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ニューヨークスタイルの洗練されたチョコレート・パイよりどろくさいミシシッピー・マッド・パイがたべたいと思う、今摩天楼には土がない土着のぶこつさをマッドに沈殿させてたゆとうミシシッピー川岸辺で釣り糸を垂れる少年と少女の瞳にはうす茜に暮れなずむ木々、家々、人々、船舟のはしゃぎや喘ぎが記憶の蓋からいつも漏れきこえているトランペットはアルファベットではなくサウンドを歌ったあの夕凪がいまもずっとつづいている銅い首にかけられたクロスはごぶとい黒い紐の標のように罵りの言葉に罪をかけるイエローキャブをすべりおりる色々信号の橙と青ほどの魚でもなく、meaninglessな銃口の意味をしらない悲しき赤は道を失い留め置かれる島の真珠はa wide islandに帰され、サンセレルモの証人たちを生むだが止まらないスシ・バーの回転、今ではTOKYOという黄色い文字は人ではなく、金の棲む街をさしているようだ私のミシシッピー・マッド・パイが、どこかしこに現れては消える…広げたウィングのずっと向こう蜃気楼にも映らず、風のなかつかむのはかつて旋回した言葉“Do you know what American Dream is?It’s that working hard makes a next generation or further generations happy.”星は沈みまた昇る日も沈みまた昇る幾つもの闇と光にも、瞳は生まれ変わり…
2013.12.28
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みみのなかに ゆきがふるとおい とおい ふれられない 白さでけれど ふれてくる ぬくもりでしあわせな ペチカの 冬はいるのでしょう
2013.12.27
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あられ まあるい とんととんとんちきゅうのフライパン はじいて はねるふゆのつちのうえではおおきな おおきな 白が ふくらんで歩んできた きのうのうえに まあたらしい うさぎが うれしそうに うまれてゆきます
2013.12.26
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街は やわらかなあしどり 12月の 透色ベルを ふるふる しろい羽がふる 雪のように 音と色がふりつもります
2013.12.12
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晩い秋が、陽に色を孕み、心に、ふれるたび震えるたび赤や、紅や、銅《あか》や、黄の葉を生まれさせると、あとで、決まって分かれてゆく、ありがちな季節の道にほんの少し、少しずつなのに12番目の月に籠もる、とても、とても、白い色彩が泡やかな光りを子ねこのいたいけない瞳のように収縮させながら生きて、息して、やわらかに此処に降りてくるだけで、それだけで、瞬きに佇んでしまうから名前のない樹々を生きものたちの精一杯のニッチに刻んで、刻み足で、ちいさな森の地図が歩みを積みかさねては言葉たちに存在していてして、存在していないものたちの、青と蒼を溶かし、溶かし込み、ああ、ほら、それは午睡の空の色だよと捲ったり待ったり、行ったり来たり…落ち葉と、うさぎの耳とガラス窓と、りすのしっぽと光る湖と、かもの羽とそうしてふっと小首を傾いだような初々しい冬の日に名前のない樹々はふれようとして12番目の月に籠もる、とても、とても、白い色彩…
2013.12.07
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1.夜になればそこいらの酒場に身を潜める色づく言葉たち屠ればいいさ、どうせきみだけのリズム2.ひどい目眩と嘔吐で読めやしない地球の与り知らないコラージュでアースを語るのかい3.線抜き線引き間《あいだ》空き貫いてばかりじゃ味気ないたまには、もぐらの顔見せてよ
2013.12.01
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