今が生死

今が生死

2026.05.27
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カテゴリ: 生き方
カシワバアジサイ

昨日の朝の6時25分からのテレビ体操の前にNHKの合唱コンクールの課題曲「まだ旅の途中」という合唱風景が映されていた。作詞は歌手のあいさんで詩の内容はどんなに辛い苦しいことがあってもそれは旅の途中の出来事でそれらはみんな自分の経験になり宝物になっていくのだという内容だった。旅の目的地は何処なのかについては、例えば進学、就職、恋愛、理想の達成など目標を達成した状態と言うことらしかった。様々なことで落ち込み、打ちひしがれている少年少女達に対してそれは旅の途中であり、それはなんら打ちひしがれる必要がないので元気を出しなさいという励ましの歌だった。
6時25分のテレビ体操が始まる前の隙間時間の映像だったが妙に私の心に突き刺さった。あいさんが想定していた人達は若者だったと思われるが、老人に対しても同じだと思った。若者たちの旅の途中で起こる出来事は友人とのいさかい、何度も挑戦したが失敗続き、彼氏、彼女に振られた、少しも進歩しない自分の能力に対する失望等だと思われるが、老人になると疲れやすくて思うことがなかなかできない、背中や腰が曲がって北京原人みたいになった、歯や顎が悪くて噛めなくなった、尿が近くて漏らしてしまうのでどこにも行けない、等自分の健康に対する悩みや苦しみが多くなっているが苦しみは同じだと思う。やはり旅の途中なのだと考えると心が軽くなりそうに思えた。老人の場合は旅の目的地は安楽死に定めている人が多いが、その目的地だと未来がパッと開けるというイメージにならない。
あいさんは老人の旅の目的地は想定していなかったようだが、老人は自分達でそれを作る必要があると思った。旅には必ず目的地がなければならないとはかぎらない。人に親切して自分もまた他人から親切にされて楽しい旅だったということもある。先が短い老人は壮大な理想とか計画などは描きずらい。その人の満足する生き方が旅の目的地でいいのではないかと思った。
老人になっても上記のように、体の悩みを中心に様々な悩みがある。でもそれは旅の途中の出来事でくよくよしたり、落ち込んでばかりいては楽しくないし、いい旅とはいえないと思う。「人生全て旅の途中の出来事と思え」は全ての年代の人に言えることで、この世を少しでも楽しく生きる方便だと思った。





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Last updated  2026.05.27 20:36:28 コメント(6) | コメントを書く


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