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2月1日に金沢で石川県庁の職員研修講師のため行く予定だったが、北陸の記録的な豪雪のため飛行機も新幹線(米原経由)も動かないので、急きょ止めて講義は延期することになった。こういう時も相手からの連絡を待たないで、こちらから情報をとって決断しないと大変なことに巻き込まれる。------------------さて、高校時代(中津北)の古文の植山正胤先生から久しぶりの手紙をもらった。先生は山頭火の研究者でもある。郷里の短大の学長もされていた時にはお邪魔したこともある。中津での私の講演のときには一番前で聞いてくれた。近々叙勲の祝賀会も予定されているとのことだ。四冊目の本を執筆中。俳句でもNHK後援の「良寛百八十年全国俳句大賞」でも十人のなかに選ばれている。そういう近況だった。八十を超えているはずだが、やはりライフワーク、テーマのある人の生き方は素晴しい。「前略、今日(1月28日)多摩大学学長室長の君の大分合同新聞記事をうれしく拝読しました。一昨年、別府でチラリと見ただけの若々しい面影が眼に浮かびます。ますますのご活躍を祈らずにはおられません。、、、、新聞左肩の君の笑顔の写真を見ながら。」郷里の母からも、子どもの頃にお世話になった矢野目のおばさんからが新聞記事をわざわざ持ってきてくれたとかで、近所の老人の仲間たちで記事をさかなに、先日送った牛肉で食事会を催したとの知らせもあった。5時間もワイワイやっていたそうだ。
2011/01/31
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話題の映画「ソーシャルネットワーク」を観た。あっという間に世界最大のソーシャルネットワークの成長した「フェイスブック」の誕生の過程を描いたサクセスストーリー。ハーバード大学の友人たちからアイデアの盗用と、裏切りにあったと二つの訴訟を起こされた主人公・ザッカーバーグと訴訟相手と弁護士たちが一堂に会した場でのやり取りの過程で、過去の事件を回想していきながら物語が展開していく。2003年10月に新しいビジネスを見つけた19歳のザッカーバーグは、2011年現在26歳か27歳。この間、彼の率いるフェイスブックは207カ国5億人の利用者を持った。今話題になっているエジプトの政変もこのフェイスブックが大きな役割を果たしているというから、その影響力は計り知れない。個人的な恨みから発する事業アイデアのきっかけ、事業に急速な発展に伴う友人との葛藤など、ここに至るまでの事業展開と人間関係を描いたアメリカンドリームを追った映画という印象だ。パソコンやインターネットをめぐる天才たちの動きは大方このようなプロセスになるだろう。そういう意味では、映画としては時宜を得た好企画であり、主演者はお宅的キャラクターを持つザッカーバーグを好演している。だが、この映画には大きな欠陥があるように感じた。一人の天才の成功物語ではあるが、その天才がなそうとしている事業の意義や目指している理想が表現できてはいない。ここまで爆発的な成功をおさめるには、今までのソーシャルネットワークサービスの持つ不足部分を補う何かがフェイスブックにはあるはずだ。実名で生き友人を多数持つ私たちの現実世界をさらに充実させようとする革命的なサービスであるというメッセージが弱いと思う。チャンスがあったから、それに没頭していて気がついたら億万長者になっていた、というようなストーリーになっているのが残念だ。予告編で「ウオールストリート」という映画があり、その中で人間としての幸せを問いかけられて、主人公が「これはゲームだ」と言い放つ感覚に似ている。金融によるアメリカンドリームをIT世界に移し替えたに過ぎない映画ではないかという疑念を持った。ソーシャルネットワークという世界を広く見せることには成功しているとは思うが、実際の物語は、もっと違うものだと思う。新しい題材とエンターテイメント性が高く映画としては面白かったが、ザッカーバーグとフェイスブックの爆発の原動力である「志」が伝わってこない。だから感動はなかった。
2011/01/30
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故郷・中津の同級生須賀留美子さんがブログで、昨日の大分合同新聞の私の「かぼす論壇」の提言を話題にしてくれている。須賀さんは高校時代は美人の才媛だった。今は市会議員をしている。市民派の論客だ。----------------本物に会える人物記念館またまた大分合同新聞のかぼす論壇-故郷への提言の記事についてです。今回は私の高校時代の同級生久恒啓一さんです。彼のブログは「今日も生涯の一日なり」ですが、これは福沢諭吉の言葉だそうです。久恒さんは美術館めぐりと人物館めぐりをテーマにしてブログで紹介しています。これまで全国の390館をめぐったそうです。「著名な人の知らない歴史や遺訓に触れるのは地域で活躍した人の足跡は大きい。誰にも共通するのは、たゆまぬ修養や鍛錬、大きな構想力、膨大な仕事量など。それが本物の条件といえるだろう」「今の日本人には志が欠けている。人物記念館には人生を充実させるヒントや知恵がつまっている。定年を迎えた団塊世代向けに記念館めぐりツアーをしてはどうか。地域活性化に役立つはず」と。活用したいものです。-----------------------ブログ「すがるみ」から本人の自己紹介。 http://www.ne.jp/asahi/sugarumi/daichi/sugarumiko/index.html大分県中津市議会議員現在3期市民派、三女の母ですが子育ては終わり孫の代の持続可能な社会づくりまちづくりに取り組んでいます。趣味は旅と絵です。相談があれば解決と即行動するのですが、時々早とちりもあります。真面目で不器用な性格。大胆で大雑把,非女性的。------------------------------Countdownというアプリ。ある日を設定するとそこまでの日数、そこからの日数が常に表示されるというものだ。 * ブログ開始からの連続日数は、2315日。 * 就職してから13818日。 * 結婚してから10949日。 * 大学に転身してから5052日。 * 多摩大に来てから1034日。-----------------------------品川の大学院の会議。野田一夫先生に遭遇。夜は話題の「ソーシャルネットワーク」を観た。
2011/01/29
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郷里の大分合同新聞の本日の夕刊「かぼす論壇」にインタビュー記事が掲載された。多摩大のPR、人物記念館の旅の紹介、「遅咲き偉人伝」の紹介、そして郷里の友人たちへのメッセージになったかな。----------------------------多摩大学学長室長・教授 久恒啓一さん2005年に古里・中津市にある福沢諭吉の旧居・記念館を訪ねた。氏の遺した言葉で「独立自尊」や「天は人の上に人を造らず人の下に人を造らず」は有名だが、「今日も生涯の一日なり」は初めて知った。深く心に響き、座右の銘とした。館内を回ると、名高い諭吉でも実は知らないことが多く、非常に有意義な時間を過ごせた。偉大な先人の人生や功績、教えから学べることは多い。そう感じて、以来、先人を紹介する全国各地の人物記念館を390カ所ほど巡っている。著名な人の知らない歴史や遺訓に触れるのは興味深いし、地域で活躍した全国的には無名な人でも残した足跡は大きくて驚く。誰にも共通するのは、たゆまぬ修養や鍛錬、大きな構想力、膨大な仕事量など、それが“本物”の条件と言えるだろう。 今の日本人には「志」が欠けている。かつてのITバブルのように、儲かれば手段は選ばないといった風潮が象徴的だ。そんな現状を打開しようと、大学で先人に学ぶ講義をしているが、学生からは「人生の目的を考えるきっかけになった」などと感動や共鳴の声が聞かれる。“本物”の生き様や言葉は、人の心を動かす力を持っている。 大分県にも広瀬淡窓、滝廉太郎、野上弥生子、朝倉文夫など、郷土が生んだ先人の資料館が各地にある。国東半島で宇宙の原理を探求した三浦梅園のように、地域に根ざしながら外の世界にも目を向けた姿勢は、海外を見据えた地域づくりを目指す現在にも通じる。 先人の記念館は、人生を充実させるヒントや知恵が詰まった地域の資源。しかし、にぎわっている所は少なく、もったいない。まずは、自分が住む地域の先人から訪ねてみてはどうか。子どもや若者の教育に生かせば、郷土愛もはぐくめる。定年を迎えた団塊世代は知的好奇心が強い。彼ら向けに人物記念館を巡るツアーを企画すれば、地域活性化に役立つ。ぜひ生かしてもらいたい。【ひさつね・けいいち】中津市出身。中津北高校、九州大学法学部卒。1973年、日本航空入社。広報課長などを経て1997年から宮城大学事業構想学部教授。2008年から多摩大学経営情報学部教授。09年から現職に就き、寺島実郎学長を補佐している。専門はビジネスコミュニケーション論。最新著「遅咲き偉人伝」(PHP)。----------------------大分合同新聞によると、「かぼす論壇」の狙いは以下の通り。各界で活躍する大分県出身の有識者から古里への提言をもらう企画。「かぼす論壇」は月1回、夕刊1面に掲載。大分県は少子・高齢化、過疎の進行、経済の低迷など、さまざまな課題を抱えており、郷土の未来像をどう描いていくか、県民の模索が続いている。企画は有識者それぞれの立場、視点からその道標となるアドバイスを頂くのが狙いだ。
2011/01/28
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午前中は、秘書の近藤さんと打ち合わせをしながら仕事を片づける。途中4年生が相談に現れてその解決に大森拓先生と相談。教員ラウンジで、私のゼミで教科書に使わせてもらっているサービスマーケティングの近藤先生、そして大森瑛先生と歓談。大森瑛先生は対馬に調査に行くとのことだったが、とても興味深い土地のようだ。午後。出版社の女性編集者が来訪。「図解で身につく! ドラッカーの理論」を担当してもらっている中経出版の女性編集者・吉野さんがみえる。この本の直近の動き、ツタヤのフェアの件、電子出版の打ち合わせを行う。また4月を予定している次の文庫本の出版のための相談をして、フォーメーションが決定した。こちらからは、大学の資源を活用した出版企画や、大学院での出版プロジェクトのアイデアなどを説明し、ブレーンストーミング。フリーの女性編集者が来訪。以前私の本を担当してもらったことのある三笠書房の編集者から最近フリーになった女性編集者・柴田さんがみえる。私の方からは、今年取り組みたい大型の企画について説明したが、興味を持ってもらった。フリーの編集者は、特定の出版社の文化から離れて、自由に著者と出版社をつなぐことができるのが強みだと思う。いくつかのアイデアを出してみた。どれが形になっていくか楽しみだ。夜はゼミの飲み会。永山の牛角で、東京ヴェルディ応援チームと飲み会。後期の試験もほぼ終了段階にあり、みんなリラックス。来年の合宿も話題に。酒井先生のゼミ生たちとも交流。
2011/01/27
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昨日の「遅咲き偉人伝」セミナーのメール、ブログ、Twitter、などで目にした感想をピックアップしてみました。---------------軽快なテンポのご講演の後、ご著書を読ませていただき、知らないことばかりでどれも感銘を受ける内容でした。(メールでいただいた感想)--------------ブログ:http://ameblo.jp/nozusatoshi/entry-10779962884.html久恒啓一先生の新刊「遅咲き偉人伝―人生後半に輝いた日本人」は、記念すべき100冊目の著作にあたるという。100冊というのも驚きだが、かの松本清張は43歳から作家活動を始めて40年間に実に700冊の著作を残している。そんな遅咲きの偉業ぶりが久恒先生のお眼鏡にかかったか、松本清張は、19人が並んだこの偉人伝の最初に出てくる。43歳から、趣味ももたず「命と時間との競争だ」を口癖に一心不乱に仕事に打ち込んだことが、偉業につながったのだろう。「人の偉大さは人に与える影響力の総量で決まる」との定義、「遅咲きの人には長く仕事をしている人が多い。世に出るまでの修行の期間が長く、その間にじっくりと自身の力で成熟しているから、遅咲きの人は長持ちしている。したがって影響力の総量において、実は早咲きの人に比べると圧倒的に勝っているということになる」との久恒先生のコメント(本書、まえがき)松本清張と同じ43歳で、自らのミッションに目覚めた自らと照らし合わせ、まだまだ頑張らないといけない、と大いにモチベートされた。まったくもって、20代で人生の年収が決まるとか決まらないとか言っている、某出版コンサルに聞かせたいくらいである。そして、こうした著作をものされる久恒先生こそ、偉大なるモチベーターだと思う。------------------------------ブログ:http://plaza.rakuten.co.jp/gendaiturezure/diary/201101260000/昨夜は久恒啓一氏の100册出版記念、「遅咲き偉人伝」の出版記念会で盛り上がった。久恒さんが日本全国に散らばる人物記念館300館以上をまわって、その中から19人の偉人を選んで書いた本である。どうしてこの本を書いたかの経緯や動機、書く間の苦労などの話が印象的だった。この中で彼はこれら偉人に共通する共通項として7つの要素を挙げた。その一つは怒濤の仕事量、中途半端な仕事量ではなく何百册もの書物を何十年とかにわたっておどろくほどの精力的な仕事を残したことを指摘した。よく作曲家などが何万曲つくったとかいうのと同じである。それほどにしないと世の中に認められないということである。実際にこういう話を聞くとどうも気が萎える。あまりそういわないでほしいと思うのだが、「偉い人」というのはどういう存在なのかというと、広く空間的に時間的に影響を与えた人というのが彼の結論だった。しかし、普通の人でも偉い人になれる、家庭とか地域とか、組織などの共同体の中で狭い範囲でもいいから影響を残すことで子孫や周囲に、後世に影響を与えられるというのが結論だった。よく偉人伝の中で書かれているのは偉人の父や母、恩師、友人などが大きな影響を与えたことで偉人が生まれたとあるが、偉人を生み出す培養器のようなものが何時の世にも保たれていることが必要であろう。日本で一番影響を与えた人は福沢諭吉だという。それは慶應義塾をつくったことで、その学校は今もたくさんの有為な若者を日々育成しているインフラであるからである。その影響力の総合計が福沢の影響力の総合計だという。------------------------------先生、昨日は刺激的な講演、まことにありがとうございました。大いに啓発され、元気をいただいた気がいたします。(感謝)-----------------------講演会ありがとうございました。どこまで影響力を持てるかわかりませんが、ともかく頑張ってみようと思います。新たな「偉人学」という一つの分野を切り開かれたことは素晴らしいことでしょう。久恒さんのような人生を参考にしながら、自らのオリジナルを大切にして、自分自身の人生のマネジメントをしていきたいと思います。いづれ意見交換できるように「夢を現実に」「公務員としての集大成」をキーワードに自分の人生設計を実現できるように頑張っていきたいと思います。今後ともご指導願います。------------------------------Twitter:http://i87204710.appspot.com/mi_san1228# 結論は「早咲きはダメ」。僕はもう早咲きにはなりようがないので(笑)、じっくり遅咲きの星を目指そう。必要条件は怒涛の仕事量? 3:22 AM Jan 25th via Twitter for iPhone# @otoshima ぜひ聴きたいです! 3:22 AM Jan 25th via Twitter for iPhone in reply to otoshima# "自伝は「自分のことを自分でなんと言っているか」が分かるので面白い"(久恒啓一先生) 3:11 AM Jan 25th via Twitter for iPhone# 生年ではなく没年が重要。生涯でどれだけの仕事をしたか。 2:54 AM Jan 25th via Twitter for iPhone# 偉い人は皆、例外なく怒涛の仕事量をこなしている。 2:54 AM Jan 25th via Twitter for iPhone# 「偉い人」の基準=影響力をどれだけ与えたか(広さ、深さ、長さの総量)by 久恒啓一先生 2:47 AM Jan 25th via Twitter for iPhone# 久恒啓一先生セミナー「遅咲き偉人伝=人物記念館の旅から=」なう。 2:42 AM Jan 25th via Twitter for iPhone# もうすぐ東京駅着。これから九段下の寺島文庫にある「文庫Cafe みねるばの森」へ。知研・久恒啓一理事長の出版記念セミナーに参加する。たぶんちょっと遅刻。 1:41 AM Jan 25th---------------------http://www.ustream.tv/channel/hisatune-net 以下、仙台を車で往復してユーストリームで実況中継してくれた人のTweet(時系列)です。http://twitter.com/#!/ogmst-いろんな人がいるなぁ、、、と思った東京での一日でした。オトナの世界を垣間見ました。島崎藤村と並んで仙台ゆかりの詩人は、土井晩翠です。 ( #hisatune live at http://ustre.am/45AA)会場となっている「みねるばの森」は、非常に雰囲気のよいカフェです。九段下にあります。 ( #hisatune live at東京が皇居を中心に環状にデザインしたのは後藤新平。それを構想した、ということがすごいと思います。とつぶやく私は現場におります。ご感想・ご質問などをぜひお寄せください。 ( #hisatune live at http://ustre.am岡本太郎の敵とは、ピカソだった。 ( #hisatune live at http://ustre.am/45AA)修養・鍛錬・研鑽、飛翔する構想力、日本への回帰 ( #hisatune live at http://ustre.am/45AA)持続する志、怒涛の仕事量 ( #hisatune live at http://ustre.am/45AA)本物の条件:仰ぎ見る師匠、敵との切磋・友との琢磨 ( #hisatune live at http://ustre.am/45AA)偉い人でも必ず死ぬ。人生は有限であることを感じる。 ( #hisatune live at http://ustre.am/45AA)家族のバックアップがあって(家族旅行を巻き込んで)、記念館の旅が成り立っている。 ( #hisatune live at http://ustre.am/45AA)人物記念館の旅は、団塊の世代の退職後にふさわしい旅である。 ( #hisatune live at http://ustre.am/45AA)1月25日 お気に入り リツイート 返信人物記念館の旅はもうすぐ400館に到達する勢い。偉人の聖地巡礼の旅。 ( #hisatune live at http://ustre.am/45AA)福沢諭吉と久恒先生は同郷であり、それが「人物記念館の旅」のきっかけになったそうです。 ( #hisatune live at http://ustre.am/45AA)梅棹先生の「文明の生態史観」に基づいて海外旅行に行きたいと思っているそうです。 (@hisatune ライブ http://moi.st/efbac )今回のセミナーは、久恒先生の100冊記念のセミナーにです。 ( #hisatune live at http://ustre.am/45AA)少し歩いて、足のむくみ対策。なんと暖かいんだぁ。蓮田を出発。昼前には東京に着いちゃう。安達太良なう。ちょっと眠い。急ぐといいことがない。落ち着きたいけど、明日の朝の早起きを思うとちっとも落ち着けないのであります。はぁぁ・・・。あれ?リンクが切れてる??高画質版のURLはこちらです→ http://ht.ly/3IUV9明日の久恒先生のセミナー、iPhoneやiPadなどで見る方はこちらからどうぞ!→ http://twitcasting.tv/hisatune/明日は東京でお打ち合わせと、久恒先生の100冊記念セミナーに行ってきます。セミナーの様子はUstreamなどで配信します。機材を持って、車で向かいます。高画質版は--------------------
2011/01/26
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NPO法人・知的生産の技術研究会主催のセミナーで講師をつとめた。場所は、九段の寺島文庫ビル一階の「文庫カフェ・ミネルバの森」で初めての使用。講演のテーマは「遅咲偉人伝」。仙台からみえた大上・岩澤さんが、ユーストリームで実況放送をしてくれた。http://216.52.240.165/recorded/12236838仙台からは横野さん、そして中国・吉林大学の沈教授らもみえた。一時間半の講演で、「遅咲偉人伝」の内容と、知研らしく「この本ができるまで」ということで、フィールドワークと書籍、また編集者との共同作業の話をした。終了後はそのままそこでパーティ。青森での講演から戻ったばかりの寺島さんが参加され、ご挨拶をしていただいた。私の紹介をしていただいたが、「誠実」「不器用」という言葉が心に残った。食事とお酒もあり、仲間で楽しく歓談ができた。
2011/01/25
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お茶の水の三井住友海上火災保険で大きな講演。始まる前に、担当の東京企業第二本部の金井部長と浅野副社長と懇談。浅野副社長は仙台出身で仙台支社長も経験しており、宮城大や泉パークタウンゴルフクラブなども話題になった。また損保業界の課題も聞く。東京企業第二本部は、名の知れた大手企業を担当する営業部署だ。社員に誰の講演を聴きたいかというアンケートをとったところ、私の名前を挙げた人がいて、決まったそうだ。三井住友海上火災は、大正海上から社名を変更した三井海上(1991年)と、住友海上が2001年に合併してできた会社で、その後も大東京火災から社名を変更したあいおい損保などと経営統合しており、現在では東京海上日動を抜いてグループ規模では一位になっている。もう一つは安田火災などが前身の損保ジャパングループ。のんびりしていた損保業界も合併と連合の真っ只中にある。今回は発表と表彰という大きなイベントがありそれに合わせて講演が企画されたとのことで、総勢200人ほどの社員が聴き手だった。主催者側からの要望も聞いて、やや強めのトーンで話をすることにした。主として、図解コミュニケーション(図解思考)がテーマで、経営や仕事の本質、そして生命保険への進出や海外展開が課題になっている損保業界への提言なども織り込んで一時間半、話をした。終了後、21階のラウンジでコーヒーを飲みながら、金井部長へに業界の実情について取材する。講演やセミナー時にその業界の現場の事情を聴くのは勉強になる。
2011/01/24
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近所の散策コースで素早く飛ぶきれいな青い鳥をよく見かける。正確には青緑色の背中が特徴の鳥である。今日も、何度か目撃した。これはカワセミという鳥ではないか。この鳥は農薬にやられて一時少なくなったそうだが、環境がよくなって近年にはかなり復活してきた。多摩にはこのきれいな鳥が多い。人里にあるため池や小川を住処にしていて、小川に沿って飛んでいるので、私の散歩コースでは見かけることが多いが、「水の上を飛ぶ宝石」という形容が腑に落ちる姿をしている。「渓流の宝石」とも呼ばれる。両翼の間からのぞく背中の水色は鮮やかで、光の当たり方によっては緑色にも見える。 漢字表記がヒスイと同じなのはこのためだ。このカワセミは、漢字では「翡翠」と書く。ヒスイという漢字をあてるのも納得する。カワセミ日記http://hidekazu38.blog55.fc2.com/カワセミ倶楽部「カワセミ写真館」http://www.eisvogel.jp/club/ausstellung.html八王子・日野カワセミ会 http://kawasemi.fan-site.net/カワセミ写真ライブラリーhttp://walkbirder.exblog.jp/ こういう写真を見ると、簡易なデジカメでは不満を感じてしまうなあ。ニコニコ動画 http://www.nicovideo.jp/watch/sm2853086 動画でも見れます。
2011/01/23
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インターゼミ今年度最終回。すでに5つのグループの論文が提出されていて、その総括の会。それぞれのグループのメンバーから「やり遂げたこと」「やりきれなかったこと」を発表してもらい、それに寺島学長からコメントしてもらった。‐ 観光チーム「マンガ・アニメ・ツーリズム---マンガ・アニメは日本のヒーローになれるのか」第1章「観光」の始まり。第2章「外国人旅行者にとっての日本旅行」第3章「日本文化・人類学的視点から探るマンガ」第4章「ジブリからみるアニメーションの観光資源とは」第5章「マンガと智地域との関わりについて」第6章「アニメツーリズムを考える」第7章「海外から見る日本漫画・アニメ」第8章「アニメ製作における人材育成の現状と課題」‐多摩学チーム「多摩学研究」第1章「多摩川における水防の課題--歴史的観点から」第2章「民話における多摩の生活意識」第3章「環境における市民農園の可能性」第4章「蝦夷地域開拓にみる八王子千人同心の組織文化」第5章「八王子織物産業の形成と衰退」第6章「まとめ」‐ディズニーチーム「ディズニーキャラクタービジネスの成功要因に関する考察~ビジネスのからくりと消費者心理の両視点から~」第1章「キャラクターとは」第2章「 ディズニーキャラクター戦略について」第3章「消費心理について」第4章「ディズニーのキャラクタービジネスの問題点について」第5章「結論」‐アジア歴史・文化チーム「東アジアの未来像の構築に向けて近代日本におけるアジア像の再検証から構想する未来」第1章「 アジアとは」第2章「日本とアジアの位置関係」第3章「 大東合邦論と脱亜論から」第4章「「海洋国家日本の構想」から見る戦後アジア関係の問題点」第5章「再検証から見えた私たちの考え」‐アジア経済。----------------------------------‐自尊心と謙虚さ‐尊大にならず卑屈に陥らず‐ 農業は食の基盤。緑、精神衛生、自然と向き合っている産業。関税と補助金づけの農業から法人農業へ。若者が入れる産業に。300-500万円。韓国は産業が農業を支えるという選択をした。TPPを工業と農業の戦いにしてはいけない。‐社会工学。ショーシャルエンジニアリング。個別の要素を組み立てて総合的に問題を解決していく。限定された状況の中で、最大の努力で最適な回答を目指す。頭を鍛えるということは相関、つながり、位置関係をつかむこと。‐タテとヨコのネットワーク。誰と相談するか。アセット・人脈を増やしていく以外に成功はない。体を動かし、努力をすることなしに人を動かすことはできない。‐文庫カフェ。クラスター。インターゼミも一つのクラスター。共同研究の実験。バケツリレー。来年につなぐ。磁場。---------------私は初年度は、インターゼミの立ち上げに挑戦し全体をどう動かしていくかに腐心した。一方で東鳴子温泉チームを担当し論文化へのアドバイスをした。今年度は、特定のグループを持たずに全体の運営に注力する立場をとってみた。学生の成長ぶりは目を見張るものがある。2年目の論文は昨年よりさらによくなっている。インターゼミがタテとヨコに発展を続けるだろう。このゼミとともに私も成長をしていこうと思う。来年度は、チームの議論に深くかかわるとこと、そしてすべてのチームのテーマについて並走しながら勉強していく場としたい。-------------------------終了後、文庫カフェで打ち上げ会。
2011/01/22
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学部の「マネジメントデザイン2」は最終講義。レポートの課題は以下。締め切りは2月1日。 * 1.自分のロールモデル(手本)となる人物の「人生鳥瞰図」を提出。パワーポイント作成が望ましい。 * 2.レポート:「私のロールモデル〇〇〇〇から学んだこと」を提出。A4二枚以上。ワードで12ポイント。前回のアンケートでロールモデルとして誰を取り上げますか、との質問に対する答えは下記の人物。エニアグラムのタイプ別に分けると次の通り。レポートが楽しみです。 * タイプ1:ヒトラー・柳田國男・柳井正・岡本太郎・小川賢太郎・磐田聡・イチロー・スティーブジョブス・福沢諭吉・与謝野晶子・野上八重子。 * タイプ2:三浦知良・ロベルトバッジョ。 * タイプ3:西郷隆盛・与謝野晶子・日蓮・イチロー・土方歳三・松下幸之助・宮本武蔵。 * タイプ4:石ノ森章太郎・柳井正・織田信長・樋口一葉・中田選手・松井秀喜・野津先生。 * タイプ5:鑑真和上・ナポレオン・いわさきちひろ・与謝野晶子・ZUN・マイケルジャクソン * タイプ6:石ノ森章太郎・織田信長・イチロー・後藤新平・本居宣長。 * タイプ7聖徳太子・ディズニー。 * タイプ9:マキャベリ・樋口一葉・大平光代。 * タイプ不明:坂本龍馬・樋口一葉・浅田真央・福沢諭吉・イアンフレミング・ディズニー・正岡子規・柳井正・中村俊輔・岡本太郎・織田信長・宇多田ヒカル・リンジーローハン。-----------------午後は、多摩大同窓会の新会長になった奥村さんが来訪。協力について実りが多い話し合いとなった。「多摩大OB列伝」、ゼミ同窓会。、サークル同窓会、ビジネススクエア多摩、、、。----------------夜は、大学院の今年度最後の授業。終了後、飲み会。------帰宅後、サッカーアジアカップ観戦。逆転で勝つ。日本は強くなっている。
2011/01/21
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2月15日に予定されている地域ゼミ発表会の予行演習を行った。全体では15チームがエントリーしている。久恒ゼミではい以下の3チームが登録している。内容、プレゼンの中身などについて互いにアドバイスをもらったので、本番ではさらにいい発表ができるだろう。オーラルヒストリーチーム。多摩の手土産(多摩焼き)チーム。東京ヴェルディーチーム。
2011/01/20
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琵琶湖のほとりにある滋賀県市町村職員研修センターへにの出講は二度目だ。仙台時代に一度半日の講義をしたことがある。窓から見る琵琶湖の風景が素晴らしく、途中何度も休憩室から陽光にきらめく湖面や、山々や、湖畔の街並みを眺めた。大津市、彦根市、長浜市、近江八幡市、守山市、甲賀市、湖南市、東近江市、米原市、竜王町、愛荘町、愛知郡広域行政組合という滋賀県の各地から受講生が集まっている。所属は、総務課、消防、住民税務課、上下水道課、交通政策課、納税課、廃棄物対策課、社会福祉課、商工振興課、健康福祉部、歴史文化財課、保険年金課、文化スポーツ課、国民年金課、中央公民館、都市計画課、支所産業振興課、環境保全課、会計課、健康推進課、子ども家庭課など。職名は、主事、主査、主幹、参事、課長、というから若い入ったばかりの人から、ベテランの人まで様々だ。私のファンだという人が二人いた。以下、終了後のアンケートから。 * 、、自分自身で徹底的に考え抜けていないということを実感していました。、、つまり本当に理解できていなかった、、。遅咲きの人物の話は興味深かった、、。 * 総合発展計画の後期の見直しをするプロジェクトに参加していますが、図解することでもっと意味のある計画作成になると思うのでさっそく実行します。 * 先生に興味を持ちました。 * 合併した町ですが、未だに旧町のしがらみがあるが、何が優先順位が高いかを見つけ、市民がこれからも住み続けたい「素晴らしいまちづくり」に努力したい。 * 様々なところで実戦していきます。 * ハッと気が付くことが非常に多く、楽しく受講することができました。 * スムーズな行政サービス、満足な市民サービスの提供、市政に対する市民の信頼、このサイクルができる日がくることを目指します。 * 自分の仕事だえけではなく、もっと周りに目を向けなければいけないと感じました。 * 役所に帰ったら有志をつのって各自の仕事の内容を図解し合って発表しようと思います。 * 仕事以外の場面でも今日も研修はとても参考になることが多かった。他の人に伝えたくなるような内容。 * 先生の図解に関すう本を3冊読んで研修に臨みました。 * いつもの行政研修とは違う感じで大変勉強になりました。今後の公務員にとって必要となる部分なので2日、3日とより深い研修をしていただきたい。 * まさに目からウロコでした。、、毒牙にやられ「真似とパクリ」が身に染みてしまっているなと改めて思い知りました。 * 現場の緊迫した中でも冷静にバードビューできるように努力していきたい。 * 気づきが多く、いい時間を過ごさせていただきました。庁内ランなどで報告して「久恒ウイルス」をばらまきたい。 * 先生の図解、マンダラのようですね。まさに宇宙。美しいな、、と思いました。この境地につか達したいです。 * 大変よく理解できるすばらしい講座を受講できて感謝しております。、、帰りに本買います。 * 先生のストレートな物の言いようであるからこそ、素直に納得できました。仕事をややこしく増やし、それをいじって仕事をした気になる「純公務員的労働」に採用一年たたない間にハマリかけていた自分を救える気がします。なんでも一から自分の頭で考えます。分からなかったら、多摩に行きます。
2011/01/19
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明日の講演のために少し早めに京都に入る。富士山がうつくしかった。名古屋を過ぎると雪景色一色。まず京都と大阪の境にある山崎にむかう。秀吉が光秀軍を破った山崎の戦いの天王山の入り口付近にあるアサヒビール大山崎山荘美術館を訪問。大阪の実業家加賀正太郎1888-1954がつくったイギリスチューダー様式の洋館で、ウィンザー城から眺めるテムズ川を彷彿とさせる景色である。この地で加賀は洋蘭栽培に熱中する。加賀は大日本果汁、後のニッカウイスキーへの出資もしている。そのニッカ創業者竹鶴政孝と親しかった。死の直前にニッカの株を朝日麦酒の山本為三郎社長に譲る。この山荘は荒れていたのだが、この縁でアサヒビールが美術館として再興した。同時に安藤忠雄設計の「地中の宝石箱」が隣接してつくられた。アサヒビール初代社長の山本為三郎1893-1966は、柳宗悦らの民藝運動を支援した。この美術館には河井寛次郎、濱田正司、バーナードリーチ、芹沢けい介らの作品が1000点の山本コレクションで構成されている。二階のレストランでビールを飲む。次に京都の伏見に向かう。月桂冠大倉記念館を訪ねる。笠置より出た大倉治右衛門が酒屋を開業する。1905年に酒銘を玉の泉から月桂冠に変える。創業370年を超えている。広大な敷地には、大倉家本宅、内蔵酒造場、月桂冠大倉記念館、旧本社、新本社などが集まっている。ここでは利き酒ということで、大吟醸やワインをいただいた。歩いて五分の寺田屋に行く。龍馬伝で有名になった船宿。お龍が裸で暗殺者を通報し 龍馬を救った舞台である。女性の見学者が多い。これを歴女というのだろうか。「世の人はわれを何とも言はばいへ わがなすことはわれのみぞしる」。同じ通りに黄桜記念館があった。大正14年に松本治六郎商店として出発し1955年に清水崑のカッパのイラストができ、1957年からのテレビで一気に有名になる。河童資料館もあり、かっぱ淵というコーナーには全国の河童ネットワークの展示や、1988年の全国河童サミットの様子もわかる。この酒蔵は河童を守護神としているのは微笑ましい。伏見土佐藩邸跡。この場所で土佐藩が幕末に動いた。1867年の鳥羽伏見の戦いでは、藩主容堂は薩長と会津桑名の私闘であるから戦いを禁止したが、板垣は薩摩に加わる。これで復古討賊に大功ありとして土佐藩は朝廷から誉められている。今は月桂冠の社宅になっている。
2011/01/18
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「遅咲きが人生を謳歌する」「江戸時代のマルチサラリーマン 渡辺崋山に学ぶ」「偉人の法則は、広く、深く、長く」日刊ゲンダイの本日発売号に「子ども店長や芦田愛菜チャンといった「売れっ子子役」の活躍ぶりは目覚ましい。が、早稲は得てして消えるのも早い。この超高齢化社会、遅咲きの方が豊かで他楽しいんじゃないか。」で始まる先日受けた渡辺崋山についてのインタビュー記事が掲載されました。以下、私の発言内容です。 * 「藩士としての重責を担いながら、学者や画家としても活躍した渡辺崋山は、”マルチサラリーマン”のかがみといえる。ただ彼も、才能を開花させたのは人生の後半です。」 * 「2時間単位のムダのない生活スケジュールは、今でも参考になります。行動が制約されていた時代、メモやスケッチを多用して効率化を図るなど、時間の使い方にたけていた。睡眠時間は3時間、不眠説もあるぐらいで、まさに刻苦勉励型の努力家です。」 * 「多くの業績を残していますが、晩年は、儒学の信奉者の多かった幕府役人の目の敵とされ、罪を問われた。そのことを苦に”藩主に申し訳が立たない”と49歳で自刃しました。忠誠心の高さがうかがえます。」 * 「広く、深く、長く、人々に影響を与える人こそ偉大な人です。崋山をはじめ、遅咲きの人は世に出るまでの研鑽期間や長い間仕事をしている人が多い。自身の力でじっくりと成熟しているので、豊かな人生を謳歌していあmす」 * 「そして、公人(仕事)、私人(家庭)、個人という3つの立場をバランスよく保ち、うまく使い分けています」記事の中で、「遅咲き偉人伝」(PHP)の紹介、人物記念館の旅の紹介、などをしてもらいました。
2011/01/17
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多摩大には3年目に業績審査がある。以下を提出。--------------------------------------------平成20~22年度 3年間の活動報告(教育・研究・管理運営・社会貢献) ◎教育○講義 * マネジメントデザイン1(必修)--図解の技術の習得を目的とした実習型講義。「日本の論点」(文芸春秋社)を受講生全員で全図解。問題解決力を身につける講義。 * マネジメントデザイン2(必修)――毎回日本の偉人を紹介し、自分のロールモデルの決定とその人物の人生鳥瞰図(パワーポイント使用)を作成させ、学んだことをレポートとして提出。志を涵養する講義。 * マネジメントデザイン1~2(200人を超える大型講義)を通して、学生の問題解決力と志の涵養に貢献した。○プレゼミナール * 2009年度・2010年度にプレゼミを担当○ホームゼミ(顧客満足ゼミ) * 2008年度 「旧・聖蹟記念館来訪者倍増の提言」を多摩市に提出 * 2009年度「東京ヴェルディ」「公園マネジメント」「多摩焼き」のチーム活動を展開「サービスマーケッティング」を題材に、図解しながら内容を学習 * 2010年度「東京ヴェルディ」「多摩焼き」「オーラルヒストリー」などの多摩プロジェクトを学生が推進。最前線の現場で問題解決力をつけさせた。「図解の極意」(久恒著)を題材にパワーポイントを用いた図解技術を習得○インターゼミ(社会工学研究会) * 2009年度:土曜日の学長主管のインターゼミ(社会工学研究会)のメイン担当として、学長を補佐し滑り出しの企画・運営に力を注いだ。東鳴子温泉の活性化プロジェクトも指導し優れた論文として結実させた。 * 2010年度:メイン担当として、全体の企画・運営に力を注ぎ、研究活動をサポートした。◎研究2008年度から2010年度にかけて、下記の22冊の著書を刊行。 * 「図で考えれば文章がうまくなる(文庫版)(PHP文庫)(2008年6月) * 「仕事は「日曜の夜」から始めなさい!」(廣済堂出版)(2008年7月) * 「図解vs文章」 (プレジデント社) (2008年11月) * 「私をつくった名著 人生を変えた1冊 黄金のブックガイド」(東洋経済新報社)(2008年12月) * 「タテの会議 ヨコの会議」(ダイヤモンド社) (2009年3月) * 「スッキリ考え、1秒で説得 図解の極意」(アスキー)(2009年4月) * 「図で読み解く!ドラッカー理論」(中国語での翻訳出版) * 「図で読み解く!ドラッカー理論」(韓国語での翻訳出版) * 「図解 資本論」(イースト・プレス)(2009年7月) * 「志」(ディスカバー21社)(2009年7月) * 「対話力」(中央公論新社・共著)(2009年9月) * 「あなたの人生がうまくいく 7つの成功法則」(三笠書房)(2009年12月) * 「知の現場」(東洋経済新報社)(2009年12月) * 「達人に学ぶ「知的生産の技術」」(2010年4月) * 「問題がすっきり解決!図解思考の本」(PHP)(2010年4月) * 「残業はするな、「前業」をせよ!」(だいわ文庫)(2010年6月) * 「30歳からの人生リセット術」(創元社) (2010年7月) * 「図解で身につく!ドラッカーの理論」(中経の文庫) (2010年7月) * 「知的生産手帳2011」(東洋経済新報社) (2010年11月) * 「知の現場・電子書籍版」(東洋経済新報社) (2010年11月) * 「遅咲き偉人伝」(PHP) (2010年12月) * 「志」(オーディオブック・オトバンク) (2011年2月刊行予定)◎管理・運営「現代の志塾」の実現に向けて学内外の以下の役職を積極的にこなした。 * 学長室長:中長期戦略の立案・広報活動(多摩大HP・メディア対策、、)、大学戦略会議事務局、大学運営会議 * 多摩大総合研究所所長・地域活性化マネジメントセンター副センター長 :多摩の産業界・自治体との窓口として活発に活動。 * 予算委員 * 自己点検評価委員 * 学部運営会議委員◎社会貢献発信したメディア記事等は、以下の通り。http://www.hisatune.net/html/02-kenkyuu/media/index.htm
2011/01/16
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世田谷美術館で「ある造形家--佐藤忠良」展が開かれている。今年白寿(99歳)を迎える彫刻家は、宮城県出身でもあり、仙台の宮城県美術館の中にある記念館を何度か訪問したことがある。また、滋賀県の佐川美術館の中にある佐藤忠良館も観たことがある。1912年生まれということは明治の最後の年に生まれた人だ。生まれたのは宮城県黒川郡大和町ということは宮城大学のある場所だ。ドライブして佐藤忠良の彫刻を見たことを思い出す。7歳で北海道に移住し、北大農学部受験に失敗し、20歳で上京。22歳で東京美術学校に入学する。教官には朝倉文夫、北村西望がいた。佐藤忠良はロダンや高村光太郎の後継を意識していた。それは人間を中心に据えた造形である。毎年「今年の抱負は」と聞かれて、毎年「去年の続き」と答えてきたという。つまりはたゆまぬ継続が信条なのだろう。自身の自称は「彫刻の職人」である。28歳、結婚し世田谷に住む。その後、戦争で満州に行き、シベリアでの抑留生活。36歳で帰国し北海道の中学時代の先輩・本郷新宅に寄寓。 37歳、代々木上原に新居。42歳、桑沢デザイン研究所講師。54歳、桑沢がつくった東京造形大学主任教授。78歳、宮城県美術館に佐藤忠良記念館。86 歳、滋賀県に佐藤忠良館。96歳、佐藤忠良記念子どもアトリエ開館。 * 絶えず「目と心と技術」の訓練をするおとです。彫刻家は一個の像の中に主題のための「空間」と「時間」をできうる限りつめこまねばならない宿命を持たされていて、それには高度な精神と技術が必要になってくるからです。(1965年) * デッサンは作者の目と心の硬化を防ぐ息の長い体操のようなものです。 * 段取り半分「蒼をつくる」という宮城県美術館がつくったビデオを観た。ブロンズ彫刻ができるまでの長い工程を知った。複雑な工程、多くの職人、長い時間が必要な総合芸術という印象を持った。代表作の「帽子」シリーズ、自身の子供や孫をモデルとしたシリーズ、「きたなづくり」と言われた庶民の顔のシリーズなどがよかった。
2011/01/15
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お知らせ。私も「Chabo!著者」の一人です。「第2回 Chabo!著者と読者の集い」「誰かのためなら人はがんばれる」~Chabo!著者が語る社会貢献時代の生き方~-------------------------この集いは、これまでのChabo!の活動の報告と、Chabo!著者の特別スピーチ&パネルディスカッションを通じて、読者の皆さまと共ににあるテーマについて考える機会を共有する会です。今回のテーマは、「誰かのためになら人はがんばれる~Chabo!著者が語る「社会貢献時代」の生き方~」です。人の役に立つことで、どんないいことが起きるのか?他人のために頑張ることが社会的にどんな意味を持つのか?そんなトピックスについて、著者の皆さまには、ビジネスや経済、社会科学など、著者それぞれの専門の領域&立場から語っていただきます。当日は会場から著者への質問も受け付けます!参加費は、今回も、レジュメの印刷費、会場の賃貸料、入金及び当日の会場整理のための学生バイトの人件費を除き、すべてChabo!への寄付とさせていただきます。著者一同にお会いできるチャンスです!ご参加をお待ちいたしております!!━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━第2回 Chabo!著者と読者の集い「誰かのためなら人はがんばれる」~Chabo!著者が語る社会貢献時代の生き方~━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆日時:2011年2月7日(月)19:00 - 21:15(18:30開場)◆場所:なかのZERO 大ホール(JRまたは東京メトロ東西線「中野駅」南口から徒歩8分)http://www.nices.jp/access/zero.html◆定員:約1,000名(定員となり次第、締め切らせていただきます)◆参加費:3,000円(Chabo!プログラムへのご寄付・事前振込)◆座席:全席指定(混乱を防ぐため、席は入金確認ができた先着順に事務局側で、中央前の方など見やすい場所から順番に割り振らせていただきますので、予めご了承ください。)◆申込締切:2011年2月1日(火)◆講演者・パネラー(8名/50音順・敬称略):勝間和代(経済評論家兼公認会計士)酒井穣(フリービット株式会社 戦略人事部ジェネラルマネージャー)竹川美奈子(LIFEMAP,LLC代表、ファイナンシャル・ジャーナリスト)久恒啓一(多摩大学経営情報学部教授)山口一男(シカゴ大学ハンナ・ホルボーン・グレイ記念特別社会学教授)山田昌弘(中央大学文学部教授)和田裕美(株式会社ペリエ 代表取締役)木山啓子(特定非営利活動法人ジェン事務局長)◆当日プログラム:1.オープニングスピーチ(経済評論家・勝間和代氏)「誰かのために」とはどういうことか?(仮題)2.Chabo!の報告(特定非営利活動法人ジェン 木山啓子)「Chabo!がかなえる社会貢献」(仮題)3.Chabo!著者によるパネルディスカッション~「社会貢献する社会人」とは?パネリスト:全出演者モデレーター:中央大学ビジネススクール 杉浦宣彦氏(Chabo!推進委員)「社会貢献する社会人」「利他的行動の社会的意義」をテーマに、社会や個人に対して貢献することによってどんないいことが起きるのか、またどのように行動を起こすと可能になるのかを、Chabo!著者の皆さまの立場&専門分野から語っていただきます。4.会場との質疑応答◆お申し込み方法:「第2回 Chabo!著者と読者の集い」事務局(chabo-event@jen-npo.org)まで、e-mailにて、住所、氏名、電話番号をご連絡ください。折り返し、事務局からe-mailにて「予約番号」と「お申し込み方法」をご連絡いたします。※メールの件名には、「チャボ!イベント申し込み」とご記入ください。※この時点でまだお申し込みは完了していませんのでご注意ください。※お申し込みには、クレジットカードとインターネット環境が必要です。<クレジットカードをお持ちでない場合>事務局(chabo-event@jen-npo.org)まで、住所、氏名、電話番号をご連絡ください。郵便振替の方法をご案内させていただきます。※メールの件名を「郵便振替希望」としてご連絡ください。また、大変恐れ入りますが、郵便振替の手数料はご負担いただけますようお願いいたします。◆主催:特定非営利活動法人ジェン◆協力:中央大学ビジネススクール◆お問い合わせ:ジェン東京本部内「Chabo!イベント事務局」(chabo-event@jen-npo.org / tel: 03-5225-9352)
2011/01/14
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午前中は、学長室ミーティング。それからホームページ打ち合わせ。昼食は、マグネットの大上・岩沢さんと、仙台から見えた富田さんという旧知の4人で学食で摂る。午後、学長と打ち合わせ。学部長と相談。リレー講座の最終回は学長の講義。テーマは「2011年・日本創生への視座」。 * 日本の人口は1966年の1億人から40年経った2007年の1.28億人になり、約40年後の2046年には1億人を割り込む * 100年前の1907年に4700万人だった人口は2007年でピークアウトし、100年後の2100寝には再び4700万人になる * つるべ落としの人口減少 * 2011年は平成生まれの成人が誕生し、戦後生まれの先頭世代が65歳の老人になる年 * まっとうで素直で優しい感性の若者と、歴史意識の低いたわいもない高齢者という構造 * 65歳以上の高齢者比率は、1907年に5%、現在20%、2025年30%、2050年39.6%。 * 定住人口の減少を補うために、移動人口を増やす。アジアのダイナミズムを取り込む。 * 観光立国にはリピータをひきつける装置が必要。金と情報。羽田空港国際化・LCC・中型国産ジェット・後背地産業などがセットだ。友人の中国・吉林大学の沈教授が来訪し、学長の講義を聴く。帰り際に沈先生を学長に紹介。本日のゼミは、3年生対象の就職の面接対策で、仙台から富田さんをお呼びしてじっくりと指導していただいた。富田さんは山形リコー・宮城リコーの社長を16年間務めた敏腕経営者で、採用する側からの視点で講義と実習をやっていただいた。面接以前の、ドアノックから始まって、挨拶、そして席に着くまでの動作と振る舞いを徹底的にそして具体的に練習。2時間ほどの練習でみんなずいぶんとすっきりした動作ができるようになった。厳しくも笑いの多い勉強になる時間だった。3年生9人、2年生7人が出席。富田さん、ありがとうございました!夕食は、富田さんと沈先生と多摩センターの京王プラザホテル。
2011/01/13
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多摩大メディア向け講座は、公文俊平先生のセミナー。九段サテライト。とても刺激的な講義だった。 * ソーシャルという言葉は危険な言葉から新しい意味を持ってきた。 * ポリティカルーーエコノミックーーーソーシャル * ソーシャルの時代:知識・情報の創造と通有。説得と誘導。智。情報智業・地球智場・衆智名声の獲得。協働を通しての共愉の実現。智業。贈与(互酬とシェア) * S字波:主要局面は、出現ー突破ー成熟。 近代は、1750年の軍事化、1950年の産業化、20世紀後半から始まった情報化の3つの波がある。現在はポストモダンではなく、ラストモダン。近代化の成熟の中の一局面。 * 21世紀は第一次情報革命、智民革命。情報智業、智民、地球智場。(情報)社会学。社会学に独自の対象が出てきた。情報化の出現局面。主権国家は定着局面・産業企業は成熟局面。 * NPO,NGO,などはネガティブな説明。智民革命! * 新しい大きな物語がこれからでてくる。 * 国家と企業のプラットフォームの上に、文化変容が起こる。個人主義から間人・間柄主義へ(meからusへ)。プライバシーは秘匿から公開・通有(謝礼・互酬)へ。個人所有から共同使用へ。量的発展から質的発展へ。短期・直接から長期・間接の設計へ。 * 日本?60年間隔の西欧化の長波。それそれ3つの小局面。 * 1880年体制(明治憲法)-1940年体制(昭和憲法)-2000年体制(平成憲法?) * 2001-20010年には、地方分権、e-japanなどその萌芽。2005年以降ついに情報化の上昇局面に入った。 * 無数の智業(NGO/NPO/CSO)の台頭。user(非消費者),neet(非生産者),hippy(非国民)。リークやパイレシーは突きつけている刃だ。 * 湯川「われわれを幸福にするソーシャル技術」「ソーシャルテクノロジーが与えてくれる精神的な豊かさを追求する時代の幕開け、その非常に初期の段階を歩み始めたばかりなのだ」 * 佐々木「言論パラダイムの転換」「独占・所有から共有・参照へと変わりつつある」「いずれこのパワーが集団行動へと昇華し、、」 * 東「文化的な価値とかシンボルは大切で、むしろそういうものを大切にする事で人は幸せになっていく。日本も文化的なものでヨーロッパみたいに自信を持つべきだ」 * 冷泉「インセプション(渡辺謙)という作品そのものが、ここ10年間のアメリカが日本のカルチャーに様々なものを学んできた一種の集大成、、」 * 五木「思想や学問や文化を成熟させることでしょう」「ギリシャになれ」 * Chikirin「イタリアになれ」「グローバル国家ではなく、超ドメ志向。オレの国がいちばんいいじゃん系」 * 初音ミク「死んだら日本に埋めてくれ」 * 日本:情報化(ソーシャル化)での優位確保(インフラ+プラットフォーム+サービス)参加メディア:読売新聞、フジテレビ、産経新聞、NHK,日本テレビ、など。---------昼は、財団法人日本総合研究所グループの新年会に参加。赤坂グランドパレス。野田会長、寺島理事長。---------------------------------- * ニコニコ生放送:民主党両院議員総会http://live.nicovideo.jp/watch/lv37229835 来場者55000、コメント60000 * 「図解身につく!ドラッカーの理論」(中経の文庫):7千部増刷の連絡。現在13刷で12万9千部。 * 「美に生きた細川護立の眼」(細川護熙編)読了。
2011/01/12
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世界各地で起きた紛争や自然災害などで、厳しい状況に置かれた人々の「自立」支援を行うNGOとして活発な活動をしているJENの事務局の木山さんと浜津さんが見えた。JEN(ジャパン・エマジェンシー・NGOs)というNPOは、「自立支援」を旗印に19ヶ国で160万人以上の人たちの支援をしてきた。http://www.jen-npo.org/このNGOは、Chabo!( チャボ )は、Charity Book Program( チャリティ・ブック・プログラム )を持っている。印税の一部を寄付するというプログラムで、以下のビジネス本を中心とした著者たちが名前を連ねている。Chabo!に登録されている本が売れると、その本の著者の印税の20%が 特定非営利活動法人JENを通じて、世界中の難民・被災民の教育支援、自立支援に使われるという仕組みだ。勝間 和代、酒井 穣、和田 裕美、小宮 一慶、竹川 美奈子、山口 一男、久恒 啓一、神田 昌典、高野 登、山田 昌弘。http://www.jen-npo.org/chabo/about/スーダン、新潟、スリランカ、ハイチ、アフガニスタン、イラク、パキスタン、、、こういうところが彼女らの現場である。このNGOへの協力の一環として、国際協力人材のためのコミュニケーション研修を寄付しようという申し出を行い、その打ち合わせのために見えた。まず3月行うことになった。-------------------------------------「日刊ゲンダイ」というサラリーマン紙がある。ビジネスマン時代は駅のスタンドでよく買っていたし、今でもよく読んでいる。この新聞からの取材があって、女性記者の小川さんが多摩大に見えた。テーマは「遅咲き」で、著書の内容以外には、江戸末期に活躍した渡辺崋山の人物論が主だった。崋山は、1万5千石という小藩の家老として飢饉を予測した施政などで大きな成功をおさめている。また世界の情勢に通じるために蘭学者たちとの交流も深かった。そしてライフワークであった絵画では当代一流で数々の名画を遺している。肖像画は特に優れていた。40歳で家老になった崋山は、農業や海苔の生産などに励む。報民倉という米の備蓄のための倉庫をつくり、その米を後の天保の大飢饉の時に放出し、餓死者がなく幕府から表彰もされている。紀州藩破船流木掠取事件、幕命の新田干拓計画助郷免除なども解決している。崋山の蘭学を通じて外国事情に明るかった田原藩は軍備の近代化にも成功していた。絵画には遠見番所という灯台も設置した。崋山は難破した漁民を届けようとしたモリソン号を幕府が打ち払った事件を「慎機論」で批判したという罪で、「戊じゅつ夢物語」を書いた友人の高野長英(1804年生まれだから崋山より11歳年少)らとともに捕らえられる。この蛮社の獄は、無人島渡航計画のうわさから出たもので10数名が捕らえられた。長英は永牢、崋山は蟄居を申しつけられる。「慎機論」では五大州のうちアメリカ・アフリカ・オーストラリアはヨーロッパの植民地となり、アジアでも独立国はペルシャ・中国・日本のみであり、その中でも西洋人と貿易などをしていないのは日本のみであると書いている。画家としての崋山は、線を主体とした東洋画に、立体・質感・遠近などの西洋画の手法を取り入れている。一掃百態図などは庶民の生活を描いた動きのある名画である。両国橋図稿など動きのある風俗描写も素晴らしい。また、人物画に優れ多く描いている。写生の中に、人物の性格も表現した。崋山と椿山(弟子)の人物画の企画展も開催されていた。鷹見泉石、佐藤一斎、林大学頭述斎、崋山像(椿山画)、ナポレオンなど多くの優れた人物画をみる。崋山の先生でもある佐藤一斎の絵を興味深く見た。崋山は19歳の時に学んでいる「年を重ね穏やかになった一斎」と解説がある。一斎夫妻像は夫80歳、妻73歳のときの全身像である。刀、扇子、脇差、烏帽子なども細かく描かれてある。一斎は有名な儒学者で、名言が多く、西郷隆盛なども一斎に大きな影響を受けている・「少にして学べば壮にして為すことあり 壮にして学べば老いて衰えず 老いて学べばすなわち死して朽ちず」という私が一番好きな言葉は、この一斎の言葉だ。一斎は1772年生まれで88歳の長寿を全うしている。美濃岩村藩の出身で34歳の時に幕府の昌平坂学問所塾長になっている大儒である。このテーマだけでなく、話は全般におよび楽しい時間を過ごした。13面の「会社に生きるサラリーマン」という面に、来週あたり記事が出るとのことだ。
2011/01/11
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昨年末に刊行した「遅咲き偉人伝--人生後半に輝いた日本人」(PHP)をテーマとした知研セミナーを下記の通り開催します。 * 1月25日(火曜日):19時から。 * 九段下の寺島文庫一階に最近オープンしたおしゃれな「文庫カフェ」が会場です。http://minerva-no-mori.net/誰もが陥る「中年の危機」、を克服した19人の遅咲きの偉人の生き方には、少子高齢社会を生きるための知恵が散りばめられています。松本清張・与謝野晶子ら多彩型、大山康治・野上八重子ら一筋型、寺山修司・徳富蘇峰ら脱皮型、そして森鴎外・新田次郎・宮脇俊三ら長く二足のわらじを履いて本望を果たした二足型の先達、彼ら以外にも遅咲きの偉人はたくさんいます。こういう優れた日本人を材料に今後の生き方を考える会にしたいと思います。少子高齢社会は、遅咲きの時代です!二次会は引き続き文庫カフェで開催しますので、一緒に語り合いませんか。申し込み:http://tiken.org/modules/news/article.php?storyid=67tiken.org@nifty.com「遅咲き偉人伝」(PHP)のアマゾンの書評7件は下記を参照してください。http://www.amazon.co.jp/dp/4569793193
2011/01/10
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「武士の家計簿」を観た。幕末から明治にかけての加賀藩の御算用者(経理係)をお家芸とする猪山家の三代にわたる物語である。当時の武家は出世すると体面を保つために出費が増えていき、そのまま放置すると破産し家屋を売り払い専用の長屋に住むことになる。猪山直之は家計の抜本的な立て直しを宣言し実行する。家財を売り払い、着物は三枚に限るなどして、膨大な借金の返済にあてて後に無借金となる。そういう中でのつつましく堅実に生きた親子の絆と家族愛を描いたほのぼのとした映画である。原作は磯田道史という学者の書いた「武士の家計簿「加賀藩御算用者」の幕末維新」(新潮新書)で、監督は森田芳光。主演の直之役を演じた堺雅人「「せめて毎日を誠実に過ごすには」ということを考えた時に、直之という人間は非常に興味深い生き方のモデルを差し出していると思うんです。」と語っている。その妻・お駒役を演じた仲間由紀恵は名演技だったが、「家族や自分の大切な人たちと一緒に日々を過ごす、ささやかだけど本当の幸せを感じていただけたら嬉しいです」と語っている。森田芳光監督。 * 原作は一種のビジネス書とも言えますよね。 * 今は、「反省の時代」だと思っています。 * シンプリ・イズ・ベストの大切さを伝えることができたら、とても嬉しいですね。原作者・」磯田道史氏は、1970年生まれの歴史学者で茨城大学人文学部准教授。03年、本作で第2回新潮ドキュメント賞を受賞している。 * 「なぜ支配階級の「武士がこんなに貧乏だったのか?」ということなんですね。 * 大学院生の頃から武士の家計簿を全国津々浦々必死に探し始めたんですが、、、どこにもない。、、かんだ神保町の古書店から連絡があって、「入払帳」と記された金沢藩士猪山家の家計簿が何と36年分も見つかりました。 * 最初は大学で日本経済史の授業をやるためのサブテキストのつもりで書いた原作が、サラリーマンの方々に多く読まれ、まさか映画にまでなるなんて全然予想できなかったですね(笑い)。藤沢周平の作品と同じテイストの映画だった。真面目に、つつましく暮らす下級武士の誇りを描いた作品だ。財産売却目録が興味深い。一番高い茶道具から、衣類、書籍、家具、そしてもっとも安い弁当箱までの合計は銀で2563.92匁となっており、「現代感覚」の数字がある。茶道具は110万円。妻の地黒小袖62万円、紅縮緬小袖42万円、四書正解22万円、詩作指南書等7冊14万円、机1脚3万2 千円、弁当箱4千円、、、。茶道具はこの時代にもっとも大事なものだったということもわかる。合計で1000万円をやっと超えるほどの財産がこの猪山家の全財産である。当時の給金がいくらだったのか、などを知りたくなったので、原作を読むことにしたい。こういう数字は実にリアルに当時の経済や生活実態を教えてくれる。身分に見合った人数の家来・使用人を雇わなくてはならない。その給銀や食費。拝領した屋敷の維持費。そして大きいのが親戚や同僚との祝儀や交際費用だ。また江戸詰であると藩からは十分な手当は出ないので二重生活は家計を圧迫する。そういう武士の日常生活がよくわかるので、この本は多くのサラリーマンがわが身と引き比べて興味を持ったのだろう。168年前という幕末の動きがある1840年前後から、西南戦争の明治10年前後までの金沢が舞台であり、時代の大きな変化による映像の動きもあり、楽しめる。直之の息子の成之は明治政府に仕えるのだが、そのきっかけは長州の大村益次郎だった。映画のパンフレットはそろばんの形をしているのもアイデアだ。「武士の家計簿」は、アイフォンやアイパッドのアプリが映画の公式HPでダウンロードできる。森田監督のインタビューや、撮影現場での映像も満載ということだ。こういう形で電子書籍が身近になっていくのだろう。HPを開くと、「百万石の金沢マップ」、「幕末検定」、家計簿の記念販売サイトなどもリンクしてあった。
2011/01/09
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学部運営委員会、多摩学研究会、インターゼミ、会食、、。------------------------10時:学部運営委員会。カリキュラム改革に伴うシラバスの指針が決まる、、、。12時30分:多摩学研究会。金先生と私の発表の番。私のテーマは「代表的多摩人研究」。13市32人の「代表的多摩人」を挙げて今後の研究のデッサンを述べた。16時20分:九段サテライトでインターゼミ。今年最初のゼミ。学長からは「ヒューマンリレーションマップ」と「アセットマップ」をつくり昨年と比べよ、進化しているかという問いかけがあった。その後、各プロジェクトに分かれて指導教員による論文のブラシュアップ作業に取り組む。「持ち時間付きゲーム」は来週まで。宮坂君と面談。19時:新宿で橋本先生と会食。-------------------------------内村鑑三「後世への最大遺物」(岩波文庫)1895年(明治27年)に行われた箱根におけるキリスト教徒第六期夏季学校での内村鑑三の講話。やさしく、ユーモアにあふれた話しぶりで、会場のいい雰囲気が伝わってくる。カーライルの「コロムウェル伝」、ブレーキの「デビッド・リビングストン」、頼山陽の「日本外史」、ジョン・ロックの「Human Understanding」、」カーライル「革命史」二宮金次郎「報徳記」、、などの例を豊富に挙げながら、人は何を遺すべきかを論じて心を打つ。 * 少しなりともこの世の中を善くして往きたいです。この世の中にわれわれのMementoを遺して逝きたい。 * 私はまだ一つ遺すものを持っています。何であるかというと、私の思想です。、、、私は青年を薫陶して私の思想を若い人に注いで、そうしてその人をして私の事業をなさしめることができる。、、著述をするということと学生を教えるということであります。 * 最大遺物とは何であるか。、、人間が後世に遺すことにできる、ソウして誰にも遺すことのできるところの遺物で、利益ばかりあって害のない遺物がある。それは何であるかならば「勇ましい高尚なる生涯」であると思います。 * 、、来年またふたたびどこかでお目にかかるときまでには少なくとも幾何の遺物を貯えておきたい。、、、この心掛けをもってわれわれが毎年毎日進みましたならば、われわれの生涯はけっして五十年や六十年の生涯にはあらずして、実に水の辺に植えたる樹にようなもので、だんだんと芽を萌き枝を生じてゆくものであると思います。 * アノ人はこの世に活きているあいだは真面目なる生涯を送った人であるといわれるだけのことを後世の人に遺したいと思います。
2011/01/08
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講義。告別式。多摩市長来訪。大学院講義。---------------講義では、「遅咲き偉人伝」を読んだ感想をいくつかもらった。この本では人生の後半にスポットを浴びた近代の偉人を4つに分類して紹介している。自分の人生を設計するには、過去にどのような人物がどのように生きていたかを知る必要がある。我々は短期的に成果を出せないと意味がないと思い込みがちだが、長期的に物事に取り組み成果を出し、年齢を重ねてから評価されている人がこんなにもたくさんいることを知った。「遅咲き」ということで、20代の自分にはあまり現実味が湧かないが、自分が年齢を重ねたときに、またこの本を読んで、どのように感じ、どのように考えるか楽しみである。時間がたってから「また読みたい」と思わせてくれる本だと感じた。---偉人の言葉というのはすごく重みがあって好きなので楽しく読まさせてもらいました。---生き方や名言など、改めて感動したり、考えさせられた部分が多かったです。特に与謝野晶子、野上弥生子は同じ女性として参考にしたい部分が多かった。-----------------------------------------親戚の告別式に参列。おごそかな葬儀だった。人生というものは厳粛なものだと改めて感じた。-----------------------------------------多摩市長が新年のごあいさつにみえて、諸橋学部長と一緒にお会いした。行政審議会への教員の参加、2月15日に予定している地域ゼミ発表会への市長や幹部への参加依頼、4月から開始予定の永山の「ビジネススクエア多摩」の運営、韓国KBSテレビによる多摩取材への協力依頼などが話題になった。また「多摩学」と関連して「多摩大鳥瞰図絵」について説明したところ、多摩市用にモディファイして差し上げることになった。その後、学部長と情報交換。----------------------------------------夜は、品川の大学院で授業。
2011/01/07
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11時から仕事始めにあたっての寺島学長の教職員へ向けての年頭の挨拶。45分。経営計画と経営管理の導入(PDCAサイクルの充実・事務局体制の整備)。学長室(長期方針・広報・地域連携、、の拡充)。教育の質的向上:キャリア教育・職業教育、手作り感、ゼミ中心、基礎教育、人間力、一味違う人材、構えに魅力のある人、歴史の上で、世界の中で、検挙と使命、一人の人間がいるには10代前(250年前)で2046人がいた、知性の原点はつながりと相関を組み立てること、世の中に向き合う、、。 * 教員・職員の質的向上:指導力と探究力、自己研鑽の覚悟、本気か、社会的課題へ向き合う、、、 * 大学というビジネスモデルの進化:120万人の新卒だけのビジネスモデルに未来はない、社会人向けの生涯ビジネスモデル、リレー講座はそのトライアル。少子高齢化への対処はアジアのエネルギーを活用、留学生比率の向上がサバイバルファクター、オーストラリアモデル(1年次英語・2年次英語と基礎半々、3年次それぞれの大学に編入)、留学生30万人計画を実体化するプラットフォーム、多摩大SGSが生きてくる、 * 多摩学を深める:グローバリティとローカリティの相関、よくフォロー、インターゼミの多摩学、地域活性化フォーラム、八王子サテライト、、。 * 三位一体の経営体制による総合力:段階的接近、財務上の三位一体による経営的自立、質的に高度に、 * 大学院:品川キャンパス問題に一定の方向感、ルネセンの廃止による本体への特化、社会人向けカリキュラム、プロジェクトエンジニアリングスペシャリスト、八王子サテライトの試験的導入、新卒対象のICTコースの新設、、、。 * 湘南:完成年度、グローバルとコミュニケーション、サービス・ホスピタリティマネジメント、英語、風も吹いてきた、入り口と出口、、 * 多摩:実績と安定運営、緊張感、手作り、ゼミ中心、経営課題への参画、 * 学生サポート:アメニティ、クラブ活動、インターンシップ、NPOボランティア、「予算がないから」から知恵と意欲で、その後は金もかけて、、 * OB会・後援会との連携今年初めてのゼミ。来週1月13日は面接対策実習、1月20日はゼミ発表会の予行演習、地域ゼミ発表会は2月15日。夕刻からは親戚のお通夜に参列。
2011/01/06
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正月に読んだ本から。武田恒泰「日本はなぜ世界でいちばん人気があるのか (PHP新書) (新書) / 竹田 恒泰 著」(PHP新書)-------------------寺島実郎「脳力のレッスン3 【送料無料】問いかけとしての戦後日本と日米同盟」(岩波書店)---------------------------「安岡生篤 活学語録カレンダー」から六中観(りくちゅうかん)死中、活有り(死んだ気になって頑張れば活路が開かれる)苦中、楽あり(苦の中に楽あり、楽の中に苦あり)忙中、閑あり(閑は忙中にあってこそ閑である)壺中、天あり(俗世間の中で、自分だけの世界を持つことの大切さ)意中、人あり(心の中に私淑する偉人やともに仕事をしたい人がある)腹中、書あり(座右の銘、愛読書を持っている)ーーーーーーー「知的生産手帳」から。本日生まれの偉人。三木清。大正-昭和時代前期の哲学者。明治30年1月5日生まれ。西田幾多郎(きたろう),ハイデッガーらに師事。昭和2年法大教授となり,唯物史観の立場から哲学を論じて論壇にむかえられた。5年治安維持法違反で検挙,20年再検挙される。昭和20年9月26日獄死。49歳。兵庫県出身。京都帝大卒。著作に「パスカルに於(お) ける人間の研究」「唯物史観と現代の意識」「人生論ノート」など。【格言など】決して失われることのないものが本来の希望なのである(「人生論ノート」)
2011/01/05
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週刊エコノミスト(1月4日発売号)「旬のテーマを読む」という書評コーナーに長田貴仁さん(神戸大学経済経営研究所リサーチフェロー)の「ドラッカー」が載っている。この中で「もしドラ」と「マネジメント」に続いて私の本も紹介されていて嬉しい。------------------------------「同コーナーにはブームに乗り10万部を超えた本も並ぶ。その1冊が久恒啓一「図解で身につく!ドラッカーの理論」だ。「文章と箇条書きを中心とするコミュニケーションはには本質的な欠陥がある」と言う著者が、「図解コミュニケーション」の考え方に基づき、言葉によるドラッカー理論を図で消化して読みやすく、いや見やすくした本である。本離れ、活字離れと指摘されて久しいが、出版不況のなかでドラッカー本が売れているという現象は、決して若い人が知識欲を失っているわけではないことを物語っている。経済学者や経営学者が、難しい内容を分かりやすく伝える努力をしてこなかった反動ではないだろうか。」-----------------------昨日は、横浜そごう美術館で「追悼 人間国宝 三代徳田八十吉展 煌めく色彩の世界」を観た。三代徳田八十吉(1933-2009年)は伝統のある花鳥風月の九谷焼に抽象とうい概念を入れ、200以上の中間色を創り出し、宝石のように煌めくグラデーション作品を発表した。長い九谷焼の伝統の中で、無形文化財の初代八十吉、県無形文化財の二代目八十吉、その上に立って三代は革命的な手法を編み出して重要無形文化財(人間国宝)になった。後を継ぐことをいやがっていたが、ある人に「そんなにイヤならやればいい。そうしたら新しいものができる」と言われて、その気になった。宝石のような煌めきと透明感を持つ抽象表現にという独自の表現に行き着いた。その作品は素晴らしかった。-----------今日の昼食は、野田一夫先生と寺島実郎さんと九段のグランドパレスで食べた。高度な情報ネットワークの中心にいる二人の会話を織り込んだ日本に衝撃を与えるビッグプロジェクトの大きな絵姿が浮かび上がってきた。個別の大型プロジェクトとそれを動かす人たちの動きを総合的にまとめあげていく運びに驚く。今年は面白いことになりそうだ。新春にふさわしい滑り出しである。------------------本日が誕生日の偉人。桂太郎。軍人・政治家。明治末ー大正初めに首相を三度務める。「弘化(こうか)4年11月28日生まれ。参謀本部にはいり,山県有朋を補佐して陸軍の軍制改革に着手。日清(にっしん)戦争に出征。第3次伊藤内閣などの陸相として軍拡政策を推進した。明治34年第1次桂内閣を組織,以後西園寺公望と交互に政権を担当。大正2年第3次桂内閣は護憲運動により2ヵ月で総辞職。陸軍大将。大正2年10月10日死去。67歳。長門(ながと)(山口県)出身。号は海城。【格言など】天が私を試しているのだ(長男の訃報に接して)」
2011/01/04
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吉田茂の見た夢独立心なくして国家なし「あなたは国家と国民がいちばん苦しんでいる時に登場され、国民の苦悩をよく受けとめ、自由を守り平和に徹する戦後日本の進むべき方向を定め、もっとも困難な時期における指導者としての責務を立派に果たされました。、、、あなたは、なにものにもまして祖国日本を愛し、誰よりも日本人としての自負心を抱いておられました、、、」。遅咲きで67才で総理になり、76歳まで第5次にわたって組閣し、89歳で亡くなった宰相・吉田茂(1878-1967年)の国葬の葬儀委員長を務めた佐藤栄作首相の弔辞である。吉田茂は第一回の生存者受勲で大勲位菊花大綬章をもらった。そのとき、養父・健三の墓前で「相続した財産はすべて使い切りましたが、こうして大勲位をいただきましたのでご勘弁ください」と報告している。終生のライバル・鳩山一郎との長い確執の果てに、吉田の後継候補であった緒方の自由党と鳩山民主党は1955年に合同し自由民主党が結成される。吉田から政権を奪った鳩山は自由民主党の初代総裁となった。その自民党は2009年の総選挙において、吉田の孫である麻生太郎から鳩山一郎の孫である鳩山由紀夫が政権を奪っている。まさに因果はめぐる。因みに1950年の自由党役員改選において、小沢佐重喜が幹事長に推薦される一幕があった。この小沢は、民主党の小沢一郎の父である。軽武装と引き換えに経済復興を優先する吉田の政治手法は、後に「吉田ドクトリン」と呼ばれ、成功する。そして吉田の最終目標は独立国の完成であった。アメリカとの同盟関係で防衛を依存することで吉田は、国民から覇気が失われることを恐れていた。そういう形が長く続けば、国の形をとってはいても、植民地と変わりはない。吉田ドクトリンはある過渡期における国家戦略であったのだ。これに対し、鳩山は、日米安保破棄、早期改憲、自主的な軍事力整備、そして日ソ国交回復が持論だった。孫の鳩山由紀夫の日米安保の見直し、北方領土問題解決へのこだわりは、一郎の路線の延長線上にあった。一度政権を退き返り咲いた吉田は結局6年二か月という長期政権を担当している。日本の歴代総理の中では、桂太郎、伊藤博文、佐藤栄作、に次ぐ記録である。小泉純一郎内閣は近来まれにみる長期政権であっったが、それでも5年5か月だった。所得倍増計画の池田、沖縄返還を実現した佐藤という吉田学校の優等生が、長く政権を担当し、吉田茂は隠居先の大磯で長くアドバイスをし続けたから、吉田の目標であった「独立国」へ向けての道を歩み続けたことになる。そういう意味で吉田茂という政治家は戦後もっとも影響を与えた政治家ということができるだろう。この本には、そういう経緯とともに、あるべき政治家像を語りながら、今日の政治状況に対する著者の義憤が垣間見える。吉田茂が見た夢を自分たちの世代で終わらせたくないという強い意志によって書かれた本である。戦後65年経った。そして冷戦後20年経った。そういう地点にいる日本は、吉田の恐れたように「独立心」が希薄になっている。惰性に流れることなく、国の行く末を考えねばならない時期に来ている。
2011/01/03
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今から百年前の1900年前後には、日本人による英文で書かれた名著が出現している。内村鑑三「代表的日本人」、新渡戸稲造「武士道」、岡倉天心「茶の本」である。これらの本はそれぞれその時代に大きな影響を与え、その後も日本についての紹介書として長く読まれ続けている。内村の「代表的日本人」は、日清戦争のさなかに書かれたが、後のアメリカ大統領ケネディが尊敬する政治家として上杉鷹山をあげたのはこの書の影響である。また新渡戸の「武士道」は、日露戦争に際してアメリカのルーズベルト大統領がこの書を高く評価していたことで、日露の仲介役を買って出てくれた。「代表的日本人」という書物には、日本人の名前で訳がついている。原文は英文だったので、後の日本人が日本語に翻訳したものを私たちは読んでいることになる。私が読んだのは岬龍一郎の訳で、1908年の再版版である。この書では代表的日本人として、西郷隆盛、上杉鷹山、二宮尊徳、中江藤樹、日蓮を挙げている。彼らを西洋文化の基盤であるキリスト教になぞらえて紹介するという手法をとっているのが特色である。西郷隆盛は、クロムウェル的な人物であり、キリスト教にもっとも近い陽明学の徒であるとし、西郷の革命であった明治維新において、新しい日本を健全な道徳的基盤の上に再構築しようとしたと紹介している。上杉鷹山は、聖書にある約束された王国がすでに異教徒の日本において実現されていたとして、「死を恐れぬ勇者」として紹介している。二宮尊徳は、道徳の力によって経済を復興させるというやり方で多くのプロジェクトを成功させたとし、印旛沼と手賀沼の干拓をレセップスのスエズ運河の成功とパナマ運河の失敗と比している。中江藤樹は、仏教を嫌い、朱子学を超え、キリスト教に近い陽明学んに辿りついた。孔子の進歩性の部分を受け継いだ陽明学を信奉した近江聖人として紹介している。日蓮は、ルターの宗教改革が聖書のみに基づいていたと同様に、仏教のあらゆる宗派を学んだ後に、仏陀の最晩年の教えである華厳経(法華経)を最高の経典であるとし、国をあげて信奉するという戦いをモハメットのごとくすすめたとしている。日蓮宗は純粋な日本の唯一の仏教である。内村鑑三は、キリスト教の聖人や殉教者になぞらえて日本の伝統である武士道を体現した人物を紹介しながら、西欧の人々の日本理解を推進しようとしたのであるが、百年後に生きる日本人に向けての強いメッセージにもなっている。「代表的日本人」という言葉は刺激的である。「何人にも遺すことのできる本当の最大遺物は何であるか、それは勇ましい高尚なる生涯である」(デンマルク国の話)という内村のメッセージは重い。高尚なる生涯を送ったより多くの代表的日本人を現代の日本人に向けて紹介することは崇高なる仕事である。
2011/01/02
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新年あけましておめでとうございます!いつもご愛読ありがとうございます。2011年の元旦、いかがお過ごしですか?私は大晦日に、「私人(家庭)・個人(ライフワーク)・公人(仕事)」として、昨年正月作成の計画と照らし合わせて総括を行いました。その結果今年やるべきことも見えてきましたので、2001年の計画を立てて新しいページを着実にめくっていきたいと思います。http://d.hatena.ne.jp/k-hisatune/20101231今年も、「人づくり」をテーマに、日本人のアタマの革命=図解コミュニケーション、日本人のココロの革命=人物記念館の旅、この二つの革命を推進していきたいと思います。拙著「遅咲き偉人伝--人生後半に輝いた日本人」(PHP)は、後者の第一歩です。今年は、個人としても公人としても、「電子出版」がキーワードになりそうです。楽しみながら挑戦していきたいと思います。昨年の近所の日枝神社のおみくじは「中吉」でした。「いそしみし しるしは みえて ゆたかにも こがね なみよる おやまだのさと」「わき目ふらずに一心に自分の仕事大事とはげむべし 些かも我儘勝手の気を起して色や酒に溺れるな」今年の運勢はいかに?本年の皆様のご多幸をお祈りしています。 久恒 啓一
2011/01/01
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