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私の住んでいる街はいつになく、私と同い年の若者は少ない。かつては高度成長期の頃、人々は新しい文化を求めこの街に住み着いた。家は縦に伸び高層化が始まり、この街で育った子供達はいつの間にかこの町を出て行き、親達はいつまでも、この高層ビルの家で一生を終える。子供の頃母の勧めで始めたピアノもいつの間にか弾かなくなり、姉妹で奪い合う様にしてバイエルを弾いていたあの頃が懐かしい。「あのさー、お前の言う事全て正しい訳じゃ無いだろう??俺、お前と別れるよ」人を好きになった事は初めてじゃ無い、だけど、十代の頃と違い全てを衛に賭けていた。身も心も全て。別れてみてわかった事がある。「私、こんなに衛さんの事好きだったんだ」家族にも衛の事は紹介をしたし、仲の良い友達もいつも一緒だった。終わる時はあっけない。。「お姉ちゃん元気出してね」母の優しさに私は一人涙した。私は部屋の片隅に物置き場と化したアップライトのピアノを見つけた。あの頃は何もかも上手く行っていた。私は又ピアノを弾き始めた。人は何故こんなに悲しい思いをするのか?あんなに愛した日々を忘れて。サヨナラStupid war傷つけ合うのはもうたくさん。春を待つ花の様に私も待っている。。。神様は何故こんなにも悲しい想いばかりを連れてやって来るのか?私は時々あなたの存在が判らなくなる。あなたが幸せになってくれる事がきっと私が幸せになれる事なんだと、思っていたのに。。。きっと、悲しみは幸せになる為の試練なんだね。寒い冬が永遠に続かないのと同じ様に、永遠に夜も続かない。きっときっと、まだ見ぬあなたと会える事を私はいつまでも信じて居たい。 A dream comes true♪。。。(僕の友達、くるみらいさんへ) 梅吉屋
2005.12.31
いつも、遊びに来てくれてありがとうございます。。。。本年の最終企画として、貴女が主人公!!でウメがショートストーリーを書く!!という企画を立てました。勿論常連の方に基本的には限らせていただこうと思っております。詳しくは私宛にメールをくださってもOKです。どなたにするかは、私ウメの独断と偏見です。取り合えずショートストーリーを書くにあたって質問事項があります。1.今までで一番夢中になれた事。2.こんな恋愛経験、もしくは恋愛をしている。3.こんな夢がある。4.現在住んでいる町、5.今働いている仕事。6.こんな事を読者に伝えたい。。。大体こんな所かな??私が逞しい想像力を生かし、書き上げます。勿論ショートストーリーですが。。。震ってご応募下さい。。。。まぁ、常連さんの方が書きやすいと思いますけれど。。。。ご応募お待ちしております。 梅吉屋
2005.12.31
男達の大和/YAMATOを銀座で観てきました。と言うのも、うっちさんのBLOGを読んでいて、昨日決心しました。長渕ファンである僕はある程度、角川春樹さんと仲が良く、長渕が主題歌を歌わせてくれと原作を読んで言ったとかで、興味はあったのですが、正直、右寄りな作品だったら嫌だなぁ~と何で今更YAMATOなんだろう?ましてや、靖国問題でどうなんだろう??と考えていたからです。でも、そんな心配は吹き飛びました。純粋に日本人が忘れてしまった気持ちを思い出させてくれました。彼らの未来は僕達のお爺さん達や戦争で亡くなった方から、確かな形で受け取っているのだなと。(僕のお爺さんも戦争で亡くなっている。)お隣の国の愚かな戦争の侵略もあったのも事実だけれども(否定はしないよ)お詫びすべき事だから。だけれども、愛する人の為に死んで行った人が大半だろうと思う。その人達を否定する訳には行かないと思うのだ。もし、最愛の人の為に命を捧げる事が出来るだろうか??そんな、心が美しいと思いました。硬いテーマなので、今日は男同士でこの映画を観ました。。(笑)今の日本には大切な事だと思うよ!!皆さんにも、ぜひ、お勧めいたします。。。
2005.12.30

思えば長い長い道のりでした。僕に長編小説なんて書けるのかなぁ~と毎日書いて来てやっと一つの形になりました。電車男??バカヤロー!!オイラはもっともっと、現実味のある小説を書くんだぁ~!!と、横目でみながら書いてきました。結果は来年の7月、七年目の恋でタイトルと同じ7だね(笑)皆さんとのお約束を守りましたよ。応援今まで本当にありがとうございます。来年も二作目、三作目と精力的にがんばっていきます。コメントいつもありがとう。それでは、郵便局に行ってきます。
2005.12.30
今日は一日掃除をしていた。午後から、お買い物に出掛けた。クリスマスを過ぎると確かバーゲン!近所のGAPに足を運んだ。。最近休みの日はデニムを履くリーバイスが僕のお気に入り。。仕事では、スーツ姿なので、美容室とか行くと以外な顔をされる。やはり、オンとオフの落差という物を上手く演出したいものだ。勿論、メガネも変えるのだが。。今日はピンクのセーターがGAPでバーゲンになっていた。これが、どうして中々似合う。。厚手のジャンバーの中はなるべく薄手の暖かい物がいい!!車を運転する時にジャンバーは脱ぐからねぇ~。やはり、冬場は着るものも暗いトーンが多いから、ピンクのセーターは以外にも、デニムのパンツにも良く似合う。。取り合えずお取り置きをしてきた。。さて、今日はお友達と僕の好みの女性のタイプの話になった。僕は結構シンプルな人が好きなのだ、健康的で、痩せていて、そうだなぁ~一昔前だと、シンクロの小谷ミカコさんとか、最近は、長谷川京子さんとか、個性的な女性に引かれるかな。。そうだなぁ~、女性の内面的な部分では母性本能の強い人に魅かれるなぁ。逆に嫌いなタイプは簡単、暗い奴、ネチネチしつこい人、マイナス思考で人の話を聴けない奴!!場の雰囲気を読めない女!!人の気持ちのわからない女の人もダメかな。友達は仕事の出来る、美人タイプを想像していたらしい(笑)飲み屋じゃ、心ときめかないですからぁ~!!僕が素晴らしいと想う人は案外普通の人らしい。。最近オイラがダメなのは、黒木瞳さんなんかウザイね!!すいません、黒木さんにはなんの恨みも無いんだけれど、ダメなんだよねぇ~!!さぁ~オイラも来年に向けてパワーアップしないとな!!
2005.12.29
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恐るべし、布袋寅泰!!久々に脳天勝ち割られました。いや~、ドライブのお供にしたら、かなりスピードオーバーですな。私的には今年のナンバーワン!!このCDで決まり!!と、言うのも最近I PODに凝っていて、カード買ってダウンロードしてみたのよ!!ビデオクリップのダウンロードできるのだけれど、いや~、がんばってる!!やりますなぁ~!!オイラはやっぱ、ロックが好きなんだねぇ~としみじみ。。。。BAD FEELING なんて、ぴったし来る!!ついでに、BE MY BABYもオイラの気持ちにぐっと来る。。。スリルもいいねぇ~!!暴力的だな!!こういうカッコいいの無いもんなぁ~!!若造にはムリっしょ!!星 ★★★★★ です!!さぁ~明日は車で聴ける様セッティングだぁ~!!ぜひ、皆さんにお勧めの一枚ですぅ~!!
2005.12.28
あなたしか居ない。私はあなたと旅に出た。年上のあなたは私にとって初めての人。友達や家族は「唯、お前はまだ若いのだから、色々な恋をするべきなんじゃないか?一人の人で人生を決めてしまうなんて、もったいないと思わないか?」父親は私の目も見ないでそう言った。「家を出よう」私は決心した。彼はフリーのコピーライターで仕事の傍ら小説を書いていた。「唯、俺必ず売れてみせるから」彼はいつも私の事を一番に考えてくれた。そんな彼に何も出来ない私はいつも有難うの言葉の変わりに彼の肩をマッサージしてあげた。子供の頃から父の肩を叩いてきたので肩叩きは年季が入っている。私は固く小さな拳をリズミカルに細かく叩いて行く。肩を叩くリズムは狂う事なくまるでドラムロールの様に彼の肩を叩く。「唯は上手だなぁ、いつも俺だけ叩いて貰って悪いな」彼は満足そうに笑う。私が彼にしてあげられる事なんか、そんな事ぐらいしか出来ないから、笑ってしまう。「暫く二人で旅に出ようか?」私は静かにうなづいた。年末人は新しい年に向け新たな希望を胸に忙しく働く。私たちは家路を急ぐ人達を横目に品川のコーヒーショップで待ち合わせをした。取りあえずの着替えをボストンバッグに詰め込み家を出た。今度いつこの街に帰るのかわからないけど、悲しくはなかった。品川のコーヒーショップで、窓際に彼は座って新聞を広げていた。「唯、席を取って置いたよ」彼は椅子の上の荷物を退けた。彼は路線図を広げてこれからの旅を得意気に話し始めた。私は彼の肩にもたれその話しをおぼろ気に聞いた。後悔はしない、私にとってあなたがすべてだから。。。
2005.12.27
今日も一日ご苦労さまです!クリスマスも終わり都内は相変わらず何処もかしこも大渋滞。都内の仕事は電車で移動、今日はいつもの先輩と鼻の下長くして銀座のクラブに同伴出勤待ちですぅ!朝までコースですな~。その待ち時間にオイラは日記更新と!まぁ、男のおつきあいですぅ~。まぁ、お水の世界は勉強になります。大物を育てるのも、彼女達が育てる様な物。課長、島耕作も色々と夜の女性から学び出世するんだよなぁ~!ああなりたい物ですな。人脈は夜創られると言っても過言じゃ無いですな。虎穴に入らずんば虎じを得ず~。白でも無く黒でも無い奴らが夜の街を寛ぐ。間もなく彼女達がやって来る。どうも、この世界に馴染まない自分も、いつかは楽しくなるのだろうか?おっとそろそろ時間だ!それでは、又明日!
2005.12.26
こんばんわ。。。後、4時間後には仕事です。(笑)だけど、快調です。一つの仕事をやり遂げなくては、明日今年一年の結果がでる。ギリギリまで、諦めない折れない心のお陰で、最後の最後に運を呼び込めたベテランらしい仕事だ。最後の1件をやれるかやれないか?でこの一年の目標が達成できるか??出来ないか??会社にとっても僕にとっても、最善か無か?なのだ。その役目が僕の腕にかかっている。失敗は許されないし、油断も許されない。。一つのミスが何千万の損失に繋がる。怖気づくかい??それとも大胆に戦うかい??最後は己との戦いなのだ。負けるわけにはいかない。。幾らかの緊張感の中僕は勇気をある人に頂いた。。僕はギャンブラーじゃない!!でも、あなたには僕の全てを賭けて守りたいと思っている。全てを失っても、僕は果敢なチャレンジャーでありたいと思う。馬鹿が付くほど正直な自分の潔さに、自分でも驚いている。失う物など、僕には何も無いのだから(笑)そんな、自分のまだ若い気持ちが、ここち良いのだ。。。
2005.12.25
駅チカで、ピザを三ピース買った。帰って缶ビールでも開けるつもりだ。今日も仕事が終わり品川駅のカフェで一息、ああ何て幸せなんだろう?仕事もあれば、好きな物もクリスマスじゃ無くても買える。帰る家もある。健康でこうやって働ける。神様に感謝です。毎日がスペシャルデーです。幸せそうなカップルを横目に、今夜は多めに見ましょう!ケーキを売っているお店も店じまい!働く人はお疲れ様!去年はバーに出掛けたっけ?まだまだ働かなければ、友達のゆみたん♪は明菜ちゃんのディナーショーに無事に着いたかな?オイラはこれから電車の中だな!それでは、みなさん、楽しいクリスマスを。
2005.12.24
今日は一日がかりで、小説を原稿用紙に落としていました。印刷を終えた作品「七年目の恋」は何と、200字詰めの原稿用紙で、278ページに及びました。生まれて初めて書いた長編小説に感無量、感激でした。今日は応募先に規定の確認を済ませ、最後にあらずじ書きと、登場人物の表紙を入れれば完了です。今日の休みは久々に楽しかったです。東京の首都高速はどこも大渋滞でした。やはりクリスマス前と言う事もあり大変な混みようでした。今日はお目当ての友達を誘い急遽、汐留めICで高速を降りて、有楽町で待ち合わせをして、食事をしました。どこのレストランも混んでいるのを予想していたので、銀座の行き着けのイタメシ屋に誘いました。ここも混んでいましたが、そんなに待たずに食事にありつけました。そのまま帰るのも芸が無いので、僕からのクリスマスプレゼントとして、お茶に誘いました。ニューヨークバーの夜景です。街明かりのイルミネーションはまるで、クリスマスツリーの様でした。まぁ、何も期待せず(笑)いっしょに食事を出来るひと時と言うのは大切です。多くの言葉はいらないでしょ?? 思いは言葉にするものでは無いから。。。。言葉が必要になる様に、都会の地平線から登るお月様を眺めお願いしました。チョット気の早いクリスマスイブでした。。。PS-サンタさんはまだ、東京の上空にはやって来ていませんでした。
2005.12.22
久しぶりです。小説脚本の締め切りも迫ってきました。初心貫徹お陰様で印刷して、応募する所まで何とかこぎつけました。ここの所、皆さんもそうだと思うけど、忘年会続きでメチャクチャです。仕事の方は波に乗れない状態が続いていますが、まぁ、営業の仕事はそんな物と前向きにやっています。勝ち続ける事が出来れば一番いいのですが、そうも行かない所にこの仕事の本質があるように思えます。最近美しい人を書きましたが、プライベートでも同じ様な体験をしておりまして、運命の不思議さをしみじみ感じています。神様は、きっと苦しい事と引き換えにいい事も用意されているみたいです。とにかく何が起ころうと、平常心で居られるように努力しないといけないな、と最近思うわけです。まあ、不定期ながら、又書いて行こうと思います。ここのブログが楽しいのは、ライブみたいに、反応がダイレクトに反映する事だね。何か書くと、興味ある無い様だとダイレクトにアクセス数が増える。今日も来てくれてありがとう。ボチボチ始めますので、よろしく頼むよ!!それでは。
2005.12.20
今日は人の金で飲ませて貰った。ボトルの空いたヴィンテージワインのボトルとシャンパンボトルでボーリングが出来そう程開けた。自分がわからなくなる位飲んでも、酔えない自分がいる。リバースもせず、僕の目は一点を見つめていた。ギャルソンはボトルのコルムを開けると「テイスティングを」と言い、グラスにワインを注ぐ。僕は酔っている。「これじゃ無いな!ソムリエを呼んでくれ」ソムリエは慌ててやって来る。「デキャンタージュしたほうが良くないか?」彼はワインを一口、口に含むと「はい、只今!」と言うとデキャンタに1997年物のワインをサーブし始める。その後、もう一軒でクラブに付き合いで行った。勿論ごちだから、帰りますとは言えない。。。立ち代り入れ替わり若い子が席に着いた。話す事も無いので僕はショーを眺めていた。メールアドレスを聞かれたが、営業されるのも面倒なので、メールは不器用な物でやらないと答えた。携帯の番号を聞かれたので、こっちから電話するよ!!で、名刺だけ貰った。何処をどうやって駅に行ったのか??客と別れて何とか無事自宅へ着いた。今日も仕事、明日も仕事なのだ。。。。。。
2005.12.19
人はこの世を去る時魂は何処へ行くのだろう?僕は、人は輪廻により、また生まれ変わるのだと信じている。人は何回も何回も生まれ変わる。大切なあの人の記憶が失われても、きっと僕は彼女を探し続ける。彼女の記憶無い僕は彼女に逢えるのだろうか?この広い世界でたった一人のあの人を。僕はそんな事を考えると、切なくなった。僕は前世でこの人に恋をしてどんな夢を見たんだろう?そう考えると切なくなった。人は何故恋心を持ったりこんなに切なくなるのだろう?僕は努めて冷静に自分を客観的に保つ努力をした。僕は何故?あの人を美しいと感じるのだろう?だって世の中には、美しい人はたくさんいる。色っぽい人、艷のある人、そのどれにも彼女はあてはまらない。話し方、声、仕草、そして、その姿どれを取っも、僕には魅力的なのだ。そんな事を考えて彼女を見て居るときに丁度、母親とはぐれた子供を彼女が面倒を観ていた。「お母さんがもうすぐ迎えに来るから、お姉さんと遊んで居ようね」僕は、基本的に子供にはあまり興味が無い方なのだが、冷静に見ていた僕は息を飲んだ。彼女の笑顔はまるで未だ見た事の無い笑顔、そして、そこの場所だけが明るいオーラで包まれ始めた。僕は、声すら出せず唖然とするしかなかった。「ああ、この子なんて幸せな笑顔をするんだろう」僕の頭はおかしい?のだろうか?僕はすっかり呆然とするしかなかったのだ。。。。
2005.12.16
好きとか、惚れるとか、言う前に美しい人に出会った時、その人の回りの時間が止まってしまう。もう、一生そんな想いを持って人と接する事は無いだろうと、僕の心は封印した。期待しちゃダメだよ何事も。もっとクールに生きて行かないと。嫉妬に狂ったり、恨んでみたりしたら、負けなんだから。愛なんて永遠では無いのだから。「貴方は私を愛しているから、一緒にいるんだよね」そんな事をカミサンに聞かれた。「何でそんな事聞くの?当たり前じゃないか」僕は自分の吐いた言葉に寒気がした。「愛するより、愛される方が幸せな事もある」僕はカミサンのプライドを傷つけ無い様に僕からプロポーズした。今まで付き合ったタイプと違う人。熱くなる事も無い、たまに、冷たい人だと責められる。もう、僕の心はどこかに熱い気持ちは置いて来てしまった。もう、昔みたいに心から笑う事は無い。いい暮らしと引き換えに、僕は生きて行くんだと、覚悟を決めた。だから、きっと美しい人と出会ってしまった時僕の心のどこかが壊れて涙が溢れてしまった。
2005.12.15
あの人は優しい。会話のひとつひとつにも、とても気を使っているのがわかる。私があの人の事で知っていることは、あの人は私より一回り近く年上だと言う事と奥さんとの間に子供が居ない事。だからと言って特別な関係では無い。今まで、私は年上の人と付き合った事がない。「おっ、元気そうだね!日曜日は彼氏とデート?」私はいままで年下の彼氏しか付き合った事がなく、気が付けばお互い自然消滅で音信不通になる。私の何処が気に入らないのだろう?時々私は切なくなった。「彼氏はいませんよ!みんな、どこかに行っちゃうんですよ」だって本当の事だから。「良く言うよ、みんな、影に隠れて泣いているんじゃないの?」あの人は笑っていた。「順一さんの奥さんてどんな人なんですか?写真とか持って居ないんですか?」あの人は笑って答えた。「持って居ないよ。愛妻家じゃ無いんだ」あの人が一瞬寂しそうな顔をしたのを私は見落とさなかった。あの人の背中は寂しい。私が知っている年下の彼等とは違う。人は何で上手く行かないんだろう?永遠の愛を誓って暮らしているのに、何故?とあの人の寂しそうな背中を見ていると思う。私は幸せになれるのかしら?そんな考え事をしているとあの人は、ニコニコと笑顔で私に言う。「君って性格いいよな、世の中の男は見る目が無い訳だ」あの人は優しい。
2005.12.14
長い長い人生の中で、心を動かされる人と言うのは、なかなか居ない。僕はテレビ局の仕事を17年やってきている。好きとか嫌いに関わらず、仕事柄色々と有名な女優と会って仕事をしたり、今をときめくアイドル達とも仕事をしてきた。時代の最先端とも言うべき仕事で夜は夜でプロダクションの接待で銀座のクラブへと出かける。遊びにも歳相応、女性の扱いにも慣れているつもりだ。しかし、僕の心はあの時から動かない。人生は不思議だ。とても好きだった人とは学生時代に別れた。「順一、貴方がこれから住む世界と私は似合わないから、サヨナラ」僕はただ、君に誉めて欲しかっただけなのに君は去って行った。「ねぇ、僕は何か君にいけない事でもしたかい?」僕にとって君は最初に愛した人であり、最後に愛した人でもあるのかもしれないと思った。僕はいつの間にか会社でベテランと呼ばれた。同期の奴らは、「順一はいいよな?うちなんて、子供が来年成人式だぜ!」僕の心の時計は止まったままだった。いや、永久凍土に閉じ込められた君への想いとこの世に対する絶望感を、仕事と言う名の麻酔薬で誤魔化して来たのかもしれない。ある朝僕らは出会った。その美しい人に僕の目は釘づけにされた。「おはようございます。」僕はまるで亡霊にでも出会ったみたいに、彼女の姿に魂が吸い込まれて行くのが自分でもわかった。何で彼女の事を僕は知っているのだろう?この懐かしい感じは?あの声もあの笑顔も、あの話し方も?こんな感じ方は、10年前に結婚した妻にも感じた事がなかった。不覚にも、彼女をそっと見ているだけで、涙がこみあげて来る?忘れ去られた記憶が甦る様な感覚に僕は胸を抑える。何故僕は彼女を見ただけでこんなにも切なくなるのか?わからないのである。
2005.12.13
きっと、20××年には、飛躍的に世界は進歩しているはずだ。僕は子供の頃、図鑑に載っている未来予想図を食い入る様に見ていた。だって、江戸時代から明治時代が文明開化によって着物は洋服に変わり、サムライは刀から鉄砲へと武器を変え日本は凄まじい西洋文化の導入により大きく変わった。きっと、僕が大人になる頃には、もっと世の中は進歩しているはず。。電車は、リニアモーターカーになり、月旅行に行き月に人間が住み、学校は無くなり、代わりにテレビを観ながら自宅で勉強するようになり、街には電気自動車が走っているはずだ。。。。21世紀は素晴らしい。。2005年、朝起きたら僕は大人になっていた。。。。テレビの中には、仮面ライダーや、ウルトラマンは居なかった。土曜の夜の8時だよ!全員集合はやっていない。ドリフターズは解散したのか?後でわかった事は、リーダーのいかりや長介は亡くなったらしい。夜遅くまで、お店は開いている。セブン イレブン電話は、コードが無く、持ち歩ける無線電話を皆持って歩いている。テレビは何度も録画と言って記憶させ、持ち歩く人もいる。。。町並みは大して変わって居ないが、道幅は広く高いビルが建ち、家には、パソコンと呼ばれるテレビの延長の様な物があった。。。。僕は目ま苦しく変わる画面を覗き込みながら、気分が悪くなり、気を失った20××年、アップル社は新しい画期的な商品を開発した。コンピューターに思い出を映像として残す事が出来る商品Dプロジェクトを開発。これは、ヘッドホーンの様にコメカミに電極をあてて目を瞑ると、脳の中にある思い出の引き出しから過去の思い出をコンピューターに記録し、途切れた思い出を編集し、又、この電極を装着して、目を瞑ると瞼に鮮明なイメージを映像として写し出す事が可能となる。持ち運びには、同社のヒット作品i pod を連想させる様な記憶装置によって持ち運びが可能となる。90歳の僕はこの機械を購入した。「ボクハ、ドノジダイニカエリタイノダロウ?」母が元気だったあの頃に戻って、親孝行をしてみたいと思い他界した母が元気だった頃に戻ってみた。。「ホントウハ、モットチガウジンセイヲサガシテイルハズダ」僕はハタチの頃とても愛していたあの人の所へ僕の記憶を辿っていた。しかし、何度繰り返してにても結末は残酷な物だった。僕は何度も何度もやり直そうとして記憶を辿ったが記憶のプログラムを変える事は出来なかった。記憶の中の子供の頃過ごした海の見える家。。。今はもう帰りたいと思わなくなっていた。その後アップル社はこの商品Dプロジェクトをリコールで回収した。若者が思い出の再生のしすぎで、思い出から帰って来なくなってしまったからだ。。僕はこの商品Dプロジェクトを痴呆症のフリをして、回収の手を逃れた。「コノキカイコソ、ワタシガイキテイルアイダデイチバンスゴイハツメイナノダ」そして思った。「サイゴハオモイデニヒタッテシニタイ」しかし、残念な事に僕にはもう帰りたい場所は無くなっていた。最後の瞬間僕は神から素晴らしい思い出を頂いた。。走馬灯の様に次から次へと、忘れていた思い出が蘇った。。「アア、スバラシイ、ニンゲンノサイゴニハスバラシイモノガヨウイサレテイル」ふと、無意識の中に命の最後を悟った。。。「ニンゲンハ、サイゴニタイムマシーンデタビニデレルモノナンダ」僕は又、宇宙に旅立つのだった。。。。
2005.12.04
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