今が生死

今が生死

2008.02.24
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カテゴリ: 映画・DVD
昨夜NHK衛生で「シンドラーのリスト」を観た。ユダヤ人を使った会社の社長で大金持ちになったシンドラーが一人幾らの裏金をナチの上官に払って1100人の命を救った物語である。シンドラーは戦後、結婚と事業に失敗して失意の内に亡くなっているが、助けられたユダヤ人の子孫何千人もがその墓に石を捧げているところで終わっていた。

シンドラーは金儲けを第一とする事業家で、交友関係が広く、ナチの上官とも親しかったが、人間性を失っておらず、強靭な信念で、ユダヤ人を救ったのは大偉業で、永遠に称えられと思われるが救われた数は1000人強である。その他の600万人はナチによって殺された。

今ほど情報が発達していなかったかも知れないが、ユダヤ人が次々に捕らえられ、ガス室や強制収容所に送られていたことはユダヤ人には分かっていたと思う。それなのに反乱軍やテロが起こっていなかったことを不思議に思った。日本の天草四郎はキリシタン弾圧に立ち上がった。南アフリカのマンデラは残酷な黒人差別のアパルトヘイトに勇敢に立ち向かった。

ユダヤ人が蜂起してナチスに立ち向かったという記録がない。どうせ殺されるならヒトラーやその幹部を自爆テロでやっつけようとした人はいなかったのであろうか?平和時のテロは大悪事で到底許すことはできないが、あのような大悪事を働いていたナチをやっつけようとした人達がいなかったのかと不思議に思った。それほどナチが強大だったのかもしれないが、優秀なユダヤ人600万人があの悪魔ヒトラーにあのような苦しみを受けながら、みすみす殺されたのかと思うと悔しくてたまらない。

その時代背景、暴力相手との力関係、宗教の信念の強さなど様々な要因があり、手も足も出せないで家畜のように殺されざるを得なかったのかも知れないが、悔しい。ヒトラーは連合国に敗れて自害したが、その前にユダヤ人があらゆる手を使って戦いを挑むべきだったと思う。

人間を人間とも思わない悪魔的人間をのさばらせてはいけない。弁舌巧みに民衆を動かし、ドイツ人の心をつかんでしまったが、その人間は必ずその迫害した人達によって滅ぼされるという歴史を作ってもらいたかった。

私は無力で、不器用で、老体である。どうじたばたしてもあと数年、長くても十数年しか生きられぬ。普段はおとなしくしていてもヒトラーみたいな人が現れたら、どうせ死ぬのだから失敗して殺されてもいいから全智を絞ってヒトラーみたいな人をやっつけに行こうと心に決めている。





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Last updated  2008.02.24 21:25:52
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Re:シンドラーのリストとユダヤ人  
プリティーたあくん さん
映画の【戦場のピアニスト】にあるような世界が本当にあったのだろうか?と!私の中では想像も出来ませんが…(涙)
あの映画を見て!
生きるとかは何か…(涙)
ものすごい早さで頭の中に様々な出来事が流れました今の息子の難病との戦いも戦わなければ進まないのだと、毎日自分の恐怖と戦っています。
あなたのブログに出会えた事も私の力になっています。いつも力強い文章に尊敬しています。 (2008.02.24 22:28:17)

事実は映画より残酷  
楽天星no1  さん
プリティーたあくんさん
「あのような世界が本当にあったのだろか?」
・・・本当にあったのですね。何時殺されるか分からない恐怖は想像を絶することだったと思います。そのような恐怖に曝されてきたユダヤ人になんと言ったらいいか分かりません。人類が残した大きな汚点だと思います。2度とそのようなことを起こしてはならないと、世界中の人が心に強く刻み込んでもらいたいと思いました。 (2008.02.25 21:45:08)

ナチスに抵抗した人を描いた映画があります。  
昨年のオランダとどこかの合弁映画で、「ブラックブック」といいます。ボクのブログに軽く書いています。
http://plaza.rakuten.co.jp/lovingEuropeTrip/diary/200704140000/

ビデオかなにかで是非見てください。
いい映画です。

シンドラーのリストは個人的には好きではありません。 (2008.03.03 13:25:33)

Re:ナチスに抵抗した人を描いた映画があります。(02/24)  
楽天星no1  さん
ヒデオ1999さん
DVDを買って観てみたいと思います。ドラマとして大変面白そうですね。でもサマリイなどを読んだ限りでは抵抗グループの規模は小さく、その中で裏切りや足の引っ張り合いがあったみたいで、大きなうねりとなってナチを倒す所までいかなかったみたいですね。 (2008.03.03 21:58:14)

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