、二つ。午後も、二つ。そして夜の宴会も。全学の委員会が2、学部の委員会が1、そして評議会。「会して議せず、議して決せず、決して行わず、行ってその責めを負わず」という名言を、久しぶりにふと思い出した。(^^:)
2005/03/23
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宮城県の米どころで、ササニシキの発祥の地である古川市の審議会に出席。この審議会では会長を二期務めている。農業のことはよくわからないが、図解を用いた審議会なので、委員の意見は極めて活発だ。古川市はじまっていらいの活発な審議会と言われている。今日のテーマは平成16年度の事業評価の審議である。システムが出来上がっているので、スムーズな審議となった。この古川市は近隣の6町との合併で迷走したが、結果的に1年後に大崎市として出発することになった。前途は多難である。
2005/03/22
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「泉パークタウンSPO&COMクラブ」の設立総会に出席。私の住んでいる「泉パークタウン」は30年たって7800世帯、25000人が暮らし、働く人も7000人になった。300万坪1000ヘクタールの民間開発では日本最大の街づくりだ。開発主体は三菱地所。このまちに住んで8年、街並みや環境など散歩するたびにため息が出るほど整備されている。ホテル、ゴルフ場、テニスクラブ、図書館、大学、サイエンスパーク、景観の整った住宅街、三車線の道路、、、、、。ハードは素晴らしいが、コミュニティとしては住民のつながりが弱いという点があった。文部科学省が推進している総合型スポーツクラブをここでつくろうという動きが出てきて、本日の設立総会となった。事前に行った住民アンケートでは、56%が入会の意思を示しているというから期待が大きい。スポーツ体験活動、スポーツサークル、スポーツスクールなどの分野でそれぞれ10数種類のメニューが用意される予定。初年度予算は1000万円。このまちに住む町内会長、体育協会役員、青少年スポーツ団体役員、小学校・中学校校長、FM局幹部、事業家、病院院長、大学教授などが役員などに就いた。当初から相談にのっていたが、特別アドバイザーとして関わることになった。大学の施設提供、学生の地域への関与などが提供できる部分だ。地域コミュニティ形成のソフトとしてのクラブの設立・運営ということで、発展が楽しみだ。
2005/03/21
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『「あの人イヤだ!」という前にいい人間関係をつくる「心の習慣」』が毎日発行される書評メルマガマガWebookで今日20日に紹介された。このメルマガはビジネスマンの松山真之介さんが通勤途上に毎日1冊読んで書評を書くというスタイル。始発に乗って本を読むのだそうだ。松山さんの人柄もあって愛読する人も多い。詳しくは、下記。http://webook.tv/----------------------------------------------------人が感じるストレスの中で大きいのが「人間関係」。良好な関係がある場合は問題ないが、顔を見るのもイヤだというような人が同じ仕事仲間だったりするとそれはひどいストレッサーになる。しかし、よのなか人との関係なしには生きていけないから、できれば人間関係をうまくやっていくコツをもっていたいものだ。本書は、図解の達人久恒さんと、エニアグラム(性格による自己分析)の和泉さんの対談形式の本である。お二人の体験やエピソードが披露され、人間関係をうまくやるコミュニケーションの心得や対処法が紹介されている。---------------------------------------------------
2005/03/20
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日本経済新聞の東北経済欄で「殻破る大学人」というシリーズが連載中だ。東北の各県から人選して紹介するという趣向で、昨日の朝刊に私が載った。このシリーズは確か7回で、私の前は東北大、岩手大、秋田大、東北芸工大の教授たちが紹介されていた。車椅子の開発者などユニークな人物の紹介が多い。100行の記事で、写真つきだから大きな影響を与える記事だ。今回のテーマは、学生と一緒に4年ほど行ってきたゼミ(顧客満足ゼミ)での地域へ向けての提言活動だ。以下、記事の中での私の言葉が紹介されている。「地方の大学教授は何をなすべきか。このモデルの一つをつくりたい」「仕事とは問題を解決すること」「学生も問題解決能力を身につけることが大切」「教育と地域貢献、就職がつながっている」「地域の出来事にアンテナを巡らした学生を育てるのが私の役割だ」「文科系の産学連携の先べんをつけたい」プロフィールで『「妻とともに犬の散歩をすること」が趣味』とあった。こういう風に書かれると、散歩をしないとね。
2005/03/19
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毎年感じることだが、卒業式では厳粛な気分になる。今年は淡々とした卒業式となったが、8年たった宮城大学も5期生の卒業だ。終了後、ゼミの学生たちから花束と一緒に、研究室に飾る時計をプレゼントされた。そして記念撮影。大学院研究科の学位記授与式では、研究科長の私から8人の修了生に学位記を授与した。次は学部の学科での授与式。一人一人の教員からのお祝いの挨拶を終えて、108人全員に学位記を授与。両方とも、「今日も生涯の一日なり」をはなむけの言葉とした。14時半からの謝恩会(仙台ロイヤルパークホテル)。こちらは卒業式とは打って変わって華やかな雰囲気に包まれている。ゼミ生やそれ以外の学生とも写真を撮ったりして交流。19時半からはゼミの学生と仙台市内でコンパ。男女は5対5。配属先が決まりかけてきた段階。東京に出るゼミ生は、神田、飯田橋などに勤務。最後のコンパだが、愉快に門出を祝う。[久恒先生へ---感謝を込めて」という寄せ書きも貰った。さて、彼らにはどんな人生が待っていることだろうか?
2005/03/18
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大学内の有志教員で組織している「事業構想学研究会」の会合を、本日の夜に行う。場所は大学から20分くらいの温泉だ。この研究会は、一昨年に「事業構想学入門」という著作を出している。今回は5人が参加。一緒に仕事をする中から生まれた友情は厚い。研究会ということになっているが、定年退職する先生の慰労も兼ねているので、温泉とお酒で懇親の要素が強くなるだろうなあ。(^^:)
2005/03/17
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このブログのタイトルの「デジタル日誌」には、当初から違和感があった。それは内容を表した言葉ではないからだ。この日誌をつけ続ける中で、目指すものがしだいにはっきりしてきた。福沢諭吉のあまり知られていない言葉に「今日も生涯の一日なり」という言葉があることをひさしぶりに訪ねた郷里中津の福沢旧居・記念館で知った。一日一日を大切にして「賑やかな」生涯を送った福沢らしいいい言葉だと感銘を受けた。この日誌は、毎日毎日が人生という有限の時間の中の一コマであることを意識して、日々を生きようとする姿を表現することにしたい。そして、郷里の先輩である偉人・福沢諭吉先生を思い起こしながら、毎日を大切に生きていこうと思う。
2005/03/16
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紙面センサーの私の担当も今回で最終回だ。こんなに真剣に河北新報を読んだのは初めての経験である。書きたくてたまらないものがあるから書くというよりも、締め切りがあるから考えがまとまってくるという当たり前のことを改めて実感している。なにごとも表現しようとすることが大事なことだ。新聞は旧メディアの代表だが、私自身はインターネット上で、ホームページ、メルマガ、ブログ、ソーシャルネットワークといった新メディアにも挑戦している。若い人や学生に教えてもらって何とか時代の先端の波頭にしがみついているといった状態だ。面白いのは、毎週出すメルマガは5年以上続いているし、三日坊主だった日記も「楽天」の参入を機に軽い気持ちでトライしてみたブログという日記システムに参加してから、160日以上毎日つけ続けるという初めての経験をしているところだ。教育に新聞を活用しようというNIEという全国的な運動がある。3月1日の「小中学生向け ニュース社会科」のテーマは「愛知万博」だった。家族で対話をしながら理解を深めてもらおうというタイムリーな企画である。8日は「ニート」(若年無業者)で、カウンセリングや職業訓練などを促すことを通じ、若者の就職を支援する「みやぎジョブカフェ」の写真も掲載している。子供向けとのことだが、NHKの「週刊こどもニュース」と同じで、大人もこれを読むと旬の話題のアウトラインがよくわかるのでありがたい企画である。3日には「昭和初期の町並み守れ」というタイトルで気仙沼の動きを取り上げている。通りにゆかりのある人物の名前をつけるなどのアイデアでイメージを高めるという計画を紹介している。最近、各地にある「人物記念館」に興味が湧き、出張や旅行時に訪問することにしているが、調べると東北の各県は10から20という数だが東京都の68をはるかにしのぐ県があった。それは長野県である。そのリストを眺めてみると、時間をかけて意識的に人物記念館をつくり続けてきたと感じる。それが今や貴重な観光資源であると同時に県民の愛郷心を育てる施設となっている。歴史や人物をクローズアップする愛郷心を育む記事もさらに期待したい。仙台は何の都だろうか。昔からある杜の都や学都のイメージはいい。最近では音楽、楽しさなどをイメージする楽都、そして1日の紙面にあるように劇都という言い方も出てきた。そろそろ昔からある言葉を超える新しいキャッチフレーズが欲しいものだ。東京は、スピード・スリル・サスペンスと3拍子揃った街であるが、仙台は、クールでコンパクトでコンフォータブルな街である。1時間半強の時間距離となった今、仙台に住んでいるということは東京の郊外に住んでいるのとほとんど変わらない。季節感あふれる百万都市仙台に住み、最先端ビジネスの本場・東京に向けての仕事も持っているという人には、まことに都合のいい環境になった。最近は仙台在住のまま文芸関係の大型の賞を受賞する人もずいぶんとみかけるようになったし、芸術家が住む街というイメージも悪くない。仙台は豊かな自然とはっきりした四季の移ろいを感じることができること、そして東京との距離感に優れていることなど都市間競争において得がたい位置を占めている。こういった情報の発信も大切だと思う。-------------------------------------------(この原稿に若干の手直しがあって、最終原稿となっています)
2005/03/15
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「邪馬台」という同人誌がある。九州大分県中津市(福沢諭吉の故郷)の季刊誌で154号を数えるというから30年以上の歴史を持っている。私も郷里の雑誌でもあり、縁を繋ぐためにも同人に名を連ねている。確か九州で一番古い同人誌だ。評論、ノンフィクション、翻訳、詩、漢詩、旅行記、俳句随筆、俳壇史、随想、ス随筆、研究、郷土の文人、短歌、俳句、川柳、連句、創作と、人口6万人の街としては内容の豊富な総合雑誌だ。巻頭言は、財政破綻を斬る。評論は、老人文化とその役割、わが国の人口問題を考える、「痩せ我慢の説」について。ノンフィクションは、戦争の遺物、語らずの将軍ー梅津美太郎大将、団塊坊ちゃん青春記。翻訳は、満州落日。俳壇史は、北九州俳壇史をたずねて随想は、独楽吟 一樹の繁花、古墳に対す、、耶馬溪線の回顧。随筆は、金子みすずの詩にふれて、松健サンバ、優しい心、最近感動したこと、嫁さん頼み。研究は、伊勢物語13-在原業平の真の姿、荘園郷土の文人は、文人殿畑忠とその作品、有野正博の人間と短歌短歌は、地脈歌会詠草、えびね歌会詠草、北豊短歌会詠草、生涯学習短歌教室作品俳句は、邪馬台俳壇川柳は、邪馬台柳檀連句は、半歌仙「どんど焚く」の巻外創作は、悲運の人日本の庶民文化の懐の深さを毎号感じている。私も、今号から「団塊坊ちゃん青春記」の連載を始めた。
2005/03/14
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まえがき 久恒啓一友人の和泉育子さんとの共著で人間関係に関する本を著すことになった。初めて会ったのは、「私の書斎活用術」(講談社)という本の取材だった。当時私は30歳を過ぎたあたりで知的生産の技術研究会という勉強会に参加し、活動を始めたばかりだった。著名人の「書斎を訪問するというワクワクするような企画だった。グループインタビュアーという肩書きの和泉さんの印象を当時の私はその本の中で、こう記している。 今回の取材で気がついたことだが、われわれには女性の取材は難しいのかもしれない。俗世界に住むわれわれは、もしかしたら大事なものを失ってきたのかもしれないと反省させられた。世の中には、心の美しい人がいるものだわい、とあらためて感心したしだい。 美しい音楽を愛し、豊かな言葉を愛し、多くの人を愛し、自分を愛することってすばらしいな。(取材メモ:1981年8月29日)その後、10年ほど経って、「エニアグラム」という性格による自己分析の優れた世界の手ほどきを和泉さんから受ける機会があった。その面白さにはまった私は、ワークショップにも参加し、アメリカの権威の講習も受けるまでになった。今ではこの考え方を教育の現場でも活用している。そしてまた、10年ほど経って、仙台で「キャリア開発」に関する理論と仕組みを開発した私は、当時福岡にいた和泉さんに性格理解の担当講師をお願いして一緒に仕事をする機会を持っている。その延長線上に今回の本の企画が浮上したというわけだ。エニアグラムの考えから言うと、和泉さんは詩人肌で個性や心の動きに敏感なタイプだ。私はいつも何かに夢中になって元気に行動しているというタイプだ。「君子の交わりは水の如し」と中国の故事にあるが、和泉さんと私の細く長い交流には、こういう感覚が漂っている。人間関係はまことに難しい。私自身もあちこちぶつかりながら何とかここまで過ごしてきたが、その過程で知った知恵や習慣について語った文章を、若い人に読んでもらいたいと思う。若いということはエネルギーにあふれているということだが、山登りにたとえるとまだ登山口に入ったところで、見晴らしが悪い地点にいるともいえる。自分の脚力に対する自信も不確かだし、まわりの景色もよくない。そしてゴツゴツした岩肌にぶつかったり、ブッシュの中でさまよったりしている。もちろん頂上はまったく見えない。そういう中で、時間をかけて悪路を登ってきて、ようやくやや見晴らしがよくなってきた段階にいる2人が、人生の先輩として若い人にアドバイスをしてみようというのがこの本の趣旨だ。内面を大切にする和泉さんと外に出て行こうとする気質の私という2人の、人生経験とそこからしみ出てきた「心の習慣」を参考に、素晴らしい人生をおくる人が少しでも現れたら心から嬉しく思う。http://books.rakuten.co.jp/RBOOKS/0001772527/
2005/03/13
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最近、入学試験の問題に拙著が使われるというケースがぼつぼつ出てきた。先週行われた福岡県公立高校の「国語」に「伝える力」(すばる舎)の文章が使われたらしい。「作文」という分野で、図の読み取りが入っているという。まだ現物は見ていない。ここ1年で憶えているだけでも、文京女子大学の編入学試験には「図解仕事人」(光文社)、留学生の日本語検定試験には、日経ビジネスへ寄稿したキャリアに関する小論、法科大学院入学試験模擬問題、、、。いずれも事後に問題集を出版する時に連絡があるケースがほとんどだ。事前に確認するわけはないからね、、、。(^^:)
2005/03/12
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午前中は、東京高裁で二度目の講演。図解思考がテーマ。終了後、裁判所総合研修所(埼玉県和光市)での研修も依頼された。午後は、大手町のパソナ本社で講演。キャリアアセットの部長達10数人が対象。こちらはキャリア開発がテーマ。
2005/03/11
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夜は中央省庁の幹部をになっている友人と久しぶりに懇親。官僚人生の栄光と挫折、誇りと屈辱を改めてリアルに聴いた。互いの家族、住宅事情、知り合った頃の話題、今後の生き方などさまざまな話題で楽しく時間を過ごした。要職にあるだけに相当な激務を必死にこなしている。
2005/03/10
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定年を迎える粟田先生と恩地先生の最終講義が行われた。開学から8年間勤務し初めての定年による退職が粟田房穂先生で、いわば大往生。最終講義は、インテリジェンスとユーモアとアイロニーの溢れた名講義だった。朝日新聞論説出身で、経済学、社会学といった分野を専門にしている。正義感が強く、新聞記者だなあと感じることも多かった。信頼のおける人柄。開学以来ずっと一緒に行動してきた戦友だが、粟田先生の講演や講義をきちんと聴いたことはなかったと不思議な気がした。メッセージ1.合理的思考をする---初めに論理ありき。大学は理屈を学ぶところ2.「個」と「全体」を考える---求心性と遠心性のはざまで3.「知のめぐり」をよくする----知識増殖のメカニズム 1・断片的知識 2.抽象化・一般化の過程 3・自己表現 「イエス・バット、ノー・バット」4.他人のリズムでなく、自分のリズムで生きる
2005/03/09
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夜7時から知的生産の技術研究会仙台主宰の講演会に出席。今回のテーマは「気」で講師は富田秀夫さん(元宮城リコー社長)。ほとんどが実演と、実習で楽しさと驚きの会となった。・臍下の一転に意識を置く・リラックスする・重みを下に置く・気を出す(プラス思考にする)・一つやれば他もやったことになる気という言葉は、宇宙に向けてエネルギーが四方八方に放たれていることをいう。私も、気の講師の羽立さんに終了後、首や肩を押してもらって気分が爽快になった。二次会では、次の気の講座の幹事が決まった。
2005/03/08
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昨年11月に創刊した「自分時間」にエッセイの連載を頼まれて、「タイムコンシャス・ライフのすすめ」をシリーズのテーマとして書いている。第1回は「100年生きる地球人」(11月)第2回は「カネ・ヒマ・カラダ・そしてココロ」(1月)第3回は「人物を歩く旅」(3月)で、本日送ってきた。次は「仙台の時間・東京の時間」(5月)で書こうと考えている。エッセイ修行、、、。「随想」は3人私以外は、村松友視の「黒鉄ヒロシを遊ぶ」嶋中労の「若い人、大っきらい」「コラム」は6人高橋卓也の「糞坊主」泉麻人の「五十路旅の心得--温泉流儀」ラサール石井の「芝居ほど素敵な道楽はない」前田武彦の「驚き+喜び=感激」玉木正之の「スポーツの基本とは、ヒーローになろうとすること」矢島裕彦の「文士の恋-太宰治が発した究極の口説き文句」
2005/03/07
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3月25日から始まる愛知万博。数日前に行った名古屋でも地下鉄などに広告が溢れていた。この愛知万博で、所属するNPOの東海支部が活躍している。私も講演を依頼されていて、7月には行く予定。理事長を務めている知的生産の技術研究会からも、2人の著名人も講演に駆けつけることになっている。先日飲んだシンセサイザーの富田勲先生も、24日の前夜祭で、「源氏物語」を演奏するとのお話だった。これは瀬戸内寂静の源氏物語を音楽にしたものだそうだ。土曜日の会議では、展示等についての議論があった。NPOにとっても大きなイベントだ。
2005/03/06
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朝8時からパレスホテルで寺島実郎さんと野田一夫先生の3人でゆっくり食事をしながらいろいろと相談。大きなプロジェクトが動きそうだ。11時からは、東中野で理事長をやっているNPOの理事会と総会。理事会は北海道から九州までの各支部の代表と議題の確認や報告、相談。総会でも議案は了承された。基調講演は、朝日新聞記者だった轡田隆史先生の「日本のこころ」という講演。懇親会も盛況で仲間と楽しく歓談。新幹線の最終便で仙台へ。
2005/03/05
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東京は雪。9時半からは高等裁判所で講演。対象は管内(東京・埼玉・千葉・神奈川・新潟・長野など)に散在する地方裁判所、簡易裁判所、家庭裁判所などの庶務課長。今回は45人。図解コミュニケーションと裁判員制度などを話題にしながら1時間半ほど講演を行う。東京高裁は法務省ビルの隣の高層ビルで、東京地裁とフロアーを分け合っている。東海道新幹線で名古屋。午後3時からは、中部電力で講演。人材開発研修所のスタッフ45人。研修所の全スタッフの半分が聴いた。人材育成と図解コミュニケーションがテーマ。2時間の講演を終えて、所長らと名古屋で食事をしながら懇親。新幹線で東京へ。
2005/03/04
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夜は東京・神田の「神田和泉屋」さんでのパーティに参加。日本航空がファーストクラスの日本酒の最高峰である大吟醸を搭載して好評を博して15年になったシンセサイザーの富田勲先生と当時広報にいた私との大掛かりな共同プロジェクトで、社内調整など思い出が多い。神田和泉屋の横田夫妻、富田先生、関口さん、須藤さん、阿部さん、矢田さん、鬼山さん、神田さん、、、、、。途中で、当時の山地社長からも電話があり、久しぶりに話をした。「まだ教授をやっているか?大吟醸のおかげでいろいろな人と知り合った」。菊姫、香露、豊の秋、歓びの泉、西の関、四季桜など最高の12種類の大吟醸を堪能する。素晴らしい酒を飲むと「幸せ」な気分になる。仲間たち、そして富田先生と愉快に時間を過ごした。
2005/03/03
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日本経済新聞仙台支社の青木記者が来訪。教育や研究を通じて地域とどのように関わっているかというテーマだった。学生と一緒に地域の問題解決に挑戦している内容を1時間ほど説明する。開学当初、ばらばらだった「教育」「研究」「地域貢献」が渾然一体となって関連を持ってきたこと、そしてそれが学生にとっては就職対策になってきたこと、私の地域での活動がしだいに全国へ広がってきたことなどを興味深く聞いてもらった。
2005/03/02
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付き合いのある三笠書房からホームページの連載エッセイを頼まれた。人物記念館を訪ねて、自己啓発の観点から偉人を紹介することにしたもの。第1回は、福沢諭吉を取り上げてみた。「福沢諭吉---今日も生涯の一日なり」。次回以降、司馬遼太郎、新渡戸稲造と続けていきたい。1000字程度の短文のエッセイ書きは、なかなか勉強になる。HPは下記で是非ご覧下さい。http://www.mikasashobo.co.jp/--------------------------------------------郷里の偉人・福沢諭吉先生の旧居には、子供の頃から何回訪ねているだろうか。今年の正月に久しぶりに訪問した。豊前中津藩の下級武士であった実家の土蔵の2階にある勉強部屋を覗く。5畳ほどの部屋に木の書見台が置いてある。訪れる度に勉学に励む若き福沢の姿をその都度いろいろと想像する。 中津人への呼びかけの書である「中津留別の書」にある有名な言葉「天は人に上に人を造らず 人の下に人を造らず と言えり」以下、続く。
2005/03/01
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