今が生死

今が生死

2018.09.15
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テーマ: 膵臓癌!?(5)
カテゴリ: 健康
今大学の消化器内科同窓会から帰ってきたところである。肝臓病が専門でC型肝炎はインターフェロンを使わないで内服薬だけで治る時代を作った立役者の一人で新進気鋭、教授になったばかりの本学出身の俊英が50歳代前半の若さですい臓がんで亡くなった。その追悼を兼ねていたのでいつもより大勢の同窓生が集まった。その先生がいかに優秀で仕事熱心で若手医師を厳しく指導したかなどが口口に語られた。今秋神戸で開かれる肝臓学会総会を控え、学会長を支える事務局長の立場で病床にありながら様々な努力をしてくれていた話には話してくれた学会長をする教授だけでなく聴いていた多くの同窓会員が涙した。ある先輩同窓会員が、今大学で診療、研究している優秀な先生方は是非すい臓がんの早期発見や治す方法を確立してもらいたいとスピーチしたが皆同じ気持ちだったと思う。
学生時代から極めて優秀だったその先生、これから益々の活躍が期待されていた矢先、病気発見から数か月で帰らぬ人になってしまった。最近では沖縄の知事、古くは千代の富士など多くの方々が若くしてすい臓がんであっという間に亡くなっている。医学者達は何をしているのか?の声が聞こえてくる。世界的にみると日本のすい臓がんの生存率は高い方だがそれでも5年生存率は数パーセント以下だ。(進行度によって多少生存率は異なるがそれらを合計すると昨年の統計で8.6%)
亡くなった先生の教え子達が中心になって是非ともすい臓がんで死なない方法を確立してもらいたい。





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Last updated  2018.09.15 23:23:17
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